JPS62173043A - ピストンリングの製造方法 - Google Patents

ピストンリングの製造方法

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Publication number
JPS62173043A
JPS62173043A JP1164886A JP1164886A JPS62173043A JP S62173043 A JPS62173043 A JP S62173043A JP 1164886 A JP1164886 A JP 1164886A JP 1164886 A JP1164886 A JP 1164886A JP S62173043 A JPS62173043 A JP S62173043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire material
ring body
mandrel
piston ring
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1164886A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihide Sasaki
佐々木 憲英
Takashi Ibarano
茨野 孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taga Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Taga Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Taga Manufacturing Co Ltd filed Critical Taga Manufacturing Co Ltd
Priority to JP1164886A priority Critical patent/JPS62173043A/ja
Publication of JPS62173043A publication Critical patent/JPS62173043A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はシリンダ内を往復動するビス)・ンのリング溝
に嵌め込まれてシリンダの気密性を維持するビス)−シ
リンダの製造方法に関する。
〈従来の技術〉 従来の金属材料を使用するピストンリングの製造は第4
図に示すように、数多くのプレス段階を経て行われてい
る。すなわら、まず同図(A)のように中央部分が平坦
状に両端部分が円弧上に成形された第1の下型21と、
この下型21に嵌合する形状に成形された第1の上型2
2とによって矩形断面の条材Wをプレスして、条材Wの
両端部分を弯曲する。次に、同図(B)に示すように全
体が円弧状の第2の下型23と、下型23を覆う円弧状
プレス面が形成された第2の上型24とによって条材W
をプレスし、条材Wを略円弧状に弯曲する。さらに同図
(C)のように、この円弧状に弯曲された条材Wを小径
の芯金25と、芯金25に嵌合するポンチ26とによっ
てプレスを行いピストンリングを得る。
〈発明が解決しようとする問題点〉 以上のように従来方法によると、数多くのプレスを順次
行なってピストンリングを得るものであるから製造が面
倒であると共に生産性が悪いものとなっている。又、各
プレス工程は条材Wの全体にプレス圧を作用させるもの
ではなく部分的に作用させるものであるから、製造され
たビ・ストンリングは応力分布が等しくならず、部分的
に脆弱化し、耐久性に欠けたものとなると共に滑らかな
弯曲ができず、真円度への信頼性に欠けている。
本発明はかかる従来方法の問題点を解消して、工程が簡
単で耐久性が向上するとともに真円度の信頼性が向上し
たピストンリングの製造方法を提供するものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明に係るピストシリングの製造方法はコイリングマ
シンに条材を連続的に供給して巻回形成すると共に、1
コイル分巻回された状態で切断してリング体を得、その
後、リング体を矯正プレスすることを特徴としている。
〈実施例〉 以下、本発明をさらに具体的に説明する。
本発明の製造方法は、まず長尺な条材を円弧状に巻回し
、切断する乙とでリング体を形成する。
このリング体の成形はコイリングマシンを使用して行う
ものである。コイリングマシンは条材をコイルばねに成
形する公知のものを使用ずろことができる。第1図はか
かるコイリングマシンの要部の断面図を示している。条
材Wを直線状に案内するガイ1〜1と、ガイド1の終端
部に設けられ半円弧断面の成形面2aが形成された芯金
2と、芯金2の成形面2aに対峙して設けられたポイン
ト3と、芯金2の成形面2a終端部下方に設けられ上下
動するカッタ4とからなっている。条材Wは黄銅等の金
属材料の素材が矩形断面形状となるように成形されてお
り、ガイド1内に挿入されて芯金2方向に供給される。
乙の供給は条材Wの後端部を押圧することで行われ、ガ
イド1から抜き出た条材Wの先端部はポイント3の先端
面に当接して芯金2方向に曲がる。条材Wをさらに押圧
供給ずろと、条材Wはポイント3の圧接力によって芯金
2の成形面2aに沿って円弧状に巻回される。そして、
成形面2aの終端部に達した状態では芯金2の成形面2
aと同曲率で巻回された状態が維持されており、条材W
の抑圧供給を続行することによって、条材Wの先端部は
同一曲率で弯曲されたまま芯金2の成形面2a始端部に
達する。この先端部は芯金2に巻回されている条材Wの
部分から芯金2の長手方向に若干ずれて芯金2に巻き付
き、螺旋状に芯金2に巻回される。以上によって、条材
Wが1コイル分巻回されると、カッタ4が上動して芯金
2に巻回された条材Wを切断し、リング体が成形される
。このように連続供給された条材Wを芯金2に巻き付け
て成形することにより、条材Wには部分的に応力が偏在
することがなく、部分的な脆弱化が防止されるものであ
る。このリング体の成形は連続して行なう。
前記リング体巳よ芯金に螺旋状に巻回されて成形されて
いるため、両端が上下に喰い違いを生じており、次に矯
正プレスが行われる。乙の矯正プレスはリング体の上下
面および外径面、内径面を同時にプレスする乙とで行わ
れる。第2図はかかるリング体5の矯正プレスに使用さ
れる金型の断面図である。金型は下型6と、上下動して
下型6に嵌合する上型7とからなっている。下型6には
シリンダーとの嵌合を満足させる状態での製品ビストン
リングの外径と同一径を有し、且つ製品ピストンリング
の巾の約2倍の深さを有する凹部8が形成されている。
又、上型7には製品ピストンリングの外径から条材厚さ
をマイナスした内径を有し、且つ製品ピストンリングの
巾の2倍以上の高さを有する凸部9が形成されている。
このような矯正型を用いて、まずリング体5を下型6の
凹部8にセットする。次に、上型7を下降させて下型6
に嵌合させると、上型7の凸部9の側面9aがリング体
5の内径面に接するように凸部9がリング体5に嵌まり
込む。この状態で圧力を加えると、リング体5の上下面
は下型6の凹部8の底面8bと、上型7の凸部9の周面
9bとによって上下方向からプレスされると共に、リン
グ体5の内・外径面は下型6の凹部8の側面8aと上型
7の凸部9の側面9aとによって左右方向からプレスさ
れる。従って、リング体5には全体の面が同時にプレス
さ第1るから、端部の喰い違いや平面度並びに平行度、
粗悪性が改善されて真円度の信頼性が向上する。このた
め、シリンダの気密性を確実に維持てきるピストンリン
グを製造することができる。
次に、以上のように製造されたピストンリングと従来方
法によって製造されたピストンリングの平面度α、平行
度βおよび喰い違い度δの比較を第」表、第2表および
第3表に示す。ここで、平面度αとは第3図(A)に示
すように、ピストンリング10水平面に対する上面の高
さの差をいい、平行度βとは第3図(B)に示すように
ピストンリング側面の傾きをいい、平面度、平行度が大
きいとシリングと接する面積が小さくなり、気密性が悪
くなると共に、早期に摩耗する。又、喰い違い度δとは
第3図(C)に示すようにピストンリング10の両端部
10 a、  10 bの上下方向のずれをいい、喰い
違い度が大きいとピストンに対する支持力が弱くなる。
(以下余白) 第1表(平面度の比較) 第2表(平行度の比較) 第3表(喰い違い度の比較) 〈発明の効果〉 以上のとおり本発明によれば、条材をコイリングマシン
に連続的に供給してリング体を成形し、次にリング体を
矯正プレスしてピストンリングを得るようにしたから、
工程が簡略化されて生産性が向上すると共に、信頼性、
耐久性の向上したピストンリングを製造することができ
る、効果かある。
【図面の簡単な説明】
第1図はコイリングマシンによってリング体を得る工程
の断面図、第2図は矯正プレス工程の断面図、第3図(
A)、(B)、(C)はそれぞれ平面度、平行度および
喰い違い度を示す断面図および正面図、第4図(A)〜
(C)は従来方法の工程順を示す断面図である。 2 芯金、  4・カッタ、5 ・リング体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 コイリングマシンに線材を供給し芯金に沿って巻回形成
    する工程と、 前記線材が1コイル分巻回された時点で切断してリング
    体を形成する工程と、 リング体の上下面、外径面および内径面を押圧する下型
    および上型で前記リング体を矯正プレスする工程と、 からなることを特徴とするピストンリングの製造方法。
JP1164886A 1986-01-22 1986-01-22 ピストンリングの製造方法 Pending JPS62173043A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01233030A (ja) * 1988-03-10 1989-09-18 Horie Kinzoku Kogyo Kk リング成形法
KR20010093401A (ko) * 2000-03-28 2001-10-29 사영진 링기어의 제조방법
KR100388641B1 (ko) * 2000-09-29 2003-06-19 송병준 커팅블레이드의 절곡 및 절단장치

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5020558A (ja) * 1973-06-25 1975-03-04
JPS6174745A (ja) * 1984-09-17 1986-04-17 Teikoku Piston Ring Co Ltd 鋼製ピストンリングの製造方法

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