JPS62153469A - コンクリートバケット装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）１ｒ：業上の利用分野 本発明は鉄骨コンクリート柱や梁等の構造物の形成方法
に関する。

（２）従来の技術 従来／ヘケット装置の単一の排出管により第４図及び第
５図の如く立設した鉄骨（ａ）の周囲にセパレータ（Ｃ
）により連結した型枠（ｂ）内にコンクリートを打設し
て鉄骨鉄筋コンクリート社を形成していた。

（３）発明が解決しようとする問題点 この従来の方法によれば単一の排出管からコンクリート
が排出されるので、排出されるコンクリ−）　（ｄ）は
第４図及び第５図の如く鉄骨（ａ）の１側に片寄って打
設して他側にゆきわたりに＜＜、かくてコンクリート（
ｄ）による７１（ｂ）の側圧のアン／ヘランスによ′り
該型枠（ｃｌ）が動いたり、或いは該型枠（ｄ）が外れ
ようとすることもあり、更にコンクリート（ｄ）の光信
性が悪い問題点があった。

本発明は各部分にコンクリートが均等に打設して前述し
た問題点を解消した鉄骨コンクリート構造物の形成方法
を提供することを目的とする。

（４）問題点を解決するための手段 この目的を達成すべく本発明は、型枠内の鉄骨の各側方
にコンクリートの各排出管の先端を臨ませてそれぞれに
等量のコンクリートを打Ｊジするようにしたことを特徴
とする特（５）作用 これら排出管より等量のコンクリートが排出され、例え
ばセパレータにより連結された型枠内の鉄骨の各側方に
コンクリートが均等に打設され、かくて打設されたコン
クリートによる型枠の側圧のバランスがとれ、従って該
型枠が動いたり或いは該型枠が外れるようなことがなく
、更にコンクリートの充填性がよくなる。

（６）実施例 本発明方法の実施に使用するコンクリートパケット装は
の１実施例を第１図乃至第３図に従って説明する。

（１）４ｆｚ＜ケラトを示し、該パケット（１）の底部
に設けた排出ｖ（２）は第１図及び第３図の如くその下
方部において分岐して二股状の分岐した排出管（２ａ）
（２ａ）に形成されていると共に上方部の内部において
その分岐の交差部から上方に延びる隔壁（２ｂ）が形成
されている。

（３）は開閉弁装置を示し、該開閉弁装置（３〕は前記
パケット（１）の底部に上端部において揺動自在に枢着
した１対の揺動板（３ａ）（３ｂ）と、これら揺動板（
３ａ）（３ｂ）の揺動に連動して前記排出管（２）の」
下方部の隔壁（２Ｃ）により仕切られた各排出路を開閉
する弁体と、前記揺動板（３ａ）（３ｂ）の相互間を連
結するリンク機構（３Ｃ）と、前記パケット（１）の底
面に根部において揺動自在に取付けられピストンロッド
（３ｄ）の先端が前記揺動板（３ｂ）に回動自在に枢着
する油圧シリンダー（３ｅ）とそのポンプ（３ｆ）とか
らなり、該油圧シリンダー（３ｅ）の作動によるピスト
ンロッド（３ｄ）の進退によれば揺動板（３ａ）　　（
３ｂ）及びリンク機構（３ｃ）を介して弁体が前記排出
管（２）の各排出路を開゛閉するようにした。尚、図中
（４）・・・（４）はパケット（１）の脚、（５）（５
）はパケット（１）の吊上げ具、（６）はパケット（１
）の底面に装着したバイブレータ、（７）は操作盤、（
８）ははしごを示す。

次に前記パケット装置を用いての本発明方法の実施を説
明する。

線混ぜられたコンクリートを満たしたパケット（１）を
、吊上げ具（５）（５）にロープ（９）をかけてクレー
ンその他の手段で吊上げて、建築中の建物の例えば柱鉄
骨（ａ）の上方に位置させ、排出管（２ａ）　　（２ａ
）の下端部に接続のホース（１０）　　（１０）の下端
開口を、前記柱鉄骨（ａ）の周囲にセパレータにより連
結した型枠（ｂ）内の該柱鉄骨（ａ）の両側に臨ませる
。そして油圧シリンダー（３ｅ）を作動させて弁体を開
いた状態にすると、バケ・ント（１）内のコンクリート
は排出管（２）の上方部の隔壁（２ｂ）により左右の排
出路に均等に分かれて流下し、排出管（２ａ）（２ａ）
及びホース（１０）（１０）を介して柱鉄骨（ａ）の両
側の型枠（ｂ）内に均等に打設される。かくて打設され
たコンクリ−）　（ｄ）による型枠（ｂ）の側圧はバラ
ンスがとれ、従って該型枠（ｂ）が動いたり或いは該型
枠（ｂ）が外れるようなことがなく、又コンクリート（
ｄ）の充填性がよい。

又、排出管（２）にフレキシブルホースを取付け、その
先端部に分岐した排出管（２ａ）（２ａ）を取付けても
よい。

尚、鉄骨の断面形状によって該鉄骨に３つ以上の側面を
有する場合には、３以上の″排出管を用意して各側方に
等量のコンクリートを打設する。

又、この本発明方法は鉄骨コンクリート構造物以外に鉄
骨鉄筋コンクリート建造物にも適用できる。

（７）発明の効果 このように本発明によると、排出管より等量のコンクリ
ートが排出されて、連結された型枠内の鉄骨の各側方に
コンクリートが均等に打設され、かくて打設されたコン
クリートによる型枠の側圧はバランスがとれ、従って該
型枠が動いたり或いは該型枠が外れるようなことがなく
、更にコンクリートの充填性がよく、又、コンクリート
の等量打設を必要とする種々の対象物に適用可能である
効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法の実施に使用する装置の正面図、第
２図はその側面図、第３図は該装置を使用した本発明方
法の実施状態を示す断面図、第４図は従来方法によるコ
ンクリート打設状態を示す平面図、第５図はそのｖ−ｖ
線対断面図である。 （２ａ）　　（２ａ）・・・　排出管 （Ｌ）・・・　鉄骨　　（ｂ）・・・　型枠（Ｃ）・・
・　セパレータ （ｄ）・・・　コンクリート

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 型枠内の鉄骨の各側方にコンクリートの各排出管の先端
   を臨ませてそれぞれに等量のコンクリートを打設するよ
   うにしたことを特徴とする鉄骨コンクリート構造物の形
   成方法。