JPS62175355A - 複写機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、同一のシート原稿から複数枚の複写物を得る
ために、シート原稿を収容した給紙カセット内において
露光済原稿と未露光原稿とを上下に仕切る仕切板を有す
るシート原稿給送制御装置を備えた複写機に関する。

複写すべき複数枚のシート原稿を給紙トレイ内に収容し
、給紙トレイからシー１〜原稿を一枚ずつ露光部に自動
的に給送し、その露光済原稿を上記給紙トレイ内に送り
戻して同一のシート原稿から複数枚の複写物を得るよう
にした複写機は、たとえば、実開昭５０−１５３４２８
号（実開昭５１−６６４４５号）に記載されている。こ
の複写機は、露光済原稿と未露光原稿とを給紙トレイ上
において上下に分離するシート分離部材を有するシート
原稿給送装置を具備しているが、上記シート分離部材が
どのように駆動され、またどのような状態で積重ねられ
たシート原稿上に置かれるのか、あるいはシート原稿に
どのような影響を与えるかについては、上記実開昭５０
−１５３４．２８号の明１ｌＩＩ書には開示されていな
い。

本発明は、複写すべきシート原稿を収容する給紙カセッ
ト内において、露光済原稿と未露光原稿とを区別する仕
切板に、給紙カセット内のシート原稿を損傷したり、原
稿給送動作に支障をきたしたりしない好適な動作を与え
たシート原稿給送制御装置を備えた複写機を提供するこ
とにある。

本発明の特徴は、水平軸の回りに回動自在の仕切板が、
給紙カセット内の未露光原稿に対してその自重で圧接し
ていること、仕切り板の回動によって作動するスイッチ
を有すること、このスイッチが作動したとき、仕切り板
をその自重による回動力向と同じ方向に、かつその自重
で再び仕切り位置に戻り得る位置まで回動させる仕切り
被駆動装置を具備することにある。

以下、図示の実施例によって本発明を説明する。

第１図は本発明を実施するに適した複写装置の一例を示
す。シート原稿向＃Ｉ搬送装置ｌは給紙カセット２と給
紙カセット２内のシート原稿を一枚ずつ給紙する給紙ロ
ーラー３と透明ガラス板よりなる原稿載置台４の上部に
回転移動可能に設けられたエンドレスベルト５と、シー
ト原稿を反転して再び原稿載置台４に向かって送り出す
第１のシー＋−ｔａ送装置６と、エンドレスベルト５か
ら送り出されたシート原稿を給紙カセット２に搬送する
第２のシート搬送装置７とから構成されている。

給紙カセット２内には両面シード原稿Ｓが第１頁を上向
きにして頁順に積載収容されている。この給紙カセット
の底部先端に開口が形成されており、この開口部に給紙
ローラー３が対応して設けられシート原稿Ｓを下から１
枚ずつ給紙する。給紙されたシート原稿Ｓはエンドレス
ベルト５と原稿載置台４とで形成されるニップへ送り込
まれる。

エンドレスベルト５は給紙ローラ３の回転開始と同時又
は給紙カセット２からシート原稿が給紙されたことを検
知して回転を開始するように調節されている。エンドレ
スベルト５は最初は図に示しているように実線矢印方向
に定速回転している。

このエンドレスベルト５は二つのローラ５ａ＋５ｂ間に
掛は回された複数の帯状のベルトから構成されており、
このベル１〜間にストッパー５ｃ、５ｄが配置されてい
る。ストッパー５０は原稿載置台４と接触しており、シ
ート原稿Ｓの先端と係合してその移動を停止させる。一
方ストッパー５ｄは持ち上げられてシート原稿の移動を
妨げない位置にある。シート原稿Ｓがストッパー５０と
係合する時期にエンドレスベル１−５の回転は停止し、
次いで露光作動が開始する。露光装置８は互いに１対１
／２の速度比で原稿載置台４と平行に移動する第１反射
ｆｆ１９と第２反射鏡９Ｏ及びインミラーレンズ１１、
第３反射鏡１２とから構成されている。第１及び第２反
射鏡９．ＩＯは矢印方向に移動して原稿載置台４上のシ
ート原稿Ｓを露光し、それぞれ符号９’、１０’で示す
位置まで往動した後、初期位置へ復帰する。感光体１３
は矢印方向にＶなる速度で移動しており、その表面にシ
ート原稿Ｓに対応する静電潜像が形成され、これを可視
像化した後、転写紙の第１面に転写する。露光されたシ
ート原稿Ｓは、再び回転されたエンドレスベル１〜によ
って第１のシート搬送装置へ送られる。シート搬送族に
６はシーＩ・原稿Ｓを反転させて再び原稿載置台４に向
けて搬送するように構成されており、それは一対の給紙
ローラー６８，６ｂを有している。

シート原稿が給紙ローラー６ａ、６ｂに到着すると。

一旦その搬送が停止され、次の露光準備のためエンドレ
スベルト５が点線で示す矢印方向に逆回転を始めると、
シート原稿Ｓの搬送を再び開始する。

この時ス１−ツバ−５０は不作動位置にあり、ストツバ
−５ｄが作動位置にあってシート原稿Ｓの移動を停止さ
せる。シート原稿Ｓはその第２面を原稿載置台に向けて
置かれ露光装置８によって同様に露光走査される。感光
体１３に形成されたシート原稿Ｓの第２の面に対応する
像は、先に転写の行われた同一の転写紙の裏面に転写さ
れる。このようにして両面シート原稿Ｓの転写紙表裏両
面への両面複写が完了する。

一方、露光がすべて完了したシート原稿Ｓは、再び回転
の開始されたエンドレスベルト５によって第２のシート
搬送装置７に送られる。この第２のシート搬送装置７は
、シート原稿Ｓを上方へ搬送する搬送ベルト７ａと複数
のローラー７ｂとから構成されており、シート原稿Ｓは
このシート搬送装置７によって１回反転させられ、再び
給紙カセット２へ戻される。

給紙カセット２の後端部分には仕切り板１４が装着され
ている。この仕切り板は給紙カセット２の中に収容され
ている一群のシート原稿Ｓの上部に位置しており、第２
のシート搬送装Ｍ７からのシート原稿Ｓが未露光のシー
ト原稿と一緒にならないように区別している。

そして残りの両面シート原稿Ｓが同様の工程を経て仕切
り板１４上に第１頁を向上きにして頁順に積載される。

最後のシート原稿Ｓが給紙カセット２から送り出されて
、仕切り板１４の下にシート原稿Ｓの存在しないことが
確認されると、所定サイクルの複写工程が終了する。

次に１枚のシート原稿から複数枚のコピーを得る場合に
ついて説明することにする。両面複写装置にソーター装
置が装備されていない場合には上記の複写サイクルを所
定のリピート回数だけ繰り返せば、一枚ずつ頁順に並べ
られた複写物が、リピート回数の組だけ出来上がること
になる。即ち。

仕切り板１４の下にシート原稿Ｓが無い事を検知した時
、プリセットカウンター（図示されず）からリピートの
指令が来ると、仕切り板１４を給紙カセット２の上から
退避させて、その上に積載させていた一群のシート原稿
Ｓを給紙カセット２の内に次の給紙準備のための完全に
収容する。以下この動作を繰り返すことによって複数の
両面複写物が得られる。

一方、ソーター装置が装着されている場合、或いは、シ
ート原稿Ｓの循環を１回で済ませたい場合には、シート
原稿Ｓが原稿載置台４の上に置かれたとき、露光装置８
によってリピート回数だけ１度に同一頁の露光を完了さ
せるようにする。このような方式であればシート原稿Ｓ
は何回も給紙カセット２から給紙されることが無いので
、傷付いたり、破損する機会も減少せられるやしかしソ
ーター装置が無ければ複写終了後製本する場合には仕分
けが必要である。

次に書籍等のブック原稿から両面複写或いは片面複写を
行う場合には、シート原稿自動搬送装置Ｉの一部分であ
るエンドレスベルト５を原稿載置台４上から退避させろ
よう、適当な部分を回転中心にして旋回可能に設けてブ
ック原稿の複写を可能にする。

第２図は本発明の実施例を示す。給紙カセット２９内に
はシーＩ・原稿Ｓが第１頁を上向きにして頁順に収容さ
れている。シート原稿Ｓは最下位のものから一枚ずつ給
紙ローラ３１によって給紙される。

給紙されたシート原稿Ｓは搬送ローラー１７を経て露光
部１８を通過する。露光部１８の上部には、搬送ベルト
１９が回転しており、シート原稿Ｓの搬送と露光部１８
への密着を行っている。シート原稿Ｓは露光ランプによ
って露光され、第１図に示したような露光光学系によっ
て感光体へその光像を投影される。露光の完了したシー
ト原稿Ｓは、第１図に示すようなシート搬送ベルトと複
数の搬送ローラーとによって１回の反転の後、給紙カセ
ット２９に露光された面を上向きにして積載される。給
紙カセット２９の後端部分には仕切り仮４３が装着され
ており、Ｗ光済のシート原稿Ｓと未露光のシート原稿Ｓ
とを区別している。

仕切り板４３はその基端を軸・１４に固着されており。

軸４４は支持腕４５に回転可能に支承されている。ｌｆ
’１ｌ１４４の一端にはカム板・１６が固設されている
。一方、基板４７（第３図）に１没けられた軸・１８の
廻りに回転可能に取の付けられたＬ字形のレバー、１９
は、その一端をばね５０ａ、　５０ｂに連結されており
、他端にはピン５１が設けられ、このピン５１はカム板
４６と係合するように構成されている。ばね５０ａの一
端に取り付けられたソレノイド５２がオフ状態の時はレ
バー４９はばね５０ｂの作用により実線位置にあり、ピ
ン５１はカム板４６との係合が外されている。従って仕
切り板４３はその自重によって給紙台２９内のシート原
稿Ｓの上に乗っている。シート原稿Ｓが給紙ローラー３
１によって給紙されると仕切り板４３は自重で下降し、
給紙台２９内のシート原稿Ｓの全ての給紙が完了すると
給紙台底板２９ｃの仕切り板４３の下方に形成された切
り欠き２９ｄを通ってその通路内に設けられたマイクロ
スイッチ５３を押す。

仕切り板４３の上に積載された既に所定の処理の完了し
たシート原稿Ｓば、再び給紙台２９上に次の給紙の準備
のために置かれる。ところでマイクロスイッチ５３から
の信号と、プリセットカウンター等の信号によってさら
に給紙動作を行わねばならない場合には、ソレノイド５
２が付勢されてばね５０ａをしてレバー４９を時計方向
に回転させ、ピン５１をカム板４６と係合させて仕切り
板４３を同様に時計方向に回転させて給紙台２９上のシ
ート原稿Ｓ上に自重で乗せるようにする。

次に上述の各装置の制御について簡単に説明する。まず
プリセットカウンター２６に１枚のシート原稿から複写
すべき所望の枚数を入力する。プリセットカウンター２
６と、スイッチ５３は演算制御回路２７に接続されてお
り、この演算制御回路２７からのクラッチＣＬｌｌＣＬ
２にそれぞれ操作信号が送られている。搬送ベルト１９
はクラッチＣＬ、を、給紙ローラー３１はクラッチＣＬ
、を介してそれぞれ駆動装置２８に連結されている。ク
ラッチＣＬ、及びＣＬ２は給紙カセット１５内に収容さ
れているシート原稿Ｓの枚数だけ動作し、それと同時に
スイッチ５３により仕切り板４３の下にシート原稿Ｓが
無くなった事が　、検知され、演算制御回路２７をして
ソレノイド５２を作動させて仕切の板４３を給紙カセッ
ト１５上から退避させろ。以下スイッチ５３からの信号
の数とプリセットカウンタ、−２６との比較を行い、所
定の複写物が得られた場合には自動的に複写物が停止す
る。

なお、ｎ枚の両面シート原稿からｎ枚の両面複写物を得
る場合には、受光素子から演算制御回路へ入力される信
号の数２ｎである場合に複写動作が停止することは言う
までもない。

本発明によれば、給紙カセット内において、露光済原稿
と未露光原稿とを区別する仕切り板が。

その自重でシート原稿に圧接するようになっているので
、シート原稿を損傷したり、給紙動作に支障をきたすこ
とのない常に一定の軽い接触力を以て露光済原稿と未露
光原稿とを仕切ることができろ。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が実施される両面複写装置の一例を示す
概略構成図、第２図は本発明の実施例を示す側面図、第
３図は第２図の平面図である。 ２．２９・・・・給紙カセット、３，３１・・・・給紙
ローラー、２６・・・・プリセットカウンター、２７・
・・・演算制御回路、４３・・・・仕切り板、５３・・
・・スイッチ、Ｓ・・・・シート原稿。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数枚のシート原稿を収容する給紙カセットと、上記給
   紙カセット内のシート原稿をその底部から一枚ずつ分離
   して露光部へ給送するシート分離給送手段と、 上記露光部で露光されたシート原稿を反転し上記給紙カ
   セットの上方に導く原稿搬送路と、上記露光済原稿と上
   記給紙カセット内の未露光原稿とを上記給紙カセット内
   において上下に仕切るための部材であって、軸の回りに
   回動自在であり、上記給紙カセット内の未露光原稿に自
   重で圧接しており、未露光原稿が上記給紙カセット内に
   無くなったとき自重で回動する仕切り板と、上記仕切り
   板の回動によって作動するスイッチと、 上記スイッチが作動したとき、上記仕切り板を、自重に
   よる回動方向と同じ方向に、かつその自重で再び仕切り
   位置に戻る位置まで回動させる仕切り板駆動手段と、 一枚のシート原稿から複写すべき所望枚数を設定するプ
   リセットカウンターと、 上記スイッチが作動したとき上記仕切り板駆動装置に作
   動指令を発する演算制御回路と からなり、 上記スイッチから上記演算制御回路への信号の数と上記
   プリセットカウンターに設定された枚数とを比較して所
   定の複写物が得られたとき上記シート分離給送手段によ
   るシート原稿の給送を停止させることを特徴とする複写
   機。