JPS62172302A - 道路反射鏡 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、道路に設置されている道路反射鏡の鏡面の曇
り防止に関し、ヒートパイプによる熱搬送作用を応用し
て鏡面曇シ防止を施した道路反射鏡に関するものである
。

従来の技術 近年、道路反射鏡は交通安全の為の健全保守がｔ麿８笹
卯苗日Ｊ−外一イ太）ｈ　共ｒ　准鯰Ｅ躬倍の鏡面曇り
現象は大きな問題となっており、不曇鏡が要求されてい
る。

以下、図面を参照しながら、上述した従来の道路反射鏡
の一例について説明する。

第２図は従来の道路反射鏡の概要を示すものである。１
は鏡体、２は裏板、３はリングフード、４は支柱、５は
止め金具である。鏡体１と裏板２とは略円弧状の一体構
造を成し、円弧部上方には雨よけのリングフード３が取
り付けられており、反射鏡本体部ｅを形成している。該
本体部６と支柱４とは止め金具６により固定され、支柱
４を地中に埋め込むものである。以上のように構成され
た道路反射鏡が、特に、カーブ状の道路に面して施工さ
れて、交通安全の為の１つの手段として使用されていた
。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような道路反射鏡は、特Ｋ、積雪地
帯、多霧地帯あるいは夜明けの放射冷却時において、鏡
面の曇り現象が生じゃすく、車の道路走行上、危険な場
所も多く、本来の道路反射鏡としての役割を充分に果た
していなかった。

本発明は上記問題点に鑑み、鏡面の曇り現象を解消して
常に道路反射鏡としての機能を保持させるべく、地中の
熱をヒートパイプにより鏡面部へ搬送し、曇り防止させ
る道路反射鏡を提供するものでふる。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の道路反射鏡は、ヒ
ートパイプの両端に、潜熱蓄熱材から成るブロックを取
シ付け、該ヒートパイプの一方の端部は地中に埋設し、
他端は道路反射鏡の鏡体と裏板との間に装着し、前記潜
熱蓄熱材ブロックを少なくとも鏡体の裏面に当接させ、
同ヒートパイプの中間部は支柱内部に収容させた構造の
ものである。、 作　　用 本発明は上記した構成により、ヒートパイプの片端に取
り付けられ、地中に埋設された潜熱蓄熱材に貯えられた
地中の熱が、ヒートパイプにより他端の道路反射鏡側へ
熱搬送され、同ヒートパイプ他端に固定された潜熱蓄熱
材へ放熱および蓄熱され、この蓄熱された熱が地中にお
ける熱（温度）の変動とは関係なく、均一に鏡面へと伝
熱され、曇り、積雪等の環境条件下においても鏡面とし
て機能を充分に発揮するものである。

実施例 以下本発明の一実施例の道路反射鏡について、図面を参
照しながら説明する。尚従来例と同一部分は同一符号を
用いて示し、詳細な説明は省略する。

第１図は本発明の実施例における道路反射鏡の概略を示
す構成図である。第１図において、６′および６“は潜
熱蓄熱材、７はヒートパイプ、８は支柱、９は断熱材で
あり、ヒートパイプ７の両端部で、地下埋設部７′およ
び鏡体挿着部７“は容器内に充填された潜熱蓄熱材６′
および６”の内部に挿入されて、それぞれ、地中の所定
の深さの位置に一体的に埋設、および鏡体１の裏面に当
接させると共に、該地中埋設部７′と鏡体挿着部７“を
除いた中間部ヒートパイプ７は支柱８内部に収容され、
該支柱８と中間部ヒートパイプ７との間は断熱材９を充
填して成るものである。なお、裏板２と支柱８とは、固
定金具６で取シ付けられている。

以上のように構成された道路反射鏡について、第１図を
用いてその動作を説明する。

地中に埋設した潜熱蓄熱材６′は、地中熱を蓄熱し、外
気温が低く、鏡面１の曇り現象が生じやすい場合、地中
埋設部７′から鏡体挿着部７“へと、該潜熱の熱を伝達
し、鏡体挿着部７“から周囲に固定された潜熱蓄熱材６
“へと熱を伝達、蓄熱される。

そこで環境に応じて、潜熱蓄熱材６“に貯えられた熱で
鏡体１を加温させ、外気温が低く、鏡面曇り現象が生じ
やすい場合でも、その曇り現象を防止させることが出来
る。また、外気温が高い場合には、鏡体内潜熱蓄熱材６
“に蓄熱され、この熱は外気温が低い場合に再び鏡体１
を加温することにより放熱されることとなる。また、地
中の温度変化が生じた場合も、蓄熱により安定した放熱
が行なえる。なお、中間部ヒートパイプ７は支柱８に収
容され、支柱８との間を断熱材９で充填させているので
、地中熱が支柱８内で放熱することも無く、効率的に熱
を鏡体内へ運ぶ。

以上のように本実施例によれば、ヒートパイプの両端に
潜熱蓄熱材６′、６“を固定させ、その一端７′は地中
の所定の深さに埋設し、他端は、鏡体１の裏面に当接さ
せていることから、該ヒートパイプ７を介して、地中熱
を効率良く鏡体内部まで運び、蓄熱されることから、鏡
体が曇りやすい環境の元でも、安定した放熱（鏡体加温
）が可能となり、鏡体の曇り現象を防止することが出来
る。

発明の効果 以上のように本発明は、ヒートパイプの両端に潜熱蓄熱
材から成るブロックを取り付け、一端を地中に、他端を
道路反射鏡の鏡体部に固定させ、その間における中間部
ヒートパイプは支柱内部に収容させ、支柱との間を断熱
材で充填させているので、道路反射鏡の鏡体の曇シ現象
を防止させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における道路反射鏡の縦断面図
、第２図は従来の道路反射煉の縦断面図である。 １・・・・・・鏡体、７・・・・・・ヒートパイプ、２
・・・・・・裏板、８・・・・・・支柱、６′・・・・
・・地中埋設潜熱蓄熱材、９・・・・・・断熱材、６″
・・・・・・鏡体内装着潜熱蓄熱材。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ノー
ａ体

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ヒートパイプの両端に、潜熱蓄熱材を取り付け、該ヒー
   トパイプの一方の端部は地中に所定の長さ埋設し、もう
   一方の端部は道路反射鏡の鏡体と裏板との間に装着し、
   前記潜熱蓄熱材を、少なくとも鏡体の裏面に当接させる
   と共に、該ヒートパイプの中間部は保持用支柱内部に収
   容したことを特徴とする道路反射鏡。