JPS62174155A - 印刷機の乾燥装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は印刷機の乾燥装置に関する。

〔従来の技術〕

印刷機において、印刷されたばかりの紙あるいはラック
塗りされた紙を排紙スタックに継続搬送する際、あるい
はもう−痘印刷ないしラック塗りする際に汚されず、な
いしは排紙スタックの上に下ろせるようにするために、
乾燥＠Ｌ置が必要である。

また紙をその後縁で反転覆るような選択的に片面刷りあ
るいは両面刷りを行う印刷機の場合も、紙を反転する前
に乾燥すると有利である。

更に所定のインキを使用する際にラック塗りの前に、あ
るいは２回のラック塗りの間に、ないしは切断、パンチ
ングお上び打印作業の前にも、乾燥づるど有利である。

印刷機の乾燥装置は既に知られている。かかる装置はド
イツ連邦共和国特許出願公開第２６３９９００号公報に
記載され−（いる。かかる公報に記載された装置の場合
、集合構造方式で組み立てられた印刷機において、受渡
しドラムおよび反転ドラムから成る中間集合装置が挿入
されており、その中間集合装置に乾燥装置が付属されて
いる。

この場合、その中間集合装置によって印刷機の長さが増
加し、乾燥装置が（Ｊ船釣な組込み空間を必要とづる欠
点がある。

ドイツ連邦共和国実用新案第６６０３６６１ｊｊ明１書
に、乾燥タワーとして形成された印刷機にお（プる乾燥
装置が記載されている。

この場合、乾燥タワーを特別な集合物として作らねばな
らない欠点がある。これによって印刷機の構造が非常に
複雑となり、その場合紙は大きな曲率の経路を案内され
る。

ドイツ民主共和国特許第６８８９３５号明細書によって
、グラビア印刷機にお（ノる乾燥ドラムが知られている
。紙はこの乾燥ドラムを介して印刷機構部からり１紙装
買に導かれる。乾燥ドラムの周辺に配置された乾燥通路
およびそれにＪ、っ０紙に乾燥ドラムの軸を通して乾燥
用空気を供給することによって、紙の乾燥が行われる。

この場合、紙を乾燥できるように乾燥ドラムの上に長い
特開滞在させるために、乾燥ドラムを大きい直径にしな
ければならない欠点がある。その乾燥ドラムの直径は、
他の円胴の数倍をし−（いる。

かかる乾燥ドラムを印刷機に集合構造方式で採用するこ
とは考えられない。

更にこの乾燥ドラムは印刷機構部と排紙装置との間にし
か設置できず、空気乾燥方式をとっ″（いる。この乾燥
ドラムでは別の乾燥方式（例えば放射乾燥方式）は採用
（・ぎない。

〔発明が解決しようとする問題貞〕

本発明の［１的は、方法によって全く制限を受【）ず、
紙の確実な乾燥を保証するような印刷機の乾燥装回を作
ることにある。

本発明の課題は、紙の印刷済の面がその外周面の上に位
置するすべての受渡しドラムに付属でき、付加的な構造
空間を必要としないにうな印刷機の乾燥装置を作ること
にある。

〔問題点の解決手段〕

本発明によればこの課題は、特許請求の範囲第１項の特
徴部分に記載した手段によって達成できる。

本発明に基づく乾燥装置は、事情によっては別の構成要
素を組み込むために必要とされる空間が乾燥装置によっ
て閉塞されないという利点を有している。更にこの乾燥
装置は、印刷済の面が外周面に位置するすべての受渡し
ドラムに設置できる。

またこの印刷機における乾燥装置は、多数の受渡しドラ
ムに設けることもできる。。赤外線、紫外線あるいは温
風による乾燥方式を問題なしに適宜に選択できる。

〔実施例〕

以下図面に示した実施例を参照して本発明を詳細に説明
する。

第１図は集合構造方式の輪転式印刷機を示し、給紙装置
１、印刷機構部２および排紙装置３が示されている。各
印刷機構部２は版胴４、ゴム胴５および圧１１ｉ１６か
ら成っており、その場合圧ＪＮ６および受渡しドラム７
は、版胴４およびゴム胴５の２倍の直径をしている。更
に第１図は、乾燥装置８が印刷機構部２の受渡しドラム
７に配置されていることを示している。しかし乾燥装置
８を別の受渡しドラム７あるいは複数の受渡しドラム７
に設（プることもできる。乾燥装置８は、受渡しドラム
７が版Ｗ４４およびゴム胴５と同じ直径をしている場合
にも設置できる。

第２図は輪転式印刷機の２つの印刷機構部２を示してお
り、その圧ＪＩｌ１６は３個の受渡しド）ム７によって
接続され、その第３の受渡しドラム７．３は反転ドラム
どして形成されている。乾燥装置８は第２図において第
１の受渡しドラム７．１に配置されている。

乾燥装置８を有する受渡しドラム７は第３図および第４
図に示したような構造をしている。

受渡しドラム７の軸９は両側が機械ル−ム壁１０に支持
され、歯車１１に接続されている。軸９には横にドラム
円板１２が固定して配置され（おり、その中に普通の方
式で、紙１５を案内Ｊるグリッパ装置１４を持ったグリ
ッパ軸１３が配置されている。

グリッパ軸１３は反対側において、固定して配置された
無端案内軌道１７の案内要素１６によって支持されてい
る。好適には各グリッパ軸１３ごとに、３個の案内要素
１６が配置され（−いる。

グリッパ軸１３は、前置ないし後置された圧胴の歯輪２
６にかみ合い案内要素１６を受りＣいる歯輪２５に支持
されている。案内軌道１７は、軸９を中心どづる円形軌
道として形成されている。

受渡しドラム７の中に、赤外線、紫外線あるいは温風式
乾燥装置として形成された定置乾燥装置８が配置されて
いる。

乾燥装置８は供給配管１９を介し″（乾燥用空気が供給
される。乾燥装置８自体は公知であるので、詳細な説明
は省略覆る。

受渡しドラム７の下側および中に、冷却装置２０が配向
され、その下側の冷却装置２０は温風吸込み装置２１を
備え−（いる。受渡しドラム７の中に配向された冷却装
置２０は、乾燥装置８に固く接続されているか、あるい
は乾燥装置８から岨して固定されている。受渡しドラム
７にλ１して不動の乾燥装置８は、片側において横梁２
３を介して軸９に付属された［］−ラ２２に支持され、
横梁２３は反対側において機械フレーム壁１０に固く取
りイーＩＧノられている。

同じように案内軌道１７は紙受渡しおよび紙受取り範囲
に押圧ポル１〜１８がイ」属され、この範囲において抑
圧ボルト１８は案内軌道１７と案内要素１６との間の間
隙を無くしている。

本発明に基づく装置は次のように作用する。

紙１５は給紙装置１を介して印刷機構部２に導かれ、印
刷され、排紙装置３に搬送される。

汚れあるいはインキのはぎ取りを防止づるため、あるい
は紙１５を反転しな（）ればならない場合（第２図参照
）、あるいは紙１５を下ろす前にラック塗り、パンチン
グ、切断、打印しなければと１らない場合、印刷機にお
いて紙１５を乾燥する必要があり、この場合乾燥装置８
の設置が必要である。

乾燥装置８はすべての受渡しドラム７に組み込みでき、
ないしは紙１５の印刷済の面が受渡しドラム７の外周面
に位＠づるすべて受渡しドラム７に組み込める。

その場合歯輪２５．２６は紙１５の正確な受渡しおよび
受取りを保証する。

【図面の簡単な説明】

第１図は印刷機構部の間に受渡しドラムを持った輪転式
印刷機の概略構成図、第２図は印刷機構部の間に受渡し
ドラムを持った異なった構造の輪転式印刷機の概略構成
図、第３図は乾燥装置を持った受渡しドラムの概略断面
図、第４図は第３図にお１ノる受渡しドラムの概略側面
図である。 １・・・給紙装置、２・・・印刷機構部、３・・・排紙
装置、４・・・版胴、５・・・ゴム胴、６・・・圧胴、
７・・・受渡しドラム、８・・・乾燥装置、９・・・軸
、１０・・・機械フレーム壁、１１・・・歯車、１２・
・・ドラム円板、１３・・・グリッパ軸、１４・・・グ
リッパ装置、１５・・・紙、１６・・・案内要素、１７
・・・案内軌道、１８・・・押圧ボルト、１９・・・供
給配管、２０・・・冷却装置、２１・・・温風吸込み装
置、２２・・・ローラ、２３・・・横梁、２５・・・歯
輪、２６・・・歯輪。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、印刷済の紙を乾燥するために紙案内胴に付属された
   印刷機の乾燥装置において、乾燥装置（８）が受渡しド
   ラム（７）の内部に定置して配置されていることを特徴
   とする印刷機の乾燥装置。 ２、乾燥装置（８）が、横梁（２３）を介してローラ（
   ２２）によって受渡しドラム（７）の軸（９）の上およ
   び機械フレーム壁（１０）に固定して配置されているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の乾燥装置。 ３、受渡しドラム（７）の片側においてグリッパ軸（１
   ３）が歯輪（２５）に支持され、この歯輪（２５）に、
   円弧状の固定案内軌道（１７）を走行する案内要素（１
   ６）が配置されていることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載の乾燥装置。 ４、３個の案内要素（１６）が設けられていることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項ないし第３項のいずれか
   １つに記載の乾燥装置。