JPS6216639A - 秘話音声信号送出装置 - Google Patents
秘話音声信号送出装置Info
- Publication number
- JPS6216639A JPS6216639A JP60155230A JP15523085A JPS6216639A JP S6216639 A JPS6216639 A JP S6216639A JP 60155230 A JP60155230 A JP 60155230A JP 15523085 A JP15523085 A JP 15523085A JP S6216639 A JPS6216639 A JP S6216639A
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- Japan
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- spectrum
- circuit
- signal
- pseudo
- voice
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04K—SECRET COMMUNICATION; JAMMING OF COMMUNICATION
- H04K1/00—Secret communication
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
本発明は、音声信号の秘話方式に係り、特に、高速フー
リエ変換技術もしくは高速アダマール変換技術を用いた
秘話方式に関するものである。
リエ変換技術もしくは高速アダマール変換技術を用いた
秘話方式に関するものである。
(従来技術とその問題点)
秘話方式としては、従来から、周波数反転法や、音声信
号を周波数軸上で複数の周波数スロットに分割して、こ
れらのスロットを入換えたリス口・ノド内で周波数反転
を行う方式等の如く周波数軸上で信号処理する方式と、
音声信号を時間的にブロックで区切って1ブロツク内で
サンプル値の順を入換える方法、サンプル値の極性を変
える方法等の如く時間軸上の処理による方法が広く知ら
れている。
号を周波数軸上で複数の周波数スロットに分割して、こ
れらのスロットを入換えたリス口・ノド内で周波数反転
を行う方式等の如く周波数軸上で信号処理する方式と、
音声信号を時間的にブロックで区切って1ブロツク内で
サンプル値の順を入換える方法、サンプル値の極性を変
える方法等の如く時間軸上の処理による方法が広く知ら
れている。
また、近年では、周波数軸上の信号処理と時間軸上の信
号処理とを組合わせた方式や直交変換を利用した方式等
が提案されている。
号処理とを組合わせた方式や直交変換を利用した方式等
が提案されている。
この種の従来例には、特開昭56−153862号公開
特許公報に開示された方式がある。この方式は、信号に
高速フーリエ変換もしくは高速アダマール変換を施して
得られたスペクトラムの配列を予め定められた規則に従
って、入換え、これに逆変換を施して信号を伝送する方
式である。
特許公報に開示された方式がある。この方式は、信号に
高速フーリエ変換もしくは高速アダマール変換を施して
得られたスペクトラムの配列を予め定められた規則に従
って、入換え、これに逆変換を施して信号を伝送する方
式である。
上述した従来技術は、スペクトラム入換えのための規則
、すなわち暗号化キーの種類が多くたとえ秘話信号を傍
聴してもその秘話信号に採用されているスペクトラム入
換え規則を検知してこれを正確に適用して正しく音声信
号を復号することは困難で、−見秘話性が高いといえる
。しかしながら、従来技術は、原音声信号のスペクトラ
ムを単に大変える操作だけであるから、秘話操作の前後
における信号のエネルギー総量は何らの変化を受けてい
ない。従って、秘話操作が施された秘話音声信号にも原
音声の抑揚はそのまま残留する。このため、秘話信号か
ら原音声の強弱または原音声中の無音区間を容易に識別
することができる。例えば、定形的な会話を行う通信に
おいて秘話操作をしでも、その内容を経験的に判断して
理解可能なこともある。また、秘話音声から直接通話内
容を判別できない場合でも、暗号解読の対象とすべき有
音区間は容易に識別できる。このように、従来の秘話信
号は秘話性が低いという大きな欠点を有している。
、すなわち暗号化キーの種類が多くたとえ秘話信号を傍
聴してもその秘話信号に採用されているスペクトラム入
換え規則を検知してこれを正確に適用して正しく音声信
号を復号することは困難で、−見秘話性が高いといえる
。しかしながら、従来技術は、原音声信号のスペクトラ
ムを単に大変える操作だけであるから、秘話操作の前後
における信号のエネルギー総量は何らの変化を受けてい
ない。従って、秘話操作が施された秘話音声信号にも原
音声の抑揚はそのまま残留する。このため、秘話信号か
ら原音声の強弱または原音声中の無音区間を容易に識別
することができる。例えば、定形的な会話を行う通信に
おいて秘話操作をしでも、その内容を経験的に判断して
理解可能なこともある。また、秘話音声から直接通話内
容を判別できない場合でも、暗号解読の対象とすべき有
音区間は容易に識別できる。このように、従来の秘話信
号は秘話性が低いという大きな欠点を有している。
さらに、従来技術がスペクトラムを入換えるだけの操作
であることから、話頭9語尾など音声のエネルギーが少
ない場合や、摩擦音のようにエネルギーが少なくスペク
トラムが平坦に近い場合には、秘話効果が少ない。
であることから、話頭9語尾など音声のエネルギーが少
ない場合や、摩擦音のようにエネルギーが少なくスペク
トラムが平坦に近い場合には、秘話効果が少ない。
(発明の目的と特徴)
本発明は、上述した従来技術の欠点に鑑みなされたもの
で、無音区間や摩擦音の識別が困錐であり、抑揚の残留
することのない秘話音声が得られ秘話性の高い音声信号
の秘話方式を提供することを目的とする。
で、無音区間や摩擦音の識別が困錐であり、抑揚の残留
することのない秘話音声が得られ秘話性の高い音声信号
の秘話方式を提供することを目的とする。
本発明では、この目的達成のために、音声信号に高速フ
ーリエ変換や高速アダマール変換などの直交変換を施し
て得られたスペクトラム上で、音声品質に影響のない程
度に電力の低い帯域部分を適応的に選択して削除し、擬
似スペクトラムと置換した後にスペクトラムの配列を入
換え、逆直交変換により時間軸信号に変換して伝送する
□ことを特徴とする。受信側では、受信信号に直交変換
を施し、得られたスペクトラムに対し送信側とは逆の入
換えを行い、擬似スペクトラムを一1除した後、逆直交
変換することにより一号音声を得ることができる。
ーリエ変換や高速アダマール変換などの直交変換を施し
て得られたスペクトラム上で、音声品質に影響のない程
度に電力の低い帯域部分を適応的に選択して削除し、擬
似スペクトラムと置換した後にスペクトラムの配列を入
換え、逆直交変換により時間軸信号に変換して伝送する
□ことを特徴とする。受信側では、受信信号に直交変換
を施し、得られたスペクトラムに対し送信側とは逆の入
換えを行い、擬似スペクトラムを一1除した後、逆直交
変換することにより一号音声を得ることができる。
擬似スペクトラムは、実際の音声スペクトラムには出現
しないような電力分布を持ち、受信側で正しい暗号化キ
ーで復号した場合にのみ識別可能である。′ 削除されるスペクトラム部分は、本業の音声にとって影
響の少ない部分であるので、復号後め音声品質に影響を
与えない。一方、挿入される一偵スペクトラムはある範
囲内の電力を持つので、入換え後は妨害成分として働き
、原音声の抑揚を制iし、本来の音量が小さい場合には
音声情報を÷スフする効果を持つ。
しないような電力分布を持ち、受信側で正しい暗号化キ
ーで復号した場合にのみ識別可能である。′ 削除されるスペクトラム部分は、本業の音声にとって影
響の少ない部分であるので、復号後め音声品質に影響を
与えない。一方、挿入される一偵スペクトラムはある範
囲内の電力を持つので、入換え後は妨害成分として働き
、原音声の抑揚を制iし、本来の音量が小さい場合には
音声情報を÷スフする効果を持つ。
(発明の構成と作用)
以下図面を用いて本発明の詳細な説明する。
なお、以下の説明では、信号の直交変換手段として高速
フーリエ変換を採用する。第1図は本発明の一実施例を
示す。第1図において、lは送信音声信号あ入力端子、
2はA/D変換器、3は高速フーリエ変換回IIII(
FF1回路)、4は擬似スペクトラム挿入回路、5はス
ペクトラム入換回路、6は逆高速フーリエ変換回路(I
FFT回路)7ははD/A変換回路、自は合成回路、9
は出力端子、10はス′ペクトラム入換制御回路、11
は同期用信号発生回路、12はタイミング発生回路を示
す。
フーリエ変換を採用する。第1図は本発明の一実施例を
示す。第1図において、lは送信音声信号あ入力端子、
2はA/D変換器、3は高速フーリエ変換回IIII(
FF1回路)、4は擬似スペクトラム挿入回路、5はス
ペクトラム入換回路、6は逆高速フーリエ変換回路(I
FFT回路)7ははD/A変換回路、自は合成回路、9
は出力端子、10はス′ペクトラム入換制御回路、11
は同期用信号発生回路、12はタイミング発生回路を示
す。
入力端子1から入力された4 kHz帯域の音声信号は
、A/D変換器2によりディジタル信号に変換され、F
FT回路3により高速フーリエ変換を施され、周波数軸
上の信号に変換される。擬似スペクトラ去挿入回路4は
、FFT回路3によって得られたスペクトラムを複数の
係数を単位として帯域を複岐ブロックに分割しブロック
毎の総電力を計算し、ある一定め閾値以下の場合には、
そのブロックを擬似スペクトラムと置換する。この闇値
は、原音声のスペクトラムを削除しても復号音声品質に
影響が無いように選ぶ必要がある。挿入される擬似スペ
クトラムは、一定範囲の電力を持つ係数と電力“O”の
係数から成り、これらの係数が現実の音声スペクトラム
ではあり得ないような順で配列されている。擬似スペク
トラムの一例として、係数の間で入換えを行うとき、5
係数を1ブロツクとして17ブロソクに分割し、第3図
に示すように、1ブロツク内の5係数のうち1係数おき
の3係数を閾値TH↓より大きく闇値TH2より小さい
値の係数に入換え、他の2係数を“0”にすることがで
きる。しかも、3係数の値は乱数を用いて無相関として
おく。このようにすれば、現実の音声スペクトラムの連
続する係数はある程度の相関を持っていることから、受
信側において擬似スペクトラムと音声スペクトラムとを
容易に判別することができる。
、A/D変換器2によりディジタル信号に変換され、F
FT回路3により高速フーリエ変換を施され、周波数軸
上の信号に変換される。擬似スペクトラ去挿入回路4は
、FFT回路3によって得られたスペクトラムを複数の
係数を単位として帯域を複岐ブロックに分割しブロック
毎の総電力を計算し、ある一定め閾値以下の場合には、
そのブロックを擬似スペクトラムと置換する。この闇値
は、原音声のスペクトラムを削除しても復号音声品質に
影響が無いように選ぶ必要がある。挿入される擬似スペ
クトラムは、一定範囲の電力を持つ係数と電力“O”の
係数から成り、これらの係数が現実の音声スペクトラム
ではあり得ないような順で配列されている。擬似スペク
トラムの一例として、係数の間で入換えを行うとき、5
係数を1ブロツクとして17ブロソクに分割し、第3図
に示すように、1ブロツク内の5係数のうち1係数おき
の3係数を閾値TH↓より大きく闇値TH2より小さい
値の係数に入換え、他の2係数を“0”にすることがで
きる。しかも、3係数の値は乱数を用いて無相関として
おく。このようにすれば、現実の音声スペクトラムの連
続する係数はある程度の相関を持っていることから、受
信側において擬似スペクトラムと音声スペクトラムとを
容易に判別することができる。
擬似スペクトラムを挿入された周波数軸上の信号は、ス
ペクトラム入換回路5において、スペクトラム入換制御
回路10が指示する予め定められた規則により入換えら
れる。この入換え規則としては、前述した従来技術(特
開昭56−153862号)に開示されたように、1係
数を単位として入換えることが秘話性を高める上で有効
な方法である。
ペクトラム入換回路5において、スペクトラム入換制御
回路10が指示する予め定められた規則により入換えら
れる。この入換え規則としては、前述した従来技術(特
開昭56−153862号)に開示されたように、1係
数を単位として入換えることが秘話性を高める上で有効
な方法である。
スペクトラム入換えを受けた周波数軸上の信号は、IF
FT回路6により時間軸信号に変換される。その1&D
/ A変換回路7によりアナログ信号に変換され、さ
らに同期用信号発生回路11で発生された各フレームを
識別するための同期用信号と合成回路8で合成され出力
端子9から出力される。
FT回路6により時間軸信号に変換される。その1&D
/ A変換回路7によりアナログ信号に変換され、さ
らに同期用信号発生回路11で発生された各フレームを
識別するための同期用信号と合成回路8で合成され出力
端子9から出力される。
同期信号としては、アナログ信号を標本化するためのサ
ンプル同期とFFTの1フレ一ム分の同期をとるフレー
ム同期が必要となる。本実施例では、第4図に示す如く
、音声信号の帯域外にフレーム同期で変調したパイロッ
ト信号f5を挿入する方法をとる。第4図において、f
、を音声信号下限周波数、f2を音声信号上限周波数、
f3を伝送路の伝送帯域上限周波数とするとき、前記パ
イロット信号fs′をf2とf3との間に挿入する。
ンプル同期とFFTの1フレ一ム分の同期をとるフレー
ム同期が必要となる。本実施例では、第4図に示す如く
、音声信号の帯域外にフレーム同期で変調したパイロッ
ト信号f5を挿入する方法をとる。第4図において、f
、を音声信号下限周波数、f2を音声信号上限周波数、
f3を伝送路の伝送帯域上限周波数とするとき、前記パ
イロット信号fs′をf2とf3との間に挿入する。
なお、本実施例において、FFT回路3とI FFT回
路6は、同一機能であるから、一つの回路を時分割で使
用することもできる。
路6は、同一機能であるから、一つの回路を時分割で使
用することもできる。
第5図に擬似スペクトラム挿入回路4の構成例を示す。
本図中電力計算回路4−1は、原音声スペクトラムのブ
ロック毎の総電力を計算し、擬イ以スペクトラムと置換
すべきかの判断を下す。擬似スペクトラム発生回路4−
2は、一定範囲内の電力を持つ擬似スペクトラムを発生
する。係数の値は一定の範囲内で、乱数発生回路4−3
の発生する乱数に従って定められる。高速フーリエ変換
回路3の出力をとるか擬似スペクトラム発生回路4−2
の出力をとるかの動作は、電力計算回路4−1の制御の
下でセレクタ4−4が行う。
ロック毎の総電力を計算し、擬イ以スペクトラムと置換
すべきかの判断を下す。擬似スペクトラム発生回路4−
2は、一定範囲内の電力を持つ擬似スペクトラムを発生
する。係数の値は一定の範囲内で、乱数発生回路4−3
の発生する乱数に従って定められる。高速フーリエ変換
回路3の出力をとるか擬似スペクトラム発生回路4−2
の出力をとるかの動作は、電力計算回路4−1の制御の
下でセレクタ4−4が行う。
次に、本発明方式により伝送された秘話信号を受信する
受信側の一例について説明する。
受信側の一例について説明する。
第2図に受信側における回路の一例を示す。図において
、13は入力端子、14は同期信号除去のためのフィル
タ、16は擬似スペクトラム除去回路、17は出力端子
、20は同期信号抽出回路であり、他の符号2a。
、13は入力端子、14は同期信号除去のためのフィル
タ、16は擬似スペクトラム除去回路、17は出力端子
、20は同期信号抽出回路であり、他の符号2a。
3a、 5a、 6a、 7a、 IOa、 12aの
回路は第1図の2,3゜5、6.7.10.12の回路
と、それぞれ同様である。
回路は第1図の2,3゜5、6.7.10.12の回路
と、それぞれ同様である。
入力端子13に加えられた信号は、フィルタ14により
同期信号成分を除去され、FFT回路3aにより周波数
軸上の信号に変換され、スペクトラム入換回路5aにお
いて、送信側と逆の入換を施される。擬似スペクトラム
除去回路16では並べ換えられた周波数軸上の信号を各
ブロック毎に、擬イ以スペクトラムが否かを判定し、擬
似スペクトラムは除去し、全て“o″のスペクトラムと
置換する。この後、IFFT回路6aにより、時系列信
号に変換された信号は、D/A変換記7aを経てアナロ
グ信号となり、出力端子I7より出力される。なお、各
部のタイミングは同期出力抽出回路20により分離され
た同期信号からタイミング発生回路12aが作り出す同
期タイミング信号により潅H卸されている。
同期信号成分を除去され、FFT回路3aにより周波数
軸上の信号に変換され、スペクトラム入換回路5aにお
いて、送信側と逆の入換を施される。擬似スペクトラム
除去回路16では並べ換えられた周波数軸上の信号を各
ブロック毎に、擬イ以スペクトラムが否かを判定し、擬
似スペクトラムは除去し、全て“o″のスペクトラムと
置換する。この後、IFFT回路6aにより、時系列信
号に変換された信号は、D/A変換記7aを経てアナロ
グ信号となり、出力端子I7より出力される。なお、各
部のタイミングは同期出力抽出回路20により分離され
た同期信号からタイミング発生回路12aが作り出す同
期タイミング信号により潅H卸されている。
次に、この受信側の具体例に用いられている擬似スペク
トラム除去回路16について詳説する。
トラム除去回路16について詳説する。
第6図に擬似スペクトラム除去回路16の構成例を示す
。本図中、擬似スペクトラム判定回路16−1は各ブロ
ック内のFFT係数間の相関を計算し、相関が一定値未
満の場合に擬似スペクトラムと判定し、全スペクトラム
発生部から発生される全て0”のスペクトラムとセレク
タ16−3を用いて置換する。
。本図中、擬似スペクトラム判定回路16−1は各ブロ
ック内のFFT係数間の相関を計算し、相関が一定値未
満の場合に擬似スペクトラムと判定し、全スペクトラム
発生部から発生される全て0”のスペクトラムとセレク
タ16−3を用いて置換する。
−例として、以下の(1)式で定められる係数Cを導入
し、擬似スペクトラムを判断する。
し、擬似スペクトラムを判断する。
式+11では、1ブロツクが5係数からなるとし、5S
(i=1〜5)は1ブロツク内におけるFFT係数の値
(複素数値)を示す。前記第3図の場合において、雑音
の影響を無視したとき、擬似スペクトラムに対するCは
“0″となる。一方、現実の音声スペクトラムでは、隣
接する係数は何らかの相関を持ち、Cはlに近い値を示
すので、判定が可能になる。擬似スペクトラムブロック
内の係数の配列は、当係散Cが小さくなるような配列で
あれば、特に前記第3図の例に従う必要はなく、各ブロ
ック毎に独立に定めてもよい。
(i=1〜5)は1ブロツク内におけるFFT係数の値
(複素数値)を示す。前記第3図の場合において、雑音
の影響を無視したとき、擬似スペクトラムに対するCは
“0″となる。一方、現実の音声スペクトラムでは、隣
接する係数は何らかの相関を持ち、Cはlに近い値を示
すので、判定が可能になる。擬似スペクトラムブロック
内の係数の配列は、当係散Cが小さくなるような配列で
あれば、特に前記第3図の例に従う必要はなく、各ブロ
ック毎に独立に定めてもよい。
なお、擬似スペクトラムブロック内の係数の配列が、特
定の数種に限定される場杏には、2通りの閾値との比較
によってブロック内のスペクトラムの有無をv21!l
aして擬似スペクトラムを判定する判定回路を、上記の
代りに採用してもよい。
定の数種に限定される場杏には、2通りの閾値との比較
によってブロック内のスペクトラムの有無をv21!l
aして擬似スペクトラムを判定する判定回路を、上記の
代りに採用してもよい。
(発明の効果)
以上詳細に説明したように、本発明によれば、音声スペ
クトラムのうちのエネルギーの小さな部分を擬似スペク
トラムと置換することにより、秘話音声に原音声の抑揚
、無声、摩擦音といった特徴を残留させることがないの
で、秘話効果を一層高めることができる。
クトラムのうちのエネルギーの小さな部分を擬似スペク
トラムと置換することにより、秘話音声に原音声の抑揚
、無声、摩擦音といった特徴を残留させることがないの
で、秘話効果を一層高めることができる。
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図は本
発明により伝送された秘話信号を受信する受信側の構成
例を示すブロック図、第3図は本発明において採用され
る擬似スペクトラムの挿入規則を説明するための周波数
スペクトラム配列図、第4図は本発明に用いられる同期
信号の伝送を説明するための周波数配列図、第5図は第
1図の実施例に用いられる擬似スペクトラム挿入回路の
具体例を説明するためのブロック図、第6図は第2図の
受信側構成例に用いられる擬似スペクトラム除去回路の
1例を朱すブロック図である。
発明により伝送された秘話信号を受信する受信側の構成
例を示すブロック図、第3図は本発明において採用され
る擬似スペクトラムの挿入規則を説明するための周波数
スペクトラム配列図、第4図は本発明に用いられる同期
信号の伝送を説明するための周波数配列図、第5図は第
1図の実施例に用いられる擬似スペクトラム挿入回路の
具体例を説明するためのブロック図、第6図は第2図の
受信側構成例に用いられる擬似スペクトラム除去回路の
1例を朱すブロック図である。
Claims (3)
- (1)時系列信号である音声に直交変換を施して得られ
る周波数スペクトラムを周波数軸上で複数のブロックに
分割し、各ブロックのうち予め定めた電力値より小さな
電力値を有するブロックを適応的に擬似スペクトラムと
置換して得られるスペクトラムに対して予め定めた規則
に従って周波数軸でスペクトラムの入換えを行い、その
入換えを施されたスペクトラムに対し逆直交変換を施し
て得られる時系列信号を伝送することを特徴とする秘話
方式。 - (2)前記直交変換が高速フーリエ変換(FFT)であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の秘話方
式。 - (3)前記直交変換が高速アダマール変換であることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の秘話方式。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60155230A JPS6216639A (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 秘話音声信号送出装置 |
US06/880,273 US4747137A (en) | 1985-07-16 | 1986-06-30 | Speech scrambler |
GB8616837A GB2177879B (en) | 1985-07-16 | 1986-07-10 | Speech scrambler |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60155230A JPS6216639A (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 秘話音声信号送出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6216639A true JPS6216639A (ja) | 1987-01-24 |
JPH0439927B2 JPH0439927B2 (ja) | 1992-07-01 |
Family
ID=15601372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60155230A Granted JPS6216639A (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 秘話音声信号送出装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4747137A (ja) |
JP (1) | JPS6216639A (ja) |
GB (1) | GB2177879B (ja) |
Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JPH01302931A (ja) * | 1987-06-02 | 1989-12-06 | Fujitsu Ltd | 音声秘話装置 |
JPH0422638U (ja) * | 1990-06-18 | 1992-02-25 |
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US5058159A (en) * | 1989-06-15 | 1991-10-15 | Macrovision Corporation | Method and system for scrambling and descrambling audio information signals |
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US5787180A (en) * | 1997-03-24 | 1998-07-28 | Transcrypt International, Inc. | Method of connecting a scrambler or encryption device to a hand-held portable cellular telephone |
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