JPS62161750A - 安息香酸誘導体 - Google Patents
安息香酸誘導体Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は式
(式中Rはメチル基またはエチル基を表わす)で表わさ
れる安息香酸誘導体に関する。
れる安息香酸誘導体に関する。
本発明の安息香酸誘導体は感熱記録紙あるいは感圧複写
紙などの発色性記録材料に発色性染料として使用される
フルオラン化合物の原料となる物質であって、たとえば
この安息香酸誘導体と4−エトキシ−2−メチルジフェ
ニルアミンとの反応によって得られ式 (式中Rは上記と同じである)で表わされるフルオラン
化合物はきわめて優れた発色性能を有する発色性染料で
ある。
紙などの発色性記録材料に発色性染料として使用される
フルオラン化合物の原料となる物質であって、たとえば
この安息香酸誘導体と4−エトキシ−2−メチルジフェ
ニルアミンとの反応によって得られ式 (式中Rは上記と同じである)で表わされるフルオラン
化合物はきわめて優れた発色性能を有する発色性染料で
ある。
この式(1)で表わされるフルオラン化合物はそれ自体
は実質的に無色の物質であるが、電子受容性物例えば酸
性白土、クレー、フェノールホルマリン樹脂、ビスフェ
ノールAあるいはp−ヒドロキシ安息香酸ベンジルエス
テルなどと緊密に接触することによって迅速に黒紫色な
いし黒色に発色する性質を有する。このような性質の故
にこのフルオラン化合物は例えば感熱記録紙あるいは感
圧複写紙などのような発色性記録材料における黒色発色
性の色原体として利用されるものである。
は実質的に無色の物質であるが、電子受容性物例えば酸
性白土、クレー、フェノールホルマリン樹脂、ビスフェ
ノールAあるいはp−ヒドロキシ安息香酸ベンジルエス
テルなどと緊密に接触することによって迅速に黒紫色な
いし黒色に発色する性質を有する。このような性質の故
にこのフルオラン化合物は例えば感熱記録紙あるいは感
圧複写紙などのような発色性記録材料における黒色発色
性の色原体として利用されるものである。
現在、発色性記録材料における黒色発色の色原体として
は3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−フェニルアミ
ノフルオラン および5−N−メチルシクロヘキシルアミノ−6−メチ
ル−7−フェニルアミノフルオランの2種の化合物が広
く使用されている。しかしながら感熱記録紙の大きな用
途である感熱式ファクシミIJの発達に伴なって感熱記
録紙の発色速度の大なるものに対する要望が高まってお
シ、これら2種のフルオラン化合物はいずれもこの要望
に充分に応じられるものではなくなっている。
は3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−フェニルアミ
ノフルオラン および5−N−メチルシクロヘキシルアミノ−6−メチ
ル−7−フェニルアミノフルオランの2種の化合物が広
く使用されている。しかしながら感熱記録紙の大きな用
途である感熱式ファクシミIJの発達に伴なって感熱記
録紙の発色速度の大なるものに対する要望が高まってお
シ、これら2種のフルオラン化合物はいずれもこの要望
に充分に応じられるものではなくなっている。
式(1)のフルオラン化合物はこのような要望に応え得
る新規な物質であって、このフルオラン化合物と顕色剤
ビスフェノールAとの混合物は式(II)または式(■
)の化合物の同様な混合物にくらべて低温(90〜10
0℃)における発色の濃度が格段に濃いと云う特徴を有
している。また特開昭54−30909号公報において
、既知のフルオラン化合物にくらべて低温における発色
の度合がよいとして開示されている式 で表わされる化合物と比較しても式(1)のフルオラン
化合物は明らかに優れた黒色発色性を有するものである
。これらの比較を第1表に示す。
る新規な物質であって、このフルオラン化合物と顕色剤
ビスフェノールAとの混合物は式(II)または式(■
)の化合物の同様な混合物にくらべて低温(90〜10
0℃)における発色の濃度が格段に濃いと云う特徴を有
している。また特開昭54−30909号公報において
、既知のフルオラン化合物にくらべて低温における発色
の度合がよいとして開示されている式 で表わされる化合物と比較しても式(1)のフルオラン
化合物は明らかに優れた黒色発色性を有するものである
。これらの比較を第1表に示す。
第1表
化合物ヱ2 及旦 ヱ以 月す− υ」−三狙 1土去
A O,090,130,751,091,1B 1.
201.24B 0.090.130,711.071
.171.201.25CD、110.140.320
.851.111.141.21D O,110,15
0,310,831,0B 1.131.20E O,
100,130,611,011,161,191,2
3第1表において化合物Aおよび化合物Bはそれぞれ本
発明の化合物すなわち3−N−n−プロピルメチルアミ
ノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオランおよび
3−N−n−プロピルエチルアミノ−6−メチル−7−
フェニルアミノフルオランであり、化合物Cは式(II
)の化合物すなわち3−ジエチルアミノ−6−メチル−
7−フェニルアミノフルオラン、化合物りは式(I[[
)の化合物すなわち3−N−メチルシクロヘキシルアミ
ノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、そし
て化合物Eは式(IV)の化合物すなワチ3−N−16
(、−ペンチルエチルアミノ−6−メチル−7−フェニ
ルアミノフルオランである。
A O,090,130,751,091,1B 1.
201.24B 0.090.130,711.071
.171.201.25CD、110.140.320
.851.111.141.21D O,110,15
0,310,831,0B 1.131.20E O,
100,130,611,011,161,191,2
3第1表において化合物Aおよび化合物Bはそれぞれ本
発明の化合物すなわち3−N−n−プロピルメチルアミ
ノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオランおよび
3−N−n−プロピルエチルアミノ−6−メチル−7−
フェニルアミノフルオランであり、化合物Cは式(II
)の化合物すなわち3−ジエチルアミノ−6−メチル−
7−フェニルアミノフルオラン、化合物りは式(I[[
)の化合物すなわち3−N−メチルシクロヘキシルアミ
ノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、そし
て化合物Eは式(IV)の化合物すなワチ3−N−16
(、−ペンチルエチルアミノ−6−メチル−7−フェニ
ルアミノフルオランである。
表中の数値は使用例1、使用例2および比較例1におい
て製造した感熱記録紙の各温度における発色濃度を示す
ものであって、発色のための加熱には乾熱試験器(株式
会社キシノ科学機棹製品)を用い、発色濃度の測定には
マクベス反射濃度計を使用した。発色濃度を示す数値は
大なる程発色が濃いことを表わしている。
て製造した感熱記録紙の各温度における発色濃度を示す
ものであって、発色のための加熱には乾熱試験器(株式
会社キシノ科学機棹製品)を用い、発色濃度の測定には
マクベス反射濃度計を使用した。発色濃度を示す数値は
大なる程発色が濃いことを表わしている。
すなわち第1表は式(1)のフルオラン化合物が比較し
た類似構造のフルオラン化合物に比して特に90°〜1
00℃附近の温度においてすぐれた発色性を有すること
を示しており、この性質は高速度のファクシミリに用い
る感熱記録紙用の色原体の性能としてきわめて好ましい
ものである。
た類似構造のフルオラン化合物に比して特に90°〜1
00℃附近の温度においてすぐれた発色性を有すること
を示しており、この性質は高速度のファクシミリに用い
る感熱記録紙用の色原体の性能としてきわめて好ましい
ものである。
この式(1)のフルオラン化合物は上記のようにすぐれ
た発色性を有するのみならず、それを使用して製造した
感熱記録紙は製造直後においてもまた高温高湿の環境下
に長時間保存しても、地肌の汚れがきわめて少いと云う
大きな特長をも有するものである。
た発色性を有するのみならず、それを使用して製造した
感熱記録紙は製造直後においてもまた高温高湿の環境下
に長時間保存しても、地肌の汚れがきわめて少いと云う
大きな特長をも有するものである。
式(1)で表わされるフルオラン化合物は本発明の式
(式中Rは前記と同じである)で我わされる安息香酸誘
導体の1モル割合と式 (式中yは水素または低級アルキル基を表わす)で表わ
される4−ヒドロキシ−(または4−低級アルコキシ)
−2−メチルジフェニルアミンのほぼ1モル割合とを濃
硫酸中で反応させることによって得られる。従って、本
発明の安息香酸誘導体は式(1)のフルオラン化合物を
合成するための中間体として有用なものである。
導体の1モル割合と式 (式中yは水素または低級アルキル基を表わす)で表わ
される4−ヒドロキシ−(または4−低級アルコキシ)
−2−メチルジフェニルアミンのほぼ1モル割合とを濃
硫酸中で反応させることによって得られる。従って、本
発明の安息香酸誘導体は式(1)のフルオラン化合物を
合成するための中間体として有用なものである。
そして本発明の安息香酸誘導体は式
(式中Rは前記と同じである)で表わされるm−アミノ
フェノール誘導体の1モル割合と無水フタル酸のほぼ1
モル割合とを反応させることによって得られるものであ
り、この反応は例えバドルエン、パークレンあるいはク
ロロセンなどの溶媒中で両者を加熱することKよって進
行する。加熱温度は使用する溶媒の還流温度を利用する
のが有利であシ、溶媒の種類、反応液の濃度などによっ
て大きく差異が生じ、90〜140℃の範囲で行われる
ことが多い。反応時間は加熱温度によって大きく支配さ
れ、およそ4〜20時間を必要とする。この際必要に応
じて酸性物質(例えば無水の均化亜鉛のようなルイス酸
)を触媒として添加してもよい。
フェノール誘導体の1モル割合と無水フタル酸のほぼ1
モル割合とを反応させることによって得られるものであ
り、この反応は例えバドルエン、パークレンあるいはク
ロロセンなどの溶媒中で両者を加熱することKよって進
行する。加熱温度は使用する溶媒の還流温度を利用する
のが有利であシ、溶媒の種類、反応液の濃度などによっ
て大きく差異が生じ、90〜140℃の範囲で行われる
ことが多い。反応時間は加熱温度によって大きく支配さ
れ、およそ4〜20時間を必要とする。この際必要に応
じて酸性物質(例えば無水の均化亜鉛のようなルイス酸
)を触媒として添加してもよい。
1+上記のm−アミンフェノール誘導体はたとえばレゾ
ルシ/とn−プロピルアミンとの反応で得られるm−プ
ロピルアミンフェノールを適当なメチル化剤またはエチ
ル化剤を用いてN−アルキル化することによって得られ
、あるいはレゾルシンとメチルアミンまたはエチルアミ
ンとを反応させて得られるm−メチル(またはエチル)
アミノフェノールにへロrン化n−プロピルを反応させ
ても得られるものである。
ルシ/とn−プロピルアミンとの反応で得られるm−プ
ロピルアミンフェノールを適当なメチル化剤またはエチ
ル化剤を用いてN−アルキル化することによって得られ
、あるいはレゾルシンとメチルアミンまたはエチルアミ
ンとを反応させて得られるm−メチル(またはエチル)
アミノフェノールにへロrン化n−プロピルを反応させ
ても得られるものである。
本発明のフルオラン化合物を色原体として含有する発色
性記録材料としては例えば感圧複写紙、感熱記録紙、感
熱複写紙、通電記録紙、電子写真用トナー、スタンプイ
ンク、タイプライタ−のリボンなどを挙げることができ
るがこれらのみに限られるものではない。このフルオラ
ン化合物を用いて感圧複写紙を調製するには例えば米国
特許第2,548,366号および同第2,800,4
58記名明細書に記載された方法に従って行危うことが
できる。感熱記録紙あるいは感熱複写紙などの感熱記録
材料に用いるには特公昭40−60643号、同43−
4160号および同45−j4039号各公報に記載さ
れた方法を用いることができる。電子写真用トナーとし
て用いるには例えば特開昭52−56932号公報記載
の方法、また通電記録紙に用いるには例えば特開昭48
−96137号、特開昭48−101935号および特
公昭56−10193号各公報記載の方法を用いること
ができる。これらの使用法に際して本発明のフルオラン
化合物はそれぞれ単独でかあるいは混合して、さらには
他の色原体と混合しても使用が可能なことは勿論である
。
性記録材料としては例えば感圧複写紙、感熱記録紙、感
熱複写紙、通電記録紙、電子写真用トナー、スタンプイ
ンク、タイプライタ−のリボンなどを挙げることができ
るがこれらのみに限られるものではない。このフルオラ
ン化合物を用いて感圧複写紙を調製するには例えば米国
特許第2,548,366号および同第2,800,4
58記名明細書に記載された方法に従って行危うことが
できる。感熱記録紙あるいは感熱複写紙などの感熱記録
材料に用いるには特公昭40−60643号、同43−
4160号および同45−j4039号各公報に記載さ
れた方法を用いることができる。電子写真用トナーとし
て用いるには例えば特開昭52−56932号公報記載
の方法、また通電記録紙に用いるには例えば特開昭48
−96137号、特開昭48−101935号および特
公昭56−10193号各公報記載の方法を用いること
ができる。これらの使用法に際して本発明のフルオラン
化合物はそれぞれ単独でかあるいは混合して、さらには
他の色原体と混合しても使用が可能なことは勿論である
。
実施例 l
m−N−n−プロピルメチルアミノフェノール5.7g
および無水7タル酸5.6gをトルエン15wt1中に
加え、7時間攪拌下に加熱還流を続けたのち、冷却して
トルエン50rnlを加えて稀釈し、10チ苛性ソーダ
水溶液70−と2回振盪して生成している安息香酸誘導
体を塩として水層に抽出した。抽出液にフレーク状苛性
ソーダを安息香酸誘導体のナトリウム塩がそれ以上析出
しなくなるまで加え、今後析出しているナトリウム塩を
p取し、イソプロピルアルコール50―で洗浄した。ナ
トリウム塩を150−の水に溶解し、50チ硫酸を用い
てpi(4〜5に中和し、析出する結晶をテ取、水洗そ
して乾燥して〇−(4−N−n−プロピルメチルアミノ
−2−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸7.9.9 (
収率73.1%)を融点149〜151℃の白色結晶と
して得た。
および無水7タル酸5.6gをトルエン15wt1中に
加え、7時間攪拌下に加熱還流を続けたのち、冷却して
トルエン50rnlを加えて稀釈し、10チ苛性ソーダ
水溶液70−と2回振盪して生成している安息香酸誘導
体を塩として水層に抽出した。抽出液にフレーク状苛性
ソーダを安息香酸誘導体のナトリウム塩がそれ以上析出
しなくなるまで加え、今後析出しているナトリウム塩を
p取し、イソプロピルアルコール50―で洗浄した。ナ
トリウム塩を150−の水に溶解し、50チ硫酸を用い
てpi(4〜5に中和し、析出する結晶をテ取、水洗そ
して乾燥して〇−(4−N−n−プロピルメチルアミノ
−2−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸7.9.9 (
収率73.1%)を融点149〜151℃の白色結晶と
して得た。
実施例 2
実施例1で使用したm−N−n−プロピルメチルアミン
フェノールの代シにm−N−n−プロピルエチルアミン
フェノール6.21を用い、実施例1とほとんど同様の
操作を行ってo−(4−N−n−プロピルエチルアミノ
−2−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸7.411(収
率65.2%)を融点1518〜153℃の白色結晶と
して得た。
フェノールの代シにm−N−n−プロピルエチルアミン
フェノール6.21を用い、実施例1とほとんど同様の
操作を行ってo−(4−N−n−プロピルエチルアミノ
−2−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸7.411(収
率65.2%)を融点1518〜153℃の白色結晶と
して得た。
なおこれらの実験において原料として使用し7’(m−
N−n−プロぎルメチルアミノフェノールおよびm−N
−n−プロピルエチルアミノフェノールは、レゾルシン
とn−プロピルアミンとを無水塩化亜鉛の存在下に18
0〜200℃に加熱して得られたm−n−プロピルアミ
ンフェノール(沸点122〜125℃70.5〜1順u
g)をメチル化剤またはエチル化剤を用いて常法によっ
てアルキル化して得られる常温で油状の物質である。
N−n−プロぎルメチルアミノフェノールおよびm−N
−n−プロピルエチルアミノフェノールは、レゾルシン
とn−プロピルアミンとを無水塩化亜鉛の存在下に18
0〜200℃に加熱して得られたm−n−プロピルアミ
ンフェノール(沸点122〜125℃70.5〜1順u
g)をメチル化剤またはエチル化剤を用いて常法によっ
てアルキル化して得られる常温で油状の物質である。
使用例 1
3−N−n−プロピルメチルアミノ−6−メチル−7−
フェニルアミノフルオラン五5g、クレー(ニルグルハ
ルト社rUW−904) 15.0 g、ポリビニルア
ルコール(クラレ−105)+7)15%水溶液41.
5Ji’および純水4Q、ONをガラスピーズ(径1〜
15m)150gと共に250−のポリエチレン瓶に入
れて密栓し、 Red Devi1社裂ペイントコンデ
ィショナーに装着して630回/分の振動数で6時間振
盪した。ガラスピーズを除去して粒度2〜6μの3−N
−n−プロピルメチルアミノ−6−メチル−7−フェニ
ルアミノフルオラン粒子を含む粘稠な水性懸濁液を得た
。
フェニルアミノフルオラン五5g、クレー(ニルグルハ
ルト社rUW−904) 15.0 g、ポリビニルア
ルコール(クラレ−105)+7)15%水溶液41.
5Ji’および純水4Q、ONをガラスピーズ(径1〜
15m)150gと共に250−のポリエチレン瓶に入
れて密栓し、 Red Devi1社裂ペイントコンデ
ィショナーに装着して630回/分の振動数で6時間振
盪した。ガラスピーズを除去して粒度2〜6μの3−N
−n−プロピルメチルアミノ−6−メチル−7−フェニ
ルアミノフルオラン粒子を含む粘稠な水性懸濁液を得た
。
他方ビスフェノールAI0.5N、クレー(エンダルハ
ルト社rUW−90J ) 8. OF 、ポリビニル
アルコール(クラレ−105)15%水溶液41.5I
および純水40.0 gをガラスピーズ(径1〜1.5
m)1so、pと共に250#Ilのポリエチレン属に
入れて密栓し、Red Devi1社製ペイントコンデ
ィショナーに装着した。630回/分の振動数で10時
間振盪したのちがラスビーズを除去して粒度2〜3μの
ビスフェノールAの粒子を含む水性懸濁液を得た。
ルト社rUW−90J ) 8. OF 、ポリビニル
アルコール(クラレ−105)15%水溶液41.5I
および純水40.0 gをガラスピーズ(径1〜1.5
m)1so、pと共に250#Ilのポリエチレン属に
入れて密栓し、Red Devi1社製ペイントコンデ
ィショナーに装着した。630回/分の振動数で10時
間振盪したのちがラスビーズを除去して粒度2〜3μの
ビスフェノールAの粒子を含む水性懸濁液を得た。
このビスフェノールAの水性懸濁液に上記の3−N−n
−プロピルメチルアミノ−6−メチル−7−フェニルア
ミノフルオランの水性懸濁液を加え、30分間攪拌して
よく混合した。この混合液を白色原紙にワイヤーロッド
A12を用いて手塗りで塗布し、60℃の温風で3分間
乾燥して塗布面に地肌の汚れのほとんど認められない非
常に白い感熱記録紙を得た。この感熱記録紙は熱針、熱
タイプあるいは熱模様などによる加熱によって極めて迅
速にわずかに赤味を帯びた黒色を発色した。
−プロピルメチルアミノ−6−メチル−7−フェニルア
ミノフルオランの水性懸濁液を加え、30分間攪拌して
よく混合した。この混合液を白色原紙にワイヤーロッド
A12を用いて手塗りで塗布し、60℃の温風で3分間
乾燥して塗布面に地肌の汚れのほとんど認められない非
常に白い感熱記録紙を得た。この感熱記録紙は熱針、熱
タイプあるいは熱模様などによる加熱によって極めて迅
速にわずかに赤味を帯びた黒色を発色した。
この感熱記録紙を乾熱試験器(株式会社キシノ科学機械
製品)を用い、70℃、80℃、90℃、100℃、1
10℃、120℃および140℃の各温度で5秒間両面
加熱して発色させた(やや赤味を帯びた黒色)。その発
色面の色濃度をマクベス反射濃度計RD−514型(使
用フィルターラステン+106)で測定した。その結果
を第1表の化合物Aの欄に記載した。
製品)を用い、70℃、80℃、90℃、100℃、1
10℃、120℃および140℃の各温度で5秒間両面
加熱して発色させた(やや赤味を帯びた黒色)。その発
色面の色濃度をマクベス反射濃度計RD−514型(使
用フィルターラステン+106)で測定した。その結果
を第1表の化合物Aの欄に記載した。
使用例 2
使用例1において使用したろ−N−n−プロピルメチル
アミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオランの
代りに3− N −n−プロピルエチルアミノ−6−メ
チル−7−フェニルアミノフルオランを使用し、使用例
1と同様にして感熱記録紙を製造した。この感熱記録紙
を使用例1と同様に発色させて発色面の色濃度を測定し
た数値を第1表の化合物Bの欄に示した。
アミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオランの
代りに3− N −n−プロピルエチルアミノ−6−メ
チル−7−フェニルアミノフルオランを使用し、使用例
1と同様にして感熱記録紙を製造した。この感熱記録紙
を使用例1と同様に発色させて発色面の色濃度を測定し
た数値を第1表の化合物Bの欄に示した。
比較例
使用例1において使用した3−N−n−プロピルメチル
アミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオランの
代シに3−ジエチルアミノ−6−1fk−7−フェニル
アミノフルオラン、3−N−7クロヘキシルメチルアミ
ノー6−メチルー7−フエニルアミノフルオランおよび
3− N −1so−ペンチルエチルアミノ−6−メf
ルー7−フェニルアミノフルオランを使用して使用例1
と同様にして感熱記録紙をつくり、発色させそして色濃
度測定を行った。それらの測定値をそれぞれ第1表の化
合物c、DおよびEの欄に示した。なおこれらの感熱記
録紙の塗布面は使用例1で得られたものに比してやや地
肌の汚れか認められた。
アミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオランの
代シに3−ジエチルアミノ−6−1fk−7−フェニル
アミノフルオラン、3−N−7クロヘキシルメチルアミ
ノー6−メチルー7−フエニルアミノフルオランおよび
3− N −1so−ペンチルエチルアミノ−6−メf
ルー7−フェニルアミノフルオランを使用して使用例1
と同様にして感熱記録紙をつくり、発色させそして色濃
度測定を行った。それらの測定値をそれぞれ第1表の化
合物c、DおよびEの欄に示した。なおこれらの感熱記
録紙の塗布面は使用例1で得られたものに比してやや地
肌の汚れか認められた。
特許出願人 新IE ’II化工株式会社外2名
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rはメチル基またはエチル基を表わす)で表わさ
れる安息香酸誘導体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61267741A JPS62161750A (ja) | 1982-12-27 | 1986-11-12 | 安息香酸誘導体 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57227095A JPS59120654A (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | フルオラン化合物 |
JP61267741A JPS62161750A (ja) | 1982-12-27 | 1986-11-12 | 安息香酸誘導体 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57227095A Division JPS59120654A (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | フルオラン化合物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62161750A true JPS62161750A (ja) | 1987-07-17 |
JPH0248537B2 JPH0248537B2 (ja) | 1990-10-25 |
Family
ID=26527501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61267741A Granted JPS62161750A (ja) | 1982-12-27 | 1986-11-12 | 安息香酸誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62161750A (ja) |
-
1986
- 1986-11-12 JP JP61267741A patent/JPS62161750A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0248537B2 (ja) | 1990-10-25 |
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