JPS62167164A - 紙葉類表裏反転機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は銀行等で利用される現金自動取扱い装置におけ
る紙幣の表裏反転機構に係り、特に信頼性が高く小型で
安価なスイッチバック式の紙葉類表裏反転機構に関する
。

〔従来の技術〕

従来のこの種の装置としては１例えば特開昭５６−１６
５７５０号に記載の如き強制排出機構付きスイッチバッ
ク表裏反転装置がある。しかし、連続して表裏反転する
場合の紙幣の反転後の強制送り出し機構の動作制御の点
に関しては特に配慮されていない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は、スイッチバック式表裏反転の強制排出
の制御に関して配慮がされておらず。

その制御の如何によっては、連紙幣して反転すべき後続
の紙幣が１反転部にて１強制排出機構部と干渉し、ジャ
ムあるいは紙幣の折れや破れを発生しかねないという問
題があった。

本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し１反転
動作をより安定かつ確実に行なう紙葉類表裏反転装置を
提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的を達成する為、本発明はスイッチバツク表裏反
転における強制排出機構の復旧動作。

即ち、強制排出機構動作停止の制御の契機を。

次に表裏反転すべき紙幣が強制排出機構が完全に反転ケ
ース外に退避するに要する時間に相当する搬送路上の点
に達した時にするものである。

〔作用〕

本発明によれば、スイッチバック表裏反転の強制排出機
構の復旧動作の契機は必ず、次に表裏反転すべき紙幣が
、強制排出機構が、反転ケース外に完全に退避しうる時
間を保証しうる搬送路上の点に達した時である為、たと
え、搬送路上の紙幣間隔が不均一でも強制排出機構に後
続の紙幣が干渉し、ジャムや紙幣破れを発生することは
ない。

〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を第１，２図により説明する。

プーリ３にはベルト６がかけられており、そのベルト６
に接する様に、ベルト５がプーリ２とローラ４を介して
設けられこれらベルトが搬送路を形成する。搬送路上に
は紙幣の通過を検知する為のセンサ１が設けである。ベ
ルト５は、さらにベルト９がかけられたローラ７と接し
ている。ベルト５とベルト９の挟持点の先には開口部を
もった反転ケース１１が設けられている。

ベルト９は反転ケース１１の開口部でベルト１０を介し
て、プーリ８に接しており１反転ケース１１からの紙幣
の出口の搬送路を形成している。一方、反転ケース１１
には１反転ケース１１内の紙幣を排出方向に送り出す様
駆動されているローラ１８が回転支点１７を中心に反転
ケース１１内に出入り自在な様に、レバー１６にて連結
されている。そして、その一端は、リンク１４を介して
ソレノイド１３に連結されている。ソレノイド１３は無
通電状態では、スプリング１５によりローラ１８を反転
ケース１１外に退避させる様に構成されている。ここで
、センサ１の搬送路上の位置について述べる。今、ソレ
ノイド１３が吸引状態で、ローラ１８が。

反転ケース１１内に出ている時、ソレノイド１３をオフ
した時に、ローラ１８が、完全に反転ケース１１外に退
避するに要する時間Ｔ、このＴ時間に搬送路上を紙幣が
進む距１１１Ｌを算出し、ローラ１８が、反転ケース１
１内の搬送路をさえぎる点を基準に入口側にＬだけ戻っ
た位置にセンサ１を設けである。

表裏反転する紙幣は、第１図のα方向より搬送路により
反転ケース１１内に送り込まれる。

この時、強制排出は作用しておらず、ローラ１８は、図
のα方向へ移動し、２点鎖線即ち、反転ケース１１外に
退避している。紙幣が１反転ケース１１の壁１２に当た
ると、ローラ７と同一軸上に設けられ、それと同期して
回転している毛ブラシ１９が、紙幣の後端をＣ方向にか
き落し、同時にベルト９とベルト１０の挟持点へと導く
。これとほぼ同期して、ソレノイド１３をオンすること
により、ローラ１８の搬送力により紙幣を、排出方向に
送り出すことにより、確実に前記ベルト９とベルト１０
の挟持点へと導き、反転ケース１１の外へ、表裏反転さ
せた紙幣を送り出す。次に、α方向より次の表裏反転す
べき紙幣が送り込まれ、センサ１の点に達すると、これ
を検知して、ソレノイド１３をオフし、これにより、反
転ケース１１内に出ていたローラ１８は図示α方向へ移
動し、復旧動作する。そして、反転ケース１１のソレノ
イド１３がオンの時に、次の紙幣がローラ１８の位置に
達した時には、完全にローラ１８は１反転ケース１１外
に退避しており、干渉することなく１反転ケース１１内
にスムーズに導かれる。

そして、前述の反転ケース１１の壁１２まで送り込まれ
た以降の動作は、同一手順にて１反転した紙幣を図示す
方向へと送り出す。これを繰り返すことにより、反転ケ
ース１１にて１次々と表裏反転を行う。この様に、強制
排出の為のローラ１８の退避の契機を、復旧の時間を保
証した点に設けたセンサにより、この点に次に反転すべ
き紙幣が達した時とする制御を行うことにより、後続の
紙幣が１強制排出の為のローラ１８に干渉することがま
ったくないため、これによる紙幣のジャムや折れ、傷の
発生がさけられる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、強制排出機構付きスイッチバック表裏
反転装置において１強制排出機構の確実なる退避動作が
保証されることから、安価で、信頼性の高いスイッチバ
ック表裏反転装置が実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による紙幣の表裏反転機構の
側面図、第２図は、本発明の一実施例の制御フローチャ
ート図。 １・・・センサ、２，３，４，７，８・・・ローラ。 ５．６，９，１０・・・ベルト、１１・−・反転ケース
、１２・・・壁、１３　・・・ソレノイド、１４・・・
リンク。 １５・・・スプリング、１６・・・レバー、１７・・・
支点、１９・・・毛ブラシ。 発２目

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 紙葉類を搬送する第１の搬送路と、該第１の搬送路の延
   長上に第１の搬送路側端が開でかつ他方が閉となってい
   る紙葉類反転の為の反転ケースと、該反転ケースに紙葉
   類を送りこんだ第１の搬送路とは別であって紙葉類を送
   り出す為の第２の搬送路を有する紙葉類反転機構におい
   て、該反転ケース内の紙葉類を確実に送り出す為に紙葉
   類を挟持して排出する機構を設け、次に表裏反転すべき
   紙葉類が、第２の搬送路上を前記機構が確実に反転ケー
   ス外に退避するに要する時間に相当する点に達した時に
   排出動作を停止することを特徴とする紙葉類表裏反転機
   構。