JPS6216304Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6216304Y2 JPS6216304Y2 JP1983064801U JP6480183U JPS6216304Y2 JP S6216304 Y2 JPS6216304 Y2 JP S6216304Y2 JP 1983064801 U JP1983064801 U JP 1983064801U JP 6480183 U JP6480183 U JP 6480183U JP S6216304 Y2 JPS6216304 Y2 JP S6216304Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gripping device
- rod
- finger bars
- pair
- parallel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は棒状体の把持装置に係り、特に各種搬
送機、例えばガラス管加工の反転搬送機等におい
て弾発的に被加工材又は製品を挾み、これを把持
する装置に関する。
送機、例えばガラス管加工の反転搬送機等におい
て弾発的に被加工材又は製品を挾み、これを把持
する装置に関する。
従来、各種搬送機における複数で密なステーシ
ヨン間の材料供給又は製品の取り出しには、通常
フインガーバー又はアームを有する把持装置が使
用されている。上記製品又は材料が体温計等の熱
加工されるガラス管類の棒状体小部材であれば、
フインガーバーは被加工材又は製品の先端を押圧
把持することとなる。
ヨン間の材料供給又は製品の取り出しには、通常
フインガーバー又はアームを有する把持装置が使
用されている。上記製品又は材料が体温計等の熱
加工されるガラス管類の棒状体小部材であれば、
フインガーバーは被加工材又は製品の先端を押圧
把持することとなる。
この種の把持装置には強制的に開閉駆動される
フインガーバー又はアームを備えたものと、基端
部にバネ機構を有し弾発的に開閉するようなフイ
ンガーバー又はアームを備えたものとがある。
フインガーバー又はアームを備えたものと、基端
部にバネ機構を有し弾発的に開閉するようなフイ
ンガーバー又はアームを備えたものとがある。
前者は構造が複雑であることから、複数で密な
ステーシヨン間では大きなスペースが必要となる
ばかりでなく、ガラス部材等は強制的な力で破損
し易いなどの難点がある。後者は弾発的なフイン
ガーバーの開閉によりガラス部材等の破損は防止
し得るが、第1図に示す従来例のものは基端部1
のピン2を支点としてバネ4に押されているフイ
ンガーバー3の先端が広がり、被加工材又は製品
mの接触部分が少なくなつて把持力が弱く、被加
工材又は製品mが振れる難点がある。又第2図に
示す別の従来例のものは、2組の平行リンク5を
使つているために被加工材又は製品mの振れはな
くなるが、把持装置全体の幅が広くなり、狭い場
所での使用が困難となる。
ステーシヨン間では大きなスペースが必要となる
ばかりでなく、ガラス部材等は強制的な力で破損
し易いなどの難点がある。後者は弾発的なフイン
ガーバーの開閉によりガラス部材等の破損は防止
し得るが、第1図に示す従来例のものは基端部1
のピン2を支点としてバネ4に押されているフイ
ンガーバー3の先端が広がり、被加工材又は製品
mの接触部分が少なくなつて把持力が弱く、被加
工材又は製品mが振れる難点がある。又第2図に
示す別の従来例のものは、2組の平行リンク5を
使つているために被加工材又は製品mの振れはな
くなるが、把持装置全体の幅が広くなり、狭い場
所での使用が困難となる。
本発明は弾発的閉方向習性を与えられた一対の
フインガーバーを有する把持装置において、複数
で密なステーシヨンに並置された棒状体の被加工
材又は製品を小さなスペース内で把持し反転させ
る装置等の把持部の改善を目的とする。
フインガーバーを有する把持装置において、複数
で密なステーシヨンに並置された棒状体の被加工
材又は製品を小さなスペース内で把持し反転させ
る装置等の把持部の改善を目的とする。
内面に被加工材又は製品の形状に合せた溝を有
する一対のフインガーバーと、互に相反する2方
向に裂くような形で開かれる際に発生する反発挾
持力を利用できるように分割した平行板バネ2組
を並設して把持装置全体を細くし、且つ安定把持
できるようにするものである。
する一対のフインガーバーと、互に相反する2方
向に裂くような形で開かれる際に発生する反発挾
持力を利用できるように分割した平行板バネ2組
を並設して把持装置全体を細くし、且つ安定把持
できるようにするものである。
以下本考案の一実施例を添付図面を参照して説
明する。
明する。
第3図及び第4図に示すように溝18を互に内
面にしたフインガーバー11,11′と分割した
板バネ12a,12a′,12b,12b′を板バネ
押えネジ13で固定する。上記板バネは弾発力を
強めるため焼入処理されたものを用い、2組並設
した状態でホルダー15にネジ14で固定する。
ホルダー15は第7図に示すように軸16を介し
て反転機23に取付けられる。
面にしたフインガーバー11,11′と分割した
板バネ12a,12a′,12b,12b′を板バネ
押えネジ13で固定する。上記板バネは弾発力を
強めるため焼入処理されたものを用い、2組並設
した状態でホルダー15にネジ14で固定する。
ホルダー15は第7図に示すように軸16を介し
て反転機23に取付けられる。
第3図において、被加工材又は製品mがプツシ
ヤーによつて押圧挿入されるとフインガーバー1
1,11′の溝内面18が押し広げられ、2組の
平行板バネ12a,12a′及12b,12b′は図
に示すように相反する2方向に裂くような形で開
かれるため、それに反発する挾持力が働く。フイ
ンガーバー11,11′は2組の並設した平行板
バネ12a,12a′,12b,12b′によつて平
行移動に近い動きとなる。板バネの厚みと幅が同
じであると、たわみ量、反発力とも等しくなるの
で、挾持された被加工材又は製品mの中心と把持
装置の中心軸が一致し、安定した状態で把持で
き、反転又は回転させても被加工材又は製品mは
振れなくなる。
ヤーによつて押圧挿入されるとフインガーバー1
1,11′の溝内面18が押し広げられ、2組の
平行板バネ12a,12a′及12b,12b′は図
に示すように相反する2方向に裂くような形で開
かれるため、それに反発する挾持力が働く。フイ
ンガーバー11,11′は2組の並設した平行板
バネ12a,12a′,12b,12b′によつて平
行移動に近い動きとなる。板バネの厚みと幅が同
じであると、たわみ量、反発力とも等しくなるの
で、挾持された被加工材又は製品mの中心と把持
装置の中心軸が一致し、安定した状態で把持で
き、反転又は回転させても被加工材又は製品mは
振れなくなる。
又フインガーバー11,11′先端の勾配の遊
嵌部17は被加工材又は製品mの挿入時に若干の
位置ずれや傾きがあつても確実に矯正把持するの
に有効である。
嵌部17は被加工材又は製品mの挿入時に若干の
位置ずれや傾きがあつても確実に矯正把持するの
に有効である。
第5図及び第6図は本考案の把持装置の閉止状
態を示す一部縦断側面図と平面図である。第5図
に示すように、平行板バネ12a又は12bの中
心とフインガーバー11又は11′の中心をずら
して組立てられるので全体が細くできる。第7図
は本考案把持装置の連結する関連装置の概略を示
す側面図である。本考案の把持装置20は、コン
ベアー21によつて運ばれた被加工材又は製品m
をプツシヤー22の押圧により挾持し、上記把持
装置を取付けた反転機23及び搬送機24によ
り、90゜反転させた後自転しながら公転するよう
な形で移送される。
態を示す一部縦断側面図と平面図である。第5図
に示すように、平行板バネ12a又は12bの中
心とフインガーバー11又は11′の中心をずら
して組立てられるので全体が細くできる。第7図
は本考案把持装置の連結する関連装置の概略を示
す側面図である。本考案の把持装置20は、コン
ベアー21によつて運ばれた被加工材又は製品m
をプツシヤー22の押圧により挾持し、上記把持
装置を取付けた反転機23及び搬送機24によ
り、90゜反転させた後自転しながら公転するよう
な形で移送される。
本考案によれば把持装置を細くできるため、複
数の被加工材又は製品を密に並置して把持でき、
反転及び軸回転等も容易となる。又勾配の遊嵌部
における矯正効果とフインガーバー内面の溝によ
り安定把持ができる。
数の被加工材又は製品を密に並置して把持でき、
反転及び軸回転等も容易となる。又勾配の遊嵌部
における矯正効果とフインガーバー内面の溝によ
り安定把持ができる。
以上の効果のほか、本考案の把持装置は構造が
簡単であるため安価に得られるなどの利点もあ
る。
簡単であるため安価に得られるなどの利点もあ
る。
第1図及び第2図は従来のバネ機構把持装置の
側面図、第3図は棒状体を把持した状態の本考案
の把持装置の一部縦断側面図、第4図はその正面
図、第5図は閉止した状態の本考案の把持装置の
一部縦断側面図、第6図はその平面図、第7図は
本考案の把持装置に連結する関連装置の概略を示
す側面図である。 m……被加工材又は製品、11,11′……フ
インガーバー、12a,12a′,12b,12
b′……板バネ、15……ホルダー、20……把持
装置、21……プツシヤー、23……反転機、2
4……搬送機。
側面図、第3図は棒状体を把持した状態の本考案
の把持装置の一部縦断側面図、第4図はその正面
図、第5図は閉止した状態の本考案の把持装置の
一部縦断側面図、第6図はその平面図、第7図は
本考案の把持装置に連結する関連装置の概略を示
す側面図である。 m……被加工材又は製品、11,11′……フ
インガーバー、12a,12a′,12b,12
b′……板バネ、15……ホルダー、20……把持
装置、21……プツシヤー、23……反転機、2
4……搬送機。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) バネによつて弾発的閉方向習性を与えられ、
棒状体を挾持自在とする一対のフインガバーを
有してなる把持装置において、回転軸16に取
着するホルダー15と前記一対のフインガバー
11,11′とを、互いに相反する2方向に裂
くような形で開かれる際に発生する反発挾持力
を利用できるように分割した平行う板バネ12
a,12b2組に螺着並設し、対向するフイン
ガバーが平行開閉動作をするようにした棒状体
の把持装置。 (2) 一対のフインガバー内面に棒状体の形状に合
せて形成された溝18と、その先端に勾配の遊
嵌部を設けた実用新案登録請求の範囲第1項記
載の棒状体の把持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6480183U JPS59171089U (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | 棒状体の把持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6480183U JPS59171089U (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | 棒状体の把持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59171089U JPS59171089U (ja) | 1984-11-15 |
JPS6216304Y2 true JPS6216304Y2 (ja) | 1987-04-24 |
Family
ID=30194988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6480183U Granted JPS59171089U (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | 棒状体の把持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59171089U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH072293B2 (ja) * | 1986-11-18 | 1995-01-18 | アンリツ株式会社 | 微小物体のクランプ機構 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5531533B2 (ja) * | 1974-05-10 | 1980-08-19 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5314685Y2 (ja) * | 1974-03-06 | 1978-04-18 | ||
JPS5531533U (ja) * | 1978-08-18 | 1980-02-29 |
-
1983
- 1983-04-28 JP JP6480183U patent/JPS59171089U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5531533B2 (ja) * | 1974-05-10 | 1980-08-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59171089U (ja) | 1984-11-15 |
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