JPS6216623Y2 - - Google Patents

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JPS6216623Y2
JPS6216623Y2 JP1981113151U JP11315181U JPS6216623Y2 JP S6216623 Y2 JPS6216623 Y2 JP S6216623Y2 JP 1981113151 U JP1981113151 U JP 1981113151U JP 11315181 U JP11315181 U JP 11315181U JP S6216623 Y2 JPS6216623 Y2 JP S6216623Y2
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JP
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heater
power
condensation
dew
outside air
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JP1981113151U
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JPS5820185U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、冷凍・冷蔵シヨーケースに装備さ
れた露付き防止用ヒータ(防露ヒータともい
う。)を、デユーテイサイクル方式で制御する防
露ヒータ制御装置に関する。
周知のように例えば冷蔵シヨーケースでは、ケ
ース本体の前面に形成されるエアーカーテンより
外気が庫内に侵入する部所やケース本体と外気と
が接触する部所(例えば上方の冷気吐出し口の外
表部、下方の冷気吸入口の外気部、天井パネル部
分等)に、外気中の含水分の凝結による露付き状
態を生じ易すいことから、これら外気接触部位に
は各性能の防露ヒータが装備されている。斯るヒ
ータの制御について、供給電力を制限し過ぎると
節電効果に反し結露を招き、また供給電力を大き
くすると結露防止効果に反し省電力化が図り得な
いため、長期に亘り結露を生じないような適切な
電力制御が強く望まれている。
防露ヒータの制御方式の代表的な一つとして、
従来より第7図に例示するデユーテイサイクル方
式すなわち一定周期で電源のオン、オフを強制的
に繰返す方式が採用されているが、頻繁にオン、
オフを繰返すとリレーの焼損を招くためにデユー
テイサイクル周期の下限に限度を受けてオフ時間
の短縮化が難しくなり、その上オフ時にはヒータ
への供給電力が完全にカツトされるため、第8図
のようにケース表面温度が露点温度より下がつて
結露状態を往々にして招く問題があつた。
本考案は、従来の制御問題に鑑みデユーテイサ
イクルのオフ時に防露ヒータへの供給電力を完全
にカツトせず結露防止に必要な小電力を供給する
ように工夫した制御装置であり、その目的は、オ
フ時に伴なう露付きをなくし長期に亘り良好かつ
適切な防露制御を図ることにある。
以下本考案を実施例に基いて説明する。本例の
制御装置では、第1図のように冷蔵シヨーケース
のケース本体1の外気接触部位に装備した防露ヒ
ータ2と、ケース本体1の天井部に配置したデユ
ーテイサイクラ3及びセンサ4を、第2図の回路
のように接続している。センサ4は、ケース周囲
の外気条件(温度、湿度)を検出し、デユーテイ
サイクラ3は、該センサ4からの検出条件によつ
て出力信号の周期を自動的に変換する。上記防露
ヒータ2と電源(AC100V)との間にヒータに対
する電力切換え回路5を組込んでいる。この回路
5は、上記サイクラ3から出力信号によりオン、
オフを繰返すリレー6と、同リレー6の接点6a
に並列に接続された抵抗器7とから構成されてお
り、リレー6のオン、オフに伴ない防露ヒータ2
への供給電力を大、小に切換える。なお第1図中
8は冷却用フアン、9はエバポレータ、10は冷
気吐出口のハニカム整流体を示す。
従つて本例装置によれば、デユーテイサイクラ
3から信号に基いて所定周期でリレー6がオン、
オブを繰返し、オン時には電源からの電流が抵抗
器7を介さず防露ヒータ2へ直接流れるため、ヒ
ータ2には抵抗器7で制限されない最大電力が供
給され、またオフ時には電流が抵抗器7を介して
ヒータ2へ流れるため、ヒータ2には抵抗器7で
制限された最小電力が供給され、以降各周期毎に
おいて前述の電力切換え回路5の切換え作動によ
りヒータ2に対してオン時には設定された大電力
が、またオフ時には小電力が供給されることにな
り、斯るオフ時の小電力を利用してケース本体1
における外気接触部位の露付きが回避できる。
また上述の制御に伴なう電力消費について考察
すると、結露防止にあたり例えばリレーを全周期
に亘つて連続オン状態にして制御する場合では、
電源電圧をV、ヒータ2の抵抗をR1とするとV2
1/Rの電力を消費することに対し、本例ではオフ 時の小電力の消費量が、抵抗器7の抵抗をR2
するとV21/R+Rとなる。従つて双方の制御条件 を対比すれば明らかなように V2/R +R=V21/R−V21/R
+R 分の有効な節電が期待できる。
ちなみに本例装置のデユーテイサイクル例並び
に防露特性を観ると、シヨーケースの周囲条件温
度20℃、湿度60%において、第3図のようにオフ
時の小電力を、オン時の大電力の10%に設定して
供給することにより、第4図のようにケース表面
温度を露点温度に対して常に僅かだけ上位に保持
して結露状態を回避し得、長期に亘り良好かつ適
切な防露機能を奏し得る結果を得た。
第5,6図は本案装置の他例すなわち電力切換
え回路の別形式を例示するもので、まず第5図の
形式では主電源AC100Vに対しデユーテイサイク
ルのオフ時における小電力供給用の副電源
AC10Vを付設して双方の電源をデユーテイサイ
クラ3からの信号に伴ない作動する切換えスイツ
チ6′で切換え、オン時には主電源を、オフ時に
は副電源を夫々使用して防露ヒータ2に所要電力
を供給する。一方第6図の形式ではデユーテイサ
イクラ3からのオン、オフ信号に伴なうリレー6
のオン時に主電源AC100Vを、またオフ時に副電
源であるトランス10を夫々利用してヒータ2に
対する電力制御をなす。いずれにあつても前述と
同様に防露効果、節電効果を奏し得る。なお本例
で示した制御技術は、防露ヒータを装備した各種
シヨーケースに充分適用できる。
このように本考案の防露ヒータ制御装置は、ケ
ース本体の外気接触部位に装備した、それぞれ単
一のヒータを用いてなる防露ヒータ回路における
前記ヒータと電源との間に、このヒータへの供給
電力を大小に切換える電力切換え回路を組込み、
防露ヒータ設置部の外気条件に応じて出力信号の
周期を変換可能としたデユーテイサイクラからの
オン,オフ信号により前記の電力切換え回路を切
換えるように設定したので、従来のようにリレー
の焼損防止上短周期で頻繁にオン,オフし得ない
ためにオフ時間がともすれば長くなるような場合
があつても、前述のオフ時の小電力を利用して良
好に結露防止をなし得る。
しかも単一のヒータを用いて構成できるのでコ
スト上有利であり、さらに電力切換え回路の切換
え周期が外気条件に応じて自動的に変換されるの
で、効率的な電力消費のもとに適切な防露効果を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例にかかる冷蔵シヨーケー
スを略示する側断面図、第2図は本例装置の基本
例を略示する回路図、第3図は本例のデユーテイ
サイクルを例示する波形図、第4図は同上サイク
ルに基づく結露防止効果を例示する特性図、第5
図、第6図は夫々本案装置の応用例を示す回路
図、第7図は従来のデユーテイサイクルを例示す
る波形図、第8図は同じく特性図である。 1……ケース本体、2……防露ヒータ、3……
デユーテイサイクラ、4……センサ、5……電力
切換え回路、6……リレー、7……抵抗器、6′
……切換えスイツチ、11……トランス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケース本体の外気接触部位に装備した、それぞ
    れ単一のヒータを用いてなる防露ヒータ回路にお
    ける前記ヒータと電源との間に、このヒータへの
    供給電力を大小に切換える電力切換え回路を組込
    み、 防露ヒータ設置部の外気条件に応じて出力信号
    の周期が自動的に変換されるデユーテイサイクラ
    からのオン,オフ信号により前記の電力切換え回
    路を切換えるように設定したことを特徴とする冷
    凍,冷蔵シヨーケースの防露ヒータ制御装置。
JP11315181U 1981-07-29 1981-07-29 冷凍・冷蔵シヨ−ケ−スの防露ヒ−タ制御装置 Granted JPS5820185U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11315181U JPS5820185U (ja) 1981-07-29 1981-07-29 冷凍・冷蔵シヨ−ケ−スの防露ヒ−タ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11315181U JPS5820185U (ja) 1981-07-29 1981-07-29 冷凍・冷蔵シヨ−ケ−スの防露ヒ−タ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5820185U JPS5820185U (ja) 1983-02-07
JPS6216623Y2 true JPS6216623Y2 (ja) 1987-04-27

Family

ID=29907460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11315181U Granted JPS5820185U (ja) 1981-07-29 1981-07-29 冷凍・冷蔵シヨ−ケ−スの防露ヒ−タ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5820185U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5440529U (ja) * 1977-08-25 1979-03-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5440529U (ja) * 1977-08-25 1979-03-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5820185U (ja) 1983-02-07

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