JP2602258B2 - カラー画像形成装置 - Google Patents
カラー画像形成装置Info
- Publication number
- JP2602258B2 JP2602258B2 JP62322880A JP32288087A JP2602258B2 JP 2602258 B2 JP2602258 B2 JP 2602258B2 JP 62322880 A JP62322880 A JP 62322880A JP 32288087 A JP32288087 A JP 32288087A JP 2602258 B2 JP2602258 B2 JP 2602258B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- transfer
- transfer drum
- contact
- photoreceptor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、カラー複写機・プリンタ等のカラー画像形
成装置において、ベルト状感光体を転写ドラムやマルチ
カラー現像器等の感光体当接部材に対して接離するに適
した手段に関するものである。
成装置において、ベルト状感光体を転写ドラムやマルチ
カラー現像器等の感光体当接部材に対して接離するに適
した手段に関するものである。
従来のカラー複写機の全体概略断面図を第4図に示
し、そのカラー複写機におけるクランプ爪を備えた転写
ドラムと感光体との間の接離機構の部分的拡大図を第5
図に示している。
し、そのカラー複写機におけるクランプ爪を備えた転写
ドラムと感光体との間の接離機構の部分的拡大図を第5
図に示している。
第4図において、装置上方部にカラー原稿を載置する
原稿台21、カラー原稿に対して三回の露光を行う露光ラ
ンプ22、第1ミラー23、第2ミラー24、第3ミラー25、
レンズ26、第4ミラー27、ブルー、グリーン、レッドか
らなる色分解フィルタ28を設け、装置中央部に像形成手
段として感光体ドラム29を配置し、この周囲に帯電チャ
ージャ30、イエロー・マゼンタ・シアンの各カラートナ
ーを有する現像器31a,31b,31c、給紙カセット32から呼
出コロ33、レジストローラ34を経て送られる転写紙に感
光体ドラム29に順次形成される各色トナー像を転写す転
写ドラム35、クリーニング装置36、除電チャージャ37等
が設けられ、転写ドラム35側の転写位置には転写チャー
ジャ38、転写紙を転写ドラム35から分離する位置に分離
チャージャ39a,39bが配置され、転写ドラム35から分離
された転写紙は定着部40である定着ローラ40a、加圧ロ
ーラ40bを経て装置外に排出される。
原稿台21、カラー原稿に対して三回の露光を行う露光ラ
ンプ22、第1ミラー23、第2ミラー24、第3ミラー25、
レンズ26、第4ミラー27、ブルー、グリーン、レッドか
らなる色分解フィルタ28を設け、装置中央部に像形成手
段として感光体ドラム29を配置し、この周囲に帯電チャ
ージャ30、イエロー・マゼンタ・シアンの各カラートナ
ーを有する現像器31a,31b,31c、給紙カセット32から呼
出コロ33、レジストローラ34を経て送られる転写紙に感
光体ドラム29に順次形成される各色トナー像を転写す転
写ドラム35、クリーニング装置36、除電チャージャ37等
が設けられ、転写ドラム35側の転写位置には転写チャー
ジャ38、転写紙を転写ドラム35から分離する位置に分離
チャージャ39a,39bが配置され、転写ドラム35から分離
された転写紙は定着部40である定着ローラ40a、加圧ロ
ーラ40bを経て装置外に排出される。
転写ドラム35の表面に転写紙を固定する手段として、
クランプ爪41が転写ドラム35の表面に設けられ、給紙カ
セット32から送られてきた転写紙をクランプ爪41により
保持し、且つイエロー、マゼンタ、シアンの各カラート
ナー像の重ね画像を形成した転写紙はクランプ爪41の解
放により転写ドラム35から分離されて定着部40に送られ
る。
クランプ爪41が転写ドラム35の表面に設けられ、給紙カ
セット32から送られてきた転写紙をクランプ爪41により
保持し、且つイエロー、マゼンタ、シアンの各カラート
ナー像の重ね画像を形成した転写紙はクランプ爪41の解
放により転写ドラム35から分離されて定着部40に送られ
る。
この従来の装置では、転写ドラム35に設けらたクラン
プ爪41は転写位置で感光体ドラム29と接触し、感光体ド
ラム表面を傷つけることを防止するため、第5図に示さ
れるように、クランプ爪41の位置に対応する転写ドラム
35の周端にカム部42を設けると共に、転写ドラム35は支
点43を中心に回動しうる枠体44に支持し、該枠体44は発
条45により転写ドラム35を感光体ドラム29側に当接うる
ようA方向に付勢されている。
プ爪41は転写位置で感光体ドラム29と接触し、感光体ド
ラム表面を傷つけることを防止するため、第5図に示さ
れるように、クランプ爪41の位置に対応する転写ドラム
35の周端にカム部42を設けると共に、転写ドラム35は支
点43を中心に回動しうる枠体44に支持し、該枠体44は発
条45により転写ドラム35を感光体ドラム29側に当接うる
ようA方向に付勢されている。
したがって、感光体ドラム29の反時計方向、転写ドラ
ム35の時計方向の各回転により、転写ドラム35のクラン
プ爪41が転写位置にくると、クランプ爪41と同一位置に
形成されたカム部42の作用により、転写ドラム35は支点
43を中心に発条45に抗してB方向に回動せしめ、クラン
プ爪41が感光体ドラム29の表面と接触することがないよ
うに構成されている。
ム35の時計方向の各回転により、転写ドラム35のクラン
プ爪41が転写位置にくると、クランプ爪41と同一位置に
形成されたカム部42の作用により、転写ドラム35は支点
43を中心に発条45に抗してB方向に回動せしめ、クラン
プ爪41が感光体ドラム29の表面と接触することがないよ
うに構成されている。
しかしながら、転写ドラム35の内側に、転写ドラム35
と一体的な動作をしない転写チャージャ38、分離チャー
ジャ39aや、クランプ爪41の開閉機構が位置し、これら
の部材と移動する転写ドラムの位置関係の構造が複雑化
し、また可成の重量をもつ転写ドラム35を揺動させるに
際して、画像に悪影響を与えることなく構成することは
非常に困難であり、複雑な機構を必要とし、技術的な問
題点が多く、コストアップの原因となっている。
と一体的な動作をしない転写チャージャ38、分離チャー
ジャ39aや、クランプ爪41の開閉機構が位置し、これら
の部材と移動する転写ドラムの位置関係の構造が複雑化
し、また可成の重量をもつ転写ドラム35を揺動させるに
際して、画像に悪影響を与えることなく構成することは
非常に困難であり、複雑な機構を必要とし、技術的な問
題点が多く、コストアップの原因となっている。
本発明は、上記のようなカラー画像形成装置におい
て、感光体としてベルト状の感光体を用い、このベルト
状感光体を転写ドラム又は現像部等に対して接離するに
適した手段を提供することを目的とし、接離手段として
接離時に生じるショックの少ない、且つ簡単な構成によ
り従来の欠点を解消しうるものである。
て、感光体としてベルト状の感光体を用い、このベルト
状感光体を転写ドラム又は現像部等に対して接離するに
適した手段を提供することを目的とし、接離手段として
接離時に生じるショックの少ない、且つ簡単な構成によ
り従来の欠点を解消しうるものである。
本発明は、前記目的を達成するため、感光体に順次色
トナーによる画像を形成し、この形成されたトナー像を
形成する毎に転写材に転写してカラー画像を得ることが
できるカラー画像形成装置において、感光体としてニッ
ケル基材表面に感光層を塗布したベルト状感光体を設
け、該ベルト状感光体を転写ドラム、現像器等の感光体
当接部材に対して接離自在としうる磁石発生手段及び位
置規制手段をベルト状感光体表面に配置したことを特徴
とするものである。
トナーによる画像を形成し、この形成されたトナー像を
形成する毎に転写材に転写してカラー画像を得ることが
できるカラー画像形成装置において、感光体としてニッ
ケル基材表面に感光層を塗布したベルト状感光体を設
け、該ベルト状感光体を転写ドラム、現像器等の感光体
当接部材に対して接離自在としうる磁石発生手段及び位
置規制手段をベルト状感光体表面に配置したことを特徴
とするものである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明のカラー複写機の全体の概略図を示
しており、カラー原稿を載置した移動式の原稿台1に対
して露光光学系が固定される原稿台移動型式のカラー複
写機が示されているが、露光光学系が移動する走査型式
のカラー複写機にも適用されることは当然である。
しており、カラー原稿を載置した移動式の原稿台1に対
して露光光学系が固定される原稿台移動型式のカラー複
写機が示されているが、露光光学系が移動する走査型式
のカラー複写機にも適用されることは当然である。
移動する原稿台1上のカラー原稿は光源ランプ2の照
射光の反射光を光学素子3、光路中に交換可能に配置さ
れるブルー、グリーン、レッドの色フィルタ4のいずれ
かを介してベルト状感光体5上に順次結合される。
射光の反射光を光学素子3、光路中に交換可能に配置さ
れるブルー、グリーン、レッドの色フィルタ4のいずれ
かを介してベルト状感光体5上に順次結合される。
本発明では、感光体としてベルト状感光体5を用い、
その構成としてニッケル基材の表面に感光層を塗布した
ものであり、このベルト状感光体5は三つのローラ5a,
b,5cに支持され、これ等のローラのうらの駆動ローラ5a
により矢印方向に駆動される。
その構成としてニッケル基材の表面に感光層を塗布した
ものであり、このベルト状感光体5は三つのローラ5a,
b,5cに支持され、これ等のローラのうらの駆動ローラ5a
により矢印方向に駆動される。
ベルト状感光体5の周りには、帯電チャージャ7、回
転式カラー現像装置8、転写ドラム9、磁気ブラシクリ
ーニング装置10、光源ランプ2の一部の光を利用した除
電部11が配置されている。回転式カラー現像装置8はイ
エロー現像部8a、マゼンタ現像部8b、シアン現像部8cの
三つのカラー現像器を備えており、三つの現像器のいず
れかをベルト状感光体5との当接位置に持ち来たすこと
ができるように回転切換できる構成となっている。すな
わち、ベルト状感光体5がブルー露光されるとイエロー
現像部、グリーン露光されるとマゼンタ現像部、レッド
露光されるとシアン現像部に夫々切換えられる。
転式カラー現像装置8、転写ドラム9、磁気ブラシクリ
ーニング装置10、光源ランプ2の一部の光を利用した除
電部11が配置されている。回転式カラー現像装置8はイ
エロー現像部8a、マゼンタ現像部8b、シアン現像部8cの
三つのカラー現像器を備えており、三つの現像器のいず
れかをベルト状感光体5との当接位置に持ち来たすこと
ができるように回転切換できる構成となっている。すな
わち、ベルト状感光体5がブルー露光されるとイエロー
現像部、グリーン露光されるとマゼンタ現像部、レッド
露光されるとシアン現像部に夫々切換えられる。
転写ドラム9は、その表面にポリエステルフィルムな
どの誘電体フィルムを巻付けており、転写ドラム9の外
周部の一部には、給紙部15から送られてきた転写紙を転
写ドラム9上に保持するため、クランプ爪16が図示され
ていないカム手段により制御される。転写ドラム9上に
保持された転写紙上に、従来のカラー複写の動作と同様
に、転写位置に設けられた転写チャージャ12により、ベ
ルト状感光体5に形成されるイエロー、マゼンタ、シア
ンの各トナー像が順次重畳転写されると、クランプ爪16
の解放により、転写紙は分離チャージャ14a,14bで転写
ドラム9から分離され、定着部13へ送り込まれる。
どの誘電体フィルムを巻付けており、転写ドラム9の外
周部の一部には、給紙部15から送られてきた転写紙を転
写ドラム9上に保持するため、クランプ爪16が図示され
ていないカム手段により制御される。転写ドラム9上に
保持された転写紙上に、従来のカラー複写の動作と同様
に、転写位置に設けられた転写チャージャ12により、ベ
ルト状感光体5に形成されるイエロー、マゼンタ、シア
ンの各トナー像が順次重畳転写されると、クランプ爪16
の解放により、転写紙は分離チャージャ14a,14bで転写
ドラム9から分離され、定着部13へ送り込まれる。
本発明において、ベルト状感光体5と転写ドラム9と
が接触する転写位置には、転写ドラム9側に転写チャー
ジャ12が配置されると共に、転写ドラム9に形成したク
ランプ爪16が感光体表面に接触して傷つけることを防止
するため、クランプ爪16が転写位置にある間ベルト状感
光体5の感光体表面を転写ドラム面から引き離すことが
できる接離保持手段を、転写ドラム9とベルト状感光体
5とが接触するベルト感光体5の裏面に配置した点に特
徴を有するものである。
が接触する転写位置には、転写ドラム9側に転写チャー
ジャ12が配置されると共に、転写ドラム9に形成したク
ランプ爪16が感光体表面に接触して傷つけることを防止
するため、クランプ爪16が転写位置にある間ベルト状感
光体5の感光体表面を転写ドラム面から引き離すことが
できる接離保持手段を、転写ドラム9とベルト状感光体
5とが接触するベルト感光体5の裏面に配置した点に特
徴を有するものである。
この感光体表面を転写ドラム面から引き離すことがで
きる接離保持手段は第1図において符号6で示されてお
り、この接離手段6は、第2図,第3図で具体的に示さ
れ、第2図は転写ドラム面にベルト状感光体を接触させ
る転写状態、第3図は転写位置にクランプ爪が位置して
いることにより、転写ドラム面からベルト状感光体を離
した状態を夫々示している。
きる接離保持手段は第1図において符号6で示されてお
り、この接離手段6は、第2図,第3図で具体的に示さ
れ、第2図は転写ドラム面にベルト状感光体を接触させ
る転写状態、第3図は転写位置にクランプ爪が位置して
いることにより、転写ドラム面からベルト状感光体を離
した状態を夫々示している。
この接離保持手段6は、非磁性材からなる回転スリー
ブ61と、この回転スリーブ61内に一部欠除部を有する円
筒状磁石体62と、感光体表面を転写ドラム面から接離さ
せるため、回転スリーブ61、円筒状磁石体62を偏心状態
で支持している切換部材63とからなる。
ブ61と、この回転スリーブ61内に一部欠除部を有する円
筒状磁石体62と、感光体表面を転写ドラム面から接離さ
せるため、回転スリーブ61、円筒状磁石体62を偏心状態
で支持している切換部材63とからなる。
第2図および第3図で示す十点は回転スリーブ61およ
び円筒状磁石体62の円筒状部分の中心を表わし、回転ス
リーブ61は十点を中心として回転する。
び円筒状磁石体62の円筒状部分の中心を表わし、回転ス
リーブ61は十点を中心として回転する。
また、回転スリーブ61および円筒状磁石体62は切換部
材63に取付けられ、切換部材63は前記回転スリーブ61の
回転の中心である十点よりaだけ偏心したX点を中心に
回転する。
材63に取付けられ、切換部材63は前記回転スリーブ61の
回転の中心である十点よりaだけ偏心したX点を中心に
回転する。
第2図のベルト状感光体5を転写ドラム9に当接させ
る転写状態において、切換部材63上にaの値だけ偏心し
て取付けられている回転スリーブ61と円筒状磁石体62
は、いずれも感光体5を転写ドラム9に当接させる。こ
の際、回転スリーブ61はベルト状感光体5と等速回転し
て感光体表面のカラートナー像を転写紙に転写する。回
転スリーブ61の内側に位置する円筒状磁石体62は切り欠
き部をベルト状感光体5の裏面に位置しているため、感
光体基材であるニッケルに対して磁力を及ぼすことはな
い。
る転写状態において、切換部材63上にaの値だけ偏心し
て取付けられている回転スリーブ61と円筒状磁石体62
は、いずれも感光体5を転写ドラム9に当接させる。こ
の際、回転スリーブ61はベルト状感光体5と等速回転し
て感光体表面のカラートナー像を転写紙に転写する。回
転スリーブ61の内側に位置する円筒状磁石体62は切り欠
き部をベルト状感光体5の裏面に位置しているため、感
光体基材であるニッケルに対して磁力を及ぼすことはな
い。
転写ドラム9に設けたクランプ爪16がベルト状感光体
5と対向する位置にくると、第3図に示されるように、
図示されないタイミング信号により切換部材63は180度
回転し、この切換部材63に対して偏心状態で取付けられ
ている回転スリーブ61と円筒状磁石体62は、偏心量aの
2倍だけ転写ドラム9の表面から離れて後退し、この
際、円筒状磁石体62の磁石面がベルト状感光体5側に回
動することによって、ニッケル基材のベルト状感光体5
は回転スリーブ61を介して円筒状磁石体62の磁石面によ
り吸着される。この状態により、転写ドラム9とベルト
状感光体5との間に隙間が形成され、この隙間によっ
て、転写ドラム9に設けたクランプ爪16な感光体5の表
面に接することなく通過することができる。
5と対向する位置にくると、第3図に示されるように、
図示されないタイミング信号により切換部材63は180度
回転し、この切換部材63に対して偏心状態で取付けられ
ている回転スリーブ61と円筒状磁石体62は、偏心量aの
2倍だけ転写ドラム9の表面から離れて後退し、この
際、円筒状磁石体62の磁石面がベルト状感光体5側に回
動することによって、ニッケル基材のベルト状感光体5
は回転スリーブ61を介して円筒状磁石体62の磁石面によ
り吸着される。この状態により、転写ドラム9とベルト
状感光体5との間に隙間が形成され、この隙間によっ
て、転写ドラム9に設けたクランプ爪16な感光体5の表
面に接することなく通過することができる。
クランプ爪16が転写位置を通過すると、図示されてい
ないタイミング信号により、切換部材63は180度回転
し、回転スリーブ61、円筒状磁性体62は第2図の位置に
戻り、次の転写を可能とする。
ないタイミング信号により、切換部材63は180度回転
し、回転スリーブ61、円筒状磁性体62は第2図の位置に
戻り、次の転写を可能とする。
以上のように、本発明の実施例として、ベルト状感光
体の接離保持機構をカラー複写装置の転写ドラムとベル
ト状感光体との間におけるクランプ爪による感光面の保
護手段として適用したものであるが、現像装置とベルト
状感光体との間における現像部の切換手段として、ベル
ト状感光体の接離保持機構を適用することが可能であ
り、本発明のベルト状感光体の接離保持機構は実施例の
構成に限定されるものではない。
体の接離保持機構をカラー複写装置の転写ドラムとベル
ト状感光体との間におけるクランプ爪による感光面の保
護手段として適用したものであるが、現像装置とベルト
状感光体との間における現像部の切換手段として、ベル
ト状感光体の接離保持機構を適用することが可能であ
り、本発明のベルト状感光体の接離保持機構は実施例の
構成に限定されるものではない。
本発明の構成により、ベルト状感光体と転写ドラムや
現像部等の当接部材との間の間隙を接離保持機構によっ
て、ベルト状感光体面の位置を変位させて調節すること
ができ、きわめて簡単な構成によりなしうる利点を有
し、しかも可動部が少なく、部品点数も少なく、信頼性
も向上し、コスト面でも有利である。転写ドラムとの関
連においても、等速回転するスリーブにより接離するた
め、ベルト状感光体に対する制動作用を与えず、負荷変
動やこれに基づくカラー画像の位置ずれを生じることが
ない利点を有する。
現像部等の当接部材との間の間隙を接離保持機構によっ
て、ベルト状感光体面の位置を変位させて調節すること
ができ、きわめて簡単な構成によりなしうる利点を有
し、しかも可動部が少なく、部品点数も少なく、信頼性
も向上し、コスト面でも有利である。転写ドラムとの関
連においても、等速回転するスリーブにより接離するた
め、ベルト状感光体に対する制動作用を与えず、負荷変
動やこれに基づくカラー画像の位置ずれを生じることが
ない利点を有する。
第1図は本発明のカラー複写機の概略断面図、 第2図は本発明の要部の拡大し、ベルト状感光体を転写
ドラムに当接した状態を示す断面図、 第3図は第2図と同じく、ベルト状感光体を転写ドラム
から離した状態を示す断面図、 第4図は従来のカラー複写機の概略断面図、 第5図は従来装置の要部を示す拡大断面図である。 5……ニッケル基材を有するベルト状感光体、6……接
離保持手段、61……回転スリーブ、62……切欠部を有す
る円筒状磁石体、63……位置切換部材、9……転写ドラ
ム、16……クランプ爪。
ドラムに当接した状態を示す断面図、 第3図は第2図と同じく、ベルト状感光体を転写ドラム
から離した状態を示す断面図、 第4図は従来のカラー複写機の概略断面図、 第5図は従来装置の要部を示す拡大断面図である。 5……ニッケル基材を有するベルト状感光体、6……接
離保持手段、61……回転スリーブ、62……切欠部を有す
る円筒状磁石体、63……位置切換部材、9……転写ドラ
ム、16……クランプ爪。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/00 350 G03G 21/00 350
Claims (2)
- 【請求項1】感光体に順次色トナーによる画像を形成
し、この形成されたトナー像を形成する毎に転写材に転
写してカラー画像を得ることができるカラー画像形成装
置において、感光体としてニッケル基材表面に感光層を
塗布したベルト状感光体を用い、該ベルト状感光体と感
光体当接部材との間を接離自在とする接離保持手段をベ
ルト状感光体の裏面に配置し、該接離保持手段はベルト
状感光体を案内し接離しうる回転スリーブとベルト状感
光体を変位させる磁石部材と位置切換部材とからなるこ
とを特徴とするカラー画像形成装置。 - 【請求項2】前記感光体当接部材としてクランプ爪を備
えた転写ドラムであることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載のカラー画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62322880A JP2602258B2 (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | カラー画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62322880A JP2602258B2 (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | カラー画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01166059A JPH01166059A (ja) | 1989-06-29 |
JP2602258B2 true JP2602258B2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=18148644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62322880A Expired - Lifetime JP2602258B2 (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | カラー画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2602258B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5494958B2 (ja) * | 2010-05-19 | 2014-05-21 | セイコーエプソン株式会社 | 画像形成装置 |
-
1987
- 1987-12-22 JP JP62322880A patent/JP2602258B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01166059A (ja) | 1989-06-29 |
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