JPS62164924A - 一方向ラ−メン架構を備えた建物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、一方向ラーメン架構を備えた建物に関する。

（従来の技術） 片側コアの平面を有するＳ　ＲＣ造の例えば事務所ビル
などの建物において、一方向ラーメンを採用している例
がある。この種の建物の場合、スパン方向の大梁を中柱
を経てコア側まで延長して、２スパンラーメンとしてい
る。

（発明が解決しようとする問題点） コア部にはダクトなどの設備配管が集中し、配管を梁下
で処理する場合には、スパン方向の大梁はこの配管と交
差することになるから、また下天井などによって、天井
高がとれず、コア部の梁せいて階高を低く押えることが
できず、コア部の天井空間が有効に利用できない問題が
あった。

本発明の目的は階高を低く押え、梁下空間を有効に利用
できるようにすることにある。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、スパン方向の片側にコア部１を形成している
一方向ラーメン架構であって、スパン方向の大梁３は中
柱２まで延びているが、ざらにコア部側までは延びてお
らず、この中柱よりコア部側のスパン方向及びけた行方
向に壁４を設け、この壁に沿って小梁５，５ａを渡し、
この小梁が壁と一体であることを特徴とするものである
。

（実施例） 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

建物は、スパン方向（第１図上下方向）の片側がコア部
１を形成した一方面ラーメン架構で構成し、スパン方向
を中柱２を中心として長いスパンＡと短いスパンＢとに
仕切っている。この例では、スパンＢが、全面にわたっ
てコア部としである。

スパン方向の大梁３は中柱２まで延びているが、コア部
１側にまで延長していない。このコア部には、スパン方
向及びけた行方向に壁４（第２図）が配設しである。壁
４に沿ってＨ形鋼からなる鉄骨小梁５，５ａが渡してあ
り、各小梁のウェブより水平にスタットジベル６を突設
し、小梁と壁４との一体化を図っている。なお、小梁５
ａに対応する壁は図示していない。小梁の一側面（第２
図ではコア部１と反対側面）には耐火被覆７をしである
。

また小梁５，５ａ上には鋼板製捨型枠８ａが載置してあ
り、この型枠上に組立鉄筋鉄筋８ｂが配筋してあり、こ
の型枠にコンクリートを打設し、コア部１の床板８を形
成している。この床板は小梁（図面では小梁５）のフラ
ンジ上に突設しであるスタットジベル６ａによって、小
梁と一体結合している。このため小梁５，５ａは、床板
８の荷重を柱及び壁に伝達する役割を有している。

なお、コア部には必要に応じて壁に沿って小梁５ｂ、５
ｃを配設し、ざらにこの小梁間に第３図に示すように小
梁５ｄ８渡しである。

スパンＡの全面には、大梁３の間に例えばミツコースラ
ブ（商品名）などの小梁付きのプレキャストコンクリー
ト床板９が架設しである。

鉄骨小梁スパンによっては、所定の梁せいでは施工時の
床荷重を支えられない時、小梁５，５ａ。

５ｂ、５ｃに対応するすべての壁又はそのいずれかの壁
内に第２図鎖線に示すように適宜中間サポート１０を入
れる。

（発明の効果） 本発明によれば、コア部に従来のように大梁がないため
、天井高がとれ、天井空間を有効に利用でき、階高を低
く押えることができ、梁貫通もなくコスト減が期待でき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は説明図、 第２図は第１図■−■線拡大断面図、 第３図は第１図■−■線断面図である。 １・・・コア部、 ２・・・中柱、 ３・・・大梁、 ４・・・壁、 ５．５ａ・・・小梁。 以上 特許出願人　　清水建設株式会社 ｌＬ、、’；ｔ：’ 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. スパン方向の片側にはコア部を形成している一方向ラー
   メン架構であって、スパン方向の大梁は中柱まで延び、
   この中柱よりコア部側のスパン方向及びけた行方向に壁
   を設け、この壁に沿って小梁を渡し、この小梁が壁と一
   体であることを特徴とする一方向ラーメン架構を備えた
   建物。