JPS6217057A - 吹付けコンクリ−ト用粉塵低減剤 - Google Patents

吹付けコンクリ−ト用粉塵低減剤

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JPS6217057A
JPS6217057A JP15410985A JP15410985A JPS6217057A JP S6217057 A JPS6217057 A JP S6217057A JP 15410985 A JP15410985 A JP 15410985A JP 15410985 A JP15410985 A JP 15410985A JP S6217057 A JPS6217057 A JP S6217057A
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JP
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acrylic monomer
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water
dust
soluble polymer
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JP15410985A
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孔一 伊藤
佐久田 昌治
大森 秀高
山川 洋行
嘉屋 忠弘
下山 芳文
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Takenaka Komuten Co Ltd
Takenaka Doboku Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
Takenaka Doboku Co Ltd
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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、コンクリート吹付は工法の施工によって生
じるリバウンドおよび粉塵を少なくするようにした吹付
はコンクリート用粉塵低減剤に関するものである。
従来の技術 ]ンクリートまたはモルタル(以下、コンクリートとい
う。)を吹付けてこれを構造物または表面の固定材とし
て用いることは従来から広く行われているが、吹付けら
れたコンクリートのリバウンド(はね返り)や粉塵の発
生を防止するため、メチルセルロースに代表される増粘
剤やポリアクリルアミドおよびポリアクリルアミド加水
分解物のような増粘剤をコンクリートに添加して吹付け
ることが行われている。
発明が解決しようとする問題点 上記従来の吹付は工法においては吹付けられたコンクリ
ートの40%程度がリバウンドとしてはね返ってしまい
、また高圧空気によって圧送することにより材料の分離
が生じ、このため粉塵が多量に発生する問題点があり、
またメチルセルロースを添加する方法ではリバウンドお
よび粉塵の低減に効果を上げるためには増粘剤をセメン
ト間の1%程度まで添加する必要があり、そうするとコ
ンクリートの凝結遅延が顕著となり、また硬化した後の
強度も低下し、かつ増粘剤の量が多いのでそのコストが
高くなる問題点があり、さらにポリアクリルアミドヤそ
の加水分解物のような増粘剤はセメント粒子を凝結させ
る作用が強く、吹付は作業に用いる吹付は機のホースが
閉塞することが多く実用に供し難い問題点があった。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するためのこの発明の手段は、一般
式[I] CH2=CGONH−R’−803M    [Iコ(
式中、R1は水素原子または低級アルキル基を示し、R
2は分岐状または直鎖状の低級アルキレン基を示し、M
は水素原子、アルカリ金属またはアンモニウムを示す。
)で表わされるアクリル系単量体を重合させて得られる
水溶性高分子化合物または一般式[I]で表わされるア
クリル系単量体とこれと共重合し得る他の単量体とを共
重合させて得られる水溶性高分子化合物からなる吹付は
コンクリート用粉塵低減剤からなり、一般式[I]で表
わされるアクリル系単量体としては、2−アクリルアミ
ドエタンスルフォン酸、2−アクリルアミドプロパンス
ルフォン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパン
スルフォン酸、2−メタクリルアミドエタンスルフォン
酸、2−メタクリルアミドプロパンスルフォン酸、2−
メタクリルアミド−2−メチルプロパンスルフォン酸、
アクリルアミドメタンスルフォン酸、メタクリルアミド
メタンスルフォン酸またはそれらのアルカリ金属塩およ
びアンモニウム塩を使用することができる。
また、一般式[I]で表わされるアクリル系単量体と共
重合し得る他の単量体としては一般式[[] (式中、R3、R4およびR5は同一かまたは異なって
水素原子またはメチル基を示す。)で表わされるアクリ
ル系単量体またはビニルピロリドンが用いられ、一般式
[I[]で表わされるアクリル系単量体としては、アク
リルアミド、N−メチルアクリルアミド、N、N−ジメ
チルアクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチルメ
タクリルアミド、N、N−ジメチルメタクリルアミドを
使用することができ、これらの単量体は1種または2種
以上を同時に使用することができる。
さらに、一般式CI]で表わされるアクリル系単量体と
これと共重合し得る単量体と共重合させて得られる水溶
性高分子化合物において、一般式[I]で表わさせるア
クリル系単量体の共重合モル比は1%以上好ましくは3
%以上であり、前記水溶性高分子化合物の分子量は一般
的には50万以上1500万程度のものが有効に使用さ
れる。
作  用 この発明の水溶性高分子化合物の製造は、一般式L1]
で表わされるアクリル系単量体または一般式[I]で表
されるアクリル系単量体とこれと共重合し得る単量体と
の混合物の水溶液または水性懸濁液に重合開始剤を添加
することによって行われ、重合開始剤の添加量によって
水溶性高分子化合物の分子量を変えることができ、その
分子量が高い程吹付はコンクリートに高い粘性を付与す
ることができるが、一般的には50分以上の分子量のも
のが使用され、また水溶性高分子化合物において、一般
式[I]で表わされるアクリル系単量体の共重合モル比
が著しく少ないものはセメント粒子を凝集させる傾向が
あるのでその共重合モル比は1%以上とする必要があり
、そうすることによって吹付は作業に用いる吹付は機の
ホースの閉塞を防ぐことができる。
この発明の水溶性高分子化合物の使用量は吹付はコンク
リート中のセメント分に対して0.01%〜0.5%、
好ましくは0.02%〜0,3%である。o、oi%以
下の使用量では吹付はコンクリートに十分な粘性を与え
ることができないので粉塵量やリバウンド量を減少させ
る効果が小さく、0.5%以上の使用量では吹付はコン
クリートの粘性が高くなりすぎるため取扱いが困難とな
るが、0.01%〜0.5%の使用量とすることによっ
て粉塵量を無添加のものに比べて1/2以下に、リバウ
ンド量を約25%以下に低減させることができ、使用量
が少ないので凝結遅延を生じることもないし、圧縮強度
に悪影響を及ぼすこともない。
実施例 この発明の実施例について以下に詳しく説明する。
実施例1 第1表に示す配合のコンクリートに対して2−アクリル
アミド−2−メチルプロパンスルフオン酸ソーダ:アク
リルアミド共重合物(10:90モル%、分子量約50
0万)をセメント重量比の0%、0.01%、0.03
%、0.1%および0.5%を水に溶解したものを断面
4018’のトンネルの上半に吹付けた場合の粉塵量お
よびリバウンドのはね返り率を測定した。
第1表 ※アルミン酸塩および炭酸ソーダを主成分とする。
粉a量の測定は吹付はノズルの後方5m、高さ1.5m
の位置で粉塵の発生量をデジタル粉塵計により1分間当
りのカウント(CU+ )を測定した。
結果は第1図に示すとおりであり、同図において25分
までは吹付は作業を実施中の、また25分以降50分ま
では吹付は作業終了後の結果である。
これによれば、2−アクリルアミド−2−メチルプロパ
ンスルフオン酸ソーダ:アクリルアミド共重合物を添加
すると粉塵の発生が大幅に低減でき、しかもその添加量
はセメント重量比0.03%で十分であることが認めら
れる。
リバウンドのはね返り率の測定結果および吹付は時にi
 0cmx 10CIIX 4 ocmの供試体を採取
し圧縮強度を測定した結果は第2表に示すとおりである
第2表 これによれば、はね返り率はセメントff1ffi比0
.03%以上添加することにより明らかに低下すること
が認められ、0.5%添加しても強度に対する悪影響は
認められない。
このように僅かな量を添加するとにより吹付は時の粉塵
およびリバウンドの低減が可能である。
実施例2 第1表に示す配合のコンクリートに対して、2  を添
−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルフオ   
リ率ン酸ソーダ:アクリルアミド共重合物(10:90
モ   実ル%)で第3表に示す分子量の異なる水溶性
高分   弟子化合物をセメント1lffi比の0.0
3%を水に溶  表に解したものを実施例1と同一に吹
付けた場合の粉  量比t1m、リバウンドのはね返り
率および圧縮強度を  と同測定した。粉塵量の測定結
果は第2図に、リバウ  ね返ンドのはね返り率および
圧縮強度の測定結果は第   粉3表に示した。   
               ね返第3表     
   L″′ これらの結果から分子量の変化は強度に影響しないが、
分子量50万以上の水溶性高分子化合物加すると、粉塵
率およびリバウンドのはね返を著しく低減することが認
められる。
施例3 1表に示す配合のコンクリートに対して第4示す各種の
水溶性高分子化合物をセメント重の0.03%を水に溶
解したものを実施例1様に吹付けた場合の粉塵量、リバ
ウンドのはり率および圧縮強度を測定した。
塵量の測定結果は第3図に、リバウンドのはり率および
圧縮強度の測定結果は第4表に水弟4表 これらの結果から、いずれも粉塵量およびリバウンドの
はね返り率はセメント重量比の0.03%を添加するこ
とにより著しく低減することが、また圧縮強度の低下は
ないことが認められる。
較例 1表に示す配合のコンクリートに対して、2クリルアミ
ド−2−メチルブロバンスルフオソーダ:アクリルアミ
ド共重合物(10: 90モ)をセメント重量比の0.
03%、メチルセースをセメント重量比の0.5%およ
び1゜、ポリアクリルアミドをセメントff1ffi比
の0゜%それぞれ水に溶解したものを実施例1と同吹付
けた場合の粉塵量、リバウンドのはね返および圧縮強度
を測定するとともに、吹付は作業状況を観察した。
11ffiの測定結果は第4図に、リバウンドのはり率
および圧縮強度の測定結果は第5表に示第5表 これらの結果から、粉塵mはいずれの場合にも低下する
ことが認められるが、圧縮強度については、メチルセル
ロースを添加したものは初期において値が小さく凝結遅
延が著しく、材令29日までの圧縮強度も低い。
本発明例および比較例NO,1,N0.2においては吹
付は作業は何ら障害なく行われたが、比較例No、3の
ポリアクリルアミドをセメント重量比0103%を添加
したコンクリートにおいては吹付けに際してホースの脈
動が激しく、吹付は作業を5回行ったうち3回はホース
が閉塞して中途で作業が不能となった。このことはすな
わち、ポリアクリルアミドが有しているセメント粒子の
凝集作用によりコンクリートにこわばりが発生しホース
が閉塞しやすくなることを示している。
′発明の効果 この発明は、前記の手段に示した水溶性高分子化合物を
きわめて少量添加することによって、コンクリート吹付
けに際して生じるリバウンドおよび粉塵の量を低減させ
ることができ、従来のように高価な添加剤を多量に使用
しないので添加剤のコストを下げることができると同時
に、リバウンドおよび粉塵となるコンクリートの量が著
しく少ないので吹付はコンクリートを無駄に使用する量
が軽減され、経済的にきわめて有利であり、しかも労働
環境を著しく改善することができ、さらに従来の添加剤
のように凝結遅延や強度の低下がなく、また吹付は作業
に際して吹付は機のホースが閉塞して作業ができなくな
るようなことがないので、トンネル工事等におけるコン
クリート吹付は工事の施工にとってきわめて良好な結果
をもたらすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図および第4図は粉塵の発生量を
示すグラフである。 代  理  人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] (式中、R^1は水素原子または低級アルキル基を示し
    、R^2は分岐状または直鎖状の低級アルキレン基を示
    し、Mは水素原子、アルカリ金属またはアンモニウムを
    示す。)で表わされるアクリル系単量体を重合させて得
    られる水溶性高分子化合物または一般式[ I ]で表わ
    されるアクリル系単量体とこれと共重合し得る他の単量
    体とを共重合させて得られる水溶性高分子化合物からな
    る吹付けコンクリート用粉塵低減剤。 2、一般式[ I ]で表わされるアクリル系単量体と共
    重合し得る他の単量体が一般式[II] ▲数式、化学式、表等があります▼[II] (式中、R^3、R^4およびR^5は同一かまたは異
    なって水素原子またはメチル基を示す。)で表わされる
    アクリル系単量体またはビニルピロリドンの1種または
    2種以上である特許請求の範囲第1項記載の吹付けコン
    クリート用粉塵低減剤。 3、一般式[ I ]で表わされるアクリル系単量体とこ
    れと共重合し得る他の単量体とを共重合させて得られる
    水溶性高分子化合物において一般式[ I ]で表わされ
    るアクリル系単量体の共重合モル比が3%以上である特
    許請求の範囲第1項記載の吹付けコンクリート用粉塵低
    減剤。 4、水溶性高分子化合物が分子量50万以上の水溶性高
    分子化合物である特許請求の範囲第1項記載の吹付けコ
    ンクリート用粉塵低減剤。
JP15410985A 1985-07-15 1985-07-15 吹付けコンクリ−ト用粉塵低減剤 Granted JPS6217057A (ja)

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JPS6217057A true JPS6217057A (ja) 1987-01-26
JPH0517183B2 JPH0517183B2 (ja) 1993-03-08

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6259560A (ja) * 1985-09-09 1987-03-16 ハイモ株式会社 コンクリ−トの吹付け工法用粉塵低下剤
US5252158A (en) * 1989-05-10 1993-10-12 Toray Industries, Inc. Method and apparatus for producing nonwoven fabrics
JPH061524U (ja) * 1992-06-05 1994-01-14 日本建鐵株式会社 ドライシールカーテンウォールのトイ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6259560A (ja) * 1985-09-09 1987-03-16 ハイモ株式会社 コンクリ−トの吹付け工法用粉塵低下剤
US5252158A (en) * 1989-05-10 1993-10-12 Toray Industries, Inc. Method and apparatus for producing nonwoven fabrics
JPH061524U (ja) * 1992-06-05 1994-01-14 日本建鐵株式会社 ドライシールカーテンウォールのトイ

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