JPS62158765A - 新規染料塩、その製造法及びこれを用いる紡糸染色法 - Google Patents

新規染料塩、その製造法及びこれを用いる紡糸染色法

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JPS62158765A
JPS62158765A JP61308073A JP30807386A JPS62158765A JP S62158765 A JPS62158765 A JP S62158765A JP 61308073 A JP61308073 A JP 61308073A JP 30807386 A JP30807386 A JP 30807386A JP S62158765 A JPS62158765 A JP S62158765A
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JP
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cation
formula
divalent
dye
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JP61308073A
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クルト・ホーマン
ペーテル・ミツシユケ
ウオルフガング・タイゲ
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Hoechst AG
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Hoechst AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B69/00Dyes not provided for by a single group of this subclass
    • C09B69/02Dyestuff salts, e.g. salts of acid dyes with basic dyes
    • C09B69/06Dyestuff salts, e.g. salts of acid dyes with basic dyes of cationic dyes with organic acids or with inorganic complex acids
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S8/00Bleaching and dyeing; fluid treatment and chemical modification of textiles and fibers
    • Y10S8/92Synthetic fiber dyeing
    • Y10S8/927Polyacrylonitrile fiber

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は塩基性染料の範囲にある・。
1又は数種のカチオン性基を有し、酸性変性されたポリ
アクリルニトリル及びその他のモノマーとアクリルニト
リルとの酸性変性されたコポリマー(後に一般にPAC
と呼称する。)の紡糸染色に適する染料は、たとえば通
常紡糸染色法に使用される有機溶剤中で極めて良好な溶
解性を示し、更に可能なかぎり僅かな水溶性を有しなけ
ればならない。それ故これは合成混合物からできる限υ
定量的にかつまた塩不含で析出することができる。なぜ
ならば無機塩の僅かな不純物でさえも紡糸装置の所望さ
れない目詰り及び損傷を引き起し、それによって付加的
な濾過装置の取υ付けを必要とするからである。またと
の染料塩は申し分のない貯蔵安定性を有しなけれがなら
ず、その溶解性は長期間の貯蔵でも劣ってはならない。
この様な性質は染料カチオンの官能基ばかりでなく、極
めて決定的に染料塩のアニオンに影響を与える。
水性染浴からPAOを染色するだめの、文献から公知の
カチオン染料はそのハロゲニド、スルフェート、メタス
ルフェート、ホスフェート、の良好な水溶性のために、
はとんど困難にしかPAOの紡糸染色法に対して使用さ
れる有機溶剤、たとえばジメチルホルムアミド、ジメチ
ルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、ジエチルカル
ボナート及びアセト/中で極めて低くすぎる。
この欠点はニドラードアニオンを有するカチオン染料に
対しても云える。これは米国特許第4.10G、131
号明細書中で特にPACの紡糸染色に使用されている。
更ニテトラフルオルボラートーアニオンヲ有するカチオ
ン染料は特に紡糸染色に適すると記載されている(英国
特許第1.514.263号及びヨーロッパ特許出願公
開第Cj 055221 号、第0055222号、第
0055223号及び第0055224号明細書参照)
。しかしこの染料はテトラフルオロボラート−アニオン
が不安定であり、それ故#1んの2〜3週間の貯蔵期間
の後にフッ化水素の形成を観察することができるという
欠点を有する。紡糸装置に於ける腐食が特に重大である
。その上テトラフルオロボラートアニオンの加水分解が
PACの紡糸染色に使用された溶剤中で染料の溶解度の
減少を導く。
更に米国特許第4.607.701号明細書の表側46
によればローダニドアニオンを有するカチオン染料がP
AOの紡糸染色に対して記載されている。しかし染料−
ローダニドも通常の溶剤中で、アセトン中でもその部分
的な僅かな溶解性のために制限された程度でしか紡糸染
色に使用することができない。その上多くのカチオン染
料は水性溶液から結晶性ローダニド塩としてではなく又
は不完全にしか沈殿することができない。
上述の欠点は2個の四級化された基をゼするそれ自体価
値あるカチオン染料の場合まだ著しく現われる。たとえ
ばこれは米国特許第527,385号、第5.291.
788号、第4.60スフ01号及び第4.344.8
79号明細書から公知である。
というのは2個のカチオン性中心が原因となるその極め
て良好な水溶性によってビスカチオン染料の塩不含沈殿
は特に困難であるからである。
それ故従来収量損失及び不可欠な廃水処理を受は入れね
ばならない。
したがって従来公知の染料塩のこの欠点を有しない又は
ほんの僅かな程度にしか有しない、カチオン染料の染料
塩を見い出すことが課題である。
この課題は本発明により染料をアニオンとしてローダノ
メタラート又はシアナートメタラード−錯体を有する染
料塩に変えることによって解消される。
したがって本発明は一般式(1)又は(2)(Me (
XCN ) a ) 2(−’        (1)
(Me(SCN)6’E”−’         +2
1(式中 式(1)中のMeは二価の亜鉛−カチオン、二価の鉄−
カチオン、二価のコバルト−カチオン、二価の錫−カチ
オン又は二価の銅−カチオンでろす。
式(2)中のMeは二価の鉄−カチオン、二価のニッケ
ル−カチオン又は三価の鉄−カチオンであり、 Xは硫酸−又は酸素原子であり、 nは対応する金属カチオンの価に依存して4又は5の数
を示す。) に相当するアニオンを有する、七ノー又はポリカチオン
、たとえばビス−又はトリスカチオン染料の新規染料塩
に関する。
このうちテトラローダノージンケートーア二オンが有利
である。
一般式(1)又は(2)に相当するアニオンを有する本
発明による、新規染料塩はほとんど例外なく固体、一般
に結晶性化合物である。これはそのまま合成から容易に
入手できる。これは特別な利点をもって水に難溶な、し
かしPACの紡糸染色に通常の溶剤に十分に可溶な染料
として紡糸染色に於けるPACの染色に使用することが
できる。
同様に本発明はこの新規染料塩の製造法又は本発明によ
る染料塩に変えることによって純粋な形でカチオン染料
を単離及び収得する方法に関する。この方法は通常のア
ニオンを有するカチオン染料を水性溶液又は懸濁液の形
で金属カチオyMe(上述の意味を有する。)を供与し
うる化合物、及びアルカリ金属−、アルカリ土類金属−
又はアンモニウムローダニド又はアルカリ金属−、アル
カリ土類金属−又はアンモニウムシアナート、好ましく
はナトリウム−、カリウム−又ハアンモニウムローダニ
ド又バーシアナート(f、0〜100℃、好ましくは0
〜60℃の温度で、pH−値2〜6、好ましくは2.5
〜4.5で反応させることを特徴とする。
出発−染料塩中のアニオンはたとえば無機又は有機酸の
通常のアニオンあるいは通常の金属錯体−アニオンであ
る。たとえばこれは特にカチオン染料の合成で又はその
単離で存在する。
したがってこれは上述の文献から公知のアニオン、たと
えばクロリド−、スルフェート−、アセテート−、メタ
スルフェート−、ニドラード−、ローダニド−、シアナ
ート−及びクロルジンケート−アニオンである。
金属カチオンMeを含有し、供与することができる化合
物は特に無機又は有機酸のこの金属の通常の塩であり、
たとえばこの金属の炭酸塩、ハロゲニド、硫酸塩及び酢
酸塩、あるいはこの金属の酸化物及び水酸化物である。
この様な金属カチオンを供与する化合物はたとえば酸化
亜鉛、酢酸亜鉛、硫酸亜鉛、硫酸鋼(1)、硫酸鉄(I
l+、硫酸ニッケル(■)、硫酸コバル) (11)、
塩化鉄+1)、硫酸鉄(組、塩化錫(1)、硫酸錫(1
)、塩化鉄(1)及び硫酸コバルト(1)である。
本発明による方法は次の場合に特に有利に実施すること
ができる。すなわちナト2クロロシフ/f−トーアニオ
ンを有するカチオン染料から出発し、アルカリ金属−、
アルカリ土類金属−又ハアンモニウムローダニド又は−
シアネートと前記温度範囲内で反応させる。この際付加
的に金属カチオンを供与する化合物を反応混合物中で使
用する必要はない。というのは出発−染料塩のテトラク
ロロジンケート−アニオンがこの機能を行うからである
。これによって洗錬された方法で直ちに本発明による染
料塩を生じる。
新規染料塩は一般に本発明による反応混合物から主に極
めて僅かなその水溶性によって高収率で析出し、その単
離後水洗してほぼ鉄不含の形で得ることができる。した
がって非プロトン性溶剤を含有する紡糸液体から無機の
随伴塩を分離するための不可欠な処理操作は除外するこ
とができる。
染料カチオンとしてモノ−、ビス−及びポリカチオン染
料のカチオ/が挙げられる。これらは多数文献上に記載
され、又は最初に述べた公知技術中にあり、種々の化学
染料クラスに属することができる。特にモノアゾ−、ジ
スアゾ−及びポリアゾ染料、メチン−、ポリメチン−、
アザメチン−及びアザシアニノ染料、ジアリール−及び
トリアリールメタン染料、アントラキノン染料、フタロ
シアニン染料、アジン−、オキサジン−及びチアジン染
料、ナフトスチリル染料、アクリジン−、シアニン−、
ジオキサジン−、ベンゾチアジノフェンオキサジン−、
キノフタロン−、キナクリドン−及びキサンテン染料が
際立っている。
カチオン染料中のカチオン基は第四級アンモニウム基、
第一アンモニウム基それ自体及び2個までの置換基を有
するプロトン化されたアンモニウム基である。この場合
置換基はC−原子数1〜6、好ましくは1〜4のアルキ
ル基であり、このアルキル基は、たとえばヒドロキシ−
1シアノ−、カルバモイル−及びフェニル基によって置
換されていてよく、その際この置換基の1つはフェニル
基であってもよい。
染料カチオンの四級基は発色団の成分であってよく、た
とえば発色団の芳香族部分の置換基として又はシクロア
ンモニウム構造の形で存在する。しかし四級基及びプロ
トン化したアンモニウム基は付加的に又は専ら側鎖を介
して発色団に結合していてよい。四級基はたとえば低級
アルキル基を有するトリアルキルアンモニウム−基−こ
れは場合により置換されていてよい一1更に場合により
置換されたアルキル基を有fるN、N−ジアルキル−N
−アリール−アンモニウム−基、低級の、場合により置
換されたアルキル基を有するN、N−ジアルキル−N−
アラルキル−アンモニウム基並びに低級の、場合により
置換されたアルキル基を有するN−モノアルキル−N−
アリール−N−アラルキル−アンモニウム基でおる。こ
のアンモニウム基は直接又は場合によりへテロ原子及び
(又は)小さい原子基と結合する脂肪族残基を介して発
色団の芳香族部分、たとえばベンゾ−ルー又はナフタリ
ン核と結合することができる。
好ましいカチオン染料はカチオy[荷が発色団のシクロ
アンモニウム構造成分の形であるものである。この四級
基を有するシクロアンそ二りム残基は特に5−又は6−
具現であり、これは更にその他のへテロ原子、たとえば
酸七−、イオウ−及び(又は)窒素原子を有することが
できる。この際このペテロ環はまた芳香族炭素環状残基
、たとえばペンゾール核又はナフタリン核と直接結合又
は融合してよい。シクロアンモニウム構造のカチオン荷
電は非局在性の彫工で存在する。これは種々の共鳴構造
によって式%式% シクロアンモニウム残基及びその誘導体は好ましくはピ
リジニウム−、ピラゾリウム−、イミダゾリウム−、ト
リアゾリウム−、テトラゾリウム−、オキサシリウム−
、チアゾリウム−、オキシジアゾリウム−、チアジアゾ
リウム−、キノリニウム−、イミダゾリウムー、ベンズ
イミダゾリウム−、ベンズチアゾリウム−、ベンズイン
チアゾリウム−又はぺ/ズオキサゾリクムー構造である
。この際との残基はへテロ環が好ましくは低級、場合に
より置換されたアルキル基によって、アラルキル−、ア
リール−及び(又は)シクロアルキル−残基によって置
換されていてよく、芳香族炭素環状部分がカチオン性基
たとえば上述の様なものによって、塩基性及び(又は)
非イオン性基によって置換されていてよい。
塩基性基はたとえば第一、第二又は第三アミノ基、ヒド
ラジノ−又はアミジノ基、更にヘテロ環状、窒素含有環
、たとえばピリジン−、イミダゾール−、モルホリ/−
、ピペリジン−又はピペリジ/−環である。
非イオン性基はたとえばノ・ロゲン原子、たとえばクロ
ル−及びブロム原子、低級、場合によシ置換されたアル
キル基、低級アルコキシ基、ニトロ基、カルバモイル基
又ハスルファモイル基;低級アルキル基、フェニル基及
び(又は)ベンジル基によって置換されたスルファモイ
ル−又はカルバモイル基、低級アルカノイルアミノ−及
び低級アルキルスルホン基、シアン−及びトリフルオル
メチル基である。
前述した様に直接又は架橋成員を介して発色団の芳香族
部分に結合するアンモニウム基の他に5強塩基性基、た
とえば第一、第二又は第三アミノ基、ヒドラジノ−又は
アミジノ基が挙げられる。この場合この窒素原子含有基
もヘテロ環状環の部分であってもよい。たとえばピリジ
ン−、イミダ−ルー、モルホリン−、ピペリジン−又は
ピペラジン環である。第ニアミノ基は好ましくは低級モ
ノアルキルアミノ基、フェニル−又はアラルキルアミノ
基、たとえばメチルアミノ−、エチルアミノ−又はイソ
−プロピルアミノ基又はフェニルアミノ−又はベンジル
−アミノ基である。第三アミノ基はたとえばジメチルア
ミノ−、ジエチルアミノ−1N−メチルアミノ−又はN
−メチル−ベンジルアミノ基である。
前述のへテロ原子及び比較的小さい原子基−架橋成員と
してこれを介してアミノ−又はアンモニウム基は発色団
と結合していてよい□はたとえば式−〇−、−NH−、
−N (低級アルキル)−1−(0−、−8o、−、−
0H2−、−12(3H2−、−0)120H20H2
−。
−f:H2C!H(OH)C!H2−並びにこれらの組
み合せである。
本発明による染料に於て2又は数個の四級基を含有する
場合、これらは相互に同−又は相異っていてよい。
前述又は後記の1個級”、1アリール”等は次の意味を
有する: 1個級”なる記載は、この基又はこの残基中に含有され
るアルキル−又はアルキレン基又はアルケニル基がC−
原子数1〜4から成ることを意味する; ”置換されたアルキル基”なる記載は、アルキル基がヒ
ドロキシ基、アセトキシ基、低級アルキルオキシ基、シ
アン基、低級カルボアルコキシ基、クロル原子、フェニ
ル基及びカルバモイル基より成る群から選ばれた置換基
1又は2、好ましくは1個によって置換されていること
を意味する。この場合フェニル基は更にハロゲン原子、
たとえばクロル−、ブロム−又はフルオル原子、低級ア
ルキル基、低級アルコキシ基、ニトロ基、アシルアミノ
基、スルファモイル基及び(又は)カルバモイル基によ
って置換されていてよく、カルバモイル基は更に低級ア
ルキル基、フェニル基又はベンジル基によってモノ−又
はジー置換されていてよい。その際置換されたアルキル
基はたとえばβ−ヒドロキシエチル−1β−シアンエチ
ル−1β−アセトキシエチル−1γ−ヒドロキシプロピ
ル−1β−メトキシエチル−、ベンジル−又ハフェニル
エチル基である; 1アリール”なる記載は了り−ル残基、特にフェニル−
又はす7チル基を意味し、これは更に上述の塩基性、カ
チオン性及び(又は)非イオン性基によって置換されて
いてよい; 非イオン性置換基□このうち好ましくは1〜3個がアリ
ール残基中に含有されていてよい−は特にハロゲン原子
、たとえばクロル−又はブロム原子、低級アルキル基、
たとえばメチル−又はエチル基、低級アルコキシ基、た
とえばメトキシ−、エトキシ−又はプロポキシ基、ニト
ロ基、低級アルキルスルホン基及びトリフルオルメチル
基である; 1アラルキル”なる記載はアリール残基によって置換さ
れた低級アルキル基を意味し、この際アリール残′基は
上述の意味を有する;”アラルキル”に於けるアリール
残基は低級アルキル基、低級アルコキシ基及びクロル原
子より成る群から選ばれた置換基1又は2個によって置
換されていてよいフェニル基が好ましい;1シクロアル
キル”なる記載はC〜原子数4〜12のシクロアルキル
基を意味し、たとえば更に低級アルキル基1〜3個、た
とえばメチル基によって置換されていてよいシクロベン
チルー又はシクロヘキシル基である。
低級アルキル基(アルキル基)は特にメチル4びエチル
基、低級アルコキシ基は特にメトキシ−及びエトキシ基
である。アラルキル基は特ニベンジルー及び7エネチル
基である。低級の、置換されたアルキル基−これはアル
キル基が窒素原子と結合するーはヒドロキシ−1低級ア
ルコキシー、シアン−、シアン−又はフェニル基によっ
て置換されたC−原子数1〜4のアルキル基が好ましく
、たとえばβ−ヒドロキシエチル−1β−シアンエチル
−1β−メトキシエチル−、ベンジル−又は7エネチル
基である。
四級アンモニウム基はトリメチルアンモニウム−、トリ
エチルアンモニウム−、ジメチル−エチル−アンモニウ
ム−、ベンジル−ジメチル−アンモニウム−及ヒフェニ
ルージメチルアンモニウム基であるのが好ましい。
本発明による染料塩のうち、たとえばその染料カチオン
が一般式(5)〜(13)に相当するものが際立ってい
る: (++      (+1 D  −N=N−に−N(AJk)s        
     (31(+) D4=lJ−x−N(+7Bk)、         
     (4)(+) D  −N:N−K                
      (5)馬  R2 1R4 式中次の意味を有する: AI!には低級アルキル基であり、この際このうちの1
又は2個はヒドロキシ−、シアノ−、カルバモイル−又
はフェニル基によって置換されていてよい; D(+)はペンズチアゾリクム残基であり、その四級窒
素原子は低級アルキル基又はベンジル基を結合含有し、
その芳香族炭素環状残基はメトキシ−、エトキシ−又は
メチル基又はC−原子1〜4のアルキル基を有するβ−
トリアルキルアンモニノエトキシ基によって置換されて
いる、あるいはトリアゾリウム−、ビラゾリクムー、チ
アゾリウム−又ハベンズイミダゾリウムー残基であり、
これはフェニル−、ベンジル−及び(又は)低級アルキ
ル基によって置換されている、あるいはフェニル基であ
り、これは直接又は低級アルキレン−、アルキレンオキ
シ−、アルキレンカルボニル−、アルキレンスルホニル
−又はアルキレ/スルホンアミド基を介して結合し、前
述のアンモニウム基−N ” (Alk) 、  を含
有し、更にクロル原子、ブロム原子、メトキシ基、メチ
ル基及び(又は)ニトロ基によって置換されていてよい
・Dはへテロ環状又は炭素環状ジアゾ成分であり、たと
えば特にフェニル基であり、これは低級アルキル基、低
級アルコキシ基、ハロゲン原子、たとえばクロル−及び
ブロム−原子、トリフルオルメチル−、ニトロ−、シア
ノ−低級アルキルスルホニル−及ヒ了り−ルスルホニル
基から選ばれた置換基1又は2個によって置換されてい
てよい; にはカップリング成分の残基としてアエリ/−又は1−
アミノ−又は2−アミノ−ナフタリンの残基であり、七
〇N−原子は更に低級、場合によジ置換されたアルキル
基によって又は場合により置換されたアリール残基によ
ってモノ−又はジ置換されていてよい、この際場合によ
り置換されたアルキル基社好ましくはヒドロキシ−、ア
ミノ−、シアン−又ハフェニル置換されたアルキル基で
あり、アリール残基は好ましくはフェニル基であり、そ
の開式(3)及び(5)に於てアンモニウム基はKのア
ルキル基又はアラルキル基と結合し、アニリンー及びナ
フチルアミン−残基の芳香族核は低級アルキル基、低級
アルコキシ基、ハロゲン原子、たとえば特にクロル原子
、低級アルカノイルアミノ基、フレイド基及びフェニル
ウレイド基より成る群から選ばれた置換基1又は2個に
よって置換されていてよい;ペンゾール核a又はb又は
双方は相互に同−又は相異る形で低級アルキル基、低級
アルコキシ基、ハロゲン原子、たとえばフルオル−、ブ
ロム−及び特にクロル原子、トリフルオルメチル−及び
低級アルカノイルアミノ基よシ成る群から選ばれた置換
基1又は2個によって置換されていてよい: aは低級アンキレン基、たとえばエチレン−又はプロビ
レ/基又は低級アルキレ/オキシアルキレン基、たとえ
ばエチレンオキシエチレン基、又は低級アルキレンアミ
ノアルキレン基、たとえばジエチレンアミノ基であり、
仁の場合アミノ基は場合により更に低級アルキル基−こ
れはヒドロキシ基、シアノ基又はフェニル基によって置
換されていてよい−によって置換されている、あるいは
C−原子数2〜8のアルキレン基であり、これはアミノ
基2個−これは低級アルキル−又はヒドロキシ−、シア
ノ−又は置換された低級アルキル基によって置換されて
いてよい□によって又は酸素原子2個によって中断され
ている、あるいはC−原子数2〜Bのアルキレン基であ
υ、これはフェニレン残基によって中断されている; R1及びR2は相互に同−又は相異り、夫々水素原子又
は低級アルキル基〜これはたとえば特にヒドロキシ−、
シアノ−又はフェニル基によって場合により置換されて
いるーを示す; Aはペンゾール核、ナフタリン核又はアゾペンゾール残
基であり、!これは低級アルキル基、低級アルコキシ基
、クロル原子、トリフルオルメチル基、アルカノイルア
ミノ基、ベンゾイルアミノ基;低級アルキル基によって
置換されたアミノ基、N−(低級アルキル)−N−フェ
ニル−アミノ−及びN−(低級アルキル)−N−ベンジ
ル−アミノ基よシ成る群から選ばれた置換基1又は2個
によって又は低級ω−ジアルキルアミノ−アルコキシ基
1個又は低級ω−トリアルギルアンモノーアルフキシー
基1個によって置換されていてよい、この場合この置換
されたアミノ基のアルキル基はヒドロキシ−、カルボ/
アミド−又はシアノ基によって置換されていてよい: R5は低級アルキル基であり、これはヒドロキシ−1低
級アルカノイルアミノー1低級アルコキシ−、シアノ−
又はフェニル基によって置換されていてよい; R4及びR5は相互に同−又は相異り、夫々水素原子又
は低級アルキル基−これはたとえばヒドロキシ−、シア
ノ−又はフェニル基によって置換されていてよい−であ
る; 2は水素原子又はハロゲン原子、たとえばクロル原子、
低級アルキル基、低級アルコキシ基又は低級カルボアル
コキシ基を示す; ・Bはフェニル基は一般式 (式中 arkは低級アルキレン基を示し、 R,、R2及び2は上述の意味を有する。
なな残基、あるいは Bは一般式 (式中Wは低級アルキレン基、酸素原子、カルボニル−
、スルホニル−、アソー又ハヒニリデン基又は式−(0
NH−又は−NH−Co−NHなる基を示す。) なる残基である。
本発明による染料塩はたとえば繊維材料の形で又は原液
の形でのPACの染色に適する。これは7シ<べきこと
に一般に高い溶解度をポリ!−及びコポリマーの紡糸染
色に使用される公知溶剤、たとえばジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、ジ
エチルカルボナート、−″        q 、ゾ・
・    ジエチルカルボナート及びアセトン中で示す
。このことは顕著に本発明による染料−テトラローダノ
ジンクートー塩に対してもいえる。したがってこの溶剤
を用いて室温ですら高濃度の染料母液を製造することが
できる。これは染料構造に依存して50i111%まで
染料を含有し、この際温度の増加によって溶解度を増加
することができる。新規染料塩をポリマーを溶解含有す
る紡糸溶液に上述のポリマーを溶解するために筐用され
る溶剤を有するこの嬬液の形で添加する。しかしまたこ
の紡糸溶液に直接添加し、これ中で溶解することもでき
る。均一化の後、染料塩を含有する紡糸溶液を本発明に
よれば公知湿性紡糸法又は乾燥紡糸法に準じて紡糸する
。得られた繊維を常法で後処理する。
したがって本発明は本発明による染料塩をPACの原液
紡糸染色に、特に有利に湿性紡糸処理法による紡糸染色
に又はPAOの紡糸染色法、好ましくは湿性紡糸法によ
る紡糸染色法に使用することに関する。この場合pAc
に対する溶剤に可溶な染料として本発明による染料塩を
使用し、本発明による染料塩を含有する紡糸溶液を用い
て紡糸染色されたPAO−系の製造を通常の紡糸染色法
に従って実施する。
本発明による紡糸原液可溶なカチオン染料塩を用いて極
めて透明な、凝固物のない紡糸溶液が得られ、これは紡
糸ノズルの機械的摩耗又は目詰りを引き起さない。紡糸
の後に得られる繊維又は糸は本発明による染料塩の主要
な分子−分散による分配によってカラー顔料の使用に於
て生じるつや消し現象を示さない。これに相反してカラ
ー顔料を用いる紡糸染色に於て生じる、繊維表面の染料
凝集がないことによって染色され、紡糸された糸は優れ
た耐乾燥性及び耐湿潤摩擦性を有する。
本発明による染料塩を相互に任意に組み合せて、巾広い
色調及び色合いを調製することができる。
本発明による染料塩は場合によシ有機又は無機カッ−顔
料、たとえばモノアゾ−、ジスアゾ−、フタロシアニ/
−、アントラキノン−、ジオキサジン−、ナフタリンテ
トラカルボン酸−、ペリレンテトラカルボ/酸−、キナ
クリドン−顔料並びに螢光顔料と共に及びまたカーボン
ブラックと共に使用することができる。更に通常ポリマ
ーのつや消しに使用される剤、たとえば酸化亜鉛、亜硫
酸亜鉛又は二酸化チタンと共に使用することもできる。
それによって紡糸された糸の光沢を必要に応じてつや消
し剤の対応する配量添加することによって調節すること
ができる。
PAO−ポリマーは多数公知であり、記載されている。
アクリルニトリルのポリマーの他に、紡糸されうる基質
としてアクリルニトリルとその他のビニル化合物、たと
えばビニリデンシアニド、ビニリデンクロリド、ビニル
ピロリドンビニリデンシアニド、酢酸ビニル、ビニルプ
ロピオナート、ビニルピリジン、ビニルイミダゾール、
ビニルピロリドン、ビニルエタノール、アクリル−又は
メタアクリル酸、アクリル−又はメタアクリル酸エステ
ル、アクリル−又はメタアクリル酸アミドとのコポリマ
ーが挙げられる。この場合このコポリマーは少なくとも
50重量%、好ましくは少なくとも85重量%のアクリ
ルニトリルを含有する。アクリルニトリルのポリマー又
はそのコポリマーを酸性変性するのが好ましい。これは
酸性基を有し、これは末端基として、たとえばスルホ−
又はスルファト基を触媒を用いてポリマー中に導入する
又は酸性基を含有するコモノマーとして、たとえばスチ
ロール−4−スルホン酸、ビニル−、アリル−又はメタ
アリルスルホ/酸を重合して導入する。
次の例は本発明を説明するためのものである。
記載される「部」及び「パーセント」はその他に明記し
ない限り「重量部」及び「重量パーセント」である、 例中本発明による染料塩に対して記載される、可視領域
に於ける最大吸収(λmaw−値)は溶剤としてジメチ
ルホルムアミド中で測定される。
例1 氷酢酸150部及び水250部中に式 なるカルビノール塩基(ヨーロッパ特許出願第0041
926号明細書より公知) 169.5部を含有する溶
液(約60℃)中に酸化亜鉛22.4部を加え、更に水
900部で希釈する。得られた溶液を濾過して澄明化し
、水1700部中にアンモニウムローダニド87.5部
を含;;fする溶液中にこれを加え、1〜2時間撹拌し
、粗く沈殿した沈殿物を吸引枦取し、無機塩の除去のた
めに水洗し、50〜60℃でこれを乾燥する。
式 なる染料塩を224部の収量で含有する。これは無機溶
剤、たとえばジメチルホルムアミド(溶解度:21%)
、ジメチルアセトアミド(2096)及びアセトン(1
0%)中で驚異的に高い溶解度を示し、PAOの紡糸染
色に優れ適する。それKよって得られた黄金−黄色染色
は極めて高い堅牢特性を有する(λlIlaX=449
nm)。
分析値(示性式C22H24N50a2zno、5によ
る分子量(マJG) 470.69で計算して)計算値
: C56,1%H5,1%N14.9%813.6%
 Zn6.95%測定値7 56.2% 5.05% 
14.8%  15.3%  7.0%例2 水1500部及び氷酢酸5部中に式 なる染料(C0工、ベーシック・イエロー28として記
載されている。)107部を含有する、50〜60℃の
熱い溶液を氷200部及び水800部、20チ水性酢酸
亜鉛溶液158部及びシアン化カリウム65部から製造
され九溶液から成る混合物中に加える。この混合物を5
0℃に加熱し、この温度で更に約90分間撹拌する。結
晶質の沈殿化合物を50℃で吸引戸取し、一部づつ水洗
し、50℃で減圧で乾燥する。
式 なる本発明による化合物は約25チがジメチルホルムア
ミドに、約21チがジメチルアセトアミドに及び約6チ
がアセトンに溶解する。これはその極めて良好な染色特
性のゆえに、酸性変性されたポリアクリルニトリルの紡
糸染色に漫れ適している。(λmaX:449 nm 
)分析値二(MG : 4S8.7 ; 022H24
N50S2Zn、5) :計算値: 060.2%H5
,[1% N15.96%Zn7.45%測定値: 0
59,74 N5.0% N16.2% Zn7.4q
A例3 ジアゾ成分として3−アミノ−1,2,4−)リアゾー
ル及びN−エチル−N−(β−ジメチルアミノ−エチル
)−アニリンから成るアゾ化合物28.7部を酸化亜鉛
8.4部及び酸化マグネシウム2.4部と共に水50部
中に懸濁し、ジメチルスルフェート66.1flt−用
いて35〜45℃でメチル化し、四級化する。混合物を
更に2時間撹拌し、過剰のジメチルスルフェートを混合
物の希釈抜水125部で、70℃で2〜5時間加水分解
する。次いで第四級アゾ化合物の溶液を澄明化し、氷を
用いて35〜40”Cで冷却し。
水性アンモニア溶液を一一値3〜4.5に調整する。ア
ンモニウムローダニド31.5部を2時間以内で35〜
40’Cで加える。本発明による染料塩の生じた懸濁液
を更に2〜3時間、約50℃で撹拌し、本発明による化
合物を35℃で吸引戸数し、一部づつ水洗し、乾燥する
式 なる本発明による化合物を暗褐色粉末として得られる。
これは約24Toがジメチルホルムアミドに、約22−
がジメチルアセトアミドに及び約16qbがアセトンに
溶解する。(λrnax:515nm)分析値: (M
G= +528.38 ; C21H,gNl、84Z
n) :計算値: (:!40.1% 1(4,62%
 N24.5% 820.4%Zn1 o 、4%測定
値:  39.75%  4.6チ 23.8チ 20
.6チ  1o、3%PACの紡糸染色で優れた堅牢性
を有する、つやのある、輝く赤色染色された糸が得られ
る。
比較例 メトスルフニードアニオ/を有する四級−アゾ染料の溶
液を上述の様に製造する。しかし塩基性剤として酸化亜
鉛ではなく、酸化マグネシウム又は重炭酸ナトリウムの
当量を使用する。
得られた四級染料をアンモニウムローダニドの対応する
量の添加によって溶液からローダニド塩として沈殿させ
る。この場合染料の一部しか油状生成物として得られな
い。これは更に後で完全に結晶化しない。
例4 本発明による染料塩の合成を例3に記載した様に行う。
しかしアンモニウムローダニドの代りにシアン化カリウ
ム55.7部を使用する。先ずねばねばして沈殿した染
料塩を徐々に結晶化する。
式 なる得られた結晶化合物を前述の例の記載に従って単離
する。これは約22チがジメチルホルムアミドに及び2
0チがジメチルアセトアミドに溶解する。(λm、1z
=515nm)分析値: (MG= 564.58 ;
 C2,f(、、N、、04Zn ) :計算値、 C
44,65%N5.1% tJ27.28% Zn11
.58%測定値: 044.34 N5.2% N27
.1 % Zn 11.3%例5 2−クロル−4−アミノ−アセトアニリド1 B、45
部を酸化マグネシウム7.6部の存在下水性懸濁液の形
で50〜60℃でジメチルスルフェート50.6部でメ
チル化し、四級化する。
次いでアセチル基を2時間還流加熱して32%塩酸で加
水分解して離脱する。その際過剰のジメチルスルフェー
トも分解する。四級化ジアゾ化合物のこの溶液に20チ
水性酢酸亜鉛溶液46部を加え、次いで20〜25℃で
及びpH−値6で徐々にアンモニアローダニド38部の
水性溶液を加える。先ず20℃で、次いで35〜a 、
O℃で夫々更に1時間撹拌し、粗く沈殿した式なる本発
明による染料塩を単離する。
本発明による化合物はPAOの紡糸染色に極めて良好な
性質を示し、この際高い堅牢性の橙色染色を生じる。こ
れはジメチルホルムアミドに約26%が、ジメチルアセ
トアミドに約22チが、アセトンに約10襲が溶解する
。(λ。aX”475nm) 例6 例5に従って2−クロル−4−トリメチルアンモニウム
−アニリンのジアゾニウム塩溶液を製造し、これにN−
エチル−N−(β−トリメチルアyモニノーエチル)−
アニリン−クロリド24.5部を含有する水性溶液を加
える。カップリング反応の終了後、混合物を徐々に水2
00部中に20%水性酢酸亜鉛溶液92部及びアンモニ
ウムローダニド38部から成る溶液に加える。式 なる沈殿した本発明による染料塩を常法で前述の例に従
って単離する。有機溶媒、たとえばジメチルホルムアミ
ド及びジメチルアセトアミド中に極めて良好に溶解し、
PACの紡糸染色で高い堅牢性の黄金−黄色色調を有す
る糸を生じる。
(λ。、H=445nm) 例7 式 なるジスアゾ化合物(ジアゾ化された3−アミノ−1,
2,4−)リアゾールをN−(2−クロルフェニル)−
N′−エチル−N′−フェニル−1,2−ジアミノ−エ
タンとカップリングして製造することができる。)90
部を酸化亜鉛の存在下ジメチルスルフェート1!52.
4部でメチル化し、四級化する。過剰のジメチルスルフ
ェートの加水分解後、溶液を澄明化し、声−値5〜6及
び約35℃の温度で徐々にアンモニウムローダニトロ2
部を含有する水性溶液を加える。この際本発明による化
合物が結晶で析出する。これを常法で単離する。これは
式 なる構造を有し、ジメチルホルムアミドに約23チが、
ジメチルアセトアミドに約20%及びアセトンに約15
チが溶解する。PAOの紡糸染色てこの染料を用いて極
めて良好な堅牢特性を有する赤色色合で高い光沢性の糸
が得られる。
例8 ジアゾ化された3−アミノ−1,2,4−)リアゾール
をN、N’−ジエチル−N、N’−ジフェニル−1,2
−ジアミノ一二タンとカップリングして得られたジスア
ゾ化合物55部を常法で炭酸水素ナトリウム55部の存
在下水200部中でジメチルスルフェート116.5部
でメチル化し、四級化する。次いで過剰のジメチルスル
フェートを70〜75℃で加水分解する。本発明による
化合物の製造のためにこの四級化ジスアゾ染料の溶液に
先ず硫酸亜鉛を、次いで水性ナトリウムローダニド溶液
を65〜40℃で加え、55〜60”Cで更に2〜3時
間撹拌し、沈殿した本発明による化合物をこの温度で吸
引炉取し、十分に数回水洗し、乾燥する。これは式 0式% なる構造を有し、ジメチルホルムアミド及びジメチルア
セトアミド中での極めて良好な溶解度の点で優れている
。PACに於てこれは紡糸染色で極めて良好な堅牢性を
有する帯青赤色色合いの糸を生じる。(λ!、laz=
551nm)例9 例1に式で示したカルビノール塩基68部を含水性酢酸
中に溶解し、硫酸鋼([1−5水和物28.7部を加え
る。この溶液を水1000部中にシアン化カリクム53
部を含有する溶液に撹拌下加える。形成された懸濁液を
徐々に50℃に加熱し、この温度で更に1時間攪拌する
。式なる粗い結晶で析出した本発明による染料塩を吸引
F取し、水洗して無機の随伴物質を除き、乾燥する。本
発明による化合物はジメチルホルムアミドに約15−が
、ジメチルアセトアミドに約15チが溶解し、PAOの
紡糸染色で高い堅牢特性を有する帯赤黄色調で糸を生じ
る。
(λmax=a a 9 nm ) 分析値 (MG=457.8 ; 022H24N5へ
0uO16)計算値: C60,5% H5,48% 
Ni6,0% 0u7j%測定値:  59.9%  
5.4チ 16.05%  7.5チ例10 本発明による染料塩の製造に例9の処理法に従って処理
する。しかし硫酸銅mの代りに硫酸鉄(1)−2水和物
を、シアン化カリウムの代りにアンモニウムローダニト
ロ8部を使用する。式なる単離された本発明による化合
物を有する。
これは約15チがジメチルホルムアミドに、約1596
がジメチルアセトアミドに及び約4チがアセト/に溶解
し、紡糸染色でpAeを帯赤黄色色合いに染色するつ(
λmaX” 449 nm )分析値 (MG=465
.9;C22H24N5082Fθ。、5〕計算値:0
56.7チH5,15%N15 、Oチ815.7%F
θ5.99%測定値:  56.9チ 5.2% 15
.05チ 15.3チ  5.88チ例11 ジアゾ成分としてS−アミノ−1,2,4−トリアゾー
ル及びカップリング成分としてN−エチル−M−(β−
ジメチルアミノ−エチル)−アニリンから成るアゾ化合
物28.7部を酸化マグネシウムの存在下にジメチルス
ルフェートで35〜45℃でメチル化し、四級化する。
ジメチルスルフェートの添加後、混合物を更に2時間3
5〜45℃で撹拌し、次いで過剰のジメチルスルフェー
トを70℃で加水分解する。その後声−値3を調整し、
混合物に硫酸ニッケル(1)−6水和物50.3部の水
性溶液を加える。約20℃の温度でアンモニウムローダ
ニド53.!部の水性溶液を加え、先ず約2,0℃で約
1時間、次いで40〜50℃で2時間撹拌し、沈殿した
本発明による化合物を吸引炉取し、これを水洗し、乾燥
する。
式 なる本発明による化合物は有機溶剤中での驚くべき良好
な溶解性に基づき紡糸原液染色、たとえば通常の湿性紡
糸染色に対して高い堅牢性を有する澄明な赤色色奮いで
染色されたPAO−系の製造に適する。(λmax=5
15 nm )分析値 (MG = 534.35 ;
 02oH,N、。85N10.5 ) ’計算値: 
044.9チH5,43チN26.2チ817.9〜N
i5.49%測定値:  44.5チ 5.5チ 25
.8チ 17.8チ  5.4チ例12 ジアゾ成分として2−アミノ−6−メドキシーベンズチ
アゾール及びカップリング成分としてN−エチル−N−
(β−ヒドロキシエチル)−アニリンから成るアゾ化合
物123部を水中で炭酸水素ナトリウム20部の存在下
30〜45℃でジメチルスルフェート84部を用いて約
6時間以内で常法で四級化する。過剰のジメチルスルフ
ェートの加水分解後、混合物を溶解された四級化合物と
共に徐々に水1000部中に2〇−水性酢酸亜鉛溶液1
58.2部及びアンモニウムローダニド78.7部から
成る溶液−更に氷800部が加えられている一中に混入
し撹拌する。生じた染料懸濁液を更に1時間約10”C
で、次いで45〜50℃で更に2時間撹拌し、沈殿した
本発明による化合物を吸引済取し、塩不含になるまで水
洗し、乾燥する。これは式なる構造を有し、ジメチルホ
ルムアミドニ約13チが、ジメチルアセテートアミドに
約11チが、アセトンに約6qbが溶解する。PAOの
紡糸染色で良好な堅牢性を有する澄明な青色色合いの糸
を生じる。
分析値 (MG:519.69 ; C2,H2SN6
0□B、Zno、5)計算値: 048,5% H4,
45%N16.16% 818.47%Zn 6.5’
/b測定値:  48.3チ 4.5% 16.0%’
18.1  %  16.1チ例12a 本発明による化合物の製造のために、例12の製造に従
って処理する。しかし酢酸亜鉛の代υに硫酸銅(II)
の当量を使用する。例12に式で示した染料カチオンの
本発明による銅−テトラローダノー塩が得られる。これ
はPAOの紡糸染色で良好な堅牢性で澄明な青色色調を
有する糸を生じる。
例12t) りに硫酸鉄(II)の当量を使用する。例12に式で示
した染料カチオ/の本発明による鉄−テトラローダニノ
ー塩が得られる。これはPACの紡糸染色で良好な堅牢
性で澄明な青色色調を有する糸を生じる。
例13〜89 次の異例中にその他の本発明による染料塩を記載する。
これらは特にPAOを紡糸原液染色でその都度表側中に
記載した色合いに染色することができる。凝固−1伸展
−及び洗滌浴中でのそのブリージングは極めて少ない。
この本発明による染料塩を本発明による方法でその他の
アニオンを有する対応する四級化合物から対応する金属
供与化合物と及びシアネート−及びローダニド塩との反
応によって構造することができ、水に不溶又は極めて難
溶性ローダノメタラートー又はシアナートメタラード−
塩としで実際にその他の随伴物質を除いて単離すること
ができる。
使用例1 ジメチルホルムアミド中に例5の本発明による染料塩の
5%溶液5部を59%アクリルニトリル、40%ビニリ
デンクロリド及び1チナトリウムメタアリルスルホナー
トから成るポリマーの25%溶液と均一に混合する。赤
色紡糸溶液を50℃に加熱後、ジメチルホルムアミド6
5容量チ及び水35容量部から成る凝固浴中で紡糸し、
ジメチルホルムアミド35容量部及び水65容量部から
成る伸展浴中で80℃の温度で伸展し、次いで90℃の
熱水中で洗滌する。凝固浴の着色は0.066であシ、
伸展浴の着色は0.01であり、洗滌浴の着色は0.0
66である(夫々光学濃度)。優れた堅牢性を有するつ
やのある、輝く赤色染色糸が得られる。
使用例2 ジメチルホルムアミド中に85チアクリルニトリル、1
4.5チ酢酸ビニル及び0.5チナトリウムメタアリル
スルホナートから成るポリマーの26チ溶液100部を
70〜80℃で例7の本発明による染料塩の10%溶液
2部と均一にホ を有する100−ロツ5ど一紡糸ノズルを介して709
gジメチルアセトアミド及び50%水から′成る凝固浴
中で紡糸し、その後30%ジメチルアセトアミド及び7
0チ水から成ゐ伸展浴中で80℃で伸展し、85〜90
℃の熱水□中で洗滌する。凝固浴の着色は0.06、伸
展浴の着色は0.00 ? 、洗滌浴の着色は0.00
5である(夫々光学濃度)。極めて良好な堅牢特性を有
する高度のつやを有する赤色染色糸が得られる。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式(1)又は(2) 〔Me(XCN)_4〕^2^(^−^)(1)〔Me
    (SCN)_6〕^n^(^−^)(2)(式中 式(1)中のMeは二価の亜鉛−カチオン、二価の鉄−
    カチオン、二価のコバルト−カチオン、二価の錫−カチ
    オン又は二価の銅−カチオンであり、 式(2)中のMeは二価の鉄−カチオン、二価のニッケ
    ル−カチオン又は三価の鉄−カチオンであり、 Xは硫酸−又は酸素原子であり、 nは対応する金属カチオンの価に依存して4又は3の数
    を示す。) に相当するアニオンを有する、モノ−又はポリカチオン
    染料の新規染料塩。
  2. (2)アニオンはテトラローダノ−ジンケート−アニオ
    ンである特許請求の範囲第1項記載の染料塩。
  3. (3)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ なる特許請求の範囲第1項記載の染料塩。
  4. (4)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ なる特許請求の範囲第1項記載の染料塩。
  5. (5)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ なる特許請求の範囲第1項記載の染料塩。
  6. (6)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ なる特許請求の範囲第1項記載の染料塩。
  7. (7)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ なる特許請求の範囲第1項記載の染料塩。
  8. (8)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ なる特許請求の範囲第1項記載の染料塩。
  9. (9)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中CuPcは銅フタロシアニン残基を示す。)なる
    特許請求の範囲第1項記載の染料塩。
  10. (10)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ なる特許請求の範囲第1項記載の染料塩。
  11. (11)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中CuPcは銅フタロシアニン残基であり、nは2
    〜3の数であり、mは1〜1.5の数である。) なる特許請求の範囲第1項記載の染料塩。
  12. (12)一般式(1)又は(2) 〔Me(XCN)_4〕^2^(^−^)(1)〔Me
    (SCN)_6〕^n^(^−^)(2)(式中 式(1)中のMeは二価の亜鉛−カチオン、二価の鉄−
    カチオン、二価のコバルト−カチオン、二価の錫−カチ
    オン又は二価の銅−カチオンであり、 式(2)中のMeは二価の鉄−カチオン、二価のニッケ
    ル−カチオン又は三価の鉄−カチオンであり、 Xは硫酸−又は酸素原子であり、 nは対応する金属カチオンの価に依存して4又は3の数
    を示す。) に相当するアニオンを有する、モノ−又はポリカチオン
    染料の新規染料塩を製造するにあたり、通常のアニオン
    を有するカチオン染料を水性溶液又は懸濁液の形で金属
    カチオンMe(上述の意味を有する。)を供与しうる化
    合物、及びアルカリ金属−、アルカリ土類金属−又はア
    ンモニウムローダニド又はアルカリ金属−、アルカリ土
    類金属−又はアンモニウムシアナートと0〜100℃の
    温度で、pH−値2〜6で反応させることを特徴とする
    前記染料塩の製造法。
  13. (13)反応温度は0〜60℃の温度である特許請求の
    範囲第12項記載の方法。
  14. (14)反応を2.5〜4.5のpH−値で実施する特
    許請求の範囲第12項記載の方法。
  15. (15)テトラクロロジンケート−アニオンを有するカ
    チオン染料から出発し、これを水性溶液の形でアルカリ
    金属−、アルカリ土類金属−又はアンモニウムローダニ
    ド又はアルカリ金属−、アルカリ土類金属−又はアンモ
    ニウムシアナート、好ましくはナトリウム−、カリウム
    −又はアンモニウムローダニド又は−シアナートと反応
    させる特許請求の範囲第12項記載の方法。
  16. (16)一般式(1)又は(2) 〔Me(XCN)_4〕^2^(^−^)(1)〔Me
    (SCN)_6〕^n^(^−^)(2)(式中 式(1)中のMeは二価の亜鉛−カチオン、二価の鉄−
    カチオン、二価のコバルト−カチオン、二価の錫−カチ
    オン又は二価の銅−カチオンであり、 式(2)中のMeは二価の鉄−カチオン、二価のニッケ
    ル−カチオン又は三価の鉄−カチオンであり、 Xは硫酸−又は酸素原子であり、 nは対応する金属カチオンの価に依存して4又は3の数
    を示す。) に相当するアニオンを有する、モノ−又はポリカチオン
    染料の新規染料塩を純粋な形で収得するにあたり、通常
    のアニオンを有するカチオン染料を水性溶液又は懸濁液
    の形で金属カチオンMe(上述の意味を有する。)を供
    与しうる化合物、及びアルカリ金属−、アルカリ土類金
    属−又はアンモニウムローダニド又はアルカリ金属−、
    アルカリ土類金属−又はアンモニウムシアナート、好ま
    しくはナトリウム−、カリウム−又はアンモニウムロー
    ダニド又は−シアナートと0〜100℃の温度で、pH
    −値2〜6で反応させ、沈殿した染料塩を単離すること
    を特徴とする、前記染料塩の収得法。
  17. (17)反応温度は0〜60℃の温度である特許請求の
    範囲第16項記載の方法。
  18. (18)反応を2.5〜4.5のpH−値で実施する特
    許請求の範囲第16項記載の方法。
  19. (19)テトラクロロジンケート−アニオンを有するカ
    チオン染料から出発し、これを水性溶液の形でアルカリ
    金属−、アルカリ土類金属−又はアンモニウムローダニ
    ド又はアルカリ金属−、アルカリ土類金属−又はアンモ
    ニウムシアナート、好ましくはナトリウム−、カリウム
    −又はアンモニウムローダニド又は−シアナートと反応
    させる特許請求の範囲第16項記載の方法。
  20. (20)一般式(1)又は(2) 〔Me(XCN)_4〕^2^(^−^)(1)〔Me
    (SCN)_6〕^n^(^−^)(2)(式中 式(1)中のMeは二価の亜鉛−カチオン、二価の鉄−
    カチオン、二価のコバルト−カチオン、二価の錫−カチ
    オン又は二価の銅−カチオンであり、 式(2)中のMeは二価の鉄−カチオン、二価のニッケ
    ル−カチオン又は三価の鉄−カチオンであり、 Xは硫酸−又は酸素原子であり、 nは対応する金属カチオンの価に依存して4又は3の数
    を示す。) に相当するアニオンを有する、モノ−又はポリカチオン
    染料の新規染料塩を染料として使用して酸性変性された
    ポリアクリルニトリル又は酸性変性されたアクリルニト
    リルのコポリマーを紡糸染色する方法。
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