JPS62172395A - 薄膜el駆動回路及びその駆動方法 - Google Patents

薄膜el駆動回路及びその駆動方法

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JPS62172395A
JPS62172395A JP1412986A JP1412986A JPS62172395A JP S62172395 A JPS62172395 A JP S62172395A JP 1412986 A JP1412986 A JP 1412986A JP 1412986 A JP1412986 A JP 1412986A JP S62172395 A JPS62172395 A JP S62172395A
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thin film
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、薄膜EL(エレクトロルミネセンス)表示装
置の駆動回路及びその駆動方法に関する。 〔従来の技術〕 薄膜EL表示装置の中でも、二重絶縁構造のAC型は、
信頼性が高く、動作が安定である等の特徴があるため、
製品化の可能性の高いデバイスとして有望視され、一部
では製品化されている。 このような薄膜ELを駆動するためのドライバとし、で
、第4図の回路図に示す如きプッシュプル型の駆動回路
が、低消費電力、高速動作ができる等のため、検討され
ている。このような特徴を生かし、かつ駆動系を簡単に
し、低コスト化できる駆動用電源回路20(特願昭59
−156125号)も示されている。 第4図の構成においてs  CELはELの発光セルに
対応する。このセルCF、!、は% 走査H’/1.Y
2−データ線xl 、Xgが交差する交点部に、Y2O
3等の絶縁膜を介して形成される。これらの走査線、デ
ータ線を駆動するたに、走査側駆動回路21゜データ側
駆動回路22が設けられる。走査側では、Pチャネル高
耐圧MOSFET(以下、p−MO8Tと称する)pt
、pzとnチャネル高耐圧MOSFET(以下、n−M
O8Tと称する)Nl、N2とで、それぞれ走査線Y1
.Y2を充放電することによって、ELの各セルに走査
パルスを印加する。 これらのMO8Tのオン・オフ制御は、図示り、てない
制御回路により行なわれる。他方のデータ側では、デー
タ信号に応じて各データ線を選択的に充放電するだめの
回路、即ちp−MO8T 、pH。 PI3とn−MO8T  Nil、N12とで、各デー
タ線X1.X2を駆動する。これらMO8Tの制御もそ
の制御回路により行なわれる。また、これらp、nのM
O8Tに供給すべき電源は、スイッチング方式の駆動用
電源回路20より得られる。 この電源回路20は、電源電圧VDを持つ電源V。 に縦続接続されたスイッチ用n−MO8T12と、電源
電圧vRを持つ電源VRに縦続接続されたスイッチ用p
−MO8T13とを電源供給線として接続して構成され
る。 かかる構成からなる従来のELItA動回路のタイミン
グチャートを第5図に示す。図示
【−たパルス列で、ダ
イレクト駆動方式による線順次走査が行なわれる。即ち
、各データ線を選択的に駆動する期間(TR/を除く期
間)では、n−MO8T12がオン状態に設定されて、
データ電源線Aにv。 の電圧が供給される。この時、p−MO8T13はオフ
状態に制御され、電源vR系は電源線入から切り離され
る。これらの制御は、n−MO8T12、p−MO8T
  13のゲートへ印加される制御パルスφD、φBに
より行なわれる。 このデータ線駆動期間では1次のように各ELのセルの
書込み動作が行なわれる。 まず、期rdlT1 テR,p−MOS T  P 1
 fオンにして、走査線ylに振幅Vsの書込みパルス
を印加し、−例としてデータ側駆動回路22の各p−M
O8T  Pll、p12をオンにして振幅VDの非選
択パルスを各データffjX1.X2に供給する。この
場合、ELの各セル(Xt、)’t)e(Xz*ytl
には、発光閾値電圧vf以下の電圧vs−VDしか印加
されず、これらのセルは発光しない。もちろん、他の非
選択走査線y2に対応するセルも、voow圧(VD<
vf〈Vs)しか印加されないため、発光しない。 次に、期間T2では、同様にして走査線y2に走査パル
スが印加さね、−例とし、てデータ’1m X 1に非
選択パルスが印加される。データ線x2は、OVに保持
される。この時、セル(x2.yzlにのミ書込みパル
スVsが印加され、他のセルにばVf以下の1圧(Vs
−VDあるいはVo)Lか印加されないため、当該セル
(X2.yz)だけがパルスの立上り時に発光する。こ
のようにして、所定のセルに書込みを行い、全走査線(
ドツトマトリックス型の場合、数本〜千木程度)を線順
次に走査する。 次に、リフレッシュ駆動期間’l’ vttにおいて、
P−MO8T  13を制御パルスφRによりオン状態
にして、電源線A17CVRの電圧を供給する。この期
間では、n−MO8T12は制御パルスφDによりオフ
状態に設定される。このTR/の一部の期間TRにおい
て、プッシュプル回路を構成する全てのp−MO8T 
 pH,PI3をオンにして、全てのセルにリフレッシ
ュパルスを印加L−1書込まれたセルに再発光を行なわ
せる。この場合、期間’l’ R/がTRに全く等しく
設定されても、必要なりフレッシェ動作は行なわれる。 このようなリフレッシュパルスが印加された時、書込み
時にELの絶縁膜と発光層との界面にトラップされた電
子の数が正孔に比り、て多いあるいけ少い(分極により
電界が生じた状態)選択セルのみに、分極による電界と
vRの電圧による電界の総和弁(>V/)が印加される
ので、選択セルのみが再発光する。 このようにして、−フィールド走査期間内で選択セルは
2回発光する。 次のフィールド期間に入ると、再びn−MO8T12を
制御パルスφDによりオン状態にして、データ電源線A
をVDに充電シ5.データ線を選択的に駆動する段階に
入る。この場合、次のような問題が生じる。即ち、TR
1の期間でvRの電圧に充電されてい九′電源線人の電
荷は、n−MO8T12をオンにした瞬間に、電源VD
を通って逆方向電流として流れながら放電されるのであ
る。 〔発明が解決しようとする問題点〕 以上述べたように、第4図の回路においては、W源線人
の電位がVa(150〜200V程度)からVD(30
〜60 v程度)に低下するまで放雷が行なわれ、通常
は電源線入に負荷する容量を0.01μF以下に抑えら
れるが、電位差か大きい(120〜170V)ので、瞬
間的に大きな電流C数百mA〜数A程度)が電源VDに
流ねることになる。このように大きな逆方向電流を流せ
る′N@け、太きな電圧を取り扱えない(通常30〜3
5V以下の耐圧)ので、200V程度の耐圧を有する電
源v。 系を構成しようとすると、相当コスト高にならざるを得
ない。しかも、複数個の電源を直列に縦続接続して構成
するので、電源系の寸法が大きくなってしまう。さらに
、大きな逆方向電流が電源に流れることによる電力損失
も大きくなる。 このように従来の薄膜EL駆動回路では、W源に高価な
ものを用いなければならず、その寸法も大きなものにな
ってしまうという欠点があり、また電力損失が大きいと
いう問題もあった。これは、EL表示装置がCRTと競
合するために不利な条件であり、本来備えている薄型化
、小型化、低コスト化、低消費重力化、の可能性を損ね
るものである。 本発明の目的は、このような従来の欠点を除去すること
により、小形化、低コスト化、低消費電力化された薄膜
EL駆動回路及びその駆動方法を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 第1の発明の構成は、薄膜EL表示装置の走査線及びデ
ータ線を走査側駆動回路及びデータ側駆動回路によりそ
れぞれ線順次駆動するプッシュプル型の薄膜EL駆動回
路において、前記データ側駆動回路の駆動用τ源回路が
、第1の電源とこの第1の電源に縦続接続された一導電
型の第1のトランジスタとからなる第1の電源供給手段
と、前記第1の電源の1圧よりも低い電源電圧の第2の
電源とこの第2の電源に直列接続された反対導電型の第
2のトランジスタとからなる第20′11r源供給手段
と、反射溝1型の第3のトランジスタとそれに縦続接続
された前記第2の電源の電圧に等しいかt念はやや大き
いツェナー電圧を有するツェナーダイオード列とからな
る1荷放電手段とを電源供給線により共通に接続したこ
とを特徴とする。 また、第2の発明の構成は、薄膜EL表示装置の走査線
及びデータ線を走査側駆動回路及びデータ側駆動回路に
よりそわそれ線順次駆動するプッシュプル型の薄膜EL
駆動回路を、第1の電源とこの第1の電源に縦続接続さ
れた一導電型の第1のトランジスタとからなる第1の電
源供給手段と、前記第1の電源の電圧よりも低い電源電
圧を有する第2の電源とこの第2の電源に直列接続され
た反対導電型の第2のトランジスタとからなる第2の電
源供給手段と、反対導電型の第3のトランジスタ逅それ
に縦続接続された前記第2の電源の電圧に等しいかまた
はやや大きいツェナー電圧を有するツェナーダイオード
列とからなる電荷放電手段とを電源供給線により共通接
続した駆動用電源回路により駆動する薄膜EL駆動回路
の駆動方法において、リフレッシュパルスを全てのデー
タ線に供給する期間では、前記第1のトランジスタをオ
ン状態にし、その後前記第1.第2のトランジスタをオ
フ状態にしたまま前記第3のトランジスタをオンにして
前記駆動用電源回路の出方電圧を前記ツェナー電圧まで
低下させ1選択的に前記データ線を線順次駆動する期間
では、前記第1.第3のトランジスタをオフにして前記
第2のトランジスタをオン状態にするように駆動するこ
とを特徴とする。 〔作用〕 本発明の薄膜EL駆動回路は、前記の構成で述べた如く
、データ側駆動回路の駆動用電源回路を、全データ線を
同時にリフレッシュ駆動するための従来の電源(VR)
供給手段と、データ線を選択的に駆動するために設けた
従来の電源(Vo)供給手段と、VFLの電位に充電さ
れた電源線の電荷をVDに等しいかわずかに高い電位レ
ベルVz迄放電せしめるためのツェナーダイオード列及
びこれらに直列接続されたスイッチ素子とからなる電荷
放電手段とを並列接続し、電源(V O)供給手段に大
きな逆方向電流を流さないようにしたものである、そし
て、この放電は、リフレッシエ駆動を行うための電源供
給手段を構成するp−MO8Tがオンからオフに切り換
わった時と同時に電荷放電手段を構成するスイッチ素子
をオンにして行うことによって行なわれる。さらに、か
かる放電終了後に、データ線を選択的に駆動するための
電源(Vo)供給手段を構成するn−Ni08Tをオン
にして、データ電源線の電荷(Vzの電位に和尚する)
をv。 の電位に迄放電させて、駆動される。このようにして構
成した駆動用電源回路をデータ側駆動回路の電源端子に
接続すると、駆動用電源回路での電力損失がなく、安価
で、構成の簡単なデータ側駆動回路からなる薄膜EL駆
動回路及びその駆動方法が実現できる。 〔実施例〕 次に、本発明の実施例について図面を用いて親回路とE
Lセルとの構成を示す回路図、第3−は第2の発明の一
実施例となる駆動方法を説明する動作タイミング図であ
る。本実施例では、スイッチング用トランジスタとして
便宜上高耐圧MO8FETの例を示すが、機能動作が同
じならばバイポーラ等の他の素子であっても差しつがえ
ない。 本実施例では、プッシュプル型のデータ側駆動回Wr 
22 (p−MO8T pH、PI3 トn−MO8T
 N11、N1j、の各対で構成される)の電源線Aに
、外部に設けたスイッチング電源方式の駆動用電源回路
20の出力を供給する。この駆動用電源回路20では、
選択的にデータ線に非選択データに対応した駆動パルス
(振幅Vo)を供給するための第2の電源供給手段とし
て、n−MO8T12とそのソース部に直列に接続した
電源Voとからなる駆動回路を設ける。この他に、縦続
接続したツェナーダイオード列ZDI〜ZD4とこのツ
ェナーダイオードZD4のアノードに直列に接いだn−
MO8T 11のスイッチ素子とからなる電荷放電手段
を設ける。 このツェナーダイオード列としては、4個と限られるも
のではなく、全部でVDの電圧に等しいか、やや高いツ
ェナー電圧Vzになるように設定できればよい。通常は
、VDが30〜60Vになるから、24V、16V等の
ツェナー電圧を有するダイオードを2〜3個用いること
で構成できる。 また、この電荷放電手段や第2の電源供給手段とは別に
、リフレッシュパルスを全データ線に同(VR>VD%
  ’)フレッシェパルスの振幅に対応する)を直列接
続した駆動回路を設ける。この時p−MO8Tのドレイ
ン、p−MO8Tのソースと電源vRの高電位端子をそ
れぞれ接続する。そして、これら2つの電源供給手段の
出力端子と電荷放電手段の出力端子、即ちn−MO8T
12のドレインとp−MO8T13及びツェナーダイオ
ードZDIのカソードを電源線として接続して、データ
側駆動回路22を構成するプッシュプルドライバの電源
線Aに供給する。 上述した駆動回路を用いた駆動法としては、以下に述べ
る一実施例の如き駆動法だけでなく、他にも考えられる
。例えば、期間Taでリフレッシュパルス供給用電源v
Etを供給する手段としてのスイッチングトランジスタ
13のみをオンにして、データ電源線Aに電源■Rを供
給する。この時、p−MO8T  pH,Pi2をオン
にすることによってデータ線X1*X2にリフレッシュ
パルスが供給される。 次に、TRを除く期間では、走査側には線順次駆動用の
パルスをp−MO8T  Pi、P2とn−MO8T 
 Nl、N2をオン・オフさせることにより順次各走査
線yt、)’2に供給し、なから、データ側には非選択
パルス供給用電源VDを供給する手段としてのスイッチ
ングトランジスタ12及び電荷放電手段を構成するスイ
ッチングトランジスタ11を共にオンにすることによっ
て、電源線入に充電された電荷(vR−VDの電位差に
対応)を放電すると共に、電源線入に電源VDを供給す
択(OV)、非選択(Vo)の状態の電位に設定するこ
とができる。この時に、放電電流はツェナーダイオード
列ZD1〜ZD4に流れるだけではなく、電源VDにも
逆電流として流れる。従って、このような駆動法では電
源voとし、て大きな逆方向電流の流せる特殊の電源を
複数個用いる必要があり、電源コストが高くなってしま
う。それだけではなく、電源に大きな逆電流を流すと、
電力損失が大きくなり、システムの信頼性の観点からも
好ましくない。 これに対して、第2の発明となる一実施例の駆動法は、
以下に述べるように最も低い消費電力の方法を提供する
もので、余分な電力損失を生じない特徴を備えている。 即ち、上述した構成のEL駆動回路による線順次駆動は
、次のようにして行なわれる。期間T1.’r、では走
査側駆動回路21のp−MO8T  Pi、P2を順次
オンし、なから、走査線Y1+Y2に走査パルスを供給
し、データ側駆動回路22のp−MO8T  pH,P
i2を非選択時だけオンにして、データ線! ! * 
X 2に駆動パルスを供給する。第3図に示した例では
T2の期間でデータ線X2を選択する(p−MO8TP
12をオフのまま、n−MO8T  N12をオンにす
る)。このような線順次駆動による選択セルへの書込み
が全走査線にわたって行なわれる期間(Txlを除く期
間)では、制御パルスφ0を′1′のレベル(n−MO
8T12のソース・ゲート間にVDDの電圧印加)に設
定し、スイッチング用n−MO8T12をオン状態にし
て電源線Aに電源VDからvoの電圧を供給する。この
時、電荷放電手段を構成するn−MO8TII及び第1
の電源供給手段となるp−MO8T13のゲートφ2゜
φRVc%それぞれ’ Q ’ Oレヘに信号(OV、
VR)を与えるので、これらのトランジスタ11.13
は共にオフ、状態に設定される。この状態で、p−MO
8T  PI3.Pi2あるいはn−MO8TN11.
N12をオンかオフに設定することにより、各データ線
x1.x2の電位は選択(OV)、非選択(Vo)の状
態になる。 このよりなWj[次駆動が終わった後の期間T8では、
次のような動作が行なわれる。T工の初期の期間TRで
は、p−MO8T13がオンになり、スイッチn−MO
8T]2はオフに変わる。これは% p−MO8T13
.n−MO8T】2のゲートφR9φDにそれぞれW 
Onの信号(vRVoo、Vo)が与えられることによ
り行なわれる。 この時、N荷放電手段を構成するn −M OS T 
11はオフ状態のままに設定される。この状態では、電
源線AK電源vFLからvFLの電圧が供給される。 従って、少くともこのTRの期間内で、p−MO8T 
 Pll、PI3をオンにし、n−MO8TN11.N
12をオフに設定すれば、データ線x1.x2には振幅
VRのリフレッシュパルスヲ供給することができる。 Txの後期の期間Tzでは、a−MO8TIIのゲート
φZ K % i #の信号(vDD)ヲ与え、このス
イッチ11をオンにする。この時、第1及び第2の電源
供給手段を構成するスイッチ(n−MO8TI 2 、
p−MO8T13)をオフ状態に設定する。こうすると
、電源線入の電位はb vaからツェナー電圧Vzに迄
電荷の放電により低下する。 なぜならVD(30〜60v)に等しいか−や中大きい
ツェナー電圧vzに設定されたツェナーダイオード列Z
D1〜ZD4の両端には、瞬間的にVa (150〜2
00V)の電圧が印加されるため、ツェナーダイオード
列は瞬時にツェナーブレークダウンを起こし、カソード
からアノードに向けて、電流が流れるからである。この
ダイオードとしては、放電すべき電荷に応じた電流容量
を持った素子を選んでやればよい。 この場合、vzの電位に対応した電荷がまだ電源線Aに
充電されているが、次の期間(再びデータ線を選択的に
駆動する期間)に移る時に、n−MO8TI 2(Dゲ
−) φolC’1’ Q:)信号CVo十Voo)を
与えて、n−MO8T12のみをオン状態にするので、
■z−VDの電位(OVから数V)に対応するわずかな
残留電荷は電源VDにわずかな逆方向電流として流れ、
すぐにVDのレベルにまで放電されてしまう。電源vo
に流れるこの逆方向電流は、放電電荷に対応した電位差
が小さいため、ツェナーダイオード列ZDI〜ZD4に
流れる電流とは比較にならない程小さく、はとんど電源
の特性に影響を及ぼさない、このように期間T2でn 
−M OS T 12をオフにして駆動するようにすれ
ば、電源VDに大きな逆方向電流を確実に流さないため
、電力損失がなくなる。 尚、リフレッシュパルスを供給するために、p−MO8
T  pH,PI3を少くとも期間TFLでオンにする
が、T8の前後の非走査期間(Tx’のうちのTzを除
く期間)及びTzの期間でもオンにし、続けた方が好ま
しい。これらの期間でオンにしない場合には、一度、全
てのデータ線X1eX2がQVに放電されないと、ノイ
ズ等により浮遊状態になる可能性が高く、発振を起こし
やすくなるという問題がある。しかし、データ線X1*
X2をvRの電位からOVに放電すると、データが無い
場合(全てのデータ線が非選択状態)でもVDの電位以
下まで放電を行なうことにより無駄な電力を消費するこ
とになる。従って%  Txの期間及びT工の前後の非
走査期間で、全てのデータ線を電源線Aの電位と等しく
なるように設定し、ておくことが望ましい。このように
して、リフレッシュパルスは期間TRとTzにおいて、
それぞれピーク値vR1vzを有するパルスとして電源
線A及び全てのデータ線XI、X2に供給される。この
TRとTzの期間を除く期間では、電源@Aの電位は、
再びvoのレベルに設定されるので、線順次駆動を行え
る状態となる。 本実施例によれば、スイッチング方式の駆動回路を簡単
に構成できるので、EL駆動装置をコンパクトに% L
5かも低コストで実現することができる。これは、ツェ
ナーダイオードが低価格に入手でき、1.かも2〜4個
用いてもほとんど占有面積を増やすことがないからであ
る。さらに、高電圧電源と[7ては通常のものを使え、
電源部における電力損失を生じることがないので、高信
頼で、低消費電力な駆動回路システムを構成できる。 第2図は第1の発明の第2の実施例となる薄膜EL駆動
回路の駆動用電源回路部分を示した回路図である。本実
施例においても、ELt?線順次で駆動する方式が適用
され、この駆動動作のタイミングは、第3図に示すもの
と全く同じである。本実施例では第1図の第1の電源供
給手段をリフレッシュパルス供給用の電源vFtとスイ
ッチング用のp−MO8T 13を直列接続した駆動回
路とを第1の電源供給手段としている。この場合も、第
1の実施例と同様な動作を行い、同じ効果が得られる。 但【1、電源VBとVDを供給するタイミングに注意を
払う必要があり、電圧の高いvRTL源を低いVot源
よりも先行して供給するようにすれば、データ線に非選
択駆動パルスを供給するための電源VDから、リフレッ
シュパルス供給用の電源V、へ、一時的にせよ電流が流
れ込むことがなく、システムを安全に動作させることが
できる。 〔発明の効果〕 以上詳細に説明したように、本発明によれば、高価な電
源を複数個用いる必要もないので、コンパクトにデータ
側駆動用電源回路を構成することができ、従来と比べて
大幅なコスト低減と、駆動回路系を含めた薄膜EL装置
のコンパクト化に大きく貢献する。さらに、ツェナーダ
イオード列を設けたことにより、電源部での電力損失が
なくなり、低消費電力なEL装置が実現可能になる。ま
た、本発明の駆動回路では、プッシュプル回路を用いた
線順次ダイレクト駆動の性能をそのまま生かすことがで
きるので、高速動作、大容量ELパネル対応の薄膜EL
駆動回路及びその駆動方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す回路図、第2図は
本発明の第2の実施例を示す部分回路図、第3図はこれ
らの動作タイミング図、第4図は従来の薄膜EL駆動回
路の一例を示す回路図、第5図は第4図の動作タイミン
グ図である。 11・・・・・・p−MOS)ランジスタ、12.13
・・・・・・n−MOS)ランジスタ、20・・・・・
・駆動用電源回路、21・・・・・・走査側ドライバ、
22・・・・・・データ側ドライバ、A・・・・・・デ
ータ電源線h C!:L・・・・・・ELセル、N 1
.  N 2.  N 11.  N 12=−−−−
n −MOS)ランジスタ、Pl、P2.pH,Pl2
・・・・・・p−MOSトランジスタ、ZDI〜ZD4
・・・・・・ツェナーダイオード、VD、VB・・・・
・・電源、Xl。 x2・・・・・・データ線、Yl、’!2・・・・・・
走査線&V8・・・・・・電源端子、φ0.φB、φ2
・・・・・・制御パルス。 躬 2 図 第 3 図 名6fデ=夕該 zt  ”  −一一−−−−−−−
−1−一ゝ“ゝθV− トーt←

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)薄膜EL表示装置の走査線及びデータ線を走査側
    、駆動回路及びデータ側駆動回路によりそれぞれ線順次
    駆動するプッシュプル型の薄膜EL駆動回路において、
    前記データ側駆動回路の駆動用電源回路が、第1の電源
    とこの第1の電源に縦続接続された一導電型の第1のト
    ランジスタとからなる第1の電源供給手段と、前記第1
    の電源の電圧よりも低い電源電圧の第2の電源とこの第
    2の電源に直列接続された反対導電型の第2のトランジ
    スタとからなる第2の電源供給手段と、反対導電型の第
    3のトランジスタとそれに縦続接続された前記第2の電
    源の電圧に等しいかまたはやや大きいツェナー電圧を有
    するツェナーダイオード列とからなる電荷放電手段とを
    電源供給線により共通接続したことを特徴とする薄膜E
    L駆動回路。
  2. (2)薄膜EL表示装置の走査線及びデータ線を走査側
    駆動回路及びデータ側駆動回路によりそれぞれ線順次駆
    動するプッシュプル型の薄膜EL駆動回路を、第1の電
    源とこの第1の電源に縦続接続された一導電型の第1の
    トランジスタとからなる第1の電源供給手段と、前記第
    1の電源の電圧よりも低い電源電圧を有する第2の電源
    とこの第2の電源に直列接続された反対導電型の第2の
    トランジスタとからなる第2の電源供給手段と、反対導
    電型の第3のトランジスタとそれに縦続接続された前記
    第2の電源の電圧に等しいかまたはやや大きいツェナー
    電圧を有するツェナーダイオード列とからなる電荷放電
    手段とを電源供給線により共通接続した駆動用電源回路
    により駆動する薄膜EL駆動回路の駆動方法において、
    リフレッシュパルスを全てのデータ線に供給する期間で
    は、前記第1のトランジスタをオン状態にし、その後前
    記第1、第2のトランジスタをオフ状態にしたまま前記
    第3のトランジスタをオンにして前記駆動用電源回路の
    出力電圧を前記ツェナー電圧まで低下させ、選択的に前
    記データ線を線順次駆動する期間では、前記第1、第3
    のトランジスタをオフにして前記第2のトランジスタを
    オン状態にするように駆動することを特徴とする薄膜E
    L駆動回路の駆動方法。
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