JPS6215382A - ポリエステル繊維の製造方法 - Google Patents
ポリエステル繊維の製造方法Info
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- JPS6215382A JPS6215382A JP14795885A JP14795885A JPS6215382A JP S6215382 A JPS6215382 A JP S6215382A JP 14795885 A JP14795885 A JP 14795885A JP 14795885 A JP14795885 A JP 14795885A JP S6215382 A JPS6215382 A JP S6215382A
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- JP
- Japan
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- weight
- oil agent
- oil
- spinning
- speed
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- Pending
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ポリエステル繊維の製造方法に関するもので
あり、さらに詳しくは、引取り速度が3000 ”’4
以上で紡糸口金直下で糸条に冷却気流を吹きあてる高速
非対称急冷紡糸において、特にカーペット用あるいはふ
とん線用などの嵩高性繊維を高効率かつ操業性よく得る
製造方法に関するものである。
あり、さらに詳しくは、引取り速度が3000 ”’4
以上で紡糸口金直下で糸条に冷却気流を吹きあてる高速
非対称急冷紡糸において、特にカーペット用あるいはふ
とん線用などの嵩高性繊維を高効率かつ操業性よく得る
製造方法に関するものである。
従来、非対称急冷紡糸により引き取った未延伸糸を延伸
、油剤付与、さらには必要に応じ熱処理する−ことによ
り立体捲縮を有する嵩高繊維が得られることはよく知ら
れている。
、油剤付与、さらには必要に応じ熱処理する−ことによ
り立体捲縮を有する嵩高繊維が得られることはよく知ら
れている。
この従来法では非対称急冷した後、1000 m7%前
後の紡糸速度で一旦捲き取シあるいはトウ缶に引取り、
次いで未延伸糸チーズあるいはトウ缶より引き出したサ
ブトウを数10本〜数100本引き揃えてトウとなし、
延伸、オイリング工程及びそれ以降の工程へと供給する
ものである。この従来法の欠点は設備的にコストが高く
、工程的にも煩雑なものとなる。
後の紡糸速度で一旦捲き取シあるいはトウ缶に引取り、
次いで未延伸糸チーズあるいはトウ缶より引き出したサ
ブトウを数10本〜数100本引き揃えてトウとなし、
延伸、オイリング工程及びそれ以降の工程へと供給する
ものである。この従来法の欠点は設備的にコストが高く
、工程的にも煩雑なものとなる。
これに対し近年特に開発が盛んに行なわれている高速紡
糸を利用した延伸省略プロセスによる繊維の製造方法を
用いると設備がコンパクト化されるだけでなく、省エネ
ルギー、省力化が可能になり合理化された手段で生産性
が高い。
糸を利用した延伸省略プロセスによる繊維の製造方法を
用いると設備がコンパクト化されるだけでなく、省エネ
ルギー、省力化が可能になり合理化された手段で生産性
が高い。
そして高速紡糸を用いた場合、高速紡糸−油剤付与一切
断一熱処理一製品という製造プロセスが採用されるが、
このプロセスで使用する油剤は、紡糸工程で付与したも
のが直接仕上油剤となるため、制電性、風合いなどの基
本性能に加えて次の3つの特性をもつ必要がある。
断一熱処理一製品という製造プロセスが採用されるが、
このプロセスで使用する油剤は、紡糸工程で付与したも
のが直接仕上油剤となるため、制電性、風合いなどの基
本性能に加えて次の3つの特性をもつ必要がある。
1つは、紡糸捲取工程において、糸条の集束性をよくす
るものでなくてはならない。集束性不足の場合、単糸が
ゴデツトローラー等に捲き付いたり、ガイドに取られ断
糸につながる。
るものでなくてはならない。集束性不足の場合、単糸が
ゴデツトローラー等に捲き付いたり、ガイドに取られ断
糸につながる。
2つめは、ゴデツトローラ一群等のローラー表面上で糸
条がスリップしたり反対に対ローラー摩擦係数が大きす
ぎるために捲き付きが発生したりするので、スリップあ
るいは捲き付きの起こらない油剤を選定しなければなら
ない。
条がスリップしたり反対に対ローラー摩擦係数が大きす
ぎるために捲き付きが発生したりするので、スリップあ
るいは捲き付きの起こらない油剤を選定しなければなら
ない。
3つめは、熱処理を行ない、捲縮発現させるため熱処理
時において良好な開繊性、捲縮発現性を与え、同時に、
140〜180℃の高温で処理するため耐熱性の強い油
剤性能をもたなければならない。
時において良好な開繊性、捲縮発現性を与え、同時に、
140〜180℃の高温で処理するため耐熱性の強い油
剤性能をもたなければならない。
以上のような性能特性を満たす油剤の開発を目指し鋭意
研究を重ねた結果、高速非対称急冷紡糸に用いるポリエ
ステル繊維用油剤を見い出した。
研究を重ねた結果、高速非対称急冷紡糸に用いるポリエ
ステル繊維用油剤を見い出した。
すなわち、本発明は、紡糸口金直下で糸条に冷却気流を
吹き当て、かつ引取シ速度が3000 ”/H以上の高
速で非対称急冷紡糸を行ない、次いで140℃以上の乾
熱で処理して捲縮発現させることによりポリエステル繊
維を製造するに際し、紡糸油剤として、下記(イ)式で
示されるる (ロ) R3−0+CH2CH20−+nHエチレ
ンオキサイド付加モル数3〜7モルのアルキルアルコー
ル(3)および4級アンモニウム塩型カチオン(C)を
含有し、(A)を全油剤の重量を基準として40〜70
重t%、(匂を全油剤の重量を基準として5〜40重量
1(C)を全油剤の重量を基準として10〜55重量%
、かつ(A)と(6)との重量比が1:0.1〜1:1
であシ、該油剤の水分散液の油剤濃度が7597Jのと
きの室温25℃での粘度が15〜300センチボイズで
ある油剤を用いることを特徴とするポリエステル繊維の
製造方法である。
吹き当て、かつ引取シ速度が3000 ”/H以上の高
速で非対称急冷紡糸を行ない、次いで140℃以上の乾
熱で処理して捲縮発現させることによりポリエステル繊
維を製造するに際し、紡糸油剤として、下記(イ)式で
示されるる (ロ) R3−0+CH2CH20−+nHエチレ
ンオキサイド付加モル数3〜7モルのアルキルアルコー
ル(3)および4級アンモニウム塩型カチオン(C)を
含有し、(A)を全油剤の重量を基準として40〜70
重t%、(匂を全油剤の重量を基準として5〜40重量
1(C)を全油剤の重量を基準として10〜55重量%
、かつ(A)と(6)との重量比が1:0.1〜1:1
であシ、該油剤の水分散液の油剤濃度が7597Jのと
きの室温25℃での粘度が15〜300センチボイズで
ある油剤を用いることを特徴とするポリエステル繊維の
製造方法である。
本発明のポリエステル繊維は引取り速度がs o o
o m15y以上で紡糸口金直下で糸条に対して通常直
交して冷却気流を吹き当て、非対称急冷紡糸を行ない、
油剤付与、切断を行ない次いで140℃以上の乾熱で処
理して捲縮発現させることによって製造する。
o m15y以上で紡糸口金直下で糸条に対して通常直
交して冷却気流を吹き当て、非対称急冷紡糸を行ない、
油剤付与、切断を行ない次いで140℃以上の乾熱で処
理して捲縮発現させることによって製造する。
この場合、冷却気流の吹出し位置は紡糸口金から20〜
601下方で冷却ゾーン長は50c11以上、好ましく
は70〜120c11でかつ冷却風速は0.4〜2、0
”/S、冷却気流は20〜28℃程度の空気を用いる
のが経済的で好ましい。また繊維の横断面形状は、中空
、三孔中空、T型等があシ、いずれの形状を用いてもか
まわない。
601下方で冷却ゾーン長は50c11以上、好ましく
は70〜120c11でかつ冷却風速は0.4〜2、0
”/S、冷却気流は20〜28℃程度の空気を用いる
のが経済的で好ましい。また繊維の横断面形状は、中空
、三孔中空、T型等があシ、いずれの形状を用いてもか
まわない。
本発明で(イ)式で示されるアルキルホスフェートに基
因において、R+、R2は炭素数12〜18のアルキル
基であり、炭素数が奇数のものは入手し難いため偶数の
ものが好ましく例えば、ラウリル、ミリスチル、セチル
、ステアリルなどの飽和脂肪族アルキル基があげられ、
R1とR2は異なったものあるいは同じものでもよい。
因において、R+、R2は炭素数12〜18のアルキル
基であり、炭素数が奇数のものは入手し難いため偶数の
ものが好ましく例えば、ラウリル、ミリスチル、セチル
、ステアリルなどの飽和脂肪族アルキル基があげられ、
R1とR2は異なったものあるいは同じものでもよい。
アルキルホスフェートに基因の含有率は全油剤の重量を
基準として40〜70重量%、好ましくは45〜60重
量%が良い。含有率が40重量%よシ少ない場合には、
油剤溶解後、 75971の濃度において粘度が15e
、pより小さくなり(室温25℃1β型粘度計測定)安
定した付与が困難、70重量%以上になると引取りロー
ラー表面上で、糸条のスリップが起こり。
基準として40〜70重量%、好ましくは45〜60重
量%が良い。含有率が40重量%よシ少ない場合には、
油剤溶解後、 75971の濃度において粘度が15e
、pより小さくなり(室温25℃1β型粘度計測定)安
定した付与が困難、70重量%以上になると引取りロー
ラー表面上で、糸条のスリップが起こり。
捲き付きが発生し易くなる。R1+ R2のアルキル基
において炭素数が12より小さいものを用いると油剤牌
解後、75 g//IIの濃度において粘度が158、
p より小さくなり、炭素数が18より大きい場合、油
剤の溶解性が悪くなる。
において炭素数が12より小さいものを用いると油剤牌
解後、75 g//IIの濃度において粘度が158、
p より小さくなり、炭素数が18より大きい場合、油
剤の溶解性が悪くなる。
本発明で(ロ)式で示されるエチレンオキサイド付加モ
ル数3〜7モルのアルキルアル;−ル(B)において、
R3は炭素数8〜12で偶数の飽和脂肪族アルキル基が
あげられ、エチレンオキサイドの付加モル数は3〜7モ
ルが好ましい。付加モル数が3モルより少ない場合、油
剤溶解後75 g/Jの濃度において粘度が15 c、
p よシ小さく、付加モル数が7モルより大きい場合、
油剤の粘着性が増し、糸条のローラーへの捲き付きが多
くなる傾向が見られ好ましくない。R5のアルキル基に
おいて炭素数が8より小さいものは、耐熱性の点で問題
があシ、炭素数が12より大きくなると油剤の粘着性が
増し、高速捲取り時、糸条のローラーへの捲き付きが多
くなる。アルキルアルコール(8)の含有率は、5〜4
0重蓋チ、好ましくは15〜50重量%がよい。含有率
が5重量%よシ少ない場合1.開繊性が悪く熱処理時の
発現性が不良となり、40重量%以上になると熱処理発
現後の綿の風合いが柔らかくなり過ぎる。
ル数3〜7モルのアルキルアル;−ル(B)において、
R3は炭素数8〜12で偶数の飽和脂肪族アルキル基が
あげられ、エチレンオキサイドの付加モル数は3〜7モ
ルが好ましい。付加モル数が3モルより少ない場合、油
剤溶解後75 g/Jの濃度において粘度が15 c、
p よシ小さく、付加モル数が7モルより大きい場合、
油剤の粘着性が増し、糸条のローラーへの捲き付きが多
くなる傾向が見られ好ましくない。R5のアルキル基に
おいて炭素数が8より小さいものは、耐熱性の点で問題
があシ、炭素数が12より大きくなると油剤の粘着性が
増し、高速捲取り時、糸条のローラーへの捲き付きが多
くなる。アルキルアルコール(8)の含有率は、5〜4
0重蓋チ、好ましくは15〜50重量%がよい。含有率
が5重量%よシ少ない場合1.開繊性が悪く熱処理時の
発現性が不良となり、40重量%以上になると熱処理発
現後の綿の風合いが柔らかくなり過ぎる。
(A)と(6)の重量比は、通常1:0.1〜1:1好
ましくは1:0.2〜1:0.6の割合いで配合するの
が望ましい。
ましくは1:0.2〜1:0.6の割合いで配合するの
が望ましい。
第4級アンモニウム塩型カチオンとしては、炭素数8〜
16で偶数のアルキル基等を有するアンモニウムホスフ
ェート塩またはエトサルフェート塩が好ましく、好適例
としては、ラウリルトリメチルアンモニウムエトサルフ
ェート、N−エチル、N−ジメチルラウロイルアミドプ
ロピルアンモニウムエトサル7エート、ラウリルトリメ
チルアンモニウムホスフェート等があげられる。4級ア
ンモニウム塩型カチオンCの含有率は、10〜55重量
%がよく、10重量%より少ない場合、制電性が悪くな
り、原綿の後加工工程において通過性等に問題がでてく
る。また55重量%よシ多くなると油剤溶解後、75
Q/1の濃度における粘度が高くなシ過ぎ、取扱い性の
点で問題がでてくる。
16で偶数のアルキル基等を有するアンモニウムホスフ
ェート塩またはエトサルフェート塩が好ましく、好適例
としては、ラウリルトリメチルアンモニウムエトサルフ
ェート、N−エチル、N−ジメチルラウロイルアミドプ
ロピルアンモニウムエトサル7エート、ラウリルトリメ
チルアンモニウムホスフェート等があげられる。4級ア
ンモニウム塩型カチオンCの含有率は、10〜55重量
%がよく、10重量%より少ない場合、制電性が悪くな
り、原綿の後加工工程において通過性等に問題がでてく
る。また55重量%よシ多くなると油剤溶解後、75
Q/1の濃度における粘度が高くなシ過ぎ、取扱い性の
点で問題がでてくる。
本発明の油剤は、濃度が75971のときに室温25℃
での粘度が15〜500センチボイズ(β型粘度計測定
)となるよう調整可能であるもので、好ましくは30〜
150セ/チボイズが望ましい。
での粘度が15〜500センチボイズ(β型粘度計測定
)となるよう調整可能であるもので、好ましくは30〜
150セ/チボイズが望ましい。
粘度が15センチポイズより小さい場合、糸条についた
油は高速捲取シされているため飛ばされ易く、また30
0センチボイズ以上になると取扱い性の点で問題がでて
くる。
油は高速捲取シされているため飛ばされ易く、また30
0センチボイズ以上になると取扱い性の点で問題がでて
くる。
本発明でいうポリエステル繊維とは、テレフタル酸、イ
ソフタル酸、アジピン酸、セバシン酸。
ソフタル酸、アジピン酸、セバシン酸。
またはそれらのエステル類とエチレングリコール、ジエ
チレングリコール、ネオペンチルクリコール、シクロヘ
キサン1,4ジメタツールなどのジオール化合物とから
合成されるポリエステルであり、特にポリエチレンテレ
フタレート、またはその反復単位の少なくとも90−以
上がポリエチレンテレフタレートであるような共重合ポ
リエチレンテレフタレートである。共重合成分としては
、ポリアルキレングリコール、グリセリン、ペンタエリ
スリトール、メトキシポリアルキレングリコール、ビス
フェノールA、p−オキシ安息香酸などのほかに前記カ
ルボン酸類、グリコール類などがある。
チレングリコール、ネオペンチルクリコール、シクロヘ
キサン1,4ジメタツールなどのジオール化合物とから
合成されるポリエステルであり、特にポリエチレンテレ
フタレート、またはその反復単位の少なくとも90−以
上がポリエチレンテレフタレートであるような共重合ポ
リエチレンテレフタレートである。共重合成分としては
、ポリアルキレングリコール、グリセリン、ペンタエリ
スリトール、メトキシポリアルキレングリコール、ビス
フェノールA、p−オキシ安息香酸などのほかに前記カ
ルボン酸類、グリコール類などがある。
また、その他K、着色顔料、難燃剤、香料、艶消剤等の
ものを混合し用いることもできる。
ものを混合し用いることもできる。
本発明油剤を用いることにより、紡糸捲取シ工程での捲
き付きもなく安定で、また熱処理時の捲縮発現性も良好
で得られた原綿もカーペット用あるいはふとん線用とし
て実用性のあるものであった。
き付きもなく安定で、また熱処理時の捲縮発現性も良好
で得られた原綿もカーペット用あるいはふとん線用とし
て実用性のあるものであった。
以下実施例をあげて本発明を具体的に説明する。
試験結果の良否は、1)油剤の粘度(室温25℃で測定
)2)紡糸捲取時のローラーへの捲付発生状況 5)熱
処理時における開繊性、捲縮発現性 り製品(原綿)の
耐熱性、工程通過性、風合い等の品質よシ総金的に判断
した。1)〜3)の評価は、下記の基準で実施した。
)2)紡糸捲取時のローラーへの捲付発生状況 5)熱
処理時における開繊性、捲縮発現性 り製品(原綿)の
耐熱性、工程通過性、風合い等の品質よシ総金的に判断
した。1)〜3)の評価は、下記の基準で実施した。
(リ 油剤の粘度
○印−溶解濃度y 59/1において室温25℃で粘度
が15〜300c、pの範囲にあるもの△印−上記粘度
が15 c、p より小さいもの×印−上記粘度が30
0 C,pよシ大きいもの(2)紡糸・捲取時のローラ
ーへの捲付発生状況○印−4時間の紡糸において捲付回
数が1回以下 △印−上記捲付回数が2〜5回 ×印−上記捲付回数が6回以上 (3)熱処理時における開繊性、捲縮発現性○印−繊維
を160℃乾熱で120秒間自由収縮処理した際に発現
するラセン状捲縮数が1インチあたり6.5個以上 △印−上記捲縮数が5〜6.5個 ×印−上記捲縮数が5個未満 実施例1 フェノールとテトラクロールエタンの等重量混合溶媒を
用いて50℃で測定した固有粘度が0.64のポリエチ
レンテレフタレートを5点支持タイプで外径2.51n
l、穿孔部面積28.5−の中空孔を有し孔数800個
の紡糸口金を用いて紡糸温度298℃1引取シ速度40
007F+、4で単糸デニール11デニールとなるよう
単孔吐出量を4.89g/分として紡糸した。また冷却
条件は下記の条件に固定して試験を行なった。
が15〜300c、pの範囲にあるもの△印−上記粘度
が15 c、p より小さいもの×印−上記粘度が30
0 C,pよシ大きいもの(2)紡糸・捲取時のローラ
ーへの捲付発生状況○印−4時間の紡糸において捲付回
数が1回以下 △印−上記捲付回数が2〜5回 ×印−上記捲付回数が6回以上 (3)熱処理時における開繊性、捲縮発現性○印−繊維
を160℃乾熱で120秒間自由収縮処理した際に発現
するラセン状捲縮数が1インチあたり6.5個以上 △印−上記捲縮数が5〜6.5個 ×印−上記捲縮数が5個未満 実施例1 フェノールとテトラクロールエタンの等重量混合溶媒を
用いて50℃で測定した固有粘度が0.64のポリエチ
レンテレフタレートを5点支持タイプで外径2.51n
l、穿孔部面積28.5−の中空孔を有し孔数800個
の紡糸口金を用いて紡糸温度298℃1引取シ速度40
007F+、4で単糸デニール11デニールとなるよう
単孔吐出量を4.89g/分として紡糸した。また冷却
条件は下記の条件に固定して試験を行なった。
(1)冷却風吹出し位置;紡糸口金よシ下方0m111
(2)冷却ゾーン長;801
(3)冷却風の温度;24℃
(A)冷却風風速 ;1.0m2)
この時用いた油剤は、
油剤a(本発明品)
「セチルミリスチルホスフェートK 60 (部ン油剤
b(本発明品) 油剤C(比較品) 油剤d(比較品) 油剤e(比較品) 油剤f(比較品) 油剤g(比較品) 注1)ラウリルアルコール(EO)5 ラウリルアルコ一ルエチレンオキサイド5モル付加物 以下同様の記載を用いる。
b(本発明品) 油剤C(比較品) 油剤d(比較品) 油剤e(比較品) 油剤f(比較品) 油剤g(比較品) 注1)ラウリルアルコール(EO)5 ラウリルアルコ一ルエチレンオキサイド5モル付加物 以下同様の記載を用いる。
結果を表−1に示す。尚、油剤の付着量は固形分として
0.20重量%となるよう調整した。また4級アンモニ
ウム塩型カチオンとしては、ラウリルトリメチルアンモ
ニウムホスフェートを用いた。
0.20重量%となるよう調整した。また4級アンモニ
ウム塩型カチオンとしては、ラウリルトリメチルアンモ
ニウムホスフェートを用いた。
以下余白
表−1
実施例2
フェノールとテトラクロールエタンの等重量混合溶媒を
用い50℃で測定した固有粘度が0,62のポリエチレ
ンテレフタレートを孔面積が2.3−のT型孔型のもの
で孔数が605個の紡糸口金を用いて紡糸温度298℃
1引取り速度5000V分、単孔吐出量5.89975
)で紡出し、単糸デニール7.0デニールの原糸を得た
。なお冷却条件は、実施例1と同一条件である。
用い50℃で測定した固有粘度が0,62のポリエチレ
ンテレフタレートを孔面積が2.3−のT型孔型のもの
で孔数が605個の紡糸口金を用いて紡糸温度298℃
1引取り速度5000V分、単孔吐出量5.89975
)で紡出し、単糸デニール7.0デニールの原糸を得た
。なお冷却条件は、実施例1と同一条件である。
この時用いた油剤は
油剤h(本発明品)
油剤i(本発明品)
油剤j(比較品)
油剤k(比較品ン
油剤l(比較品)
油剤m(比較品)
油剤n(比較品)
結果を表−2に示す。尚油剤の付着量は、固形分として
0.25重量%となるよう調整した。用いた4級アンモ
ニウム塩型カチオンは、ラウリルトリメチルアンモニウ
ムホスフェートでアル。
0.25重量%となるよう調整した。用いた4級アンモ
ニウム塩型カチオンは、ラウリルトリメチルアンモニウ
ムホスフェートでアル。
以下余白
表−2
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 紡糸口金直下で糸条に冷却気流を吹きあて、かつ引取り
速度が3000m/分以上の高速非対称急冷紡糸を行い
次いで140℃以上の乾熱で処理して捲縮発現させるこ
とによりポリエステル繊維を製造するに際し、紡糸油剤
として、 下記(イ)式で示されるアルキルホスフェートK塩(A
)、 下記(ロ)式で示されるエチレンオキサイド付加モル数
3〜7モルのアルキルアルコール(B)、 および4級アンモニウム塩型カチオン(C)を含有し、 (A)を全油剤の重量を基準として40〜70重量%、
(B)を全油剤の重量を基準として5〜40重量%、(
C)を全油剤の重量を基準として10〜55重量%、か
つ(A)と(B)との重量比が1:0.1〜1:1であ
り、該油剤の水分散液の濃度が75g/lのときの室温
25℃での粘度が15〜300センチポイズである油剤
を用いることを特徴とするポリエステル繊維の製造方法
。 ただし、R_1、R_2は炭素数12 (イ)▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、R_1、R_2は炭素数12〜18で偶数の
アルキル基でR_1とR_2は異なつたものあるいはま
た同じものでもよい。) (ロ)R_3−O−(CH_2CH_2O)−_nH (ただし、R_3は炭素数8〜12で偶数のアルキル基
、nは3〜7の整数)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14795885A JPS6215382A (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | ポリエステル繊維の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14795885A JPS6215382A (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | ポリエステル繊維の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6215382A true JPS6215382A (ja) | 1987-01-23 |
Family
ID=15441927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14795885A Pending JPS6215382A (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | ポリエステル繊維の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6215382A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63303112A (ja) * | 1987-06-03 | 1988-12-09 | Teijin Ltd | 嵩高性ポリエステル繊維の製造法 |
JPH0197209A (ja) * | 1987-10-09 | 1989-04-14 | Toray Ind Inc | ポリエステル繊維 |
JPH07258969A (ja) * | 1994-02-02 | 1995-10-09 | Sanyo Chem Ind Ltd | 合成繊維用紡糸油剤 |
-
1985
- 1985-07-04 JP JP14795885A patent/JPS6215382A/ja active Pending
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