JPS6216591Y2 - - Google Patents

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JPS6216591Y2
JPS6216591Y2 JP5364779U JP5364779U JPS6216591Y2 JP S6216591 Y2 JPS6216591 Y2 JP S6216591Y2 JP 5364779 U JP5364779 U JP 5364779U JP 5364779 U JP5364779 U JP 5364779U JP S6216591 Y2 JPS6216591 Y2 JP S6216591Y2
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water
sensor
hot water
burner
pipe
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JP5364779U
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【考案の詳細な説明】 この考案は、石油ガス化方式のバーナを使用
し、常時、連続した給湯が行なえるようにした石
油給湯器に関する。
通常、石油給湯器には、一定量の水を貯蔵する
水槽と石油を燃焼して水を加熱するバーナとによ
り構成される貯湯式給湯器と、水が通過される熱
交換用水管と熱交換用水管を熱して水を加熱する
バーナとにより構成される瞬間式給湯器とがあ
る。
そして、前者の貯湯式給湯器は、水槽内に貯蔵
されたすべての水をバーナにより一定温度、たと
えば80℃に加熱するとともに、この一定温度が常
時保たれる構造になつており、水槽内の湯をたと
えば半分使用すると、その使用された半分の量の
冷水が水槽内に供給され、水槽内に取付けられた
水温検知器により、バーナが燃焼を開始し、再び
水槽内に一定温度の湯が貯蔵される。しかし、こ
の給湯器では、水槽内の貯湯量のすべてを使用し
た場合、新たに水槽内に供給された冷水を加熱し
て一定温度の温水にするまでの間、温水が得られ
ず、温水を使用できない欠点がある。
また、後者の瞬間式給湯器は、冷水が熱交換用
水管を通過する間に加熱され、温水として供給さ
れる。この給湯器によると、短時間に冷水を温水
にする必要があるため、非常に高カロリーのバー
ナを必要とし、現在では圧力噴霧式のガンタイプ
バーナが用いられている。しかし、この種バーナ
は、その燃焼音が非常に大きく、騒音の原因にな
る欠点があり、仮りに、燃焼音の小さなガス化方
式のバーナを使用した場合、バーナの予熱時間、
すなわちバーナ内で石油を気化するための予熱時
間を5〜10分間必要とするため、ガス化方式のバ
ーナをこの状態のままで瞬間式給湯器に用いるこ
とができない。
この考案は、以上の点に留意し、水の加熱にガ
ス化方式のバーナを用いるとともに、温水が使用
されている間にバーナを予熱し、連続した給湯を
行なうようにしたものであり、つぎにこの考案
を、その1実施例を示した図面とともに詳細に説
明する。
図面において、1は給湯器本体、2は給湯器本
体1内に設けられた円筒状の水槽、3は水槽2の
下部側面に形成された給水口、4は水槽2の底部
に設けられ天板4aおよび底板4bにより形成さ
れた加熱室であり、加熱室4の天板4aが水槽2
の底板となる。5は加熱室4内に備えられた後述
のバーナの燃焼室であり、加熱室4の底板4bに
固着された円筒体5aと底板5bとにより形成さ
れている。6は燃焼室5の底板5bの下面に連接
された燃焼装置、7は燃焼装置6内に設けられた
送風用モータであり、モータ7の回転軸7′に固
着された送風フアン8の回転により燃焼用空気が
吸気口9より燃焼装置6内に供給される。10は
燃焼装置6内に設けられた石油ガス化方式のバー
ナであり、バーナ10のバーナヘツド11が燃焼
室5に露出している。12は燃焼室5内に配設さ
れたコイル状の熱交換パイプ、13は一端が水槽
2内の上部中央に開口された流出管であり、流出
管13の他端は熱交換パイプ12の一端に接続さ
れている。14は熱交換パイプ12の他端に接続
され給湯器本体1外に導出された温水供給管、1
5は一端が加熱室4の底板4bの排気口16に接
続された排気管、17は一端が吸気口9に接続さ
れた給気管、18は排気管15の他端および給気
管17の他端がそれぞれ接続され燃焼用空気を給
気するとともに排気ガスを排出する給排気筒、1
9は給湯器本体1内の底部に設けられたオイルレ
ベラ、20はオイルレベラ19と燃焼装置6との
間に接続された送油管、21は送油管20に設け
られオイルレベラ19内の石油を送油管20を通
して燃焼装置6内に供給する電磁ポンプ、22は
水槽2内の流出管13の一端の上部に設けられ水
温を感知するとともに設定温度以下の場合にオン
する第1センサ、23は水槽2内の給水口3の近
傍に設けられ水温を感知するとともに設定温度以
下の場合にオンする第2センサであり、第2セン
サ23のオン,オフによりバーナ10の予熱ヒー
タ(図示せず)の駆動がオン,オフされ、さら
に、第1センサ22および第2センサ23のオ
ン,オフにより燃焼装置6の駆動がオン,オフさ
れる。24は温水供給管14に備えられた水流検
出スイツチとなる圧力スイツチであり、温水供給
管14に水が流れているか停止しているかが圧力
スイツチ24により検出されるとともに電気的信
号に変換され、圧力スイツチ24の検出結果によ
り第1,第2センサ22,23の選択が行なわれ
る。すなわち、温水供給管14に水が流出される
と、圧力が低くなり、圧力スイツチ24により低
圧が検出されるとともに第1センサ22が選択さ
れ、第1センサ22の信号により燃焼装置6の駆
動のオン,オフが決定され、温水供給管14の水
が停止すると、圧力が高くなり、圧力スイツチ2
4により高圧が検出されるとともに第2センサ2
3が選択され、第2センサ23の信号により燃焼
装置6の駆動のオン,オフが決定される。
つぎに、前記実施例の動作について説明する。
まず、燃焼装置6の燃焼動作について説明する
と、予熱ヒータの駆動によりバーナ10が石油の
ガス化に適した温度に予熱され、燃焼装置6の駆
動がオンされると、電磁ポンプ21によりオイル
レベラ19の石油が送油管20を通つて燃焼装置
6のバーナ10内に供給されて気化され、さら
に、モータ7による送風フアン8の回転により、
給排気筒18よりの燃焼用空気が給気管17を通
つて燃焼装置6内に供給され、気化された石油ガ
スと燃焼用1次空気とが混合され、バーナヘツド
11より燃焼室5に噴出され、点火装置(図示せ
ず)の駆動により混合ガスは点火されて燃焼す
る。そして、燃焼室5で燃焼を終えた燃焼ガス
は、円筒体5aの上部開口より加熱室4に充満さ
れ、さらに、排気口16、排気管15を通つて給
排気筒18より排出される。
つぎに、給湯動作について説明する。
まず、水槽2内に冷水を満たし、前述の燃焼装
置6の動作により、この冷水を一定温度、たとえ
ば85℃の温水にする。
そして、水槽2内の温水を使用する際、温水は
水槽2の上部より流出管13、熱交換パイプ12
を通過して温水供給管14より供給され、温水供
給管14からの温水の流出と同時に、給水口3よ
り冷水が水槽2内に供給される。したがつて、温
水の使用に伴ない水槽2内の温水層が次第に上昇
されるとともに、下部に冷水層がその層を次第に
厚くしながら形成されていく。そして、温水の使
用状態が進むと、水槽2内の第2センサ23の周
囲は、冷水の供給が進むため、水温が低くなり、
第2センサ23により水温の設定温度以下の温度
が検出され、第2センサ23はオンになり、バー
ナ10の予熱ヒータの駆動を開始する。このと
き、第1センサ22は、水槽2内の温水層が上昇
される過程にあるため、水温が設定温度付近にあ
り、オフ状態に維持されており、また、温水供給
管14には温水が流出され、圧力スイツチ24は
第1センサ22を選択するため、燃焼装置6の駆
動はなされない。
そして、水槽2内の温水層と冷水層との境が図
面のAの位置に来たとき、温水の使用を停止する
と、圧力スイツチ24は第2センサ23を選択
し、第2センサ23が温水の使用開始期にオンに
なり、バーナ10が十分に予熱されているため、
温水の使用停止と同時に、燃焼装置6が駆動さ
れ、加熱室4内の燃焼ガスの熱気により水槽2内
の水は一様に設定温度に加熱され、そののち、第
2センサ23はオフになり、燃焼装置6の駆動が
停止される。
また、この状態より再び温水を使用すると、前
述と同様に、圧力スイツチ24により第1センサ
22が選択され、第2センサ23により冷水の給
水を検知してバーナ10の予熱が開始されるが、
温水の使用を続け、温水がすべて流出管13から
流出されると、第1センサ22は冷水の低温を感
知し、ここで初めてオンになり、燃焼装置6の駆
動を開始する。このとき、前述したように、温水
の使用開始期に第2センサ23がオンし、バーナ
10の予熱が十分になされているため、第1セン
サ22のオンにより燃焼装置6は瞬時にして燃焼
を開始し、流出管13よりの冷水が熱交換パイプ
12を流れる間に熱せられ、温水として温水供給
管14より供給される。なお、水槽2を容量を
100とし、10/minの速度で温水を流出した
とすると、温水をすべて使用し終るには10分間を
要するが、この種バーナ10の予熱時間は現在で
は6〜7分であり、バーナ10の予熱は十分にな
される。また、この状態から温水の使用を止める
と、前述のように、第2センサ23のオン信号に
より、燃焼装置6の駆動が続けられ、水槽2内の
冷水は設定温度の温水に加熱される。
ところで、温水の使用中において、燃焼装置6
の駆動は、温水が流出管13よりすべて流出され
た後にしか行なわれないが、これは、水槽2内の
温水が流出管13を通過して流出される時に燃焼
を開始すると、設定温度の温水を熱交換パイプ1
2においてさらに加熱することになり、沸騰した
温水が温水供給管14より供給されてしまい、非
常に危険になるためである。
したがつて、石油ガス化方式のバーナ10に必
要とされるバーナ10の予熱を、水槽2内の温水
の使用中に、行なうことができ、水槽2内の温水
をすべて使用した後、第1センサ22の出力信号
によりバーナ10による燃焼を速やかに行なうこ
とができるとともに流出管13よりの冷水を熱交
換パイプ12において瞬時に加熱し、温水として
供給することができ、さらに温水使用の停止時に
は、第2センサ23の出力信号によりバーナ10
による燃焼を行なうことができるとともに、水槽
2内の水を一様に加熱して設定温度の温水を得る
ことができ、貯湯式給湯器と瞬間式給湯器との機
能を兼ね備え、いつでも連続した給湯を行なうこ
とができる。また、水槽2の容量は、少なくとも
バーナ10の予熱完了時間に、水槽2内の温水を
供給できる容量であればよく、貯湯式給湯器のよ
うな大容量の水槽を必要とせず、小形にすること
ができる。さらに、瞬間式給湯器のようなガンタ
イプバーナでなく石油ガス化方式のバーナ10を
使用することができるため、燃焼音を小さくする
ことができ、騒音を防止することができる。
なお、前記実施例では、水流検出スイツチに圧
力スイツチ24を用い、温水供給管14内の圧力
を検出して電気的信号に変換しているが、これに
限らず、温水供給管14に水が流れているか否か
を検出できるものであればよい。
以上のように、この考案の石油給湯器は、給水
口が下部に形成された水槽の底部に、石油ガス化
方式のバーナの燃焼室を備えた加熱室を設け、前
記燃焼室内に熱交換パイプを配設し、前記熱交換
パイプの一端を、一端が前記水槽内の上部に開口
された流出管の他端に接続するとともに、前記熱
交換パイプの他端を温水供給管に接続し、前記水
槽内の上部の水温を感知する第1センサを設ける
とともに、前記水槽内の下部の水温を感知し所定
温度以下を感知したときに前記バーナを予熱する
ヒータに通電させる第2センサを設け、前記温水
供給管内に水が流れているときには前記第1セン
サを選択し、水が流れていないときには前記第2
センサを選択する水流検出スイツチを設け、該検
出スイツチにより選択された前記第1センサまた
は前記第2センサが所定温度以下を感知したとき
に前記バーナによる燃焼を行なうようにしたこと
を特徴とする石油給湯器である。
したがつて、この考案によると、バーナの予熱
を水槽内の温水の使用中に行なうことができると
ともに、第1センサおよび第2センサと水流検出
スイツチとにより温水温度の制御を行なうことが
でき、いつでも連続した給湯を行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の石油給湯器の1実施例の断面
図である。 2……水槽、3……給水口、4……加熱室、5
……燃焼室、10……バーナ、12……熱交換パ
イプ、13……流出管、14……温水供給管、2
2……第1センサ、23……第2センサ、24…
…圧力スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 給水口が下部に形成された水槽の底部に、石油
    ガス化方式のバーナの燃焼室を備えた加熱室を設
    け、前記燃焼室内に熱交換パイプを配設し、前記
    熱交換パイプの一端を、一端が前記水槽内の上部
    に開口された流出管の他端に接続するとともに、
    前記熱交換パイプの他端を温水供給管に接続し、
    前記水槽内の上部の水温を感知する第1センサを
    設けるとともに、前記水槽内の下部の水温を感知
    し所定温度以下を感知したときに前記バーナを予
    熱するヒータに通電させる第2センサを設け、前
    記温水供給管内に水が流れているときには前記第
    1センサを選択し、水が流れていないときには前
    記第2センサを選択する水流検出スイツチを設
    け、該検出スイツチにより選択された前記第1セ
    ンサまたは前記第2センサが所定温度以下を感知
    したときに前記バーナによる燃焼を行なうように
    したことを特徴とする石油給湯器。
JP5364779U 1979-04-19 1979-04-19 Expired JPS6216591Y2 (ja)

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JP5364779U JPS6216591Y2 (ja) 1979-04-19 1979-04-19

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Publication Number Publication Date
JPS55153534U JPS55153534U (ja) 1980-11-05
JPS6216591Y2 true JPS6216591Y2 (ja) 1987-04-27

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