JPH07164616A - 枚葉印刷機における紙葉のインキ汚れのない搬送のための装置 - Google Patents
枚葉印刷機における紙葉のインキ汚れのない搬送のための装置Info
- Publication number
- JPH07164616A JPH07164616A JP6224965A JP22496594A JPH07164616A JP H07164616 A JPH07164616 A JP H07164616A JP 6224965 A JP6224965 A JP 6224965A JP 22496594 A JP22496594 A JP 22496594A JP H07164616 A JPH07164616 A JP H07164616A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- sheet
- air outlet
- air
- outlet openings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F22/00—Means preventing smudging of machine parts or printed articles
Landscapes
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安価で、高い印刷速度においても効果的な、
枚葉印刷機において回転駆動されている胴の上での、印
刷直後のインキのついた紙葉のインキ汚れのない搬送の
ための装置を提供する。 【構成】 胴２の周囲には、搬送される紙葉が載る領域
において、予め加圧された空気のための複数の空気出口
開口３が設けられているそれら空気出口開口３は、回転
する胴２による紙葉の受取りの前には、内側において、
一つの固定した円板４によって閉じられている。
枚葉印刷機において回転駆動されている胴の上での、印
刷直後のインキのついた紙葉のインキ汚れのない搬送の
ための装置を提供する。 【構成】 胴２の周囲には、搬送される紙葉が載る領域
において、予め加圧された空気のための複数の空気出口
開口３が設けられているそれら空気出口開口３は、回転
する胴２による紙葉の受取りの前には、内側において、
一つの固定した円板４によって閉じられている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、オフセット印刷機にお
いて回転駆動されている胴の外套面上での、印刷直後の
インキのついた紙葉のインキ汚れのない搬送のための装
置に関する。
いて回転駆動されている胴の外套面上での、印刷直後の
インキのついた紙葉のインキ汚れのない搬送のための装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】両面印刷のオフセット枚葉印刷機におけ
る圧胴の外套面に、それによるインキ移行の作用を改善
するために、フォイルまたは板状外套でできた被覆体を
設けることが公知である（ヨーロッパ特許 0 017 776 B
1）。しかし、印刷直後の紙葉を搬送する胴は、その回
りで接触しつつ紙葉を搬送するので、印刷直後のインキ
が胴の外套面に押し当たることとなり、印刷直後のイン
キによるインキ汚れのおそれがある。
る圧胴の外套面に、それによるインキ移行の作用を改善
するために、フォイルまたは板状外套でできた被覆体を
設けることが公知である（ヨーロッパ特許 0 017 776 B
1）。しかし、印刷直後の紙葉を搬送する胴は、その回
りで接触しつつ紙葉を搬送するので、印刷直後のインキ
が胴の外套面に押し当たることとなり、印刷直後のイン
キによるインキ汚れのおそれがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このインキ汚れのおそ
れに対しても、搬送胴の外套面上の、板状体またはフォ
イルでできた被覆体によって対処するという試みはある
が、必要な費用と得られる効果の間の好ましくない関係
が生じている。また、印刷直後のインキのついた紙葉を
搬送する胴における、紙葉が針の先で支えられるように
して取り付けられた、針付き円板または針付き車輪が公
知であるが、そのような構成も、今までのところ、特に
高速の印刷機においてであるが、満足すべき成果を示し
ていない。印刷機において、多数のノズルから排出され
る空気によって形成される空気クッションの上で紙葉を
搬送するということが、自明のこととして、例えば西独
特許明細書 11 76 672及びその他の刊行物によって知ら
れている。
れに対しても、搬送胴の外套面上の、板状体またはフォ
イルでできた被覆体によって対処するという試みはある
が、必要な費用と得られる効果の間の好ましくない関係
が生じている。また、印刷直後のインキのついた紙葉を
搬送する胴における、紙葉が針の先で支えられるように
して取り付けられた、針付き円板または針付き車輪が公
知であるが、そのような構成も、今までのところ、特に
高速の印刷機においてであるが、満足すべき成果を示し
ていない。印刷機において、多数のノズルから排出され
る空気によって形成される空気クッションの上で紙葉を
搬送するということが、自明のこととして、例えば西独
特許明細書 11 76 672及びその他の刊行物によって知ら
れている。
【０００４】本発明の目的は、安価で、高い印刷速度に
おいても効果的な、オフセット枚葉印刷機における、印
刷直後のインキのついた紙葉のインキ汚れのない搬送の
ための装置を提供することにある。
おいても効果的な、オフセット枚葉印刷機における、印
刷直後のインキのついた紙葉のインキ汚れのない搬送の
ための装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明によ
れば、胴の周囲上の、搬送されるべき紙葉が載る領域に
おいて、予め加圧された空気のための複数の空気出口開
口が設けられており、それら空気出口開口が、回転する
胴によって紙葉が受け取られるより前には、内側におい
て、固定された遮蔽体によって閉じられることによって
解決される。
れば、胴の周囲上の、搬送されるべき紙葉が載る領域に
おいて、予め加圧された空気のための複数の空気出口開
口が設けられており、それら空気出口開口が、回転する
胴によって紙葉が受け取られるより前には、内側におい
て、固定された遮蔽体によって閉じられることによって
解決される。
【０００６】
【作用】空気出口開口の配列は、紙葉を搬送する胴の、
紙葉で覆われる領域において行われている。しかし、そ
の空気出口開口の配置は、胴の周方向に相前後して１列
または複数の列をなすように行われており、各々の列の
遮蔽体が、一つの円板セグメントによって成っていて、
その円板セグメントの外套面が、空気出口開口を胴の外
套の内側において遮蔽するというのが有利である。この
ような構造は、一つの列の開口から排出される吹き出し
空気の個別的制御と、そしてなお、相異なるフォーマッ
トへの、より簡単な適合を可能にする。つまり、比較的
に小さなフォーマットの場合には、空気出口開口がある
外側の各列は、空気が供給されないように、より簡単に
遮断され得る。
紙葉で覆われる領域において行われている。しかし、そ
の空気出口開口の配置は、胴の周方向に相前後して１列
または複数の列をなすように行われており、各々の列の
遮蔽体が、一つの円板セグメントによって成っていて、
その円板セグメントの外套面が、空気出口開口を胴の外
套の内側において遮蔽するというのが有利である。この
ような構造は、一つの列の開口から排出される吹き出し
空気の個別的制御と、そしてなお、相異なるフォーマッ
トへの、より簡単な適合を可能にする。つまり、比較的
に小さなフォーマットの場合には、空気出口開口がある
外側の各列は、空気が供給されないように、より簡単に
遮断され得る。
【０００７】一つのさらにある本発明の考え方によれ
ば、胴の中に、各列に一つの円板が固定して配置されて
いて、その円板が、一方では、紙葉受渡し点に達する前
の回転している胴の空気出口開口を遮蔽しており、他方
では、紙葉受渡し点より後方の領域において、空気供給
源と接続していて周囲面が開いている一つの室として、
二重壁の形で構成されている。このようにして、簡単な
手段により、搬送される紙葉によって覆われている胴の
外套面の領域における吹き出し空気の流出が達成され、
紙葉によって覆われていない胴の外套面の領域における
空気の排出は阻止される。そのために、本発明の一つの
別の実施態様によれば、それら空気出口開口の紙葉搬送
方向での後端部分が、胴の外側上で、胴の周方向に位置
調整され得る外套セグメントによって閉じられ得るよう
になっている。この外套セグメントは、胴と共に回転
し、比較的に小さなフォーマットの場合には、紙葉の後
縁まで移動され得て、それにより、搬送される紙葉より
後方の領域における空気の排出が避けられる。
ば、胴の中に、各列に一つの円板が固定して配置されて
いて、その円板が、一方では、紙葉受渡し点に達する前
の回転している胴の空気出口開口を遮蔽しており、他方
では、紙葉受渡し点より後方の領域において、空気供給
源と接続していて周囲面が開いている一つの室として、
二重壁の形で構成されている。このようにして、簡単な
手段により、搬送される紙葉によって覆われている胴の
外套面の領域における吹き出し空気の流出が達成され、
紙葉によって覆われていない胴の外套面の領域における
空気の排出は阻止される。そのために、本発明の一つの
別の実施態様によれば、それら空気出口開口の紙葉搬送
方向での後端部分が、胴の外側上で、胴の周方向に位置
調整され得る外套セグメントによって閉じられ得るよう
になっている。この外套セグメントは、胴と共に回転
し、比較的に小さなフォーマットの場合には、紙葉の後
縁まで移動され得て、それにより、搬送される紙葉より
後方の領域における空気の排出が避けられる。
【０００８】特に比較的に大きい紙葉フォーマットの場
合に、空気出口開口が相互に間隔をおいた複数の列をな
して配置されて、各列の領域ごとに一つの円板が設けら
れていて、それら円板の空気室が、遮断可能な形で空気
供給源に接続されているというのが有利である。それに
より、比較的に小さな印刷フォーマットの場合には、外
側の空気出口開口の各列は、堰止め圧力なしでの自由な
空気の流出を避けるべく遮断される。しかしまた、固定
していて、空気供給のための空気通路を有する一つの軸
の上に、複数の円板を、比較的に小さなフォーマットの
場合には、それら円板が、空気室の開いた側が胴の穴の
ない外套によって覆われるに至るまで移動させられるよ
うに、軸方向に位置調整可能に配置することも可能であ
る。
合に、空気出口開口が相互に間隔をおいた複数の列をな
して配置されて、各列の領域ごとに一つの円板が設けら
れていて、それら円板の空気室が、遮断可能な形で空気
供給源に接続されているというのが有利である。それに
より、比較的に小さな印刷フォーマットの場合には、外
側の空気出口開口の各列は、堰止め圧力なしでの自由な
空気の流出を避けるべく遮断される。しかしまた、固定
していて、空気供給のための空気通路を有する一つの軸
の上に、複数の円板を、比較的に小さなフォーマットの
場合には、それら円板が、空気室の開いた側が胴の穴の
ない外套によって覆われるに至るまで移動させられるよ
うに、軸方向に位置調整可能に配置することも可能であ
る。
【０００９】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明。
て説明。
【００１０】図において、１は、オフセット枚葉印刷機
の圧胴を示している。圧胴１の下方に印刷直後の紙葉を
受け取り、例えばさらにある印刷装置へと搬送する搬送
胴２が配置されている。より良く見通せるように、圧胴
１と搬送胴２のくわえ爪装置は、図において示されてい
ない。搬送胴２のくわえ爪装置が引渡し点において紙葉
の前縁を把握するので、紙葉は搬送胴２の周囲に押し当
たることになる。その際に、印刷直後の（まだ濡れてい
る）インキが搬送胴２の外套面と接触することを避ける
ためには、紙葉が空気クッションの上で支えられなけれ
ばならない。この目的が達せられるために、搬送胴２の
くわえ爪装置に続いている外套の、最大の紙葉長さに対
応する長さの領域に、複数の空気出口開口３が密に並ん
で設けられている。この空気出口開口３の配置が、互い
に平行な複数の列において、２倍径の搬送胴２の約 180
°に亘って延びた角度範囲内で行われているのが有利で
ある。搬送胴２の内部の、列をなして配置された空気出
口開口３の領域に、固定された円板４が配置されてい
て、それら円板４の、対応する大きさのセグメントにお
ける周囲面は、空気出口開口３を内側において覆ってい
る。固定の円板４の他方の半分は、二重壁の形に作られ
ているので、二つの側壁の間に、周囲が開放された一つ
の空気室５が形成されている（図４）。この空気室５の
スリット状に開放された側は、空気出口開口３の一つの
列と一緒に、搬送胴２の軸に直角な一つの平面上にあ
る。空気室５は、搬送胴２の軸の中の一つの通路６を通
して機械の加圧空気システムと接続されている。上述の
構成における、複数の空気出口開口３の列と、それに対
応する円板４は、互いに近接して配置されている。さら
に、搬送胴２の外套の外側に、位置調整され得る一つの
外套セグメント７があって、外套セグメント７は、搬送
胴２と共に回転するが、それに対して位置調整され得
る。
の圧胴を示している。圧胴１の下方に印刷直後の紙葉を
受け取り、例えばさらにある印刷装置へと搬送する搬送
胴２が配置されている。より良く見通せるように、圧胴
１と搬送胴２のくわえ爪装置は、図において示されてい
ない。搬送胴２のくわえ爪装置が引渡し点において紙葉
の前縁を把握するので、紙葉は搬送胴２の周囲に押し当
たることになる。その際に、印刷直後の（まだ濡れてい
る）インキが搬送胴２の外套面と接触することを避ける
ためには、紙葉が空気クッションの上で支えられなけれ
ばならない。この目的が達せられるために、搬送胴２の
くわえ爪装置に続いている外套の、最大の紙葉長さに対
応する長さの領域に、複数の空気出口開口３が密に並ん
で設けられている。この空気出口開口３の配置が、互い
に平行な複数の列において、２倍径の搬送胴２の約 180
°に亘って延びた角度範囲内で行われているのが有利で
ある。搬送胴２の内部の、列をなして配置された空気出
口開口３の領域に、固定された円板４が配置されてい
て、それら円板４の、対応する大きさのセグメントにお
ける周囲面は、空気出口開口３を内側において覆ってい
る。固定の円板４の他方の半分は、二重壁の形に作られ
ているので、二つの側壁の間に、周囲が開放された一つ
の空気室５が形成されている（図４）。この空気室５の
スリット状に開放された側は、空気出口開口３の一つの
列と一緒に、搬送胴２の軸に直角な一つの平面上にあ
る。空気室５は、搬送胴２の軸の中の一つの通路６を通
して機械の加圧空気システムと接続されている。上述の
構成における、複数の空気出口開口３の列と、それに対
応する円板４は、互いに近接して配置されている。さら
に、搬送胴２の外套の外側に、位置調整され得る一つの
外套セグメント７があって、外套セグメント７は、搬送
胴２と共に回転するが、それに対して位置調整され得
る。
【００１１】引渡し点において、搬送胴２のくわえ爪装
置によって紙葉が把握された瞬間には、すべての空気出
口開口３は固定の円板４によって閉じられている（図
１）。その後に始めて空気出口開口３が、円板４のスリ
ットのある領域に到達し、その結果、それら空気出口開
口３に、通路６と空気室５を経て、加圧空気の勢力が及
ぼされる（図２）。したがって、空気出口開口３は、搬
送胴２の上に載っている紙葉によって、生成する堰止め
圧力によってその紙葉が搬送胴２の外套面と接触しない
ことが保証されるように覆われる。したがって、空気出
口開口３は、円板４の中実の領域によって内側において
覆われるか、または、紙葉によって外側において覆われ
ており、その結果、自由に流出し得る空気はなく、全体
システムにおける圧力の低下が避けられる。紙葉長さが
比較的に短い場合には、外套セグメント７の前縁が搬送
胴２の外套に対して、その外套セグメント７の前縁がそ
の比較的に短い紙葉の後縁に重なるように、位置調整さ
れる（図３）。したがって、外套セグメント７は、比較
的に短い紙葉の場合に、空気出口開口３を通しての空気
の排出を、それら空気出口開口３が再び完全に内側にお
いて円板４によって閉止されるまで、阻止する。相異な
る紙葉幅に適合させるためには、搬送胴２の両端部分に
ある空気出口開口３、または、それら空気出口開口３へ
の空気供給のための空気通路６が、個々に遮断され得
る。そのためには、それら円板４が、通路６を有してい
る搬送胴２の軸の上で、搬送胴２の回転の間に空気出口
開口３が空気室５と接続することがないように、側方向
に移動可能なように配置されていればよい。
置によって紙葉が把握された瞬間には、すべての空気出
口開口３は固定の円板４によって閉じられている（図
１）。その後に始めて空気出口開口３が、円板４のスリ
ットのある領域に到達し、その結果、それら空気出口開
口３に、通路６と空気室５を経て、加圧空気の勢力が及
ぼされる（図２）。したがって、空気出口開口３は、搬
送胴２の上に載っている紙葉によって、生成する堰止め
圧力によってその紙葉が搬送胴２の外套面と接触しない
ことが保証されるように覆われる。したがって、空気出
口開口３は、円板４の中実の領域によって内側において
覆われるか、または、紙葉によって外側において覆われ
ており、その結果、自由に流出し得る空気はなく、全体
システムにおける圧力の低下が避けられる。紙葉長さが
比較的に短い場合には、外套セグメント７の前縁が搬送
胴２の外套に対して、その外套セグメント７の前縁がそ
の比較的に短い紙葉の後縁に重なるように、位置調整さ
れる（図３）。したがって、外套セグメント７は、比較
的に短い紙葉の場合に、空気出口開口３を通しての空気
の排出を、それら空気出口開口３が再び完全に内側にお
いて円板４によって閉止されるまで、阻止する。相異な
る紙葉幅に適合させるためには、搬送胴２の両端部分に
ある空気出口開口３、または、それら空気出口開口３へ
の空気供給のための空気通路６が、個々に遮断され得
る。そのためには、それら円板４が、通路６を有してい
る搬送胴２の軸の上で、搬送胴２の回転の間に空気出口
開口３が空気室５と接続することがないように、側方向
に移動可能なように配置されていればよい。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、胴の周囲
上の、搬送されるべき紙葉が載る領域に、予め加圧され
た空気のための複数の空気出口開口を設け、それら空気
出口開口が、回転する胴によって紙葉が受け取られるよ
り前には、内側において、固定された遮蔽体によって閉
じられることにより、安価で、高い印刷速度においても
効果的な、枚葉印刷機において回転駆動されている胴の
上での、印刷直後のインキのついた紙葉のインキ汚れの
ない搬送のための装置を提供できる効果がある。
上の、搬送されるべき紙葉が載る領域に、予め加圧され
た空気のための複数の空気出口開口を設け、それら空気
出口開口が、回転する胴によって紙葉が受け取られるよ
り前には、内側において、固定された遮蔽体によって閉
じられることにより、安価で、高い印刷速度においても
効果的な、枚葉印刷機において回転駆動されている胴の
上での、印刷直後のインキのついた紙葉のインキ汚れの
ない搬送のための装置を提供できる効果がある。
【図１】搬送胴２による紙葉の受取りの瞬間における胴
の位置を示す図である。
の位置を示す図である。
【図２】搬送胴２による紙葉の受取りの後の胴の位置を
示す図である。
示す図である。
【図３】搬送胴２による紙葉の受取りの終りにおける胴
の位置を示す図である。
の位置を示す図である。
【図４】図１のIV−IV矢視の断面図である。
１ 圧胴 ２ 搬送胴 ３ 空気出口開口 ４ 円板（遮蔽体） ５ 空気室 ６ 空気通路 ７ 外套セグメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベルント ルーフ ドイツ連邦共和国 64331 ヴァイターシ ュタット フェルトベルクシュトラーセ 11
Claims (6)
- 【請求項１】 枚葉印刷機において回転駆動されている
胴の上での、印刷直後のインキのついた紙葉のインキ汚
れのない搬送のための装置において、 胴（２）の周囲上の、搬送されるべき紙葉が載る領域に
おいて、予め加圧された空気のための複数の空気出口開
口（３）が設けられており、それら空気出口開口（３）
が、回転する胴（２）によって紙葉が受け取られるより
前には、内側において、固定された遮蔽体（４）によっ
て閉じられることを特徴とする、紙葉のインキ汚れのな
い搬送のための装置。 - 【請求項２】 前記空気出口開口（３）が、前記胴
（２）の周方向に相前後して一列に配置されており、前
記遮蔽体（４）は、外套面が、前記空気出口開口（３）
を胴外套の内側において遮蔽する円板セグメントで成っ
ている、請求項１記載の装置。 - 【請求項３】 前記胴（２）の中に、円板（４）が固定
して配置されていて、その円板が、紙葉受渡し点に達す
る前の回転している前記胴（２）の前記空気出口開口
（３）を遮蔽しており、紙葉受渡し点より後方の領域に
おいては、空気供給源と接続していて周囲面が開いてい
る室（５）として、二重壁の形で構成されている、請求
項１または２記載の装置。 - 【請求項４】 前記空気出口開口（３）の紙葉搬送方向
での後端部分が、前記胴（２）の外側上で、前記胴
（２）の周方向に位置調整され得る外套セグメント
（７）によって閉じられ得る、請求項１ないし３のいず
れか１項に記載の装置。 - 【請求項５】 前記空気出口開口（３）が、前記胴
（２）の周方向に、相互に間隔をおいた複数の列をなし
て配置されており、各列の領域ごとに一つの円板（４）
が設けられていて、それら円板の空気室（５）が、遮断
可能な形で空気供給源に接続されている、請求項１ない
し４のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項６】 固定されていて、空気供給のための空気
通路（６）を有する軸の上に配置された複数の円板
（４）が、軸方向に相対的に位置調整され得るように配
置されている、請求項５記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4332708/7 | 1993-09-25 | ||
| DE4332708A DE4332708C2 (de) | 1993-09-25 | 1993-09-25 | Vorrichtung zum abschmierfreien Bogentransport in Bogendruckmaschinen |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07164616A true JPH07164616A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=6498637
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6224965A Pending JPH07164616A (ja) | 1993-09-25 | 1994-09-20 | 枚葉印刷機における紙葉のインキ汚れのない搬送のための装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5564692A (ja) |
| JP (1) | JPH07164616A (ja) |
| DE (1) | DE4332708C2 (ja) |
| GB (1) | GB2282107B (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6684774B2 (en) | 1997-05-09 | 2004-02-03 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Sheet-fed rotary printing press |
| DE19719624C1 (de) * | 1997-05-09 | 1998-06-10 | Heidelberger Druckmasch Ag | Bogenrotationsdruckmaschine |
| US5913268A (en) * | 1998-02-17 | 1999-06-22 | Xerox Corporation | Pneumatic rollers and paper handling arrangements |
| DE19848720A1 (de) * | 1998-10-22 | 2000-05-18 | Bundesdruckerei Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur schmierstellenfreien Führung von Druckerzeugnissen in Druckmaschinen |
| CN103600579B (zh) * | 2013-10-24 | 2017-01-04 | 沈阳达尔科技开发有限公司 | 用于印刷机中的空气流体式送纸装置 |
| CN106232364B (zh) * | 2013-10-28 | 2019-04-16 | 惠普深蓝有限责任公司 | 对衬底施加流体 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE220801C (ja) * | ||||
| DE465250C (de) * | 1926-11-21 | 1928-09-10 | Maschf Augsburg Nuernberg Ag | Frontbogenausleger fuer Schnellpressen |
| DE1176672B (de) * | 1962-08-29 | 1964-08-27 | Johannisberg Ges Mit Beschraen | Rueckfrontbogenausleger an Druckmaschinen |
| CH602460A5 (ja) * | 1976-05-20 | 1978-07-31 | Bachofen & Meier Firma | |
| DE2916505A1 (de) * | 1979-04-24 | 1980-10-30 | Heidelberger Druckmasch Ag | Bogenfuehrende folie als aufzug fuer gegendruckzylinder |
| DE3131388A1 (de) * | 1981-08-07 | 1983-02-24 | GAO Gesellschaft für Automation und Organisation mbH, 8000 München | Stapelvorrichtung fuer blattgut |
| DE3328451A1 (de) * | 1983-08-06 | 1985-02-21 | Heidelberger Druckmaschinen Ag, 6900 Heidelberg | Abschmierfreie umfuehrtrommel fuer bogentotationsdruckmaschinen |
| DE3422443C2 (de) * | 1984-06-16 | 1989-11-23 | Heidelberger Druckmaschinen Ag, 6900 Heidelberg | Folie für bogenführende Zylinder und Trommeln in Rotations-Offsetdruckmaschinen |
| US4967661A (en) * | 1987-06-05 | 1990-11-06 | Duarte Procuts, Inc. | Sheet transfer mechanism for printing press |
-
1993
- 1993-09-25 DE DE4332708A patent/DE4332708C2/de not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-09-20 JP JP6224965A patent/JPH07164616A/ja active Pending
- 1994-09-23 GB GB9419263A patent/GB2282107B/en not_active Expired - Fee Related
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| A02 | Decision of refusal |
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