JPS6216671B2 - - Google Patents

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JPS6216671B2
JPS6216671B2 JP56111753A JP11175381A JPS6216671B2 JP S6216671 B2 JPS6216671 B2 JP S6216671B2 JP 56111753 A JP56111753 A JP 56111753A JP 11175381 A JP11175381 A JP 11175381A JP S6216671 B2 JPS6216671 B2 JP S6216671B2
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JP
Japan
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acid
enzyme
cleaning
liquid detergent
containing liquid
Prior art date
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Expired
Application number
JP56111753A
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English (en)
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JPS5812697A (ja
Inventor
Mutsumi Kuroda
Satoru Suzuki
Kazuo Iguchi
Yumio Nakasone
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
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Priority to ES1982272913U priority patent/ES272913U/es
Priority to CA000407153A priority patent/CA1177765A/en
Priority to AU86061/82A priority patent/AU562240B2/en
Publication of JPS5812697A publication Critical patent/JPS5812697A/ja
Publication of JPS6216671B2 publication Critical patent/JPS6216671B2/ja
Priority to US07/294,982 priority patent/US5122158A/en
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は酵素含有液体洗浄剤と特殊容器とを用
いる衣料の清浄方法に関する。更に詳しくは、酵
素含有液体洗浄剤を特定の塗布型容器を用いて
襟、袖口の汚れ、各種シミ汚れに塗布する過程を
含むことにより、それら汚染部分を極めて清浄に
仕上げる衣料の清浄方法に関する。 元来、着用後の衣料で特に強固な汚れは、襟、
袖口にしみこんだ汚れであることは周知の通りで
ある。また、食物の食べこぼしによるシミ、幼児
の蛋白質系のシミ等も非常に落しにくい。従来、
これらの汚れの洗浄には、固形石けんを塗りつけ
てもみ洗いする、キヤツプにとつた液体洗剤を塗
りつける、洗浄剤をスプレーで吹きつける等の方
法が考案されている。これらの方法は、通常の洗
濯方法に比べ、一定の効果を発揮し、家庭で実施
されていることが多い。しかしながら、それでも
完全に汚れをとり去る効果には至つていない。 ところで、蛋白質系の汚れの除去効果を上げる
ため、蛋白質分解酵素プロテアーゼを粉末洗剤に
配合することが知られているが、酵素にはその酵
素作用に適した温度(至適温度と呼ばれる)があ
り、その温度において効果は最大となるが、通
常、至適温度は40〜60℃である。 本発明者らは、この点に着目し、酵素作用の温
度効果を利用することで、襟、袖口の汚れ、シミ
汚れ等の洗浄効果を顕著に向上させる方法がある
か否かにつき種々検討した結果、意外なことに、
汚染された衣料に特定の塗布容器を用いて酵素含
有液体洗剤を塗布することにより、摩擦熱による
衣料表面の温度の上昇があり、酵素反応が速やか
に進行して、汚染衣料が極めて清浄に仕上げられ
ることを見出した。 即ち、本発明の衣料の清浄方法は、酵素含有液
体洗剤を、塗布部が高分子粒体を加熱焼結するこ
とにより製造された高分子多孔成形体である塗布
型液体容器を用いて、衣料汚染部分に該衣料汚染
部分の表面温度を摩擦熱により上昇させ得る荷重
をかけて擦過塗布する過程を含むことを特徴とす
るもので、上記擦過塗布過程により摩擦熱を発生
させて衣料の表面温度を上昇させ、もつて酵素反
応を速やかに進行させてかかる汚染部分を極めて
清浄にし、通常このような擦過塗布過程の後衣料
全体の洗浄を洗濯機等で行なうものである。本発
明における上記擦過塗布過程においては、摩擦熱
を発生させるためには、塗布部をこすりつけるよ
うにして、何回も酵素含有液体洗剤を塗布するこ
とが有利であるが、衣料の下にサーモテープを敷
いて高分子多孔成形体を塗布部とした塗布型液体
容器で試験したところ、簡単に2,3℃の温度上
昇があり、10℃程度の温度上昇も可能であること
がわかつた。こすりつけ塗布することは、摩擦熱
の発生のほか、繊維内部まで液体洗浄剤が浸透す
る結果、洗浄効果が上り、好ましい方法である
が、単に軽く塗布するのみであつても、数度の温
度上昇があるため、酵素の作用効果は増大する。
酵素作用の温度衣存性は大きく、僅かな温度上昇
も好都合な結果をもたらすのである。 本発明において塗布部として用いられる高分子
多孔成形体は、所定の粒度の高分子粒体を成形型
の中で加熱、焼結することにより製造される。斯
る高分子多孔成形体は、腰のある適当な強度の連
通気泡体であるため、それを塗布部として用いる
ことにより、衣料を傷めない程度に摩擦して摩擦
熱により酵素含有液体洗剤中の酵素反応を速める
ことができ、また、連通気孔の孔径、分布状態に
均一性が高いためか、液体洗浄剤を好都合に通過
させ、巾広く均一な塗布軌跡を安定に与えること
ができる。 尚、液体塗布容器として知られるロールオン型
は、当然のことながら摩擦ができない構造であ
り、塗布部がスポンジ、プラスチツク発泡体より
なるものは、それらが連通気泡体でかつ腰のある
適当な強度の材料をつくり得ないために、本発明
の効果を奏することはできない。 而して、本発明の実施に際しては、上記酵素含
有液体洗剤の擦過塗布は、好ましくは0.2〜10
Kg/cm2、更に好ましくは0.5〜3Kg/cm2の荷重を
かけて、好ましくは20〜50cm/secの速度で行な
い、その際の塗布量が、好ましくは0.1〜5g/
100cm2、更に好ましくは0.2〜2g/100cm2となる
ようにする。従つて好ましい上記高分子多孔成形
体としては、上記条件下で本発明を実施した場合
の塗布量が上記塗布量となるような構造のものが
用いられ、その平均孔径が50〜1000ミクロン、好
ましくは300〜700ミクロンのものが用いられる。
また、高分子多孔成形体は、その塗布部からの酵
素含有液体洗浄剤の流量が5〜30g/分であるも
のが好ましい。ただし、上記液体洗浄剤の流量は
次のように測定する。即ち、20℃において、高分
子多孔体を塗布部とした液体容器の底部を切り取
つたものを高分子多孔体部を下方にして、液体洗
浄剤を12cm液柱/cm2高分子多孔体表面(高分子多
孔体が凸面状である場合はその横断面)となる量
を入れたときの液体洗浄剤の流出速度を流量とす
る。 上記流量は少な過ぎても多過ぎても巾広に均一
な塗布軌跡を安定に得ることができない。上記流
量が少な過ぎると塗布型容器の機能が発揮できな
いことは勿論であるが、多過ぎる場合には摩擦効
果の点から好ましい方向ではなく、経済的でない
という自明の理も存在する。 さらに、高分子多孔成形体の材質としては各種
の高分子よりなるものを用い得るが、衣料を傷め
ず、摩擦効果を上げる適正な腰のある強度のもの
を得るためには、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、エチレン・酢ビ共重合体、アクリロニトリ
ル・スチレン共重合体、アクリロニトリル・ブタ
ジエン・スチレン共重合体などが好ましい。 また本発明において、摩擦効果を上げるために
は、塗布型容器の塗布部の径は1cm以上あること
が望ましく、又容器部の容量は持ちにくくない程
度に大きいことが望ましい。そして塗布部の表面
形状は平面状であるよりも、凸面状である方が、
作業性がよく、摩擦効果を上げるためにも好まし
い。 なお、塗布型容器は第1図イ,ロに示すよう
に、高分子多孔成形体を塗布部1としたキヤツプ
部2と、酵素含有液体洗浄剤を入れる容器部(図
示せず)とからなり、両者はネジで結合される。
更に詳述すると、上記塗布部1は、キヤツプ部2
の上端部に押え具3により係止され、その裏側
が、複数の孔部4′,4′を有する支持板4で当接
支持されている。 而して、本発明に用いられる酵素含有液体洗剤
としては、 アニオン性界面活性剤 10〜40% 非イオン性界面活性剤 10〜40% 酵 素 0.05〜10% 可溶化剤 1〜10% を含有する酵素含有液体洗剤組成物を使用でき
る。 しかし、本発明における前述の擦過塗布を一層
効果的に行ない、衣料の清浄効果を一層高めるた
めには、酵素含有液体洗剤の粘度を考慮する必要
があり、更に粘度と共に洗浄力、安全性等種々の
品質上の要素も考慮する必要がある。そこで、斯
る要素等を考慮すると、酵素含有液体洗剤として
は、粘度50〜500c.p.のものを用いるのが好まし
く、また、アニオン性界面活性剤及び非イオン性
界面活性剤としては下記のものが特に好ましい。 アニオン性界面活性剤 ●平均炭素数10〜16の直鎖又は分岐鎖のアルキル
基を有し、1分子内のエチレンオキサイドの平
均付加モル数が、直鎖アルキル基を有する場合
3〜6、分岐鎖アルキル基を有する場合2〜4
である、ポリオキシエチレンアルキルエーテル
硫酸塩。 非イオン性界面活性剤 ●平均炭素数10〜14のアルキル基を有し、1分子
内のエチレンオキサイドの平均付加モル数が5
〜12である、ポリオキシエチレン第二級アルキ
ルエーテル。 ●平均炭素数8又は10のアルキル基を有し、1分
子内のプロピレンオキサイドの平均付加モル数
が1〜5、好ましくは1〜3、エチレンオキサ
イドの平均付加モル数が1〜20、好ましくは5
〜10である、ポリオキシプロピレンポリオキシ
エチレン直鎖アルキルエーテル。 以下に、本発明に用いられる酵素含有液体洗剤
を構成する上記の必須成分〜及びその他の任
意成分を、特に好ましいものとして挙げた上記ア
ニオン性界面活性剤及び上記非イオン性界面活性
剤も含めて列挙する。 アニオン性界面活性剤としては下記(1)〜(9)か
ら選択される1種以上を使用できる。そのうち
特に好ましいのは(1),(2),(3),(4)及び(5)であ
る。 (1) 平均炭素数10〜16のアルキル基を有する直
鎖又は分枝鎖アルキルベンゼンスルホン酸
塩。 (2) 平均炭素数10〜20の直鎖又は分枝鎖のアル
キル基又はアルケニル基を有し、1分子内に
平均0.5〜8モルのエチレンオキサイド或い
はプロピレンオキサイド或いはブチレンオキ
サイド或いはエチレンオキサイド/プロピレ
ンオキサイド=0.1/9.9〜9.9/0.1の比で或
いはエチレンオキサイド/ブチレンオキサイ
ド=0.1/9.9〜9.9/0.1の比で付加したアル
キル又はアルケニルエーテル硫酸塩。 (3) 平均炭素数10乃至20のアルキル基又はアル
ケニル基を有するアルキル又はアルケニル硫
酸塩。 (4) 平均10〜20の炭素原子を1分子中に有する
オレフインスルホン酸塩。 (5) 平均10〜20の炭素原子を1分子中に有する
アルカンスルホン酸塩。 (6) 平均10〜24の炭素原子を1分子中に有する
飽和又は不飽和脂肪酸塩。 (7) 平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケ
ニル基を有し、1分子中に平均0.5〜8モル
のエチレンオキサイド或いはプロピレンオキ
サイド或いはブチレンオキサイド或いはエチ
レンオキサイド/プロピレンオキサイド=
0.1/9.9〜9.9/0.1の比で或いはエチレンオ
キサイド/ブチレンオキサイド=0.1/9.9〜
9.9/0.1の比で付加したアルキル又はアルケ
ニルエーテルカルボン酸塩。 (8) 下記の式で表わされるα―スルホ脂肪酸塩
又はエステル 〔式中Yは炭素数1〜3のアルキル基又は
対イオン、Zは対イオンである。Rは炭素数
10〜20のアルキル基又はアルケニル基を表わ
す。〕 こゝで陰イオン性界面活性剤の対イオンと
してはナトリウム、カリウム等のアルカリ金
属イオン、カルシウム、マグネシウム等のア
ルカリ土類金属イオン、アンモニウムイオ
ン、炭素数2又は3のアルカノール基を1〜
3個有するアルカノールアミン(例えばモノ
エタノールアミン、ジエタノールアミン、ト
リエタノールアミン、トリイソプロパノール
アミンなど)を挙げることができる。 (9) 下記一般式で表わされるアミノ酸型界面活
性剤 (こゝでR1は炭素数8〜24のアルキル又
はアルケニル基を、R2は水素又は炭素数1
〜2のアルキル基を、R3はアミノ酸残基
を、Xはアルカリ金属又はアルカリ土類金属
イオンを示す。) (R1,R2及びXは前述の通り。nは1〜
5の整数を示す。) (R1は前述の通り。mは1〜8の整数を
示す。) (R1,R3及びXは前述の通り。R4は水素
又は炭素数1〜2のアルキル又はヒドロキシ
アルキル基を示す。) (R2,R3及びXは前述の通り。R5は炭素
数6〜28のβ―ヒドロキシアルキル又はβ―
ヒドロキシアルケニル基を示す。) (R3,R5及びXは前述の通り。) 非イオン性界面活性剤としては下記(10)〜
(17)から選択される1種以上を使用できる。
そのうち特に好ましいのは(10),(11)及び(14)で
ある。 (10) 平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケ
ニル基を有し、1〜20モルのエチレンオキサ
イドを付加したポリオキシエチレンアルキル
又はアルケニルエーテル。 (11) 平均炭素数6〜12のアルキル基を有し、1
〜20モルのエチレンオキサイドを付加したポ
リオキシエチレンアルキルフエニルエーテ
ル。 (12) 平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケ
ニル基を有し、1〜20モルのプロピレンオキ
サイドを付加したポリオキシプロピレンアル
キル又はアルケニルエーテル。 (13) 平均炭素数10〜20のアルキル基又はアル
ケニル基を有し、1〜20モルのブチレンオキ
サイドを付加したポリオキシブチレンアルキ
ル又はアルケニルエーテル。 (14) 平均炭素数10〜20のアルキル基又はアル
ケニル基を有し、総和で1〜30モルのエチレ
ンオキサイドとプロピレンオキサイド或いは
エチレンオキサイドとブチレンオキサイドを
付加した非イオン性活性剤(エチレンオキサ
イドとプロピレンオキサイド又はブチレンオ
キサイドとの比は0.1/9.9〜9.9/0.1)。 (15) 下記の一般式で表わされる高級脂肪酸ア
ルカノールアミド又はそのアルキレンオキサ
イド付加物 〔式中R′11は炭素数10〜20のアルキル基、
又はアルケニル基であり、R′12はH又はCH3
であり、n3は1〜3の整数、m3は0〜3の
整数である。〕 (16) 平均炭素数10〜20の脂肪酸と蔗糖から成
る蔗糖脂肪酸エステル (17) 平均炭素数10〜20の脂肪酸とグリセリン
から成る脂肪酸グリセリンモノエステル。 酵素としては、以下列挙するプロテアーゼ、
リパーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ等の加水分
解酵素1種以上を使用することが望ましく、液
体洗浄剤中の配合量は0.05〜10重量%であるこ
とが好ましい。なかでも、蛋白質汚れを分解す
るプロテアーゼ、および、繊維を膨潤させて汚
れを除去し易くさせるセルラーゼは好ましい酵
素として挙げられる。 本発明に用いる必須成分の酵素としては動植
物、細菌、菌類に広く分布しているもの及びその
精製分画物を使用でき、特に限定されない。 セルラーゼの起源としては以下に示すものが例
示される。 (a) 原生動物(繊毛虫、鞭毛虫、アメーバ等)に
起源するものとして (1)エンドプロテナム・ネグレクタム
(Endoplodinum neglectum)、(2)トリコモナ
ス・テルモシダス(Trichomonas
termopsidus) (b) 軟体動物(カタツムリ、タツナミガイ、オオ
ノガイ、フナクイムシ等)に起源するものとし
て (1)ヘリツクス・ポナテイア(Helix
ponatia)、(2)ストロモナス・ギガス
(Strononas gigas)、(3)ドラベツラ・アウリキ
ユラ・ソランデル(Dolabella auricula
Solander)、(4)ミテイラス・オステラ(Mytilus
Ostera)、(5)キシロフアガ・ドルサリス
(Xylophaga dorsalis)、(6)クリプトチン・ステ
ツレリ(Cryptochiton stelleri)、(7)プテロセ
ラ・クロカタ(Pterocera crocata)、(8)カエラ
ツラ・ハウテコエウリ・ルエツラニ
(Caelatura hautecoeuri ruellani)、(9)メラノ
イデス・ツベルキユラタ(Melanoides
tuberculata)、(10)ミア・アレナリア(Mya
arenaria)、(11)マクトラ・ソリデイツシマ
(Mactra solidlssima)、(12)バンキア・セタセア
(Bankia setacea)、(13)バンキア・インデイ
カ(Bankia indica)、(14)テレド
(Teredo)、(15)モデイオラ・モデイオラス
(Modiola modiolus)、(16)クリプトプラツク
ス・ジヤポニカ(Cryptoplax japonica)、
(17)ハリオテイス・ジヤポニカ(Haliotis
japonica)、(18)ツルボ・コルヌタス(Turbo
cornutus)、(19)テグラ・フアイフエリ
(Tegula pfeifferi)、(20)レミンテイナ・イン
ブリカタ(Lemintina imbricata)、(21)フア
ツシオラリア・トラペジウム(Fasciolaria
trapezium)、(22)ドラベラ・アウリクラ
(Dolabella auricula)、(23)ホモイオドリス・
ジヤポニカ(Homoiodoris japonica)、(24)
デンドロドリス・ルバ・バル・ニグロマクラタ
(Dendrodoris ruba var nigromaculata)、
(25)オンチジウム・ベルルクラツム
(Onchidium verruculatum)、(26)オイハド
ラ・ペリオンフアラ(Euhadra
peliomphala)、(27)ミテイラス・エデユリス
(Mytilus edulis)、(28)メレトリツクス・メ
レトリツクス・ルソリア(Meretrix meretrix
lusoria)、(29)ベネルピス・フイリピナルム
(Venerupis philippinarum)、(30)オクトプ
ス種(Octopus sp.) (c) 線虫類に起源するものとして (1)デイテレンクス・デストルクトル
(Ditylenchus destructor)、(2)デイテレンク
ス・デイサシ(Ditylenchus dipsaci) (d) 環形動物に起源するものとして (1)オイニセ・アフロデイトス(Eunice
aphroditois)、(2)テイロリンクス・ヘテロカエ
ツス(Tylorrhynchus heterochaetus)、(3)グ
リセラ・キロリ(Glycera chirori)、(4)ロイミ
ア・メデユサ(Loimia medusa)、(5)サベラス
タルデ・インデイカ(Sabellastarte indica)、
(6)リゾドリルス種(Rhizodrilus sp.)、(7)フエ
レテイナ種(Pheretina sp.) (e) 棘皮動物(ウニ等)に起源するものとして (1)アンソシダリス・クラツシスピナ
(Anthocidaris crassispina)、(2)ソイドセント
ロツス・デプレツサス(Pseudocentrotus
depressus)、(3)ヘミセントロツス・プルケル
リムス(Hemicentrotus pulcherrimus)、(4)サ
ムメチヌス・ミリアンス(Psammechinus
milians) (f) 甲殻類に起源するものとして (1)ミテラ・ミテラ(Mitella mitella)、(2)メ
ガリギア・エクソテイカ(Megaligia
exotica)、(3)キヤラツパ・ロフス(Calappa
lophus)、(4)ガエテイセ・デプレツサス
(Gaetice depressus)、(5)パチグラサス・クラ
ツシペス(Pachygrapsus crassipes)、(6)プラ
グシア・デンテイペス(Plagusia dentipes)、
(7)キヤリブデイス・ミレス(Charybdis
miles)、(8)カルシノプラツクス・ロンギマヌス
(Carcinoplax longimanus)、(9)テイアリニ
ア・コルニゲラ(Tiarinia cornigera)、(10)レプ
トミスラツクス・エドワルドシ
(Leptomithrax edwardsi)、(11)ナクシオイデ
ス・ヒストリクス(Naxioides hystrix)、(11)ハ
パロガステル・デンタタ(Hapalogaster
dentata)、(13)アニクルス・アニクルス
(Aniculus aniculus)、(14)ダルダヌス・クラ
ツシマヌス(Dardanus crassimanus)、(15)
ウポゲビア・マジヨル(Upogebia major)、
(16)パヌリルス・ジヤポニクス(Panulirus
japonicus)、(17)ペナオイス・ジヤポニクス
(Penaeus japonicus)、(18)シラデイデス・
シエボルデイ(Scyllarides sieboldi)、(19)
プロパンバルス・クラルキー(Procambarus
clarkii) (g) 昆虫類(アリ、甲虫等)に起源するものとし
て (1)テルメス・オベサス(Termes obesus)、
(2)クテノレピスマ・リネアタ(Ctenolepisma
lineata)、(3)セランビツクス・セルド
(Cerambyx cerdo)、(4)セストビウム・ルフオ
ビロサム(Xestobium rufovillosum)、(5)ナス
テイテルメス・エクシテイオサス
(Nasutitermes exitiosus)、(6)コプトテルメ
ス・ラクラウス(Coptotermes lacteus)、(7)
ストロマテイウス・フルブム(Stromatium
fulvum)、(8)デイクシプス・モロサス
(Dixippus morosus)、(9)リムノリア・リグノ
ルム(Limnoria Lignorum) (h) 細菌に起源するものとして (1)バチルス・ヒドロリテイクス(Bacillus
hvdrolyticus )、(2)セルロバチルス・ムコサ
ス(Cellulobacillus mucosus)、(3)セルロバチ
ルス・ミクソゲネス(Cellulobacillus
myxogenes)、(4)セルロモナス種
(Cellulomonas sp.)、(5)セルビブリオ・フルブ
ス(Cellvibrio fulvus)、(6)セルビブリオ・ブ
ルガリス(Cellvibrio vulgaris)、(7)クロスト
リデイウム・セルモセルラゾイム
(Clostridium thermocellulaseum)、(8)クロス
トリデイウム・セルモセルム(Clostridium
thermocellum)、(9)コリネバクテリウム種
(Corynebacterium sp.)、(10)シトフアガ・グロ
ブロサ(Cytophaga globulosa)、(11)ソイドモ
ナス・フルオレツセンス・バル・セルロサ
(Pseudomonas fluorescens var.cellulosa)、
(12)ソイドモナス・ソラナセアルム
(Pseudomonas solanacearum)、(13)バクテ
リオイデス・スクシノゲネス(Bacterioides
succinogenes)、(14)ルミノコツカス・アル
ブス(Ruminococcus albus)、(15)ルミノコ
ツカス・フラベフアシエンス(Ruminococcus
flavefaciens)、(16)ソランジウム・コンポシ
ツム(Sorangium compositum)、(17)ブチリ
ビブリオ(Butyrivibrio)、(18)クロストリデ
イウム種(Clostridium sp.)、(19)ザンソモ
ナス・シアモシデイス(Xanthomonas
cyamopsidis)、(20)スクレロテイウム・バタ
テイコラ(Sclerotium bataticola)、(21)バチ
ルス種(Bacillus sp.)、(22)セルモアクテイ
ノマイセス種(Thermoactinomyces sp.)、
(23)アクテイノビフイダ種(Actinobifida
sp.) (i―) 菌類;放線菌に起源するものとして (1)アクテイノマイセス種(Actinomyyces
sp.)、(2)ストレプトマイセス種
(Streptomyces sp.) (i―) 菌類;糸状菌類(不完全菌、藻菌、
子嚢菌等)に起源するものとして (1)アルスロボトリス・スペルバ
(Arthrobotrys superba)、(2)アスペルギラ
ス・アウロイス(Aspergillus aureus)、(3)
アスペルギラス・フラビペス(Aspergillus
flavipes)、(4)アスペルギラス・フルブス
(Aspergillus flavus)、(5)アスペルギラス・
フミガツス(Aspergillus fumigatus)、(6)ア
スペルギラス・ルクエニス(Aspergillus
luchuenis)、(7)アスペルギラス・ニドウラン
ス(Aspergillus nidulans)、(8)アスペルギ
ラス・ニゲル(Aspergillus niger)、(9)アス
ペルギラス・オリザエ(Aspergillus
oryzae)、(10)アスペルギラス・ルグロサス
(Aspergillus rugulosus)、(11)アスペルギラ
ス・シドビイ(Aspergillus sydwi)、(12)ア
スペルギラス・タマリー(Aspergillus
tamarii)、(13)アスペルギラス・テルロイ
ス(Aspergillus terreus)、(14)アスペル
ギラス・アングイス(Aspergillus
unguis)、(15)アスペルギラス・アスタス
(Aspergillus ustus)、(16)タカミネ・セル
ラーゼ(Takamine―Cellulase)、(17)アス
ペルギラス・サイトイ(Aspergillus
saitoi)、(18)ボトリテイス・シネレア
(Botrytis cinerea)、(19)ボトリオデイプ
ロデイア・セオブロマエ(Botryodiplodia
theobromae)、(20)クラドスポリウム・ク
クメリヌム(Cladosporium cucumerium)、
(21)クラドスポリウム・ヘルバルム
(Cladosporium herbarum)、(22)コツコス
ボラ・アグリコラ(Coccospora agricola)、
(23)クルブラリア・ルナタ(Curvularia
Lunata)、(24)カエトミウム・セルモフイ
レ・バル・コプロフイレ(Chaetomium
thermophile var.coprophile)、(25)カエト
ミウム・セルモフイレ・バル・デイツシツム
(Chaetomium thermophile var.dissitum)、
(26)スポロトリクム・セルモフイレ
(Sporotrichum thermophile)、(27)タロマ
イセス・エメルソニー(Taromyces
emersonii)、(28)セルモアクス・アウラン
テイアクス(Thermoascus aurantiacus)、
(29)フミコラ・グリセア・バル・セルモイ
デア(Humicola grisea var.thermoidea)、
(30)フミコラ・インソレンス(Humicola
insolens)、(31)マルブランチエア・プルチ
エラ・バル・スルフレア(Malbranchea
pulchella var.sulfurea)、(32)ミリオコツ
カム・アルボマイセス(Myriococcum
albomyces)、(33)ステイルベラ・セルモフ
イレ(Stilbella thermophile)、(34)トル
ラ・セルモフイラ(Torula thermophila)、
(35)カエトミウム・グロボスム
(Chaetomium globosum)、(36)デイクチオ
ステリウム・デイスコイドイム
(Dictyostelium discoideum)、(37)フサリ
ウム種(Fusarium sp.)(38)フサリウム・
ブルビゲヌム(Fusarium bulbigenum)、
(39)フサリウム・エクイセテイ(Fusarium
equiseti)、(40)フサリウム・ラテリテイウ
ム(Fusarium lateritium)、(41)フサリウ
ム・リニ(Fusarium lini)、(42)フサリウ
ム・オキシスポルム(Fusarium
oxysporum)、(43)フサリウム・バシンフ
エクツム(Fusarium vasinfectum)、(44)
フサリウム・デイメルム(Fusarium
dimerum)、(45)フサリウム・ジヤポニク
ス(Fusarium japonicum)、(46)フサリウ
ム・シルピ(Fusarium scirpi)、(47)フサ
リウム・ソラニ(Fusarium solani)、(48)
フサリウム・モニリフオルメ(Fusarium
moniliforme)、(49)フサリウム・ロゾイム
(Fusarium roseum)、(50)ヘルミンソスポ
リウム種(Helminthosporium sp.)、(51)
メンノニエラ・エチナタ(Memnoniella
echinata)、(52)フミコラ・フコアトラ
(Humicola fucoatra)、(53)フミコラ・グ
リセア(Humicola grisea)、(54)モニリ
ア・シトフイラ(Monilia sitophila)、(55)
モノトスポラ・ブレビス(Monotospora
brevis)、(56)ムコル・プシルス(Mucor
pusillus)、(57)ミコスフアエレラ・シトル
リナ(Mycosphaerella citrullina)、(58)ミ
ロセシウム・ベルカリア(Myrothecium
verrcaria)、(59)パプラスポラ種
(Papulaspora sp.)、(60)ペニシリウム種
(Penicillium sp.)(61)ペニシリウム・カ
プスラツム(Penicillium capsulatum)、
(62)ペニシリウム・クリソゲヌム
(Penicillium chrysogenum)、(63)ペニシ
リウム・フレクエンタンス(Penicillium
frequentans)、(64)ペニシリウム・ジヤン
シネルム(Penicillium janthinellum)、
(65)ペニシリウム・ルトイム(Penicillum
luteum)、(66)ペニシリウム・ピサリウム
(Ponicillium piscarium)、(67)ペニシリウ
ム・ソツピ(Penicillium soppi)、(68)ペ
ニシリウム・スピヌロスム(Penicillium
spinulosum)、(69)ペニシリウム・ツルバ
ツム(Penicillium turbatum)、(70)ペニシ
リウム・デイジタツム(Penicillium
digitatum)、(71)ペニシリウム・エクスパ
ンスム(Penicillium expansum)、(72)ペ
ニシリウム・プシルム(Penicillium
pusillum)、(73)ペニシリウム・ルブルム
(Penicillium rubrum)、(74)ペニシリウ
ム・ウオルトマニー(Penicillium
wortmanii)、(75)ペニシリウム・バリアビ
レ(Penicillium variabile)、(76)ペスタロ
テイア・パルマルム(Pestalotia
palmarum)、(77)ペスタロテイオプシス・
ウエステルデイキー(Pestalotiopsis
westerdijkii)、(78)フオマ種(Phoma sp.
)(79)スキゾフイルム・コムネ
(Schizophyllum commune)、(80)スコプ
ラリオプシス・プレビカウリス
(Scopulariopsis brevicaulis)、(81)リゾプ
ス種(Rhizopus sp.)(82)スポロトリク
ム・カルニス(Sporotricum carnis)、(83)
スポロトリクム・プルイノスム
(Sporotricum pruinosum)、(84)スタチボ
トリス・アトラ(Stachybotrys atra)、
(85)トルラ種(Torula sp.)、(86)トリコ
デルマ・ビリデ(Trichoderma viride)、
(87)トリクルス・シリンドリクス
(Trichurus cylindricus)、(88)ベルテイシ
リウム・アルボ・アトルム(Verticillium
albo atrum)、(89)アスペルギラス・セル
ロザエ(Aspergillus cellulosae)、(90)ペ
ニシリウム・グラウクム(Penicillium
glaucum)、(91)クンニングハメラ種
(Cunninghamella sp.)、(92)ムコル・ムセ
ド(Mucor mucedo)、(93)リゾプス・チネ
ンシス(Rhyzopus chinensis)、(94)コレ
ミエラ種(Coremiella sp.)、(95)カルリン
ギア・ロゼア(Karlingia rosea)、(96)フ
イトフソラ・カクトルム(Phytophthora
cactorum)、(97)フイトフソラ・シトリコ
ラ(Phytophthora citricola)、(98)フイト
フソラ・パラシテイカ(Phytophthora
parasitica)、(99)ピシウム種(Pythium
sp.)、(100)サプロレグニアセアエ
(Saprolegniaceae)、(101)セラトシステイ
ス・ウルミ(Ceratocystis ulmi)、(102)カ
エトミウム・グロボスム(Chaetomium
globosum)、(103)カエトミウム・インデイ
クム(Chaetomium indicum)、(104)ノイ
ロスポラ・クラツサ(Neurospora
crassa)、(105)スクレロテイウム・ロルフ
シー(Sclerotium rolfsii)、(106)アスペル
ギラス種(Aspergillus sp.)、(107)クリソ
スポリウム・リグノルム(Chrysosporium
lignorum)、(108)ペニシリウム・ノタツム
(Penicillium notatum)、(109)ピリクラリ
ア・オリザエ(Pyrioularia oryzae)、 (i―) 菌類;担子菌類に起源するものとし
て (1)コリビア・ベルテイペス(Collybia
veltipes)、(2)コプリヌス・スクレロテイゲ
ヌス(Coprinus sclerotigenus)、(3)ヒドヌ
ム・ヘンニングシー(Hydnum
benningsii)、(4)イルペツクス・ラクテウス
(Irpex lacteus)、(5)ポリポルス・スルフロ
イス(Polyporus sulphreus)、(6)ポリポル
ス・ベトロイス(Polyporus betreus)、(7)
ポリステイクツクス・ヒルフツス
(Polystictus hirfutus)、(8)トラメテス・ビ
タタ(Trametes vitata)、(9)イルペツク
ス・コンソルス(Irpex consolus)、(10)レン
テイヌス・レピドイス(Lentinus
lepideus)、(11)ポリア・バポラリア(Poria
vaporaria)、(12)フオメス・ピニコラ(Fomes
pinicola)、(13)レンジテス・ステイラシナ
(Lenzites styracina)、(14)メルリウス・
ラクリマンス(Merulius lacrymans)、
(15)ポリポルス・パルストリス
(Polyporus palstris)、(16)ポリポルス・
アンノサス(Polyporus annosus)、(17)ポ
リポルス・ベルシコロル(Polyporus
versicolor)、(18)ポリステイクツス・サン
グイノイス(Polystictus sanguineus)、
(19)ポリア・バイランテイー(Poria
vailantii)、(20)プシニア・グラミニス
(Puccinia gramiis)、、(21)トリコロマ・フ
モスム(Tricholoma fumosum)、(22)トリ
コロマ・ヌドウム(Tricholoma nudum)、
(23)トラメテス・サングイネア(Trametes
sanguinea)、(24)ポリポルス・スクバイニ
チイ―FR.(Polyporus schweinitzii FR.
)、(25)コニデイオフオラ・セレベラ
(Conidiophora cerebella) (j) 藻類に起源するものとして (1)クラドフオラ・ルペストリス
(Cladophora rupestris)、(2)ウルバ・ラクトウ
カ(Ulva lactuca)、(3)ラミナリア・デイジタ
タ(Laminaria digitata)、(4)ロデイメニア・
パルマタ(Rhodymenia palmata) (k) 地衣類に起源するものとして (1)ウスネアセアエ(Usneaceae)、(2)クラド
ニアセアエ(Cladoniaceae)、(3)パルメリアセ
アエ(Parmeliaceae)、(4)ウムビリカリアセア
エ(Umbilicariaceae) (l) 陸上緑色植物に起源するものとして (1)タバコ、(2)ピネアツプル茎(Pineapple
茎)、(3)アセル・ソイドプラタナスの茎(Acer
pseudoplatanusの茎)、(4)インゲン豆の葉、(5)
フダンソウ、(6)ホウレンソウ、(7)ソラナム・ド
ウルカマラの根(Solanum dulcamaraの根)、
(8)西洋南瓜、(9)アスパラガスの末端部、(10)大
麦、(11)麦芽 更にアルカリセルラーゼも使用できる。 (m) 微生物寄託番号が微工研菌寄第1138号、
第1139号、第1140号及び第1141号のバチルス
(Bacillus)属に属する菌より培養採取された
セルラーゼ(特公昭50―28515) (n) タツナミガイ:ドラベラ・オーリクラ・
ソランダー(Dolabella auricula Solander)の
中腸腺抽出液を起源としたセルラーゼ
(Biochem.J.,(1966)99,214〜221)。 (o) アエロモナス属に属するセルラーゼ212生
産菌(微工研菌寄託番号第2306号)の生産する
セルラーゼ。 本発明にはこれら諸起源を使用した例えば次の
市販セルラーゼを使用することができる。 (1)セルラーゼAP(Cellulase AP)天野製薬株
式会社、(2)セルロジンAP(Cellulosin AP)上田
化学株式会社、(3)セルロジンAC(Cellulosin
AC)上田化学株式会社、(4)セルラーゼ―オノヅ
カ(Cellulase―Onozuka)近畿ヤクルト製造株
式会社、(5)パンセラーゼ(Pancellase)近畿ヤク
ルト製造株式会社、(6)マセロザイム
(Macerozyme)近畿ヤクルト製造株式会社、(7)
マイセラーゼ(Meicelase)明治製菓株式会社、
(8)セルザイム(Celluzyme)長瀬株式会社、(9)ソ
ルブル・スクラーゼ(Soluble sclase)三共株式
会社、(10)サンザイム(Sanzyme)三共株式会
社、(11)セルラーゼA―12―C(Cellulase A―12
―C)武田薬品工業株式会社、(12)トーヨー―セル
ラーゼ(Toyo―Cellulase)東洋醸造株式会社、
(13)ドリセラーゼ(Driserase)協和醗酵工業株
式会社、(14)ルイザイム(Luizyme)ルイポル
ト・ベルク社(Luipold werk)、(15)タカミネ
―セルラーゼ(Takamine―Cellulase)ケミイシ
ユ・フアブリツク社(Chemische Fabrik)、
(16)ウオーラーステイン・セルラーゼ
(Wallerstein―Cellulase)シグマ・ケミカルズ社
(Sigma Chemicals)、(17)セルラーゼ・タイプ
(Cellulase Type )シグマ・ケミカルズ
社(Sigma Chemicals)、(18)セルラーゼ・セ
ルバ(Cellulase Serva)セルバ・ラボラトリー
社(Serva Laboratory)、(19)セルラーゼ36
(Cellulase36)ローム・アンド・ハース社
(Rohm and Haas)、(20)マイルス・セルラーゼ
4000(Miles Cellulase4000)マイルス社
(Miles)、(21)R&Hセルラーゼ35,36,38コン
ク(R&H Cellulase35,36,38CONC)フイ
リツプ・モーリス社(Philip Morris)、(22)コ
ンビザイム(Combizym)ニスコ・ラボラトリー
社(Nysco Laboratory)、(23)セルラーゼ
(Cellulase)メイカー・ケミカルズ社(Makor
Chemicals)、(24)セルクラスト(Cellucrust)
ノボ・インダストリー社(NOVO Industry)、
(25)セルラーゼ(Cellulase)ギスト・ブロケイ
デス社(Gist―Brocades) 液体洗浄剤組成物中のセルラーゼの含有量は、
セルラーゼの醗酵活性が0.001ユニツト/mg固型
分(1ユニツト/mg固型分=37℃、PH5において
1時間にセルロースより1.0マイクロ・モル(μ
Mole)のグルコースを生成する。)以上のもの
を、組成物中に0.01〜70重量%含有する量が好ま
しく、更に好ましくは、0.1〜10重量%である。
あるいはセルラーゼの含有量は、セルラーゼの醗
酵活性が浴中に0.1〜1000ユニツト/である量
が好ましく、更に好ましくは1〜100ユニツト/
である。 セルラーゼを除く加水分解酵素としては次のも
のが挙げられる。 先ず、エステル結合に作用するカルボン酸エス
テルヒドラーゼ、チオールエステルヒドラーゼ、
リン酸モノエステルヒドラーゼ、リン酸ジエステ
ルヒドラーゼ、グリコシル化合物に作用するグリ
コシドヒドラーゼ、N―グリコシル化合物を加水
分解する酵素、エーテル結合に作用するチオエー
テルヒドラーゼ、ペプチド結合に作用するα―ア
ミノ―アシル―ペプチドヒドラーゼ、ペプチジル
―アミノ酸ヒドラーゼ、アシル―アミノ酸ヒドラ
ーゼ、ジペプチドヒドラーゼ、ペプチジル―ペプ
チドヒドラーゼ等々が例示され、カルボン酸エス
テルヒドラーゼ、グリコシドヒドラーゼ、ペプチ
ジル―ペプチドヒドラーゼが好適である。 これら好適な加水分解酵素は更に次の如く例示
される。 〔1〕 ペプチジル―ペプチドヒドラーゼに属す
るプロテアーゼ 本発明に適した例を挙げれば、ペプシン、ペプ
シンB、レンニン、トリプシン、キモトリプシン
A キモトリプシンB、エラスターゼ、エンテロ
キナーゼ、カテプシンC、パパイン、キモパパイ
ン、フイシン、トロンピン、フイブリノリシン、
レニン、スブチリシン、アスベルギロペプチター
ゼA、コラゲナーゼ、クロストリジオペプチター
ゼB、カリクレイン、ガストリシン、カテプシン
D、プロメライン、ケラチナーゼ、キモトリプシ
ンC、ペプシンC、コクーナーゼ、アスペルジロ
ペプチダーゼB、ウロキナーゼ等がある。またこ
の他のプロテアーゼとして、カルボキシ、ペプチ
ダーゼA及びB、アミノペプチターゼがある。 〔2〕 グリコシドヒドラーゼ 本グループからはセルラーゼは他の必須成分で
あるので除外される。 α―アミラーゼ、β―アミラーゼ、グルコアミ
ラーゼ、インベルターゼ、リゾチーム、ペクチナ
ーゼ、キチナーゼ、デキストラナーゼ、等々が好
適で就中α―アミラーゼ、β―アミラーゼ等のア
ミラーゼが好適である。これらは元来酸性から中
性系で機能を営むものであるが、細菌類からは得
られたものの中には、アルカリ性において高活性
のものも好適に使用される。 〔3〕 カルボン酸エステルヒドラーゼ 本発明に好適なカルボン酸エステルヒドラーゼ
の例として、カルボキシルエステラーゼ、リパー
ゼ、ペクチンエステーゼ、クロロフイラーゼ等々
が挙げられ、就中リパーゼが有効である。 市販の酵素製品の具体例およびその製造業者を
あげれば、「アルカラーゼ」、「エスペラーゼ」、
「サビナーゼ」、「AMG」、「BAN」、「フアンガミ
ル」、「スウイートザイム」、「ターマミル」(デン
マーク、コペンハーゲン、ノボ・インダストリ
社)、「マクサターゼ―P」、「ハイ・アルカリン・
プロテアーゼ」、「アミラーゼTHC」、「リパー
ゼ」(オランダ、デルフト、ギスト・プロケイデ
ス・n・v・社)、「プロテアーゼB―400」、「プ
ロテアーゼB―4000」、「プロテアーゼAP」およ
び「プロテアーゼAP2100」(スイス、バーゼル、
シユバイツエリツシエ・フエルメント・A・G
社)、「CRD―プロテアーゼ」(アメリカ、ミズー
リ、セントルイス、モンサント・カンパニー
社)、「ピオカーゼ」(アメリカ、イリノイ、モン
チセロ、ピオピンコーポレーシヨン社)、「プロナ
ーゼ―P」、「プロナーゼ―AS」および「プロナ
ーゼ―AF」(日本、科研化学社)、「ラピダーゼP
―2000」(フランス、セクラン、ラピダス)、クリ
ントン・コーン・プロダクツ社(スタンダード・
プランズ社のデイピジヨン、ニユーヨーク)製の
タンパク分解酵素製品(タイラー標準16メツシユ
ふるい100%通過〜タイラー標準150メツシユふる
い上に100%残留の粒度のもの)、「タカミネ」、
「プロメレイン1:10」、「HTタンパク分解酵素
200」、「エンザイムL―W」(バクテリアではなく
カビから得られたもの)(アメリカ、インデイア
ナ、エルクハート、マイルズ・ケミカル・カンパ
ニー社)、「ローザイムP―11濃縮体」、「ペクチノ
ール」、「リパーゼB」、「ローザイムPF」、「ロー
ザイムJ―25」(アメリカ、フイラデルフイア、
ローム・アンド・ハース社)、「アンプロザイム
200」(アメリカ、ニユージヤージー、ニユーアー
ク、ノプコ・ケミカル・カンパニー社の子会社の
ジヤツク・ウルフ・アンド・カンパニー社)、
「ATP40」、「ATP120」、「ATP160」(フランス、
セクラン、エツ・ラピダス)、「オリパーゼ」(長
瀬産業、日本)がある。 セルラーゼ以外の加水分解酵素は洗浄剤組成物
中には目的に応じた必要量配合されるが、精製酵
素に換算して0.001〜5重量%(好ましくは0.02
〜3重量%)配合するのが望ましい。 〔4〕 可溶化剤としては以下のものを使用でき
る。 エタノールのような低級アルコール、ベンゼン
スルホン酸塩、p―トルエンスルホン酸塩のよう
な低級アルキルベンゼンスルホン酸塩、プロピレ
ングリコールのようなグリコール類、アセチルベ
ンゼンスルホン酸塩、アセトアミド類、ピリジン
ジカルボン酸アミド類、安息香酸塩又は尿素等の
可溶化剤。 この他、任意成分としては以下のものを使用で
きる。 〔1〕 両性及びカチオン界面活性剤 (1) 下記一般式で示されるスルホン酸型両性界面
活性剤 (こゝでR11は炭素数8〜24のアルキル又は
アルケニル基、R12は炭素数1〜4のアルキレ
ン基、R13は炭素数1〜5のアルキル基、R14
炭素数1〜4のアルキレン又はヒドロキシアル
キレン基を示す。) (こゝでR11及びR14は前述の通り。R15,R16
は炭素数8〜24又は1〜5のアルキル又はアル
ケニル基を示す。) (こゝでR11及びR14は前述の通り。n1は1〜
20の整数を示す。) (2) 下記一般式で示されるベタイン型両性活性剤 こゝでR21は炭素数8〜24のアルキル基又は
アルケニル又はβ―ヒドロキシアルキル又はβ
―ヒドロキシアルケニル基、R22は炭素数1〜
4のアルキル基、R23は炭素数1〜6のアルキ
レン又はヒドロキシアルキレン基を示す。) (こゝでR21及びR23は前述の通り。n2は1〜
20の整数を示す。) (こゝでR21及びR23は前述の通り。R24は炭
素数2〜5のカルボキシアルキル又はヒドロキ
シアルキル基を示す。) (3) 下記の一般式で表わされるアルキルアミンオ
キサイド 〔式中R′13は炭素数10〜20のアルキル基又は
アルケニル基であり、R′14,R′15は炭素数1〜
3のアルキル基である。〕 (4) 下記一般式で示されるカチオン界面活性剤 (こゝでR1′,R′2,R′3,R′4のうちすくなく
とも1つは炭素数8〜24のアルキル又はアルケ
ニル基、他は炭素数1〜5のアルキル基を示
す。X′はハロゲンを示す。) (こゝでR′1,R′2,R′3及びX′は前述の通
り。) (こゝでR′1,R′2およびX′は前述の通り。
R′5は炭素数2〜3のアルキレン基、n4は1〜
20の整数を示す。) 〔2〕 二価金属イオン捕捉剤 下記の各種アルカリ金属塩、アルカノールアミ
ン塩の一種又は二種以上のビルダー成分を0〜50
重量%含有することもできる。 (1) オルソリン酸塩、ピロリン酸塩、トリポリン
酸塩、メタリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩、フ
イチン酸塩等のリン酸塩。 (2) エタン―1,1―ジホスホン酸、エタン―
1,1,2―トリホスホン酸、エタン―1―ヒ
ドロキシ―1,1―ジホスホン酸およびその誘
導体、エタンヒドロキシ―1,1,2―トリホ
スホン酸、エタン―1,2―ジカルボキシ―
1,2―ジホスホン酸、メタンヒドロキシホス
ホン酸等のホスホン酸の塩。 (3) 2―ホスホノブタン―1,2―ジカルボン
酸、1―ホスホノブタン―2,3,4―トリカ
ルボン酸、α―メチルホスホノコハク酸等のホ
スホノカルボン酸の塩。 (4) アスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン等
のアミノ酸の塩。 (5) ニトリロ三酢酸塩、イミノ二酢酸塩、エチレ
ンジアミン四酢酸塩、ジエチレントリアミン五
酢酸塩、グリコールエーテルジアミン四酢酸
塩、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸塩、トリエ
チレンテトラミン六酢酸塩、ジエンコル酸塩等
のアミノポリ酢酸塩。 (6) ポリアクリル酸、ポリアコニツト酸、ポリイ
タコン酸、ポリシトラコン酸、ポリフマル酸、
ポリマレイン酸、ポリメタコン酸、ポリ―α―
ヒドロキシアクリル酸、ポリビニルホスホン
酸、スルホン化ポリマレイン酸、無水マレイン
酸―ジイソブチレン共重合体、無水マレイン酸
―スチレン共重合体、無水マレイン酸―メチル
ビニルエーテル共重合体、無水マレイン酸―エ
チレン共重合体、無水マレイン酸―エチレンク
ロスリンク共重合体、無水マレイン酸―酢酸ビ
ニル共重合体、無水マレイン酸―アクリロニト
リル共重合体、無水マレイン酸―アクリル酸エ
ステル共重合体、無水マレイン酸―ブタジエン
共重合体、無水マレイン酸―イソプレン共重合
体、無水マレイン酸と一酸化炭素から誘導され
るポリ―β―ケトカルボン酸、イタコン酸―エ
チレン共重合体、イタコン酸―アコニツト酸共
重合体、イタコン酸―マレイン酸共重合体、イ
タコン酸―アクリル酸共重合体、マロン酸―メ
チレン共重合体、メタコン酸―フマル酸共重合
体、エチレングリコール―エチレンテレフタレ
ート共重合体、ビニルピロリドン―酢酸ビニル
共重合体、1―ブテン―2,3,4―トリカル
ボン酸―イタコン酸―アクリル酸共重合体、第
四アンモニウム基を有するポリエステルポリア
ルデヒドカルボン酸、エポキシコハク酸のcis
―異性体、ポリ〔N,N―ビス(カルボキシメ
チル)アクリルアミド〕、ポリ(オキシカルボ
ン酸)、デンプンコハク酸あるいはマレイン酸
あるいはテレフタル酸エステル、デンプンリン
酸エステル、ジカルボキシデンプン、ジカルボ
キシメチルデンプン、セルロース・コハク酸エ
ステルなどの高分子電解質。 (7) ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルピロリドン、冷水可溶性ウレ
タン化ポリビニルアルコールなどの非解離高分
子。 (8) シユウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル
酸、アジピン酸、ピメリン酸、ズペリン酸、ア
ゼライン酸、デカン―1,10―ジカルボン酸な
どのジカルボン酸の塩;ジグリコール酸、チオ
ジグリコール酸、オキサル酢酸、オキシジコハ
ク酸、カルボキシメチルオキシコハク酸、カル
ボキシメチルタルトロン酸などの塩;グリコー
ル酸、リンゴ酸、ヒドロキシビバリン酸、酒石
酸、クエン酸、乳酸、グルコン酸、ムチン酸、
グルコロン酸、ジアルデヒドでんぷん酸化物な
どのヒドロキシカルボン酸の塩;イタコン酸、
メチルコハク酸、3―メチルグルタル酸、2,
2―ジメチルマロン酸、マレイン酸、フマール
酸、グルタミン酸、1,2,3―プロパントリ
カルボン酸、アコニツト酸、3―ブテン―1,
2,3―トリカルボン酸、ブタン―1,2,
3,4―テトラカルボン酸、エタンテトラカル
ボン酸、エテンテトラカルボン酸、n―アルケ
ニルアコニツト酸、1,2,3,4―シクロペ
ンタンテトラカルボン酸、フタル酸、トリメシ
ン酸、ヘミメリツト酸、ピロメリツト酸、ベン
ゼンヘキサカルボン酸、テトラヒドロフラン―
1,2,3,4―テトラカルボン酸、テトラヒ
ドロフラン―2,2,5,5―テトラカルボン
酸などの塩;スルホイタコン酸、スルホトリカ
ルバリル酸、システイン酸、スルホ酢酸、スル
ホコハク酸などのスルホン化カルボン酸の塩;
シヨ糖、ラクトース、ラフイノースなどのカル
ボキシメチル化物、ペンタエリスリトールのカ
ルボキシメチル化物、グルコン酸のカルボキシ
メチル化物、多価アルコールあるいは糖類と無
水マレイン酸あるいは無水コハク酸との縮合
物、オキシカルボン酸と無水マレイン酸あるい
は無水コハク酸との縮合物、CMOS、ビルダー
Mなどの有機酸塩。 〔3〕 アルカリ剤あるいは無機電解質 更にアルカリ剤あるいは無機電解質として次に
示すものの各種のアルカリ金属塩の一種又は二種
以上を組成物中1〜50重量%、好ましくは5〜30
重量%含有することができる。ケイ酸塩、炭酸
塩、硫酸塩。また、有機アルカリ剤として、トリ
エタノールアミン、ジエタノールアミン、モノエ
タノールアミン、トリイソプロパノールアミンな
ど。 〔4〕 再汚染防止剤 更に再汚染防止剤として次に示す化合物の一種
又は二種以上を組成物中に0.1〜5%含有するこ
とができる。ポリエチレングリコール、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキ
シメチルセルロースなど。 〔5〕 青味付剤および螢光染料 各種の青味付剤及び螢光染料なども必要に応じ
て配合できる例えば次の構造のものが奨用され
る; 次の一般式で表わされる青味付剤 (式中Dは青色ないし紫色のモノアゾ、ジスア
ゾ又はアントラキノン系色素残基を表わし、X及
びYは水酸基、アミノ基、水酸基、スルホン酸
基、カルボン酸基、アルコキシ基で置換されてい
ることもある脂肪族アミノ基、ハロゲン原子、水
酸基、スルホン酸基、カルボン酸基、低級アルキ
ル基;低級アルコキシ基で置換されていることも
ある芳香族アミノ基又は環状脂肪族アミノ基であ
る。Rは水素原子又は低級アルキル基である。た
だし、Rが水素原子を表わす場合であつてX及
びYが同時に水酸基又はアルカノールアミン基を
表わす場合並びにX及びYのいずれか一方が水
酸基であり、他方がアルカノールアミン基である
場合を除く。nは2以上の整数を表わす。) (式中、Dは青色乃至紫色のアゾ又はアントラ
キノン系色素残基を表わし、X及びYは同一又は
相異なるアルカノールアミン残基または水酸基を
表わす。) 次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明
する。 実施例 1 各種塗布容器と比較して、本発明に用いる塗布
型容器の塗布状態及び塗布作業性、塗布による摩
擦熱発生効果、天然汚染布の洗浄性について評価
した。 (1) 液体洗浄剤組成 硫酸アルキル(=14.3)ポリオキシエチレン
ナトリウム塩(=25) 20% ポリオキシプロピレン(=3)ポリオキシエ
チレン(=8)直鎖デシルエーテル 30% トリエタノールアミン 3% 螢光染料 0.3% エタノール 5% 水 バランス 蛋白分解酵素(NOVO Ind.社 エスペラーゼ
リキツド8.0M) 0.3% (2) 塗布型容器の塗布部(第1図参照) (イ) 凸面状高分子多孔成形体塗布部(本発明) (ロ) 平面状高分子多孔成形体塗布部(本発明) (ハ) スポンジ塗布部(対照) (ニ) ロールオン型塗布部(対照) (3) 塗布状態の評価及び塗布作業性の評価 (2)に記した塗布型容器中にそれぞれ液体洗剤
(上記(1)の組成)を充填し、半裁した天然汚染
布の汚れ部分に対し2Kg/cm2の荷重、約30cm/
secの塗布スピードで汚染布一枚について3ml
塗布し、一洗浄システム(組)7枚の汚染布に
合計で21mlになるようにそれぞれ塗布した。 塗布状態は、塗布量及び塗布の均一性につい
て下に示す様に評価した。 〇……塗布量一定で均一に塗布できる △……一部に塗布ムラがある ×……塗布にムラがある 塗布作業性は塗布された状態とは別に塗布作
業のしやすさを下に示す様に評価した。 〇……液体洗剤がスムーズに流出し塗布しや
すい ×……塗布がスムーズに進まない △……両者の中間 (4) 塗布による摩擦熱発生効果 塗布時に発生する摩擦熱を室温26℃下に汚染
布の下にサーミスター(YEW TYPE 2809
デジタルサーモメーター)を置いて測定した。 (5) 天然汚染布の調整 木綿/テトロン混紡布(9cm×30cm)をワイ
シヤツの襟にぬいつけ成年男子に2日間着用さ
せる。着用後中心点に対し汚れが対称な布を選
び出し、このよごれの対称点で布を半裁し実験
に供した。 (6) 洗浄条件 洗浄方法 実用洗濯機(パルセータ型) 使用水 水道水30 水 温 20℃ 洗浄時間 10分間 すすぎ 水道水にて5分
(オーバーフローすすぎ) (7) 洗浄性の評価 (5)の様に同一試料の左右対称の位置から採取
し、塗布型容器を使用しないで単に滴下しただ
けで洗浄した半裁布と、(イ)〜(ニ)の塗布型容器使
用し洗浄した半裁布とを肉眼判定による一対比
較で評価した。汚れの程度を10段階にランクづ
けし標準汚れを基準にし、洗浄性をランクづけ
した。洗浄性は塗布型容器を使用しないものを
100としたときと比較し塗布型容器使用例の洗
浄力を点数であらわし、表1には7枚の平均点
を示した。
【表】 以上の結果から、塗布型容器イ,ロ、特にイの
凸面状高分子多孔成形体塗布型容器が酵素含有液
体洗浄剤の塗布摩擦洗浄効果を引き出すのに最適
であることが明らかである。 実施例 2 酵素含有液体洗剤を塗布型容器で汚れ部分に塗
布する清浄方法の清浄効果。 (1) 液体洗浄剤組成 A:対照 硫酸アルキル(=14.3)ポリオキシエチレン
ナトリウム塩(=2.5) 20% ポリオキシプロピレン(=3)ポリオキシエ
チレン(=8)直鎖デシルエーテル 30% トリエタノールアミン 3% 螢光染料 0.3% エタノール 5% 水 バランス B:本発明 実施例1と同じ (2) 清浄方法
【表】 (3) その他塗布、清浄条件、汚染布の調整、塗布
時の温度測定は実施例1と同様。 (4) 清浄性の評価 清浄方法1を基準とした一対比較で清浄性を
評価した。 清浄性は清浄方法1の清浄力を100として比
較清浄方法の清浄力の点数で表2に示した。
【表】 表2から明らかな様に、本発明の如く塗布型容
器を使用し且つ酵素含有液体洗剤を使用した場合
(清浄方法4)に清浄力が向上し、酵素の効果が
いつそう引き出されている。 叙上の如く、本発明の衣料の清浄方法によれ
ば、塗布部を特定の高分子多孔成形体で形成した
塗布型液体容器を用いて衣料汚染部分に酵素含有
液体洗剤が擦過塗布されるので、擦過塗布過程に
おいて充分な摩擦熱を発生させて、酵素反応を速
やかに進行させ、衣料を極めて効果的に清浄で
き、簡便に実施可能あることと相俟ち、優れた効
果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
図面は各種塗布型液体容器の要部の概略を示す
もので、第1図イは本発明に用いられる塗布面凸
出形状の塗布部の縦断面図、第1図ロは本発明に
用いられる塗布面平板形状の塗布部の縦断面図、
第1図ハはスポンジを用いた塗布部の縦断面図、
第1図ニはロールオン型の塗布部の縦断面図をそ
れぞれ示すものである。 1……塗布部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 酵素含有液体洗剤を、塗布部が高分子粒体を
    加熱焼結することにより製造された高分子多孔成
    形体である塗布型液体容器を用いて、衣料汚染部
    分に該衣料汚染部分の表面温度を摩擦熱により上
    昇させ得る荷重をかけて擦過塗布する過程を含む
    ことを特徴とする衣料の清浄方法。 2 上記酵素含有液体洗剤が アニオン性界面活性剤 10〜40% 非イオン性界面活性剤 10〜40% 酵 素 0.05〜10% 可溶化剤 1〜10% を含有する酵素含有液体洗剤組成物からなること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の衣料の
    清浄方法。 3 上記酵素含有液体洗剤に含有される酵素がプ
    ロテアーゼ、レパーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ
    よりなる群から選ばれる一種以上の酵素であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項
    記載の衣料の清浄方法。 4 上記酵素含有液体洗剤の擦過塗布を0.2〜10
    Kg/cm2の荷重をかけて20〜50cm/secの速度で行
    い、その際の塗布量が0.1〜5g/100cm2であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の衣料
    の清浄方法。 5 高分子多孔成形体の塗布面が凸出形状である
    ことを特徴とする第1項記載の衣料の清浄方法。 6 高分子多孔成形体の素材がポリプロピレン、
    ポリエチレン、エチレン・酢ビ共重合体、アクリ
    ルニトリル・スチレン共重合体、及びアクリロニ
    トリル・ブタジエン・スチレン共重合体からなる
    群から選ばれたものであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の衣料の清浄方法。
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