JPS62157541A - 回転角測定装置 - Google Patents

回転角測定装置

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JPS62157541A
JPS62157541A JP29830485A JP29830485A JPS62157541A JP S62157541 A JPS62157541 A JP S62157541A JP 29830485 A JP29830485 A JP 29830485A JP 29830485 A JP29830485 A JP 29830485A JP S62157541 A JPS62157541 A JP S62157541A
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JP
Japan
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slit
rotation angle
measuring device
shaft
angle measuring
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Application number
JP29830485A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Ozaki
和久 尾崎
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Aisin AW Co Ltd
Shinsangyo Kaihatsu KK
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Shinsangyo Kaihatsu KK
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Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd, Shinsangyo Kaihatsu KK filed Critical Aisin AW Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、シャフトの捩じれ角等の回転角を測定する回
転角測定装置に係わり、特にセンターデフ機構を備えた
4輪駆動車のトランスファ内に設けてトルク検出等を行
うのに適した回転角測定装置に関する。
〔従来の技術〕
−一般に、自動車走行においては、前輪駆動の方が後輪
駆動に比して直進安定性が良いが、コーナリング時には
、戻ろうとするタイヤにハンドルで力を加えなければな
らないので、前輪駆動の場合向がりにくい傾向がある。
その点、後輪駆動の方が曲がり易いが、駆動力が強すぎ
ると、回り過ぎてしまう欠点がある。そこで、前輪と後
輪半々位の力で駆動するのが自動車走行上理想的であり
、その点、4輪駆動車は極めて優れている。ところで、
自動車の左右の車輪は、コーナリングの際に旋回半径が
異なるので、この影響を吸収し、スムーズにコーナリン
グを行うために、旋回半径の差に応じて左右の車輪の回
転数差を吸収する機構、すなわちデフ機構(フロントデ
フ、リアデフ)を備えている。この旋回半径の差は、前
輪と後輪との間にも生じるので、4輪駆動車においては
、旋回半径の差に応じて前輪と後輪の回転数差を吸収す
る機構、すなわちセンターデフ機構を備えたものが提案
されている。
しかしながら、このセンターデフ機構は、前輪と後輪の
トルクを均等な比率に分配する機能を有するため、駆動
力伝達限界は、前輪あるいは後輪のうちの駆動力の低い
方の値にバランスすることとなる0例えば、前輪の一方
が空転すると、駆動エネルギーはそこに逃げてしまい、
後輪の駆動力は極めて小さくなってしまう。このため、
センターデフ付4輪駆動車は、センターデフ無し4輪駆
動車に比べて、路面摩擦係数が低い時などに、伝達駆動
力が劣ることがある。このことは、例えば加速時のよう
に大きな駆動力を発生させた時に、駆動力を充分に路面
に伝達できず、前輪あるいは後輪のスリップ(空転)な
どの現象として現れる。
このような悪影響を防止するために、従来、前輪と後輪
間の動力伝達をセンターデフを介することなく直結させ
るロック機構を設け、加速時或いは悪路走行時のような
大きな駆動力を必要とする時は、センターデフ機構を手
動でロックさせ、大きな駆動力を必要としない通常走行
時には、手動でロックを解除していた。
しかしながら、センターデフ機構をロックして走行して
いる場合、コーナリング時、旋回半径が小さいと、前輪
側の回転数が後輪側の回転数よりも大きくなりすぎ、そ
の結果、前輪側に負トルクが発生し、あたかも前輪側の
みにブレーキがかかるというタイトコーナブレーキング
現象が生じる。
この現象のため、車速か大きく、旋回による遠心力が大
きい場合、タイヤが遠心方向に横滑りし、前後輪の回転
数差は、タイヤの滑りで吸収されることになり、コーナ
リング時の走行安定性に悪影響を及ぼすという問題を生
じていた。また、手動でセンターデフ機構のロックを解
除するにしても、路面状態を正確に判断できないため、
本質的な解決にはならない。
このように、センターデフ機構をロックして走行してい
る場合、タイトコーナブレーキング現象が生じるが、こ
れを確実に回避するためには、前輪のトルクを絶えず監
視し、例えば負トルクが発生した場合に、自動的にセン
ターデフ機構のロックを解除してやる必要がある。そこ
で、駆動輪のトルクを測定する必要が生じるが、駆動軸
のトルク測定には、駆動軸の捩じれ角を測定することが
考えられる。
ところで、シャフトの捩れ角等のような回転角を測定す
るために、従来、シャフトにストレーンゲージを貼付し
、シャフトに発生する歪を電気信号に変換して検出する
ことや、シャフトに磁歪素子を貼付して磁界中に置き、
シャフトの捩じれにより磁歪素子を通る磁界が変化した
ことを電気信号として検出することが行われてれている
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、ストレーンゲージを貼付してトルク測定
を行う方法では、装置が大型化して自動変速機内に搭載
しにくいと共に、出力を取り出すためにスリップリング
やブラシを使用する接触方式をとらなければならず、そ
のため、特に接着部分の耐久性に問題がある。また、磁
歪式トルクセンサの場合、自動変速機内に搭載した例も
あるが、現在のFF式や、4WDの自動変速機等では、
スペースの制約が太き(、入れ込むことはかなり困難で
あると共に、イを号処理が複雑化してしまう欠点がある
。また、これら従来のストレーンゲージ式や磁歪式トル
クセンサは信号をアナログ量として検出し、処理してい
たため、高精度化が困難であり、さらに量産化が困難で
コストアップになると云う問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので
、小型で、信号処理が簡単であり、非接触測定を可能に
して耐久性を向上させると共に、精度がよく、しかも安
価で量産性があり、特に自動車のトランスファ内に設け
て駆動軸のトルク検出を行うのに適した回転角測定装置
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本発明の回転角測定装置は、2つのスリット
群を有する第1のスリット板と、第1のスリット板に対
向した第2のスリット板と、第1、第2のスリット板を
挟んで対向し、各受光素子が前記2つの各スリット群の
複数のスリットを通った光を受光し得るようにした2&
Ilの発・受光素子と、前記受光素子出力を基準値と比
較してパルス出力を得るパルス変換回路と、パルス変換
回路出力から第1、第2のスリット板の相対回転角を得
る手段とを備えた回転角測定装置及び、2つのスリット
群を有する第1のスリット板と、第1のスリット板に対
向した第2のスリット板と、第1、第2のスリット板と
対向し、各受光素子が前記2つの各スリット群の複数の
スリットを通った光を受光し得るようにした2組の発・
受光素子と、前記受光素子出力を基準値と比較してパル
ス出力を得るパルス変換回路と、パルス変換回路出力か
ら第1、第2のスリット板の相対回転角を得る手段とを
備え、前記第1、第2のスリット板の一方を差動機構の
サイドギヤにより駆動される車輪駆動用の第1のシャフ
トで、他方を前記サイドギヤにより駆動される第2のシ
ャフトでそれぞれ駆動するようにした回転角測定装置を
特徴とするものである。
〔作用および効果〕
本発明の回転角測定装置は、スリットを多数、放射状に
形成した2枚のスリット板を挟んで対向配置した発・受
光素子が、複数のスリットをカバーし、受光素子が、前
記複数のスリットを通つた光のみを受光するようにした
ので、受光量は、2枚のスリット板の位置関係のみに依
存し、スリット板の回転に伴って生ずるスリットによる
光の断続は拾わず、停止中のみでなく、回転中でも2枚
のスリット板の相対回転を検出することができる。
また、二組の発・受光素子からは、90°位相のずれた
出力を得ることができるので、2枚のスリット板の相対
回転方向の判別も可能であり、この回転角測定装置はコ
ンパクトに構成でき、さらに回転角をデジタル量として
検出できるので、自動車の動力伝達系に容易に配置でき
ると共に、駆動軸に作用するトルクを正確に測定するこ
とが可能となる。
〔実施例〕
以下、実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は、本発明によるトルク検出装置に用いる回転角
測定装置の一実施例を示す図、第2図は第1図の受光素
子出力特性を示す図、第3図はトルク検出装置のブロッ
ク図である。図中1はトルクを検出するシャフト、2.
3はトルクを検出するシャフトlに取り付けたスリ)ト
板、4.5はスリット板2に同一ピッチで、同一数放射
状に設けられ、内周側と外周側で、互いに1/4 ピッ
チずらして設けたスリット群、6はスリット群4.5と
同一数、同一ピッチで、長さがスリット群4.5の外周
側から内周側に相当するスリット板3に放射状に設けた
スリット群、7.8は光、主に近赤外線を発する発光素
子、9.10は、受光量を電気信号に変換する受光素子
、11.12は増幅回路、13.14は比較回路、15
は演算回路、16は回転方向判別回路である。
次に作用を説明すると、受光素子9及び10は例えば3
〜4個分のスリットを通過した光を受けるように構成さ
れ、そのため、2と3が同期して回転し、スリット6に
対するスリット4.5の相対位置関係が変化しなければ
、スリットによる発光素子7.8からの光線の断続があ
っても受光量は一定である。
第2図により、この点を説明すると、両スリット板のス
リット4と6が重なり、スリット4を最大光量が通過す
る状態で、両スリット板が同期回転しているとすると、
受光素子9は最大光量j。
を受光し、スリット4に対し、1/4ピッチずれたスリ
ット5に対応した受光素子10は、低い光量C2を受け
ることになる。それぞれの受光素子は、常にスリット3
〜4個分の通過光量を受けるので、スリット板の回転に
伴なって生ずる光の断続によっては受光量は変わらず、
同期回転中は図示するように、x、、1.は一定である
。次にシャフト1にトルクが作用し、シャフトが涙じれ
てスリット板2.3が相対回転すると、スリット6に対
するスリット4.5の相対位置関係が変化し、その結果
受光素子9の受光量は減少し、受光素子10の受光量は
増加する。そして例えば相対回転角がθ1になると、受
光素子9.10の受光量はそれぞれ1t、1.となり、
さらに相対回転が生じ、相対回転角がθ2になると受光
素子9.10の受光量はそれぞれ0.7!1 となり、
結局90″位相のずれた曲線A、Bのように変化するこ
ととなる。
この変化の様子はスリット形状等に依存し、適宜選択す
ればよい、そこで、こ゛の受光量が所定レベル以上の場
合、論理値「IJ、所定レベル以下では論理値’OJと
すれば、図示したようなデジタル量として相対回転角、
即ちシャフトに作用するトルクを検出することができる
。また曲線A、Bは906位相が異なっており、両者の
位相関係により相対回転の方向も判別することができる
なお、上記実施例では受光素子側のスリット板に174
ピッチずれた2つのスリット群を設けたが、これは発光
素子側のスリット板であってもよいことは云うまでもな
い。
また、他の実施例として、スリット板の外周側と内周側
に1/8ピッチずれた同一形状のスリットを形成し、こ
のスリット板を向かい合わせるようにしてもよく、こう
することにより、両スリット板が相対回転したとき、外
周側と内周側のスリットを通過する光を受ける受光素子
からは、90′位相のずれた出力が得られるので、こう
して形成したスリット板を第1図のスリット板に代えて
用いても良い。
第3図のトルク検出装置では、相対回転角と、回転方向
を判別し得るようにしており、受光素子9.10からの
出力は増幅後、比較回路13.14で基準電圧と比較し
、相対回転角に対応したパルス出力を得、このパルスの
立上り、立下りを演算回路15でカウントしていき、こ
の積分値をトルク値に変換して出力する。同時に、比較
回路の出力は、回転方向判別回路16に加えて回転方向
を判別する。
なお、受光素子9.10は、同期回転は拾わないので、
捩じれ角の検出は、回転が停止している゛状態であって
も、回転中であってもよいことは云うまでもない。
第4図は回転方向判別回路の具体的構成を示すブロック
図で、第5図は第4図の回路の各部波形図であり、図中
17.18はシュミット回路、19.21は立上り検出
回路、20は反転回路、22.23はゲート回路である
次に作用を説明すると、シュミット回路17.1日には
、それぞれ比較回路13.14(第3図)の96・互い
に位相のずれた出力が加えられ、シュミット回路17.
18で波形整形される。シュミット回路17の出力Aは
、立上り検出回路19で微分されて立上りパルスΔAを
得ると共に、位相反転回路20で位相反転され、立上り
検出回路21で微分されてΔAと180’位相の異なる
パルス出力Δ°λ−を得る。この出力ΔA、Δτは、信
号Bをゲート信号とするゲート回路22.23でゲート
され、それぞれ出力B・ΔA、B・ΔAが得られる。そ
して、第5図に示すように、B信号がA信号より90°
位相が進む正転の場合には、ゲート回路22から正転信
号B・ΔAが得られ、一方、A信号がB信号より90’
位相が進む逆転の場合−に は、ゲート回路23から逆転信号B・ΔAが得られる。
第6図は、第1図に示した本発明の回転角測定装置をト
ルクセンサとして適用したセンターデフ付4輪駆動車の
動力伝達系を示す図である。図中、−30はトランスフ
ァ、Aはセンターデフ機構、Bはフロントデフ機構、3
1はリングギヤ、32はフロントデフケース、33はセ
ンターデフ用クラッチ、34は円錐コロ軸受、35は第
一中空シャフト、36はデフキャリヤ、37はデフピニ
オン、38.39はサイドギヤ、40は第2中空シヤフ
ト、41はデフキャリヤ、42はデフビニオン、43.
44はサイドギヤ、45は左前輪駆動軸、46は第3中
空シヤフト、47は第3中空シヤフトと一体の第4中空
シヤフト、48は第4中空シヤフトにスプライン結合し
たシャフト、49は右前輪駆動軸、50はセンターデフ
ケース、51は後輪駆動用リングギヤ、52はギヤ、5
3はドライブピニオンシャフト、54は左端を第3中空
シヤフト46内に圧入した細長いロッド、55はロッド
の先端に設けられたロッド、56は第4中空シヤフトに
設けられた窓、57はロッド55と結合し、第4中空シ
ヤフトの周囲を回転する円筒体、58は円筒体57に設
けられた第1図と同様のスリット板、59は円筒体64
に固着された第1図と同様のスリット板、60はボール
、61は第1図と同様の発・受光素子を内蔵した回転角
ピックアンプ機構、62はオイルシール部、63はダス
トシール、64は第4中空シヤフト47にネジ等で固着
された円筒体である。
−Inに、センターデフ付4輪駆動車において、エンジ
ンをフロント側に載置した場合には、第5図に示すよう
な駆動力伝達機構となる。即ち、エンジンの回転は、自
動変速機構(図示せず)を介して適宜変速され、トラン
スファ30内に配置されたリングギヤ31を介してフロ
ントデフケース32に伝達される。そして、通常の走行
時においてはセンターデフ用クラッチ33は解離状態に
あり、この状態ではフロントデフケース32の回転は第
一中空シャフト35を介してセンターデフ機構Aのデフ
キャリヤ36に伝達され、更にデフビニオン37から左
右のサイドギヤ38.39に伝達される。そして、左サ
イドギヤ38の回転は第2中空シヤフト40を介してフ
ロントデフ機構Bのデフキャリヤ41に伝達され、更に
デフビニオン42から左右のサイドギヤ43.44に伝
達される。
そして、左サイドギヤ43から左前輪駆動軸45へ伝達
され、右サイドギヤ44からは、第3中空シヤフト46
、該シャフトと一体の第4中空シヤフト、第4中空シヤ
フトとスプライン結合しているシャフト48を介して右
前輪駆動軸49へ伝達される。一方、右サイドギヤ39
の回転は該ギヤとスプライン結合しているセンターデフ
ケース50に伝達され、更に、後輪駆動用リングギヤ5
1及びギヤ52を介してドライブピニオンシャフト53
に伝達され、そして図示しないプロペラシャフト及びリ
ヤデフ装置を介して左右の後輪駆動軸に伝達される。
また、雪路、砂道等で大きな駆動力を必要とする場合、
また車輪がスリップを生しる虞れがある場合には、セン
ターデフ用クラッチ33を係合させ、センターデフ機構
Aをロックさせる。この状態ではフロントデフケース3
2の回転はセンターデフ用クラッチ33を介して直接、
フロントデフ機構Bのデフキャリヤ41に伝達され、更
にデフビニオン42から左右のサイドギヤ43.44に
伝達されてそれぞれ左右の前輪駆動軸44.49に伝達
される。これと同時に、フロントデフケース32及びデ
フキャリヤ41とそれぞれ中空シャフト35.40を介
して一体となっているセンターデフ装fiAのデフキャ
リヤ36及び左サイドギヤ38が差動運動することなく
一体に回転され、更にこの回転はセンターデフケース5
0に伝達される。これにより、前輪駆動用のデフキャリ
ヤ41と同速度の回転が後輪駆動用リングギヤ51に伝
達されて、左右の後輪駆動軸が駆動される。
次に、前輪駆動軸のトルク測定、即ち、駆動軸のねじれ
角測定について説明すると、右サイドギヤ44の回転は
、第3中空シヤフト46に伝達され、同時に、第3中空
シヤフトに根本部で圧入されているロッド54に伝達さ
れる。第3中空シヤフト46は、スリット板59が固着
された円筒体64とネジ等で連結された第4中空シヤフ
ト47、シャフト4Bを介して右前輪駆動軸49を駆動
しており、一方、ロッド54はロッド551円筒体57
を介してスリット板5日を駆動しているのみで、無負荷
状態で自由回転している。
従って、右前輪を浮かした無負荷状態であればスリット
板58.59は同期して回転するが、右前輪に負荷がか
かると、第3中空シヤフト46が捩じれ、その結果スリ
ット板59は、スリット板58に対して回転位相が遅れ
、両者間には相対回転が生ずる。スリット板58.59
には第1図に示したスリットが設けられており、この相
対回転を、ピックアップ機構61に設けられた発・受光
素子により検出する。こうして受光素子から得られた出
力は、前述したように基準電圧と比較され、正確な相対
回転角測定が行われ、右前軸駆動軸に作用する負荷トル
クが測定される。なお、ピックアンプ機構61は、受光
素子が周囲光を検出しないように、完全に周囲を遮光す
るように構成する。
またオイルシール62は、測定装置部分に油が入りこま
ないようにしており、ダストシール63はゴミ等の侵入
を防止している。
なお上記実施例では、第3中空シヤフトを前輪駆動用と
したが、逆にロッド54を前輪駆動用とし、第3中空シ
ヤフトでスリ・レト板58を回転させるように構成して
もよい。
以上のように本発明によれば、回転角測定装置を用いて
シャフトの捩じれ角即ちトルクを測定するに際し、それ
ぞれスリットを設けたを2枚のスリット板を挾んで対向
配置した発・受光素子が、複数のスリットをカバーする
ようにし、その結果、受光素子が常に複数のスリットを
通った光を受光するようにしたので、スリット板の回転
による光の断続を拾わず、スリット板の相対回転による
光量の変化のみを検出するので、回転中であっても、停
止中であっても常に正確に涙じれ角即ちトルクの測定を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるトルクセンサとして用いる回転角
測定装置の構成を示す図、第2図は第1図の受光素子の
出力特性を示す図、第3図は本発明によるトルク測定装
置のブロック構成図、第4図は回転方向判別回路の具体
的構成を示すブロック図、第5図は第4図の回路の各部
波形図、第6図は本発明のトルクセンサを適用したセン
ターデフ付4輪駆動車の動力伝達系を示す図である。 1・・・トルクを検出するシャフト、2.3・・・スリ
ット板、4.5.6・・・スリット、7.8・・・発光
素子、9.10・・・、受光素子、11.12・・・増
幅回路、13.14・・・比較回路、15・・・演算回
路、16・・・回転方向判別回路回路、17.18・・
・シュミット回路、19.21・・・立上り検出回路、
20・・・反転回路、22.23・・・ゲート回路30
・・・トランスファ、A・・・センターデフ機構、B・
・・フロントデフ機構、31・・・リングギヤ、32・
・・フロントデフケース、33・・・センターデフ用ク
ラッチ、34・・・円錐コロ軸受、35・・・第一中空
シャフト、36、  □41・・・デフキャリヤ、37
.42・・・デフピニオン、3B、39,43.44・
・・サイドギヤ、40・・・第2中空シヤフト、44.
49・・・前輪駆動軸、46・・・第3中空シヤフト、
47・・・第4中空シヤフト、48・・・シャフト、5
0・・・センターデフケース、51・・・第2リングギ
ヤ、52・・・ギヤ、53・・・ドライ60・・・ボー
ル、61・・・回転角ピックアップ機構、62・・・オ
イルシール部、63・・・ダストシール、64・・・円
筒体 出 願 人  アイシン・ワーナー株式会社代理人弁理
士 蛭 川 昌 信(外2名)第3図 第+図 をtt%     5− 手続補正書動式) 昭和61年 4月16日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1、事件の表示 昭和60年特許願第298304号2
、発明の名称 回転角測定装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2つのスリット群を有する第1のスリット板と、
    第1のスリット板に対向した第2のスリット板と、第1
    、第2のスリット板を挟んで対向し、各受光素子が前記
    2つの各スリット群の複数のスリットを通った光を受光
    し得るようにした2組の発・受光素子と、前記受光素子
    出力を基準値と比較してパルス出力を得るパルス変換回
    路と、パルス変換回路出力から第1、第2のスリット板
    の相対回転角を得る手段とを備えた回転角測定装置。
  2. (2)前記2つのスリット群が互いに1/4ピッチずれ
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の回
    転角測定装置。
  3. (3)前記第1、第2のスリット板は、互いに1/8ピ
    ッチずれたスリット群を内外周に設けたスリット板であ
    る特許請求の範囲第1項記載の回転角測定装置。
  4. (4)前記第1、第2のスリット板が、同一のシャフト
    に連結されている特許請求の範囲第1項乃至第3項のう
    ち何れか1項記載の回転角測定装置。
  5. (5)前記パルス変換回路出力から第1、第2のスリッ
    ト板の相対回転角を得る手段が、回転方向判別回路を備
    えた特許請求の範囲第1項記載の回転角測定装置。
  6. (6)前記第1のスリット板のスリット群は、ピッチが
    同一の外周側スリット群と内周側スリット群とからなり
    、前記第2のスリット板のスリット群は、前記第1のス
    リット板のスリット群と数及びピッチが同じで、スリッ
    ト長さが前記外周側スリットから内周側スリットに及ぶ
    ものである特許請求の範囲第1項又は第2項又は第4項
    記載の回転角測定装置。
  7. (7)2つのスリット群を有する第1のスリット板と、
    第1のスリット板に対向した第2のスリット板と、第1
    、第2のスリット板と対向し、各受光素子が前記2つの
    各スリット群の複数のスリットを通った光を受光し得る
    ようにした2組の発・受光素子と、前記受光素子出力を
    基準値と比較してパルス出力を得るパルス変換回路と、
    パルス変換回路出力から第1、第2のスリット板の相対
    回転角を得る手段とを備え、前記第1、第2のスリット
    板の一方を差動機構のサイドギヤにより駆動される車輪
    駆動用の第1のシャフトで、他方を前記サイドギヤによ
    り駆動される第2のシャフトでそれぞれ駆動するように
    した回転角測定装置。
  8. (8)前記2つのスリット群が互いに1/4ピッチずれ
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の回
    転角測定装置。
  9. (9)前記第1、第2のスリット板は、互いに1/8ピ
    ッチずれたスリット群を内外周に設けたスリット板であ
    る特許請求の範囲第7項記載の回転角測定装置。
  10. (10)前記パルス変換回路出力から第1、第2のスリ
    ット板の相対回転角を得る手段は回転方向判別回路を備
    えた特許請求の範囲第7項記載の回転角測定装置。
  11. (11)前記第1のスリット板のスリット群は、ピッチ
    が同一の外周側スリット群と内周側スリット群とからな
    り、前記第2のスリット板のスリット群は、前記第1の
    スリット板のスリット群と数及びピッチが同じで、スリ
    ット長さが前記外周側スリットから内周側スリットに及
    ぶものである特許請求の範囲第7項又は第8項記載の回
    転角測定装置。
  12. (12)前記第1のシャフトが中空円筒状体であるり、
    前記第2のシャフトが前記第1のシャフト内を貫通して
    延びるロッドである特許請求の範囲第7項〜第11項の
    うち何れか1項記載の回転角測定装置。
  13. (13)前記ロッドは、前記第1のシャフトの中空部の
    一部に圧入されている特許請求の範囲第12項記載の回
    転角測定装置。
  14. (14)前記第2のシャフトにより駆動されるスリット
    板は、前記第1のシャフトと一体の中空シャフト側壁部
    に設けた窓を通して延びるロッドを介して駆動される特
    許請求の範囲第12項又は第13項記載の回転角測定装
    置。
  15. (15)前記第2のシャフトが中空円筒状体であり、前
    記第1のシャフトが前記第2のシャフト内を貫通してい
    る特許請求の範囲第7項〜第11項のうち何れか1項記
    載の回転角測定装置。
  16. (16)前記発・受光素子及びスリット板は、オイルシ
    ールされた空間内に配置されている特許請求の範囲第7
    項〜第15項のうち何れか1項記載の回転角測定装置。
  17. (17)前記発・受光素子及びスリット板は、ダストシ
    ールされた特許請求の範囲第7項〜第16項のうち何れ
    か1項記載の回転角測定装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19510604A1 (de) * 1995-03-23 1996-02-08 Daimler Benz Ag Optischer Sensor zur Erfassung einer drehmomentabhängigen Relativverdrehung zweier umlaufenden Scheiben

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19510604A1 (de) * 1995-03-23 1996-02-08 Daimler Benz Ag Optischer Sensor zur Erfassung einer drehmomentabhängigen Relativverdrehung zweier umlaufenden Scheiben

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