JPS62164836A

JPS62164836A - 竪型焼結機

Info

Publication number: JPS62164836A
Application number: JP734486A
Authority: JP
Inventors: Masaru Ishikawa; 勝石川; Keiichi Kumagai; 熊谷　敬一
Original assignee: IHI Corp
Current assignee: IHI Corp
Priority date: 1986-01-17
Filing date: 1986-01-17
Publication date: 1987-07-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野コこの発明は、粉状鉱石を焼き固めて塊状焼結鉱を制警告
十′；Ａ堅刑抱幼場？−朗ナスｔ、小切血ス［従来の技
術］従来における竪型焼結機の構成例を第２図に示す。

この従来の竪型焼結機は、焼結機本体ｌ、装入装置２、
破砕装置３および送風装置４とを主な構成要素としてい
る。焼結機本体Ｉは、粉状の焼結原料５が内部に充填さ
れて形成された原料層６に、点火装置７．７により点火
して連続的に焼結させるようになっている。すなわち、
原料層６が一旦点火されれば、それを火源とする焼結が
点火装置７．７の直上部の位置において連続的に進行し
てそこに焼結帯８が形成され、その焼結帯８の下部の既
に焼結が完了した焼結完了帯９を破砕装置３によって破
砕して取り出すことにより、原料層６が重力によって所
定速度で降下しつつ連続的に焼結されるようになってい
る。

破砕装置３は、破砕室ｌＯ内において図中の左右方向に
往復移動するハンマｌ　１．＋　１によって焼結完了帯
９の下部を破砕するようになっており、破砕された成品
１２は成品冷却ホッパ１３内を落下してパンコンベヤ１
４により取り出される。また、装入装置２は、原料ホッ
パ１５．１５に貯留した原料５を、原料層６の降下速度
に合わせて所定量ずつドラムフィーダー１６．１６によ
って焼結機本体１内に供給するようになっている。

また、この竪型焼結機では、焼結に伴って発生する排ガ
スを、焼結機本体１の側面１　ａ、　１　ａに設けられ
ている火格子２０．２０を通し、吸引口ｌ。

７．１７と排気管１８から排風機（図示せず）によって
吸引することにより排出し、そしてその排ガスの吸引に
伴って、焼結用空気を成品冷却ホッパ１３の下部に設け
られた空気管１９．１９から導入して、この空気を成品
冷却ホッパ１３から焼結機本体ｌ内を上昇させるさせる
ようにしている。こうすることにより、取り入れられた
焼結用空気は、まず成品１２を冷却し、さらに焼結完了
帯８を通過してこれも冷却し、その熱回収によって焼結
用空気自体の温度を高める。焼結帯８を通過した高温の
排ガスは、吸引口１７．１７に至るまでに原料層６を予
熱し、熱交換を行う。

なお、゛排ガスの吸引に伴って焼結機本体ｌの上部の原
料装入口２１がら空気が侵入することを防止するために
、原料層６の高さを充分高くし、その通風抵抗によって
シールするようにしている。

［発明が解決しようとする問題点］ところで、上記従来の竪型焼結機における生産性、つま
り原料層６を焼結する速度は、送風装置４によって焼結
帯８に供給される焼結用空気の送風量に左右される。し
たがって、その風速が大きいほど焼結速度を大きくでき
る。しかし、この点において、従来の竪型焼結機は次の
ような問題がある。

すなわち、焼結帯８を通過する風速が原料層６の荷重に
打ち勝っている状態では、第３図（イ）のように定常的
に向流移動層における焼結が進行する。しかし、風速が
増加してそれが原料層６の荷重に打ち負けると、その度
合によって焼結帯８上の原料層６、特にその隅部の粒子
が流動状態となる。更に進むと、焼結帯８と焼結完了帯
９が剥離し、焼結帯８より上方の原料は降下しなくなる
。

このような状態を第３図（ロ）、（ハ）に示す。

従来においては、原料層６が流動状態とならないような
上限の風速で空気を供給するに止どまっており、それ以
上の生産性の向上を図ることができなかった。

この発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、成
品の品質を低下させることなく、生産性の向上を図るこ
とのできる竪型焼結機を提供することを目的とする。

［問題点を解決するための手段］この発明の竪型焼結機は、内部に形成された粉状の焼結
原料からなる原料層を下方に移動させつつ、かつその原
料層中に下方から上方に向けて焼結用空気を通過させつ
つ焼結させて焼結ケーキを形成する焼結機本体と、その
焼結機本体内に上記焼結原料を装入して上記原料層を形
成する装入装置と、焼結成品を破砕する破砕装置とを備
えた竪型焼結機において、上記焼結機本体は、原料層の
上方に位置する加圧プレートと、この加圧プレー豐トで
＋＾＋＋ｒ＋　Ｉ″ｒ＋　４石シ帽Ｒ小にへ古士白ル壬
亡−揃愉させる加圧手段を備えたことを特徴としている
。

［作用］この発明の竪型焼結機は、焼結帯上の原料層を下方に加
圧して鉛直方向の荷重を増加させることにより、焼結用
空気の限界風速を大きくして焼成速度を上げ、生産性を
向上させる。

［実施例］以下、この発明の実施例を第１図を参照しながら説明す
る。なお、上述した従来例と同様の部分には同一符号を
付してその説明を省略する。

図において２２は加圧プレートであり、焼結機本体１の
上方に備えられていて、油圧式あるいは空気圧式のシリ
ンダー２３（加圧手段）に連結されている。シリンダー
２３は加圧プレート２２を昇降させるものであり、加圧
プレート２２を下降させたときに、その加圧プレート２
２を介して原料層６の上面を下方へ加圧するようになっ
ている。

装入装置２の原料ホッパー１５とドラムフィーダー１６
は、昇降する加圧プレート２２と干渉しないように焼結
機本体１の側面１　ａ、　Ｉ　ａに寄せて設けられてい
る。原料装入口２Ｉの上部には天板２４が備えられ、ま
た原料層６の高さと原料ホッパー１５内の原料５の高さ
が充分にとられていて、原料装入口２１からの漏風を遮
断してシールするようになっている。

その他の構成は前述した従来例と同様である。

次に作用について説明する。

ドラムフィーダー１６によって原料ホッパー１５内の原
料５を焼結機本体ｌ内に装入するときには、シリンダー
２３によって加圧プレート２２を上昇させて、図中の２
点鎖線で示すように原料ホッパー１５の横の待機位置に
保持しておく。原料５を焼結機本体ｌ内の所定レベルま
で装入した後は、加圧プレート２２を原料層６の上面ま
で下げ、それからシリンダー２３によって加圧プレート
２２を下方に加圧する。このようにして、次回の原料装
入時まで、原料層６を所定の圧力で常時下方に加圧する
。したがって、その加圧分だけ原料層６の鉛直方向荷重
が増加することになる。そのため、焼結用空気の限界風
速を増して、焼結速度を上げること力（可能となる。原
料層６が所定のレベルまでさがったら加圧を解除し、加
圧プレート２２を待機位置にまで上げて再び原料５を装
入する。

以降、このような動作を１周期として加圧を繰り返す。

加圧を解除したときの風速は、その加圧の解除と同時に
第３図（イ）のように風速を下げても、また風速は変え
ずに第３図（ロ）のようないわゆる棚吊り状態としても
、装入時間が短いために問題はない。どちらの場合も成
品の品質は従来と比べて問題はない。

［発明の効果］以上説明したように、この発明の竪型焼結機は、焼結帯
止の原料層を下方に加圧して、鉛直方向の荷重を増加さ
せる構成であるから、焼結用空気の限界風速を大きくし
、焼成速度を上げて生産性の向上を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を説明するための概略構成
図、第２図および第３図は従来の竪型焼結機を説明する
ための図であって、第２図はその概略構成図、第３図（
イ）〜（ハ）はそれぞれ送風量が漸次増大した場合の状
態を示す部分断面図である。 ■・・・・・・焼結機本体、　２・・・・・・装入装置
、３・・・・・・破砕装置、　４・・・・・・送風装置
、５・・・・・・焼結原料、　６・・・・・原料層、８
・・・・・・焼結帯、　２２・・・・・・加圧プレート
、２３・・・・・・シリンダー（加圧手段）。第３図（イ）Ｌ目」〜Ｖ口上ト・

Claims

【特許請求の範囲】

内部に形成された粉状の焼結原料からなる原料層を下方
に移動させつつ、かつその原料層中に下方から上方に向
けて焼結用空気を通過させつつ焼結させて焼結ケーキを
形成する焼結機本体と、その焼結機本体内に上記焼結原
料を装入して上記原料層を形成する装入装置と、焼結成
品を破砕する破砕装置とを備えた竪型焼結機において、
上記焼結機本体は、原料層の上方に位置する加圧プレー
トと、この加圧プレートを下方へ加圧して原料層の鉛直
方向荷重を増加させる加圧手段を備えたことを特徴とす
る竪型焼結機。