JPS621624A - ウインドガラスの傾動防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はウィンドガラス、とりわけサッシュレ車 ストア型のドアガラスやりャサイドガラス等のウィンド
ガラスの傾動防止装置に関する。

従来の技術 サツシュレスドア型車の場合、ドアガラスはドアウェス
ト部上方ではドアサツシュによる昇降ガイドが得られな
いため、例えば２ドア型車におけるドアガラスや４ドア
型車のフロントドアガラスにあってはドアガラス下降時
にウィンドレギュレータのメインアームの操作力がドア
ガラスの後側部に作用するため後傾動する傾向にあって
、リヤサイドガラスの前線あるいはリヤドアガラスの前
縁と衝接して破損するおそれがある。そこで、このよう
なドアガラスの所間首振シを防止するために、特開昭５
７−１３０６８５号公報に示されているように、昇降さ
れるウィンドガラスの一側端部にストッパローラを配設
する一方、ドア本体又は車体サイド側に前記ストッパロ
ーラに当接するガイドプレートを固設して、ウィンドガ
ラス下降時の該ウィンドガラスの前後方向の傾動を、こ
れらストッパローラとガイドプレートとの当接によって
規制するようにしたものが知られている。

発明が解決しようとする問題点 ウィンドガラス装着時、例えばドアガラス装着時に核ド
アガラスの前後方向の傾きを調整する場合は、ウィンド
レギュレータのサブアームの下端部を支持するドア本体
側のサブチャンネルの上下位置を調節するのであるが、
ストツノくローラをドアガラスの後側端部に配設して、
ガイドグレートをドア本体側に前記ストッパローラの後
側に当接するように配設してあった場合、サブチャンネ
ルを上方に位置調節するとドアガラスが前方に傾くため
にストッパローラとガイドプレートとが離間して所期す
る規制効果が得られなくなってしまう。

逆に、サブチャンネルを下方に位置調節してドアガラス
を後方に傾けて姿勢調整しようとしても、ストッパロー
ラとガイドプレートとが強接触してドアガラスの姿勢調
整が不可能となってしまう問題が指摘されている。

そこで、本発明はウィンドガラスの前後方向の姿勢調整
に支障を来すことなく、該ウィンドガラスの下降時の前
後方向の傾動を規制することができるウィンドガラスの
傾動防止装置を提供するものである。

問題点を解決するための手段 ドア本体又は車体サイド側に配設されて、ウィンドガラ
スの一側端部に配設したストッパローラと当接するガイ
ドプレートを、適宜の角度範囲で前後方向に揺動自在に
配設すると共に、該ガイドプレートの取付部に該ガイド
プレートをストッパローラに弾接させる付勢手段を配設
しである。

作用 ガイドプレートがストッパローラに弾接してウィンドガ
ラス下降時の該ウィンドガラスの前後方向の傾動を規制
しているため、該ウィンドガラスを下降した際に所謂首
振り作用を閉止する。ウィンドガラス装着時に、該ウィ
ンドガラスの前後方向の傾向き姿勢を調整する場合、ガ
イドプレートが前後方向に揺動し、ウィンドガラスの姿
勢調整に伴なうストッパローラの移動に追随して弾接状
態を維持する。

実施例 以下、本発明の一実施例を２ドアタイプのサツシュレス
ドア型車のドアを例（採って図面と共に詳述する。

図において、１はドア本体を示し、該ドア本体１内には
前後ガイドレール２．３を配設しである。

ドアガラス４の前後側部にはスライダ５を固設してあっ
て、該スライダ５を前記ガイドレール２゜３に摺動自在
に係合して、該ガイドレール２．３に沿って昇降できる
ようになっている。

６はドア本体１内に組付けたウィンドレギュレータを示
し、そのメインアーム７の上端部はドアガラス１の下縁
に沿って固定したメインチャンネル９に係合しである。

また、サブアーム８はその上端部をメインチャンネル９
に係合しであると共に下端部をドア本体１に固定したサ
ブチャンネル１０に係合してあシ、これらメインアーム
７とサブアーム８との協働によってドアガラス４をガイ
ドレール２．３に沿って昇降できるようになっている。

ここで、ドアガラス４の一側端部、例えば後側端部には
ストッパローラ１１を突設しである一方、ドア本体１側
、例えば後部ガイドレール３の上端部には、前記ストッ
パローラ１１の後側部に当接するガイドプレート１２を
装着しである。このガイドプレート１２はそのペース部
１２　ａの下端部をガイドレール３に回動自在にピン１
４連結しであると共に、上端部に前後方向に長孔１５を
形成してあシ、との長孔１５にガイドレール３に固定し
たガイドピン１６を挿通して、該長孔１５の長さ範囲で
前記ビン１４を支点として所要角度で揺動自在に装着し
である。

また、このガイドプレート１２の取付部、具体的にはガ
イドレール３の側面とガイドプレート１２のローラ摺接
片１２　ｂとの間に、該ローラ摺接片１２ｂをストッパ
ローラ１１に弾接させる付勢手段１３を配設しである。

本実施例では付勢手段１３としてリーフスプリングを用
いているが、これに限定されるものではない。

以上の実施例装置によれば、ウィンドレギュレータ６の
操作によりドアガラス４を下降させる時は、メインアー
ム７上端からメインチャンネル９の後側部に操作入力が
作用し、このメインアーム７とサブアーム８との協働の
下にドアガラス４が降下するのであるが、スライダ５と
ガイドレール２．３との間には円滑な摺動性を確保する
ために所要のクリアランスを設定しであるため、前述の
ようにメインチャンネル９の後側部に操作力が入力する
ことによって、ドアガラス４は後方に傾動する傾向にあ
る。ところが、ストツノくローラ１１の後側部には付勢
手段１３によってガイドプレート１２のローラ摺接片１
２ｂが弾接しているため、ドアガラス４の後傾動を阻止
し、該ドアガラス４の後縁が隣接する図外のりャサイド
ガラス前縁に衝接するのを回避することができる。

一方、ドアガラス４の組付は時にあっては、サブチャン
ネル１０の上下位置を調節してドアガラス４の前後方向
の傾き姿勢を調整するのであるが、サブチャンネル１０
の位置を上げてドアガラス４を前方に傾き調整すると、
ストツノ５０−ラ１１が前方に移動してガイドプレート
１２から離間しようとするが、該ガイドプレート１２は
長孔１５の長さ範囲で前後方向に揺動自在となっており
、かつ、付勢手段１３によってストッパローラ１１方向
に回動力が付勢されているので、ガイドプレート１２は
ストッパローラ１１の前方移動に追随してローラ摺接片
１２　ｂとストッパローラ１１との弾接状態を維持する
。前述とは逆にドアガラス４を後方に傾き調整する場合
には、ガイドプレート１２が付勢手段１３の弾性に抗し
て後方に移動し、ストッパローラ１１とガイドプレート
１２との強接触を回避してドアガラス４の姿勢調整を許
容することができる。

なお、本発明は２ドア型車におけるリヤサイドガラスや
、４ドア型車のリヤドアガラスにも同様に適用すること
ができる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、ガイドプレートは適宜の
角度範囲で前後方向に揺動自在に装着してあって、付勢
手段により常にストッパローラに弾接しているので、ウ
ィンドレギュレータ操作によるウィンドガラスの下降時
に、該ウィンドガラスの前後方向の傾動を阻止して隣接
する他のウィンドガラスの縁部に衝接して破損するのを
回避することかできると共に、ウィンドガラス組付は時
の該ウィンドガラスの前後方向傾き姿勢を調整する場合
にあって、ガイドプレートがストッパローラの前後方向
移動に追随して、該ストッパローラとの弾接状態を常に
維持することができるので、前記姿勢調整にも支障を来
すことなくウィンドガラスの傾動防止を確実に行うこと
ができるという実用上多大な効果を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示す略示的透視側面図である
。 １・・・ドア本体、２，３Φ・・ガイドレール、４・・
・ウィンドガラス、６−・・ウィンドレギュレータ、１
１・・・ストッパローラ、１２−骨・ガイドプレート、
１３・・・付勢手段。 外２名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ウインドレギユレータの操作によりドア本体内又
   は車体サイド内に配置したガイドレールに沿つて昇降さ
   れるウインドガラスの一側端部にストッパローラを配設
   する一方、ドア本体又は車体サイド側に前記ストッパロ
   ーラに当接してウインドガラス下降時の該ウインドガラ
   スの前後方向の傾動を規制するガイドプレートを配設し
   た構造において、前記ガイドプレートを適宜の角度範囲
   で前後方向に揺動自在に配設すると共に、該ガイドプレ
   ートの取付部に該ガイドプレートをストッパローラに弾
   接させる付勢手段を配設したことを特徴とするウインド
   ガラスの傾動防止装置。