JPS62153874A - 転写ドラムの解除装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、転写トラ１、の解除ぜ；置に関し、より詳細
には、感光体ドラム上の帯電、露光、現像を経た可視像
を、転写ドラム七の転写紙に転写した後定着及び排紙す
るｉｕ＝簡に適用しろる転写ドラムの解除装置に関する
ものである。

（従来技術） 従来、感光体ドラムに対して転写ドラムを接離自在とす
る複写機においては、転写ドラムに近接する搬送ガイド
部材が退避位置へ移動可能であり、該搬送ガイド部材が
退避位置にあるときのみ転写ドラムは感光体ドラムから
接離可能となっている。

従って、かかる構成においては、転写ドラムを感光体ド
ラムに接離するとき、ｆフ送ガイド部材を退避位置にま
で移動する必要がある。この搬送ガイド部材の多動には
スライド部材、ロック部材等を必要とするので、部品点
数が多くなり且つ往ってコストアーツプとなるという欠
点を有している。

（目的） 本発明は、上述した従来技術の欠点に鑑みてなされたも
ので、間車な構成により転写ドラムの感光体ドラムへの
接離を可能としかつ従って感光体ドラム及び転写トラム
近傍のサービス・メインテナンス性を向上することが出
来る転写ドラムの解除装置の提供を目的とするものであ
る。

（構成） 本発明は上記の目的を達成さゼるため、感光体ドラム上
の帯電、露光、現像を経た可視像を、転写ドラム上の転
写紙に転写した後定着及び排紙する複写機等における転
写ドラムの解除装置において、前記感光体ドラムに対し
て前記転写ドラムを接離自在とし、該転写ドラムの前記
感光体ドラムへの接離動作に応じて転写紙搬送ガイド部
を回動可能に構成してなることを特徴としたものである
。

以下、本発明の一実施例に基づいて具体的に説明する。

本発明による転写ドラムの解除４ＡＨに詳述する前にこ
の解除装置が適用される複写機の全体構成を第１図に示
した３色重ね転写方式のカラー複写機について説明する
。主要構成要素の配置を概略的に示す第１図において、
ｌは原稿を照射する露光ランプ、２，３．４及び５は原
稿に当たった光りを反射するミラー、６はレンズ、７は
ブルーフィルタ、グリーンフィルタ及びレッドフィルタ
からなる色分解フィルタ、８は光学系ファン、９は感光
体ドラム、１０は帯電チャージャ、１１は除電チャージ
ャ、１２はクリーニングローラ、１３は現像ファン、１
４はイレーザ、１５は感光体にラム９の同部近傍に配置
されたマゼンタ現像ローラ、１６はシアン現像ローラ、
１７はイエロー現像ローラである。また、１８は感光体
ドラム９に接離可能に配置された転写ドラム、１９は転
写前ランプ、２０は転写チャージャ、２１はクリーニン
グ前チャージャ、２２は上分離チャージャ、２３は下分
離チャージャ、２４は転写ドラム１８から搬送ベルト（
図示せず）を介してｔ′！送された転写済み転写上にそ
の転写画像を定着させる定着ローラ、２５は加圧ローラ
である。さらに、２６は呼び出しコロ２７、給紙コロ２
８、逆転コロ２９、カセット３０等からなる給紙部、３
１はレジストローラ、３２は後述する転写ドラムの解除
装置のノブである。

上記構成のカラー複写機の動作について説明する。露光
ランプ１の光は反射板により集光され、原稿に当たりミ
ラー２，３，４、レンズ６、ミラー５を経て色分解フィ
ルタフに達する。ここで、原稿の画像濃度に対応した反
射光は各色成分、ブルー（Ｂ）、レッド（Ｒ）、グリー
ン（Ｇ）に分解され、感光体ドラム９に到達する。

例えば、最初にブルーフィルタを用いた場合はその補色
関係にあるイエロー現像ローラ（Ｙ現像器）１７を用い
てｗ４像化される。

露光とタイミングを合わせて給紙部２６から給紙コロ２
８及び逆転コロ２９の間を通ってレジストローラ３１に
より送られて来た転写紙は転写ドラム１８に巻き付けら
れ且つ転写チャージャ２０により前述の如く顕像化され
たーイエロー画像を感光体ドラム９から転写される。

かかる転写後、感光体ドラム９はクリーニングローラ１
２により残留トナーが除去され、除電チャージャ１１に
より残留電位をほぼＯｖにする。

次に、第２回目の露光時は色分解フィルタ７が回転し、
レッドフィルタを原稿の反射光か通過するので、その補
色関係にあるシアン現像ローラ（Ｃ現像器）１６により
顕像化し、最初に転写したイエロー画像の上に更にシア
ン画像が転写される。　同様に、第３回目の露光時には
色分解フィルタ７が回転し、グリーンフィルタを原稿の
反射光が通過するので、その補色関係にあるマゼンタ現
像ローラ（Ｍ現像器）１５により顕像化し、第２回目に
転写したシアン画像の上に更にマゼンタ画像が転写され
る。

この第３回目のマゼンタ画像が転写されると、上分離チ
ャージャ２２及び下分離チャージャ２３によって転写紙
及び転写ドラムＪ８が除電される。

そして転写紙は搬送ベルトを介して定着ローラ２４及び
加圧ローラ２５間に送られて熱と圧力によりトナーを転
写紙上に融着して排紙する。

次に、本発明による回転ドラｌ、の解除装置について第
２図に基づき説明する。図において第１図と同一部分に
は同一符号を付して説明ずろ。感光体ドラム９には転写
ドラム１８が接が可能に配置される。転写ドラム１８に
はその中心に側板３３が固定される。この側板３３の、
し１面において下方に延びる端部３３ａはピン３４と連
結されている。このビン３４には転写ドラム解除ブラケ
ット３５が横方向に移動可能に連結されている。転写ド
ラム解除ブラケット３５にはノブ３２がノブ軸３６によ
って固定され、このノブ軸３６には偏心カム３７及び偏
心カム３８が取り付けられている。

この偏心カム３８にはこれと連係するレジスト解除ブラ
ケット３９がピン３４に連結されている。

レジストガイド解除ブラケット３９の他端にレジストガ
イド部（転写紙搬送ガイド部）４０のコロ４１が係合す
る。３１はレジストローラ、４４は転写トラム解除ブラ
ケット３５を付勢するばねである。

上述した転写ドラムの解除装置の動作について説明する
。ノブ３２を時計方向に回転させると、偏心カム３７の
偏心量に従って、転写ドラム解除ブラケット３５が図面
において左方向に移動する。

偏心カム３７の偏心量は第３図に詳細に示す如く、ノブ
軸３６、偏心カム３７及びガイド穴４２との関係によっ
て決定され、偏心量はδ＝１．−１゜−１３である。こ
こで、！、は図示の如く、ノブ軸３６の中心と偏心カム
３７のより遠い外周との間の距離、１２はノブ軸３６の
中心と偏心カム３７のより近い外周との間の距離、β３
は偏心カム３７とガイド穴４２との間のガタ分である。

　転写ドラム解除ブラケット３５と側板３３：よピン３
４によって連結されているので、側板３３はその回転中
心４３を中心に転写ドラム１８が時計方向に回動し感光
体ドラム９から離れる（第４図参照）。ノブ軸３６には
偏心カム３８も取り付けられており、ノブ３２の時計方
向の回転に従って、レジストガイド解除ブラケット３９
が時計方向に回転する。これによりレジストガイド解除
ブラケット３９の一端と当接しているレジストガイド部
４０のコロ４１がレジストローラ３１を中心に反時計方
向に回転する。このとき、第４図に示す如く、レジスト
ローラガイド部４０が解除されないと、このレジストロ
ーラガイド部４０は転写ドラム１８に当接してしまう。

レジストガイド部４０は転写ドラム１８に近接させない
とクランパミスの原因となるのでレジストローラガイド
′部４０の解除は必須である。尚、第４図は転写ドラム
１８が感光体ドラム９から離れた状態、即ち退避時を示
す正面図で、図中の符号は第２図と同一部分を示す。

上述した実施例によれば、ノブ３２の回転により偏心カ
ム３７の偏心量に従って転写ドラム解除ブラケット３５
がらこれに伴って移動する。これにより転写ドラム解除
ブラケット３５とピン３４によって連結された側板３３
が回転中心４３を中心に回動しかつその結果この側板３
３に固着された転写ドラム１８が感光体ドラム９がら離
れることが出来、しかも同時にレジストガイド解除ブラ
ケット３９によってレジストガイド部４０を解除するこ
とが出来る。

（効果） 途上の如く、本発明によれば、転写ドラムの感光体ドラ
ムへの接離動作に応じて転写祇殿送ガイ）・部を回動可
能にしたので、簡単な構成で転写ドラムの解除に連動し
てレジストガイド部、即ち転写紙搬送ガイド部を解除す
ることが出来、それにより転写ドラムの交換が容易でか
つコストダウンを図ることが出来るという効果を奏する
転写ト′ラムの解除装置を提供することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による転写ドラムの解除装置を備える３
色重ね転写方式のカラー複写機の全体構成を示す概略説
明図、第２図は本発明による転写ドラムの解除装πの一
実施例を転写ドラムと感光体ドラムとの接触状態におい
て示す正面図、第３図は解除装置に用いられる偏心カム
の詳細を示す断面図、第４図は第２図と同し実施例を転
写ドラムの退避状態において示す正面図である。 ９・・・感光体ドラム、１８・・・転写ドラム、３５・
・・転写ドラム解除ブラケット、３７．３８・・・偏心
カム、３９・・・レジストガイド解除ブラケ・ント、４
０・・・レジストガイド部（転写紙確送ガイド部）、４
１・・・コロ。 １１　口 オ　２　謹 才乙圏 手続有Ｕ正書（自発） 昭和６１年４月Ｚ日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 感光体ドラム上の帯電、露光、現像を経た可視像を、転
   写ドラム上の転写紙に転写した後定着及び排紙する複写
   機等における転写ドラムの解除装置において、前記感光
   体ドラムに対して前記転写ドラムを接離自在とし、該転
   写ドラムの前記感光体ドラムへの接離動作に応じて転写
   紙搬送ガイド部を回動可能に構成してなることを特徴と
   する転写ドラムの解除装置。