JPS62153711A - 感温式流量測定装置 - Google Patents
感温式流量測定装置Info
- Publication number
- JPS62153711A JPS62153711A JP60293266A JP29326685A JPS62153711A JP S62153711 A JPS62153711 A JP S62153711A JP 60293266 A JP60293266 A JP 60293266A JP 29326685 A JP29326685 A JP 29326685A JP S62153711 A JPS62153711 A JP S62153711A
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- JP
- Japan
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- voltage
- circuit
- resistor
- converter
- temperature
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、感温抵抗を利用した感温式流量測定装置に関
する (従来の技術〉 この種の感温式流量測定装置は、自動車用内燃機関にお
いて吸入空気流量を測定するもの等に使用され、例えば
第3図に示すようなものがある(実開昭59−7892
6号参照)。
する (従来の技術〉 この種の感温式流量測定装置は、自動車用内燃機関にお
いて吸入空気流量を測定するもの等に使用され、例えば
第3図に示すようなものがある(実開昭59−7892
6号参照)。
図を参照して概要を説明すると、機関の吸気通路中に配
設される白金からなる感温抵抗RHと抵抗RK、RI+
Rz、 R*とによりブリッジ回路が形成され、この
ブリッジ回路ヘバッテリBから抵抗R4を介して供給さ
れる電流は、抵抗R2の端子電圧と抵抗R3の端子電圧
との差に基づき、差動増幅器O1及びトランジスタT、
を介して制御されるようになっている。例えば吸入空気
流量が増大すると、感温抵抗RHがより冷却されること
によりその抵抗値が減少するが、このとき抵抗R3の端
子電圧が増大して差動増幅器O7の出力が低下し、トラ
ンジスタT、のベース電流が増大してコレクタ電流が増
大するため、ブリッジ回路への供給電流が増大する。つ
まり、流量の変化に対し、感温抵抗RHの端子電圧を一
定に保つように供給電流を変化させ、抵抗R3の端子電
圧UイをA/D (アナログ・デジタル)変換器1を介
してマイクロコンピュータ2に入力させ、マイクロコン
ピュータ2により端子電圧U、に対応する流量を演算し
て測定するようにしている。
設される白金からなる感温抵抗RHと抵抗RK、RI+
Rz、 R*とによりブリッジ回路が形成され、この
ブリッジ回路ヘバッテリBから抵抗R4を介して供給さ
れる電流は、抵抗R2の端子電圧と抵抗R3の端子電圧
との差に基づき、差動増幅器O1及びトランジスタT、
を介して制御されるようになっている。例えば吸入空気
流量が増大すると、感温抵抗RHがより冷却されること
によりその抵抗値が減少するが、このとき抵抗R3の端
子電圧が増大して差動増幅器O7の出力が低下し、トラ
ンジスタT、のベース電流が増大してコレクタ電流が増
大するため、ブリッジ回路への供給電流が増大する。つ
まり、流量の変化に対し、感温抵抗RHの端子電圧を一
定に保つように供給電流を変化させ、抵抗R3の端子電
圧UイをA/D (アナログ・デジタル)変換器1を介
してマイクロコンピュータ2に入力させ、マイクロコン
ピュータ2により端子電圧U、に対応する流量を演算し
て測定するようにしている。
〈発明が解決しようとする問題点〉
ところで、かかる感温式流量測定装置においては、流量
の測定精度を確保するためには端子電圧U1を取り出す
抵抗R3の値をある程度大きくしてダイナミックレンジ
を大きくする必要がある。
の測定精度を確保するためには端子電圧U1を取り出す
抵抗R3の値をある程度大きくしてダイナミックレンジ
を大きくする必要がある。
しかしながら、抵抗R2を大きくし過ぎると高流量時に
端子電圧U。がA/D変換器lの処理可能な上限値を超
えてしまうため、余り大きくすることができず、流量測
定精度の向上に限界があった。
端子電圧U。がA/D変換器lの処理可能な上限値を超
えてしまうため、余り大きくすることができず、流量測
定精度の向上に限界があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みなさたちので
、高流量の測定を可能にしつつ測定精度を可及的に向上
できるようにした感温式流量測定装置を提供することを
目的とする。
、高流量の測定を可能にしつつ測定精度を可及的に向上
できるようにした感温式流量測定装置を提供することを
目的とする。
く問題点を解決するための手段〉
このため、本発明は、流体通路中に配置した感温抵抗と
複数の抵抗とにより形成されるブリッジ回路と、前記感
温抵抗の流体流量に応じた抵抗値の変化を感知して該抵
抗値を一定に保つように前記ブリッジ回路への供給電流
を制御する制御回路と、前記供給電流に対応する電圧値
をアナログ・デジタル変換するA/D変換器と、該A/
D変換器の出力値に基づいて流体流量を演算する演算回
路とを備えて構成された感温式流量測定装置において、
前記ブリッジ回路の感温抵抗と直列に接続された抵抗の
端子電圧を入力し、該端子電圧から所定電圧減じた電圧
を出力するシフトダウン回路を設け、該シフトダウン回
路の出力電圧を前記A/D変換器に入力するようにした
構成とする。
複数の抵抗とにより形成されるブリッジ回路と、前記感
温抵抗の流体流量に応じた抵抗値の変化を感知して該抵
抗値を一定に保つように前記ブリッジ回路への供給電流
を制御する制御回路と、前記供給電流に対応する電圧値
をアナログ・デジタル変換するA/D変換器と、該A/
D変換器の出力値に基づいて流体流量を演算する演算回
路とを備えて構成された感温式流量測定装置において、
前記ブリッジ回路の感温抵抗と直列に接続された抵抗の
端子電圧を入力し、該端子電圧から所定電圧減じた電圧
を出力するシフトダウン回路を設け、該シフトダウン回
路の出力電圧を前記A/D変換器に入力するようにした
構成とする。
(作用)
上記構成において、感温抵抗と直列に接続された抵抗に
は、流体流量に応じて制御回路から供給される電流が流
れており、この電流に対応した(つまり、流体流量に対
応した)端子電圧がシフトダウン回路に制御される。
は、流体流量に応じて制御回路から供給される電流が流
れており、この電流に対応した(つまり、流体流量に対
応した)端子電圧がシフトダウン回路に制御される。
シフトダウン回路は、前記抵抗の端子電圧から所定電圧
減じた電圧を出力し、この出力電圧はA/D変換器によ
りデジタル変換された後、演算回路に入力され、演算回
路は入力されたデジタル値に基づいて流体流量を演算す
る。
減じた電圧を出力し、この出力電圧はA/D変換器によ
りデジタル変換された後、演算回路に入力され、演算回
路は入力されたデジタル値に基づいて流体流量を演算す
る。
〈実施例〉
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
一実施例を示す第1図において、感温抵抗Rイと抵抗R
K、R1,R,,R,とからなるブリッジ回路と、バッ
テリB、抵抗Ra、差動増幅器OF及びトランジスタT
rからなる制御回路の構成は従来同様である。
K、R1,R,,R,とからなるブリッジ回路と、バッ
テリB、抵抗Ra、差動増幅器OF及びトランジスタT
rからなる制御回路の構成は従来同様である。
次に、本発明に係るシフトダウン回路S(図中鎖線内部
)の構成を説明する。
)の構成を説明する。
前記ブリッジ回路の感温抵抗R,と直列に接続された抵
抗R1の端子電圧U。を抵抗R5と抵抗R6とで分圧し
て差動増幅器01’lの十入力端子に人力させる。
抗R1の端子電圧U。を抵抗R5と抵抗R6とで分圧し
て差動増幅器01’lの十入力端子に人力させる。
一方、定電圧源から出力される定電圧V、を抵抗R1を
介して前記差動増幅器O6の一入力端子に人力させる共
に、差動増幅器OF+の出力端子と一入力端子との間を
抵抗R8を介して接続する。
介して前記差動増幅器O6の一入力端子に人力させる共
に、差動増幅器OF+の出力端子と一入力端子との間を
抵抗R8を介して接続する。
ここで、抵抗Rs、Rh、 R?、 Raの抵抗値は全
て等しく設定しである。
て等しく設定しである。
以上のように、シフトダウン回路Sは、反転増幅回路に
よって構成されているから、差動増幅器OF+の出力電
圧を■。とすると、次式が成立する。
よって構成されているから、差動増幅器OF+の出力電
圧を■。とすると、次式が成立する。
Rt + Rs Rs + RbRs
” Rh = R? = Rsであるから、V0=U1
%−V、: 上記差動増幅器OPIの出力電圧v0がA/D変換器1
に入力されてA/D変換された後、マイクロコンピュー
タ2に入力される。マイクロコンピュータ2は、A/D
変換器1から入力されたデジタル値に基づいて吸入空気
流量を演算する。即ち、マイクロコンピュータ2は本発
明における演算回路に相当する。
” Rh = R? = Rsであるから、V0=U1
%−V、: 上記差動増幅器OPIの出力電圧v0がA/D変換器1
に入力されてA/D変換された後、マイクロコンピュー
タ2に入力される。マイクロコンピュータ2は、A/D
変換器1から入力されたデジタル値に基づいて吸入空気
流量を演算する。即ち、マイクロコンピュータ2は本発
明における演算回路に相当する。
かかる構成とすれば、A/D変換器1には第2図に示す
ように抵抗R3の端子電圧U、から所定電圧■、だけ減
した電圧が入力されるため、抵抗R3を大きくしてダイ
ナミックレンジDを大きくしても、高流量時にA/D変
換器1へ入力される電圧v0をA/D変換器1で処理可
能な上限電圧V 、AX以下に抑えることができる。
ように抵抗R3の端子電圧U、から所定電圧■、だけ減
した電圧が入力されるため、抵抗R3を大きくしてダイ
ナミックレンジDを大きくしても、高流量時にA/D変
換器1へ入力される電圧v0をA/D変換器1で処理可
能な上限電圧V 、AX以下に抑えることができる。
したがって、高流量時の測定機能を確保した上で可及的
に流量測定精度を向上させることができる。
に流量測定精度を向上させることができる。
〈発明の効果〉
以上説明したように、本発明によれば、感温式流量測定
装置のブリッジ回路からの出力電圧を所定電圧引き下げ
てA/D変換器に入力させるようにしたため、高流量時
の測定機能を確保した上でダイナミックレンジを大きく
して、可及的に流量測定精度を向上できるという効果が
得られる。
装置のブリッジ回路からの出力電圧を所定電圧引き下げ
てA/D変換器に入力させるようにしたため、高流量時
の測定機能を確保した上でダイナミックレンジを大きく
して、可及的に流量測定精度を向上できるという効果が
得られる。
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図、第2図は同
上実施例の動作特性を示す線図、第3図は従来例を示す
回路図である。 1・・・A/D変換器 2・・・マイクロコンピュー
タ(演算回路) OF・・・差動増幅器(制御回路
用)OF、・・・差動増幅器(シフトダウン回路用)R
+、Rz、Ra・・・抵抗(ブリッジ回路用)
R4・・・抵抗(制御回路用) Rs、Rh、R?
、Re・・・抵抗(シフトダウン回路用) Ro・
・・感温抵抗R1[・・・温度補償抵抗(ブリッジ回路
用) S・・・シフトダウン回路 T、・・・ト
ランジスタ(制御回路用)
上実施例の動作特性を示す線図、第3図は従来例を示す
回路図である。 1・・・A/D変換器 2・・・マイクロコンピュー
タ(演算回路) OF・・・差動増幅器(制御回路
用)OF、・・・差動増幅器(シフトダウン回路用)R
+、Rz、Ra・・・抵抗(ブリッジ回路用)
R4・・・抵抗(制御回路用) Rs、Rh、R?
、Re・・・抵抗(シフトダウン回路用) Ro・
・・感温抵抗R1[・・・温度補償抵抗(ブリッジ回路
用) S・・・シフトダウン回路 T、・・・ト
ランジスタ(制御回路用)
Claims (1)
- 流体通路中に配置した感温抵抗と複数の抵抗とにより形
成されるブリッジ回路と、前記感温抵抗の流体流量に応
じた抵抗値の変化を感知して該抵抗値を一定に保つよう
に前記ブリッジ回路への供給電流を制御する制御回路と
、前記供給電流に対応する電圧値をアナログ・デジタル
変換するA/D変換器と、該A/D変換器の出力値に基
づいて流体流量を演算する演算回路とを備えて構成され
た感温式流量測定装置において、前記ブリッジ回路の感
温抵抗と直列に接続された抵抗の端子電圧を入力し、該
端子電圧から所定電圧減じた電圧を出力するシフトダウ
ン回路を設け、該シフトダウン回路の出力電圧を前記A
/D変換器に入力するようにしたことを特徴とする感温
式流量測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60293266A JPS62153711A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 感温式流量測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60293266A JPS62153711A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 感温式流量測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62153711A true JPS62153711A (ja) | 1987-07-08 |
Family
ID=17792595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60293266A Pending JPS62153711A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 感温式流量測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62153711A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5050428A (en) * | 1988-11-09 | 1991-09-24 | Mitsubishi Denki K.K. | Apparatus for measuring air flow intake of internal combustion engine |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5282354A (en) * | 1975-12-29 | 1977-07-09 | Chino Works Ltd | Scaler |
JPS5935109A (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-25 | Hitachi Ltd | 熱式流量計 |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP60293266A patent/JPS62153711A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5282354A (en) * | 1975-12-29 | 1977-07-09 | Chino Works Ltd | Scaler |
JPS5935109A (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-25 | Hitachi Ltd | 熱式流量計 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5050428A (en) * | 1988-11-09 | 1991-09-24 | Mitsubishi Denki K.K. | Apparatus for measuring air flow intake of internal combustion engine |
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