JPS62166096A - Au−Inろう及びその作成方法 - Google Patents
Au−Inろう及びその作成方法Info
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- JPS62166096A JPS62166096A JP656886A JP656886A JPS62166096A JP S62166096 A JPS62166096 A JP S62166096A JP 656886 A JP656886 A JP 656886A JP 656886 A JP656886 A JP 656886A JP S62166096 A JPS62166096 A JP S62166096A
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Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は原子力、航空機の耐熱合金のろう付に使用され
るAu −Inろう材及びその製造方法に関する。本発
明は耐熱合金に限らず広く一般のろう付に適用可能であ
る。
るAu −Inろう材及びその製造方法に関する。本発
明は耐熱合金に限らず広く一般のろう付に適用可能であ
る。
これまでの貴金属ろうは、融点全下げるために−Cu、
Sn、Zn 等の金属が添加京れでいたが、使用環境
によっては、耐食性等の問題からこれらの元素?含むろ
う材が使用できない場合がある。これに対し耐食性の艮
好なろう材としてはAu −N1ろうが知られている。
Sn、Zn 等の金属が添加京れでいたが、使用環境
によっては、耐食性等の問題からこれらの元素?含むろ
う材が使用できない場合がある。これに対し耐食性の艮
好なろう材としてはAu −N1ろうが知られている。
これまで耐熱合金用として用いられてきたAu −Ni
ろうは融点が950C以上と高いため、使用する箇所に
よってはろう付作業性に問題があった。また融点が80
0C前後の貴金属ろうKは融点低下元素としてCu、Z
n、Sn 等が含まれておp、特殊な環境下では使用
できない。
ろうは融点が950C以上と高いため、使用する箇所に
よってはろう付作業性に問題があった。また融点が80
0C前後の貴金属ろうKは融点低下元素としてCu、Z
n、Sn 等が含まれておp、特殊な環境下では使用
できない。
またAu −In合金は耐食性・ぬれ性・耐熱強度が満
足できかつ融点も低くできるが一般に加工性に乏しく、
板状または箔状に加工できない欠点があった。
足できかつ融点も低くできるが一般に加工性に乏しく、
板状または箔状に加工できない欠点があった。
本発明はこのような現状に鑑み、原子力関係や航空機等
の耐熱合金のろう何月ろう材として耐食性、耐熱強度、
ぬれ性が良好で融点の調節も容易で作業性にも秀れた新
規なろう材を目的となされたもので、特に箔状のAu
−Gaろう及びその作成方法を提供するものである。
の耐熱合金のろう何月ろう材として耐食性、耐熱強度、
ぬれ性が良好で融点の調節も容易で作業性にも秀れた新
規なろう材を目的となされたもので、特に箔状のAu
−Gaろう及びその作成方法を提供するものである。
本発明者らはいわゆる溶湯急冷法を用いることでAu−
Ga合金を箔状に加工することを考えつき、本発明に到
達できた。すなわち、本発明は(11Au 85〜95
重jlXIn5〜15重量%からなり、融点650〜9
00Cの箔状である、ことt−特徴・ とするAu −
Inろう及び (21AuにIn f全量の5〜15重量%となるよう
添加してAu−In合金とし、該Au−In合金を溶湯
急冷法によ〕箔状とする、ことt−特徴とするAu−I
nろうの作成方法 である。
Ga合金を箔状に加工することを考えつき、本発明に到
達できた。すなわち、本発明は(11Au 85〜95
重jlXIn5〜15重量%からなり、融点650〜9
00Cの箔状である、ことt−特徴・ とするAu −
Inろう及び (21AuにIn f全量の5〜15重量%となるよう
添加してAu−In合金とし、該Au−In合金を溶湯
急冷法によ〕箔状とする、ことt−特徴とするAu−I
nろうの作成方法 である。
第2図はAu−In 2元合金の状態図であって、この
図かられかる通り、AUにIn’i5〜15重iχ添加
することによシ、合金ろうとしての使用目的に応じてそ
の融点を900〜65QCK調整することができる。
図かられかる通り、AUにIn’i5〜15重iχ添加
することによシ、合金ろうとしての使用目的に応じてそ
の融点を900〜65QCK調整することができる。
また、Inを5重量%以上含有するAu合金は加工性に
乏しく板状加工できないが、本発明でf′i、Au −
In合金の作成方法として、溶湯急冷法を用いることK
より、厚さ数10〜100μmの連続した箔状試料を得
ることができるのである。本発明に用いる溶湯急冷法と
しては、例えば第1図に示すような回転する銅ロール5
上に溶湯2をアルゴンガスによって吹きつけ、急冷凝固
させる方法によればよい。
乏しく板状加工できないが、本発明でf′i、Au −
In合金の作成方法として、溶湯急冷法を用いることK
より、厚さ数10〜100μmの連続した箔状試料を得
ることができるのである。本発明に用いる溶湯急冷法と
しては、例えば第1図に示すような回転する銅ロール5
上に溶湯2をアルゴンガスによって吹きつけ、急冷凝固
させる方法によればよい。
これは第1図において、石英管1内[Au−Inろう材
を溶fJh2Kして挿入し、高周波コイル3で溶湯2を
攪拌し、第1図中矢印にて示すように上部からアルゴン
ガスにて押圧して回転している銅製冷却ロール5上に溶
湯2全吹き付けると箔状のろう材4が連続して製作され
るものである。なおAu −In合金(ろう材)は通常
の方法にて作成したものを用いる。
を溶fJh2Kして挿入し、高周波コイル3で溶湯2を
攪拌し、第1図中矢印にて示すように上部からアルゴン
ガスにて押圧して回転している銅製冷却ロール5上に溶
湯2全吹き付けると箔状のろう材4が連続して製作され
るものである。なおAu −In合金(ろう材)は通常
の方法にて作成したものを用いる。
溶湯急冷法で作成されたAu−10%In ろうを材
料とした実施例を示すと、インコネルを対象に、本発明
のAu −10%Inろうを用いて850Cで行ったろ
うの広がシ試験結果及び比較のためにBAu −4(A
u −18X N1 )を用いてtooocで行った場
合の結果とともに第3図に示す。第3図から、本発明の
ろう材は、インコネルに対して、従来のBAu −4K
比し低融点であり、かつBAu −4K劣らぬぬれ性を
有することがわかる。なお、上記試験はインコネルは1
00龍平方で厚さ5龍の平板を用い、この中央に0.3
gのろう材と31のフラツクス(N&2B40y )
k置き850c(本発明品)または1000C(従来品
)の大気炉中で加熱したときのろうの広がシ面積を測定
して行った。
料とした実施例を示すと、インコネルを対象に、本発明
のAu −10%Inろうを用いて850Cで行ったろ
うの広がシ試験結果及び比較のためにBAu −4(A
u −18X N1 )を用いてtooocで行った場
合の結果とともに第3図に示す。第3図から、本発明の
ろう材は、インコネルに対して、従来のBAu −4K
比し低融点であり、かつBAu −4K劣らぬぬれ性を
有することがわかる。なお、上記試験はインコネルは1
00龍平方で厚さ5龍の平板を用い、この中央に0.3
gのろう材と31のフラツクス(N&2B40y )
k置き850c(本発明品)または1000C(従来品
)の大気炉中で加熱したときのろうの広がシ面積を測定
して行った。
Au[Inを5〜15重量%添加することにょシ、耐食
性、ぬれ性、耐熱強度をそこなうことなく融点を下げ、
作業性を改善できる。また、従来板状加工が困難であっ
たIn を5ift%以上含有するAu −In合金
全溶湯急冷法にょシ作成することで連続した箔状のろう
材金得ることができる。
性、ぬれ性、耐熱強度をそこなうことなく融点を下げ、
作業性を改善できる。また、従来板状加工が困難であっ
たIn を5ift%以上含有するAu −In合金
全溶湯急冷法にょシ作成することで連続した箔状のろう
材金得ることができる。
第1図は本発明の箔状Au −Inろう材を作成するた
めの溶湯急冷装fを概略説明する断面図。 第2図はAu −In二元系状態図、 第3図は従来品のBAu −4と本発明のAu −10
%In 6うの広がシ試験結果を示すグラフである。 復代理人 内 1) 明 復代理人 萩 原 亮 − 復代理人 安 西 篤 夫 第3図 8ALL−4Au−10%工1 手続補正書(方式) 昭和 61年 4 問 3 日
めの溶湯急冷装fを概略説明する断面図。 第2図はAu −In二元系状態図、 第3図は従来品のBAu −4と本発明のAu −10
%In 6うの広がシ試験結果を示すグラフである。 復代理人 内 1) 明 復代理人 萩 原 亮 − 復代理人 安 西 篤 夫 第3図 8ALL−4Au−10%工1 手続補正書(方式) 昭和 61年 4 問 3 日
Claims (2)
- (1)Au85〜95重量%In5〜15重量%からな
り、融点650〜900℃の箔状である、ことを特徴と
するAu−Inろう。 - (2)AuにInを全量の5〜15重量%となるよう添
加してAu−In合金とし、該Au−In合金を溶湯急
冷法により箔状とする、ことを特徴とするAu−Inろ
うの作成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP656886A JPS62166096A (ja) | 1986-01-17 | 1986-01-17 | Au−Inろう及びその作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP656886A JPS62166096A (ja) | 1986-01-17 | 1986-01-17 | Au−Inろう及びその作成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62166096A true JPS62166096A (ja) | 1987-07-22 |
Family
ID=11641939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP656886A Pending JPS62166096A (ja) | 1986-01-17 | 1986-01-17 | Au−Inろう及びその作成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62166096A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010010833A1 (ja) * | 2008-07-24 | 2010-01-28 | 田中貴金属工業株式会社 | Au-Ga-In系ろう材 |
-
1986
- 1986-01-17 JP JP656886A patent/JPS62166096A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010010833A1 (ja) * | 2008-07-24 | 2010-01-28 | 田中貴金属工業株式会社 | Au-Ga-In系ろう材 |
CN102083582A (zh) * | 2008-07-24 | 2011-06-01 | 田中贵金属工业株式会社 | Au-Ga-In类钎料 |
JP5421915B2 (ja) * | 2008-07-24 | 2014-02-19 | 田中貴金属工業株式会社 | Au−Ga−In系ろう材 |
US9604317B2 (en) | 2008-07-24 | 2017-03-28 | Tanaka Kikinzoku Kogyo K.K. | Au—Ga—In brazing material |
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