JPS62153399A - 油脂の抽出方法及びその装置 - Google Patents
油脂の抽出方法及びその装置Info
- Publication number
- JPS62153399A JPS62153399A JP60293921A JP29392185A JPS62153399A JP S62153399 A JPS62153399 A JP S62153399A JP 60293921 A JP60293921 A JP 60293921A JP 29392185 A JP29392185 A JP 29392185A JP S62153399 A JPS62153399 A JP S62153399A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solvent
- miscella
- conveyance
- raw material
- hopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D11/00—Solvent extraction
- B01D11/02—Solvent extraction of solids
- B01D11/0215—Solid material in other stationary receptacles
- B01D11/0223—Moving bed of solid material
- B01D11/023—Moving bed of solid material using moving bands, trays fixed on moving transport chains
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
- Frying-Pans Or Fryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は大豆、菜種ひまわり、コーンジャーム等の動植
物より油脂を抽出する如くした油脂の抽出方法及びその
装置に関するものである。
物より油脂を抽出する如くした油脂の抽出方法及びその
装置に関するものである。
〈従来の技術〉
一１投に、大豆等から食用とする油を抽出する手段とし
て旧くから各種タイプが知られている。
て旧くから各種タイプが知られている。
例えば、第５図Ａに示す如きベル１〜コンベヤ式抽出機
（ＤｅＳｍｅｔ抽出渫）は原料（被抽出物）を回転金網
コンベヤに積載して移送し、上方より単にミセラを散布
し向流滲透抽出が行なわれる構成である。この場合、ミ
セラ受はホッパーはケーシング内にあって金網コンベヤ
のキャリヤ部下面に設置し、リターン側をホッパーの下
を通るものとしてなり、装置全体の大型化が余儀無くさ
れている。また、このホッパーは必くまでケーシング中
に収容された構成を採っているので腐蝕が起き易い。勿
論、金網自体の目詰りも招き易く、リターン側で十分な
洗浄を行なわねばならず、且つ年１回位の掃除が必要で
、保守点検が面倒でめった。
（ＤｅＳｍｅｔ抽出渫）は原料（被抽出物）を回転金網
コンベヤに積載して移送し、上方より単にミセラを散布
し向流滲透抽出が行なわれる構成である。この場合、ミ
セラ受はホッパーはケーシング内にあって金網コンベヤ
のキャリヤ部下面に設置し、リターン側をホッパーの下
を通るものとしてなり、装置全体の大型化が余儀無くさ
れている。また、このホッパーは必くまでケーシング中
に収容された構成を採っているので腐蝕が起き易い。勿
論、金網自体の目詰りも招き易く、リターン側で十分な
洗浄を行なわねばならず、且つ年１回位の掃除が必要で
、保守点検が面倒でめった。
また、第５図Ｂのような１ｕｒｑｉ抽出機にあっては、
エンドレスのフレームベルトとそれを支える二段のエン
ドレスシーブベルトよりなる装置で、抽出は往復２段で
行なわれる。即ち、このタイプは少なくともフレーム枠
の高さを上下（２段）に取らねばならず装置が大型化す
る。
エンドレスのフレームベルトとそれを支える二段のエン
ドレスシーブベルトよりなる装置で、抽出は往復２段で
行なわれる。即ち、このタイプは少なくともフレーム枠
の高さを上下（２段）に取らねばならず装置が大型化す
る。
また、フレームの枠の高さも原料層高とほぼ同じであり
、この点からも装置の小形化は望めず、且つ複雑構造で
ある等の欠点を有している。
、この点からも装置の小形化は望めず、且つ複雑構造で
ある等の欠点を有している。
〈発明が解決しようとする問題点〉
本発明は上記実情に鑑み、コンベヤ路の原料層域をキャ
リヤ側となる片側にのみ児込み、且つホッパー位置を腐
蝕の招かない外側としコンバクＩ−設計となる油脂の抽
出方法であり、もう一つの発明は上記方法の発明の実施
に直接使用する装置を提供することを目的としたもので
ある。
リヤ側となる片側にのみ児込み、且つホッパー位置を腐
蝕の招かない外側としコンバクＩ−設計となる油脂の抽
出方法であり、もう一つの発明は上記方法の発明の実施
に直接使用する装置を提供することを目的としたもので
ある。
〈問題点を解決するための手段〉
即ち、第一の発明は原料となる被抽出物を長手方向全域
に多数の小スリットを配す固定の平滑搬送面に積載し、
これをエンドレスチェーンにて移動る多数枚のスクレー
パーにて順次移送すると共に、前記キャリヤ部となる平
滑搬送面幅にあって上方より溶剤をオーバーフロー方式
をもって所定開隔に散布し、且つこの平滑搬送面を流下
してリターンエンドレスチェーンとスクレーパーを洗浄
したのち筐体底部に形成の多数配列のミセラ用ホッパー
で受け、この後、各ホッパーで夫々ポンプアップした濃
厚なミセラを、順次新しい原料位置側の溶剤散布液とし
多段利用するものである。
に多数の小スリットを配す固定の平滑搬送面に積載し、
これをエンドレスチェーンにて移動る多数枚のスクレー
パーにて順次移送すると共に、前記キャリヤ部となる平
滑搬送面幅にあって上方より溶剤をオーバーフロー方式
をもって所定開隔に散布し、且つこの平滑搬送面を流下
してリターンエンドレスチェーンとスクレーパーを洗浄
したのち筐体底部に形成の多数配列のミセラ用ホッパー
で受け、この後、各ホッパーで夫々ポンプアップした濃
厚なミセラを、順次新しい原料位置側の溶剤散布液とし
多段利用するものである。
他の発明は、筐体内下部に搬送幅をもつ多数枚のスクレ
ーパーを直交配設した搬送用チェーンを掛け、該チェー
ンのキャリヤ部位置に、多数本のウェッジワイヤーをキ
ャリヤ部全長に亘りスリットをもって張設の固定型平滑
搬送面を形成した被抽出物移送手段と、筐体内上部に配
す溶剤パイプとこの下方の搬送幅をもつオーバーフロー
片付き傾斜均等散布板を多数配設してなる溶剤散布手段
と、リターンエンドレスチェーンとスクレーパーの洗浄
手段と、筐体底部にミセラ用ホッパーを長手方向にＩＩ
槽構成としたミセラ受は手段と、該各ホッパーに接続の
導出パイプを前記溶剤パイプ中、新しい原料移行側とな
る溶剤パイプに循環接続したものである。
ーパーを直交配設した搬送用チェーンを掛け、該チェー
ンのキャリヤ部位置に、多数本のウェッジワイヤーをキ
ャリヤ部全長に亘りスリットをもって張設の固定型平滑
搬送面を形成した被抽出物移送手段と、筐体内上部に配
す溶剤パイプとこの下方の搬送幅をもつオーバーフロー
片付き傾斜均等散布板を多数配設してなる溶剤散布手段
と、リターンエンドレスチェーンとスクレーパーの洗浄
手段と、筐体底部にミセラ用ホッパーを長手方向にＩＩ
槽構成としたミセラ受は手段と、該各ホッパーに接続の
導出パイプを前記溶剤パイプ中、新しい原料移行側とな
る溶剤パイプに循環接続したものである。
〈作 用〉
上記のような構成のため、筐体基端上方より連続的に落
下する大豆等の被抽出物を固定板となる平滑搬送面で受
け、この積載量を順次回転移行するスクレーパーにて前
方へ移動させ、このとき上方より溶剤をオーバーフロー
の傾斜均等散布板をもって搬送幅に均一散布する。この
被抽出物を透過した油分を含むミセラは、夫々の通過位
置の真下のエンドレスチェーンとスクレーパーを洗浄し
たのちホッパーに溜め、この濃厚となったミセラをポン
プアップし該ホッパー位置より手前側位置となる新しい
原料上方の溶剤パイプより再度散布し、順次濃厚なミセ
ラを得るものである。勿論、平滑搬送面のヘッド端を過
ぎた抽出完了の被抽出物は筐体の先端下方へ排出する。
下する大豆等の被抽出物を固定板となる平滑搬送面で受
け、この積載量を順次回転移行するスクレーパーにて前
方へ移動させ、このとき上方より溶剤をオーバーフロー
の傾斜均等散布板をもって搬送幅に均一散布する。この
被抽出物を透過した油分を含むミセラは、夫々の通過位
置の真下のエンドレスチェーンとスクレーパーを洗浄し
たのちホッパーに溜め、この濃厚となったミセラをポン
プアップし該ホッパー位置より手前側位置となる新しい
原料上方の溶剤パイプより再度散布し、順次濃厚なミセ
ラを得るものである。勿論、平滑搬送面のヘッド端を過
ぎた抽出完了の被抽出物は筐体の先端下方へ排出する。
〈実施例〉
以下、本発明を実施する装置の図面に塁づき詳述すれば
、次の通りである。
、次の通りである。
１はハウジングとなる横長筐体で、該筐体１の下部に、
両端に配すヘッドプーリ２とテールプーリ３に少なくと
も搬送幅を隔てた一対の１（役送チェーン４を掛け、該
チェーン４に所定の高さｂをもつ板状スクレーパー５を
一定間隔ごとに差渡し搬送機構とし、このチェーン４の
キャリヤ部４ａの下位置に断面三角状を呈するウェッジ
ワイヤー６を、キャリヤ部全長に亘る長手方向に小スリ
ッ１〜７を配ずよう多数本張設し固定の平滑搬送面８と
する。この平滑搬送面８上に前記スクレーパー５が摺動
する構成となる。
両端に配すヘッドプーリ２とテールプーリ３に少なくと
も搬送幅を隔てた一対の１（役送チェーン４を掛け、該
チェーン４に所定の高さｂをもつ板状スクレーパー５を
一定間隔ごとに差渡し搬送機構とし、このチェーン４の
キャリヤ部４ａの下位置に断面三角状を呈するウェッジ
ワイヤー６を、キャリヤ部全長に亘る長手方向に小スリ
ッ１〜７を配ずよう多数本張設し固定の平滑搬送面８と
する。この平滑搬送面８上に前記スクレーパー５が摺動
する構成となる。
９は筐体上部の天井近傍に直交配管の溶剤パイプで、こ
の各溶剤パイプ９の下方には搬送方向側へ傾けた傾斜均
等散布板１０＠設置する。この傾斜均等数イ［板１０は
中途に鋸歯状オーバーフロー片１１を突設し、且つ下端
縁に掻き爪１２を設けている。この場合、傾斜均等散布
板１０の下端と平滑搬送面８間となる原料層幅ａはスク
レーパー５の高ざｂの３〜１０倍の距離を取る（図示に
あって、３倍間隔）。勿論、この原料層幅ａは筐体１の
基端入口部１ａ端に設けた回動自在の高さ規制具１３に
て調整される。
の各溶剤パイプ９の下方には搬送方向側へ傾けた傾斜均
等散布板１０＠設置する。この傾斜均等数イ［板１０は
中途に鋸歯状オーバーフロー片１１を突設し、且つ下端
縁に掻き爪１２を設けている。この場合、傾斜均等散布
板１０の下端と平滑搬送面８間となる原料層幅ａはスク
レーパー５の高ざｂの３〜１０倍の距離を取る（図示に
あって、３倍間隔）。勿論、この原料層幅ａは筐体１の
基端入口部１ａ端に設けた回動自在の高さ規制具１３に
て調整される。
また、この高さに対応するよう傾斜均等散布板１０もネ
ジ１４等の設定にて繰出し自在構造としてなる。１５は
チェーン４のリターン部４ｂに必ってスクレーパー５の
下縁より外れた筐体底部に形成のミセラ用ホッパーで、
該ホッパー１５は長手方向において複数槽となるよう複
数個設置している（図示にあって７槽）。この各ホッパ
ー１５のミセラ出口１５ａにポンプ（図示せず）を介し
て接続の導出管１６を前記溶剤パイプ９の溶剤人口９ａ
に連絡する。この場合、単一のホッパー１５より集めた
ミセラは、該ホッパー１５位置より新しい原料位置側、
即ち被抽出物への移動方向手前側の位置となる溶剤パイ
プ９へ導き、新しい原料側にいくにつれ溢厚なミセラを
散布する如くしてなる。
ジ１４等の設定にて繰出し自在構造としてなる。１５は
チェーン４のリターン部４ｂに必ってスクレーパー５の
下縁より外れた筐体底部に形成のミセラ用ホッパーで、
該ホッパー１５は長手方向において複数槽となるよう複
数個設置している（図示にあって７槽）。この各ホッパ
ー１５のミセラ出口１５ａにポンプ（図示せず）を介し
て接続の導出管１６を前記溶剤パイプ９の溶剤人口９ａ
に連絡する。この場合、単一のホッパー１５より集めた
ミセラは、該ホッパー１５位置より新しい原料位置側、
即ち被抽出物への移動方向手前側の位置となる溶剤パイ
プ９へ導き、新しい原料側にいくにつれ溢厚なミセラを
散布する如くしてなる。
いまこの作用を説明すると、先ずフレークとなる被抽出
物Ａを基端入口部１ａより連続的に投入し固定となる平
滑搬送面８に積載する。この状態でチェーン４が駆動し
スクレーパー５が回動してくれば、この積載された被抽
出物Ａを前方へ搬送する。この場合、搬送高さ、即ち原
料層幅ａは上方の高さ規制具１３にて設定され、この原
料層幅ａをもって順次前方へ送られる。
物Ａを基端入口部１ａより連続的に投入し固定となる平
滑搬送面８に積載する。この状態でチェーン４が駆動し
スクレーパー５が回動してくれば、この積載された被抽
出物Ａを前方へ搬送する。この場合、搬送高さ、即ち原
料層幅ａは上方の高さ規制具１３にて設定され、この原
料層幅ａをもって順次前方へ送られる。
ここにおいて、筐体上方の溶剤パイプ９よりヘキサン等
の溶剤を噴流させれば、この溶剤は傾斜均等散布板１０
で一旦受け、このオーバーフロー片１１の溝１１ａを経
て板一杯にわたり流れ出し、該傾斜均等散布板１０の下
縁より被抽出物Ａ中へ流下する。
の溶剤を噴流させれば、この溶剤は傾斜均等散布板１０
で一旦受け、このオーバーフロー片１１の溝１１ａを経
て板一杯にわたり流れ出し、該傾斜均等散布板１０の下
縁より被抽出物Ａ中へ流下する。
次に、この原料層幅ａに亘って順次透過してきたミセラ
Ｂは各搬送位置の真下にリターンしたエンドレスチェー
ン４とスクレーパー５を洗浄したのち夫々のホッパー１
５に集められる。
Ｂは各搬送位置の真下にリターンしたエンドレスチェー
ン４とスクレーパー５を洗浄したのち夫々のホッパー１
５に集められる。
この各ホッパー１５のミセラは夫々ポンプアップして新
しい原料側となる溶剤パイプ９部へ給送し、再度数イ「
する。即ち、ホッパー１５群は搬送方向側より搬送手前
側につれ順次濃厚ミセラとなり、投入したこの新しい原
料（被抽出物）に行くにつれ濃厚ミセラを散布する多段
循環の濃化法を採る。
しい原料側となる溶剤パイプ９部へ給送し、再度数イ「
する。即ち、ホッパー１５群は搬送方向側より搬送手前
側につれ順次濃厚ミセラとなり、投入したこの新しい原
料（被抽出物）に行くにつれ濃厚ミセラを散布する多段
循環の濃化法を採る。
所定の油抽出を終った被抽出物Ａはチェーン４のへッド
プーリ２位置となる平滑搬送面８端より、前記スクレー
パー５の抑圧にて筐体下端の排出部１ｂに集める。尚、
図中１７は洗浄剤噴射部である。
プーリ２位置となる平滑搬送面８端より、前記スクレー
パー５の抑圧にて筐体下端の排出部１ｂに集める。尚、
図中１７は洗浄剤噴射部である。
〈発明の効果〉
上述のように本発明の油脂の抽出方法及びその装置は、
被抽出物の搬送面を小スリー！１〜付きとなる固定型平
滑搬送面とは、スクレーパーの移行をもって被抽出物を
搬送する如くしてなるため、この搬送部はキャリヤ部に
のみ原料層幅をもてばよく、リターン側はスクレーパー
幅だけとするだけでよく、Ｊ二り搬送部高さを最少とし
得る。勿論、この場合、スクレーパー用チェーンのキャ
リヤ部及びリターン部間には従来の如きホッパー等を介
在せず、従ってこの点からも１１υ送部仝体が偏平とな
り、コンパクト設り目こ寄与する。ます、溶剤の散＠構
成は、溶剤パイプより直接被抽出物へｒＩｉ布せず、オ
ーバーフロー部を備えた傾斜均等数イ５板をもって行な
うため、搬送幅全域に亘り円滑な溶剤散布ができ、能率
的な油抽出が可能となる。ざらに抽出後のミセラをエン
ドレスチェーン及びスクレーパーの完全洗滌を行なう。
被抽出物の搬送面を小スリー！１〜付きとなる固定型平
滑搬送面とは、スクレーパーの移行をもって被抽出物を
搬送する如くしてなるため、この搬送部はキャリヤ部に
のみ原料層幅をもてばよく、リターン側はスクレーパー
幅だけとするだけでよく、Ｊ二り搬送部高さを最少とし
得る。勿論、この場合、スクレーパー用チェーンのキャ
リヤ部及びリターン部間には従来の如きホッパー等を介
在せず、従ってこの点からも１１υ送部仝体が偏平とな
り、コンパクト設り目こ寄与する。ます、溶剤の散＠構
成は、溶剤パイプより直接被抽出物へｒＩｉ布せず、オ
ーバーフロー部を備えた傾斜均等数イ５板をもって行な
うため、搬送幅全域に亘り円滑な溶剤散布ができ、能率
的な油抽出が可能となる。ざらに抽出後のミセラをエン
ドレスチェーン及びスクレーパーの完全洗滌を行なう。
又、下部のミセラ用ホッパーは筐；−への底部に溝成す
るため、導出部等の外側部材が溶剤に浸されることがな
く、延いては小ツバ−の腐蝕を（Ｕかない。更に、本発
明の特長の一つである平滑搬送面は、断面三角形状とな
る「ウェッジワイヤーを配列した固定平坦面としたこと
により、スクレーパーの摺動が容易で確実な原料移送が
でき、且つ平滑搬送面のため原料自体による自浄効果も
相俟ってカスがたまらず目詰りがない。勿論、このこと
はウェッジワイヤーは断面三角形状で下面を広間ロアａ
をもっているため（第４図参照）、この点からスリブ１
−に押込められたカスは確実に落下し目詰りを招かない
。また、このスクレーパーは高さの低いものを用いたが
、原料搬送は、その１０倍程度の原料層高でも十分搬送
し得る。このことからも、リターン側のスペースが薄く
取れ装置全体か単純小型化し運転保守管理も容易とし得
る効果を奏する。
るため、導出部等の外側部材が溶剤に浸されることがな
く、延いては小ツバ−の腐蝕を（Ｕかない。更に、本発
明の特長の一つである平滑搬送面は、断面三角形状とな
る「ウェッジワイヤーを配列した固定平坦面としたこと
により、スクレーパーの摺動が容易で確実な原料移送が
でき、且つ平滑搬送面のため原料自体による自浄効果も
相俟ってカスがたまらず目詰りがない。勿論、このこと
はウェッジワイヤーは断面三角形状で下面を広間ロアａ
をもっているため（第４図参照）、この点からスリブ１
−に押込められたカスは確実に落下し目詰りを招かない
。また、このスクレーパーは高さの低いものを用いたが
、原料搬送は、その１０倍程度の原料層高でも十分搬送
し得る。このことからも、リターン側のスペースが薄く
取れ装置全体か単純小型化し運転保守管理も容易とし得
る効果を奏する。
図面は本発明の実施に使用する装置を示し、第１図は要
部を示す側面図、第２図は同＠ｌ断面図、第３図は傾斜
均等散布板部の斜面図、第４図はウェッジワイヤー部の
断面図、第５図Ａ。 Ｂは従来品の説明図である。 １・・・筐体、４・・・搬送用チェーン、５・・・スク
レーパー、６・・・ウェッジワイヤー、８・・・平滑搬
送面、９・・・溶剤パイプ、１０・・・傾斜均等散布、
仮、１１・・・オーバーフロー片、１５・・・ミゼラ用
ホッパー、Ａ・・・被抽出物、Ｂ・・・ミセラ。 特許出願人 昭和産業株式会社 同 株式会社 岩 井
部を示す側面図、第２図は同＠ｌ断面図、第３図は傾斜
均等散布板部の斜面図、第４図はウェッジワイヤー部の
断面図、第５図Ａ。 Ｂは従来品の説明図である。 １・・・筐体、４・・・搬送用チェーン、５・・・スク
レーパー、６・・・ウェッジワイヤー、８・・・平滑搬
送面、９・・・溶剤パイプ、１０・・・傾斜均等散布、
仮、１１・・・オーバーフロー片、１５・・・ミゼラ用
ホッパー、Ａ・・・被抽出物、Ｂ・・・ミセラ。 特許出願人 昭和産業株式会社 同 株式会社 岩 井
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、被抽出物を長手方法に多数の小スリットを配す固定
の平滑搬送面に積載し、これをエンドレスチェーンにて
移動する多数枚のスクレーパーにて順次移送すると共に
、前記キャリヤ部となる平滑搬送面幅にあって溶剤をオ
ーバーフロー方式にて所定間隔に散布し、且つ平滑搬送
面を経てリターンエンドレスチェーンとスクレーパーを
洗浄しながら筐体底の複数個のミセラ用ホッパーで受け
、この後、各ホッパーで夫々ポンプアップした濃厚ミセ
ラを新しい原料位置側の溶剤に循環させることを特徴と
する油脂の抽出方法。 ２、筐体内下部に搬送幅をもつ多数枚のスクレーパーを
直交配設した搬送用チェーンを掛け、該チェーンのキャ
リヤ部位置にウェッジワイヤー群を長手方向にスリット
をもって張設の固定型平滑搬送面を形成してなる移送手
段と、筐体内上部に配す溶剤パイプとこの下方の搬送幅
をもつオーバーフロー片付き傾斜均等散布板を多数配設
してなる溶剤散布手段と、ミセラによるリターンエンド
レスチェーンとスクレーパーの洗浄手段と、筐体底部に
ミセラ用ホッパーを長手方向に複数槽構成したミセラ受
け手段とよりなり、該各ホッパーの順次濃くなるミセラ
を新しい原料側となる前記溶剤パイプに給送することを
特徴とした油脂の抽出装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60293921A JPS62153399A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 油脂の抽出方法及びその装置 |
| KR1019860001488A KR930010756B1 (ko) | 1985-12-27 | 1986-03-04 | 유지의 추출방법 및 그 장치 |
| CN86103770A CN1013584B (zh) | 1985-12-27 | 1986-05-30 | 油脂的浸出方法及其装置 |
| US06/946,059 US4857279A (en) | 1985-12-27 | 1986-12-24 | Apparatus for extracting fats and oils |
| SU864028732A SU1503685A3 (ru) | 1985-12-27 | 1986-12-26 | Экстрактор дл пищевых жиров и масел |
| US07/348,030 US4956125A (en) | 1985-12-27 | 1989-05-02 | Method for extracting fats and oils |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60293921A JPS62153399A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 油脂の抽出方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62153399A true JPS62153399A (ja) | 1987-07-08 |
| JPH0253480B2 JPH0253480B2 (ja) | 1990-11-16 |
Family
ID=17800882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60293921A Granted JPS62153399A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 油脂の抽出方法及びその装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US4857279A (ja) |
| JP (1) | JPS62153399A (ja) |
| KR (1) | KR930010756B1 (ja) |
| CN (1) | CN1013584B (ja) |
| SU (1) | SU1503685A3 (ja) |
Families Citing this family (24)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5666876A (en) * | 1991-12-20 | 1997-09-16 | Vos Industries Ltd. | Cooking apparatus |
| US5408924A (en) * | 1992-06-19 | 1995-04-25 | Food Sciences, Inc. | Apparatus for the extraction of edible oils |
| CN1090597A (zh) * | 1993-02-01 | 1994-08-10 | 食品科学公司 | 从谷物原料和谷物基料食品中浸出油的设备和方法 |
| US5700464A (en) * | 1993-08-13 | 1997-12-23 | Silver; Barnard Stewart | Process for extracting with liquids soluble substances from subdivided solids |
| US5891433A (en) * | 1993-08-13 | 1999-04-06 | Silver; Barnard Stewart | Extracting soluble substances from subdivided solids with a water-base liquid extraction medium |
| ZA945796B (en) * | 1993-08-13 | 1995-03-14 | Barnard Stewart Silver | Method and apparatus for extracting with liquids soluble substances from subdivided solids |
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