JPS62156381A - 製紙用円筒スクリ−ンの製造方法 - Google Patents

製紙用円筒スクリ−ンの製造方法

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JPS62156381A
JPS62156381A JP29894385A JP29894385A JPS62156381A JP S62156381 A JPS62156381 A JP S62156381A JP 29894385 A JP29894385 A JP 29894385A JP 29894385 A JP29894385 A JP 29894385A JP S62156381 A JPS62156381 A JP S62156381A
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JP
Japan
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cylindrical screen
slit plate
slit
screen
cylindrical
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仁 里見
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Satomi Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、紙、バルブ業界において紙料の精選に用いる
円筒スクリーンの製造方法。詳しくは、複数の支持杆上
へ特殊断面の多数の線材を接合して形成したスリット板
を、筒状に丸めて両端を接合することにより、内周面に
凹凸を有する円筒スクリーンを得る製紙用円筒スクリー
ンの製造方法に関する。
(従来の技術) 従来、紙、バルブ業界において紙料の精選に用いた円筒
スクリーンは、第9図及び第10図に示すような円筒体
8の周面に、第11図に示すようなフライス刃物9を用
いてV型のスリット10を細かい間隔で一条ずつ切削す
る方法により製作したものである。
(発明が解決しようとする問題点) 前記のようにスリット10を刃物9により切削する製造
方法は、加工が面倒で時間が掛かるため製作費が高く、
スリット10の巾は最小0.2−が限度であって、それ
以下の微小なものが得られない。このため紙料の精選度
が粗く、スリット10の間隔は最小数mが限度であって
それ以下にはできないから、スクリーンの開口率が小さ
くて精選能力が低く、しかも、スクリーンの内面が平坦
であるため、紙料流が内面に沿った層流となり、スリッ
ト10に向かう流れを生じにくいからスリット10の紙
料通過率が低く、又、層流はスリット10の流れに対し
て後側の縁に集中的に衝撃力を与え、この部分を著しく
摩耗させるから、スリット10の巾が徐々に拡大されて
紙料の精選のむらや粗大化を生じる問題点があった。
本発明は前記した従来の問題点を解決するためになされ
たもので、特殊断面の線材と支持杆を接合して表面に凹
凸を有するスリット板を形成し、このスリン1〜板を丸
めて両端を接合することにより、廉価に製造できて、巾
が微小で開口率が大きいスリットが得られ、且つ、スク
リーンの内面に凹凸があるため、スクリーンの性能と耐
久性が大幅に向上する製紙用円筒スクリーンを製造する
方法を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 本発明に関する製紙用円筒スクリーンの製造方法は、図
面第1図〜第8図に実施例を示す通り、中央部より上下
へ及ぶに従って巾が狭くなる菱、三角等の断面形状の多
数の線材1を、複数の支持杆2上へ下端を接合して細か
い間隔で取付け、表面に凹凸を有するスリット板aを形
成し、このスリット板aを表面を中にして筒状に丸め、
両端を接合して内周面に凹凸を有する円筒スクリーンA
を得る方法に関するものである。
(作  用) 前記した製紙用円筒スクリーンプレートの製造方法は、
複数の支持杆2を第3及び第4図に示すように所定の間
隔で並置し、これら支持杆2の上へ第7図に示すように
中央部より上下へ及ぶに従って巾が狭まる菱、三角等の
断面形状の線材1をその下端を支持杆2へ接合して、細
かい間隔で第3図、第4図に示すように取り付けると、
表面に菱形、三角形の上半分により第6図及び第7図に
示すような凹凸が形成きれて、しかも、スリット3の巾
が最小0.0211nT11隣接スリツト3との間隔が
最小3ITIi1程度に設定きれるスリット板aができ
る。
そこで、このスリット板aを第8図に示すように凹凸を
有する表面を内側にして筒状に丸め、その両端を接合す
るとスリット板aにより第1図に示すような円筒スクリ
ーンAが完成するもので、この円筒スクリーンAを第2
図に示すように紙料精選機に用い、その内部で羽根部材
7を回転させると、羽根部材7の回転につれて円筒スク
リーンAの近くにこれに沿った紙料の層流を生じようと
iする力釈円筒スクリーンAの内面には、前記のような
凹凸が形成されていて、紙料の層流を撹乱して乱流に変
化させるため、紙料は乱流により各線材1間のスリット
3に向かう流れを生じ、前記スリット3を効果的に通過
すると共に、乱流化きれた紙料は線材1の各部へ分散的
に当り、凹凸による流勢の減衰と相俟て線材1の摩耗を
僅少とするから、長期間使用しても紙料の精選むらや粗
大化を生じない精選ができて、しかも、スリット3の巾
を0.2m以下に設定すると、従来期待できなかった高
精度の紙料精選が行われるものである。
(実施例) 以下に本発明に関する製紙用円筒スクリーンの製造方法
の実施例を図面に基づいて説明する。
第6図及び第7図はスリット板aで、中央部より上下へ
及ぶに従って巾が狭まる菱、三角等の断面形状の多数の
線材1をステンレス鋼等により形成し、これら線材1を
同じステンレス鋼等を用いて円、三角、四角等の断面形
状に形成した複数の支持杆2の上へ、第7図に示すよう
に細かい間隔で下端を支持杆2へ溶接等で接合すること
により取付けて、各線材1の間へ最小は0.02mm程
度のスリット3が形成きれるようにしたもので、このス
リット板aの製作は第3図及び第4図に示すように多数
の支持杆2をドラム4の周面へ所定間隔で支持させて置
き、これら支持杆2の上へ前記した断面形状の線材1を
同図に示すように希望する間隔で螺旋状に巻き付けなが
ら下端を支持杆2へ溶接し、スリット円筒a′を形成し
て、このスリット円筒a′を第5図に鎖線で示す切断線
5により切り開いて実線で示すように平らに伸ばすと、
線材1の菱形。
三角形等の断面のために表面に凹凸が形成されて、しか
も、スリット3の巾と間隔の精度が非常に高いスリット
板aが安価に製作される。
こうして製作されたスリット板aを第8図に示すように
た凹凸が形成される表面を中にして丸め、その両端を突
き合わせて各支持杆2を溶接6により接合すると、スリ
ット板aは円筒となり、第1図に示す通りの円筒スクリ
ーンAを完成する。
そこで、この円筒スクリーンAを内部で羽根部材7を回
転させる紙料精選機に利用すると、目詰まりがなくて効
率のよい紙料の精選ができて、スクリーンの摩耗も少な
かった。
(発明の効果) 本発明に関する製紙用円筒スクリーンの製造方法は、特
殊断面の多数の線材を複数の支持杆の上に接合してスリ
ット板を形成し、このスリット板を丸めて両端を接合し
て円筒スクリーンを得るから、製作が容易で廉価に市場
提供できる。
支持杆へ線材を接合するピッチを調整すると、任意のス
リット巾が得られて、最小002m程度の微小中のもの
の形成が可能である。
線材を裏側で支持杆に支持させるため、線材の薄いもの
を使用してスリットの間隔を小さくすることにより、ス
クリーンの開口率を大幅に増大させ得る。
中央部より上下の巾が狭くなる菱、三角等の断面形状の
線材を使用するから、スクリーンの表面にスリットの紙
料通過を良くし、線材の摩耗を減少きせる凹凸が形成さ
れる。
などの特有の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に関する製紙用円筒スクリーンの製造方
法により製造した円筒スクリーンの斜視図。第2図は同
上の縦断側面図。第3図は円筒スクリーンを製造するた
めのスリット円筒の製作状態を示す正面図。第4図は同
上の側面図。第5図はスリット円筒を切り開いてスリッ
ト板を形成した側面図。 第6図は形成したスリット板の一部分の拡大斜視図。第
7図は同上縦断縦断正面図。第8図はスリット板を筒状
に丸めて両端を接合した状態の斜視図。第9図は従来の
円筒スクリーンを示す斜視図。第10図は同上の横断平
面図。第11図は同上のスリット形成状態を示す説明図
である。 図において1は線材、2は支持杆、aはスリット板、A
は円筒スクリーンである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 中央部より上下へ及ぶに従って巾が狭まる 菱、三角等の断面形状の多数の線材を、複数の支持杆の
    上へ下端を接合して細かい間隔で取付け、表面に凹凸を
    有するスリットブ板を形成した後、このスリット板を表
    面を中にして筒状に丸め、両端を接合して内周面に凹凸
    を有する円筒スクリーンを得ることを特徴とした製紙用
    円筒スクリーンの製造方法。
JP29894385A 1985-12-27 1985-12-27 製紙用円筒スクリ−ンの製造方法 Granted JPS62156381A (ja)

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JP29894385A JPS62156381A (ja) 1985-12-27 1985-12-27 製紙用円筒スクリ−ンの製造方法

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JPS62156381A true JPS62156381A (ja) 1987-07-11
JPH0116959B2 JPH0116959B2 (ja) 1989-03-28

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0242096U (ja) * 1988-09-19 1990-03-23
JP2002346430A (ja) * 2001-05-23 2002-12-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd スクリーンシリンダの製作方法、スクリーン、および材料ふるい分け装置
JP2011235250A (ja) * 2010-05-12 2011-11-24 Srm Technical Development Co Ltd ウェッジワイヤースクリーン装置
JP2019202263A (ja) * 2018-05-23 2019-11-28 アクセプタンスジャパン株式会社 スクリーン製造方法とスクリーン

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JP2019202263A (ja) * 2018-05-23 2019-11-28 アクセプタンスジャパン株式会社 スクリーン製造方法とスクリーン

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