JPS6217030Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6217030Y2 JPS6217030Y2 JP1984046968U JP4696884U JPS6217030Y2 JP S6217030 Y2 JPS6217030 Y2 JP S6217030Y2 JP 1984046968 U JP1984046968 U JP 1984046968U JP 4696884 U JP4696884 U JP 4696884U JP S6217030 Y2 JPS6217030 Y2 JP S6217030Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper feed
- feed dog
- sewing machine
- tip
- mount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 9
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 15
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
この考案は、ミシンの上送り機構に係り、特に
上送り付ミシンにおける上送り歯の微量調整機構
に関するものである。
上送り付ミシンにおける上送り歯の微量調整機構
に関するものである。
従来のミシンの上送り装置としては、例えば特
公昭55−37275号公報に示すようなものがある。
第1図はこのような従来のミシンの上送り機構を
示すものであつて、リンク1,2は駆動軸より伝
達される機構によつて矢印イ、ロに示すように揺
動する。リンク2の揺動運動はリンク3を介して
上送り歯取付台4に水平方向の運動を伝え、リン
ク1の揺動運動はリンク5及びL型リンク6を介
して上送り歯取付台4に上下方向の運動を伝達し
ている。これによつて、この上送り歯取付台4に
固定された上送り歯7は略々楕円運動をする。次
に、この上送り歯取付台4は押え棒8に内蔵され
たバネ9によつて、ボール10を介して下方へ押
しつけられている。上送り歯7が下降して上昇し
てきた下送り歯11との間で、布12を挾み込
む。そしてリンク6の先端部13は上送り歯取付
台4の折曲部14の下面と離れ、上送り歯7はバ
ネ9の伸張力によつて下方に押しつけられ、下送
り歯11との間に布12を挾み込んだ侭左方へ送
つていくものである。
公昭55−37275号公報に示すようなものがある。
第1図はこのような従来のミシンの上送り機構を
示すものであつて、リンク1,2は駆動軸より伝
達される機構によつて矢印イ、ロに示すように揺
動する。リンク2の揺動運動はリンク3を介して
上送り歯取付台4に水平方向の運動を伝え、リン
ク1の揺動運動はリンク5及びL型リンク6を介
して上送り歯取付台4に上下方向の運動を伝達し
ている。これによつて、この上送り歯取付台4に
固定された上送り歯7は略々楕円運動をする。次
に、この上送り歯取付台4は押え棒8に内蔵され
たバネ9によつて、ボール10を介して下方へ押
しつけられている。上送り歯7が下降して上昇し
てきた下送り歯11との間で、布12を挾み込
む。そしてリンク6の先端部13は上送り歯取付
台4の折曲部14の下面と離れ、上送り歯7はバ
ネ9の伸張力によつて下方に押しつけられ、下送
り歯11との間に布12を挾み込んだ侭左方へ送
つていくものである。
しかしながら、このような従来のミシンの上送
り機構にあつては、上送り歯7が布12を押しつ
けたとき、ばね9のすべての作用力によつて布1
2を押しつけるので、布12に送り傷(送り歯に
よる損傷)を与え易いという問題があつた。
り機構にあつては、上送り歯7が布12を押しつ
けたとき、ばね9のすべての作用力によつて布1
2を押しつけるので、布12に送り傷(送り歯に
よる損傷)を与え易いという問題があつた。
この考案は、このような問題点に着目してなさ
れたもので、上送り歯7の最大下降量を制限する
ストツパー16を設けることにより前記問題点を
解決することを目的としている。
れたもので、上送り歯7の最大下降量を制限する
ストツパー16を設けることにより前記問題点を
解決することを目的としている。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。第
2図はこの考案の一実施例を示す図である。
2図はこの考案の一実施例を示す図である。
螺子体より成るストツパー16はロツクナツト
17により押え足15に固定されており、上送り
歯7の最大下降位置を制限している。
17により押え足15に固定されており、上送り
歯7の最大下降位置を制限している。
すなわち、リンク6の先端部13が下降するこ
とによつて、上送り歯取付台4が下降してくる
と、ストツパー16によつてその下降位置が制限
される。そして、このストツパー16は螺子部に
よつてその位置が上下方向に微調整することがで
きるので、上送り歯取付台の最大下降量もこれに
伴つて制御されることになり、上送り歯7のばね
9による布の押圧力が微量調整されるものであ
る。
とによつて、上送り歯取付台4が下降してくる
と、ストツパー16によつてその下降位置が制限
される。そして、このストツパー16は螺子部に
よつてその位置が上下方向に微調整することがで
きるので、上送り歯取付台の最大下降量もこれに
伴つて制御されることになり、上送り歯7のばね
9による布の押圧力が微量調整されるものであ
る。
第3図、第4図はそれぞれこの考案の他の実施
例を示すものである。
例を示すものである。
上送り歯7又は上送り歯取付台4のどちらかの
移動量を制限すればこの考案の目的を達成するこ
とができるので第3図に示すように長孔を備えた
長杆状のストツパー16aをねじ止めしてもよ
い。ねじ止めの位置を微調整することにより上送
り歯取付台4の最大下降位置を微量調整すること
ができる。
移動量を制限すればこの考案の目的を達成するこ
とができるので第3図に示すように長孔を備えた
長杆状のストツパー16aをねじ止めしてもよ
い。ねじ止めの位置を微調整することにより上送
り歯取付台4の最大下降位置を微量調整すること
ができる。
次に第1図に示すリンク6の下降量を制限して
もこの考案の目的を達成することができるので、
第4図に示すようにストツパー16bを設けてリ
ンク6の移動量を制限することにより上送り歯取
付台の最大下降位置を微量調整することができ
る。リンク18は揺動してリンク6を図の左方へ
押す作用をするものである。
もこの考案の目的を達成することができるので、
第4図に示すようにストツパー16bを設けてリ
ンク6の移動量を制限することにより上送り歯取
付台の最大下降位置を微量調整することができ
る。リンク18は揺動してリンク6を図の左方へ
押す作用をするものである。
以上説明してきたように、この考案はその構成
としてストツパーを設けて上送り歯の最大下降量
を制限するようにしたため、布に送り傷がつかな
いという効果が得られる。布の送り傷は下送り歯
11と上送り歯7によつて布が強圧されるので上
下の送り歯7,11が布を送つている間につくも
のであるが、この考案によると上送り歯7はスト
ツパーによつてその下降位置を制限されるから、
下送り歯11との間で布を強圧するようなことは
なくなる。また、そのストツパーは微量調整が出
来るので布に対して適切な上送り歯下降量を選択
できるから多種類の布に対応することができると
いう効果もある。なお、上送り歯で布を強く叩く
ことがないから、音が静かになるといつた効果も
ある。
としてストツパーを設けて上送り歯の最大下降量
を制限するようにしたため、布に送り傷がつかな
いという効果が得られる。布の送り傷は下送り歯
11と上送り歯7によつて布が強圧されるので上
下の送り歯7,11が布を送つている間につくも
のであるが、この考案によると上送り歯7はスト
ツパーによつてその下降位置を制限されるから、
下送り歯11との間で布を強圧するようなことは
なくなる。また、そのストツパーは微量調整が出
来るので布に対して適切な上送り歯下降量を選択
できるから多種類の布に対応することができると
いう効果もある。なお、上送り歯で布を強く叩く
ことがないから、音が静かになるといつた効果も
ある。
第1図は一部断面図を以て示した従来のミシン
の上送り機構の側面図、第2図はこの考案の一実
施例の部分側面図、第3図、第4図はそれぞれ他
の実施例を示す。 1,2……リンク、4……上送り歯取付台、6
……L型リンク、7……上送り歯、8……押え
棒、9……バネ、10……ボール、11……下送
り歯、12……布、15……押え足、16,16
a,16b……ストツパー、17……ロツクナツ
ト。
の上送り機構の側面図、第2図はこの考案の一実
施例の部分側面図、第3図、第4図はそれぞれ他
の実施例を示す。 1,2……リンク、4……上送り歯取付台、6
……L型リンク、7……上送り歯、8……押え
棒、9……バネ、10……ボール、11……下送
り歯、12……布、15……押え足、16,16
a,16b……ストツパー、17……ロツクナツ
ト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 押え棒下方に対して後端が摺回動自在に支持さ
れ、先端に上送り歯をもつと共に、常には先端が
下方押圧される作用力を受ける上送り歯取付台
と、 ミシン機構に連動して上送り歯取付台を水平方
向に往復動する水平送りリンク機構と、 ミシン機構に連動し水平送りリンク機構と同期
して上送り歯取付台先端を作用力に抗して上昇さ
れる上下リンク機構とを備えた上送りミシンにお
いて、 上送り歯取付台先端の下降位置を調節自在に制
限するストツパーを設けたことを特徴とするミシ
ンの上送り機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4696884U JPS60158575U (ja) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | ミシンの上送り機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4696884U JPS60158575U (ja) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | ミシンの上送り機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60158575U JPS60158575U (ja) | 1985-10-22 |
JPS6217030Y2 true JPS6217030Y2 (ja) | 1987-04-28 |
Family
ID=30561859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4696884U Granted JPS60158575U (ja) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | ミシンの上送り機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60158575U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6012520Y2 (ja) * | 1982-04-01 | 1985-04-23 | ジューキ株式会社 | ミシンの上送り機構 |
-
1984
- 1984-03-31 JP JP4696884U patent/JPS60158575U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60158575U (ja) | 1985-10-22 |
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