JP2013167079A - 生コンの打設方法 - Google Patents

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Masanori Tamaru
正則 田丸
Tetsuro Tamura
鐵朗 田村
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Abstract

【課題】無線操縦可能な生コンバケット装置の重量が軽量となるとともに、無線操縦による開閉弁の動きが機敏となるために、生コンの打設時におけるタイミングが取りやすく操縦性が良好となる生コンの打設方法を提供する。
【解決手段】バケット本体を吊フレームで保持する生コンバケット装置を移動し、所定箇所へ生コンを搬送しそこで排出する生コンの打設方法であって、生コンバケット装置に生コンを供給する生コン車の近傍にエアコンプレッサを配置し、生コンバケット装置は、バケット本体の底孔の開閉弁を駆動するエアシリンダと、これにその開閉駆動のエアを圧送するエアタンクと、圧送の切換バルブを開閉する指令を受ける受信機とを搭載してあって、送信機による遠隔操縦で所定箇所にバケット本体から生コンを排出するよう、その排出の底孔の開閉弁をエアシリンダで開くために、生コン車による生コンの供給時に、エアコンプレッサからエアタンクにエアを予め注入しておくことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、クレーンやバックホウ等により生コンバケット装置を吊り下げ若しくは移動させることにより搬送し宙吊りで生コン(生コンクリート)を所定箇所に打設する方法に関する。
従来、建設現場において生コン車から打設箇所へ生コンを搬送する手段には一輪車等が用いられることも多いが、ダム等の大型築造物では、バケットに投入した生コンを所定箇所へ宙吊りなどで搬送し排出して打設する方法が取られる。
この場合、生コンバケットは下端が開閉弁で開閉可能になっており、吊り上げには一般的にクレーン車が用いられ、現場に搬入された生コンが生コン車から生コンバケットに投入されると、クレーンで吊り上げられ、所定箇所に移動してバケットの開閉弁が開かれる。この開閉弁の開閉には、長い操作ロープが用いられることもあるが、遠隔操作性に欠けることから、生コンバケット装置にモータやポンプ、油圧シリンダ等を含む油圧装置一式を搭載し、無線操縦により開閉できるように設定していた。
従来の無線操縦による生コンの打設方法によれば、上記のように、生コンバケット装置に油圧装置一式を搭載するため、重量が過大となり、装備がコスト高となることはもちろん、生コンの搬送量に制約となり、加えて、慣性が大きく操縦性がそれに妨げられ、しかも、油圧の粘性から無線操縦による開閉弁にタイミングの遅れが見られる等の欠点があった。
この発明は、上記のような実情に鑑みて、無線操縦可能な生コンバケット装置の重量が軽量となるとともに、無線操縦による開閉弁の動きが機敏となるために、生コンの打設時におけるタイミングが取りやすく操縦性が良好となる生コンの打設方法を提供することを課題とした。
上記の課題を解決するために、この発明は、バケット本体を吊フレームで保持する生コンバケット装置を移動し、所定箇所へ生コンを搬送しそこで排出する生コンの打設方法であって、生コンバケット装置に生コンを供給する生コン車の近傍にエアコンプレッサを配置し、生コンバケット装置は、バケット本体の底孔の開閉弁を駆動するエアシリンダと、これにその開閉駆動のエアを圧送するエアタンクと、圧送の切換バルブを開閉する指令を受ける受信機とを搭載してあって、送信機による遠隔操縦で所定箇所にバケット本体から生コンを排出するよう、その排出の底孔の開閉弁をエアシリンダで開くために、生コン車による生コンの供給時に、エアコンプレッサからエアタンクにエアを予め注入しておくことを特徴とする生コンの打設方法を提供する。
生コンの打設方法を上記のように構成したから、生コンバケット装置が生コンの打設を終えて帰還し、生コン車から生コンの供給を受けるときに、コンプレッサからエアの注入を同時に受ける。そして、所定箇所に向かって宙吊りで到達したときに、無線操縦の信号によりエアシリンダを作動させ、開閉弁の開閉により打設作業を行う。
以上説明したように、この発明によれば、生コンバケット装置にはモータ等の動力やポンプ等が無装備であるので、コスト安となるとともに、軽量であり宙吊りや移動の動作を制御しやすく、生コンの供給時を利用してエアの注入をなすので時間のロスがなく効率的であり、また、エアタンクの圧縮エネルギーによることから、無線操縦による開閉弁の動きが機敏となるために、生コンの打設時におけるタイミングが取りやすく操縦性が良好となる等の優れた効果がある。
この発明を実施している建設現場の状況を示す斜視図である。 同建設現場において生コンバケット装置のエアタンクに空気の注入中を示す説明図である。 同生コンバケット装置の平面図である。 同生コンバケット装置による生コン打設状態を示す正面図である。 同装置のバケット本体の開閉弁の箇所を拡大して示す側面図である。
この発明方法の実施においては、エアタンクの開閉動作に無線操縦を使用するが、その他クレーン車(宙吊り可能なバックホウ等の場合もあるが、説明の都合上、クレーン車で代表させる)の運転にも無線操縦を使用することにより災害発生予測現場等でも安全に生コンの打設作業を行うことができる。
開閉弁の開きとともに、バケット本体から生コンが瞬時に排出されやすく、下端部の逆円錐台形の傾斜角度αは45〜55度程度が望ましい。
図面は、山間地の河川を堰き止めて水力発電所を建設するために、比較的小規模な堰堤1を築造する場合について実施するもので、山3と山3との間の谷間に生コンバケット装置10で生コン5を投入する組ブロック7が構築される。
組ブロック7の近くの谷間には、生コンや資材の搬入のために仮設の工事広場9が造成されており、その傍にバケットオペレータ11が搭乗するやぐら13が構築されている。広場9には、生コンバケット装置10をロープ21で吊るクレーン車15が導入されており、生コン車17がその近くまで来て、エアコンプレッサ20と並びに停止している(図1)。
生コンバケット装置10は、吊フレーム30にバケット10aを納めたもので、エアシリンダ31により開閉できるよう両側にエアタンク29,29が抱えるように搭載され、エアタンク29,29からエアシリンダ31にエアホース35が接続される。
バケット10aは、下端部が逆円錐台形であって、下端に小径に底孔36を設け、底孔36に一対の開閉弁38,38が軸支され、両開閉弁38、38は、リンク41により同時に開閉するように連結され、開閉可能にエアシリンダ31のロッド31aが連結される。
図1は、生コンバケット装置10が生コンの打設投入を終えて帰還した状態を示したもので、生コン車17に横づけにして(図2)、シュート28からバケット10aに生コンが供給され、同時に近くに置かれるエアコンプレッサ27からエアタンク29,29にエアが充填される。
生コンの供給とエアの充填とがこのように同時並行に行なわれる。そして、両方が終了すると、クレーン車15により生コンバケット装置10が吊り上げられ(図1)、組ブロック7の上に移動されると、やぐら13に搭乗しているオペレータ11の無線操縦により生コンバケット装置10の開閉弁38,38が開いて生コンが組ブロック7の中に落下する。
無線操縦については、吊フレーム30に受信機43が装備され、オペレータ11が送信機42の「ON」ボタンを押すと、エアタンク29の弁が開きエアシリンダ31が作動して開閉弁38,38が開いて生コンが排出され、「OFF」ボタンで閉じる。瞬発能力を保持する空気の蓄力によるため、言わばシャッタースピードともいえる開閉動作の即応性は極めて早く、そのため、所定箇所に打設を絞ることが容易であり、外れた箇所への垂れ流しも防止され、排出量の調整も容易である。
バケット10aは、下端部が逆台形状に絞られ、下端の底孔36は小径に形成される。また、一対の開閉弁38,38が対称に軸支され、その回転軸45,45から等距離に連結リンク47の連結軸49,49が設けられ、両開閉弁38,38が同時に開閉するようになっている。
エアシリンダ31は、一方の開閉弁38に連結されているが、リンク47を介して他方の開閉弁38がこれに追随する。なお、その一方の開閉弁38には連結片40が突設され、それにロッド31aがピン連結され、ロッド31aの引きにより両開閉弁38,38が開くようになっている。
5 生コン
10 生コンバケット装置
10a バケット本体
11 バケットオペレータ
17 生コン車
27 エアコンプレッサ
29 エアタンク
30 吊フレーム
31 エアシリンダ
31a ロッド
36 底孔
38 開閉弁
40 連結片
42 送信機
43 受信機
45 開閉軸
47 連結リンク
49 連結軸
α 傾斜角度

Claims (3)

  1. バケット本体を吊フレームで保持する生コンバケット装置を移動し、所定箇所へ生コンを搬送しそこで排出する生コンの打設方法であって、生コンバケット装置に生コンを供給する生コン車の近傍にエアコンプレッサを配置し、生コンバケット装置は、バケット本体の底孔の開閉弁を駆動するエアシリンダと、これにその開閉駆動のエアを圧送するエアタンクと、圧送の切換バルブを開閉する指令を受ける受信機とを搭載してあって、送信機による遠隔操縦で所定箇所にバケット本体から生コンを排出するよう、その排出の底孔の開閉弁をエアシリンダで開くために、生コン車による生コンの供給時に、エアコンプレッサからエアタンクにエアを予め注入しておくことを特徴とする生コンの打設方法。
  2. 生コンバケット装置は、吊フレームに囲まれるバケット本体が下端部で底孔に向けて傾斜する円錐台形に形成され、その傾斜角度を45〜55度としてあることを特徴とする請求項1記載の生コンの打設方法。
  3. バケット本体に底孔の開閉弁を左右対称において開閉可能に軸支するとともに、両開閉弁の間に連結リンクを介在させ、開閉弁が連動して開閉するように、それぞれの開閉軸から等距離の地点で連結リンクの連結軸を設け、一方の開閉弁にエアシリンダを開閉可能に連結してあることを特徴とする請求項1又は2記載の生コンの打設方法。




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