JPS62167827A - 鋼帯の竪形熱処理装置 - Google Patents
鋼帯の竪形熱処理装置Info
- Publication number
- JPS62167827A JPS62167827A JP886086A JP886086A JPS62167827A JP S62167827 A JPS62167827 A JP S62167827A JP 886086 A JP886086 A JP 886086A JP 886086 A JP886086 A JP 886086A JP S62167827 A JPS62167827 A JP S62167827A
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- Japan
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- water
- temp
- steel strip
- temperature section
- heat treatment
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- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、オーステナイト系ステンレス鋼等の鋼帯を熱
処理する竪型連続熱処理炉に関する。
処理する竪型連続熱処理炉に関する。
鋼帯の連続熱処理炉の一例として、第２図の概略縦断面
図に示すような、加熱炉１及び図示しない燃焼装置等か
らなる加熱帯（Ａ）と、ガスカーテンチャンバ・２、上
部エアジェツトチャンバ３、中部エアジェツトチャンバ
４、下部エアジェツトチャンバ５、ディッピングタンク
６等からなる冷却帯Ｂとで構成された竪型の連続熱処理
炉がある。例えばオーステナイト系ステンレス鋼のよう
な鋼帯１０を加熱帯Ａで約１１００℃に加熱し、冷却帯
Ｂを例えば１０〜１５０ｍ／−のような高速で通板させ
て１００℃以下に急冷するものである。
図に示すような、加熱炉１及び図示しない燃焼装置等か
らなる加熱帯（Ａ）と、ガスカーテンチャンバ・２、上
部エアジェツトチャンバ３、中部エアジェツトチャンバ
４、下部エアジェツトチャンバ５、ディッピングタンク
６等からなる冷却帯Ｂとで構成された竪型の連続熱処理
炉がある。例えばオーステナイト系ステンレス鋼のよう
な鋼帯１０を加熱帯Ａで約１１００℃に加熱し、冷却帯
Ｂを例えば１０〜１５０ｍ／−のような高速で通板させ
て１００℃以下に急冷するものである。
この冷却帯Ｂの高温部αではガスカーテンチャンバ２か
ら噴出する燃焼排ガス及び上部エアジェツトチャンバ３
から噴出する冷却用エアによって冷却されながら通板す
る鋼帯１０の温度を、その出口に装設された温度検出器
８αで検出し、 ダンパ１１に指示してその開度を調節
し、プロア９で吸引してダクト１２を介して上部エアジ
ェツトチャンバ３に送られる冷却用エアの風量を調節す
ることによシ、常時６００〜８００℃の範囲に冷却する
。中温部す及び低温部Ｃでも前述と同様にそれぞれの出
口に装設された温度検出器ｆ３ｂ、ｆ３ｃによって鋼帯
１゜の温度をそれぞれ検出してダンパ１１を調節し、６
各の冷却用エアの風量を調節することにょシ、それぞれ
、３００〜４５０℃及び１５０〜２５０ ’Ｃの範囲に
冷却する。そして、ディッピングタンク６の冷却水に浸
漬することによシ、ｔｏｏ ’ｃ以下に冷却し、シンク
ｎ−ルアを介して次工程へ送付する。
ら噴出する燃焼排ガス及び上部エアジェツトチャンバ３
から噴出する冷却用エアによって冷却されながら通板す
る鋼帯１０の温度を、その出口に装設された温度検出器
８αで検出し、 ダンパ１１に指示してその開度を調節
し、プロア９で吸引してダクト１２を介して上部エアジ
ェツトチャンバ３に送られる冷却用エアの風量を調節す
ることによシ、常時６００〜８００℃の範囲に冷却する
。中温部す及び低温部Ｃでも前述と同様にそれぞれの出
口に装設された温度検出器ｆ３ｂ、ｆ３ｃによって鋼帯
１゜の温度をそれぞれ検出してダンパ１１を調節し、６
各の冷却用エアの風量を調節することにょシ、それぞれ
、３００〜４５０℃及び１５０〜２５０ ’Ｃの範囲に
冷却する。そして、ディッピングタンク６の冷却水に浸
漬することによシ、ｔｏｏ ’ｃ以下に冷却し、シンク
ｎ−ルアを介して次工程へ送付する。
高温部α、中温部す、低温部Ｃにおける鋼帯１゜の冷却
をすべて空冷で行うと、その冷却能力赤低いので、膨大
な風量を要し、プロア９の動力が大きくなってその消費
電力が増大する。そこで、水冷可能な温度域である中温
部すを、冷却水のスプレィか、或いは直接放水するいわ
ゆるラミナ冷却等によって冷却すると、その冷却能力が
空冷よシも高いので大幅な省エネルギーになるが、その
冷却水が鋼帯ｌＯの表面を流下し、低温部Ｃの鋼帯ｌ。
をすべて空冷で行うと、その冷却能力赤低いので、膨大
な風量を要し、プロア９の動力が大きくなってその消費
電力が増大する。そこで、水冷可能な温度域である中温
部すを、冷却水のスプレィか、或いは直接放水するいわ
ゆるラミナ冷却等によって冷却すると、その冷却能力が
空冷よシも高いので大幅な省エネルギーになるが、その
冷却水が鋼帯ｌＯの表面を流下し、低温部Ｃの鋼帯ｌ。
をも水冷するようになる。ところが、低温部Ｃで鋼帯１
０を水冷すると第３図に示すように遷移沸騰域に入るた
め、鋼帯１０の板幅方向における中央部１０ｂと両端部
１０α、１０Ｃとの冷却曲線が異なシ、第４図及び第５
図に示すような変形が発生するので、従来は中温部すの
水冷は困難とされていた。
０を水冷すると第３図に示すように遷移沸騰域に入るた
め、鋼帯１０の板幅方向における中央部１０ｂと両端部
１０α、１０Ｃとの冷却曲線が異なシ、第４図及び第５
図に示すような変形が発生するので、従来は中温部すの
水冷は困難とされていた。
鋼帯の連伏熱処理炉において、高温部と低温部にはエア
ジェツトチャンバを、中温部には水スプレィヘッダを配
設し、その下方にシールロールとタンクからなる集水槽
を設けると共に集水槽の水を抜取るライン及びポンプと
を設ける。
ジェツトチャンバを、中温部には水スプレィヘッダを配
設し、その下方にシールロールとタンクからなる集水槽
を設けると共に集水槽の水を抜取るライン及びポンプと
を設ける。
中温部を水冷することによシ冷却効率を高めるが、低温
部への冷却水の流下を遮断し、低温部は冷却水のない空
冷とする。
部への冷却水の流下を遮断し、低温部は冷却水のない空
冷とする。
熱処理炉の高温部で６００〜８００℃に冷却された鋼帯
を中温域においてスプレィによる冷却で更に３００℃〜
４５０℃に冷却し、低温部へ送る、スプレィ水はスプレ
ィヘッダ下部に設けられたシールロールとタンクとから
なる集水槽に集められ、ポンプの働きによシ抜取シライ
ンから抜取シ再利用される。
を中温域においてスプレィによる冷却で更に３００℃〜
４５０℃に冷却し、低温部へ送る、スプレィ水はスプレ
ィヘッダ下部に設けられたシールロールとタンクとから
なる集水槽に集められ、ポンプの働きによシ抜取シライ
ンから抜取シ再利用される。
本発明の一実施例を第１図を用いて説明する。
従来例（第２図）と同一部材には同一の符号を付し、重
複説明は省略する。
複説明は省略する。
２０は中温部すに鋼帯ｌＯの全幅にわたってその両面に
設けられた水スプレィヘッダで、その先端にはスプレィ
ノズル２０αがそれぞれ取付けられている。２１は鋼帯
１０を冷却したスプレィ水を集めるタンク、２２は冷却
水が下方へ流下するのを防止するシールロールで、鋼帯
に傷がつかないように耐熱性のフッ素樹脂加工が施され
ている。これらは集水槽２３を構成する。２４はサクシ
ョンロールで鋼帯１０に付着している水を吸引するため
のものである。
設けられた水スプレィヘッダで、その先端にはスプレィ
ノズル２０αがそれぞれ取付けられている。２１は鋼帯
１０を冷却したスプレィ水を集めるタンク、２２は冷却
水が下方へ流下するのを防止するシールロールで、鋼帯
に傷がつかないように耐熱性のフッ素樹脂加工が施され
ている。これらは集水槽２３を構成する。２４はサクシ
ョンロールで鋼帯１０に付着している水を吸引するため
のものである。
７’ｏア２５ニよシ吸引された水はミストセパレータ２
６で気液分離される。集水槽２３の冷却水は水抜取りラ
イン２７ 、２８を通）、ンストセ／ｑレータ２６で分
離された水はライン３０からポンプ３１の作動にようそ
れぞれ吸引し集められ、熱交換機３２にて所望の温度に
熱交換された後ライン３３，３４．３５に送られ前述の
スプレィヘッダ２０に送水される。
６で気液分離される。集水槽２３の冷却水は水抜取りラ
イン２７ 、２８を通）、ンストセ／ｑレータ２６で分
離された水はライン３０からポンプ３１の作動にようそ
れぞれ吸引し集められ、熱交換機３２にて所望の温度に
熱交換された後ライン３３，３４．３５に送られ前述の
スプレィヘッダ２０に送水される。
３６は中温部すの下部における鋼帯１０の温度を検出す
る温度検出器で、この検出信号に基づいてパルプ３７を
開閉作動させることによシ鋼帯１０へ噴射する水量を調
節し中温部す出口における温度を３００〜４５０℃に保
持する。
る温度検出器で、この検出信号に基づいてパルプ３７を
開閉作動させることによシ鋼帯１０へ噴射する水量を調
節し中温部す出口における温度を３００〜４５０℃に保
持する。
このようにスプレィノズル２０αから噴出された冷却水
は集水槽２３に集められ循環使用されるので、鋼帯１０
は冷却水の中に浸漬されることはなく、沸騰現象等によ
る鋼帯へ悪影響を与えることは全くない。また冷却水が
低温部Ｃのエアジェツト域へ侵入することがないので鋼
帯が変形することもない。
は集水槽２３に集められ循環使用されるので、鋼帯１０
は冷却水の中に浸漬されることはなく、沸騰現象等によ
る鋼帯へ悪影響を与えることは全くない。また冷却水が
低温部Ｃのエアジェツト域へ侵入することがないので鋼
帯が変形することもない。
（１）中温部を水冷としたので、従来装置に比し冷却能
力を高めることができる。
力を高めることができる。
（２）中温部で鋼帯を冷却した後の冷却水はシールロー
ルとタンクからなる集水槽へ集められ循環使用されるの
で、冷却水が低温部へ流下することはない。
ルとタンクからなる集水槽へ集められ循環使用されるの
で、冷却水が低温部へ流下することはない。
従って低温部における鋼帯の変形も起らない。
第１図は本発明の一実施例を示す概略縦断面図である。
第２図は従来の竪形連続熱処理炉の一例を示す概略縦断
面図、第３図は低温部を水冷とした場合の冷却曲線を表
わすグラフ、第４図及び第５図は低温部を水冷とした場
合の遷移沸騰による鋼帯の変形状態を示す説明図で、第
４図は鋼帯の平面図、第５図は第４図の■−■断面であ
る。 ３・・・上部エアジェツトチャンバ ５・・・下部エアジェツトチャンバ ２０・・・水スプレィヘッダ ２１・・・タンク ２２・・・シールロール ２３・・・集水槽 ２７ 、２８・・・水抜取シライン ３１・・・ポンプ 復代理人 弁理士 岡 本 重 父 性２名 慎１図 第２図 第４図 第５図
面図、第３図は低温部を水冷とした場合の冷却曲線を表
わすグラフ、第４図及び第５図は低温部を水冷とした場
合の遷移沸騰による鋼帯の変形状態を示す説明図で、第
４図は鋼帯の平面図、第５図は第４図の■−■断面であ
る。 ３・・・上部エアジェツトチャンバ ５・・・下部エアジェツトチャンバ ２０・・・水スプレィヘッダ ２１・・・タンク ２２・・・シールロール ２３・・・集水槽 ２７ 、２８・・・水抜取シライン ３１・・・ポンプ 復代理人 弁理士 岡 本 重 父 性２名 慎１図 第２図 第４図 第５図
Claims (1)
- 鋼帯を高温部（８００℃〜６００℃以上）、中温部（６
００〜８００℃から３００〜４５０℃）及び低温部（３
００〜４５０℃から１５０〜２５０℃）に通して熱処理
する連続熱処理炉において、前記高温部と低温部とにエ
アジェットチャンバを設け、前記中温部には水スプレイ
ヘツダを設け、前記スプレイヘツダの下部に、鋼帯を挾
むシールロールとスプレイ水を集めるタンクとからなる
集水槽と、同集水槽の水を抜取るライン及びポンプとを
設けたことを特徴とする鋼帯の竪形熱処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP886086A JPS62167827A (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | 鋼帯の竪形熱処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP886086A JPS62167827A (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | 鋼帯の竪形熱処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62167827A true JPS62167827A (ja) | 1987-07-24 |
| JPH0548285B2 JPH0548285B2 (ja) | 1993-07-21 |
Family
ID=11704458
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP886086A Granted JPS62167827A (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | 鋼帯の竪形熱処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62167827A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003286521A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-10 | Nippon Steel Corp | 鋼帯の冷却方法及び冷却設備 |
| KR20040037348A (ko) * | 2002-10-28 | 2004-05-07 | 주식회사 포스코 | 스트립 소둔라인의 수직형 탈지설비 |
-
1986
- 1986-01-21 JP JP886086A patent/JPS62167827A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003286521A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-10 | Nippon Steel Corp | 鋼帯の冷却方法及び冷却設備 |
| KR20040037348A (ko) * | 2002-10-28 | 2004-05-07 | 주식회사 포스코 | 스트립 소둔라인의 수직형 탈지설비 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0548285B2 (ja) | 1993-07-21 |
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