JPS62162519A - 繊維強化構造体およびその製造法 - Google Patents
繊維強化構造体およびその製造法Info
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- JPS62162519A JPS62162519A JP61005462A JP546286A JPS62162519A JP S62162519 A JPS62162519 A JP S62162519A JP 61005462 A JP61005462 A JP 61005462A JP 546286 A JP546286 A JP 546286A JP S62162519 A JPS62162519 A JP S62162519A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
クスとし、無機、有機または金属繊維の少くと維強化管
状または棒状構造体およびその製造法に関する@ 〈従来の技術〉 近年、航空宇宙産業、輸送機械産業を始めとする多くの
産業分野で、さらに、スポーツレジャー用などの民生分
野で、炭素繊維強化樹脂(CFRP)、ガラス繊維強化
樹脂(GFRP)、アルミナ繊維強化樹脂(ALFRP
)等の繊維強化樹脂(FRP )は広く利用されておシ
その利用分野はさらに多岐に拡がシつりある・ 〈発明が解決しようとする間佃点〉 一般にFRPは、その強化繊維の特性に従って、それぞ
れ特有の長所、短所を有する。例えばCFRPは軽量で
高強度、高剛性という特長を有するが、電気伝導性であ
るので、絶縁性を求められる用途には使用できないし、
金属との接合物で電食という問題を生じる、また炭素J
11!維は黒いので、FRP自体への着色は不可能であ
る・GFRPは、他のFRPと比較すれば安価で、AL
FRPは絶縁性で、着色も可能で、剛性はCFRP並で
あシ、圧縮強鳳層間剪断強度、圧潰・強度、座屈強度、
ねじシ強度、衝撃強度はCFRPよシ優れるが、引張強
度はCFRPよシも劣り、比重も2.6と、CFRPの
1.6よシ大きくlい0芳香族ポリアミドeta強化樹
脂は軽量、高引張強度で、絶縁性であるが、剛性はCF
RP%ALFRPの1/2〜V8と低く、圧縮強度も低
く、着色もできない。
状または棒状構造体およびその製造法に関する@ 〈従来の技術〉 近年、航空宇宙産業、輸送機械産業を始めとする多くの
産業分野で、さらに、スポーツレジャー用などの民生分
野で、炭素繊維強化樹脂(CFRP)、ガラス繊維強化
樹脂(GFRP)、アルミナ繊維強化樹脂(ALFRP
)等の繊維強化樹脂(FRP )は広く利用されておシ
その利用分野はさらに多岐に拡がシつりある・ 〈発明が解決しようとする間佃点〉 一般にFRPは、その強化繊維の特性に従って、それぞ
れ特有の長所、短所を有する。例えばCFRPは軽量で
高強度、高剛性という特長を有するが、電気伝導性であ
るので、絶縁性を求められる用途には使用できないし、
金属との接合物で電食という問題を生じる、また炭素J
11!維は黒いので、FRP自体への着色は不可能であ
る・GFRPは、他のFRPと比較すれば安価で、AL
FRPは絶縁性で、着色も可能で、剛性はCFRP並で
あシ、圧縮強鳳層間剪断強度、圧潰・強度、座屈強度、
ねじシ強度、衝撃強度はCFRPよシ優れるが、引張強
度はCFRPよシも劣り、比重も2.6と、CFRPの
1.6よシ大きくlい0芳香族ポリアミドeta強化樹
脂は軽量、高引張強度で、絶縁性であるが、剛性はCF
RP%ALFRPの1/2〜V8と低く、圧縮強度も低
く、着色もできない。
特にこの中でCFRPはその軽量、高強度、高剛性とい
う特長を生かして、釣竿、ゴルフシャフトとして多く用
いられている。しかしながら、このような長尺物は長さ
方向の曲げに対する強度が弱く、径方向の圧潰強度やね
じシ強度についても必ずしも充分に効果的に上けること
ができていない0また。 GFRPや芳香族ポリアミド
IIRm強化樹脂では、剛性が不足で性能的に満足なも
のが得られない〇 本発明の目的は上記の欠点を改良したam強化構造体お
よびその製造法を提供するととくある・ く問題点を解決するための手段〉 本発明社有機、無機および金属繊維から選ばれた少くと
も18Nの繊維を強化材とし、合成樹脂および/または
ゴムをマトリックスとした繊維強化複合材料からなる棒
状または管状の構造体くおいて、該構造体の長さ方向に
対して0〜20度の繊維配向角度の該繊維を少なくとも
−50容量%含む強化繊維から々る複合材料(以下複合
材料Aと略称する)からなり、かつ該構造体の内面およ
び/または外面に、Al2O372重量%以上、810
.28重f%以下の成分からなりX線的構造においてα
−Aj、O,の反射を実質的に示さないアルミナ質繊維
を強化材とした複合材料(以下複合材料Bと略称する)
が、該アルミナ質繊維が該構造体の長さ方向に対して2
0〜90度のlI&維配向角度でもって配置された複合
材料が積層一体化されていることを特徴とする繊維強化
構造体を提供するG さらに第二の発明は有機、無機および金属繊維から選ば
れた少くとも1種の繊維を強化材とし、合成樹脂および
/また゛はゴムをマトリックスとした複合材料よりなる
棒状または管状の構造体の製造において、構造体の長さ
方向に対して0〜20度oH維配向角度の1lJI!維
が少なくとも50容量優含まれる繊維を強化材とした構
造体の外面に、Al2O372重量%以上、810.2
8重量%以下の成分からなり)li的醜造においてα−
AI、O,の反射を実質的に示さないアルミナ質繊維を
強化材′とし、これに合成樹脂および/またはゴムを含
浸させ大幅0.5〜lQmのテープ状プリプレグを該構
造体の長さ方向に対して20〜90度の繊維配向角度に
巻きつけ、ついで加熱成形せしめることを特徴とする繊
維強化構造体の製造方法を提供する。
う特長を生かして、釣竿、ゴルフシャフトとして多く用
いられている。しかしながら、このような長尺物は長さ
方向の曲げに対する強度が弱く、径方向の圧潰強度やね
じシ強度についても必ずしも充分に効果的に上けること
ができていない0また。 GFRPや芳香族ポリアミド
IIRm強化樹脂では、剛性が不足で性能的に満足なも
のが得られない〇 本発明の目的は上記の欠点を改良したam強化構造体お
よびその製造法を提供するととくある・ く問題点を解決するための手段〉 本発明社有機、無機および金属繊維から選ばれた少くと
も18Nの繊維を強化材とし、合成樹脂および/または
ゴムをマトリックスとした繊維強化複合材料からなる棒
状または管状の構造体くおいて、該構造体の長さ方向に
対して0〜20度の繊維配向角度の該繊維を少なくとも
−50容量%含む強化繊維から々る複合材料(以下複合
材料Aと略称する)からなり、かつ該構造体の内面およ
び/または外面に、Al2O372重量%以上、810
.28重f%以下の成分からなりX線的構造においてα
−Aj、O,の反射を実質的に示さないアルミナ質繊維
を強化材とした複合材料(以下複合材料Bと略称する)
が、該アルミナ質繊維が該構造体の長さ方向に対して2
0〜90度のlI&維配向角度でもって配置された複合
材料が積層一体化されていることを特徴とする繊維強化
構造体を提供するG さらに第二の発明は有機、無機および金属繊維から選ば
れた少くとも1種の繊維を強化材とし、合成樹脂および
/また゛はゴムをマトリックスとした複合材料よりなる
棒状または管状の構造体の製造において、構造体の長さ
方向に対して0〜20度oH維配向角度の1lJI!維
が少なくとも50容量優含まれる繊維を強化材とした構
造体の外面に、Al2O372重量%以上、810.2
8重量%以下の成分からなり)li的醜造においてα−
AI、O,の反射を実質的に示さないアルミナ質繊維を
強化材′とし、これに合成樹脂および/またはゴムを含
浸させ大幅0.5〜lQmのテープ状プリプレグを該構
造体の長さ方向に対して20〜90度の繊維配向角度に
巻きつけ、ついで加熱成形せしめることを特徴とする繊
維強化構造体の製造方法を提供する。
本発明は前記の間^良すべく鋭意検討の結果、FRP中
の強化繊維を特定の配向角度に組合せ、かつ長さ方向に
対する配向角度が20−90度の繊維をアルミナ質繊維
とすることによシ従来のFRPの物性を損うことなく、
加えて圧潰強度、座屈強度、ねじシ強度等すぐれた特性
の構造体が得られることを見い出したものである以下本
発明について詳述する◎ 本発明において用いられるアルミナ質繊維はAl2O3
72重量%以上、810.28重量%以下の成分からな
り、X線的構造においてα−Al2O3反射を実質的に
示さないものである0詳述すればアルミナ(Aj、O,
)含有量が72〜100重量第であシ、シリカ(810
,)含有量が0〜28重景%、好ましくは2〜25重i
k%の組成のものであるまたシリカ含有量中の繊維全重
量に対して10%以下、好ましくは696以下の範囲で
これをリチウム、ベリリウム、ホウ素、ナトリウム、マ
グネシウム、ケイ素、リン、カリウム、力lv¥ウム、
チタン、クロム、マンガン、イツトリウム、ジμコニウ
ム、フンタン、タングステン、バリウムの一種または二
種以上の酸化物で置き換えてもよい。
の強化繊維を特定の配向角度に組合せ、かつ長さ方向に
対する配向角度が20−90度の繊維をアルミナ質繊維
とすることによシ従来のFRPの物性を損うことなく、
加えて圧潰強度、座屈強度、ねじシ強度等すぐれた特性
の構造体が得られることを見い出したものである以下本
発明について詳述する◎ 本発明において用いられるアルミナ質繊維はAl2O3
72重量%以上、810.28重量%以下の成分からな
り、X線的構造においてα−Al2O3反射を実質的に
示さないものである0詳述すればアルミナ(Aj、O,
)含有量が72〜100重量第であシ、シリカ(810
,)含有量が0〜28重景%、好ましくは2〜25重i
k%の組成のものであるまたシリカ含有量中の繊維全重
量に対して10%以下、好ましくは696以下の範囲で
これをリチウム、ベリリウム、ホウ素、ナトリウム、マ
グネシウム、ケイ素、リン、カリウム、力lv¥ウム、
チタン、クロム、マンガン、イツトリウム、ジμコニウ
ム、フンタン、タングステン、バリウムの一種または二
種以上の酸化物で置き換えてもよい。
また該アルミナ質繊維のX線的構造においてα−アルミ
ナの反射を実質的に示さないものが望ましく、また引張
強度、弾性率はそれぞれ2000Kv’wJ、25 t
/Ij以上の値を有するものが好ましいO 上記のアルミナ質11!維は例えば特公昭51−127
86号公報、同51−18768号公報等に記載された
方法で製造することができる〇 一方、本発明においてアルミナ質繊維と組合せて使用さ
れる無機、有機および金属繊維(以下繊維Aと略称する
。)としては一般にF’RPO用に使用される強化繊維
が使用可能である0例を挙げれば無機繊維としては炭素
繊維、グツファイト繊維、ポロン繊維、シリコンカーバ
イト繊維、アルミナ質繊維、ガラスllR1m等、有機
繊維としては芳香族ポリアミドaid、ポリエステ/I
/lI&雌、ナイロン!l維等、および金pA繊維とし
てはステンレス繊維、スチール繊維等が例示される0?
:、れらは要求性能に従って1種または2ポリエステ/
I/繊i、ナイロンRmが効果の向上の点から好ましく
、特に炭素繊維が好ましい。
ナの反射を実質的に示さないものが望ましく、また引張
強度、弾性率はそれぞれ2000Kv’wJ、25 t
/Ij以上の値を有するものが好ましいO 上記のアルミナ質11!維は例えば特公昭51−127
86号公報、同51−18768号公報等に記載された
方法で製造することができる〇 一方、本発明においてアルミナ質繊維と組合せて使用さ
れる無機、有機および金属繊維(以下繊維Aと略称する
。)としては一般にF’RPO用に使用される強化繊維
が使用可能である0例を挙げれば無機繊維としては炭素
繊維、グツファイト繊維、ポロン繊維、シリコンカーバ
イト繊維、アルミナ質繊維、ガラスllR1m等、有機
繊維としては芳香族ポリアミドaid、ポリエステ/I
/lI&雌、ナイロン!l維等、および金pA繊維とし
てはステンレス繊維、スチール繊維等が例示される0?
:、れらは要求性能に従って1種または2ポリエステ/
I/繊i、ナイロンRmが効果の向上の点から好ましく
、特に炭素繊維が好ましい。
これらlR雉は通常市販されているものがそのまま使用
し得る。−例として炭素繊維としてマグナマイト■As
−4、IM−6(住化ハーキニレス■製)、ガラス繊維
としてマイクログフスヤーン(日本硝子繊維株)、芳香
族ポリアミド繊維としてケプラー■149(デュポン社
all)、ポリエステlL’a維としてエコノール繊維
(住友化学株製)、ステンレスaM1としてナスロン■
(日本M#3!鞠製)等が挙げられる。
し得る。−例として炭素繊維としてマグナマイト■As
−4、IM−6(住化ハーキニレス■製)、ガラス繊維
としてマイクログフスヤーン(日本硝子繊維株)、芳香
族ポリアミド繊維としてケプラー■149(デュポン社
all)、ポリエステlL’a維としてエコノール繊維
(住友化学株製)、ステンレスaM1としてナスロン■
(日本M#3!鞠製)等が挙げられる。
これら繊維の形態は連続繊維シート、ストツンド、トウ
、ヤーンが好ましいが目的とする構造体の長さ方向に対
する配向角度が0〜20度のものが少くとも50体積%
になるのであれば目的に応じてチダップドストランド、
クイスカーなどの短繊維、朱子織物、平織などの織布、
さらには三次元織布を併用してもよい。
、ヤーンが好ましいが目的とする構造体の長さ方向に対
する配向角度が0〜20度のものが少くとも50体積%
になるのであれば目的に応じてチダップドストランド、
クイスカーなどの短繊維、朱子織物、平織などの織布、
さらには三次元織布を併用してもよい。
また本発明においてマトリックスとして用いられる合成
樹脂およびゴム類としてはエポキシ樹脂、フェノ−fi
/樹脂、アルキッド樹脂、尿素−ホ〃ムアルデヒドS+
脂、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、不飽和ポリエス
テ〃樹脂、芳香族ポリアミド樹脂、ポリアミド−イミド
樹脂、ポリエステル−イミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポ
リベンゾチアゾ−1v樹脂、ケイ素樹脂すどの熱硬化性
樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルメタ
アクリレート、−ポリスチレンいわゆるハイ・インパク
ト・ポリスチレンも含む入ポリ塩化ビニール、AB8楕
脂、スチレン−アクリロニトリμ共重合体、ポリアミド
(ナイロン6.6・6.6・1O16・11.6・12
など)、ポリアセターμ、ポリスμホン、ポリカーボネ
ート、ポリフェニレンオキサイド、ボリエーテ〃スルホ
ν、ポリエーテルエーテルケトンなどの熱可塑性樹脂、
ポリブタジェン、ポリイソプレン、ポリクロロプレン、
スチレン−ブタジェン共重合体(SBR)、#アクリロ
ニトリム類および天然ゴムをあげることができる◎これ
らの中でエポキシ樹脂、不飽和ポリエステ〃、ポリスル
ホン、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルエーテルケ
トン、ポリイミドが好適である。
樹脂およびゴム類としてはエポキシ樹脂、フェノ−fi
/樹脂、アルキッド樹脂、尿素−ホ〃ムアルデヒドS+
脂、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、不飽和ポリエス
テ〃樹脂、芳香族ポリアミド樹脂、ポリアミド−イミド
樹脂、ポリエステル−イミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポ
リベンゾチアゾ−1v樹脂、ケイ素樹脂すどの熱硬化性
樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルメタ
アクリレート、−ポリスチレンいわゆるハイ・インパク
ト・ポリスチレンも含む入ポリ塩化ビニール、AB8楕
脂、スチレン−アクリロニトリμ共重合体、ポリアミド
(ナイロン6.6・6.6・1O16・11.6・12
など)、ポリアセターμ、ポリスμホン、ポリカーボネ
ート、ポリフェニレンオキサイド、ボリエーテ〃スルホ
ν、ポリエーテルエーテルケトンなどの熱可塑性樹脂、
ポリブタジェン、ポリイソプレン、ポリクロロプレン、
スチレン−ブタジェン共重合体(SBR)、#アクリロ
ニトリム類および天然ゴムをあげることができる◎これ
らの中でエポキシ樹脂、不飽和ポリエステ〃、ポリスル
ホン、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルエーテルケ
トン、ポリイミドが好適である。
本発明において、繊維入を管状や棒状の構造体中に長さ
方向の曲げ強度や弾性率を維持する為KO’−20’の
繊維・配向角度が少なくとも全体の50容積%以上配置
された複合材料とする必要がある◎繊維配向角度が20
°を越え90”までの範囲のものが50容積%を越える
と、構造体となる@ 一方、複合材料Bは構造体の長さ方向に対して20〜9
0度好ましくは46〜90度の配向角度でもってアルミ
ナ質繊維を配置し、かつ複合材mhの内面および/また
は外面に積層一体化されるが、少くとも外面に積層一体
化される場合、構造体の種々の強度の他に外観、絶縁性
が改良されるので好ましい〇 また上記の構造体中のR維の体積含有率は目的に応じて
決めればよいが通常20〜80体積%好ましくは40〜
70体積%であシ、またアルミナ質J1!維と繊mAと
の割合は特に限定されないが好ましくは体積換算で2=
1〜1:100、特に好ましくは1:1〜l:10であ
る〇 以下に本発明の構造体の製造法について述べる0 all!Aを強化材とした複合材料部分については公知
のフィラメントワインディング法、ハンドレイアップ法
、レジントランスファーJe−ルディング法によシ棒状
体あるいは管状体を製造することができるが好ましくは
以下の方法で行ンドレ〃上Kil!、Ill B K樹
脂またはゴムを含浸したプリプレグを長さ方向に対し0
〜20度の配向角度で巻きつける0なお、構造体が大き
いものの場合はシート状プリプレグを繊維配向角度が長
さ方向に対して0〜20度のものが50体積第以上にな
るように貼シ付けてもよい。ついでアルミナ質繊維の連
続プリプレグを長さ方向く対して20〜90度好ましく
は45〜90度の配向角度でもって巻きつける。
方向の曲げ強度や弾性率を維持する為KO’−20’の
繊維・配向角度が少なくとも全体の50容積%以上配置
された複合材料とする必要がある◎繊維配向角度が20
°を越え90”までの範囲のものが50容積%を越える
と、構造体となる@ 一方、複合材料Bは構造体の長さ方向に対して20〜9
0度好ましくは46〜90度の配向角度でもってアルミ
ナ質繊維を配置し、かつ複合材mhの内面および/また
は外面に積層一体化されるが、少くとも外面に積層一体
化される場合、構造体の種々の強度の他に外観、絶縁性
が改良されるので好ましい〇 また上記の構造体中のR維の体積含有率は目的に応じて
決めればよいが通常20〜80体積%好ましくは40〜
70体積%であシ、またアルミナ質J1!維と繊mAと
の割合は特に限定されないが好ましくは体積換算で2=
1〜1:100、特に好ましくは1:1〜l:10であ
る〇 以下に本発明の構造体の製造法について述べる0 all!Aを強化材とした複合材料部分については公知
のフィラメントワインディング法、ハンドレイアップ法
、レジントランスファーJe−ルディング法によシ棒状
体あるいは管状体を製造することができるが好ましくは
以下の方法で行ンドレ〃上Kil!、Ill B K樹
脂またはゴムを含浸したプリプレグを長さ方向に対し0
〜20度の配向角度で巻きつける0なお、構造体が大き
いものの場合はシート状プリプレグを繊維配向角度が長
さ方向に対して0〜20度のものが50体積第以上にな
るように貼シ付けてもよい。ついでアルミナ質繊維の連
続プリプレグを長さ方向く対して20〜90度好ましく
は45〜90度の配向角度でもって巻きつける。
この連続プリプレグはテープ状プリプレグ、トウプリプ
レグ、ストランドプリプレグまたはヤーングリプレグで
あってもよいが特に引揃えテープ状プリプレグ、トウプ
リプレグが好ましい・プリプレグの幅は目的とする構造
体の太さ、長さによって変わるが0.6〜10■の範囲
が好ましい0またプリプレグの厚みは幅の寸法以下であ
るが、テープ状プリプレグにおいては好ましくは0.0
2〜6閤、特に好ましくは0.02〜0.8■である。
レグ、ストランドプリプレグまたはヤーングリプレグで
あってもよいが特に引揃えテープ状プリプレグ、トウプ
リプレグが好ましい・プリプレグの幅は目的とする構造
体の太さ、長さによって変わるが0.6〜10■の範囲
が好ましい0またプリプレグの厚みは幅の寸法以下であ
るが、テープ状プリプレグにおいては好ましくは0.0
2〜6閤、特に好ましくは0.02〜0.8■である。
巻きつけ回数はIN乃至数層であって目的とする構造体
の大きさ、強度等を考慮して適宜決定される〇 巻きつけた後、公知の方法によシ加熱成形して、目的と
する構造体を得る0加熱成形法としてはテープフッピン
グ法の他にそのまま加熱成形する方法、オートクレーブ
成形等があるがテープフッピング法が好ましい@ また、I!MAの強化複合材料部を予め成形し、ついで
それにアルミナ質繊維のlis記デレプリグを巻きつけ
、ついで加熱成形する方法もあるが繊維Bの強化複合材
料部の加熱成形前にアルミナ質繊維の1リプレグを巻き
つけ、ついで加熱成形する方法が好ましい0またマンド
レμ上に最初にアルミナ質Iiaプリプレグを巻きつけ
ることKよシ内面が7μミナ質繊維で強化された複合材
料からなる構造体を得ることができる。
の大きさ、強度等を考慮して適宜決定される〇 巻きつけた後、公知の方法によシ加熱成形して、目的と
する構造体を得る0加熱成形法としてはテープフッピン
グ法の他にそのまま加熱成形する方法、オートクレーブ
成形等があるがテープフッピング法が好ましい@ また、I!MAの強化複合材料部を予め成形し、ついで
それにアルミナ質繊維のlis記デレプリグを巻きつけ
、ついで加熱成形する方法もあるが繊維Bの強化複合材
料部の加熱成形前にアルミナ質繊維の1リプレグを巻き
つけ、ついで加熱成形する方法が好ましい0またマンド
レμ上に最初にアルミナ質Iiaプリプレグを巻きつけ
ることKよシ内面が7μミナ質繊維で強化された複合材
料からなる構造体を得ることができる。
また棒状の構造体についても公知の方法で棒状の繊#I
Aの強化複合体を作製しておき、その外面にアルミナ質
繊維の1リゾレグを巻くことKよシ、管状体と同じよう
にして構造体を得ることができる〇 特に本発明の構造体は前述のとおシ種々の強度にすぐれ
、また着色も可能であるので外観も!<1竿、:I’μ
フシャフト、ロボットアーム等長尺物の用途に適してい
る0 〈発明の効果〉 本発明の構造体は従来のFRPの特性を損うことなく、
加えて圧潰強度、座屈強度、ねじシ特性等の機械的物性
等に優れている〇 く実施例〉 次に本発明についてよシ具体的に説明するが、本発明は
これらによって限定されるものではないO 実施例1 径16■、長さ1200■、デーパ−1,5/1000
のマンドレ〃に住化アルミナ繊維(直径15μ)〔住友
化学工業株製〕の引揃えプリプレグ(ALF目付285
F/n/、エポキシ樹脂含量80 wt* )の2閣幅
の細幅テープを、螺施状で、かつ密接状に、繊維方向が
マンドレ〃の長さ方向く対して88になるように長さ方
向一端から他端に至る1000■長にわたって連続的に
1回巻きつけた〇その上に炭素繊維引揃えプリプレグシ
ーHM−6/J−1201(CF日付180 fed%
樹脂含量88wt*)〔住化バーキュレス■製〕を繊維
方向がマンドレ〃の長さ方向と一致するように8回巻き
つけ、その上にポリエチレンテレフタレート20μ厚テ
ープを巻きつけ、80℃1時間ついで120℃2時間加
熱成形して外径16■、長さ100〇−1厚み0.5
Mのパイプを成形した〇このパイプの曲げ強度は105
Wd、曲げ弾性率は18 t/j、圧潰強度は80(
−1座屈強度は150V−であう九〇 比較例1 実施例1で用いた炭素繊維引揃えプリプレグy −)を
2m+幅の細幅テープとし、実施例1と同じマンドレル
に同様に螺施状に1回巻きつけた◎それ以外は実施例1
と同様にその上に炭素繊維引揃えプリプレグシートを繊
維方向がマンドレルの長さ方向と一致するように8回巻
きつけ、テープフッピング成形して外径16■、長さ1
000■、厚み0.5mのパイプを成形した0このパイ
プの曲げ強度は95 Kv’d 、曲げ弾性率は18
t/j、圧潰強度は20v−1座屈強度は125 KF
/−であった口 実左側2 比較例1で巻きつけた積Mj構造の更に最外層樹脂を含
浸させたアルミナ繊維トウプリプレグを、85m11の
ピッチでV&維力方向マンドレルの長さ方向に対して±
45になるように長さ方向一端から他端に至る1000
■長にわたってあや巻き状に巻回した以外は、比較例1
と同様にテープフッピング成形して外径16■、長さ1
000■、厚み0.5閣のパイプを成形した◎ このパイプの曲げ強度は120 K/wJ、曲げ弾性率
は18 t/xれ圧潰強度は25 KmiJ、座屈強度
は150 KV−であった〇 比殻例2 比較例1で巻きつけたa層構造の更に最外層に8000
本の炭素m維〔住化バーキュレス■製IM−6)を引揃
えたものに80 wt*程エポキシ樹脂を含浸させた炭
素繊i1トウプリプレグを、実施例2と同様に85諺の
ピッチで繊維方向がマンドレ〃の長さ方向に対して±4
5になるように長さ方向一端から他端に至る1009m
長にわたってあや巻き状に巻回した以外は、比較例1と
同様にテープラッピング成形して外径16■、長さ10
00■、厚み0.6■のパイプを成形したO このパイプの曲は強度は100 Ka/scj、曲げ弾
性率は18 t/IIj、圧潰強度は22隆−1座屈強
度は180(−であった0
Aの強化複合体を作製しておき、その外面にアルミナ質
繊維の1リゾレグを巻くことKよシ、管状体と同じよう
にして構造体を得ることができる〇 特に本発明の構造体は前述のとおシ種々の強度にすぐれ
、また着色も可能であるので外観も!<1竿、:I’μ
フシャフト、ロボットアーム等長尺物の用途に適してい
る0 〈発明の効果〉 本発明の構造体は従来のFRPの特性を損うことなく、
加えて圧潰強度、座屈強度、ねじシ特性等の機械的物性
等に優れている〇 く実施例〉 次に本発明についてよシ具体的に説明するが、本発明は
これらによって限定されるものではないO 実施例1 径16■、長さ1200■、デーパ−1,5/1000
のマンドレ〃に住化アルミナ繊維(直径15μ)〔住友
化学工業株製〕の引揃えプリプレグ(ALF目付285
F/n/、エポキシ樹脂含量80 wt* )の2閣幅
の細幅テープを、螺施状で、かつ密接状に、繊維方向が
マンドレ〃の長さ方向く対して88になるように長さ方
向一端から他端に至る1000■長にわたって連続的に
1回巻きつけた〇その上に炭素繊維引揃えプリプレグシ
ーHM−6/J−1201(CF日付180 fed%
樹脂含量88wt*)〔住化バーキュレス■製〕を繊維
方向がマンドレ〃の長さ方向と一致するように8回巻き
つけ、その上にポリエチレンテレフタレート20μ厚テ
ープを巻きつけ、80℃1時間ついで120℃2時間加
熱成形して外径16■、長さ100〇−1厚み0.5
Mのパイプを成形した〇このパイプの曲げ強度は105
Wd、曲げ弾性率は18 t/j、圧潰強度は80(
−1座屈強度は150V−であう九〇 比較例1 実施例1で用いた炭素繊維引揃えプリプレグy −)を
2m+幅の細幅テープとし、実施例1と同じマンドレル
に同様に螺施状に1回巻きつけた◎それ以外は実施例1
と同様にその上に炭素繊維引揃えプリプレグシートを繊
維方向がマンドレルの長さ方向と一致するように8回巻
きつけ、テープフッピング成形して外径16■、長さ1
000■、厚み0.5mのパイプを成形した0このパイ
プの曲げ強度は95 Kv’d 、曲げ弾性率は18
t/j、圧潰強度は20v−1座屈強度は125 KF
/−であった口 実左側2 比較例1で巻きつけた積Mj構造の更に最外層樹脂を含
浸させたアルミナ繊維トウプリプレグを、85m11の
ピッチでV&維力方向マンドレルの長さ方向に対して±
45になるように長さ方向一端から他端に至る1000
■長にわたってあや巻き状に巻回した以外は、比較例1
と同様にテープフッピング成形して外径16■、長さ1
000■、厚み0.5閣のパイプを成形した◎ このパイプの曲げ強度は120 K/wJ、曲げ弾性率
は18 t/xれ圧潰強度は25 KmiJ、座屈強度
は150 KV−であった〇 比殻例2 比較例1で巻きつけたa層構造の更に最外層に8000
本の炭素m維〔住化バーキュレス■製IM−6)を引揃
えたものに80 wt*程エポキシ樹脂を含浸させた炭
素繊i1トウプリプレグを、実施例2と同様に85諺の
ピッチで繊維方向がマンドレ〃の長さ方向に対して±4
5になるように長さ方向一端から他端に至る1009m
長にわたってあや巻き状に巻回した以外は、比較例1と
同様にテープラッピング成形して外径16■、長さ10
00■、厚み0.6■のパイプを成形したO このパイプの曲は強度は100 Ka/scj、曲げ弾
性率は18 t/IIj、圧潰強度は22隆−1座屈強
度は180(−であった0
Claims (2)
- (1)有機、無機および金属繊維から選ばれた少くとも
1種の繊維を強化材とし、合成樹脂および/またはゴム
をマトリックスとした繊維強化複合材料からなる棒状ま
たは管状の構造体において、該構造体の長さ方向に対し
て0〜20度の繊維配向角度の該繊維が少なくとも50
容量%を含む強化繊維からなる複合材料からなり、かつ
該構造体の内面および/または外面に、Al_2O_3
72重量%以上、SiO_228重量%以下の成分から
なりX線的構造においてα−Al_2O_3の反射を実
質的に示さないアルミナ質繊維を強化材とし、該アルミ
ナ質繊維が該構造体の長さ方向に対して20〜90度の
繊維配向角度でもって配置された複合材料が積層一体化
されていることを特徴とする繊維強化構造体。 - (2)有機、無機および金属繊維から選ばれた少くとも
1種の繊維を強化材とし、合成樹脂および/またはゴム
をマトリックスとした複合材料よりなる棒状または管状
の構造体の製造において、構造体の長さ方向に対して0
〜20度の繊維配向角度の該繊維が少なくとも50容量
%含まれる繊維を強化材とした構造体の外面に、Al_
2O_372重量%以上、SiO_228重量%以下の
成分からなりX線的構造においてα−Al_2O_3反
射を実質的に示さないアルミナ質繊維を強化材とし、こ
れに合成樹脂および/またはゴムを含浸させた幅0.5
〜10mmの連続プリプレグを該構造体の長さ方向に対
して20〜90度の繊維配向角度に巻きつけ、ついで加
熱成形せしめることを特徴とする繊維強化構造体の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61005462A JPS62162519A (ja) | 1986-01-13 | 1986-01-13 | 繊維強化構造体およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61005462A JPS62162519A (ja) | 1986-01-13 | 1986-01-13 | 繊維強化構造体およびその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62162519A true JPS62162519A (ja) | 1987-07-18 |
JPH0347184B2 JPH0347184B2 (ja) | 1991-07-18 |
Family
ID=11611893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61005462A Granted JPS62162519A (ja) | 1986-01-13 | 1986-01-13 | 繊維強化構造体およびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62162519A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01166935A (ja) * | 1987-12-23 | 1989-06-30 | Sumitomo Chem Co Ltd | ハイブリッド管状構造体 |
JPH0233892U (ja) * | 1988-08-24 | 1990-03-02 | ||
US5030489A (en) * | 1988-08-29 | 1991-07-09 | Geberit Ag | Plastic molding for pipe systems |
JP2017190361A (ja) * | 2016-04-11 | 2017-10-19 | 新日鐵住金株式会社 | 板状の鋼線強化樹脂 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012115067A1 (ja) * | 2011-02-25 | 2012-08-30 | 東レ株式会社 | Frpの製造方法 |
-
1986
- 1986-01-13 JP JP61005462A patent/JPS62162519A/ja active Granted
Cited By (5)
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JPH01166935A (ja) * | 1987-12-23 | 1989-06-30 | Sumitomo Chem Co Ltd | ハイブリッド管状構造体 |
JPH0233892U (ja) * | 1988-08-24 | 1990-03-02 | ||
JPH0547824Y2 (ja) * | 1988-08-24 | 1993-12-16 | ||
US5030489A (en) * | 1988-08-29 | 1991-07-09 | Geberit Ag | Plastic molding for pipe systems |
JP2017190361A (ja) * | 2016-04-11 | 2017-10-19 | 新日鐵住金株式会社 | 板状の鋼線強化樹脂 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0347184B2 (ja) | 1991-07-18 |
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