JPS62159717A - 圧力交換型過給機付エンジン - Google Patents
圧力交換型過給機付エンジンInfo
- Publication number
- JPS62159717A JPS62159717A JP12686A JP12686A JPS62159717A JP S62159717 A JPS62159717 A JP S62159717A JP 12686 A JP12686 A JP 12686A JP 12686 A JP12686 A JP 12686A JP S62159717 A JPS62159717 A JP S62159717A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passage
- exhaust gas
- engine
- rotor
- exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B33/00—Engines characterised by provision of pumps for charging or scavenging
- F02B33/32—Engines with pumps other than of reciprocating-piston type
- F02B33/42—Engines with pumps other than of reciprocating-piston type with driven apparatus for immediate conversion of combustion gas pressure into pressure of fresh charge, e.g. with cell-type pressure exchangers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N3/00—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
- F01N3/08—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous
- F01N3/10—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust
- F01N3/18—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust characterised by methods of operation; Control
- F01N3/20—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust characterised by methods of operation; Control specially adapted for catalytic conversion ; Methods of operation or control of catalytic converters
- F01N3/2053—By-passing catalytic reactors, e.g. to prevent overheating
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、車両用ガソリンエンジンの高圧排ガスが保有
する圧力エネルギを、同一のロータ内にある低圧ガス即
ち吸気に伝達してその圧力を上昇させるようにした圧力
交換型の過給機を具えだエンジンに関するものである。
する圧力エネルギを、同一のロータ内にある低圧ガス即
ち吸気に伝達してその圧力を上昇させるようにした圧力
交換型の過給機を具えだエンジンに関するものである。
（従来の技術）
近来、エンジンの吸気通路及び排気通路間に介装された
円筒状ケーシングと、同ケーシング内に同軸的に配設さ
れ１駆動装置によって廻転せしめられる円柱状のロータ
と、同ロータの両端部に開口し夫々軸線方向に延在して
ロータ内に多数配設されたロータセルとを具えた圧力交
換型の過給機（例えば商品名コンプレックスとして知ら
れている種類の過給機）が注目されている。この種過給
機の構造及び作動態様については、本出願人の出願に係
る実用新案登録願昭和５９年第２２２９９号（昭和５９
年２月１７日出願）において詳細に渉シ説明されている
が、これを自動車用ガソリンエンジンと組合せて使用す
る場合、次のような問題がある。即ち （１） 自動車用ガソリンエンジンにおいては、その
排ガス中の有害成分（ＨＣ、Ｃｏ 、Ｎ０ｘ）を低減す
るために、三元触媒が広く用いられている。そして通常
三元触媒は、多数の小断面積の排ガス通路を具えたハネ
カム構造のセラミックス担体に触媒物質を担持させ、又
はベレット状をなすセラミックス担体の表面に触媒物質
を担持させた構成を有するが、何れの場合でも、排ガス
の流通抵抗が不可避的に犬きくなる。
円筒状ケーシングと、同ケーシング内に同軸的に配設さ
れ１駆動装置によって廻転せしめられる円柱状のロータ
と、同ロータの両端部に開口し夫々軸線方向に延在して
ロータ内に多数配設されたロータセルとを具えた圧力交
換型の過給機（例えば商品名コンプレックスとして知ら
れている種類の過給機）が注目されている。この種過給
機の構造及び作動態様については、本出願人の出願に係
る実用新案登録願昭和５９年第２２２９９号（昭和５９
年２月１７日出願）において詳細に渉シ説明されている
が、これを自動車用ガソリンエンジンと組合せて使用す
る場合、次のような問題がある。即ち （１） 自動車用ガソリンエンジンにおいては、その
排ガス中の有害成分（ＨＣ、Ｃｏ 、Ｎ０ｘ）を低減す
るために、三元触媒が広く用いられている。そして通常
三元触媒は、多数の小断面積の排ガス通路を具えたハネ
カム構造のセラミックス担体に触媒物質を担持させ、又
はベレット状をなすセラミックス担体の表面に触媒物質
を担持させた構成を有するが、何れの場合でも、排ガス
の流通抵抗が不可避的に犬きくなる。
（２）一方、上記圧力交換型過給機においては、そＤ構
造上の特質から、排気側の出口圧力が高くなると、過給
能力が著しく低下する。従って、過給機の排気出口の下
流に流通抵抗が大きい触媒装置を設けることは、過給機
の性能向上という観点からは、元来好ましいことではな
い。
造上の特質から、排気側の出口圧力が高くなると、過給
能力が著しく低下する。従って、過給機の排気出口の下
流に流通抵抗が大きい触媒装置を設けることは、過給機
の性能向上という観点からは、元来好ましいことではな
い。
（発明が解決しようとする問題点）
本発明は、上述した圧力交換型過給機の特性に注目し、
エンジンの排ガス浄化が特に必要とされる運転領域では
、触媒装置にその機能を十分に発揮させるが、他方排ガ
ス中の有害成分が比較的少く、元来触媒装置による排ガ
ス浄化機能がそれほど要請されていないその他のエンジ
ン運転領域では、過給機の性能を向上させることによジ
エンジンの出力、燃費等性能を改善することを目的とす
るものである。
エンジンの排ガス浄化が特に必要とされる運転領域では
、触媒装置にその機能を十分に発揮させるが、他方排ガ
ス中の有害成分が比較的少く、元来触媒装置による排ガ
ス浄化機能がそれほど要請されていないその他のエンジ
ン運転領域では、過給機の性能を向上させることによジ
エンジンの出力、燃費等性能を改善することを目的とす
るものである。
（問題点を解決するための手段）
本発明は上記に鑑み創案されたもので、ガソリンエンジ
ン、上記エンジンの吸気通路および排気通路間に介装さ
れた円筒状ケーシングと、同ケーシング内に同軸的に配
設され駆動装置によって廻転せしめられる円柱状のロー
タと、同ロータの両端部に開口し夫々軸線方向に延在し
てロータ内に多数配設されたロータセルとを具えた圧力
交換型の過給機、同過給機の排気側に連結された排ガス
浄化用の触媒装置、一端が上記過給機と触媒装置との間
の排気通路に連通し他端が大気に連通したリリーフ通路
、及び同リリーフ通路内に介装されたＩＪ ＋７−フ弁
を具え、特に排ガスの浄化を要するエンジンの運転領域
では上記リリーフ弁を閉鎖することによって排ガスを上
記触媒装置に導入し、その他のエンジン運転領域では上
記リリーフ弁を開放して排ガスを上記リリーフ通路に導
くように構成したことを特徴とする圧力交換型過給機付
エンジンを要旨とするものである。
ン、上記エンジンの吸気通路および排気通路間に介装さ
れた円筒状ケーシングと、同ケーシング内に同軸的に配
設され駆動装置によって廻転せしめられる円柱状のロー
タと、同ロータの両端部に開口し夫々軸線方向に延在し
てロータ内に多数配設されたロータセルとを具えた圧力
交換型の過給機、同過給機の排気側に連結された排ガス
浄化用の触媒装置、一端が上記過給機と触媒装置との間
の排気通路に連通し他端が大気に連通したリリーフ通路
、及び同リリーフ通路内に介装されたＩＪ ＋７−フ弁
を具え、特に排ガスの浄化を要するエンジンの運転領域
では上記リリーフ弁を閉鎖することによって排ガスを上
記触媒装置に導入し、その他のエンジン運転領域では上
記リリーフ弁を開放して排ガスを上記リリーフ通路に導
くように構成したことを特徴とする圧力交換型過給機付
エンジンを要旨とするものである。
（実施例）
以下本発明の実施例を添付図面について具体的に説明す
る。図中符号１０は自動車用のガソリンエンジンを概念
的に示し、同エンジンは吸気通路１２に連通ずる吸気弁
１４、及び排気通路１６に連通ずる排気弁１８を具えて
いる。２ｏは一般に商品名コンプレックス（Ｃｏｍｐｒ
ｅｘ ）として知られている周知の圧力交換型過給機を
概念的に示し、同過給機は、両端面が開口した円筒状の
ケーシング２２と、同ケーシング２２内に同軸的に収蔵
された円柱状のロータ２４とを具え、同ロータはその軸
２６に固着されたプーリ２８と、図示の実施例では、エ
ンジンのクランクシャフトに連動して廻転されるプーリ
３０と、両プーリ間に憑装されたベルト３２とからなる
駆動装置３４によって、エンジン１０の廻転数に応じた
廻転数で駆動される。又ロータ２４は、その外周部分に
多数列設され、軸線方向に延在したロータセル３６を具
え、同ロータセル３６は、その一端開口部３６ａをエア
ケーシング３８に連通され、又他端開口部３６ｂをガス
ケーシング４０に連通されている。上記エアケーシング
３８は、その一端の出口３８ａを上記吸気通路１２に連
結され、又他端入口３８ｂを図示しないエアクリーナを
介して大気に連通されている。一方、上記ガスケーシン
グ４０は、その一端の入口４０ａを上記排気通路１６に
連結され、又他端出口４０ｂを下流側排気通路４２を介
して三元触媒装置４４に連結されている。
る。図中符号１０は自動車用のガソリンエンジンを概念
的に示し、同エンジンは吸気通路１２に連通ずる吸気弁
１４、及び排気通路１６に連通ずる排気弁１８を具えて
いる。２ｏは一般に商品名コンプレックス（Ｃｏｍｐｒ
ｅｘ ）として知られている周知の圧力交換型過給機を
概念的に示し、同過給機は、両端面が開口した円筒状の
ケーシング２２と、同ケーシング２２内に同軸的に収蔵
された円柱状のロータ２４とを具え、同ロータはその軸
２６に固着されたプーリ２８と、図示の実施例では、エ
ンジンのクランクシャフトに連動して廻転されるプーリ
３０と、両プーリ間に憑装されたベルト３２とからなる
駆動装置３４によって、エンジン１０の廻転数に応じた
廻転数で駆動される。又ロータ２４は、その外周部分に
多数列設され、軸線方向に延在したロータセル３６を具
え、同ロータセル３６は、その一端開口部３６ａをエア
ケーシング３８に連通され、又他端開口部３６ｂをガス
ケーシング４０に連通されている。上記エアケーシング
３８は、その一端の出口３８ａを上記吸気通路１２に連
結され、又他端入口３８ｂを図示しないエアクリーナを
介して大気に連通されている。一方、上記ガスケーシン
グ４０は、その一端の入口４０ａを上記排気通路１６に
連結され、又他端出口４０ｂを下流側排気通路４２を介
して三元触媒装置４４に連結されている。
上記エンジン１０は、図示の実施例では、車載コンピー
ータ４６の指令に基づいて燃料噴射量が調整されるイン
ジェクタ４８を具え、同インジェクタ４８は燃料噴射ポ
ンプ５０を介して燃料タンク５２に連結されている。又
、上記吸気通路１２内には、運転者によって開閉される
スロットル弁５４が設けられ、一方、上流側の排気通路
１６内には、エンジン１０の空燃比に略比例した電気的
信号出力を発生するリニヤ空燃比センサ５６が設けられ
、又下流側排気通路４２内には、自体周知のストイキオ
０２センサ５８が設げられている。更に、車載コンピュ
ータ４６は、上記スロットル弁５４の開度、リニヤ空燃
比センサ５６の出力信号、ストイキオ０□センサ５８の
出力信号、及びエンジン１０の回転数信号、エンジン１
０の冷却水温を表わす信号、吸気温度を表わす信号、吸
気密度を表わす信号その他任意の燃料噴射量補正信号を
受けて、エンジン１０及び車両の運転状態に応じた適正
な燃料噴射量を演算し、その出力信号を前記インジェク
タ４８に与え、同インジェクタを作動させるものである
。なお又、上記触媒装置４４人口上流の排気通路４２と
、同触媒装置４４の下流側排気通路６０との間にリリー
フ通路６２が連結され、同ＩＪ ＩＪ−７通路は、上記
排気通路６０及び図示しないマフラーを介して大気に連
通している。
ータ４６の指令に基づいて燃料噴射量が調整されるイン
ジェクタ４８を具え、同インジェクタ４８は燃料噴射ポ
ンプ５０を介して燃料タンク５２に連結されている。又
、上記吸気通路１２内には、運転者によって開閉される
スロットル弁５４が設けられ、一方、上流側の排気通路
１６内には、エンジン１０の空燃比に略比例した電気的
信号出力を発生するリニヤ空燃比センサ５６が設けられ
、又下流側排気通路４２内には、自体周知のストイキオ
０２センサ５８が設げられている。更に、車載コンピュ
ータ４６は、上記スロットル弁５４の開度、リニヤ空燃
比センサ５６の出力信号、ストイキオ０□センサ５８の
出力信号、及びエンジン１０の回転数信号、エンジン１
０の冷却水温を表わす信号、吸気温度を表わす信号、吸
気密度を表わす信号その他任意の燃料噴射量補正信号を
受けて、エンジン１０及び車両の運転状態に応じた適正
な燃料噴射量を演算し、その出力信号を前記インジェク
タ４８に与え、同インジェクタを作動させるものである
。なお又、上記触媒装置４４人口上流の排気通路４２と
、同触媒装置４４の下流側排気通路６０との間にリリー
フ通路６２が連結され、同ＩＪ ＩＪ−７通路は、上記
排気通路６０及び図示しないマフラーを介して大気に連
通している。
又すＩＪ−７通路６２にはリリーフ弁６４が介装され、
同リリーフ弁６４は、アクチュエータ６６によって開閉
される。図示の実施例では、上記アクチュエータ６６は
前記コンピュータ４６の指令により開閉される電磁弁６
８を介して真空源７０に接続されている。真空源７０は
、真空ポンプでもよく、又エンジン１０の吸気通路でも
よい。更に上記アクチュエータ６６は、電磁式アクチュ
エータ或いはモータ駆動のねじ軸・ナツト式の電動アク
チュエータ等によって均等的に代替することができる。
同リリーフ弁６４は、アクチュエータ６６によって開閉
される。図示の実施例では、上記アクチュエータ６６は
前記コンピュータ４６の指令により開閉される電磁弁６
８を介して真空源７０に接続されている。真空源７０は
、真空ポンプでもよく、又エンジン１０の吸気通路でも
よい。更に上記アクチュエータ６６は、電磁式アクチュ
エータ或いはモータ駆動のねじ軸・ナツト式の電動アク
チュエータ等によって均等的に代替することができる。
上記構成において、縦軸にエンジンの出力Ｐ３をとシ、
横軸にエンジンの回転数ｒｐｍをとって示した第２図の
特性図に示されている運転領域Ａ即ち比較的低回転数か
つ低負荷域であって排ガス中の有害成分が多く三元触媒
４４の健全な作動が望まれる運転領域では、上記ストイ
キオ０２センサ５８の信号出力によって下流側排気通路
４２の排ガス成分を検知し、同センサの信号出力に基づ
きコンピュータ４６がインジェクタ４８に作動指令信号
を供給して、触媒装置４４の入口における排ガス空燃比
が理論空燃比となるようたエンジン１０に対する燃料の
供給量が制御される。一方、コンピータ４６の指令によ
って電磁弁６８が閉じられておシ、アクチーエータ６６
に真空源７０内の真空が連通されず大気が連通されてい
るので、ＩＪ ＩＪ−フ弁６４は閉止されている。従っ
て過給機２０から排気通路４２に流れて来た排ガスの実
質的全量が触媒装置４４を通り、排気通路６０からマフ
ラーを経て大気に放出される。この結果、排ガス中の有
害成分であるＣｏ 、 ＩＣ、ＮＯｘが共に浄化され、
その排出量が効果的に低減されるのである。
横軸にエンジンの回転数ｒｐｍをとって示した第２図の
特性図に示されている運転領域Ａ即ち比較的低回転数か
つ低負荷域であって排ガス中の有害成分が多く三元触媒
４４の健全な作動が望まれる運転領域では、上記ストイ
キオ０２センサ５８の信号出力によって下流側排気通路
４２の排ガス成分を検知し、同センサの信号出力に基づ
きコンピュータ４６がインジェクタ４８に作動指令信号
を供給して、触媒装置４４の入口における排ガス空燃比
が理論空燃比となるようたエンジン１０に対する燃料の
供給量が制御される。一方、コンピータ４６の指令によ
って電磁弁６８が閉じられておシ、アクチーエータ６６
に真空源７０内の真空が連通されず大気が連通されてい
るので、ＩＪ ＩＪ−フ弁６４は閉止されている。従っ
て過給機２０から排気通路４２に流れて来た排ガスの実
質的全量が触媒装置４４を通り、排気通路６０からマフ
ラーを経て大気に放出される。この結果、排ガス中の有
害成分であるＣｏ 、 ＩＣ、ＮＯｘが共に浄化され、
その排出量が効果的に低減されるのである。
次に第２図に示されているエンジン１０の運転領域Ｂ即
ち排ガスの浄化がそれほど問題とされていない運転領域
（例えば、吸気マニホールド負圧が−１００ＭｍＨｇよ
り高い高負荷領域）及びエンジン冷却水の低水温時（例
えば５０℃以下）には、リニヤ空燃比センサ５６の信号
出力に基づいてコンピュータ４６がインジェクタ４８に
作動指令信号を供給して、エンジンにおける。燃焼の空
燃比を適正に保つのである。これと同時に、上記コンピ
ュータ４６の指令によって電磁弁６８が開かれ、真空源
７０の真空がアクチュエータ６６に供給されるので、Ｉ
Ｊ ＩＪ−フ弁６４が開放される。このため過給機２０
の排気側から排気通路４２に流れた排ガスは、流通抵抗
が大きい触媒装置４４をパイＡスして、実質的に全量が
ＩＪ ＩＪ−７通路６２を流れ、排気通路６０からマフ
ラーを経て大気に放出されるのである。従って過給機２
０の排気側出口圧力が低くなり、相応して過給能力が著
しく向上するので、前記燃料供給量の適正化と相俟って
、エンジン１０の出力、燃費等の性能を改善することが
できるのである。なお、上記実施例では、燃料噴射式ガ
ソリンエンジンが例示されているが、フィードバック式
キャプレタを具えたエンジンにも、同様に本発明を適用
することができ、同等の作用、効果を奏し得ることは自
明である。
ち排ガスの浄化がそれほど問題とされていない運転領域
（例えば、吸気マニホールド負圧が−１００ＭｍＨｇよ
り高い高負荷領域）及びエンジン冷却水の低水温時（例
えば５０℃以下）には、リニヤ空燃比センサ５６の信号
出力に基づいてコンピュータ４６がインジェクタ４８に
作動指令信号を供給して、エンジンにおける。燃焼の空
燃比を適正に保つのである。これと同時に、上記コンピ
ュータ４６の指令によって電磁弁６８が開かれ、真空源
７０の真空がアクチュエータ６６に供給されるので、Ｉ
Ｊ ＩＪ−フ弁６４が開放される。このため過給機２０
の排気側から排気通路４２に流れた排ガスは、流通抵抗
が大きい触媒装置４４をパイＡスして、実質的に全量が
ＩＪ ＩＪ−７通路６２を流れ、排気通路６０からマフ
ラーを経て大気に放出されるのである。従って過給機２
０の排気側出口圧力が低くなり、相応して過給能力が著
しく向上するので、前記燃料供給量の適正化と相俟って
、エンジン１０の出力、燃費等の性能を改善することが
できるのである。なお、上記実施例では、燃料噴射式ガ
ソリンエンジンが例示されているが、フィードバック式
キャプレタを具えたエンジンにも、同様に本発明を適用
することができ、同等の作用、効果を奏し得ることは自
明である。
（発明の効果）
叙上のように、本発明に係る圧力交換型過給機付エンジ
ンは、ガンリンエンジン、上記エンジンの吸気通路およ
び排気通路間に介装された円筒状ケーシングと、同ケー
シング内に同軸的に配設され駆動装置によって廻転せし
められる円柱状のロータと、同ロータの両端部に開口し
夫々軸線方向に延在してロータ内に多数配設されたロー
タセルとを具え゛た圧力交換型の過給機、同過給機の排
気側に連結された排ガス浄化用の触媒装置、一端が上記
過給機と触媒装置との間の排気通路に連通し他端が大気
に連通したリリーフ通路、及び同リリーフ通路内に介装
されたリリーフ弁を具え、特に排ガスの浄化を要するエ
ンジンの運転領域では上記リリーフ弁を閉鎖することに
よって排ガスを上記触媒装置に導入し、その他のエンジ
ン運転領域では上記リリーフ弁を開放して排ガスを上記
ＩＪ ＩＪ−７通路に導くように構成したことを特徴と
し、簡単な構成によって排ガス中の有害成分の排出を効
果的に抑制し得ると共に、エンジンの性能を向上し得る
利点がある。
ンは、ガンリンエンジン、上記エンジンの吸気通路およ
び排気通路間に介装された円筒状ケーシングと、同ケー
シング内に同軸的に配設され駆動装置によって廻転せし
められる円柱状のロータと、同ロータの両端部に開口し
夫々軸線方向に延在してロータ内に多数配設されたロー
タセルとを具え゛た圧力交換型の過給機、同過給機の排
気側に連結された排ガス浄化用の触媒装置、一端が上記
過給機と触媒装置との間の排気通路に連通し他端が大気
に連通したリリーフ通路、及び同リリーフ通路内に介装
されたリリーフ弁を具え、特に排ガスの浄化を要するエ
ンジンの運転領域では上記リリーフ弁を閉鎖することに
よって排ガスを上記触媒装置に導入し、その他のエンジ
ン運転領域では上記リリーフ弁を開放して排ガスを上記
ＩＪ ＩＪ−７通路に導くように構成したことを特徴と
し、簡単な構成によって排ガス中の有害成分の排出を効
果的に抑制し得ると共に、エンジンの性能を向上し得る
利点がある。
第１図は本発′明の一実施例を示す概略構成図、第２図
は第１図におけるエンジン１ｏの出方−回転数特性図で
ある。 １０・・・ガンリンエンジン、１２・・・吸気通路、１
４・・・吸気弁、１６・・・上流側排気通路、１８・・
・排気弁、２０・・・圧力交換型過給機、２２・・・ケ
ーシング、２４・・・ロータ、２６・・・ロータ軸、３
４・・・ロータ駆動装置、３６・・・ロータセル、３８
・・・エアケーシング、４０・・・ガスケーシング、４
２・・・下流側排気通路、４４・・・三元触媒装置、４
６・・・車載コンピュータ、４８・・・インジェクタ、
５４・・・スロットル弁、５６・・・リニヤ空燃比セン
サ、５８・・・ストイキオ０２センサ、６２・・・リリ
ーフ通路、６４・・・リリーフ弁、６６・・・アクチー
エータ、６８・・・電磁弁、７０・・・真空源。
は第１図におけるエンジン１ｏの出方−回転数特性図で
ある。 １０・・・ガンリンエンジン、１２・・・吸気通路、１
４・・・吸気弁、１６・・・上流側排気通路、１８・・
・排気弁、２０・・・圧力交換型過給機、２２・・・ケ
ーシング、２４・・・ロータ、２６・・・ロータ軸、３
４・・・ロータ駆動装置、３６・・・ロータセル、３８
・・・エアケーシング、４０・・・ガスケーシング、４
２・・・下流側排気通路、４４・・・三元触媒装置、４
６・・・車載コンピュータ、４８・・・インジェクタ、
５４・・・スロットル弁、５６・・・リニヤ空燃比セン
サ、５８・・・ストイキオ０２センサ、６２・・・リリ
ーフ通路、６４・・・リリーフ弁、６６・・・アクチー
エータ、６８・・・電磁弁、７０・・・真空源。
Claims (1)
- ガソリンエンジン、上記エンジンの吸気通路および排気
通路間に介装された円筒状ケーシングと、同ケーシング
内に同軸的に配設され駆動装置によって廻転せしめられ
る円柱状のロータと、同ロータの両端部に開口し夫々軸
線方向に延在してロータ内に多数配設されたロータセル
とを具えた圧力交換型の過給機、同過給機の排気側に連
結された排ガス浄化用の触媒装置、一端が上記過給機と
触媒装置との間の排気通路に連通し他端が大気に連通し
たリリーフ通路、及び同リリーフ通路内に介装されたリ
リーフ弁を具え、特に排ガスの浄化を要するエンジンの
運転領域では上記リリーフ弁を閉鎖することによって排
ガスを上記触媒装置に導入し、その他のエンジン運転領
域では上記リリーフ弁を開放して排ガスを上記リリーフ
通路に導くように構成したことを特徴とする圧力交換型
過給機付エンジン
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12686A JPS62159717A (ja) | 1986-01-04 | 1986-01-04 | 圧力交換型過給機付エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12686A JPS62159717A (ja) | 1986-01-04 | 1986-01-04 | 圧力交換型過給機付エンジン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62159717A true JPS62159717A (ja) | 1987-07-15 |
Family
ID=11465337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12686A Pending JPS62159717A (ja) | 1986-01-04 | 1986-01-04 | 圧力交換型過給機付エンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62159717A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997033080A1 (de) * | 1996-03-05 | 1997-09-12 | Swissauto Engineering S.A. | Otto-motor mit druckwellenlader |
-
1986
- 1986-01-04 JP JP12686A patent/JPS62159717A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997033080A1 (de) * | 1996-03-05 | 1997-09-12 | Swissauto Engineering S.A. | Otto-motor mit druckwellenlader |
| AU704941B2 (en) * | 1996-03-05 | 1999-05-06 | Swissauto Engineering S.A. | Spark ignition engine with pressure-wave supercharger |
| US6089211A (en) * | 1996-03-05 | 2000-07-18 | Swissauto Engineering S.A. | Spark ignition engine with pressure-wave supercharger |
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