JP7370213B2 - コンクリート打設用ホッパー - Google Patents

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Description

本発明は、コンクリート打設用ホッパーに関し、特に、混練されたコンクリートを積み込んで、揚重機により吊り込み、コンクリート打設場所にコンクリートを打ち込むのに使用するコンクリート打設用ホッパーに関する。
一般的なコンクリート打設用ホッパーは、周知のとおり、生コンクリートを積み込み、クレーンなどの揚重機により吊り込まれて、コンクリート打設場所へ運搬され、コンクリート打設場所の直上から、コンクリートを放出して、コンクリートの打ち込みを行う設備である。このような汎用ホッパーでは、通常、コンクリートの打設場所で、ホッパー底部の放出口を作業員の人力により開閉してコンクリートを放出しコンクリートの打ち込みを行っている。
ところで、建設工事でのコンクリート工はさまざまであり、例えば、打ち込み場所である型枠内から鉄筋群などが上方に突設されていると、その鉄筋群などに沿ってホースを降ろす必要があるために、ホースが鉄筋群などに触れないようにコンクリートを打ち込む必要があるなど、作業がしにくい。特に、打ち込み場所の真上にホッパーを吊り込む必要があるため、鉄筋よりも高い位置にコンクリート打設用ホッパーを吊り込む必要があり、このため、コンクリートの落下高さが高くなって、コンクリートの打ち込み時の衝撃で配設されている鉄筋の配置がずれたり、打ち込んだコンクリートの骨材が分離し、品質が均一にならなかったりすることがある。また、この場合、鉄筋群などを避けて、打ち込み場所の横上方にホッパーを配置することも考えられる。この場合には、ホッパーの吐出口に接続されているホースを、吐出口から打ち込み場所に向かって斜めになるように作業員が保持しなければならず、コンクリートはホッパーから真下に落下しようとするため、ホースを保持することは大変である。
そこで、コンクリートの打ち込み場所から上方に突出される鉄筋などの高さに影響されることなく、適当な高さを確保できるコンクリート打設用ホッパーが、特許文献1により提案されている。
この文献1のコンクリート打設用ホッパーでは、ホッパーの吐出口が斜め下方に向けられており、ホッパーが打ち込み場所の真上でなく斜め上方に吊り込まれて、ホッパー内のコンクリートをホッパーの吐出口からホースを介して打ち込み場所へ流し込むようになっている。
このようにすることにより、吊り込まれたホッパーの下で作業をする必要がなくなり、作業時の危険性が少なくなる。また、打ち込み場所の横上方に吊り込むことで、コンクリートの打ち込み場所から鉄筋などが突出していても、鉄筋などに関係なく一定の高さに吊り込みことが可能となり、コンクリートの落下高さが適当な高さに調整可能となる。このため、コンクリートを均一且つ水平に打ち込むことが可能となる。
実開平4-130655号公報
しかしながら、既述のとおり、建設工事でのコンクリート工はさまざまであり、別の事例では、水力発電所の水路に使用される水圧鉄管の設置工事がある。図4に示すように、この水圧鉄管の設置工事は、施工面に、多数の小支台をコンクリート工により設置し、これら小支台の上に複数の水圧鉄管を各水圧鉄管の(幅方向)両側に沿って複数のアンカーを介して支持固定し連結するもので、この工事では、水圧鉄管の設置後に、各小支台の上面上に水圧鉄管の両側に沿って配置される各アンカー毎に後打ちコンクリートにより各アンカーをコンクリートで巻き立てる作業を伴うことがある。この作業では、各アンカー毎に使用するコンクリートの量が(通常のコンクリート圧送ポンプ車を用いる程ではなく、用いれば無駄が生じる程に)少なく、そもそも水圧鉄管の設置工事が急峻な作業エリアで行われることが多いことからも、施工面に、通常のコンクリート圧送ポンプ車による打設用配管は設置できない。そこで、この作業においては、水圧鉄管の直上にケーブルクレーンを設置し、トロリーの下部に吊索を介してコンクリート打設用ホッパーを吊り下げて、このコンクリート打設用ホッパーでコンクリートをコンクリートの打設場所(つまり、各アンカーの位置)まで運搬し、コンクリートを打ち込む必要がある。
この作業を上記汎用ホッパーを使用して実施する場合、次のような問題がある。
(1)コンクリートの打設毎にケーブルクレーンで吊ったホッパーをコンクリート打設場所(アンカー)の近傍へ引き込む必要があり、急峻な作業エリアでは危険な作業となる。
(2)コンクリートの打設時に急な荷振れにより、作業者が水圧鉄管や構造物に狭まる危険がある。
(3)コンクリートの打設の際に、ホッパー底部の放出口を開閉するための足場を組み立てる必要があり、高所、急斜面での施工では危険な作業となる。
また、この作業を上記特許文献1のホッパーを使用して実施する場合、このホッパーは、ホッパーの吐出口が斜め下方に向けられており、ホッパーが打ち込み場所の真上でなく斜め上方に吊り込まれて、ホッパー内のコンクリートをホッパーの吐出口からホースを介して打ち込み場所へ流し込むので、各小支台の上面上に水圧鉄管に沿って配置される各アンカー毎にコンクリートを後打ちすることができるものの、このホッパーの場合、打ち込み場所の真上でなく斜め上方に吊り込まれるため、各小支台の上面上に水圧鉄管の両側に対称的に配置される各アンカーに同時にコンクリートを打設することができない。すなわち、このホッパーでは、片側一方の列の各アンカーと片側他方の列の各アンカーに分けてコンクリートを打設しなければならず、作業が迂遠となる。また、このホッパーを水圧鉄管の両側に対にして配置することで、両側に対称配置される各アンカーに同時にコンクリートを打設することができるが、この場合、ホッパー、ケーブルクレーンを共に対にして設置しなければならず、設置作業、設置コストは大幅に増大し、現実的ではない。
本発明は、このような従来の問題を解決するものであり、この種のコンクリート打設用ホッパーにおいて、コンクリート打設時のホッパーの取り扱い、操作が安全で、既述の水圧鉄管の両側のアンカーのように構造物を挟んで両側に配置されるコンクリート打設場所でも、両側のコンクリート打設場所に同時に又は交互に、コンクリートを打設できるようにすることなど、を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、
コンクリートを積み込んで、揚重機により吊り込み、構造物を挟んで両側のコンクリート打設場所にコンクリートを打ち込むコンクリート打設用ホッパーであって、
コンクリートを積み込むための少なくとも2つのコンクリート収容部と、前記各コンクリート収容部の下部に、前記各コンクリート収容部の一方は前記両側のコンクリート打設場所の一方に向けて、前記各コンクリート収容部の他方は前記両側のコンクリート打設場所の他方に向けて、形成され、それぞれ、ゲートにより開閉されるコンクリート放出口と、前記各コンクリート収容部の内部に形成され、コンクリートを前記各コンクリート収容部の前記各コンクリート放出口に向けて流動案内するガイド面と、を有するバケットと、
前記各コンクリート収容部に設置され、前記各ゲートを開閉駆動する駆動装置と、
前記各駆動装置を操作する操作盤、及び前記操作盤に有線又は無線で接続され、前記各コンクリート収容部の前記各駆動装置を操作するためのリモートコントローラと、
を備え、
前記バケットは任意の有底筒形形状からなり、前記バケットの内部は、断面略逆V字形に形成されて前記各コンクリート放出口へ下方斜めに延びる2面からなる底部プレートとその頂部に上方に突出される平板からなる頂部プレートとにより仕切られて、前記2つのコンクリート収容部が形成され、前記各コンクリート収容部のガイド面は、前記底部プレートの各面と前記底部プレートの各面の両側に隣接して前記各コンクリート放出口へ下方斜めに延びる2つの内壁プレートとからなり、
前記バケットを構造物上に跨って配置し、前記リモートコントローラの操作により、前記一方のコンクリート収容部からコンクリートを前記両側のコンクリート打設場所の一方へ放出し、前記他方のコンクリート収容部からコンクリートを前記両側のコンクリート打設場所の他方へ放出する、
ことを要旨とする。
また、このコンクリート打設用ホッパーは各部が次のように具体化される。
(1)各コンクリート収容部の内部に、コンクリート放出口の上方所定の高さの下位置でコンクリートの流路を遮断可能に、かつ前記下位置と前記下位置から上方所定の高さの上位置との間でコンクリートを押し上げ可能にスライド可能に配置されるコンクリート押上プレートと、前記各コンクリート収容部に設置され、前記各コンクリート押上プレートをスライド駆動する駆動装置とを併せて備える。
この場合、各ゲート、各コンクリート押上プレートは各コンクリート収容部の内部にスライドガイドを介して上下方向にスライド可能に配置される共通のスライドプレートに一体的に設けられ、前記共通のスライドプレートが共通の駆動装置に作動連結されることが好ましい
2)バケットの各コンクリート収容部に前記各コンクリート収容部清掃用の開口が蓋で開閉可能に設けられる。
)バケットの底部の外面に養生用のクッション材を備える。
)バケットに揚重機に吊り込み可能に4点吊りの天秤部を備え、前記天秤部に前記バケット内のコンクリートの残量の確認用にミラーを備える。
本発明のコンクリート打設用ホッパーによれば、上記の構成により、バケットを構造物上に跨って配置し、リモートコントローラの操作により、一方のコンクリート収容部からコンクリートを構造物両側のコンクリート打設場所の一方へ放出し、他方のコンクリート収容部からコンクリートを構造物両側のコンクリート打設場所の他方へ放出するようにしたので、コンクリート打設時のホッパーの取り扱い、操作が安全で、既述の水圧鉄管の両側のアンカーのように構造物を挟んで両側に配置されるコンクリート打設場所でも、両側のコンクリート打設場所に同時に又は交互に、コンクリートを打設することができる、という本発明独自の格別な効果を奏する。
また、このコンクリート打設用ホッパーでは、特に、バケットの内部は、断面略逆V字形に形成されて各コンクリート放出口へ下方斜めに延びる2面からなる底部プレートとその頂部に上方に突出される平板からなる頂部プレートとにより仕切られて、バケットの内部に2つのコンクリート収容部が形成され、各コンクリート収容部のガイド面は、底部プレートの各面と底部プレートの各面の両側に隣接して各コンクリート放出口へ下方斜めに延びる2つの内壁プレートとからなるので、簡単な構造で、1つのバケットに2つのコンクリート収容部を形成し、各コンクリート収容部にガイド面を形成することができる、という顕著な利点を有する。
本発明の一実施の形態におけるコンクリート打設用ホッパーの構成を示す正面断面図 同コンクリート打設用ホッパーの構成を示す側面断面図 同コンクリート打設用ホッパーの使用例を示す正面図 建設工事でのコンクリート工の一例として、急峻な斜面で施工される水力発電所の水路に使用される水圧鉄管の設置工事の概要を示す図
次に、この発明を実施するための形態について図を用いて説明する。図1、図2にコンクリート打設用ホッパーを示している。
図1、図2に示すように、このコンクリート打設用ホッパーH(以下、単にホッパーHという。)は、コンクリートを積み込んで、揚重機により吊り込み、構造物を挟んで両側のコンクリート打設場所にコンクリートを打ち込むようにしたもので、少なくとも2つのコンクリート収容部11、12を有するバケット1と、各コンクリート収容部11、12の下部に、各コンクリート収容部11、12の一方は両側のコンクリート打設場所の一方に向けて、各コンクリート収容部11、12の他方は両側のコンクリート打設場所の他方に向けて、形成され、それぞれ、ゲート15により開閉されるコンクリート放出口14と、各コンクリート収容部11、12の内部に形成され、コンクリートを各コンクリート収容部11、12の各コンクリート放出口14に向けて流動案内するガイド面16と、各コンクリート収容部11、12に設置され、各ゲート15を開閉駆動する駆動装置2と、各駆動装置2を操作する操作盤3、及び操作盤3に有線又は無線で接続され、各コンクリート収容部11、12の各駆動装置2を操作するためのリモートコントローラ4とを備えて構成される。
バケット1は任意の有底筒形形状からなり、バケット1の底部13はバケット1が構造物上に近接して跨いで配置可能に凹状に形成される。この場合、バケット1は平面視左右方向に長い四角形で、上部に開口10を有し、前部101、後部102、左右の側部103、104と、異形の底部13とからなり、全体として左右方向に長い角筒形になっている。底部13は前部101と後部102との間が凹状に貫通されて、この底部13は、水平方向に延びる上面131と、上面131の両側から下方へ外側斜めに延びる2つの上部側面132と、各上部側面132の下部から垂直方向に延びる2つの中間部側面133と、各中間部側面133の下部から下方へ外側斜めに延びる2つの下部側面134と、水平方向に延びる左右の下面135とからなる。バケット1の底部13の外面には養生用のクッション材5を備える。この場合、養生用のクッション材5としてゴム板(以下、ゴム板5という。)が用いられ、ゴム板5が、底部13の各下部側面134と、左右の下面135に、それぞれ取り付けられる。
このバケット1において各コンクリート放出口14はバケット1の左右の各側部103、104の下部中央に各コンクリート収容部11、12に連通可能に形成される。この場合、コンクリート放出口14は、バケット1の左右の各側部103、104の下部中央に開口140が穿たれ、この開口140に先端にフランジ142を有する管材141が連結されて形成される。これらのコンクリート放出口14にそれぞれフランジ142を介してボルト接合によりホース6(図3参照)が着脱可能に連結されるようになっている。
バケット1の内部は、断面略逆V字形に形成されて各コンクリート放出口14へ下方斜めに延びる2面171からなる底部プレート17Aとその頂部に上方に突出される平板からなる頂部プレート17Bとにより仕切られて、2つのコンクリート収容部11、12が形成される。そして、各コンクリート収容部11、12のガイド面16は、底部プレート17Aの各面171と底部プレート17Aの各面171の両側に隣接して各コンクリート放出口14へ下方斜めに延びる2つの内壁プレート18とからなる。この場合、底部プレート17Aの各面171は底部プレート17Aの頂部を底辺とする三角形状に形成され、その頂部はバケット1内部の左右方向中央でバケット1上部の開口10から少し下がった所定の位置(高さ)から各コンクリート放出口14をなす各開口140まで下方傾斜される。頂部プレート17Bは細長い平板状のプレートで底部プレート17Bの中央頂部上に接合されて、バケット1上部の開口10面まで立ち上げられる。各内壁プレート18は底部プレート17Aの各面171の両側に沿って直角三角形状に形成され、底部プレート17Aの両側に接合されてバケット1の前部101、後部102の内面側に配置され、底部プレート17Aの頂部と同じ高さから各コンクリート放出口14をなす開口140まで下方傾斜される。
バケット1の各コンクリート収容部11、12にはまた、各コンクリート収容部清掃用の開口170が蓋172で開閉可能に設けられる。この場合、各開口170は各コンクリート収容部11、12の底部プレート17Aに各コンクリート収容部11、12の各コンクリート放出口14をなす開口140に近接して形成され、蓋172はこの開口170の外側にボルト止めなどにより着脱可能に取り付けられる。この清掃用の開口170はバケット1の外部に連通される。
また、バケット1には、各コンクリート収容部11、12の内部に、コンクリート放出口14の上方所定の高さの下位置でコンクリートの流路を遮断可能に、かつこの下位置とこの下位置から上方所定の高さの上位置との間でコンクリートを押し上げ可能にスライド可能に配置されるコンクリート押上プレート71と、各コンクリート収容部11、12に設置され、各コンクリート押上プレート71をスライド駆動する駆動装置とを併せて備える。この場合、各コンクリート収容部11、12には、各ゲート15の駆動装置と各コンクリート押上プレート71の駆動装置が各別に設けられてもよいが、この場合、各ゲート15、各コンクリート押上プレート71は、各コンクリート収容部11、12の内部にスライドガイド72を介して上下方向にスライド可能に配置される共通のスライドプレート73に一体的に設けられ、この共通のスライドプレート73が駆動装置として共通の電動シリンダ2に作動連結される。また、この場合、各スライドガイド72は各コンクリート収容部11、12の側部103、104の内面で各コンクリート放出口14をなす開口140の両側に上下方向に取り付けられて、スライドプレート73がこのスライドガイド72間に上下方向にスライド可能に嵌め込まれる。各コンクリート放出口14を開閉するゲート15はこのスライドプレート73の下部に各コンクリート収容部11、12の各開口140を開閉可能に形成される。また、各コンクリート収容部11、12内に配置される各コンクリート押上プレート71は下位置で各コンクリート収容部11、12の4面(底部プレート17Aの各面171、各内壁プレート18、左右の各側部103、104の内面)で囲まれた面内に嵌合可能に略三角形状に形成されて、このスライドプレート73においてゲート15の上方所定の位置に取り付けられる。
さらに、バケット1には、各コンクリート収容部11、12毎に振動を付与するバイブレータ8を備える。この場合、バイブレータ8はバケット1の底部13の各上部側面132と、バケット1の左右の各側部103、104で各コンクリート放出口14の直上に、それぞれ、取り付けられる。なお、各バイブレータ8と操作盤3はケーブルを介して電気的に接続され、操作盤3又はリモートコントローラ4により、操作される。
また、このホッパーHはケーブルクレーンなどの揚重機に吊り込み可能に、バケット1に4点吊りの天秤部9を備える。この天秤部9にバケット1内のコンクリートの残量の確認用にミラー91が取り付けられる。
なお、操作盤3は一般的に使用されるもので、ここでは、その詳しい説明は省略するが、この場合、操作盤3は、一方(右用)のコンクリート収納部11の電動シリンダ2、バイブレータ8の操作部と、他方(左用)のコンクリート収納部12の電動シリンダ2、バイブレータ8の操作部とに分けられる。この操作盤3はバケット1の前部101に設置される。また、リモートコントローラ4は操作盤3に有線で接続されるもの、無線で接続されるもののいずれでもよく、この場合、一般的なペンダントスイッチ(以下、ペンダントスイッチ4という。)が採用される。また、この場合、操作盤3には2つのペンダントスイッチ4がケーブルを介して電気的に接続されて、一方(右用)のペンダントスイッチ4は一方(右側)のコンクリート収納部11の電動シリンダ2、バイブレータ8の操作用として、他方(左用)のペンダントスイッチ4は他方(左側)のコンクリート収納部12の電動シリンダ2、バイブレータ8の操作用として、それぞれ、使用される。
このようにしてこのホッパーHはバケット1が構造物上に跨って配置され、(2つの)ペンダントスイッチ4の操作により、一方のコンクリート収容部11からコンクリートを両側のコンクリート打設場所の一方へ放出し、他方のコンクリート収容部12からコンクリートを両側のコンクリート打設場所の他方へ放出するようになっている。
図3にこのホッパーHを用いたコンクリート工の一例を示している。ここでは、水力発電所の水路に使用される水圧鉄管の設置工事で、水圧鉄管の設置後、各小支台の上面上に水圧鉄管の両側に沿って配置される各アンカー毎に後打ちコンクリートにより各アンカーをコンクリートで巻き立てる作業を例示している。この作業では、既述のとおり、水圧鉄管の設置工事が急峻な作業エリアで行われることが多いため、水圧鉄管の直上にケーブルクレーンを設置し、トロリーの下部に吊索を介してホッパーを吊り下げて、ホッパーでコンクリートをコンクリートの打設場所まで運搬し、コンクリートを打ち込む必要がある。
図3に示すように、このコンクリート工に当たり、バケット1の左右のコンクリート放出部14にそれぞれホース6を接続しておく。ホース6はフランジ142を介してボルト接合するので、ホース6は任意の長さに調整可能である。
図3に示すように、このコンクリート工では、まず、バケット1の2つのコンクリート収納部11、12に生コンクリートを積み込み、このホッパーHを水圧鉄管の直上のケーブルクレーン(図示省略)に(トロリー(図示省略)の下部に吊索を介して)吊り込み、コンクリート打設場所へ、この場合、各小支台の上面上に水圧鉄管の左右両側に沿って配置される各アンカー(周囲の型枠)へ運搬する。この場合、このホッパーHでは、バケット1の内部がバケット1の左右方向中心で仕切られて、左右のコンクリート収容部11、12が形成されているので、左右のコンクリート収容部11、12にコンクリートを均等に投入することができる。また、このホッパーHでは、バケット1(の底部13)が水圧鉄管に接触しない構造になっているので、ホッパーHを水圧鉄管に近接して移動させても、バケット1でコンクリートを安全かつ確実に運搬することができる。なお、この場合、バケット1の底部13をバケット1が構造物上に近接して跨いで配置可能に凹状に形成し、底部13の各下部側面134と左右の下面135にそれぞれ、ゴム板5を取り付けているので、バケット1を水圧鉄管に近接させて移動させることもでき、この場合に、バケット1と水圧鉄管が接触することがあっても、底部13のゴム板5により、水圧鉄管の損傷を確実に防止することができる。
そして、左右両側の各アンカー(周囲の型枠)毎に、その直上から、バケット1の左右両側のホース6を垂下させ、各ホース6の口を左右両側の各アンカー(周囲の型枠)に向けて、2つのペンダントスイッチ4の操作により、各コンクリート収容部11、12に設置した各電動シリンダ2を駆動することにより、左右の各コンクリート収納部11、12の各コンクリート放出口14のゲート15(図1、図2参照)を開くとともにコンクリート押上プレート71(図1、図2参照)を下位置から上昇させて、コンクリートを放出する。このようにして、ホッパーHの水圧鉄管に接触しない左右の2箇所からコンクリートを放出し、ホッパーHの吊り重心から外れたコンクリートの打設場所へコンクリートを打ち込む。この場合、左右のホース6から生コンクリートを放出するので、荷振れにより構造物に挟まれる可能性は極めて少なく安全性が高い。また、この場合、各ペンダントスイッチ4の操作により、各コンクリート収容部11、12の各電動シリンダ2の駆動ロッドのストローク量を調整して、各コンクリート収容部11、12の各ゲート15の開閉量を調整することにより、各コンクリート収容部11、12から放出するコンクリートの量を調整することができる。また、2つのペンダントスイッチ4の操作で、各コンクリート収容部11、12の各電動シリンダ2を駆動することにより、コンクリート押上プレート71(図1、図2参照)を下位置と上位置との間で昇降させることができ、このコンクリート押上プレート71の昇降により、各コンクリート収容部11、12内のコンクリートを撹拌することができる。これにより、バケット1に生コンクリートを投入してから放出するまでの時間(経過時間)が長くなっても、各コンクリート収容部11、12の各コンクリート放出部14をなす開口140(図1、図2参照)でのコンクリートによる閉塞を防止することができる。さらに、この場合、各ペンダントスイッチ4での操作で、バケット1の底部13、各コンクリート放出口14の直上の各バイブレータ8を駆動して、各コンクリート収容部11、12内のコンクリートに振動を加えることにより、コンクリートを各コンクリート収容部11、12内のガイド面16(図1、図2参照)上で各コンクリート放出口14に向けて円滑に流動させることができる。バケット1のコンクリート放出口14からコンクリートの吐出量が少ない場合は、バイブレータ8を起動させると効果的で、生コンクリートが放出しやすくなる。また、施工中は、天秤部9に取り付けたミラー91でバケット1内のコンクリートの残量を確認することができ、コンクリートの打ち込み作業を効率よく行うことができる。
このようにして、高低差が大きく距離が長い作業エリアで、多数の小支台に新設水圧鉄管設置後の水圧鉄管両側のアンカーにコンクリートを打設するコンクリート工であっても、水圧鉄管に損傷を与えることなしに、コンクリートの打設を円滑に実施することができる。ペンダントスイッチ4の操作による作業になるため、地上での操作が可能で、コンクリートの打設作業を安全に行うことができる。また、バケット1の各コンクリート収容部11、12には、各コンクリート収容部清掃用の開口170(図1、図2参照)が蓋172(図1、図2参照)で開閉可能に設けられているので、各コンクリート収容部11、12内に残った生コンクリート、所謂残コンをこの開口170を通じて取り出すことができ、残コンの処理作業が行いやすい。
以上説明したように、このホッパーHは、コンクリートを積み込んで、揚重機により吊り込み、構造物を挟んで両側のコンクリート打設場所にコンクリートを打ち込めるようにしたもので、2つのコンクリート収容部11、12を有するバケット1と、一方のコンクリート収容部11の下部に両側のコンクリート打設場所の一方に向けて、他方のコンクリート収容部12の下部に両側のコンクリート打設場所の他方に向けて、形成され、それぞれ、ゲート15により開閉されるコンクリート放出口14と、各コンクリート収容部11、12の内部に形成され、コンクリートを各コンクリート収容部11、12の各コンクリート放出口14に向けて流動案内するガイド面16と、各コンクリート収容部11、12に設置され、各ゲート15を開閉駆動する電動シリンダ2と、バケット1に設置され、各電動シリンダ2を操作する操作盤3、及び操作盤3にケーブルを介して接続され、各コンクリート収容部11、12の各電動シリンダ2を操作するための2つのペンダントスイッチ4とを設け、バケット1を構造物上に跨って配置し、各ペンダントスイッチ4の操作により、一方のコンクリート収容部11からコンクリートを両側のコンクリート打設場所の一方へ放出し、他方のコンクリート収容部12からコンクリートを両側のコンクリート打設場所の他方へ放出するようにしたので、コンクリート打設時のホッパーHの取り扱い、操作が安全で、既述の水圧鉄管の両側のアンカーのように構造物を挟んで両側に配置されるコンクリート打設場所でも、両側のコンクリート打設場所に同時に又は交互に、コンクリートを打設することができる。
また、このホッパーHはさらに次のように利点を有する。
(1)バケット1を左右方向に長い角筒形に形成し、バケット1の底部13を前後方向に貫通する凹状に形成したので、バケット1を構造物上に近接して跨いで配置することができ、バケット1の各コンクリート放出口14を構造物を挟んで両側のコンクリート打設場所に近づけることができ、コンクリート打ち込みの作業性を高めることができる。
(2)バケット1の内部を、断面略逆V字形に形成されて各コンクリート放出口14へ下方斜めに延びる2面171からなる底部プレート17Aとその頂部に上方に突出される平板からなる頂部プレート17Bとにより仕切って、バケット1の内部に2つのコンクリート収容部11、12を形成し、各コンクリート収容部11、12のガイド面16を、底部プレート17Aの各面171と底部プレート17Aの各面171の両側に隣接して各コンクリート放出口14へ下方斜めに延びる2つの内壁プレート18とにより形成したので、簡単な構造で、1つのバケット1に2つのコンクリート収容部11、12を形成し、各コンクリート収容部11、12にガイド面16を形成することができる。
(3)各コンクリート収容部11、12の各コンクリート放出口14にホース6を着脱可能に連結するようにしたので、ホース6の長さを任意に調整することができ、構造物を挟んで両側のコンクリート打設場所にコンクリートを確実かつ容易に打ち込むことができる。なお、バケット1の各コンクリート放出口14とコンクリート打設場所との間の距離が短い場合は、ホース5はなくてもよい。
(4)各コンクリート収容部11、12の内部に、各コンクリート放出口14の上方所定の高さの下位置でコンクリートの流路を遮断可能に、かつこの下位置とこの下位置から上方所定の高さの上位置との間でコンクリートを押し上げ可能にスライド可能に配置されるコンクリート押上プレート71と、各コンクリート収容部11、12に設置され、各コンクリート押上プレート71をスライド駆動する駆動装置とを設けたので、このコンクリート押上プレート71のスライドにより、各コンクリート収容部11、12内のコンクリートを撹拌することができ、各コンクリート収容部11、12の各コンクリート放出口14をなす開口140の閉塞を防止することができる。また、この場合、各ゲート15、各コンクリート押上プレート71を各コンクリート収容部11、12の内部にスライドガイド72を介して上下方向にスライド可能に配置される共通のスライドプレート73に一体的に設け、この共通のスライドプレート73を駆動装置として共通の電動シリンダ2に作動連結して駆動するので、各ゲート15、各コンクリート押上プレート71の駆動形式を簡易にすることができる。
(5)バケット1に各コンクリート収容部11、12毎に振動を付与するバイブレータ8を設けたので、各コンクリート収容部11、12内のコンクリートに振動を加えることにより、コンクリートを各コンクリート収容部11、12内のガイド面16上で各コンクリート放出口14に向けて円滑に流動させることができる。バケット1の各コンクリート放出口14からコンクリートの吐出量が少ない場合に、生コンクリートを放出しやすくすることができる。
(6)バケット1の各コンクリート収容部11、12に各コンクリート収容部清掃用の開口170を蓋172で開閉可能に設けたので、各コンクリート収容部11、12内に残った生コンクリート、所謂残コンをこの開口170を通じて取り出すことができ、残コンの処理作業を容易にすることができる。
(7)バケット1の底部13の外面に養生用のクッション材としてゴム板5を取り付けたので、バケット1を構造物に近接して移動させた場合に、バケット1と構造物が接触することがあっても、構造物の損傷を確実に防止することができる。
(8)バケット1に揚重機に吊り込み可能に4点吊りの天秤部9を備え、天秤部9にバケット1内のコンクリートの残量の確認用にミラー91を設けたので、コンクリートの打ち込み施工中に、天秤部9のミラー91でバケット1内のコンクリートの残量を確認することができ、コンクリートの打ち込み作業を確実かつ効率よく行うことができる。
なお、この実施の形態でのホッパーHは次のように変更可能である。
(1)バケット1に2つのコンクリート収容部11、12を備えるものとしたが、構造物を挟んで両側のコンクリート打設場所の状況に応じて、3つ以上の複数のコンクリート収容部を備え、各コンクリート収容部に上記実施の形態と同様の構成を備えてもよい。
(2)各ゲート15、各コンクリート押上プレート71を電動シリンダ2で駆動するようにしたが、油圧シリンダで駆動してもよく、さらに、他の各種のアクチュエータを用いて駆動してもよい。
(3)リモートコントローラにペンタントスイッチ4を用いたが、制御盤に通信部を設けて、無線式のリモコンを用いてもよい。
(4)バケット1を左右方向に長い角筒形に形成し、バケット1の底部を前後方向に貫通する凹状に形成して、バケット1が構造物上に近接して跨いで配置できるようにしたが、バケットは任意の有底筒形形状でよく、バケットの底部はフラットであってもよい。
(5)バケット1の内部を、断面略逆V字形に形成されて各コンクリート放出口14へ下方斜めに延びる2面171からなる底部プレート17Aとその頂部に上方に突出される平板からなる頂部プレート17Bとにより仕切って、バケット1の内部に2つのコンクリート収容部11、12を形成し、各コンクリート収容部11、12のガイド面16を、底部プレート17Aの各面171と底部プレート17Aの各面171の両側に隣接して各コンクリート放出口14へ下方斜めに延びる2つの内壁プレート18とにより形成したが、バケットの2つのコンクリート収容部を別体に形成し、各コンクリート収容部の内部をテーパ形状にしてガイド面を形成し、これらのコンクリート収容部を連結部材を介して連結してもよい。
このようにしても上記実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
H コンクリート打設用ホッパー
1 バケット
101 前部
102 後部
103 左側部
104 右側部
10 開口
11、12 コンクリート収容部
13 底部
131 上面
132 上部側面
133 中間部側面
134 下部側面
135 下面
14 コンクリート放出口
140 開口
141 管材
142 フランジ
15 ゲート
16 ガイド面
17A 底部プレート
170 開口
171 面
172 蓋
17B 頂部プレート
18 内壁プレート
2 駆動装置(電動シリンダ)
3 操作盤
4 リモートコントローラ(ペンダントスイッチ)
5 養生用のクッション材(ゴム板)
6 ホース
71 コンクリート押上プレート
72 スライドガイド
73 スライドプレート
8 バイブレータ
9 天秤部
91 ミラー

Claims (6)

  1. コンクリートを積み込んで、揚重機により吊り込み、構造物を挟んで両側のコンクリート打設場所にコンクリートを打ち込むコンクリート打設用ホッパーであって、
    コンクリートを積み込むための少なくとも2つのコンクリート収容部と、前記各コンクリート収容部の下部に、前記各コンクリート収容部の一方は前記両側のコンクリート打設場所の一方に向けて、前記各コンクリート収容部の他方は前記両側のコンクリート打設場所の他方に向けて、形成され、それぞれ、ゲートにより開閉されるコンクリート放出口と、前記各コンクリート収容部の内部に形成され、コンクリートを前記各コンクリート収容部の前記各コンクリート放出口に向けて流動案内するガイド面と、を有するバケットと、
    前記各コンクリート収容部に設置され、前記各ゲートを開閉駆動する駆動装置と、
    前記各駆動装置を操作する操作盤、及び前記操作盤に有線又は無線で接続され、前記各コンクリート収容部の前記各駆動装置を操作するためのリモートコントローラと、
    を備え、
    前記バケットは任意の有底筒形形状からなり、前記バケットの内部は、断面略逆V字形に形成されて前記各コンクリート放出口へ下方斜めに延びる2面からなる底部プレートとその頂部に上方に突出される平板からなる頂部プレートとにより仕切られて、前記2つのコンクリート収容部が形成され、前記各コンクリート収容部のガイド面は、前記底部プレートの各面と前記底部プレートの各面の両側に隣接して前記各コンクリート放出口へ下方斜めに延びる2つの内壁プレートとからなり、
    前記バケットを構造物上に跨って配置し、前記リモートコントローラの操作により、前記一方のコンクリート収容部からコンクリートを前記両側のコンクリート打設場所の一方へ放出し、前記他方のコンクリート収容部からコンクリートを前記両側のコンクリート打設場所の他方へ放出する、
    ことを特徴とするコンクリート打設用ホッパー。
  2. 各コンクリート収容部の内部に、コンクリート放出口の上方所定の高さの下位置でコンクリートの流路を遮断可能に、かつ前記下位置と前記下位置から上方所定の高さの上位置との間でコンクリートを押し上げ可能にスライド可能に配置されるコンクリート押上プレートと、前記各コンクリート収容部に設置され、前記各コンクリート押上プレートをスライド駆動する駆動装置とを併せて備える請求項1に記載のコンクリート打設用ホッパー。
  3. 各ゲート、各コンクリート押上プレートは各コンクリート収容部の内部にスライドガイドを介して上下方向にスライド可能に配置される共通のスライドプレートに一体的に設けられ、前記共通のスライドプレートが共通の駆動装置に作動連結される請求項2に記載のコンクリート打設用ホッパー。
  4. バケットの各コンクリート収容部に前記各コンクリート収容部清掃用の開口が蓋で開閉可能に設けられる請求項1乃至3のいずれかに記載のコンクリート打設用ホッパー。
  5. バケットの底部の外面に養生用のクッション材を備える請求項1乃至4のいずれかに記載のコンクリート打設用ホッパー。
  6. バケットに揚重機に吊り込み可能に4点吊りの天秤部を備え、前記天秤部に前記バケット内のコンクリートの残量の確認用にミラーを備える請求項1乃至のいずれかに記載のコンクリート打設用ホッパー。
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