JPS62158558A - 遠心鋳造スリ−ブの製造方法 - Google Patents
遠心鋳造スリ−ブの製造方法Info
- Publication number
- JPS62158558A JPS62158558A JP19586A JP19586A JPS62158558A JP S62158558 A JPS62158558 A JP S62158558A JP 19586 A JP19586 A JP 19586A JP 19586 A JP19586 A JP 19586A JP S62158558 A JPS62158558 A JP S62158558A
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- JP
- Japan
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- flux
- cracks
- sleeve
- compd
- production
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は圧延用ロール等に用いられる遠心鋳造スリーブ
に関するもので外層、内層のいずれか又は両方をC:1
.4係以下の鋳鋼材で形成されたスリーブの材質欠陥割
れの発生しない製造方法に関するものである。
に関するもので外層、内層のいずれか又は両方をC:1
.4係以下の鋳鋼材で形成されたスリーブの材質欠陥割
れの発生しない製造方法に関するものである。
(従来の技術)
外層、内層のいずれか又は両刀をC:1.4%以下の鋳
鋼材で形成されたスリーブロールはアーバーに焼嵌め等
により組立てられて、条鋼、鋼板圧延ロール々どに使用
されている。このスリーブは遠心鋳造法により製造され
る。遠心鋳造法では第1図に示すように高速で回転して
いる鋳型(鋳型)lの中に塗型2を介して溶解炉で予め
溶解した外層3になる溶湯を一定厚さ注入し、一定の経
過時間後外層3の凝固がはソ完了した後別の溶解炉で溶
解した内Jm 4になる溶湯5を注入して接合スリーブ
を製造している。この際外内層の溶着および溶湯内面の
保温のためフラックス6を外層注入後又は内層注入後に
投入し、通常Bの化合物をペースとしたフラックスが用
いられる。
鋼材で形成されたスリーブロールはアーバーに焼嵌め等
により組立てられて、条鋼、鋼板圧延ロール々どに使用
されている。このスリーブは遠心鋳造法により製造され
る。遠心鋳造法では第1図に示すように高速で回転して
いる鋳型(鋳型)lの中に塗型2を介して溶解炉で予め
溶解した外層3になる溶湯を一定厚さ注入し、一定の経
過時間後外層3の凝固がはソ完了した後別の溶解炉で溶
解した内Jm 4になる溶湯5を注入して接合スリーブ
を製造している。この際外内層の溶着および溶湯内面の
保温のためフラックス6を外層注入後又は内層注入後に
投入し、通常Bの化合物をペースとしたフラックスが用
いられる。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、外層、内層のいずれか又:は両刀をC:1.4
係以下の鋳鋼材としたスリーブの製造に上記方法を用い
ると凝固時に発生する応力Vこより第2図に示すように
外内層境界近扮又は内面に疑固割れや微細なりランクが
発生し、製品スリーブの内部又は内面に存在し製造歩留
を大幅に低下しまだスリーブ使用中の割損等のトラブル
の原因となりその改善が望まれている。
係以下の鋳鋼材としたスリーブの製造に上記方法を用い
ると凝固時に発生する応力Vこより第2図に示すように
外内層境界近扮又は内面に疑固割れや微細なりランクが
発生し、製品スリーブの内部又は内面に存在し製造歩留
を大幅に低下しまだスリーブ使用中の割損等のトラブル
の原因となりその改善が望まれている。
本発明はこの外層内層のいずれか又は両方をC1,4%
以下の鋳鋼材とした遠心鋳造スリーブの製造方法に関す
るものである。
以下の鋳鋼材とした遠心鋳造スリーブの製造方法に関す
るものである。
(問題を解決するための手段、作用)
本発明は前述した問題点を有利に解決したものである。
すなわち、本発明の要旨とするところは外層内層のいず
れか又は両刀をC1,4%以下の鋳鋼材で形成されるス
リーブを遠心鋳造法で製造する際にB又はBの化合物を
含まないフラックスを使用することである。
れか又は両刀をC1,4%以下の鋳鋼材で形成されるス
リーブを遠心鋳造法で製造する際にB又はBの化合物を
含まないフラックスを使用することである。
不発明の特徴はB又はBの化合物を含まないフラックス
を使用することでフラックス中のBが溶湯中へ拡散する
ことによるスリーブ外内層材質の脆化を防止し材質欠陥
、割れの発生を防止し健全な材質を得る点にある。
を使用することでフラックス中のBが溶湯中へ拡散する
ことによるスリーブ外内層材質の脆化を防止し材質欠陥
、割れの発生を防止し健全な材質を得る点にある。
以下に本発明になる材質欠陥、割れの発生を防止した遠
心鋳造スリーブの製造方法を詳細に説明する。
心鋳造スリーブの製造方法を詳細に説明する。
本発明者らは遠心鋳造スリーブの割れの要因について7
ラツクスに看目し種々実験を行なった。
ラツクスに看目し種々実験を行なった。
その結果割れ発生について種々の興味ちる知見を得た。
第3図はフラックス組成と溶鋼中のB含有量の関係であ
るがB化合物をペースとしたスラックスの場合、フラッ
クス投入後すぐに溶鋼中へBが移動していることがわか
る。
るがB化合物をペースとしたスラックスの場合、フラッ
クス投入後すぐに溶鋼中へBが移動していることがわか
る。
第4図はB化合物をペースとしたフラックスを用いた割
れ発生材と健全材の成分分析および高温延性の試験結果
であるが、割れ発生材はB含有量が高(1000℃〜融
点の温度域で、著しく脆化している。
れ発生材と健全材の成分分析および高温延性の試験結果
であるが、割れ発生材はB含有量が高(1000℃〜融
点の温度域で、著しく脆化している。
このような見地から本発明における遠心鋳造スリーブ製
造方法においては溶鋼中OBの移動を抑制し材質脆化を
防ぎ材質欠蹄、割れを防止をはかるものでその骨子とす
るところは遠心鋳造方法においてフラックス6としてB
又はBの化合物を含まないフラックスを用いることにあ
る。このフラックスは外層注入と同時又は直後又は内層
注入と同時又は直後に投入することもできる。
造方法においては溶鋼中OBの移動を抑制し材質脆化を
防ぎ材質欠蹄、割れを防止をはかるものでその骨子とす
るところは遠心鋳造方法においてフラックス6としてB
又はBの化合物を含まないフラックスを用いることにあ
る。このフラックスは外層注入と同時又は直後又は内層
注入と同時又は直後に投入することもできる。
次に適用対象を外層、内層のいずれか又は両方ic:1
.4%以下の鋳鋼材で形成された遠心鋳造スリーブに限
定した理由はC1,4%以上の場合は凝固応力が小さく
、B又はB化合物を含む7ラツクスを用い材質脆化を生
じても材質欠陥、割れが発生しないためである。
.4%以下の鋳鋼材で形成された遠心鋳造スリーブに限
定した理由はC1,4%以上の場合は凝固応力が小さく
、B又はB化合物を含む7ラツクスを用い材質脆化を生
じても材質欠陥、割れが発生しないためである。
(実施例)
次に実施例をあげて説明する。
〔実施例1〕
第1表に示すような化学組成を有する外層をアダマイト
材、内層を鋳鋼材で形成された外径φ940 内径φ6
00 胴長270t の条鋼圧延用スリーブの遠心鋳
造スリーブをs10□+N、2C○、を主成分とするB
又はB化合物を含まないフラッフスケ用いて製造した。
材、内層を鋳鋼材で形成された外径φ940 内径φ6
00 胴長270t の条鋼圧延用スリーブの遠心鋳
造スリーブをs10□+N、2C○、を主成分とするB
又はB化合物を含まないフラッフスケ用いて製造した。
上記ロールを所定の;ネ処理および機械加工をしだ後、
浸透探傷法および超音波深場法により材質欠陥、割れの
有無を検査した結果、従来?、1420・2B203を
含むフラックスを使用していた。系には外内層境界近傍
の別れにより50%の合格率であったものが別れの発生
がなくloO係の合格率を得ることができた。
浸透探傷法および超音波深場法により材質欠陥、割れの
有無を検査した結果、従来?、1420・2B203を
含むフラックスを使用していた。系には外内層境界近傍
の別れにより50%の合格率であったものが別れの発生
がなくloO係の合格率を得ることができた。
第1表
〔実施例2〕
第2表に示すような化学組成を有する外層を鋳鋼材、内
層を黒鉛鋳鋼材で形成された外径φ124゜内径φ58
0 胴長700tの遠心鋳造スリーブを5i02 +
Na2CO3を主成分とするB又はBの化合物を含ま
ないフラックスを用いて製造した。上記コールを所定の
熱処理および機械加工をした後浸透探湯法および超音波
深場法により材質欠陥、割れの有無を検査した結果、従
来100%割れにより不合格となっていたものが割れ発
生がな(Io。
層を黒鉛鋳鋼材で形成された外径φ124゜内径φ58
0 胴長700tの遠心鋳造スリーブを5i02 +
Na2CO3を主成分とするB又はBの化合物を含ま
ないフラックスを用いて製造した。上記コールを所定の
熱処理および機械加工をした後浸透探湯法および超音波
深場法により材質欠陥、割れの有無を検査した結果、従
来100%割れにより不合格となっていたものが割れ発
生がな(Io。
チ合格率を得ることができた。
第2表
(発明の効果)
以上より、本発明による製造法は従来の製造法に比べ材
質欠陥、割れ等の発生がなく、不合格の低減が得られ製
造コストを安価とし、またスリーブの使用においても割
損等のトチプルが全くなくなった。
質欠陥、割れ等の発生がなく、不合格の低減が得られ製
造コストを安価とし、またスリーブの使用においても割
損等のトチプルが全くなくなった。
第1図は遠心鋳造法によるスリーブの製造を説明する概
略図、第2図は割れの状況を説明するだめの概略図、第
3図はフラックス組成と溶鋼中のB含有量の関係の試験
結果を示す図、第4図は割れ材と健全材の成分分析およ
び高温延性の試験結果を示す図である。 1・・・鋳型(金型) 2・・・塗型3・・・外層
4・・・内層5・・・内層になる播湯
6・・・フラックス7・・・圧入管 8・
・・回転ローラー9 ・・−1dリ れ 1:vJ!(芝型) 2:M! 3:外層 4:内層 5:になる君1 6:フラツクス 7:圧入管 8:回転ローラー 第2図 第3図 フラックスと溶鋼の接触時間(分) 第4図 茫顧 じC)
略図、第2図は割れの状況を説明するだめの概略図、第
3図はフラックス組成と溶鋼中のB含有量の関係の試験
結果を示す図、第4図は割れ材と健全材の成分分析およ
び高温延性の試験結果を示す図である。 1・・・鋳型(金型) 2・・・塗型3・・・外層
4・・・内層5・・・内層になる播湯
6・・・フラックス7・・・圧入管 8・
・・回転ローラー9 ・・−1dリ れ 1:vJ!(芝型) 2:M! 3:外層 4:内層 5:になる君1 6:フラツクス 7:圧入管 8:回転ローラー 第2図 第3図 フラックスと溶鋼の接触時間(分) 第4図 茫顧 じC)
Claims (1)
- 外層、内層のいずれか又は両方がC:1.4%以下の鋳
鋼組成で形成されるスリーブの遠心鋳造方法において、
内外層注入時、あるいはその直後にB又はBの化合物を
含まないフラックスを添加することを特徴とする遠心鋳
造スリーブの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19586A JPS62158558A (ja) | 1986-01-07 | 1986-01-07 | 遠心鋳造スリ−ブの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19586A JPS62158558A (ja) | 1986-01-07 | 1986-01-07 | 遠心鋳造スリ−ブの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62158558A true JPS62158558A (ja) | 1987-07-14 |
Family
ID=11467208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19586A Pending JPS62158558A (ja) | 1986-01-07 | 1986-01-07 | 遠心鋳造スリ−ブの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62158558A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07100406A (ja) * | 1993-09-25 | 1995-04-18 | Tohoku Seiki Kogyo Kk | 電気集塵機 |
CN1037417C (zh) * | 1994-11-02 | 1998-02-18 | 冶金工业部钢铁研究总院 | 离心铸造管内壁用保护剂 |
CN106825509A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-06-13 | 中钢集团邢台机械轧辊有限公司 | 厚板轧机四辊粗轧高铬钢工作辊结合层的制备方法 |
-
1986
- 1986-01-07 JP JP19586A patent/JPS62158558A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07100406A (ja) * | 1993-09-25 | 1995-04-18 | Tohoku Seiki Kogyo Kk | 電気集塵機 |
CN1037417C (zh) * | 1994-11-02 | 1998-02-18 | 冶金工业部钢铁研究总院 | 离心铸造管内壁用保护剂 |
CN106825509A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-06-13 | 中钢集团邢台机械轧辊有限公司 | 厚板轧机四辊粗轧高铬钢工作辊结合层的制备方法 |
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