JPS62168514A - 燃料タンクのフイルタ− - Google Patents

燃料タンクのフイルタ−

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JPS62168514A
JPS62168514A JP61006272A JP627286A JPS62168514A JP S62168514 A JPS62168514 A JP S62168514A JP 61006272 A JP61006272 A JP 61006272A JP 627286 A JP627286 A JP 627286A JP S62168514 A JPS62168514 A JP S62168514A
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Akira Mizusawa
水沢 明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車のガソリンタンク等の燃料タンク内に
差し入れられる吸引パイプの先端部に止着して吸引する
燃料中にゴミ、水、氷塊等の不純物が混入しないように
濾過するため使用されるフィルターに関するものである
[従来の技術] 自動車のガソリンタンク等に差込まれる吸引パイプには
不純物の吸引を防止するため通常フィルターが装着され
る。
一般にガソリンタンク用のフィルターには耐腐蝕性の金
属製のものが多く使用されていたが、特に金属フレーム
によるものは製造性に欠はコスト高になることから近時
多くの自動車には合成樹脂製のフレームに金属若しくは
合成樹脂製の網体な成形時にインサートとして一体成形
したフィルターが使用されるようになった。
この合成樹脂による一体成形に係るフィルターとして例
えば本発明者等が提案した実公昭52−37915号、
同53−43840号、同55−55784号の公報に
掲載されるもの等があり、実用化されている。
これら従来提案に係るフィルターは金属製のフレームを
本体として組立られるそれまでのフィルターに比較して
フレーム自体を合成樹脂とすることに併せ、このフレー
ムの成形時に網体を止める手段を予じめ設けたり、或は
一体成形によってインサートし、その止付けを簡素化す
る等して製造性が高められている。
しかし、この合成樹脂製のフィルターにも尚製造性の上
で充分な解決が得られておらず改善の余地があり、また
使用部所によって構造面の改善が求められるものとなっ
ていた。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は上述の従来のフィルター、つまり合成樹脂をフ
レームとして、このフレームの成形時に網体を一体にイ
ンサート成形して略筒形に成形してなるフィルターにお
ける幾つかの問題点に鑑み更に研究開発されたものであ
る。即ち、その目的とするところは従来のフィルターに
おいて濾過の網体を所定の形状に保持し、濾過機能を保
持するため形成される支持フレームに鑑み、これを亡く
すことによってフィルター自体の製造性を高めると共に
、このフレームによって有効濾過面積が小さくなってい
たのを排することによって、実質的濾過面積を拡大せし
めたこと、またフィルター自体に弾性を付与して変形性
を高めることによって装着時に例えばタンクの底等に出
接して変形を強制された場合にもこれに順応して変形し
たま−でも有効な濾過機能を発揮できるようにした燃料
タンク用のフィルターを提供することにある。
また、本発明は製造の容易性に併せて生産性を向上させ
、従来の網体をインサート成形する合成樹脂製のフィル
ターに比較して更に低コストで提供できる燃料タンク用
のフィルターを提供することにある。
また更に、本発明は前記弾性に伴う変形性に加えて網体
の柔軟性を保障し、これによって外力を受けたとき損壊
することのない耐久性に優れた燃料タンク用のフィルタ
ーを提供せんとするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は上述の目的に基づきなされたもので、その特徴
とするところを述べると、燃料タンク内に挿入される吸
引パイプの先端部に装着体を装着せしめ、この装着体に
袋状に形成せしめた濾過用網体の開口部を密に止着し吊
設状に取付けると共に、該網体内部に収縮可使な弾性を
有した形状保持体を収め網体内部の空間を保持するよう
にしてなる燃料用タンクのフィルターにある。
即ち、本発明フィルターは従来網体を一定の形状、一般
には筒状に緊張保持して濾過機能をもたせるため組上げ
た筋状の支持フレームを排除し、網体を単なる袋状に形
成し、この袋状の網体の開口部を吸引パイプに装着せし
める装着体に密に止着し吊設状に取付け、その一方網体
内部には袋状の形態を保持するための形状保持体を封入
してなるフィルターにある。
上記形状保持体は袋状の網体を膨んだ形状に内部から支
えるに適した外形を有することが望まれ、また、網体の
変形に応じて変形し、且つこれに復元性を与えるための
弾性を有したものであることが望まれる。
またこの形状保持体は網体を透過して内部に入ったガソ
リン等の燃料が吸引パイプに誘導され易く、そして網体
の透過性を損わないように内部に充分な空間を確保する
ことが〒きる線状材を以て形状する球状の外形をなすも
の、或は筆状のものが適当である。
[作 用] さて、」−述の如く構成される本発明フィルターは吸引
パイプの先端部に装着され、燃料タンク内に挿入される
もので、このフィルターはパイプによる吸引部袋状をな
した網体の全面を通して燃料を濾過し、供給することに
なる。そして、この吸引時網体は内部に収めた形状保持
体によって膨らんだ状態に保持され全面を濾過面として
有効に機能させることになる。
また、この網体部分が燃料タンクの底面、或は側面等に
押付けられ、又は外圧によってタンクが変形し、これに
よって網体部分が圧迫を受けた場合等にあっては前記形
状保持体を一緒に変形させて外圧に対応しその損傷を回
避することになる。
以下、本発明を図示する実施例につき説明し、その特徴
とするところを詳述する。
[実施例] 図面は本発明に係るフィルターの一実施例を示したもの
で、第1図は中央縦断正面図、第2図は平面図、第3図
は装着体の正面図、第4図は第3図の平面図、第5図は
同じく底面図であり、第6図は要部を中央で断面とした
分解正面図である。
図中1は燃料タンク内に挿入される吸引パイプ2の先端
部に装着する装着体で、3はこの装着体を介してパ、イ
ブ2の先端部を包み込む網体であり、4はこの網体を装
着体lに止着するための取付カバーである。
装着体は合成樹脂を材料に成形し、この実施例ではパイ
プ2に嵌合させるための筒形の装着部1aと装着部の下
端外周面から筒形に張り出す網体3の止着部1bを一体
に有し、更に止着部lbには装着部1aの一端を延長さ
せ筒形に形成すると共に縦のスリット5を設けた挟圧部
6と、この挟圧部6を囲繞する如く設けられる筒状の保
護筒7と、この保護筒7を取巻くように下方に延設する
形状保持体8が一体に設けである・ 上記装着部1aは内径を吸引パイプ2の外径に適合させ
てあり、上端に近い内壁面にはパイプの膨径部2aを嵌
合し抜止めの環状の凹部9が設けである。そして、上端
開口部分は幾分肉薄にすると共に縦のスリット10を数
個設けてパイプ2の挿入を容易にしてあり、外周面の長
さの途中には後述する取付カバー4を止付けるための環
状の係止部11が設けである。また、止着部1bは筒形
の上面に網体3の開口部を堅持するための段部12が設
けてあり、下面中央部に前記挟圧部6を、そしてこれを
取囲むように保護筒7を同心円状に設けている。
形状保持体8は装着体lに網体3を止着したとき、この
網体の内部にあって網体の膨みを保持するものであって
この実施例では上記止着部1bの下面から保護筒7の外
を取巻くように螺旋状に延設される2本の弾性を有した
腕8aと、この腕の先端に各止着され、止着部1aに対
し間隔をおいて平行に対設されるリング体8bから構成
しである。
この保持体8は常態にあるとき腕8aを伸してリング体
8bを下方に垂し、下からの押圧を受けたとき腕を縮め
てリング体8bを保護筒7の外周面まで上昇させられ、
また側方から外圧を受けたとき腕8aを撓めて止着部の
直下の位置から側方に移動し、変形できるようにしであ
る。
取付カバー4は装着体1と同様適度の剛性と、弾性を有
した熱可塑性の合成樹脂を材料にして成形してあり、こ
こでは装着体の止着部1bの形状に略適合させた円盤形
にして中央部に上方に向けて突出す係止筒部4aを設け
、外周縁部に下方に向けて突出すスカート状の挟持部4
bを設けている。
係止筒部4aは装着部1aに嵌付けられる太さに形成し
、且つ上端に向って肉薄にして柔軟性を高めると共に、
縦に数条のスリット13を設けてバネ性を付与しである
一方、挟持部4bは止着部1bに設ける段部12を囲繞
できる内径に形成して垂下する長さをこの段部の高さに
一致するようにしである。
さて、上記各構成された装着体l、取付カバー4に対し
てここにおける網体3は単なるシート状をなす2枚の合
成樹脂製の綱片3a、3bをもってこの両綱片を溶着し
て袋状に形成するものとしである。
図面第6図は網体3の形成以前の状態を示しており、こ
の図面に従って説明すると、先ず一方の綱片3aには透
孔14を開設し、この透孔14を前記装着体lの装着部
1aに通して止着部1bの上面にこの綱片3aを添わせ
る。
次に、この綱片3aに被せる如く取付カバへ4を同じく
装着部1aに通して上端をすぼめた係止筒部4aを無理
に装着部1aの係止部11に通し、その通過後この係止
部11に掛止め固定し、この固定によって上記透孔14
の周辺部分を挟持部4bと段部12を設けた止着部1b
との間で挟持し、一方の網体3aの取付けを行う。
この取付カバー4の嵌付けで装着体1に一方の網体3a
を取付けたのち、他方の綱片3bの上方から装着体の形
状保持体8を望ませ、押付けてこれを縮小させたところ
で先に取付けた綱片3aと接面させ、その後この保持体
8を取り囲む適当な位置で接面させた綱片相互を円形状
に熱溶着し、この溶着部15を残して外の余剰部分を切
落し袋状の網体3を形成するのである。
第1図は上を網体3の形成後縮小させた形状保持体8を
腕8aのバネ力で復元させた状態を示しており、2枚の
綱片の溶着によって形成された網体3は袋状に膨み且つ
装着体lの下に吊設状に取付きフィルターとしての機能
を発揮することになる。
ところで、上記実施例では形状保持体8を装着体lの成
形に合せ、この止着部ibの下面から垂下する如く一体
的に形成する場合について説明したが、この形状保持体
は別体であることを妨げるものではない。
この形状保持体は後述する様に収縮可能であって弾性が
あることが望まれ、このため装着体に対して別体に成形
する場合には筆状にしたり、線状物を球状に丸めて空間
を多く有した弾性体にするとよく、これら筆状乃至は球
状に形成した形状保持体を網体3の形成時による場合と
変りのないフィルターが得られる。
尚、装着体及び取付カバーを合成樹脂にする点は成形性
を考慮したことと、耐腐蝕性によるもので、形状保持体
を別体として成形する場合にもこの点の配慮は同じであ
る。
[発明の効果] 以上、本発明を実施例につき説明したが、上述構成に係
るフィルターは燃料タンク内に挿入される吸引パイプ2
の先端部に装着されてタンク内の所定位置に設置される
が、使用に当り吸引パイプに対する装着はパイプ先端部
を装着体の装着部1aに突き入れ、その膨径部2aを凹
部9に嵌めることにより行われる。このとき同時に上端
開口部をパイプ周面に密着させると共にパイプの先端を
挟圧部6に通して装着を安定させられるようになってい
る。
さて、上述の構成から本発明によれば、吸引パイプに対
する装着が容易であり、且つ確実であることは勿論のこ
と、装着体に止着された網体は従来のフィルターの如く
支持フレーム中にインサートされることなくその全面が
露出し、濾過が可能であることから、有効濾過面積を最
大にすることができるものであり、また、これに伴って
従来のものに比較して実質形状を小型にできる利点があ
る。
また、本発明フィルターは内部に封入する形状保持体に
よって網体が内包から支持されていることから支持フレ
ーム中にインサートされてこのフレームと一体化してい
る従来のフィルターに比べ網体自体が自由で、変形に自
由性があるため、燃料タンクの壁面に当接し圧迫を受け
たり、或はタンク自身が外圧によって変形し網体に変形
をもたらした場合、これによって損傷を受けたり、或は
パイプとの装着が歪んでここから燃料の侵入があったり
、ときには脱落するといった危険が有効に回避され安定
した使用が可能となっている。
また更に形状保持体に弾性復元力が付与されていること
から形状を常に最良の状態に保つことができるため都合
がよい。
ことに網体の変形性はこの種フィルターが一般的にタン
クの底部に近接して設置されることから、設置作業の段
階でタンクの底部に押付けられることがあっても異常を
生ぜず常に良好な状態で機能する結果、安全性の上で効
果があると同時に、作業上融通性が得られることから自
動車等の生産性に寄与するところ大である。
尚、前記実施例で網体の取付けに当って取付カバーの嵌
合による止着方法を開示したが、装着体に対する網体の
止付けはこれによる外、例えば接着剤により直接止材け
たり、或は熱溶着によって止付けてもよく、その止着方
法は離脱しないこと、燃料の流入する空隙が出来ないこ
との条件が満される範囲で任意自由に選択できることは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示したもので、第1図は中央
縦断正面図、第2図は平面図、第3図は装着体の正面図
、第4図は同じく平面図、第5図は同じく底面図、第6
図は要部を中央で断面とした分解正面図、第7図は取付
カバーの平面図である。 1・・・装着体、2・・・吸引パイプ、3・・・濾過用
網体、8・・・形状保持体 b 第4図 第5図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 吸引パイプの先端部に装着される装着体に袋状に形成し
    た濾過用網体の開口部を密に止着して吊設状に取付ける
    と共に、該網体内部に収縮可能な弾性を有した形状保持
    体を収め網体内部の空間を保持するようにしてなること
    を特徴とした燃料タンクのフィルター。
JP61006272A 1986-01-17 1986-01-17 燃料タンクのフイルタ− Expired - Lifetime JPH0640932B2 (ja)

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JPH0640932B2 JPH0640932B2 (ja) 1994-06-01

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