JPS62165009A - 管状体保持具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、管状体を支持板に保持するために、支持板に
形成された支持孔に抜け不能に係１トされる管状体保持
具に関する。ここで管状体とは、可撓性の有無に関係な
く、また、中実の棒状体のものも含むものとする。

〈従来の技術〉 トラック類などの大型車両において強度を要するため厚
板（通常８〜１２ｍ層ｔ）とされた部位のパイプ（管状
体）の保持は、通常、第４［閾に示す如く、支持孔ｌが
形成された部位の支持板３の裏面に、ナツト５を溶接し
、金属製又は樹脂製のバンド７によりパイプ９を把持し
、ポルトｌｌをナツト５にねじ込んでパイプ９を保持し
ていた。

〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、上記方法では、パイプの保持作業性が良好でな
く、かつ部品点数も多いので、配管コストが嵩んだ。

このとき、支持板の表面と当接するベースと、ベースの
前面に形成される管状体把持ト段と、べ−スの後面に形
成され、支持孔を挿通して支持板の裏面と係合する係合
手段（クリップ脚部）とからなる管状体保持具を使用す
ることも考えられるが、このような管状体保持具は、支
持板が」二足の如く８〜１２ｍｍｔと厚板の場合、下記
のような理由で適用困難である。

（１）管状体保持具のクリップ脚部が、板厚に対応して
長さばかりでなく周径も大きくなるため、管状体保持ｆ
Ｊ、が嵩高となるとともに、相対的に支持孔の（イも大
きくしなければならず、実際的ではない。

噌）各部位における板厚の差が大きく（通常２〜３ｍｍ
）、当該差を吸収して支持板に管状体保持具を取付けら
れないため、一種類の管状体保持具で対応できない。

〈発明の目的〉 未発明は、上記にかんがみて、厚板の支持板に形成され
た支持孔の径を大きくする必要がなく、しかも、板厚の
差が大きくしても一種類のもので夕、１応可能な管状体
保持具を提供することを目的とする。

く問題点を解決するだめの手段〉 本発明溝らは、上記問題点を解決すべく、鋭、ｄ開発に
努力をした結果、下記構成の管状体保持具に想到した。

管状体を支持板に保持するために２支持板に形成された
支持孔に抜け不能に係ＩＦされる管状体保持具であって
、支持板の表面と！４ｉ接するベースと、ベースの前面
に形成される管状体把持手段と。

ベースの後面に形成され、支持孔を挿通して支持板の裏
面と係合する係合、手段とからなり、保合手段は、ベー
スの中心部から後方へ突出する雄ねじ部、雄ねじ部の元
部側外周を囲繞する保合舌部。

及び雄ねじ部に螺合可能な筒状螺合部材とからなり、係
合舌部は、筒状螺合部材を雄ねじ部にねじ込んだとき、
拡開可能なスリットで分割されている。

〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図例に基づいて説明をするが、
本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲を逸脱しない範
囲内で、種々の態様に及ぶものである。

（１）第１実施例（第１〜３図） 支持板３の表面と当接するベース１３と、ベース１３の
前面に形成される管状体把持手段１５と、ベース１３の
後面に形成され、支持孔ｌを挿通して支持板３の裏面と
係合する係合手段１７とからなる。

１体的には、管状体把持手段１５は、ばね状弾性を有す
る合成樹脂材料で形成され、先開きＵ字形の両頂部が内
側へ鉤状に屈曲して管状体９を抜け不能に把持アーム１
５ａを有するものである。

ここで、上記ばね状弾性を有する合成樹脂材料としては
、ＰＰ、ＰＯＭ、ＰＩＪを例示できる。また、管状体把
持手段の態様は、図例のものに限られるものではなく、
他の種々のクリップ形式のものを適用できる。

上記係合手段１７は、ベース１３の中心部から後方へ突
出する雄ねじ部１９．雄ねじ部１９の元部側外周を囲繞
する係合舌部２１．及び雄ねじ部１９に螺合可能な筒状
螺合部材２３とからなる。

雄ねじ部１９は、元部側が必然的ではないが支持板２に
形成された支持孔１に嵌合可催な柱部１９ａとされてい
る。この柱部１９ａと支持孔１との嵌合断面を非真円と
すれば回り１ヒめ作用を奏する。

係合舌部２１は、螺合部材２３を雄ねじ部１９にねじ込
んだとき拡開回走に１円筒状体がスリット２５で３分、
Ｉ、１された形状である。そして、係合舌部２１の外周
面は、必然的ではないが、係合舌部２１が屈曲して容易
に拡開するように、複数本の角形溝２１ａが周方向に形
成されている。

また、螺合部材２３は、内周に一対の螺合風２３ａを有
したものであり、先端部は係合舌部？１の内側に確実に
挿入可能に円錐台状のテーパ面とされ、さらに該テーパ
面の軸方向には係合舌８１１２１を分；１１するスリッ
ト２５に嵌合する緩み１トめリブ２３ｂが、スリット２
５に対応して形成されている。

なお、図例では、必然的ではないが、係合占部２１の先
端側内周面が、上記螺合部材２３の先端側テーパ面に対
応する逆テーパ面とされている。

また、係合舌部に角形溝を形成しない場合は、係合舌部
の外周面を滑りにめ作用を奏する粗面（凹凸面）として
おくことが望ましい。

次に、この実施例の使用態様を説明する。

まず、第２図に示すように、雄ねじ部１９の先端側に、
係合舌部２１を拡開しない状態、即ち閉じたストレート
状態で螺合部材２３を螺着した係合「一段１７を、ベー
ス１３が支持板３の表面に当接するまで挿通させる。続
いて、螺合部材２３をねじ緩め方向へ、螺合風２３ａを
たわませながら可及的に支持板側へ、即ちセット位置ま
で移動させる。すると、第１図に示すように、係合舌部
２１は支持孔ｌの内周縁で屈曲して拡開する。このため
、管状体保持具は、支持板に抜け不ｆｌに取り付けられ
る。また、螺合部材２３の緩みＩＦめリブ２３ｂが、係
合舌部２３を分割するスリット２５に嵌合するため、螺
合部材２３が緩むこともない、そして、この管状体保持
具の管状体把持手段１５にパイプを把持させる。

なお、１−記実施例において、螺合部材２３として、内
周に雌ねじを有するものを使用してもよい、この場合は
、　ワンタッチで螺合部材２３を締結位置まで移動でき
ないため、管状体保持具の支持板への取付は作業性は劣
るが、ねじ込みにより、管状体保持ｊＬの支持板への取
付は安定性には優れる。

に記実施例で、雄ねじ部１９、係合舌部２１及び螺合部
材２３は５通常、前述の管状体把持〔役と同一材料で成
形するが、雄ねじ部１９及び螺合部材は金属材料で成形
しても勿論よい。

〈発明の作用・効果〉 本発明の管状体保持具は、支持板の裏面と当接するベー
スと、ベースの前面に形成される管状体把持手段と、ベ
ースの後面に形成され、支持孔を挿通して支持孔の裏面
と係合する係合ト段とからなり、係合−Ｌ段は、ベース
の中心部から後方へ突出する雄ねじ部、雄ねじ部の元部
側外周を囲続する保合舌部、及び雄ねじ部に螺合可能な
筒状螺合部材とからなり、係合舌部は、螺合部材を雄ね
じ部にねじ込んだとき、拡開可能にスリットで分割され
ている構成なので、下記のような作用効果を奏する。

（ａ）管状体保持具の係合手段の大きさを、支持板の板
厚に対応して大きくする必要がない、従って、管状体保
持具が全体として嵩高なものとならないとともに、支持
孔の径も板厚がＢい場合と同一でよい。

（ｂ）支持板の管状体保持具取付は各部位における板厚
の差が大きくても、係合ト段（！！！！合部材）のセッ
ト位置を螺合により板厚に対応して容易に調整できるの
で、一種類の管状体保持具で対応できる。

【図面の簡単な説明】

第１〜３図は本発明の管状体保持具の一実施例を示し、
第１図は管状体保持具を支持板に取付は完７′後の断面
図、第２図は同じく支持板に取付ける途中の断面図、第
３図は螺合部材と雄ねじ部とを分離した状態の斜視図、
第４図は従来における厚板の支持板に対する管状体の保
持態様を示す断面図である。 １・・・支持孔、 ３・・・支持板、 ９・・・パイプ（管状体）。 １３・・・ベース、 １５・・・管状体把持「段、 １７・・・係合手段、 １９・・・雄ねじ部、 ２１・・・係合舌部、 ２３・・・（筒状）螺合部材、 ２　５　・・・　ス　　リ　　ッ　　ト　。 特　　許　　出　　願　　人 “こ０１合成株式会社 代　　　　　理　　　　　人

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 管状体を支持板に保持するために、支持板に形成された
   支持孔に抜け不能に係止される管状体保持具であって、 前記支持板の表面と当該するベースと、該ベースの前面
   に形成される管状体把持手段と、前記ベースの後面に形
   成され、前記支持孔を挿通して前記支持板の裏面と係合
   する係合手段とからなり、該係合手段は、前記ベースの
   中心部から後方へ突出する雄ねじ部、該雄ねじ部の元部
   側外周を囲繞する係合舌部、及び前記雄ねじ部に螺合可
   能な筒状螺合部材とからなり、 前記係合舌部は、前記筒状螺合部材を前記雄ねじ部にね
   じ込んだとき、拡開可能にスリットで分割されている、 ことを特徴とする管状体保持具。