JPS62174600A - 遠心送風機 - Google Patents

遠心送風機

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Publication number
JPS62174600A
JPS62174600A JP1724386A JP1724386A JPS62174600A JP S62174600 A JPS62174600 A JP S62174600A JP 1724386 A JP1724386 A JP 1724386A JP 1724386 A JP1724386 A JP 1724386A JP S62174600 A JPS62174600 A JP S62174600A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blower
resistor
casing
porous ceramic
scroll casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1724386A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Kitamura
圭一 北村
Masashi Takagi
正支 高木
Koji Ito
功治 伊藤
Shigeru Akaike
赤池 茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP1724386A priority Critical patent/JPS62174600A/ja
Publication of JPS62174600A publication Critical patent/JPS62174600A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車用空調装置等に使用されて有効な遠心
送風機に関し、さらに詳細には遠心送風機から発生する
騒音の低減に関する改良である。
〔従来の技術〕
従来この種の遠心送風機は、第5図(al、 (blに
示。
すように渦巻状に形成されたスクロールケーシング2と
、このスクロールケーシング2内に収納され多数の羽根
31をその円筒面に沿って配設した遠心ファン3と、ス
クロールケーシング2に取付固定された回転用電動モー
タ4とで構成されている。そしてこの電動モータ4に(
例えば車両用バッテリー等の電源により)印加される電
圧を制?ff1lすることにより送風量を切換えるため
のコイル状の抵抗体51.52を有するブロワレジスタ
5かスクロールケーシング2の空気吐出口21近傍の内
壁面の通風路に突出して設置されている。この抵抗体5
1.52は通電により発熱するためにこれを効果的に放
熱させる目的で空気流速の大きい吐出口21近傍に設け
られるものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記の如き構成の遠心送風機においては、
コイル状の抵抗体51.52が空気流速の大きい吐出口
21近傍に位置しているために吹出空気流が乱され、こ
の空気流の乱れが騒音の原因となるという問題があった
例えば車両用空調装置においては、車両の高級化、静粛
化に伴って送風機から発生する騒音は大きな問題となっ
ており、上記のような原因で発生する騒音を低減するこ
とは重要な課題のひとつとなっている。
〔問題点を解決するだめの手段〕
上記の如き課題を解決するために本発明は、渦巻形状を
なすスクロールケーシング内に、遠心ファンを収納し、
この遠心ファンを電動モータにより回転させて送風を行
う遠心送風機において、前記スクロールケーシングの少
くとも吐出口近傍に多孔質セラミック壁部を形成し、該
セラミ、7り壁部内に、前記電動モータへ印加される電
圧を制御するブロワレジスタ装置の抵抗体を埋設すると
いう技術的手段を採用するものである。
〔作用〕
上記手段によれば、ブロワレジスタはスクロールケーシ
ングを形成する多孔質セラミック壁部内に埋設固定され
、通風路内に突出して設置されていないので、吐出空気
流を乱すことがなく、騒音が低減される。そしてブロワ
レジスタは、表面積が大きく放熱性にすぐれた多孔質セ
ラミック壁内に収納されているために、効果的に放熱が
行われる。また前記多孔質セラミック壁は吸音効果を示
し、より一層騒音低減効果を発揮する。
〔発明の効果〕
従って本発明は、例えば車両用あるいは家庭用空調装置
等に用いられて、室内に伝播する騒音を低減することに
よって快適な居住性を達成できるというきわめて実用的
な効果を奏する。
〔実施例〕
以下本発明を図に示す実施例に基づいて詳細に説明する
第1図(al、 (b)は本発明にかかる自動車用遠心
送風機の回転軸垂直方向断面図およびスクロールケーシ
ング2の吐出口21方向から見た正面図を示し、このス
クロールケーシング2は、遠心ファン3の回転軸回りに
渦巻形をなす樹脂製ケースよりなる。そして、第1図(
b)における上面22には図にあられれない空気吸入口
23を形成するベルマウス部24が設けられその対向す
るスクロールケーシング2の下面25には、遠心ファン
3の回転用電動モータ4が固定されている。遠心ファン
3は円筒面に沿って多数の羽根31を有する形状からな
り回転により、吸入口23から吸入した空気を吐出口2
1より図示しない車両用空調装置のクーリングユニット
に向けて吐出させる。
5はスクロールケーシング2の渦巻状の空気流の起点と
なる屈曲部であるノーズ部26に設けられたブロワレジ
スタ装置でシリカSiO□、アルミナA62Ch等を主
成分とする多孔質セラミックよりなり本発明の多孔質セ
ラミック壁部をなすレジスタベース53内に埋設された
ニクロム線等よりなるコイル状抵抗体51.52を有し
ている。
このレジスタベース53はシリカ、アルミナ等を主成礼
ヲ、発泡剤、硬化剤を混入させたスラリーを用いて、あ
らかじめこのレジスタベース形状のキャビティを有する
型内に抵抗体51.52を配置しておいてスラリーを発
泡させながら固化成形したもので、スクロールケーシン
グ2のノーズ部26に熱硬化性接着剤等により接着固定
されている。
第2図は、ブロワレジスタ5を含む本発明の遠心ファン
の電動モータ4の駆動用回路で、モータ4の一方の端子
は車両用バッテリの+側端子、他方の端子は一点鎖線で
囲んで示すブロワレジスタ5および二点鎖線で囲んで示
す車両用空調装置のプロワスイッチ6を介してアースさ
れ回路を形成している。ブロワレジスタ5は51.52
の抵抗体が直列に配列され、52の一端の端子5aと空
調装置のプロワスイッチ6のLoモート端子と接続され
このモードでは2つの抵抗51.52に電圧が印加され
る。そして51と52との間の端子5bはMeモード端
子、2つの抵抗体51.52に電圧の印加されない端子
5CはHiモード端子にそれぞれ接続されている。
上記構成においてその作動を説明すると、乗員が空調装
置のプロワスイッチ6をOFF以外の位置に操作すると
、Hiモードでは直接バッテリー電圧が、LOモードで
は51と52の抵抗値の和、Meモードでは51の抵抗
値に応じた電圧降下を差し引いたバッテリー電圧が印加
され、電動モータ4はそれぞれ高速、低速、中速で回転
する。そしてこのモータ4により遠心ファン3が回転し
、スクロールケーシング2の空気吹込口23から吹込ま
れた空気が、吐出口21より吐出される。このとき通電
されている抵抗体51.52は、ジュール熱により発熱
し、抵抗体をおおっているレジスタベース53を加熱す
る。このブロワレジスタ5はすでに説明したようにスク
ロールケーシング2のノーズ部26に設けられているが
、このノーズ部26は、ケーシングの吐出口21に面し
ており風速が大きい。またレジスタベース53は多孔質
であるので表面積が大きく、通気性を有している。従っ
てレジスタベース53は効果的に冷却され周囲のケーシ
ング等を加熱しすぎることがなく安全である。
このように本実施例では従来のコイル状抵抗体がケーシ
ング通路内に突出していたもので、ケーシングに一体化
したことによって気流の乱れを大巾に低減でき、騒音の
低減がはかれるものである。
また、抵抗体51.52を埋設するレジスタベース53
は多孔質体で構成されでいるので、他の場所で発生した
騒音を吸収して消音する吸音材としての効果もあり、騒
音低減効果は一層高められる。
本発明においてブロワレジスタ5は必ずしもスクロール
ケーシング2のノーズ部26に設けられなければならな
いということはなく、この他抵抗体を効果的に冷却でき
る場所に設置可能である。
第3図はケーシングの外周側面に取付けた場合の実施例
を示すもので、ケーシング2の吐出口、端部から上流側
のケーシング外周側の直線部がほぼ全面にわたって多孔
質セラミックからなるレジスタベース53でおおわれ、
その内部に抵抗体51゜52が埋設されている。
第4図(a)、(b)はスクロールケーシング2の外周
側面をすべて多孔質セラミックで形成した場合を示す実
施例である。この実施例ではケーシング外周側面全体が
本発明のセラミック壁部を構成する。
このときケーシング2の上面22および下面24は樹脂
製でもよいし、また全体が多孔質セラミ・ツクであって
もよい。この多孔質セラミ・ツク壁は例えば1000 
Hz程度の騒音に対しては301II程度の厚さが最も
吸音効果が高い。この場合は抵抗体51.52は吐出口
近傍の風速の大きい場所により大きな自由度で取付ける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(al、 (blは本発明の一実施例の遠心ファ
ンの構造を示す断面図および正面図、第2図はその遠心
ファンの電動モータ駆動用電気回路を示す図、第3図(
a)、 (b)、第4図(a)、 (blは本発明の他
の実施例の構造を示す断面図および正面図、第5図は従
来の遠心ファンの構成を示す断面図および正面図である
。 2・・・スクロールケーシング、21・・・吐出口、2
6・・・ノーズ部、3・・・遠心ファン、4・・・電動
モータ。 5・・・ブロワレジスタ装置、51.52・・・抵抗体
。 53・・・レジスタベース。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)渦巻形状をなすスクロールケーシング内に、遠心
    ファンを収納し、この遠心ファンを電動モータにより回
    転させて送風を行う遠心送風機において、 前記スクロールケーシングの少くとも吐出口近傍に多孔
    質セラミック壁部を形成し、該セラミック壁部内に、前
    記電動モータへ印加される電圧を制御するブロワレジス
    タ装置の抵抗体を埋設したことを特徴とする遠心送風機
  2. (2)前記吐出口近傍はスクロールケーシングのノーズ
    部であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    遠心送風機。
JP1724386A 1986-01-29 1986-01-29 遠心送風機 Pending JPS62174600A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1724386A JPS62174600A (ja) 1986-01-29 1986-01-29 遠心送風機

Applications Claiming Priority (1)

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JP1724386A JPS62174600A (ja) 1986-01-29 1986-01-29 遠心送風機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62174600A true JPS62174600A (ja) 1987-07-31

Family

ID=11938509

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1724386A Pending JPS62174600A (ja) 1986-01-29 1986-01-29 遠心送風機

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JP (1) JPS62174600A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0450498A (ja) * 1990-06-20 1992-02-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 横断流送風機用消音器
FR2728631A1 (fr) * 1994-12-22 1996-06-28 Valeo Thermique Habitacle Ventilateur centrifuge, notamment pour vehicule automobile

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0450498A (ja) * 1990-06-20 1992-02-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 横断流送風機用消音器
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