JPS62163292A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPS62163292A
JPS62163292A JP61005243A JP524386A JPS62163292A JP S62163292 A JPS62163292 A JP S62163292A JP 61005243 A JP61005243 A JP 61005243A JP 524386 A JP524386 A JP 524386A JP S62163292 A JPS62163292 A JP S62163292A
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capacitor
transistor
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明則 平松
太志 岡本
晃司 山田
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野1 本発明は、放電灯を始動、点灯する放電灯点灯装置のイ
ンバータ装置に関するものである9[背景技術] 第9図は従来の高周波放電灯点灯装置の回路構成を示す
図であり、直流電源(交流電源の整流電圧を含む)Eに
直列にトランジスタQ、、Q、が接続され、このトラン
ジスタQ、、Q、に討し図示の極性でダイオードD 、
、D 2が並列に接続されている(但し、ダイオードD
I、D2は必ずしも必要でない)。トランジスタQ、と
並列にコンデンサC1、放電灯aを含む共振回路A、駆
動トランスT、の1次巻線n、の直列回蕗が接続されて
いる。このような構成にて直列形インバータ回路あるい
はハーフブリッジ形インバータ回路が構成されている。
1次巻線n1を有する駆動トランス1”、は2次巻線n
2、n、を有し、2次巻線n2はトランジスタQ1の制
御抵抗R3に接続してあり、2次巻線n、はトランノス
タQ2の制御抵抗R2に接続しである。共振回路l\は
インダクタンスL1、コンテ゛ンサC2、放電灯eとか
らなっている。更に、インバータ回路の起動回路6を設
けている。この起動回路6は直列接続した抵抗R3及び
コンデンサC3、並びに例えばグイアックQ1等から構
成されでいる。抵抗R3とコンデンサC1の接続点はグ
イアックQ、の一端に接続され、そのt端はトランジス
タQ2の制御端子であるベース端子に接続している。ま
た、抵抗R3、コンデンサC3の接続点はダイオードD
のアノードに接続し、カソードはトランジスタQ2のコ
レクタに接続されている。
上述した回路の動作は次の通りである。すなわち、電源
スィッチSWがオンすると、コンデンサC3が抵抗R3
を介して充電される。次いで、コンデンサC0の電圧が
グイアックQ、のブレークオーバー電圧に達するとコン
デンサC3はトランジスタQ2のベース・エミッタ接合
を介して放電する。この放電によりトランジスタQ2が
初めて放電する。従って、直流電源E→コンデンサC1
→共振回路A→駆動トランスT、の1次巻線Ill→ト
ランノスタQ2→直流電142Eを介して電流が流れて
コンデンサC1を充電する。この電流は駆動トランスT
1の1次巻線11.を流れるから、2個の2次巻線n2
113に電圧が誘起する。2次巻線n3の誘起電圧はト
ランジスタQ2の導通状態を維持する極性(順電圧)を
有する。その後、コンデンサC1を充電しようとして電
流は増加するが、充電が進む5二つれて電流は次第に減
少し、やがて零に近付いた時に、駆動トランスT1によ
る帰還電圧が、トランジスタQ1には順電圧、トランジ
スタQ2には逆電圧となってトランジスタQ2はオフし
、トランジスタQ1はオンする。すると、共振回路A1
駆動トランスT、の1大巻in+とトランジスタQ。
とで閉回路ができてコンデンサC4は放電をはじめる。
このコンデンサ放電による振動で以後トランジスタQ、
をオフし、トランジスタQ2をオンさせるというように
コンデンサの充放電を繰り返すことによって両トランジ
スタQ、、Q、を交互にオンオフして共振回路Aに電流
を流し、コンデンサC2の電圧を放電灯のに印加して放
電灯eを点灯させるものである。
ところで、このように高周波出力により点灯される放電
灯のは正常に点灯している場合は支障がないが、放電灯
αがその寿命末期に至ると、放電灯ηの両端のフィラメ
ントが相互にアンバランスとなるため正負アンバランス
の直流点灯になったり、あるいは放電維持電圧が上昇し
て点灯が不安定になったりして異常発振するものである
。すなわち、放電灯αをみた場合、その両端には活性物
質が塗布されたフィラメントが設けられ、このフィラメ
ント開で交互に放電が行なわれることにより放電灯のが
点灯するものであるが、寿命末期になると一方のフィラ
メント上の活性物質が完全に剥がれて一方向のみの放電
による「直流点灯」となったり、また、一方のフィラメ
ント上の活性物質が少しだけ残った場合にはそのフィラ
メントの左右のアンバランスにより、直流点灯とは少し
異なった異常点灯となったりするものである。このよう
tこ、放電灯Q7のフイラメンFがアンバランスになっ
たときにはトランジスタQ、、Q2には通常の3〜4倍
もの大電流が流れる。
これを回路上で説明を容易にするために第10図に示し
た如く抵抗rと整流器dで近似すると、抵抗「を流れる
電流はコンデンサCIの直流電圧成分を増加させ、又、
逆にコンデンサC2にはコンデンサC1の直流電圧の増
加分が整流器dの極性と逆方向に充電され、ついに抵抗
rには電流が流れなくなる。このような状態になると、
蛍光灯負荷は軽負荷或いは無負荷に近くなる。この時の
スイッチング周波数に対する共振回路Aの共振電流Iの
変化を第11図(、)に、スイッチング周波数に対する
トランジスタQ++Q2tこ流れる電流IQl、Iθ2
の変化を第11図(b)に夫々示す。可飽和駆動トラン
スT1によって決定されるインバータ回路の動作周波数
をコンデンサCI、C2、インダクタンスし、の直列共
振回路の共振周波数f0よつも低くなるように周波数f
1に設定されるならば、インバータ回路の負荷は容量性
に設定される。駆動トランスT1によって決定されるイ
ンバータ回路の勤作置波数をコンデンサC,,C2,イ
ングクタンスL、の直列共振回路の共振周波数f。より
も高くなるように周波数f2に設定されるならば、負荷
は透導性に設定される。
インバータ回路の動作周波数がf、tこ設定されている
時、共振電流■はI′に、トランジスタQ2に流れてい
る電流は■。2′になっている。ここで、負荷が寿命末
期となり上述で説明したように無負荷に近い状態あるい
は軽負荷になって、74源電圧の変動、トランジスタQ
2の自己発熱等によってトランジスタQ2に流れる電流
が増大すると(共振電流■も増大するが)、駆動トラン
スT、の1次巻線n、の電流増夫→駆動トランスT1の
2次巻線n、の電流増大(トランジスタQ2のベース電
流増大)→トランジスタQ2のコレクタ電流増大→駆動
トランスT、の電流増大→共振電流■の増大等の繰り返
しくトランジスタQ1も同様)によってトランジスタQ
、、Q2に過大な電流が流れてトランジスタQ、、Q2
が破壊することがある。、即ち、上記の動作の繰り返し
によってflの動作周波数が直列共振周波数「。に移行
し、トランジスタQ、、Q、に過大な電流が流れて破壊
するのである。つまり、上記の繰り返しによってインバ
ータ回路の動作周波数はトランジスタQ、、Q2のコレ
クタ電流が増大する方向に移行する。
[発明の目的1 本発明は、上述の点に鑑みて提供しjこものであって、
放電灯負荷の寿命末期の検出を確実に行ない、放電灯負
荷の0命末期の場合にはスイッチング素子のスイッチン
グ動作を制御してスイッチング素子に流れる電流が増大
するのを軽減し、しかも動作を不安定にすることのない
、47!頼性の高いインバータ装置を提供することを目
的としたものである。
[発明の開示] (I成) 本発明は、直列に接続された2つのスイッチング素子を
直流電源に並列に接続し、このスイッチング素子の一方
にコンデンサを介して放電灯を含む負荷回路を並列に接
続し、スイッチング素子のスイッチング動作により負荷
回路に高周波電力を供給するようにしたインバータ装置
において、上記直流電源の一方の電極に接続された上記
コンデンサの非電源側の端子と直流電源の他方の電極と
の間に、放電灯の正常点灯や放電灯の寿命末期に生じる
負荷回路の正常ないし異常電圧を検出する電圧検出回路
部と、この電圧検出回路部からの出力電圧と予め設定し
た基準電圧とを比較する比較回路部と、比較回路部から
の出力電圧に応じて上記スイッチング素子のスイッチン
グ動作を異常時に抑制ないし停止等の卵制御をする出力
製制御部とを設けた成ることを特徴とするものである。
(実施例1) 以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第2図は概略ブロック図を示すものであり、直流電源E
は交流電源を整流した定電圧電源などによって61¥成
される。また、負荷回路1は放電灯を含むものである。
ドライブ回路2は2つのスイッチング素子であるトラン
ジスタQ、、Q2をスイッチングif!I+作するため
のもので訊0.負荷回称1の常圧を検出する電圧検出回
路部3は、負荷回路IJ:’)も高いインビーグン大の
抵抗素子などを用いた分圧回路などによって構成されて
いる。比較回路部4は、電圧検出回路部3がらの出力電
圧を予め設定した基準電圧と比較するものであり、この
比較出力を出力制御部5に送って該出力制御部5によっ
てドライブ回路2の出力を制御するようにしている。
次に、本発明の基本的な動作を説明する。放電灯負荷が
正常点灯状態においでは、電圧検出回路部3の出力が「
EIJレベルとなり、この信号が比較回路部4で比較さ
れる。この結果はさらに出力制御部5に送られ、トラン
ジスタQ、、Q、を連続して駆動するが、放電灯負荷が
か命末期時)こは電圧検出回路部3の゛出力が「E2」
または[■−レベル(0)Jとなり、この信号カl比較
回路部4で比較される。この結果をさらに出力制御部5
に送ってトランジスタQ、、Q2の動作を抑制あるいは
停止させる。このような動作は、本発明のインバータ装
置をLC共振回路八へ付加してh育成した場合にも同様
である。尚、R2とElとはR2>Elであり、E2七
2E1となる。これについては後述する。
次に、本発明の具体的な実施例を説明する。
第1図はLC直列共振回路を付加して構成した場合の具
体回路図を示すものである。直列に接続されたトランジ
スタQ、、Q2は直流電源Eに対して電源スィッチSW
を介して並列に接続されており、トランジスタQ1のコ
レクタにはコンデンサC1を介して放電灯のを含む負荷
Rが並列に接続されている。このコンデンサC2は後述
するように2つのトランジスタQ、、Q2が交互にオン
、オフ動作した時に負荷Rに供給する電圧を反転させた
り、直流成分をカットして負荷Rに交流成分(高周波電
力)を供給する作用をなす。また、負荷Rと並列1、:
:+ン7’ンサC2が接続され、更にこのコンデンサC
2と負荷Rとの接続、α(コンデンサC1の反対側)に
はインダクタンスL1が接続されて直列共振回路Aが構
成されている。ここに、2つのコンデンサC,,C2は
C、>> C2の関係を満たしている。
インダクタンスL1の非負荷側の端子は駆動トランスT
、の1次8m口、を介してEランノスタQ、、Q2の接
続点に接VCされ、更に、駆動トランスT、の2次巻線
n2113はそれぞれが抵抗R1、R2を介してトラン
ジスタQ、、Q2のベースの各々に接続されている。ま
た、駆動トランスT1の2次巻Rn 21 n sは、
その極性を逆にして、トランジスタQ、、Q2を交互に
オン、オフさせる構成としており、この駆動トランスT
1及びその付属回路をもってドライブ回路2を構成して
いる。コンデンサC1の負荷Rとの接続点と、直流電源
Eの負極端子との開には、抵抗R9とR5との直列回路
によって構成された分圧回路が設けられており、これに
よって電圧検出回路部3が構成されている。ここに、抵
抗R9とR6は負荷Rに対して高インピーダンス値のも
のが選ばれている。更に、抵抗R6とR6の接続点はツ
ェナーダイオードZD、と抵抗R7を介してトランジス
タQ、のベースに接続されており、トランジスタQ、の
コレクタは抵抗R6とR6の接続点に接続されている。
トランジスタQ、のエミツタは直流電源Eの負極端子側
に接続しである。トランジスタQ 5、ツェナーダイオ
ードZD、及びその付属回路で比較回路部4を構成して
いる。
更に、トランジスタQ、のベースは抵抗R6を介してト
ランジスタQ5のコレクタと接続され、トランジスタQ
、のコレクタは抵抗R1を介してサイリスタSCRのデ
ート端子及び抵抗R1を介してコンデンサC8の電源側
と接続されている。また、トランジスタQ、のエミッタ
はサイリスタSCRのカソードと共通に直流電源Eの負
極端子側に接続されている。そして、サイリスタSCR
の7ノードは抵抗R1を介してコンデンサC8の電源側
に接続されるとともに、駆動トランスT、の巻Min4
の一端とダイオードD5を介してそのアンードと接続さ
れる。駆動トランスT、の巻#i n <の他端は直流
電源Eの負極端子側に接続されている。
トランジスタQいサイリスタ5CR1駆動トランスT、
の巻線n4、ダイオードD5及びその付属回路で出力制
御部5を構成している。
一方、直流電源Eと並列に抵抗R3とフンデンサCユを
接続してあり、更にコンデンサC3と抵抗R1の接続、
αと、トランジスタQ、、Q2の接続点との開には、ダ
イオードD、を接続している。このダイオードD3は図
示するようにアンードを抵抗R3とコンデンサC1の接
続点に接続している。
そして、抵抗R1とコンデンサC1の接続点とトランジ
スタQ2のベースとの間にはダイアックQ、を設けてあ
り、これらによってインバータ装置の起動回路6を構成
している。ここに、抵抗R3とコンデンサC1の直列回
路はダイアックQ3のトリガ回路を構成し、ダイオード
D、はダイアックQ、がブレークオーバーした後に、直
流電源Eがら供給される電流を抵抗R1を介し−Cトラ
ンジスタQ2に直接導くバイパス回路を6??成する。
なお、トランジスタQ + 、Q 2の各々には帰還、
ダイオードD、、D2を逆並列に接続している。
次に動作を説明する。
く正常点灯時の動作〉 正常、克灯時の場合には、等価基本回路は第3図のよう
に書きあられせる。この場合、トランジスタQ、、Q2
のスイッチング動作によりトランジスタQ、、Q2の両
者に現れる電圧elle2は夫々第4図(b)、(e)
に示すような矩形波電圧となり、負荷Rにはコンデンサ
C1によって直流成分がカットされた第4図(e)に示
すような電圧eRが供給される。尚、第4図(a)は直
流電源Eの電圧Eを示す。
ここに、コンデンサC1の両端電圧ee+はeel=e
l−eRで求まるから、コンデンサC3の両端電圧ec
1はE/2となる。尚、第・を図においては、わずかな
リップルが含まれているが、このリップルはコンデンサ
C1と負荷Rの回路の時定数C,−Rの値を大きくする
ことにより小さくなる。また、共振回路への両端電圧e
3は、6.:6.−ec、により、更に、電圧検出回路
部3に加わる電圧e、は、e、=e2 + C3により
、それぞれ求められて、ttIJ4図(「)。
(g)に示した波形となり、e4=E/2が求まる。
従って、正常点灯の場合には、電圧検出回路部3に生じ
る電圧e、はE/2となる。この電圧は第1図の分圧抵
抗R9とR6により分圧され、その検出電圧E1は比較
回路部4に送られる。すると、比較回路部4では、ツェ
ナーダイオードZD、のツェナー電圧VZr)lは、 Vzo+ > E 1 と設定されているため、トランジスタQ、はオフになる
。従って、比較回路部4の出力端aの電圧は「Hレベル
」となる。この信号は、さらに出力制御部5に送られ、
トランジスタQ、をオンさせることによってサイリスタ
SCRのデートに電流を流さないのでサイリスタSCR
はオフ状態となる。
こうすることによってトランジスタQ2を動作可能にす
るので、インバータ回路の発振動作が11Mして行なわ
れることになる。
く放電灯寿命末期の動作〉 上記で説明したように放電灯が寿命末期になると一方の
フィラメント上の活性物質が完全に剥がれて、一方向の
みの放電による「直流点灯」となり、その極性により等
価基本回路は第5図(a)(+1)のようになる。ここ
で、コンデンサC,,C2はCI〉〉C2の関係を満た
しでいるので、コンデンサC2はほとんど動作に影響し
ない。
(イ) 第5図(a)の動作の場合 トランジスタQ2がオンした場合、ループ■の電流が流
れ、コンデンサC3は図示の方向に一挙に直流電源Eの
電圧Eまで充電される。次に、トランジスタQ、がオン
すると、コンデンサC5の放電電流が破線に示すように
コンデンサC2を通してわずかに流れるが、C,>>C
2であるため、コンデンサC7の電位はEのままを維持
する。ここに、電圧検出回路部3の両端電圧e、は、e
、=eQ−ee。
で求まるから、e、の電圧は0レベルとなる。従って、
比較回路部4の出力端aもOレベルとなり、出力制御部
5のトランジスタQ、はオフする。すると、サイリスタ
SCRを抵抗R4とR5を介してデート電流を与えオン
させることによって、駆動トランスT、の巻線n4を短
絡するので、インバータ回路は発振動作を停止すること
になる。
(ロ) 第5図(b)の動作の場合 第5図(b)の場合においては、スイッチSWを閉じた
時、コンデンサC4は■のループによって電圧検出回路
部3のインピーダンスROを通して図示の方向に充電さ
れる(電圧ecl)。コンデンサC1はC1・Roで決
められる時定数で充電されるが、電圧検出回路部3のイ
ンピーダンスRoは放電灯負荷Rと比較すると非常に高
いインピーダンス値のものが選ばれているので、すぐに
インバータ装置が発振を開始し、トランジスタQ、がオ
ンすると、ループ■に電流が流れ、コンデンサC1は図
示と逆方向に充電される。この時、放電灯ηのインピー
ダンスrは非常な低インピーダンスであるため、コンデ
ンサC1は一挙に図示の方向と逆向きにEまで充電され
る。次に、トランジスタQ2がオンしrこ場合、ループ
■で電流が流れようとするが、放電灯ηは図示の極性で
直流点灯を行っているので、このループ■は実際は存在
しない。さらに、トランジスタQ2がオフし、トランジ
スタQ1がオンするまでの開(こコンデンサC1はルー
プ■によりわずかに充電されるが、すぐにトランジスタ
Q1がオンするので、ループ■による大きな電流により
コンデンサC1は図示と逆方向にEまで充電されること
になる。このように、第5図(b)の場合コンデンサC
1は図示と逆方向にEまで充電されることになり、電圧
検出回路部3の両端に生じる電圧e、はe。の電圧Eに
ec、の電圧が加わるので、e、=2Eとなる。ここで
、f51図の検出用分圧抵抗R6の電圧E2は正常点灯
時の約2倍となるので比較回路部・tのツェナーダイオ
ードZD、のツェナー電圧V2DIを E2>vZDl>El  (Ez’b2 E+)のもの
に選んでおけば、ツェナーダイオードZD、がオンし、
トランジスタQ5もオンすることになる。トランジスタ
Q5がオンすれば、比較回路部4の出力端αはLレベル
となるので、出力制御部5のトランジスタQ、はオフす
る。すると、上述したよう(こ、サイリスクs CRが
オンするので、駆動トランスT、の巻線n4が短絡され
、インバータ回路は発振を停止する。
(ハ)多灯点灯の場合 多灯点灯の場合、例えば2本の放電灯α、Q。
が同時に寿命末期となり、直流点灯になると第6図のよ
うな場合がある。この時、2本の放電灯の。
tの極性が第6図(a)または(b)のような場合、放
電灯負荷Rには電流が流れないので点灯せず、コンデン
サC2の両端電圧は無負荷と同じ電圧が発生し、トラン
ジスタQ、、Q2にも大電流が流れて破壊にまで至るこ
とになる。この場合、本発明の構成では、コンデンサC
2のインピーダンスがコンデンサC3のインピーダンス
に比べて極めで大きいので、出力端子は開放とみなすこ
とカンでき、等価基本回路は更に第7図のように書き表
される。
この時、電流は■のループで流れ、コンデンサC1は図
示の方向にEまで充電されることになり、電圧検出回路
部3の両端電圧e、は0レベルとなる。
従って、第5図の場合と同様にインバータ回路は発振動
作を停止する。
(実施例2) 第8図は他の実施例を示すものであり、この実施例の特
徴は抵抗R5,R,にダイオードD、を直列に設けたも
のである。このような構成とすることにより、インバー
タ回路の動作時に生じるサーノ電圧などのノイズ成分を
吸収し、インバータ回路の動作を安定にするものである
。また、抵抗R61こは並列に不滑フンデンサC1を接
続しており、このコンデンサC4により、サーノ電圧、
リップル分を吸収して比較回路部4の動作を確実にして
いる。
尚、前述の実施例においては、放電灯寿命末期時には出
力制御部5がトランジスタQ、、Q2の作動を停止させ
る構成のものを示したに過ぎないが、本発明はこれらの
ものに限定されるものではない。例えば、放電灯か命末
期にはトランジスタQ、、Q2の動作を間欠的に行なう
ものや、スイッチング時の電流を所定値以下に強制的に
低下させるものでも良く、要は放電灯寿命末期時には出
力を制御し、トランジスタQ、、Q2の電流を抑制する
ものであれば良い。
[発明の効果1 本発明は上述のように、直列t:後接続れた2つのスイ
ッチング素子を直流電源に並列に接続し、このスイッチ
ング素子の一方にコンデンサを介して放電灯を含む負荷
回路を並列に接続し、スイッチング素子のスイッチング
動作により負荷回路に高周波電力を供給するようにした
インバータ装置において、上記直流電源の一方の電極に
接続された上記コンデンサの非電源側の端子と直流電源
の他方の電極との開に、放電灯の正常点灯や放電灯の寿
命末期に生じる負荷回路の正常ないし異常電圧を検出す
る電圧検出回路部と、この電圧検出回路部からの出力電
圧と予め設定した基準電圧とを比較する比較回路部と、
比較回路部からの出力電圧に応じて上記スイッチング素
子のスイッチング動作を異常時に抑制ないし停止等の制
御をする出力制御部とを設けたものであるから、放電灯
の寿命末期時の検出が電圧検出回路部において、0レベ
ルまたは正常点灯時の約2倍の電圧信号の形で行なわれ
るため、検出が容易となり、そのため、出力制御部の構
成が簡略化でき、信頼性の高いインバータ装置を得るこ
とができるものであり、また、放電灯特命末期にはイン
バータ回路の出力が確実に抑制あるいは停止させること
で、無駄な消費電力を抑えることかでと、更に、電圧検
出回路部は、電圧を検出する方式であり、負荷電流を検
出する電流検出方法を採用しでいないので、インバータ
回路の動作に影響を与えることがない効果を奏するもの
である。また、LC共振回路を付加したインバータ回路
に適用した場合、放電灯寿命末期時のスイッチング素子
に流れる大電流を確実に抑制できて、スイッチング素子
の破壊を防Wできる効果も有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の具体回路図、第2図は同上
のブロック図、第3図は同上の放電灯の正常、α灯時の
等価基本回路図、!In4図は同上の動作波形図、第5
図(a)(b)は夫々放電灯のか命末期時の等価基本回
路図、第6図(a)は同上の多灯点灯の場合の等価基本
回路図、第6図(b)は同上の放電灯の等価回路図、1
117図は同上の多灯点灯の場合の等価基本回路図、第
8図は同上の他の実施例の具体回路図、第9図は従来例
の具体回路図、第10図は同上の一部に等価回路を示し
た回路図、!¥Sl1図(a)(b)は同上の動作説明
図である。 1は負荷回路、2はドライブ回路、3は電圧検出回路部
、4は比較回路部、5は出力制御部、ηは放電灯、Eは
直流電源、Q、、Q2はトランノスタを示す。 代理人 弁理士 石 1)艮 七 第2図 CI 第3図 第7図 第9図 第10図 第11図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直列に接続された2つのスイッチング素子を直流
    電源に並列に接続し、このスイッチング素子の一方にコ
    ンデンサを介して放電灯を含む負荷回路を並列に接続し
    、スイッチング素子のスイッチング動作により負荷回路
    に高周波電力を供給するようにしたインバータ装置にお
    いて、上記直流電源の一方の電極に接続された上記コン
    デンサの非電源側の端子と直流電源の他方の電極との間
    に、放電灯の正常点灯や放電灯の寿命末期に生じる負荷
    回路の正常ないし異常電圧を検出する電圧検出回路部と
    、この電圧検出回路部からの出力電圧と予め設定した基
    準電圧とを比較する比較回路部と、比較回路部からの出
    力電圧に応じて上記スイッチング素子のスイッチング動
    作を異常時に抑制ないし停止等の制御をする出力制御部
    とを設けて成ることを特徴とするインバータ装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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