JPS62164651A - 環式ポリカ−ボネ−トオリゴマ−の製造法 - Google Patents

環式ポリカ−ボネ−トオリゴマ−の製造法

Info

Publication number
JPS62164651A
JPS62164651A JP61273091A JP27309186A JPS62164651A JP S62164651 A JPS62164651 A JP S62164651A JP 61273091 A JP61273091 A JP 61273091A JP 27309186 A JP27309186 A JP 27309186A JP S62164651 A JPS62164651 A JP S62164651A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reactant
formula
manufacturing
bischloroformate
reaction mixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61273091A
Other languages
English (en)
Inventor
ジェームズ・マニオ・シルバ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPS62164651A publication Critical patent/JPS62164651A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G64/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G64/20General preparatory processes
    • C08G64/26General preparatory processes using halocarbonates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C68/00Preparation of esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C68/02Preparation of esters of carbonic or haloformic acids from phosgene or haloformates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G64/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbonic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G64/04Aromatic polycarbonates
    • C08G64/06Aromatic polycarbonates not containing aliphatic unsaturation

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は環式ポリカーボネートオリゴマー及びそれらの
製造法に関する。特に本発明は連続的操業に容易に適合
せしめ得る環式ポリカーボネートオリゴマーの改良製造
法に関するものである。
従来の技術 多くの場合きわめて高分子量である線状ポリカーボネー
トに転化し得る環式芳香族ポリカーボネートオリゴマー
は既知である。か−るオリゴマーは、たとえば米国特許
第3.155,683号、同第3.274,214号、
同第3. 386. 954号及び同第3,422,1
19号明細書に記載されるごとくトリマー又はテトラマ
ーのような純粋な化合物である。
多くの目的に対しては、環式ポリカーボネートオリゴマ
ー混合物の方がより取扱いが容易でありかつより容易に
重合せしめ得るので好ましく使用される。この型のオリ
ゴマー混合物の製造は1985年2月22日付で出願さ
れた米国特許出願第704.122号明細書に開示され
ている。この製造は典型的には対応するビスクロルホル
メート組成物をアルカリ金属水酸化物及び第3級アミン
と反応させることによって行なわれる。
環式ポリカーボネートオリゴマーのを用件からみて、そ
れら製造のための安価な、効率のよい方法の開発に関し
ては永年関心がもたれている。特に、連続的操業に適す
る方法が有利である。
環式ポリカーボネートオリゴマーの製造における問題の
一つは副生物として線状ポリカーボネート(以下“線状
体“と呼ぶこともある)が同時に生成することである。
環式オリゴマーの使用に先立って線状体を除去すること
がしばしば必要となる。多量の線状体が得られる場合に
は環式オリゴマー(以下“環状体”と呼ぶこともある)
の収率は低下し、それに対応して環状体の製造コストは
増加する。
したがって、本発明の主目的は環式ポリカーボネートオ
リゴマーの製造のための比較的簡単かつ安価な方法を提
供するにある。
本発明の別の一目的は短時間を要するのみで、しかも容
易に入手し得る装置で容易に実施し得る方法を提供する
にある。
本発明のさらに別の一目的は線状体の製造を最低限に阻
止するに適し得る方法を提供するにある。
本発明のさらに別の一目的は連続的操業に容易に適合し
得る方法を提供するにある。
その他の目的は一部は自明でありまた一部は以下の記載
から明らかになるであろう。
発明の要旨 総括的にいえば、本発明はつぎの成分:(A)式: %式%() (式中、Rは二価の芳香族基であり、nはビスクロルホ
ルメートの主割合においては多くても4である)のビス
クロルホルメート類から本質的になるビスクロルホルメ
ート組成物; (B)反応混合物の有機相中に優先的に溶解する少なく
とも一種の脂肪族又は複素環式第3級アミン; (C)アルカリ金属水酸化物水溶液;及び(D)水と二
相系を形成する実質的に非極性の有機液体; を同時に、たyし反応剤(A)は反応剤(B)及び(C
)とは別個にタンク型反応器に装入しかつその際該タン
ク型反応器中で水性液体相及び有機液体相の分離を阻止
するにちょうど足る撹拌条件下に反応混合物を保持し; これらの反応剤を、式: %式%(1) (式中、Rは前記の意義を有する)の構造単位をもつ所
望の環式ポリカーボネートオリゴマー類を形成するに十
分な時間反応させ;そして該オリゴマー類を回収する; ことからなる環式ポリカーボネートオリゴマー類からな
る組成物の製造法である。
本明細書においては、便宜上、直接反応に関与する反応
試薬のみならず、溶剤を含め反応系を構成する必須の成
分を反応剤(A)〜(D)と呼称するものとする。
発明の詳細な開示 本発明の方法に使用されるビスクロルホルメート組成物
及び得られる環式ポリカーボネートオリゴマー生成物に
おける基Rは二価芳容族基、たとえばm−フェニレン、
p−フェニレン、4.4’ビスフエニレン及び2.2−
ビス(4−フェニレン)プロパンである。他の適当な基
は米国特許第4.217.438号明細書中に化合物乞
又は式(一般式又は特定の化合物を表わす式)によって
示されているジヒドロキシ化合物に相当するものであり
、それらの記載をニーに引用する。さらに非炭化水素部
分を含む基も包含される。これらはクロル、ニトロ、ア
ルコキシ等のごとき置換基及びさらにチオ、スルホキシ
、スルホン、エステル、アミド、エーテル及びカルボニ
ルのような連結基であり得る。しかしながら、すべての
R基が炭化水素基であることがもっとも普通である。
−21!iRは好ましくは式: %式%() (式中、A1及びA2の各々は単環二価芳香族でありモ
してYは1個又は2個の原子によってA1をA2から分
離する架橋基である)を有する。式(III)における
遊離原子価結合は通常Yに関してA1及びA2のメタ−
又はバラ−位にある。か\る基Rは弐HO−AI −Y
−A2−OHのビスフェノールから誘導されると考え得
る。以下においては多くの場合ビスフェノールの使用に
ついて説明するが、ビスフェノール以外の適当な化合物
から誘導される基Rを適当に使用し得ることを理解すべ
きである。
式(III)において、基A1及びA2は非置換フェニ
レン基又はその置換誘導体であることができ、その置換
基(一つ又はそれ以上の)の例はアルキル、アルケニル
(たとえばビニル及びアリル基のような架橋し得るグラ
フト性基)、ハロ(特にクロル及び/又はブロム)、ニ
トロ、アルコキシ基等である。非置換フェニレン基が好
ましい。A1及びA2はともに〇−又はm−フェニレン
基であるかあるいは一方が〇−又はm−フェニレン基で
あり、他方がp−フェニレン基であることもできるが、
両者ともにp−フェニレン基であることが好ましい。
架橋基Yに1個又は2個の原子、好ましくは1個の原子
によってAIをA2から分離するような基である。架橋
基Yは多くの場合炭化水素基、特に飽和炭化水素基、た
とえばメチレン、シクロへキシルメチレン、2− [2
,2,11−ビシクロへブチルメチレン、エチレン、イ
ソプロピリデン、ネオペンチリデン、シクロへキシリデ
ン、シクロペンタデシリデン、シクロドデシリデン又は
アダマンチリデン、特にgem−アルキレン基である。
しかしながら、架橋基Yは不飽和基及び全部が又は一部
が炭素及び水素以外の原子から構成される基であること
もできる。か\る基の例は2.2−ジクロルエチリデン
、カルボニル、チオ及びスルホン基である。入手容易性
及び本発明の目的のために特に適当である点から、特に
好ましい式(III)の1みは2.2−ビス(4−フェ
ニレン)プロパン基であり、これはビスフェノールAか
ら導かれる基であり、Yがイソプロピリデン基、A1及
びA2がそれぞれp−フェニレン基である基である。
本発明の方法における反応剤Aはビスクロルホルメート
組成物である。これは実質的に純粋な、単離された形態
で使用される単二体状ビスフェノールビスクロルホルメ
ートであることができるが、より多くの場合には粗製ビ
スクロルホルメート生成物である。適当なか\る粗生成
物はビスクロルホルメートの製造のための任意既知の方
法によって製造することができる。典型的な方法はっぎ
の米国特許明細書、すなわち3,255,230゜3.
312,661.3,966.785及び3゜974.
126、に記載されるごとく、少なくとも一種のビスフ
ェノールを実質的に不活性な有機液体中でホスゲンと反
応させることからなる。これら特許明細書の関連する記
載をこ\に引用する。
か−る粗製ビスクロルホルメート生成物は単量体状ビス
クロルホルメートのほかに、オリゴマー状ビスクロルホ
ルメートを含有し得る。好ましくは、該生成物の主割合
は4個までの構造(すなわちビスフェノール)単位を含
むビスクロルホルメート類からなる。該粗生成物はさら
に少割合のより高級なオリゴマー状のビスクロルホルメ
ート類及び前述したビスクロルホルメート類の任意のも
のに対応するモノクロルホルメート類を含有し得る。
粗ビスクロルホルメート生成物の製造はアルカリ水溶液
の存在下で行なうことが好ましい。反応混合物のpll
は約14までであり得るが、約12より高くないことが
好ましい。しかしながら、一般的に、環式オリゴマー混
合物中の線状体の割合は主割合のビスフェノールビスク
ロルホルメートと少割合のみのオリゴマー状ビスクロル
ホルメート類からなる粗製ビスクロルホルメート生成物
を使用することによって最小限に抑制し得ることが認め
られている。か\る生成物は1985年10月240付
で出願された米国特許出願筒790,909号明細書に
記載される方法によって得ることができる。この方法で
は、実質的に不活性な有機液体及びビスフェノール化合
物からなり、約1゜〜40℃の範囲の温度に保持された
混合物中にホスゲンを通ずるものであり、その際ホスゲ
ンの流量は温度が30℃以上である場合ビスフェノール
1当量当り、1分当り少なくとも0.15当量である。
アルカリ金属又はアルカリ土類金属塩基水溶液はpll
を0−8の範囲に保持するために必要に応じて同時に導
入される。この方法によれば、比較的少割合のホスゲン
、典型的にはビスフェノール1当瓜当り約1.1当瓜ま
でのホスゲンを使用しながらビスクロルホルメートを高
収率で製造することができる。
これらの方法の一つを使用する場合、粗製ビスクロルホ
ルメート生成物は通常後述するごとき実質的に非極性の
を機成体の溶液として得られるであろうことは明らかで
ある。製造方法に応じて該溶液を稀酸水溶液で洗滌して
この製造法に使用した痕跡量の塩基を除去することが望
ましい場合があり得る。
反応剤Bとして有用な第3級アミン(こ\で使用する用
語“第3級”はN−H結合が存在しないことを示す)は
一般に親油性(すなわち有機媒質、特に本発明の方法で
使用する有機媒質、中に可溶性でありかつ該媒質中で高
い活性を示す)であるもの、特にポリカーボネートの製
造のためにを用であるものからなる。たとえば前述した
米国特許第4,217,438号及び同第4,368.
315号明細書に記載されている第3級アミンを使用し
得る。か\る第3級アミンはトリエチルアミン、トリー
ロープロピルアミン、ジエチル−〇−プロピルアミン及
びトリーn−ブチルアミンのような脂肪族アミン及び4
−ジメチルアミノピリジン(本発明の目的のためにたり
1個の活性アミン基を含む)のような高求核性複素環式
アミンを包含する。好ましいアミンは反応系の有機相中
に優先的に溶解するもの、すなわち有機相−水性相聞の
分配係数が1より大であるものである。これは環式オリ
ゴマー混合物の製造のためには第3級アミンと反応剤A
との緊密な接触が絶対に必要であるという理由からであ
る。多くの場合、か\るアミンは少なくとも約6個、好
ましくは約6〜14個の炭素原子を含有する。
反応剤Bとしてもっとも有用なアミンは1−及び2−位
の炭素原子上に分枝をもたないトリアルキルアミンであ
る。特に好ましいトリアルキルアミンはアルキル基が約
4個までの炭素原子を含むトリーローアルキルアミンで
ある。特に入手が容易であり、安価でありかつ線状オリ
ゴマー及び高分子量重合体の含量が低い生成物の製造に
有効であるという理由でトリエチルアミンがもっとも好
ましい。
反応剤Cはアルカリ金属水酸化物水溶液である。
もっともしばしば使用されるアルカリ金属水酸化物は水
酸化リチウム、ナトリウム又はカリウムであり、入手容
易性及び比較的低価格であるという理由で水酸化ナトリ
ウムが好ましい。該水溶液の濃度は通常的0.2−12
Nである。
本発明の方法における第四の必須成分(反応剤D)は水
と二相系を形成する実質的に非極性の有機液体である。
か−る有機液体の種類はそれが前述した性質を有する限
り臨界的ではない。か−る有機液体の例はトルエン及び
キシレンのような芳香族炭化水素;クロルベンゼン、O
−ジクロルベンゼン及びニトロベンゼンのような置換芳
香族炭化水素;クロロホルム及び塩化メチレンのような
塩素化脂肪族炭化水素;及びそれらとテトラヒドロフラ
ンのようなエーテルとの混合物である。塩化メチレンが
好ましい。
本発明によれば、前述した反応剤はタンク型反応器中に
同時に装入される。早期反応を回避するために、反応剤
Aを反応剤B及びCとは別個に装入することが必要であ
る。もっとも普通には、反応剤Aを反応剤D1すなわち
溶剤、と混合しそして得られる溶液を装入する。反応剤
Bもまた反応剤り中の溶液として装入し得る。反応剤B
及びCは別々に装入してもよくまたは組み合わせて一緒
に装入してもよい。
タンク型反応器中の条件は反応混合物の撹拌を水性液体
相とを機液体相の分離を阻止するに丁度足りる程度に確
保するように保持される。それより低い程度のかきまぜ
条件では反応剤間の接触が不完全となる結果環式オリゴ
マーの収率が低下し、一方過度に急速なかきまぜは環状
体の収率の低下を伴って線状体の生成率の増大を招く。
本発明は同等反応理論に左右されるものではないが、線
状ポリカーボネートの形成は慣用的なポリカーボネート
の製造法と同様の様式で界面で生起するものと考えられ
る。したがって、界面域を最小限に限定すれば通常生成
物中の環状体の割合を増加せしめ得る。
多数のパラメータがかきまぜ条件に影響し得ることは当
業者には明らかであろう。これらのパラメータとしては
反応剤の装入手段の構造及び配置位置;かきまぜ手段の
構造、配置位置及び操作速度;及び反応器内に設けられ
るじゃま板のようなかきまぜ促進手段め存在又は不存在
及びその構造等があげられる。一般に全反応剤をタンク
型反応器中の反応混合物の表面下に導入することが好ま
しい。その他のパラン・−ターについては当業者が所要
のかきまぜ条件を与えるように最小限の実験を行なうこ
とによって容易に調整することができるものである。
上述した反応剤間の反応は所望の環式ポリカーボネート
オリゴマーを生成するに十分な時間待なうことができる
。反応器中での滞留時間は通常約6〜30分の範囲、特
に約8〜16分、好ましくは約8〜12分である。反応
は滞留時間にか\わりなく本質的に完全である。しかし
ながら、より短かい滞留時間では生成物中の線状体の量
が急派に増加し、一方約20分より長い滞留時間では水
性相によるビスクロルホルメート及び/又は環式オリゴ
マー生成物の加水分解を生起するおそれがあり、これも
また線状体の生成量の増加をもたらす。
反応温度は、それだけを切離して考えれば、本発明にお
ける決定的な因子ではない。約20℃以下では反応速度
が不都合に遅くなるので約20℃以下での操業では利点
はほとんど認められない。
反応が大気圧又はそれに近い圧力で行なわれる場合には
100℃以上の温度は余り妥当なものではない。その理
由の一つは高いエネルギー人力を必要とする点にある。
もっとも普通には約50℃を超えない温度が適当である
。大気圧以上又は以下での操作も余り有利ではないが本
発明の範囲内である。しかしながら、本発明の方法を高
い圧力下で行なう場合にはより高い温度を使用してもよ
い。
温度の効果は二つの点で実質的である。その第一は温度
が還流温度に近付きそしてさらに増加して還流の強さを
増加せしめると反応系の撹乱が増大することである。か
\る撹乱の増大は一般に前述したかきまぜ条件を維持す
るために必要な外部から与えるかきまぜの程度を減少せ
しめる。
第二の効果は滞留時間に対する温度の効果である。たと
えば、塩化メチレンの沸点は約40℃である。その温度
にきわめて近くなると、反応系内の蒸気の容積は急激に
増加する。多量の蒸気が気泡として液相中に存在し、そ
の結果反応器中の液体の容積は減少する。
連続撹拌式タンク型反応器(以下“C5TR”という)
の使用は以下に詳述する特定の条件下では有利である。
C5TRを使用する場合には、滞留時間は液相中に気泡
として含まれる蒸気の容積に反比例して減少する。この
ことは特に塩化メチレンのような低沸点溶剤を使用する
場合に反応温度が重要視される一因子である。
これらの因子をバランスさせることによって、約20’
Cから還流温度よりも少なくとも1℃低い範囲の反応温
度で操作することが有利であることがしばしば認められ
た。溶剤が塩化メチレンである場合には、約25〜39
℃の範囲の温度がしばしば好都合である。
低沸点溶剤を使用する場合に幾分重要な別の因子は蒸気
化による溶剤の損失を回避することである。溶剤の損失
及びそれに伴う有機相の容積の減少は、非効率的な凝縮
手段を使用する場合、再現性の問題を惹起し得る。これ
らの状況下では−又はそれ以上の凝縮器中で一り0℃〜
−75℃程度の低い冷却温度を使用することを推奨し得
る。また後述するごとく、任意のC9TR出口開口部上
に液体シールを備えることも推奨し得る。
生成物中の線状体の割合は一般にB対Aの当量比及び反
応剤D11当りのBのモル濃度によって表わされる反応
剤Bの割合にある程度まで関係する。はとんどの場合、
B対Aの当量比は約0.05〜1.0:1、好ましくは
約0.15〜0.4=1の範囲であるべきである。(本
発明の目的のためには、反応剤Aの当量はその平均分子
量の半分でありそして反応剤B及びCの当量はそれらの
分子量に等しい。)反応剤Bの濃度は通常反応混合物中
の有機相(すなわち塩基水溶液を除く全成分)11当り
約0,05〜0.50モル、好ましくは約0.07〜0
.20モルの範囲である。
大抵の場合、その他の反応条件は撹拌の程度及び滞留時
間はど明確な影響を生成物の組成に対して与えない。し
かしながら、反応剤C対反応剤Aの当量比を約1.4〜
3.5:1、好ましくは約1.9〜3.0:1の範囲に
保持することが一般に望ましいことが認められた。水性
相対有機相の容量比は通常的0,1.〜3.O:tの範
囲である。
所望の滞留時間の後、所望の環式オリゴマー生成物は典
型的には反応混合物を過剰の水又は好ましくは過剰の稀
酸水溶液と接触せしめて急冷することによって回収され
る。かくして生成物は反応剤り中の溶液として得られ、
それから溶剤の蒸発又は非溶剤の添加による沈澱のよう
な慣用の手段によって分離することができる。この段階
で存在するすべての線状体又はその他の不純物を環式オ
リゴマーから分離することも可能となる。回収の精度は
環式オリゴマー組成物に意図される最終用途のような変
動要因に関係するであろう。
本発明の方法は回分式及び連結式の両方の操業に適合せ
しめ得る。四分式操業は多くの場合まず反応器に反応剤
りの一部及び場合によってはさらに反応剤B及びCの一
部を装入し、ついで反応剤A及び反応剤B、C及びDの
残部を添加することによってもっとも好都合に行なわれ
る。
本発明の主たる利点はそれが連続的操業に適する点であ
る。この目的のためにはC5TRを使用し得る。か\る
反応器は慣用の反応剤導入手段、かきまぜ手段及び随意
に加熱及び/又は冷却手段及び撹拌促進手段のほかに、
生成物の連続的取出しのための出口開口部を有する。出
口開口部は典型的には反応器の底部から反応器に所望の
液体滞留量及び滞留時間を与えるに十分な距離を置いた
位置で反応器の周辺部上に設置される。蒸気化による揮
発性溶剤の損失を回避するために、出口開口部は適当な
液体シールを備えることがしばしば好ましく、それは逆
U字型曲り管又は同様に配置された直角曲り管によって
提供し得る。
上述した構造のC3TRを使用する場合には撹拌速度と
滞留時間との間に相互関係を生じ得る。
これは特に使用される有機液体が水よりも比重が大であ
る場合−塩化メチレン及び多くの他のハロゲン化炭化水
素の場合のごとく−に然りである。
これらの条件下で、撹拌速度が過度に大である場合には
、液−液遠心分離効果によって有機相の一部の早期流出
を惹起し得る。か\る早期流出は反応混合物の撹拌速度
を低減することによって回避し得ることは明らかであろ
う。このことは撹拌速度が大き過ぎないことが臨界的で
ある別の重要な理由である。
実施例 つぎに本発明を実施例によってさらに説明する。
実施例 1 反応器は羽根型撹拌機、反応混合物中に浸漬されかつ羽
根車の回転に対して反対方向に向けられた2個の反応剤
添加管及び−10℃に冷却された管状冷却器及び−72
℃に冷却されたジュワー(Dcwar )型冷却器から
なる冷却器系を備えた容fa100mlの丸底フラスコ
であった。液体シールを具備する出口開口部は液体50
m1を滞留させ得る位置で反応器壁に配設された。
反応剤Aは約27%の単量体状ビスクロルホルメート、
約43%の二量体状、三量体状及び四量体状ビスクロル
ホルメート類及び約6%の単量体状モノクロルホルメー
ト及び残部がより高級ビス 5クロルホルメート類から
なるビスフェノールAビスクロルホルメート組成物であ
り、その分子量は二量体状ビスクロルホルメートの分子
量にほり相当するものであった。反応剤Bはトリエチル
アミンであり、反応剤Cは1.3N水酸化ナトリウム水
溶液でありそして反応剤りは塩化メチレンであった。
塩化メチレン31.4ml、水酸化ナトリウム溶液18
.6ml及びトリエチルアミン約0.05gをまず反応
器に装入した。ついで一方の添加管を通じて塩化メチレ
ン中の0.46Nビスクロルホルメート溶液をそして他
方の添加管を通じて水酸化ナトリウム液体と塩化メチレ
ン中のINトリエチルアミン溶液との混合物を同時に、
34〜35℃で撹拌しつつ導入した。反応はっぎの添加
速度で連続的に行なった。
ビスクロルホルメート溶液 2.[15m1/分トリエ
チルアミン溶液   0.45m1/分水酸化ナトリウ
ム溶液   1.83m1/分これらの速度は反応器中
の滞留時間10.14分を与えかつつぎに示すその他の
パラメータを与えた。
B:A当量比       0.37:IC:A当量比
       1.95 : L水性相対有機相容量比
   0.59 : 1Bの濃度     0.15モ
ル/有機相11反応器からの流出物を3N塩酸水溶液を
含む撹拌容器中に集めることによって急冷した。操業の
終りに、流出物を0.INのHCRで洗滌し、塩、化メ
チレンを真空蒸発によって除去しそして残渣を高圧液体
クロマトグラフィーによって分析して線状体含量を測定
した。
種々の撹拌機速度でつぎに示す線状体の含有率(重量%
)が得られた(残部は環状体)。
210  rpm、−16,8% 400  rpm、−25,5% 650  rpm、−36% 1000  rpm、−50% これらの結果は高割合の環状体及び低割合の線状体を含
む生成物を得るために撹拌度が重要であることを示して
いる。
実施例 2 反応器は各段に4個の等厚翼をもつ二段羽根式撹拌機を
備えた、等厚垂直じゃま板をもつ容量100+nlの平
底フラスコであった。実施例1の出口開口部と同様の出
口開口部は80m1の液体滞留量を与える位置に配設し
た。添加管及び冷却器系は実施例1のそれらと同様であ
った。
反応剤A、B及びDは実施例1におけるものと同一であ
った。反応剤Cは下記に示す濃度の水酸化ナトリウム水
溶液であった。
塩化メチレン36m1.1.005Nの水酸化ナトリウ
ム溶液7.7ml及びトリエチルアミン0゜47gをま
ず反応器に装入し、ついで下記の成分を下記の添加速度
で、35℃で、275 rpmの撹拌速度下で20分間
添加した。
ビスクロルホルメート溶液 (C112Ch中1.29N )    1 ml/l
/ジトリエチルア ミン釈なし)        0.013 g/分水酸
化ナトリウム溶液 (11,08N)         0.32m1/分
20分の添加期間の完了後、反応剤の連続的添加を開始
した。C112Ch中の0.46Nビスクロルホルメー
ト溶液、5.422N水酸化ナトリウム溶液及びトリエ
チルアミン(希釈なし)を種々の速度で同時に添加しそ
して生成物溶液を出口開口部から連続的にとり出した。
各場合に、トリエチルアミン濃度は有機相11当り0.
13モルでありそして水性相対有機相の容量比は0.2
5:1であった。生成物を実施例1と同様にして回収し
かつ分析した。
結果を第1表に示す。
第1表 5   12、B     O,233,2*8   
 7.9     G、14 2.0 15.812 
   5.2    0.094 1J3 1G、OI
G     3.9    0.071 1.0G  
17.5本生成物は高分子量線状体を高割合で含有する
ためゲル化した。
第1表中の数値は8〜16分の好ましい滞留時間範囲、
特に8〜12分の範囲で操業することが有利であること
を示している。
実施例 3 反応器及びその他の装置及び反応剤ASB及びDは実施
例1におけると同一であった。反応剤Cは下記の濃度の
水酸化ナトリウム水溶液であった。
塩化メチレン36ml、 0. 628N水酸化ナトリ
ウム水溶液12.32m1及び種々の二のトリエチルア
ミンをまず反応器に装入し、ついで種々の割合のトリエ
チルアミン(希釈なし)及びつぎの成分をつぎに示す割
合で同時に、35℃で、275rpmの撹拌速度下で2
0分間添加した。
ビスクロルホルメート溶液 (Cll: C12中1.29N )    1 ml
/分水酸化ナトリウム溶液 (0,911N)         0.504 ml
/分これらの割合はつぎのパラメータを与えた。
C:A当量比       3.0:1水性相封有機相
容量比   0.4:120分の反応期間後、混合物を
実施例1に述べたごとく急冷し、仕上げ処理しそして分
析した。
種々の操業試験におけるトリエチルアミンの塁を副生じ
た線状体の割合とともに各操業毎に第■表に示す。
第■表 濃度 最初の装入量   添加速度   (C112C101
1当量比   線状体(■)       (mg/分
)    当りモル)   BAA    (%)31
4.3       B、1      0.088 
   0.18?    14.7392.9    
 10.9      0.10g     0.23
5   13.9Q471.4     13.1  
    0.130    0.283   13.9
455G、0     15.3      0.15
1    0.328   13.1150211.6
     17.5       G、173    
0.376   14.71実施例 4 水性相対を機相の種々の比を与えるように当初に装入さ
れる及びその後に添加される水酸化ナトリウム溶液の濃
度及び割合を変えて実施例3の方法を反復した。結果を
第■表に示す。
第■表 その後に添加された 最初の装入部       水酸化ナトリウム  水性
相対1.67     4.G2    1L4   
 0.19    0.15   11.160.82
     12.3     8.91   0.50
    0.4   10.9[10,3423J  
    3.Ii9   0.95    0.75 
  12.[i22実施 5 水酸化ナトリウム対ビスクロルホルメートの当量の種々
の比を与えるように当初の装入後に添加される水酸化ナ
トリウム溶液の濃度を変えて実施例3の方法を反復した
。結果を第■表に示す。
第■表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、つぎの成分: (A)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは二価の芳香族基であり、nはビスクロルホ
    ルメートの主割合においては多くても3である)のビス
    クロルホルメート類から本質的になるビスクロルホルメ
    ート組成物; (B)反応混合物の有機相中に優先的に溶解する少なく
    とも一種の脂肪族又は複素環式第3級アミン; (C)アルカリ金属水酸化物水溶液;及び (D)水と二相系を形成する実質的に非極性の有機液体
    ; を同時に、ただし反応剤(A)は反応剤(B)及び(C
    )とは別個にタンク型反応器に装入しかつその際該タン
    ク型反応器中で水性液体相及び有機液体相の分離を阻止
    するにちょうど足る撹拌条件下に反応混合物を保持し; これらの反応剤を、式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Rは前記の意義を有する)の構造単位をもつ所
    望の環式ポリカーボネートオリゴマー類を形成するに十
    分な時間反応させ;そして該オリゴマー類を回収する; ことからなる環式ポリカーボネートオリゴマー類を含む
    組成物の製造法。 2、Rが式: −A^1−Y−A^2−(III) (式中、A^1及びA^2の各々は単環二価芳香族基で
    ありそしてYはA^1をA^2から分離している1個又
    は2個の原子を含んでいる架橋基である)をもつ特許請
    求の範囲第1項記載の製造法。 3、反応温度が約20〜50℃の範囲である特許請求の
    範囲第2項記載の製造法。 4、反応剤(A)、(B)、(C)及び(D)をタンク
    型反応器中の反応混合物の表面下に導入する特許請求の
    範囲第3項記載の製造法。 5、反応器が連続撹拌されたタンク型反応器でありそし
    て反応を連続的に行なう特許請求の範囲第4項記載の製
    造法。 6、反応剤(B)がトリエチルアミンである特許請求の
    範囲第5項記載の製造法。 7、反応剤(C)が水酸化ナトリウム溶液である特許請
    求の範囲第6項記載の製造法。 8、反応剤(D)が塩化メチレンである特許請求の範囲
    第7項記載の製造法。 9、反応温度が約25〜39℃の範囲である特許請求の
    範囲第8項記載の製造法。 10、A^1及びA^2の各々がp−フェニレン基であ
    りそしてYがイソプロピリデン基である特許請求の範囲
    第9項記載の製造法。 11、反応剤(A)が4個までの構造単位を含むビスク
    ロルホルメートを主割合とする粗ビスクロルホルメート
    生成物である特許請求の範囲第10項記載の製造法。 12、反応混合物の滞留時間が約8〜16分の範囲であ
    る特許請求の範囲第11項記載の製造法。 13、(A)対(B)の当量比が約0.15〜4.0:
    1の範囲である特許請求の範囲第12項記載の製造法。 14、反応剤(B)の濃度が反応混合物中の全反応剤(
    D)1l当り約0.07〜0.20モルの範囲である特
    許請求の範囲第13項記載の製造法。 15、(C)対(A)の当量比が約1.9〜3.0:1
    の範囲である特許請求の範囲第14項記載の製造法。 16、水性相対有機相の容量比が約0.1〜3.0:1
    の範囲である特許請求の範囲第15項記載の製造法。
JP61273091A 1985-11-22 1986-11-18 環式ポリカ−ボネ−トオリゴマ−の製造法 Pending JPS62164651A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US800865 1985-11-22
US06/800,865 US4616077A (en) 1985-11-22 1985-11-22 Method for preparing cyclic polycarbonate oligomer from bischloroformate composition

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62164651A true JPS62164651A (ja) 1987-07-21

Family

ID=25179578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61273091A Pending JPS62164651A (ja) 1985-11-22 1986-11-18 環式ポリカ−ボネ−トオリゴマ−の製造法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4616077A (ja)
EP (1) EP0224131B1 (ja)
JP (1) JPS62164651A (ja)
AU (1) AU585407B2 (ja)
BR (1) BR8605913A (ja)
CA (1) CA1249835A (ja)
DE (1) DE3678106D1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0632885A (ja) * 1992-06-22 1994-02-08 Idemitsu Petrochem Co Ltd ポリカーボネート及びその製造方法
US6150887A (en) * 1996-09-10 2000-11-21 Nec Corporation PLL Circuit in which output oscillation signal frequency can be controlled based on bias signal

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4972039A (en) * 1985-11-25 1990-11-20 General Electric Company Process of crosslinking polycyclic oligomer from tetraphenal
US4794160A (en) * 1985-11-25 1988-12-27 General Electric Company Crosslinkable polycyclic polycarbonate oligomers and method for their preparation
AU607686B2 (en) * 1985-11-25 1991-03-14 General Electric Company Crosslinkable polycyclic polycarbonate oligomers and methods for their preparation and use
US4880899A (en) * 1987-03-17 1989-11-14 General Electric Company Cyclic polyphenylene ether-polycarbonate oligomers
US4743676A (en) * 1987-05-07 1988-05-10 General Electric Company Method for preparing polycarbonate of controlled molecular weight from aromatic bischloroformate
US4814428A (en) * 1987-06-04 1989-03-21 General Electric Company Method of increasing the thermal stability of cyclic carbonate oligomers
US4814429A (en) * 1987-12-22 1989-03-21 General Electric Company Method for preparing cyclic polycarbonate oligomers
US4994594A (en) * 1988-02-29 1991-02-19 General Electric Company Oligomeric carbonate chainstoppers
US4880897A (en) * 1988-08-24 1989-11-14 The Dow Chemical Company Process for preparing aromatic polycarbonates
DE3831886A1 (de) * 1988-09-20 1990-03-29 Bayer Ag Verfahren zur herstellung von aromatischen polycarbonaten
DE3831887A1 (de) * 1988-09-20 1990-04-05 Bayer Ag Blockcopolymerisate auf der basis von cyclischen aliphatischen carbonaten und/oder estern einerseits und cyclischen aromatischen carbonaten andererseits
US4939230A (en) * 1988-11-16 1990-07-03 The Dow Chemical Company Elimination of monocarbonate from polycarbonate
US4920200A (en) * 1988-12-27 1990-04-24 General Electric Company Hydroquinone-bisphenol cyclic copolycarbonate oligomer
JPH03199231A (ja) * 1989-12-27 1991-08-30 Mitsubishi Kasei Corp 芳香族ポリカーボネートの製造方法
US5097009A (en) * 1990-09-24 1992-03-17 General Electric Company Method for making cyclic oligomeric aromatic polycarbonates from monochloroformate
DE4118232A1 (de) * 1991-06-04 1992-12-10 Bayer Ag Kontinuierliche herstellung von polycarbonaten
DE19636539A1 (de) * 1996-09-09 1998-03-12 Bayer Ag Gemische cyclischer Oligocarbonate, ihre Herstellung und Verwendung
US6297346B1 (en) 1997-09-04 2001-10-02 Bayer Aktiengesellschaft Mixtures of cyclic oligocarbonates, their production and use
US7256241B2 (en) 2000-01-21 2007-08-14 Cyclics Corporation Methods for polymerizing macrocyclic polyester oligomers using catalyst promoters
US6906147B2 (en) 2002-03-20 2005-06-14 Cyclics Corporation Catalytic systems
US6369157B1 (en) 2000-01-21 2002-04-09 Cyclics Corporation Blend material including macrocyclic polyester oligomers and processes for polymerizing the same
US6960626B2 (en) 2000-01-21 2005-11-01 Cyclics Corporation Intimate physical mixtures containing macrocyclic polyester oligomer and filler
US7151143B2 (en) * 2000-01-21 2006-12-19 Cyclics Corporation Blends containing macrocyclic polyester oligomer and high molecular weight polymer
US6420047B2 (en) * 2000-01-21 2002-07-16 Cyclics Corporation Macrocyclic polyester oligomers and processes for polymerizing the same
US7767781B2 (en) 2000-09-01 2010-08-03 Cyclics Corporation Preparation of low-acid polyalkylene terephthalate and preparation of macrocyclic polyester oligomer therefrom
JP2004507599A (ja) 2000-09-01 2004-03-11 サイクリクス コーポレイション 線形ポリエステルを、大環状オリゴエステル組成物および大環状オリゴエステルに変換する方法
US7750109B2 (en) 2000-09-01 2010-07-06 Cyclics Corporation Use of a residual oligomer recyclate in the production of macrocyclic polyester oligomer
US6436548B1 (en) 2000-09-12 2002-08-20 Cyclics Corporation Species modification in macrocyclic polyester oligomers, and compositions prepared thereby
US6420048B1 (en) 2001-06-05 2002-07-16 Cyclics Corporation High molecular weight copolyesters from macrocyclic oligoesters and cyclic esters
EP1409475B1 (en) 2001-06-27 2005-10-05 Cyclics Corporation Isolation, formulation, and shaping of macrocyclic oligoesters
US7304123B2 (en) 2001-06-27 2007-12-04 Cyclics Corporation Processes for shaping macrocyclic oligoesters
US6436549B1 (en) 2001-07-16 2002-08-20 Cyclics Corporation Block copolymers from macrocyclic oligoesters and dihydroxyl-functionalized polymers
US6787632B2 (en) 2001-10-09 2004-09-07 Cyclics Corporation Organo-titanate catalysts for preparing pure macrocyclic oligoesters
US6831138B2 (en) 2002-01-07 2004-12-14 Cyclics Corporation Polymer-containing organo-metal catalysts
DE10393926T5 (de) 2002-12-20 2006-09-28 Cyclics Corp. Reinigung von makrocyclischen Oligoestern
US7972130B1 (en) 2003-09-30 2011-07-05 Rexam Healthcare Packaging Inc. Method and apparatus for blowing plastic containers

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH419611A (de) * 1961-08-02 1966-08-31 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung hochmolekularer linearer Polycarbonate
DE1229101B (de) * 1961-08-02 1966-11-24 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung oligomerer cyclischer Carbonate
US3269985A (en) * 1961-10-19 1966-08-30 Gen Electric Preparation of organic polycarbonates from a bischloroformate and water
US3312660A (en) * 1962-07-03 1967-04-04 Union Carbide Corp Process for preparing polycarbonates by self-condensation of bisphenol dichloroformate
US3274214A (en) * 1962-12-26 1966-09-20 Gen Electric Aromatic carbonates
US3155683A (en) * 1963-06-03 1964-11-03 Gen Electric Preparation of aromatic cyclic carbonates
DE2211957C2 (de) * 1972-03-11 1982-07-01 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Hochmolekulare statistische Copolycarbonate
US4644053A (en) * 1984-05-11 1987-02-17 General Electric Company Cyclic polycarbonate oligomers and methods for their preparation and use

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0632885A (ja) * 1992-06-22 1994-02-08 Idemitsu Petrochem Co Ltd ポリカーボネート及びその製造方法
US6150887A (en) * 1996-09-10 2000-11-21 Nec Corporation PLL Circuit in which output oscillation signal frequency can be controlled based on bias signal

Also Published As

Publication number Publication date
BR8605913A (pt) 1987-09-08
EP0224131B1 (en) 1991-03-13
US4616077A (en) 1986-10-07
EP0224131A3 (en) 1988-10-12
AU6485486A (en) 1987-05-28
CA1249835A (en) 1989-02-07
DE3678106D1 (de) 1991-04-18
AU585407B2 (en) 1989-06-15
EP0224131A2 (en) 1987-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62164651A (ja) 環式ポリカ−ボネ−トオリゴマ−の製造法
EP0198338B1 (en) Method for preparing linear polycarbonates from cyclic oligomers
EP0263432B1 (en) Method for preparing aromatic bischloroformate compositions and polycarbonates
US4261922A (en) Process for alkoxylation of phenols
JPS59168029A (ja) 二官能性ポリフエニレンオキシドの製法
EP0008492B1 (en) Method for manufacture of aromatic polyester-polycarbonate
US2314039A (en) Process for the production of epoxide ethers
JPH0662753B2 (ja) ハイドロキノン―ビスフエノール環式コポリカーボネート及びその製造法
EP0164786A2 (en) A process for the preparation of p-isononanoyloxybenzenenesulphonate
JPH0668026B2 (ja) シロキサン−カ−ボネ−トブロツクコポリマ−の製造方法
US6106918A (en) Optical quality polycarbonates
JPS5928539B2 (ja) ビスフエノ−ルビスクロロ炭酸エステルの製造法
US3966785A (en) Process for the preparation of bisphenol bischlorocarbonic acid esters
US4814429A (en) Method for preparing cyclic polycarbonate oligomers
JPH0747628B2 (ja) オリゴマー性のカーボネート連鎖停止剤
JPS63146837A (ja) 実質的に純粋なスピロビインダンビスフェノール類の製造方法
US4429103A (en) Method for preparation of aromatic polyester-polycarbonate
EP0419795A1 (en) 2,4-pentanedione-1,5-disulfonic acid and method for preparing the same
JPS6219450B2 (ja)
EP0419796B1 (en) 2,4-pentanedionemonosulfonic acid and method for preparing the same
US6414178B1 (en) Method for the continuous preparation of chloroformate products of halogenated dihdroxy compounds
JPH0737521B2 (ja) 環式オリゴマー状芳香族ポリカーボネートの製造法
EP0266618B1 (en) Preparation of spirobiindane bisphenol bischloroformate compositions
JPH0475221B2 (ja)
JPS59134782A (ja) ヘキサヒドロトリアジン化合物の製造法