JPS6216739Y2 - - Google Patents

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JPS6216739Y2
JPS6216739Y2 JP16449380U JP16449380U JPS6216739Y2 JP S6216739 Y2 JPS6216739 Y2 JP S6216739Y2 JP 16449380 U JP16449380 U JP 16449380U JP 16449380 U JP16449380 U JP 16449380U JP S6216739 Y2 JPS6216739 Y2 JP S6216739Y2
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circuit
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rotating electrical
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JP16449380U
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JPS5786441U (ja
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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Protection Of Generators And Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、回転電機の温度監視回路に関するも
のである。
通常、電動機等の回転電機の温度上昇を保護す
るために温度継電機、各種のサーモスタツト、あ
るいは熱電対などが使用されているが、いずれも
検出部が接点あるいは受動素子であるため、温度
検出回路には回路を動作させるための電源を要
し、また、その検出部(回転電機に付設されてい
る。)から温度検出回路に到るまでの長い配線を
少なくとも2本必要とする上にその制御回路も複
雑化し、特にローコストをねらつた普及機で温度
上昇の保護を行なう場合に問題があつた。
本考案は、かかる従来の問題を解消し、回転電
機の回転速度検出用速度発電機(以下「TG」と
略称する。)の誘起起電力を回路の電源として用
いることにより回転電機から制御回路に到る配線
の簡略化及び検出部用の別電源の省略を図ること
を目的とするものである。
この考案は回転電機の速度を検出する速度発電
機の出力端子と、前記回転電機に設置した温度上
昇検出用のサーモガード接点と、絶縁用トランス
の一次巻線とにより直列閉回路を構成し、当該絶
縁用トランスの二次電圧を全波整流した後に該整
流波形の遅延及びレベル検出を行なうべく構成し
たことを特徴とする温度監視回路に係るものであ
る。
以下、本考案を第1図に示す実施例に基いて説
明すれば、回転電機10にはTG1と該回転電機
10の温度上昇により作動するサーモガード接点
2(例えば温度継電器の接点)とが付設され、
TG1の一方の端子1aとサーモガード接点2の
一方の端子とを接続し、同接点2の他方の端子を
接地する。前記TG1の他方の端子は速度制御回
路11へ導く配線1bを利用し、速度制御回路1
1付近で分岐して絶縁用トランス3の一次巻線に
接続し、同一次巻線の他方を接地する。従つて
TG1とサーモガード接点2とトランス3の一次
巻線とで、アースを介する閉回路が形成される。
トランス3の二次側出力は、、全波整流回路4
により全波整流され、トランジスタ6のベースに
入力される。同トランジスタ6のベースとコレク
タ間には信号遅延用のミラー積分回路5が設けら
れ、トランジスタ7により形成されるNOT回路
によつて反転出力を得るように構成されている。
第1図において、回転電機10が異常温度にな
い場合は、サーモガード接点2は開放されている
ため、接地電流ループが形成されず、従つてトラ
ンス3には二次電圧は誘起されず、トランジスタ
6のベース電圧はゼロであり、トランジスタ6は
カツトオフの状態のままである。従つてトランジ
スタ7の出力は“0”となり正常時の出力とな
る。回転電機10が異常温度になつた場合には、
サーモガード接点2は閉成して接地電流ループが
形成され、トランス3の二次側には第2図のaで
示すようにTG1の出力電圧に比例する交流電圧
が誘起される。この電圧を全波整流すると第2図
のbで示す波形の電圧が得られ、次にトランジス
タ6のベースに印加される。同トランジスタ6は
エミツタ接地スイツチング回路となつており、全
波整流波形のままの電圧をベースに加えた場合、
ベース電圧がゼロ又はそれに近い状態(VBE
下)ではコレクタ電流が流れず、遮断状態となる
(第2図のcの破線で示す状態)。従つてトランジ
スタ7の出力も第2図のdにおいて破線で示すよ
うに断続的に“1”の状態になる信号となる。そ
こで、トランジスタ6のコレクタとベース間にミ
ラー積分回路5を付加し、遅延動作をさせれば、
トランジスタ6,7のコレクタ出力は第2図の
c,dに実線で示すように継続信号となり、サー
モガード接点2が閉じている間トランジスタ7の
出力(制御ブロツク信号)は“1”となるので、
異常状態を検知することができる。
第3図のa,b,cは第1図におけるVa,V
b,Vcの電圧波形即ち遅延回路の動作を示すもの
である。
なお、TG1よりの速度信号は配線1bと1c
とにより速度制御回路11に入力される。
このようにして、サーモガード接点2の開閉状
態を検知することにより回転電機10の温度上昇
を監視することができる。
上述したように本考案によれば、回転電機の速
度検出に用いる配線をそのまま使用できるので温
度監視用の特別の配線が不要となると共に、温度
検出用接点に流す電流を与えるための電源が不要
となり、更にそのための配線の必要がないなどの
利点があり、温度検出回路の簡素化と同時に配線
の簡略化を図ることができるという効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す回路図、第2図
は回路の各部の電圧波形を示す波形図、第3図は
遅延回路の動作を示す回路図である。 1:速度発電機、2:サーモガード接点、3:
絶縁用トランス、4:全波整流回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転電機の速度を検出する速度発電機の出力端
    子と、前記回転電機に設置した温度上昇検出用の
    サーモガード接点と、絶縁用トランスの一次巻線
    とにより直列閉回路を構成し、当該絶縁用トラン
    スの二次電圧を全波整流した後に該整流波形の遅
    延及びレベル検出を行なうべく構成したことを特
    徴とする温度監視回路。
JP16449380U 1980-11-17 1980-11-17 Expired JPS6216739Y2 (ja)

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JP16449380U JPS6216739Y2 (ja) 1980-11-17 1980-11-17

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JP16449380U JPS6216739Y2 (ja) 1980-11-17 1980-11-17

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Publication Number Publication Date
JPS5786441U JPS5786441U (ja) 1982-05-28
JPS6216739Y2 true JPS6216739Y2 (ja) 1987-04-27

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JP16449380U Expired JPS6216739Y2 (ja) 1980-11-17 1980-11-17

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JP5136901B2 (ja) * 2008-10-09 2013-02-06 株式会社ネットコムセック 温度検出装置

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JPS5786441U (ja) 1982-05-28

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