JPS62172246A - ゴニオメ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は特に高真空下で用いて有効なゴニオメータに関
する・ 〔従来の技術〕 Ｘ線回折測定のよって、試料の精密な、回転機構を必要
とする場合、従来、ノｆルスモータあるいは、Ｄ、Ｃモ
ータを駆動力とするゴニオメータが用いられてき念。例
えばノ４ルスモータ駆動の場合には、励磁状態の変化に
よってその／４′ルス数に相当する角度分だけ、ゴニオ
メータを回転させているものでｈＤ、大気中で使用する
限り、大変有効なものである。

〔発明が解決しよりとする問題点〕

しかし、これらモータを用いたゴニオメータを高真空下
で、使用する場合、モータからの油蒸気が、真空度の悪
化を招くという欠点がある。

本発明の目的は、このような従来の欠点を除去せしめて
、モータを使用せず、オイルフリーの状態で回転運動を
行なうことができるがニオメータを提供することにある
。

〔問題点を解決する丸めの手段〕

本発明はゴニオメータを駆動するタンツエンシャルバ一
部分に形状記憶合金を用い、該形状記憶合金に接して加
熱・冷却機構金偏えたことを特徴トスるゴニオメータで
ある。

〔作用〕

一般に、形状記憶合金は、温度の変化によって、格子変
形に基づくマルテンサイト変態を生じ、形状が変化する
が、元の温度に戻せば、元の形状に戻る特性を有する。

ま次、変態量が温度に依存しており、変態を起こす際に
大きな外力全発生する。

本発明は、このような性質を有する形状記憶合金をタン
ツエンシャルバーに用いたものである。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例について、図面を参照にして詳細
に説明する。第１図は本発明の実施例を示す図である。

第１図において、ゴニオメータ１１を駆動するタンツエ
ンシャルバー１３に、Ｎ１−Ｔｉのニチノール合金やＣ
ｕ−Ｚｎ−Ａｔ合金に代表される形状記憶合金を使用す
る。形状記憶合金を用いたタンツエンシャルバー１３に
は、ヒータ線１４が巻かれておシ、また、このタンツエ
ンシャルバー１３に接して冷却器１５が設けられている
。したがって形状記憶合金によるタンツエンシャルバー
１３は、ヒータ加熱装置１８を通じ、ヒータ線１４によ
って加熱され、逆に水冷などによる冷却器１５によって
冷却され、その形状が変化し、逆に元に戻る。本発明は
この変形を駆動力に利用するものである。形状記憶合金
に加えられた温度は、熱電対１６を通じ、温度制御装置
１７によって監視する。

このような機構によって、加熱、あるいは冷却１８・・
・ヒータ加熱装置。

された形状記憶合金は、その温度変化分に相当するだけ
のマルテンサイト変態を生じタンツエンシャルバー１３
は矢印Ａ方向に沿った変形を生じる。

この矢印Ａ方向に沿った変形は、伝達棒１２によって矢
印Ｂ方向の直線運動に変換され、さらに、矢印Ｃで示さ
れているようにゴニオメータ１１の鉛直軸を中心とする
回転運動に変換される。

〔発明の効果〕

以上の発明によれば、オイルフリーの状態で、ゴニオメ
ータの回転運動を行なうことが可能となシ、特に密閉空
間の外部よシタンノエンシャルパーを構成する形状記憶
合金の温度制御を行うことによって、高真空下でゴニオ
メータを使用できる効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明におけるゴニオメータの構成図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ゴニオメータを駆動するタンジェンシャルバー部
   分に形状記憶合金を用い、該形状記憶合金に接して加熱
   ・冷却機構を備えたことを特徴とするゴニオメータ。