JPS62175077A

JPS62175077A - スクリ−ン上に再生される映像記録の輝度信号の像解像を変更するためのフイルタ−回路

Info

Publication number: JPS62175077A
Application number: JP61264126A
Authority: JP
Inventors: ゲルト・ライメ
Original assignee: Standard Elektrik Lorenz AG
Current assignee: Alcatel Lucent Deutschland AG
Priority date: 1985-11-09
Filing date: 1986-11-07
Publication date: 1987-07-31
Also published as: IT1213526B; IT8622226A0; DE3539816A1; DE3539816C2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［技術分野〕本発明は、スクリーン上に再生される映像記録の輝度信
号の像解像を変更するために、映像ヘッド（ビデオヘッ
ド）とＦＭ復調装置との間に、ビデオレコーダーの再生
チャンネルの周波数変調された輝度信号を復調するよう
に配されたフィルター回路に関する。

〔背景技術〕

受信装置によって発生させた振幅変調された輝度信号は
、映像情報担体例えばビデオテープへの記録のために、
ＦＭ変調装置において、周波数変調された輝度信号に変
換される。黒と白との間の輝度信号の範囲は、この場合
に３．４ＭＨｚと４．４Ｍ１（ｚとの間の周波数によっ
て表わされる。振幅変調輝度信号を周波数変調輝度信号
に変換する際に、輝度を表わす周波数帯の両側に側波帯
が現れる。これらの側波帯は、輝度の像解像が高いほど
それだけ高くなる。これによって成立する下側波帯の低
周波側は、１Ｍｌ１ｚ以下の帯域に変位させた色搬送波
周波数帯によるしよう乱をさけるために約ＩＭＨｚに制
限される。上側波帯は、映像ヘッドの周波数推移によっ
て、伝達にもはや寄与しない程度まで減衰させる。この
制限と周波数変換と周波数推移の押上げとによって発生
した位相欠陥（走向時間の差によって条件付けられる３
）は、完全には補償されないため、特に記録担体上に記
録された下側波帯の周波数が位相欠陥を示すことがあり
うる。

記録された映像信号を再生する場合に、周波数変調輝度
信号の再生チャンネルの回路装置に、走向時間の差によ
って、やはり周波数依存性の位相欠陥が発生するため、
再生チャンネルのＦＭ復調器による周波数復調によるじ
よう乱信号が、振幅復調された有効輝度信号に付加され
る。そのため、例えば位相欠陥によって、輝度立上り縁
がスクリーン上に多重に結像される。これらの多重の像
は実際の輝度立上り縁の反射として現れる。特に、スク
リーン上に再生される輝度像の輝度解像は、輝度周波数
帯の下側波帯の外側周波数の伝達、欠陥によって相当に
低下する。

従来の映像記録装置においては、この欠陥を解消又は低
減させるために、周波数変調された輝度信号の再生チャ
ンネルにフィルター回路を接続する。このフィルター回
路は、調節可能であり、少な（とも輝度周波数帯の下側
の外側周波数の領域において、ＦＭ復調器の信号人力部
の周波数推移を押上げる。Ｈ・バールのフィリップス・
ハンドブック・　「アレス・ニーバー・ビデオＪ　１９
８０゜１４５〜１５０頁によって公知のビデオレコーダ
ーによれば、フィルター回路として、増幅器が使用され
、この増幅器のコレクター電路には、いわゆるクーシャ
ンツ周波数推移修正回路のスイッチング素子が接続され
ている。輝度周波数帯の下側波帯のところの周波数推移
は、この回路装置によって押上げられるか又は押下げら
れるため、映像の品質かそれによって変更される。

前出の文献の８４〜８９頁に示された別のビデオレコー
ダーの周波数変調された輝度信号の再生チャンネルには
、高域フィルターとして形成された分圧器か接続してあ
り、この分圧器によって輝度周波数帯の下側波帯の限界
周波数が変えられるため、スクリーン上に再生される輝
度像の解像が変更される。

位相欠陥によって、下側波帯に周波数欠陥が現出され、
この周波数欠陥は、輝度周波数帯の周縁又は外側にある
周波数としてＦＭ復調器に作用し、下側波帯の振幅を押
上げる場合に、線方向に走る黒又は白のピークをスクリ
ーン上の輝度の立上り縁に生成させる。そのため、この
形成のフィルター回路の補正に当っては、スクリーン上
に再生される輝度像の解像と輝度の立上り縁のところの
ピークの発生との間に調和点を見出さねばならないため
、この形式のフィルターを最適に設定することは、再生
される映像の輝度の内容を満足に再生させることにはな
らない。

〔発明の開示〕

従って、本発明の課題は、スクリーン上に再生される映
像記録装置の映像の輝度成分の高解像度に設定しても、
輝度の立上り縁の走査線方向の反射又はピークがほとん
どか全く見えないように、冒頭に述べた形式のフィルタ
ー回路を構成することにある。

この課題は、本発明によれば、特許請求の範囲第１項の
構成によって解決される。

本発明に従って形成された回路装置は、特に、周波数に
依存した位相推移をひき起こし、この位相推移によって
、走向時間の差に基づいてひき起こされた周波数依存性
の位相欠陥は、位相補償を十分に適性に調節した場合に
、反射だけでなく、輝度の立上り縁のところの走査線方
向に向けられたピークも、床几に除かれることにより、
スクリーンを見ている人がもはやそれを識別しえず、し
かもスクリーン上に再生される映像の輝度成分の高解像
度が実現されるように、補償される。そのための回路装
置は、比較的廉価に製造でき、臨界でもないため、映像
機器の量産に特によく適合している。

特許請求の範囲第２項以下には、本発明の好ましい実施
態様が示されている。即ち、特許請求の範囲第４項の構
成によれば、本発明によるフィルター装置の構造要素の
製造公差の補償が特に容易になる。特許請求の範囲第３
項の構成によれば、本発明によるフィルター回路の構成
要素及び信号値の偏値か相当に大きくなっても、フィル
ター回路の作用が失なわれないように、その信頼性が高
められる。そのため、フィルター回路の回路構成におい
て、調節可能な構成要素及び余分な補正操作は不要にな
る。

次に本発明の好ましい実施態様を図面に基づいて一層詳
細に説明する。

〔発明を実施するための最良の形態〕

第１図には、映像再生装置（ビデオ再生装置）の輝度信
号の再生チャンネルが図示され、この再生チャンネルに
おいて、映像形成担体１上に記録された映像形成装置（
ビデオ形成装置）の映像信号は、映像ヘッド２によって
走査され、イメージ筒４のスクリーン３上に再生される
。映像情報担体１は、基本的に、第２ａ図に略字した２
つの周波数帯を包含している。図示した例では、周波数
ｆ１の下方に、伝送しようとするビデオ映像の色情報を
表わす周波数帯５（搬送周波数５６２ｋＨｚ）がある。

輝度信号Ｙを表わすための周波数帯は、約ＩＭｌｌｚの
限界周波数ｆ１に始まり、約４．８ＭＨｚの周波数ｒ５
に達している。輝度の特徴を表わす輝度周波数帯６のカ
ットオフ周波数ｒ３は、輝度「暗い」　（黒）に対応し
、輝度周波数帯のカットオフ周波数ｒ４は、輝度「明る
い」　（白）に対応する。輝度周波数帯６の下方カット
オフ周波数１３には、側波周波数帯７が続いており、こ
の側波周波数帯７は、テレビ信号の振幅変調された輝度
信号の変調変換に際して、映像情報担体１上に記録され
た周波数変調された輝度信号中に発生した側波周波数を
含んでいる。輝度周波数帯６のカットオフ周波数ｆ４の
」三方には、上側波帯８の残り（周波数Ｃ５に至ってい
る）が続いている。第２ａ図において、輝度周波数帯６
について、変換曲線９が図示され、この曲線において、
成る１つの輝度値を特徴付けるテレビ信号の振幅は、２
つのカットオフ周波数１’３．　ｆ’４の間の成る対応
した周波数に変換される。

再生すべき輝度信号のための伝送チャンネルは、周波数
復調器１１（ＦＭ復調器）を含み、この周波数復調器は
、映像ヘッド（ビデオヘッド）２により走査されて周波
数変調輝度信号ＹＦＭの再生チャンネル１５のフィルタ
ー回路１４と２つの増幅装置１２゜１３とを経て伝送さ
れる輝度信号を振幅変調された輝度信号ＹＡＭに変換し
、この輝度信号ＹＡＭを再生回路■６に供給する。再生
回路■６は、振幅変調された輝度信号と図示しない色信
号チャンネルにおいて伝送される色信号Ｆとでもって、
イメージ筒４を制御する。

周波数変調された輝度信号ＹＦＭをＦＭ復調器において
振幅変調輝度信号ＹＡＭに周波数変調する場合に、輝度
周波数帯６の下側波帯７の周波数は、重要な役割を果し
、振幅変調された輝度信号の品質に１０当に影響する。

走向時間の差によって、各々の回路装置において、ＦＭ
復調器の信号人力部１７の前方に、側波帯７の周波数の
周波数依存性の位相のずれが起こり、この位相のずれは
、輝度の立上り縁の後方に、これらの立上り縁の反射を
スクリーン上においてひき起こすと共に、輝度像の解像
度を高くするために側波帯７のところで周波数変調輝度
信号の再生チャンネルの周波数推移を押し上げる際にＦ
Ｍ復調器（１を、輝度立上り縁をこえて遅延させること
により、いくつかの走査線については、輝度の立上りが
輝度の立上り縁の後方において初めて発生することによ
り、輝度の立上り縁には、これまで成立していた輝度の
ピークが走査線方向に成立する。

第３図には、輝度の立上り縁１８とこの立上り縁に続い
ていてこれよりも強度のそれぞれ低い２つの反射線１９
．２０とを有するスクリーン３の一部分が示されている
。第３図には、輝度の立上り縁１８のところに短時間突
出するピーク２１　　も示されている。下側波帯７のと
ころで再生チャンネル１５の周波数の推移をもちあげる
ことによって達成されるべきスクリーン３上の再生ビデ
オ映像の輝度の解像力は、これらの反射線１９．２０及
びピーク２１によって相当に劣化する。

周波数変調輝度信号ＹＦＭの再生チャンネル１５の増幅
装置１２．１３の間のこのしよう乱を除くために接続さ
れたフィルター回路１４は、第１分路２２中に、インダ
クタンス２３と可調節コンデンサー２４とを含み、これ
らは前置された増幅装置１２の出力インピーダンス２５
及び後置された増幅装置１３の入力インピーダンス２６
と共に、直列共振回路２７を形成している。直列共振回
路２７のインダクタンス２３及びコンデンサー２４は、
共振回路２７の共振周波数ｒ６が周波数変調された輝度
信号の輝度周波数帯６に含まれるように値が定められて
いる。図示した実施例によれば、この共振周波数ｆ’［
ｉ　（約５ＭＨｚ）は、第２Ｃ図に示すように、輝度周
波数帯６の上カットオフ周波数ｒ４よりも少し高い。更
に、この共振回路２７の共振曲線２８は、輝度周波数帯
６の周波数の振幅が大きくはいろいろに弱められず、変
動の差異ＤＡがせいぜい３ｄＢとなるように推移する。

更に、共振曲線２８は、直列共振回路２７が側波帯７の
外側の限界周波数ｔ”ｔに大きくは影響しないように選
定されている。共振曲線２８は単に分路２２と共に、フ
ィルター回路１４の出力信号の振幅に従った周波数の推
移を表わしている。これに所属する位相特性曲線２９は
、第２ａ図に示されている。

これらの曲線２．！１．２９は、インダクタンス３Ｌと
オーム抵抗３２とから成る直列回路３０（フィルター回
路１４の第１分路２２と並列に接続される）によって影
響され、直列回路３０は、外側の限界周波数ｆ１及び輝
度周波数帯６下側波帯７の周波数ｒ２のところで押上げ
曲線２８を階段ステップ３３のように押上げると共に、
周波数（’２（フィルター回路１４の出力部３３のとこ
ろで周波数特性曲線のステップ３３が直列共振回路２２
の共振曲線２８に移行する周波数）のところで位相特性
曲線２９を変曲させて極値３５を形成することにより、
位相曲線３６（周波数変調輝度信号ＹＦ）ｔの周波数依
存性の位相欠陥を床几に補償する）を形成する。この補
償のため、輝度周波数帯６の下側波帯７の外側端におい
て周波数特性曲線２８／　３３が振幅に従って相当に押
上げられているにも拘らず、輝度の立上り縁１８のとこ
ろの反射１９．２０と立上り縁１８に短時間現れるピー
クとが消失する。ＦＭ復調器１１の出力３７のところの
振幅変調輝度信号ＹＡＭの周波数推移の直線性は、直列
回路３０の抵抗３２の抵抗値の調節によって影響される
。

抵抗３２の抵抗値は、ＦＭ復調器の出力３７のところの
周波数依存性の振幅の推移が可及的に直線状となるよう
に設定されている。この場合にフィルター回路は、その
パラメーターの変動に対して特に臨界ではない。

フィルター回路１４の直列回路２７のコンデンサー２４
は、図示した実施例において調節可能に形成されている
。共振曲線２８へのステップ３３の入り口のところの周
波数ｒ２は、コンデンサー２４の容量の変更によって変
更することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、映像再生装置の輝度信号の再生チャンネルの
ブロック回路図、第２ａ〜２ｄ図は、記録信号の周波数
帯、輝度信号の振幅依存性並びに第１図に含まれるフィ
ルター回路の出力部の周波数推移曲線及び位相曲線を示
す線図、第３図は、スクリーン上に表示される輝度像を
輝度の立上り縁と共に示す部分的な平面図である。符号の説明６・・・輝度周波数帯、１４・・・フィルター回路、１
８・・・立上り縁、１９．２０・・・反射線（反射）、
２２・・・第１分路、２５．２８・・・インピーダンス
、２７・・・直列共振回路、２８・・・直列共振曲線、
３０・・・抵抗、３１・・・インダクタンス、３２・・
・オーム抵抗、３３・・・ステップ、「６・・・共振周
波数、ＹＰＭ・・・輝度信号、ＤΔ・・・変動の差異（
変動範囲）。

Claims

【特許請求の範囲】１）スクリーン上に再生される映像記録の輝度信号を変
更するために映像ヘッドとＦＭ復調装置との間に、ビデ
オレコーダーの再生チャンネルの周波数変調された輝度
信号を復調するように配されたフィルター回路であって
、フィルター回路（１４）の第１分路（２２）が、その入
力側及び出力側に接続されたインピーダンス（２６、２
５）と共に、直列共振回路（２７）を形成し、直列共振
回路（２７）の共振周波数（ｆ６）が、周波数変調され
た輝度信号（ＹＦＭ）の輝度（４）を特徴付ける周波数
帯（６）の領域に含まれ、フィルター回路の出力（３４
）に発生した直列共振回路（２７）の共振曲線（２８）
が周波数変調された輝度信号の周波数帯域内において曲
線値の所定の変動範囲（ＤＡ）を超過せず、輝度周波数
帯（６）の下側波帯（７）の低周波数端においてブロッ
ク値に到達し、インダクタンス（３１）とオーム抵抗（３２）との直列
抵抗（３０）がフィルター回路の第１分路（２２）に並
列に接続してあり、直列回路（３０）は、下側波帯の低
周波数部分に含まれる共振曲線（２８）の部分がステッ
プ（３３）でもって押上げられ、スクリーン（３）上に
再生される輝度信号の輝度の立上り縁（１８）の反射（
１９、２０）を除くことを特徴とするフィルター回路。２）輝度周波数帯（６）の共振曲線（２８）の曲線値の
変動範囲（ＤＡ）を３ｄＢ以下としたことを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載のフィルター回路。３）振幅変調された輝度信号（ＹＡＭ）の周波数推移が
ＦＭ復調器（１１）の出力部（３７）において線状の推
移を示すように、直列回路（３０）のオーム抵抗（３２
）の値を定めるか又は調節したことを特徴とする特許請
求の範囲第１項又は第２項記載のフィター回路。４）直列共振回路（２７）のコンデンサー（２４）の容
量値を可変としたことを特徴とする特許請求の範囲第１
項、第２項又は第３項記載のフィルター回路。