JPS62162070A - 有孔ビ−ム上に巻いた材料の洗滌方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は有孔ビーム上に巻いた材料を洗滌する方法であ
って、（８１該材料をビーム（２）の上に巻きかつ該ビ
ームの孔は洗滌流体の漏出を防止するため、材料のロー
ル（３）の両端領域において密封し、かつ（ｂ）洗滌流
体を内側から該ロール（３）を通って押し出す方法に係
る。また本発明はこの方法を実施する装置にも係る。

〔従来の技術〕

商業的洗滌においては、ビームを通って送給する洗滌流
体は若干の内部正圧力（約０．３から１．２バール）で
なければならない。これはビームの孔は該ロールの両端
領域において洗滌流体の漏出を防止するために覆われな
ければならないことを意味する。何故ならば、さもなけ
れば、洗滌溶液はこれらの点で“噴出”するからである
。

該ロールの両端の領域においてビームの孔を覆う必要が
あるので、ロールの全体の厚さを通って該流体を流すた
めには、ロール全長の中央領域におけるよりほぼ２倍と
長い端部領域を必要とする。

また現在の洗滌工程においてさえ材料ロールの円筒形中
央部は、該両端領域において洗滌が依然行われていると
きに既に長い時間清浄になっている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の目的は、冒頭に述べたタイプの方法であって、
本質的な洗滌流体及びエネルギの節約が達成されるよう
な方法を提供するためにある。

〔問題点を解決するための手段〕

この目的は本発明によれば、該ロール全長の中央領域に
おいて、ある特定の清浄度に達した時から、該洗滌工程
の終るまで、ロール全長の中央領域から出て来る洗滌流
体の部分を、ビーム（２）へ直接戻し、そして洗滌流体
の残りの部分のみを新鮮な洗滌流体と取換えることによ
って達成される。

〔実施例〕

以下本発明を実施例につき図面を参照しながら一層詳細
に説明しよう。

ビーム洗滌に対する典型的流れ条件を第１図について説
明する。

回転自在に取付けた有孔ビーム（２）は材料のロール（
３）を担持し、かつ上述のカバー（４）を具備し、かつ
タンク（５）の上方に位置する。タンク（５）は該ロー
ルの縦方向に相互に隣接して横たわる複数個の区分（５
ａ）〜（５ｆ）に分割する。

外方の２個の区分（５ａ）　、　　（５ｆ）は直接吐出
パイプ（７）に連通し、かつ区分（５ｂ）〜（５ｅ）は
それぞれ制御弁（６ｂ）〜（６ｅ）によってパイプ（７
）に連通ずる。

回転自在に取付けられかつ周上に孔を存するビーム（２
）は、洗滌すべき材料のロール（３）を担持する。

洗滌流体はビーム（２）の内部から該ロール（３）を通
って外方へ押出される。

該ロールの両端領域においては、ビーム（２）の孔は該
洗滌流体の漏出をカバー（４）によって密封する。

今、ビーム（２）とロール（３）が第１図示の寸法（ｃ
ｍで）を有するものと仮定する。該ロールの両端領域に
おいてカバー（４）によって密封される長さく３４ｃｍ
）はロールの厚さく同じ＜　３４ｃｎ＋）に一致する。

このような条件においても洗滌流体は同じくロール（３
）の該外方端領域を通って流れる。

もし洗滌流体がビーム（２）の内部からロール（３）の
個々の外方領域に到達するのに必要な時間を測定すれば
、相当の相違がある：即ちもし約６分の通過時間がＡ、
　Ｂ及び０点において測定されるならば、Ｄ及びＥ点に
おいては約１２分の流体通過時間となる。それ故洗滌工
程においてロール全長の中央＠域は、ロールの該両端領
域において依然として洗滌が行われているときに既に長
時間清浄となっているのである。

第２図は、沈滞工程において相当な改良が達成できた本
発明に係る装置を示す。

回転自在に取付けた有孔ビーム（２）は、材料のロール
（３）を担持し、上述のカバー（４）を具備しかつタン
ク（５）上方に位置する。タンク（５）は該ロールの縦
方向に相互に隣接して横たわる複数個の区分（５ａ）〜
（５ｆ）に分割される。

２（ｆｌｉｔの外方区分（５ａ）　、　　（５ｆ）は吐
出パイプ（７）に直接連通し、かつ区分（５ｂ）〜（５
ｅ）はそれぞれ制御弁（６ｂ）〜（６ｅ）によってパイ
プ（７）に連通ずる。

区分（５ｂ）　〜（５ｅ）は同じく制御弁（８ｂ）〜（
８ｅ）により戻りパイプ（９）に連通し、このパイプは
その中にポンプ（１０）を配列し、またビーム（２）内
部への新鮮水パイプ（１１）と連通ずる。

洗滌工程においては先ず最初、弁（８ｂ）〜（８ｅ）を
閉じそして弁（６ｂ）〜（６ｅ）を開く。新鮮な洗滌流
体は新鮮水パイプ（１１）を経てビーム（２）へ送給し
次いでロール（３）を通過した後に吐出パイプ（７）を
経て除去する。

ロール全長の中央領域が或る程度の清浄度に到達した特
定時期に、弁（８ｃ）及び（８ｄ）を開き、そして弁（
６ｃ）　、　　（６ｄ）を閉じると、タンク（５）の区
分（５ｃ）　、　　（５ｄ）から出て来る洗滌流体の部
分は、戻りパイプ（９）及びポンプ（１０）を経て直接
ビーム（２）に戻されるので、新鮮水パイプ（１１）を
経て送給する新鮮洗滌流体の量は対応して減少する。

洗滌工程が更に進むに従って、弁（８ｂ）　、　　（８
ｅ）を開くことができ、かつ弁（６ｂ）　、　　（６ｃ
）を要求通り閉じることができるので、区分（５ｂ）　
、　　（５ｅ）から出て来る洗滌流体の部分も同じくビ
ーム（２）に戻すことができる。が（して洗滌工程の最
後の部分においては、ロールの両端領域において吐出さ
れる。即ちタンク（５）の区分（５ａ）　、　　（５ｆ
）からの、依然として汚れて居る洗滌流体の部分のみを
新鮮水で取換える必要がある。

〔発明の効果〕

このようにして、ロール全長の中央領域が清浄となった
時から、そこから出て来る洗滌流体及び該流体に含まれ
る熱エネルギは、この洗滌系がらは抽出しないで、直接
洗滌液の循環の中に戻すので、約３０から４０％の水と
エネルギを従来の方法に比較して節約することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図はビームの上に材料を巻きつけてロールとした洗
滌ビームの流れの条件を説明するための路線図、第２図
は本発明に係る方法を実施する装置の路線図。 （１）はビームの中心線、（２）は有孔ビーム、（３）
は材料ロール、（４）はカバー、（５）はタンク、（５
ａ）〜（５ｆ）は区分、（６ｂ）　〜（６ｅ）は制御弁
、（７）は吐出パイプ、（８ｂ）〜（８ｅ）は制御弁、
（９）は戻りパイプ、（１０）はポンプ、（ＩＩ）は新
鮮水パイプである。 ＦＩ６．７

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、有孔ビーム上に巻いた材料の洗滌方法であって、 （ａ）該材料はビーム（２）の上に巻きかつ該ビームの
   孔は該材料ロール（３）の両端領域において洗滌流体の
   漏出を防止するため密封し、 （ｂ）該洗滌流体を該ロール（３）を通って内側から外
   方へ押し出す方法において、 （ｃ）該ロール全長の中央領域において或る特定程度の
   清浄度に達した時から、該洗滌工程の終りまで、該ロー
   ル全長の中央領域から出て来る洗滌流体の部分を直接ビ
   ーム（２）に戻しそして洗滌流体の残りの部分のみを新
   鮮洗滌水により交換することを特徴とする有孔ビーム上
   に巻いた材料の洗滌方法。 ２、有孔ビーム上に巻いた材料の洗滌方法であって、 （ａ）該材料はビーム（２）の上に巻きかつ該ビームの
   孔は該材料ロール（３）の両端領域において洗滌流体の
   漏出を防止するため密封し、 （ｂ）該洗滌流体を該ロール（３）を通って内側から外
   方へ押し出す方法において、 （ｃ）該ロール全長の中央領域において或る特定程度の
   清浄度に達した時から、該洗滌工程の終りまで、該ロー
   ル全長の中央領域から出て来る洗滌流体の部分を直接ビ
   ーム（２）に戻しそして洗滌流体の残りの部分のみを新
   鮮洗滌水により取換えることを特徴とする有孔ビーム上
   に巻いた材料の洗滌方法を実施する装置であって、 （ａ）回転自在に取付けた有孔ビーム（２）；（ｂ）該
   ビーム（２）へ中の洗滌流体を導入する装置；（ｃ）洗
   滌流体の漏出を防止するため該材料ロール（３）の両端
   領域において該ビーム（２）の孔を覆うカバー（４）； （ｄ）該材料ロール（３）から出て来る洗滌流体を収容
   するタンク（５） を有する装置において、 （ｅ）該タンク（５）が該ロール（３）の縦方向に相互
   に隣接して横たわる複数個の区分（（５ａ）〜（５ｆ）
   ）に分割されていること、 （ｆ）該ロール全長の中央領域の少なくとも区分（５ｃ
   、５ｄ）を要求により制御弁（６ｃ、６ｄ、８ｃ、８ｄ
   ）を経て吐出パイプ（７）、又はビーム（２）に連通し
   ている戻りパイプ（９）に連通することができること を特徴とする有孔ビーム上に巻いた材料の洗滌装置。