JPS62162679A - 水蒸気養生軽量気泡コンクリ−トの製造法 - Google Patents

水蒸気養生軽量気泡コンクリ−トの製造法

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JPS62162679A
JPS62162679A JP61006932A JP693286A JPS62162679A JP S62162679 A JPS62162679 A JP S62162679A JP 61006932 A JP61006932 A JP 61006932A JP 693286 A JP693286 A JP 693286A JP S62162679 A JPS62162679 A JP S62162679A
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JP
Japan
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carbonate
alc
manufacture
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塩崎 功男
健志 福井
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、比重0.20〜1.20の水蒸気養生軽量気
泡コンクリート(以下ALCと略す)製造方法の改良に
関する。
〔従来の技術〕
ALCは、石灰及びセメント等の石灰質原料粉末と珪砂
、珪石等の硅酸質原料粉末とに、水とアルミニウム粉末
などの添加剤を加え毛スラリー状としたのち発泡、半可
塑化させ、次いでオートクレーブに移して高温高圧水蒸
気養生を行って製造されている。
このようKして製造されるALCは、珪石等の天然原料
を多量に使用するため建築材料として必要な物理的性能
及び耐久性などを保証、向上させるために、原料の品位
管理に留意する必要がある。
ALCを製造するに当って最も重要なことは、製品中に
結晶度の高いトノ々モライトを多量且つ均質に生成させ
ることである。
このため通常、原料の全石灰分と硅酸分との重量比率(
以下C/Sと略す)は0.45以上を必要とする。C/
Sがこれ以下では、製品の一部に結晶度の低い水和物が
多量に生成し、結晶度の高い1・・ぐモライトの生成を
阻害し、そのため製品の圧縮強度が低下し耐久性も弱く
なる。
また原料中に含まれるアルカリ成分、アルミナ成分など
の不純物も、その含有量によってはC/Sが0.45又
はそれ以上でも低結晶性の水和物を生成せしめるので、
結果的にト・2モライトの生成を防害し、製品の物性、
耐久性を低下させる原因となる。
以上の理由から、これまでALCの製造では原料の品位
の管理と、C/Sの管理が厳密に実施されていた。
前述した低結晶性の水和物の生成を抑える方法として従
来多くの改良法が提案されている。
1)石膏を添加する方法、2)カオリン等のアルミナ成
分を添加する方法等がその主たるものである。
上記1)の方法として、例えば特公昭55−27030
号公報には硫酸カルシウムの添加量を原料中食固形分に
対する割合が65〜12重量%となるように石膏を添加
することで圧縮強度を52〜65%増加させ、又特開昭
59−30754号公報では珪砂、珪石又はガラスみが
き廃砂のうち一つ以上から成り、全珪酸質原料中KO0
5重量%以上のアルカリ金属酸化物を含有する硅酸質原
料を使用するに際し、硫酸カルシウムが原料中の全固形
分に対し、8〜16重量%含有されるように二水塩の石
膏を添加することで圧縮強度を44〜50チ増加させた
とし、何れも一応の成果は認められている。
しかしながら、両者ともC/Sが低く且つ原料中の不純
物が多いときには効果が少なく、低結晶性生成物(未反
応物)が生成するため、原料の品位を考慮に入れると実
用上のC/Sの範囲は更に狭くなるという欠点があシ、
又2)の方法の場合は、ト・ζモライトの結晶化を促進
させる目的で少量の高炉水砕スラグ、ボーキサイト、カ
オリン、水酸化アルミニウム、硫酸アルミニウム等のア
ルミニウム含有物が用いられ、一応の成果は認められる
ものの夫々問題点が多く実用的ではない。
即ち、高炉水砕スラグは安価であるが、そのガラス化の
程度が変動するので、製品の品質も変動する。又、オー
トクレーブで養生する間に硫化物の悪臭を発生し公害上
の対策でコスト高となるだけでなく、金属類の腐食を促
進する。
又、ボーキサイト、カオリン等アルミ化合物は高価であ
シ、又製品の色を赤褐色にしたり、スラリーとした際の
粘性を高くし製品の物性を損ねたシ、又反応速度が早過
ぎ他の化合物を作ったシするため、ト・々モライトの結
晶化促進の有効性が劣る等である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は上記の欠点が解消され、原料の配合比C
/Sを0.30程度まで下げても充分な物性を示すAL
Cを製造しうる方法を提供することにある。
〔問題点を解決するだめの手段〕
この目的を達成するため、本願発明者等は鋭意研究の結
果、ALC原料に粉末状の炭酸カルシウム単独を除くア
ルカリ土類金属の炭酸塩の少なくとも1種を添加するこ
とによりC/Sの小さい配合でも更に不純物の多い原料
を使用した場合においても、低結晶性の水利生成物の生
成を抑え結晶度の高いト・ζモライトを生成させ、安定
した物性を示すALCを製造しうろことを実験的に確め
、更に研究を進めて、これに硫酸カルシウムの適量を併
用すると一段と物理的性状を向上しうろことを見出し、
本発明法に到達したものである。
即ち本発明は、珪砂又は珪石等の硅酸質原料粉末と、セ
メント、石灰等の石灰質原料粉末とを主要原料とした水
蒸気養生軽量気泡コンクリートの製造法において、該原
料の全固形分に対し夫々内割シで1〜20重量%の粉末
状の炭酸カルシウム単独を除くアルカリ土類金属のうち
少なくとも1種の炭酸塩及び3〜10重量%の硫酸カル
シウムを添加し、以下常法に従ってALCを製造すると
いうものである。
本発明の方法において添加されるアルカリ土類炭酸塩は
、炭酸マグネシウム、炭酸マグネシウムと炭酸カルシウ
ムとの複塩(ドロマイト)、炭酸ストロンチウム、炭酸
・々リウム等の1種以上を含む天然の産物又は合成され
たものでも使用することができる。
〔作用〕
本願発明者等は、前述した欠点のないALCを製造する
方法として原料分食固形分中に内割りで3〜20重量%
の粉末状炭酸カルシウム及び3〜20重量%の硫酸カル
シウムを添加する事によりC/Sが0.29と低い場合
でも結晶度の高いトバモライトが生成し充分な物性を示
すALCの製造法を別途出願した(特開昭58−745
53号公報)。本発明はこれを更に改良したものである
本発明の方法において、上記炭酸塩の添加量を1〜20
重1tチとする理由は、1重量%未満ではトバモライト
の結晶促進効果は認められず、20重1%を超えるとト
バモライトの原料の減少に伴なってト・ζモライト生成
量が減少するためか圧縮強度が著るしく低下するからで
ある。
また硫酸カルシウムの添加量を3〜10重量%の範囲と
するのは、3重量%未満では上記の炭酸塩と併用しても
、効果の向上は認められず、10重量%を超える添加は
、圧縮強度を低下せしめ、他の物性向上に格別の効果は
見られないためである。
本発明の方法において、何故低結晶性水和物の生成が抑
制され、結晶度の高いト・々モライトが生成されるのか
については明確ではないが、以下のように考えることが
できる。
硅酸塩の水和反応に際し、低結晶性水和物の生成は、C
/S値が低いとき又はアルカリ金属化合物等の不純物が
多くて、配合物中の硅酸分の溶解が促進される時期に水
蒸気養生初期の反応において、多量に溶解したS i0
2とCaOとが反応し、微細且つ緻密な生成物が生成し
、その後の溶出を抑え反応を遅延せしめ、オートクレー
ブ養生完了後も低結晶性水和物のまま残るためと考えら
れている。
ここに炭酸塩を添加すると、微量ながらも溶出した炭酸
イオンが・2ツフアーアクシヨンの作用ヲもち、硅酸分
の過度の溶出を抑え正常な水利反応が進行するものと想
像される。
原料の一部に、オートクレーブ養生を行ったALC製品
の粉砕物又はオートクレーブ養生前の半可塑化物の切屑
等を、前者は増量材、骨材、湿乾収縮率の低減剤等、後
者は増量材、発泡助材等の目的で添加しても本発明性製
品と同様のものを得ることができる。
〔実施例〕
以下実施例について説明する。
実施例 珪石、生石灰及びセメントの主要原料をC/Sが0.3
〜0.54となるように配合し、これに各種の炭酸塩及
び硫酸カルシウムの所定量とアルミニウム粉末、水及び
通常の添加剤等を添加し、以下常法に従い、比重0.2
〜1.2のALCを製造し、夫々の物性を圧縮強度はJ
ISA−5416〜7項、湿乾収縮率はスウェーデン規
格SS 137310によって測定した。
使用したドロマイトの組成を第1表に、その結果を第2
〜9表に比較例と対比して示す。
第1表 ドロマイト(重量%) 第9表 参考例 炭酸塩として炭酸アルカリを使用した場合は、硫酸カル
シウムを併用しても圧縮強度が低く湿乾収縮率は高すぎ
て何れも不可であった。
〔発明の効果〕
本発明によればC/S比を厳密に管理する必要なく圧縮
強度及び湿乾収縮率に優れたALCを製造することがで
きる。
手続補正書 昭和61年9月10日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粉末状の硅酸質原料と石灰質原料とを主要原料と
    する水蒸気養生軽量気泡コンクリートの製造法において
    、該原料の全固形分中に夫々内割りで1〜20重量%の
    炭酸カルシウム単独を除く粉末状のアルカリ土類金属の
    炭酸塩の少なくとも1種及び3〜10重量%の硫酸カル
    シウムを添加することを特徴とする水蒸気養生軽量気泡
    コンクリートの製造方法。
JP61006932A 1985-10-01 1986-01-14 水蒸気養生軽量気泡コンクリ−トの製造法 Granted JPS62162679A (ja)

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JP61006932A JPS62162679A (ja) 1986-01-14 1986-01-14 水蒸気養生軽量気泡コンクリ−トの製造法
AU63231/86A AU587636B2 (en) 1985-10-01 1986-09-29 Process for producing autoclaved light weight aerated concrete
KR1019860008188A KR910005426B1 (ko) 1985-10-01 1986-09-30 수증기 양생 경량 발포 콘크리트 제조방법
FR8613678A FR2591589B1 (fr) 1985-10-01 1986-10-01 Procede de production de beton aere leger autoclave.
DE19863633471 DE3633471A1 (de) 1985-10-01 1986-10-01 Verfahren zur herstellung von autoklavengehaertetem gasleichtbeton

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015017035A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 クセラ・バウシュトッフェ・ゲー・エム・ベー・ハー 熱水硬化性の多孔質コンクリート材料又は発泡コンクリート材料並びにそれの製造方法

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JPS509005A (ja) * 1973-05-09 1975-01-30
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JPS5921561A (ja) * 1982-06-23 1984-02-03 日東産業株式会社 軽量建築材料及びその製法

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