JPS62164815A - 溶鋼の脱窒素方法 - Google Patents

溶鋼の脱窒素方法

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JPS62164815A
JPS62164815A JP61006269A JP626986A JPS62164815A JP S62164815 A JPS62164815 A JP S62164815A JP 61006269 A JP61006269 A JP 61006269A JP 626986 A JP626986 A JP 626986A JP S62164815 A JPS62164815 A JP S62164815A
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JP
Japan
Prior art keywords
molten steel
caco3
steel
reducing metal
carrier gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP61006269A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Endo
公一 遠藤
Toshiyuki Kaneko
敏行 金子
Yasuo Obana
尾花 保雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

Landscapes

  • Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、溶鋼の脱窒素方法、とくに極低窒素鋼を合理
的に、しかも確実に溶製する方法に関するものである。
ここで極低窒素鋼とは溶ft4最終段階において(N)
レベルが15ppm以下、望ましくはlOppm以下と
なるものを示す。
従来の技術 鋼中窒素は、一般に有害な元素とされて、時効現象に関
連し、薄板では加工時に悪影響を及ぼすため、低減する
ことが望まれて来た。また構造用鋼は、使途条件の過酷
化に伴い、溶接部の高い惰性が要求され、この点がらも
、鋼中窒素の低減、極低窒素化が望まれてきた。
極低窒素鋼を溶製するための手段としては、木発明者が
抛に提案した特願昭59−148450号で示した如く
、浴中にCaCO3をキャリヤーガスとともに吹込む方
法がある。これにより、成品の(N)レベルを20PP
fll以下とすることが可能となった。
しかしながら1本発明者等がさらに¥験、検討を重ねた
結果、特願昭59−148450の方法を用いて、(N
)が15ppm以下、望ましくは1opp111以下の
鋼を溶製するためには、更に次に示す問題点を解決する
必要があることが判明した。
発明が解決しようとする問題点 特願昭59−148450の脱窒素方法は、(1) 、
 (2) 。
(3)および(4)式で示すCaCO3の熱分解により
生成するC02あるいはCO無気泡より鋼中窒素を抽出
するものである。
CaCO3+CaO+co、、 (g)       
  (t)CaC03+ C−CaO+ 200(g)
       (2)ただし、C,At、鉦はいずれも
バルク溶鋼に溶解した炭素、アルミニウム、ケイ素を示
す。
本発明者が種々検討を重ねた結果、更に、以下に示すこ
とが明らかになった。
(i)  溶鋼においては、(1)式で生じるC02ガ
スよりも、(2) 、 (3)および(4)式で生じる
COガス気泡の方が脱窒素効果が優れる。これは、CO
ガスは、C02ガスに比べ、溶鋼−気泡界面におけるN
の移動の阻害要因と成り得る表面活性元素である9の集
積量が少ないためである。
(11)  佇通鋼における成分範囲では、溶鋼の9゜
醇、Si濃度が各々高々1O−1重量%と低く、上記(
2) 、 (3) 、 (4)式によるCOガス生成量
が少ない、このためCaC03Qi味の吹込みでは、(
1)式の002ガス生成が主体となり、脱窒素により有
効なCOガスを利用するに至っていない。
aiQ  脱窒素効果の高いCOガスを得る(2) 、
 (3)、(4)式の反応を利用するためには、C,A
Q、阻を高濃度とすることが必要であるが、p、醇、釘
は鋼材の要求材質で規定されており、C,AQ、Siの
濃度を高めることは、製品用途上好ましくない。
本発明は、上記した特願昭59−148450の脱窒素
方法を溶鋼に用いる際の諸問題を解決し、鋼材の9、似
、鉦の濃度を製品用途上全く支障が生じない範囲に保ち
、かつ成品の(N)を15pp−以下、好ましくは10
ppm以下の極低窒素まで効率良く低減することを目的
とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、浴中に不活性キャリヤーガスと共にCaCO
3を吹込むに当たり、Ca、 All、Si、 Ti、
 C等の強還元性金属、および又はそれらの合金をCa
CO3と共に吹込むことを特徴とする溶鋼の脱窒素方法
である。
作用 本発明はA「、002等の不活性キャリヤーガスと共に
CaCO3を吹込む際に、Ca、 Ai、 Si、 T
i、 C’f=の強還元性金属、および又はそれらの合
金をCaCO3と共に浴中に吹込む。かくすることによ
り、次に示す作用により、C02よりもCOの発生を促
進することができる。
(i)  CaCO3の熱分解が起こる吹込みランス近
傍の局部においては、吹込んだ強還元性金属が純物質、
あるいは極めて高濃度に存在する。このため、 C:a
CO3の反応界面近傍で(2)〜(6)式中の勧、醇、
鉦、 Ti、 C等の活軟を局部的に高く維持できるた
め、低合金鋼に対しても、これらの合金濃度のL昇を極
力防止し、かつCOガスによる効率良い脱窒未反応を起
こすことができる。
CaCO3+Ca+ 2CaO+CO(g)     
 (5)CaCO:4 +Ti−Ti07+GO(g)
         (8)Flit  (1:acO3
を含む処理剤をCaあるいはCa合金とともに吹込んだ
場合には、 Caの脱硫、脱酸効果により、処理剤が浮
疏する部分の溶鋼(S)、(0)濃度が局部的に低下す
る。この作用により、溶鋼−気泡界面においてNの移動
の阻害要因と成り得る表面活性元素である互、9の集積
が抑制されて少なくなるため脱窒が促進される。
なお、Ca以外の他の強還元性金属又は合金でも反応界
面での局部的な脱酸による9の集積抑制の効果は同様に
認められる。
なお、上記強還元性金属としては、Caが最も好ましい
、これは、 Caの場合は反応生成物であるCaOも介
在物除去に作用する、過剰に吹込んだ場合でも反応槽を
減圧状態とすることにより、容易に低減することができ
る等の理由による。
さらに1本発明における反応容器として、RHlD)I
kgの減圧脱ガス反応槽や、不活性ガス反応槽を用いる
ことによって、雰囲気のN2分圧の低減が容易に行える
ため脱窒効果が高まる。かつ、RH,DH等では、減圧
の効果で、生成するCOガスおよびキャリヤーガスの1
彰張による浴の攪拌力が増加し、低(N)e度域でもN
の反応界面への移動を容易ならしめるため、大幅な脱窒
素能力の向上を図れる。
なお、脱窒素の観点では、吹込むCaCO3純度は高い
・バが望まれるが、 CaF2、および又はMgO等の
粉体を配合して吹込むと、 GaCO3の熱分解によっ
て生成するCaOとCaF2、NgO等の粉体の作用に
より、Cab−CaF2、Cab−CaF2−MgO等
を浴中に吹込んだ場合と同様の°脱硫、介在物低減効果
が得られる。
また、本発明は脱窒素と同等の反応径路をたどる脱水素
促進法としても有効である。
実施例 次に本発明の実施例を第1図に示す、第1図は本実施例
のAと、比較例のBにおけるCaCO3原tli位と溶
鋼中(N)との関係である。
実施例のAでは、30重縫%のCaを含有し残部がFe
とSiからなるCa−Fe−Si合金をCaCO3と共
に吹込んだ、Ca−Fe−Si合金の吹込み原単位はC
aCO3の1/10とした。又、比較例のBでは、Ca
(:03のみを吹込む処理を行った。
本実施例のAと比較例のBはいずれも、第2図に示す減
圧槽2を有し、吹込みランス3より浴中へ処理剤を吹込
む装置を用いた。なおlは取鍋、7は溶鋼、8はスラグ
、40は減圧装置を示す。
本実施例のA、および比較例のBにおける処理前の溶鋼
成分を第1表に示す。
第1表 発明の効果 以上述べた様に、本発明の方法は、安定して。
COガス気泡による溶鋼の脱窒素が行えるとともに、併
せて脱硫、脱介在物、脱水素が進行可能であり、さらに
経済的に有利で、かつ効率の高い優れた、脱窒素方法と
いえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例のAと比較例のBにおける鋼中(N)
とCaCO3原単位との関係を示す図、第2図は本実施
例のAと比較例のBを実施した装置の構成説明図である
。 l・・・取鍋、2・Φ・減圧反応槽、3命・・吹込みラ
ンス、7・・・溶鋼、8・・・スラグ。 40・−・減圧装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶鋼中に不活性キャリヤーガスと共にCaCO_
    3を吹込むに当たり、CaCO_3と共に強還元性金属
    および又は、それらの合金を吹込むことを特徴とする溶
    鋼の脱窒素方法。
  2. (2)強還元性金属がCa、Al、Si、Ti、Cから
    なる群から選ばれた1以上のものである特許請求の範囲
    第(1)項記載の溶鋼の脱窒素方法。
JP61006269A 1986-01-17 1986-01-17 溶鋼の脱窒素方法 Pending JPS62164815A (ja)

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