JPS621714Y2 - - Google Patents

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JPS621714Y2
JPS621714Y2 JP16728281U JP16728281U JPS621714Y2 JP S621714 Y2 JPS621714 Y2 JP S621714Y2 JP 16728281 U JP16728281 U JP 16728281U JP 16728281 U JP16728281 U JP 16728281U JP S621714 Y2 JPS621714 Y2 JP S621714Y2
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JP
Japan
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disconnector
operating
motor
opened
circuit
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JP16728281U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電動機の可逆回転により断路器を
開閉操作する断路器用操作装置に関し、電動機の
慣性回転を短絡回路による発電制動により抑制す
るとともに、手動操作時には短絡回路を開路して
最小限の操作力で開閉操作が行なえるようにし、
動作の安定した実用的な装置を提供できるように
したものである。
従来、可逆回転電動機の回転により断路器に連
結された操作腕を回動し断路器を開閉操作する断
路器用操作装置においては、電動機が、その通電
回路の開路後しばらく慣性により回転するため、
電動機の停止位置、すなわち通電回呂の開路時期
を微調整する必要があるが、この電動機の慣性回
転は負荷力および操作電圧により変動することか
ら、電動機停止の位置決めが難しく、動作が不安
定になる欠点がある。
そこで、電動機の通電回路の開路後閉路する電
動機の短絡回路を設け、電動機の慣性エネルギー
を電気エネルギーに変換して発電制動することが
考えられる。しかし、この場合、手動操作時に、
断路器の負荷力以外に発電制動力が加わるため、
非常に大きな操作力を必要とし、実用的でない。
この考案は、前記の点に留意してなされたもの
であり、つぎにこの考案を、その1実施例を示し
た図面とともに詳細に説明する。
図面において、1は上面が開口されたほぼ箱体
状のケース、2はケース1の中央下部に設けられ
た可逆回転電動機であり、その回転軸3がケース
1の右側壁より右方へ突出し、当該回転軸3の先
端に小平歯車4が軸着されている。5はケース1
の左右側壁間に取り付けられ軸受6,7により回
転自在に支持された左右方向の主軸であり、該主
軸5の両軸受6,7間にはねじ8が形成されてい
る。9は主軸5の右端部に軸着され小平歯車4に
噛合された大平歯車であり、電動機2の回転が減
速して主軸5に伝達される。10は主軸5の左端
部に形成され多角形状をなす手動操作部であり、
第3図に2点鎖線に示す手動用操作ハンドル11
を手動操作部10に嵌合して手動操作を行なう。
12は主軸5のねじ8に螺合し主軸5の回転に
より左右方向に直線移動する摺動子、13a,1
3bは摺動子12の前後面に一体に設けられたピ
ン、14はケース1の前後壁に軸受15,16を
介して回転自在に支持され主軸5の中央部上方に
位置する前後方向の操作軸、17a,17bは操
作軸14の前記ピン13a,13bに対応する位
置に軸着されたほぼ正方形状の回動腕、18は各
回動腕17a,17bの操作軸14との対角隅に
形成されそれぞれピン13a,13bと係合する
係合溝であり、主軸5の回転による摺動子12の
移動により各ピン13a,13bがそれぞれ係合
溝18に嵌まり込んで係合し、回動腕17a,1
7bが回動する。19は係合溝18の端部に形成
された傾斜部であり、摺動子12の所定以上の移
動に対し、ピン13a,13bが係合溝18より
傾斜部19に位置し、回動腕17a,17bが一
定の角度以上回動しないよう遊びが形成される。
20はケース1の後壁より突出する操作軸14の
端部に一体に取り付けられた操作腕であり、その
先端が操作ロツドを介した断路器に連結され、回
動腕17a,17bの回動により操作軸14を介
して操作腕20が回動し、断路器が開閉操作され
る。
21および22はケース1内の左側壁および右
側壁にそれぞれ取り付けられた摺動子12により
開操作される開路極限スイツチおよび閉路極限ス
イツチであり、それぞれ開路制御コイルおよ閉路
制御コイルの通電回路に直列に設けられている。
23はケース1の左側部に設けられ操作ハンドル
11の挿入口24を有する鎖錠装置であり、該装
置23内に主軸5の手動操作部10が導入されて
いる。25は鎖錠装置23の挿入口24を開閉自
在に閉塞するシヤツタ、26は手動操作時のシヤ
ツタ25の上動により操作されて開路する接点と
なるロツクスイツチである。
また、第4図は電動機2の駆動制御回路を示
し、電動機2の両端が、閉路制御コイルの2個の
常開接点27を介して直流電源P,N間に接続さ
れるとともに、開路制御コイルの2個の常開接点
28を介して直流電源N,P間に接続され、可逆
接続されている。29は電動機2の両端を短絡す
る発電制動用の短絡回路であり、閉路制御コイル
の常閉接点27′、開路制御コイルの常閉接点2
8′、ロツクスイツチ26および制限抵抗30が
直列に設けられている。
つぎに、前記実施例の動作について説明する。
まず、断路器の投入時、“入”の電気指令によ
り閉路制御コイルが励磁されると、その常開接点
27が閉、常開接点27′が開となり、短絡回路
29が開路するとともに、電動機2の一方の通電
回路が閉成され、電動機2の駆動が開始され、回
転軸3がたとえば正方向に回転される。この回転
軸3の回転は両平歯車4,9を介して主軸5に伝
達され、主軸5のねじ8に螺合する摺動子12が
主軸5の回転により右方へ直線移動し、ピン13
a,13bがそれぞれ係合溝18に嵌まつて係合
し、摺動子12の移動に伴ない両回動腕17a,
17bが反時計方向に回動操作される。したがつ
て、回動腕17a,17bの回動により操作軸1
4が回動し、これとともに操作腕20に同様に回
動し、操作ロツドを介して断路器が投入動作され
る。そして、断路器の投入完了時、摺動子12が
主軸5のねじ8の右端部に到達し、摺動子12に
より閉路極限スイツ22が開操作されるため、閉
路制御コイルの励磁が解け、常開接点27が開と
なつて通電回路が開路され、電動機2の駆動が停
止されるとともに、常開接点27′が閉となつて
短絡回路29が閉路され、電動機2が発電現象を
生じ、回転軸3の慣性回転に制動が与えられ、急
停止する。
つぎに、断路器の切時、“切”の電気指令によ
り開路制御コイルが励磁されると、その常開接点
28が閉、常閉接点28′が開となり、短絡回路
29が開路するとともに、電動機2の他方の通電
回路が閉成され、電動機2の回転軸3が前記の逆
方向に回転し、この主軸5に伝達される。したが
つて、ねじ8の右端部に位置していた摺動子12
は左方へ移動し、これに係合する回動腕17a,
17bが時計方向に回動されるとともに、操作軸
14および操作腕20も同様に回動し、断路器が
切動作される。そして、この切動作完了時、ねじ
8の左端部に到達した摺動子12により開路極限
スイツチ21が開操作されるため、開路制御コイ
ルの励磁が解け、常開接点28が開となつて通電
回路が開路されるとともに、常閉接点28′が閉
となつて短絡回路29が閉路され、電動機2の発
電制動により回転軸3の慣性回転が急停止する。
また、断路器の手動操作時、操作ハンドル11
の挿入のために、鎖錠装置23の挿入口24をシ
ヤツタ25を上動して開口すると、このシヤツタ
25の移動によりロツクスイツチ26が開操作さ
れ、短絡回路29が開路される。そして、操作ハ
ンドル11の挿入口24より挿入して手動操作部
10に嵌合し、操作ハンドル11を回転操作する
と、主軸5の回転により摺動子12が直線移動
し、回動腕17a,17b、操作軸14、操作腕
20等を介して断路器が所定動作される。ここ
で、主軸5の回転により両平歯車9,4を介して
回転軸3も回転されるが、前記したように、電動
機2の短絡回路29が開路されるため、発電現象
を生じることはない。
したがつて、前記実施例によると、断路器の電
動操作時、電動機2の通電回路を開路してのち短
絡回路29を閉路し、電動機2に発電現象を生じ
させ、電動機2の慣性回転を抑制することができ
るため、断路器の動作完了まで電動機2を駆動で
きるとともに、電動機2の停止位置を容易の決定
することができ、確実かつ安定した動作が行なえ
るものであり、また、前記発電制動により電動機
2は慣性で回転することがほとんどないため、主
軸5を移動する摺動子12が必要以上に移動する
ことはなく、主軸5のねじ8の寸法を最小限にと
どめ、装置の小形化を計ることができる。さら
に、断路器の手動操作時には、シヤツタ25の開
動作により短絡回路29を開路できるため、操作
時に発電制動力が加わることはなく、操作力の軽
減化を計ることができ、円滑な操作が実現できる
ものでる。
以上のように、この考案の断路器用操作装置に
よると、電動機の通電回路の開路後閉路する短絡
回路を設けるとともに、手動操作時短絡回路を自
動的に開路する接点を設けることにより、電動機
の慣性回転をその発電制動により抑制できるた
め、電動機の駆動制御を容易にし、確実かつ安定
した動作を行なうことができ、しかも、手動操作
時には、短絡回路を自動的に開路できるため、操
作力を軽減し、円滑な操作を実現でき、この考案
は、実用価値の高い操作装置を提供できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の断路器用操作装置の1実施例
を示し、第1図は切断正面図、第2図は第1図の
A−A′線切断側面図、第3図は一部の切断正面
図、第4図は電動機の駆動制御回路の結線図であ
る。 2……可逆回転電動機、20……操作腕、26
……ロツクスイツチ、29……短絡回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可逆回転電動機の回転により断路器に連結され
    た操作腕を回転し、断路器を開閉操作する断路器
    用操作装置において、前記電動機の通電回路の開
    路後閉路する発電制動用の短絡回路を設け、前記
    断路器の手動操作時前記短絡回路を自動的に開路
    する接点を設けた断路器用操作装置。
JP16728281U 1981-11-09 1981-11-09 断路器用操作装置 Granted JPS5871946U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16728281U JPS5871946U (ja) 1981-11-09 1981-11-09 断路器用操作装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP16728281U JPS5871946U (ja) 1981-11-09 1981-11-09 断路器用操作装置

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Publication Number Publication Date
JPS5871946U JPS5871946U (ja) 1983-05-16
JPS621714Y2 true JPS621714Y2 (ja) 1987-01-16

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ID=29959382

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JP16728281U Granted JPS5871946U (ja) 1981-11-09 1981-11-09 断路器用操作装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6310628B2 (ja) * 2013-11-28 2018-04-11 株式会社東光高岳 電動操作装置
JP6340153B2 (ja) * 2014-09-19 2018-06-06 株式会社東光高岳 電動操作装置

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JPS5871946U (ja) 1983-05-16

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