JPS621543Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS621543Y2 JPS621543Y2 JP9036181U JP9036181U JPS621543Y2 JP S621543 Y2 JPS621543 Y2 JP S621543Y2 JP 9036181 U JP9036181 U JP 9036181U JP 9036181 U JP9036181 U JP 9036181U JP S621543 Y2 JPS621543 Y2 JP S621543Y2
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- Japan
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- tube
- outer tube
- inner tube
- flame
- tip
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 14
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 claims description 8
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 25
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 3
- 239000003345 natural gas Substances 0.000 description 3
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 229910052754 neon Inorganic materials 0.000 description 2
- GKAOGPIIYCISHV-UHFFFAOYSA-N neon atom Chemical compound [Ne] GKAOGPIIYCISHV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Gas Burners (AREA)
- Pre-Mixing And Non-Premixing Gas Burner (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はガラス細工用ガスバーナに関する。
第1図を参照して先行技術を説明する。先行技
術では、ガス供給管1内に同心に設けられた空気
供給管2の先端部に10mm程度の長さを有する複数
たとえば5〜6本の整流管3を挿入していた。こ
の先行技術においては、ガス燃料と燃焼用空気と
の混合が充分に行なわれず、そのため形成される
火炎4が乱層流炎となつていた。したがつて、溶
封あるいは溶断すべきガラス管の加工部分にのみ
火炎4を当てることが困難であり、その加工部分
以外の部分にも火炎4があたつて加熱されること
になり、溶接あるいは溶断などのガラス細工を適
切に行なうことが困難であつた。
術では、ガス供給管1内に同心に設けられた空気
供給管2の先端部に10mm程度の長さを有する複数
たとえば5〜6本の整流管3を挿入していた。こ
の先行技術においては、ガス燃料と燃焼用空気と
の混合が充分に行なわれず、そのため形成される
火炎4が乱層流炎となつていた。したがつて、溶
封あるいは溶断すべきガラス管の加工部分にのみ
火炎4を当てることが困難であり、その加工部分
以外の部分にも火炎4があたつて加熱されること
になり、溶接あるいは溶断などのガラス細工を適
切に行なうことが困難であつた。
本考案は上述の技術的課題を解決し、層流炎を
形成するガラス細工用ガスバーナを提供すること
を目的とする。
形成するガラス細工用ガスバーナを提供すること
を目的とする。
本考案は、円筒状の外管内に、その外管内面と
の間に環状のガス流路を形成して空気を供給する
ための内管を同心に挿入し、ガス燃料と空気とを
先混合して燃焼するガラス細工用ガスバーナにお
いて、前記内管の端部には、その内管の軸線と平
行な複数の整流通路が比較的長い距離にわたつて
形成され、各整流通路の開放端には絞りが形成さ
れ、内管の先端部は、外管の先端部よりも軸線方
向内方にあり、 この外管の先端部から内管の先端部よりも軸線
方向内方に延びて、外管の内面と、内管の外面と
の間において同心筒状の複数の保炎部材が半径方
向に間隔をあけて配置されることを特徴とするガ
ラス細工用ガスバーナである。
の間に環状のガス流路を形成して空気を供給する
ための内管を同心に挿入し、ガス燃料と空気とを
先混合して燃焼するガラス細工用ガスバーナにお
いて、前記内管の端部には、その内管の軸線と平
行な複数の整流通路が比較的長い距離にわたつて
形成され、各整流通路の開放端には絞りが形成さ
れ、内管の先端部は、外管の先端部よりも軸線方
向内方にあり、 この外管の先端部から内管の先端部よりも軸線
方向内方に延びて、外管の内面と、内管の外面と
の間において同心筒状の複数の保炎部材が半径方
向に間隔をあけて配置されることを特徴とするガ
ラス細工用ガスバーナである。
以下、図面によつて本考案の基礎となる構成を
説明する。第2図は本考案の基礎となる構成の断
面図である。このガラス細工用ガスバーナ6は、
たとえばネオン管の加工用に用いられ、燃料ガス
たとえば都市ガスを燃焼して完全な層流炎を形成
することができる。したがつてガスバーナ6によ
れば、ネオン管などのガラス管の溶断あるいは溶
封作業が適切に行なわれる。
説明する。第2図は本考案の基礎となる構成の断
面図である。このガラス細工用ガスバーナ6は、
たとえばネオン管の加工用に用いられ、燃料ガス
たとえば都市ガスを燃焼して完全な層流炎を形成
することができる。したがつてガスバーナ6によ
れば、ネオン管などのガラス管の溶断あるいは溶
封作業が適切に行なわれる。
ガスバーナ6は、円筒状の外管7と、その外管
7の一端部を閉塞するたとえばゴムなどの弾性体
から成る閉塞部材8と、閉塞部材8を気密的に貫
通し外管7内に同心に挿入されるとともに一端部
が空気供給源に接続される内管9と、内管9の他
端部に保持された複数の整流管10と、一端部が
外管7の途中に接続され他端部がガス供給源に接
続されるガス供給管11とを含む。
7の一端部を閉塞するたとえばゴムなどの弾性体
から成る閉塞部材8と、閉塞部材8を気密的に貫
通し外管7内に同心に挿入されるとともに一端部
が空気供給源に接続される内管9と、内管9の他
端部に保持された複数の整流管10と、一端部が
外管7の途中に接続され他端部がガス供給源に接
続されるガス供給管11とを含む。
内管9はたとえばガラス管から成り、その内管
9の外面と外管7の内面との間には環状のガス流
路12が形成される。内管9は、その他端部(第
2の上端部)を外管7の他端部から軸線に沿う内
方に位置させて外管7内に挿入されており、その
内管9の他端部には、整流管10が挿入される。
これらの整流管10は、第3図で示すように相互
に密接して内管9に押し込まれており、それによ
つて各整流管10が内管9の他端部に保持され
る。また各整流管10の先端部は絞られている。
9の外面と外管7の内面との間には環状のガス流
路12が形成される。内管9は、その他端部(第
2の上端部)を外管7の他端部から軸線に沿う内
方に位置させて外管7内に挿入されており、その
内管9の他端部には、整流管10が挿入される。
これらの整流管10は、第3図で示すように相互
に密接して内管9に押し込まれており、それによ
つて各整流管10が内管9の他端部に保持され
る。また各整流管10の先端部は絞られている。
外管7としては、たとえば3/4Bの鋼管が用い
られ、内管9としては、たとえば外径12mmφの
ガラス管が用いられる。また整流管10として
は、たとえば0.6mm〜1.0mmφのガラス管が用いら
れ、各整流管10の長さlは比較的長くたとえば
90mmに選ばれる。
られ、内管9としては、たとえば外径12mmφの
ガラス管が用いられる。また整流管10として
は、たとえば0.6mm〜1.0mmφのガラス管が用いら
れ、各整流管10の長さlは比較的長くたとえば
90mmに選ばれる。
このようにして、内管9の他端部には、各整流
管10により比較的長い距離lにわたつて内管9
の軸線と平行な複数の整流通路14が形成され
る。しかも整流通路14の開放端には第4図で示
すように絞り13が形成されている。
管10により比較的長い距離lにわたつて内管9
の軸線と平行な複数の整流通路14が形成され
る。しかも整流通路14の開放端には第4図で示
すように絞り13が形成されている。
上述のごとく構成されたガスバーナ6に、ガス
供給源から都市ガスを供給するとともに、空気供
給源から空気を供給して点火すると、第2図に示
すように火炎15が形成される。この燃焼時にお
いて、空気は比較的長い距離lの整流通路14に
より充分整流されるとともに、絞り13から比較
的大なる噴出速度を有して噴出される。そのため
ガス流路12から供給される都市ガスと、前記空
気とが外管7の他端部付近で充分に混合される。
それにより、火炎15の内炎15aおよび外炎1
5bは層流炎となり、内炎15aおよび外炎15
bの先端が細くなる。したがつて加工すべきガラ
ス管の加工部分にのみ火炎15を当てて加工する
ことが可能となり、ガラス加工を適切に行なうこ
とができる。
供給源から都市ガスを供給するとともに、空気供
給源から空気を供給して点火すると、第2図に示
すように火炎15が形成される。この燃焼時にお
いて、空気は比較的長い距離lの整流通路14に
より充分整流されるとともに、絞り13から比較
的大なる噴出速度を有して噴出される。そのため
ガス流路12から供給される都市ガスと、前記空
気とが外管7の他端部付近で充分に混合される。
それにより、火炎15の内炎15aおよび外炎1
5bは層流炎となり、内炎15aおよび外炎15
bの先端が細くなる。したがつて加工すべきガラ
ス管の加工部分にのみ火炎15を当てて加工する
ことが可能となり、ガラス加工を適切に行なうこ
とができる。
上述の構成は発熱量の比較的低い都市ガスを用
いる場合のガスバーナ6を示すものであるが、発
熱量の比較的高いたとえば天然ガスを用いる場合
には、第5図および第6図で示す本考案の一実施
例のごとく、外管7の他端部である先端部に、同
心円筒状の保炎部材16,17を設ける。この保
炎部材16,17は、外管の先端部から内管の先
端部よりも軸線内方(第5図の下方)に延びて、
外管の内面と内管の外面との間において、半径方
向に間隔をあけて配置される。内管9の先端部が
外管7の先端部よりも軸線方向内方(第5図の下
方)にある。各保炎部材16,17間には環状の
保炎孔18が形成される。このようにすることに
よつて、発熱量の比較的高い天然ガスを用いても
吹消えが生じることなく、安定した層流炎を形成
することができる。
いる場合のガスバーナ6を示すものであるが、発
熱量の比較的高いたとえば天然ガスを用いる場合
には、第5図および第6図で示す本考案の一実施
例のごとく、外管7の他端部である先端部に、同
心円筒状の保炎部材16,17を設ける。この保
炎部材16,17は、外管の先端部から内管の先
端部よりも軸線内方(第5図の下方)に延びて、
外管の内面と内管の外面との間において、半径方
向に間隔をあけて配置される。内管9の先端部が
外管7の先端部よりも軸線方向内方(第5図の下
方)にある。各保炎部材16,17間には環状の
保炎孔18が形成される。このようにすることに
よつて、発熱量の比較的高い天然ガスを用いても
吹消えが生じることなく、安定した層流炎を形成
することができる。
上述のごとく本考案によれば、内管の端部にお
ける比較的長い整流通路で空気が整流されるとと
もに、絞りから比較的大なる速度で空気が噴出さ
れるので、ガス燃料と空気とが充分に混合されて
完全な層流炎を形成することができる。したがつ
て、ガラス管の加工すべき部分にのみ火炎を当て
ることができ、適切な加工を行なうことができ
る。特に本考案によれば、複数の保炎部材が設け
られることによつて、環状の保炎孔18が形成さ
れ、これによつて保炎効果が向上し、発熱量の比
較的高い天然ガスを用いても、吹消えが生じるこ
とがなく、安定した送流炎を形成することができ
る。しかも、保炎部材16,17は半径方向に間
隔をあけて配置されているので、熱変形が許容さ
れる。さらにまた本考案では、内管の先端部は外
管の先端部よりも軸線方向内方にあるので、この
ことによつてもまた保炎効果が向上される。
ける比較的長い整流通路で空気が整流されるとと
もに、絞りから比較的大なる速度で空気が噴出さ
れるので、ガス燃料と空気とが充分に混合されて
完全な層流炎を形成することができる。したがつ
て、ガラス管の加工すべき部分にのみ火炎を当て
ることができ、適切な加工を行なうことができ
る。特に本考案によれば、複数の保炎部材が設け
られることによつて、環状の保炎孔18が形成さ
れ、これによつて保炎効果が向上し、発熱量の比
較的高い天然ガスを用いても、吹消えが生じるこ
とがなく、安定した送流炎を形成することができ
る。しかも、保炎部材16,17は半径方向に間
隔をあけて配置されているので、熱変形が許容さ
れる。さらにまた本考案では、内管の先端部は外
管の先端部よりも軸線方向内方にあるので、この
ことによつてもまた保炎効果が向上される。
第1図は従来技術を示す断面図、第2図は本考
案の基礎となる構成の断面図、第3図は第2図の
切断面線−から見た断面図、第4図は整流管
10の端部付近を示す断面図、第5図は本考案の
一実施例の断面図、第6図は第5図の切断面線
−から見た断面図である。 6……ガスバーナ、7……外管、9……内管、
12……ガス流路、13……絞り、14……整流
通路。
案の基礎となる構成の断面図、第3図は第2図の
切断面線−から見た断面図、第4図は整流管
10の端部付近を示す断面図、第5図は本考案の
一実施例の断面図、第6図は第5図の切断面線
−から見た断面図である。 6……ガスバーナ、7……外管、9……内管、
12……ガス流路、13……絞り、14……整流
通路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 円筒状の外管内に、その外管内面との間に環状
のガス流路を形成して空気を供給するための内管
を同心に挿入し、ガス燃料と空気とを先混合して
燃焼するガラス細工用ガスバーナにおいて、前記
内管の端部には、その内管の軸線と平行な複数の
整流通路が比較的長い距離にわたつて形成され、
各整流通路の開放端には絞りが形成され、内管の
先端部は、外管の先端部よりも軸線方向内方にあ
り、 この外管の先端部から内管の先端部よりも軸線
方向内方に延びて、外管の内面と、内管の外面と
の間において同心筒状の複数の保炎部材が半径方
向に間隔をあけて配置されることを特徴とするガ
ラス細工用ガスバーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9036181U JPS58134U (ja) | 1981-06-18 | 1981-06-18 | ガラス細工用ガスバ−ナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9036181U JPS58134U (ja) | 1981-06-18 | 1981-06-18 | ガラス細工用ガスバ−ナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58134U JPS58134U (ja) | 1983-01-05 |
JPS621543Y2 true JPS621543Y2 (ja) | 1987-01-14 |
Family
ID=29885479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9036181U Granted JPS58134U (ja) | 1981-06-18 | 1981-06-18 | ガラス細工用ガスバ−ナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58134U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016070532A (ja) * | 2014-09-29 | 2016-05-09 | 中川産業株式会社 | 燃焼用バーナ |
-
1981
- 1981-06-18 JP JP9036181U patent/JPS58134U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58134U (ja) | 1983-01-05 |
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