JPS6215315A - 紡糸装置 - Google Patents

紡糸装置

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JPS6215315A
JPS6215315A JP14833985A JP14833985A JPS6215315A JP S6215315 A JPS6215315 A JP S6215315A JP 14833985 A JP14833985 A JP 14833985A JP 14833985 A JP14833985 A JP 14833985A JP S6215315 A JPS6215315 A JP S6215315A
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spinning
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cylinder
spinning tube
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JP14833985A
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Yasushi Takeuchi
竹内 保士
Katsumi Hasegawa
勝美 長谷川
Michio Ono
大野 通夫
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、口金直下に設置された紡糸筒を有する紡糸装
置の改良に関する。
(従来の技術) 紡糸口金直下に設けられ、かつ外部雰囲気と異なる圧力
状態に保持された紡糸筒内に熱可塑性重合体を吐出さu
1該紡糸筒内の下部に設けられたシールガイドされた糸
条出口部より糸条を導き出す装置は、例えば、特公昭5
7−8206号公報や、特公昭47−31362号公報
、あるいは特公昭57−30162号公報などにより知
られている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の装置には、紡糸筒内に、糸条
に油剤を供給する装置が示されていないため、紡糸口金
から吐出された糸条が油剤の供給を受けていない状態で
該紡糸筒下部のシールガイド部に接触することとなる。
そのため、糸条がガイドとの摩擦によって劣化損傷し、
また単糸切れを引き起すなど操業性を悪くする原因とな
っていた。
本発明の目的は、紡糸筒内に油剤供給部を設け、低い圧
力仕様の油剤供給ポンプで油剤の供給を行ない、しかも
紡糸筒内の圧力変化に対しても精度の高い油剤供給量と
することができる紡糸装置を提供せんとするものである
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成する本発明の溝成は、次の通りで−あ
る。すなわち、 紡糸口金直下に外部雰囲気と異なる圧力状態に保持され
た紡糸筒を設置した紡糸装置において、該紡糸筒内に油
剤供給部を設けると共に、該油剤供給部に油剤を供給す
る油剤タンクを前記紡糸筒内と実質的に同等の圧力配管
に連通せしめたことを特徴とする紡糸装置である。
以下、本発明を図面を参照しながら更に詳しく説明する
第1図は、本発明に係る紡糸装置の代表的な実施態様を
示す概略図でおる。
また、第2図は、紡糸筒内部に設けられた油剤供給部の
他の実施態様を示す概略図であり、第3図は、油剤供給
部の更に他の実施態様の詳細を示す概略図である。
さらに、第4図は、本発明に係る紡糸装置の他の実m態
様を示す概略図である。
第1図において、1は紡糸機であり、チップTが投入さ
れた原料ホッパー2、溶融押出し機3、メタリングポン
プ4、変速殿付きモータ5、パック6、および口金7か
ら成る。
原料ホッパー2からのチップTは、紡糸機1内の溶融押
出し機3によりポリマー状態にされる。
該ポリマーはメタリングポンプ4を通過させられた俊、
パック6内のフィルター(図示せず)で−過され、口金
7から糸条Yとして溶融紡糸される。
メタリングポンプ4は、変速機付きのモータ5に連結さ
れており、該モータ5の回転数を制御することにより、
糸条Yの吐出量を決定することができる。
口金7を装着したパック6の下方には、加熱筒8が紡糸
機1に取付けられ、該加熱筒8の下方には、断熱筒11
を介して空気出入部の環状チムニ−12が取付けられて
いる。
加熱筒8には熱電対9が設けられており、該熱電対9は
、温度コントローラ10により加熱筒8内に内蔵された
ヒータ(図示せず)を制御し、加熱筒8内の雰囲気温度
を設定値にすることが可能な構造となっている。
上記の環状チムニ−12には、円筒形のポーラス状フィ
ルター13が設置されており、該環状チムニ−12に圧
力源14からの空気が出入りし、フィルター13の長手
方向および円筒方向にほぼ均一に空気が出入りする構造
となっている。また、該環状チムニ−12と圧力源14
の間には、流量調節のためのバルブ15が設けられてい
る。
環状チムニ−12の下方には、可動筒体17が固定筒体
18内に収められ、該可動筒体17は、該可動筒体17
に取付けられたシリンダ19と連動し、該シリンダ19
の作動により固定筒体18内を上下に昇降し得るように
なっている。なお、可動筒体17と固定筒体18との(
冨動部、可動筒体17と環状チムニ−12との接圧部に
は、0リングなどのシール部材16.16’を設けて漏
れのない構造にされている。
固定筒体18の下端には、糸条が通過し得る程度の微小
なスリット27を有し、該スリット部のラビリンス効果
で実質的に流体的に充分にシールされた状態に確保され
る1組のシールガイド25゜26が固定具23およびボ
ルト24によって紡糸筒18に固定されている。
糸通しを行なう場合は、まず、シールガイド25を恢き
取っておき、吐出された糸条をシールガイド26のスリ
ット27に集束し、糸条がスリット27から外れること
のないように糸条を保持しながら、シールガイド26に
はめ合せ、固定具23およびボルト24でシールガイド
25を固定する。なお、シールガイド26は、シールガ
イド25および固定具23を取り去っても、Oリング2
2との摩擦で扱は落ちないようになっている。
シールガイド26のスリット27部の上方には、油剤ポ
ンプ35からの油剤供給のための穴34が連通されてお
り、油剤タンク37に貯められた油剤44が油剤供給ポ
ンプ35で送り出され、穴34を通って糸条Yに供給さ
れる。
油剤供給タンク37は、連通管36により紡糸筒18内
と連通されており、油剤タンク37内は紡糸筒18丙と
同等に加圧されている。補助油剤タンク40は、バルブ
38.39を介して紡糸筒18および油剤タンク37と
連通されている。補助油剤タンク40には、バルブ41
を介して油剤受け42が設けられている。
口金7から溶融紡糸された糸条Yは、外部雰囲気よりも
異なる圧力状態に保持された紡糸筒18で冷却固化され
ながら下方に進み、油剤の供給を受けてシールガイド部
25.26のスリット27より紡糸筒18の外に導き出
され、一定周速で回転する第1ゴデーロール28、更に
は第2ゴデーロール29を経て捲取機31のポビン32
上に巻き上げられる。
該捲取機31のボビン32の回転は、第2ゴデーロール
29と捲取機31の間に設けられた張力検出I!130
により、糸条Yの巻取張力を検出し、該張力がほぼ一定
になるようにコントローラ33により制御される。
紡糸筒18内が加圧状態にあると、紡糸筒18内で糸条
Yに油剤を供給するためには、紡糸筒18内の圧力より
も高い圧力で油剤を送り込まなければならない。本発明
の第1図で示す実施例では、油剤タンク37内を連通管
36によって紡糸筒18内と連通し、油剤タンク37内
の圧力を紡糸筒18内と同等に加圧しであるため、油剤
供給ポンプ35は、低圧力仕様のもので油剤を紡糸筒1
8内に送り込むことが可能となり、また、紡糸筒18内
の圧力変化に対しても油剤タンク内の圧力が紡糸筒18
内の圧力と同等に変化するので油剤供給量は高い精度で
一定量を保持される。
第1図において、通常はバルブ38.39は閉じられて
いるが、油剤タンク37内が外部雰囲気と異なる圧力状
態にあるときに、油剤タンク37内に油剤を補給する必
要がある場合には、次の手順で油剤の補給を行なう。
まず、バルブ38.39を閉じたままバルブ41を開き
、油剤受け42に貯められた油剤を補助タンク40内に
移す。次に、バルブ41を閉じ、バルブ38を開けて補
助タンク40内を油剤タンク37内と同等の圧力状態に
する。次に、バルブ39を開けると補助タンク40内の
油剤45が油剤タンク37内に移る。油剤が油剤タンク
37内に移り終ると、バルブ38.39を閉じる。
以上の操作で油剤タンク37に油剤が補給できる。
第1図において、紡糸筒18内の圧力と油剤タンク37
の圧力とが一致すれば、油剤タンク37の連通管36は
、紡糸筒18内、あるいはシールガイド26などのどの
位置に開口せしめてもよい。
また、第1図においては、連通管36により油剤タンク
37と紡糸筒18を連通せしめたが、該連通管36は、
圧力源14の配管でおってもよく、また、圧力源14と
別個に設けた上記圧力源14と実質的に同一の圧力を供
給する他の圧力源に連通せしめてもよい。
第2図は、本発明による油剤供給部の他の実施態様を示
したものである。第1図では、油剤供給のための穴34
は、紡糸筒18とシールガイド26の双方に貫通してあ
ったが、第2図では、油剤供給のための穴34は紡糸筒
18のみに開けられ、スリット27と角度的に位相を合
せである。
第3図は、本発明による油剤供給部のさらに他の実施例
を示したものである。これは紡糸筒18内に油剤供給の
ための専用ガイド43が設けられたものである。
第4図は、本発明に係る紡糸装置の他の実施態様を示し
たものであるが、この場合、油剤タンク37は、紡糸筒
18内を外部雰囲気と異なる圧力状態に保持する圧力源
14とは別の圧力源46に連通したものである。そして
、第4図に示す実施例では、油剤タンク37内の圧力は
、紡糸筒18内の圧力と同等になるようにコントローラ
47によって制御される。なお、21′は制御用圧力計
で必る。
すなわち、第4図の実11M態様においても、紡糸筒1
B内の圧力変化に応じて油剤タンク内の圧力を実質的に
同等に変化させるので、油剤供給量は一定量を保持され
る。
なお、第1図から第4図までに示した装置においては、
紡糸筒18内を加圧状態にした実施例を示したが、加圧
状態に限定されるものではなく、紡糸筒内を真空の減圧
状態とするときにも本発明装置が適用される。この場合
、圧力源14あるいは46を真空ポンプなどの吸引源と
すれば、第1図乃至第4図の装置がそのまま適用できる
紡糸筒18内が真空状態にある場合も、油剤タンク37
内を紡糸筒18内と同等の圧力にすることによって、吸
引作用による紡糸筒18内への油剤の流れ込み過ぎを防
止でき、高い精度の油剤供給量を確保できる。
(発明の効果) 本発明は、以上述べた構成とすることにより、次の如き
優れた作用効果を奏する。すなわち、イ)紡糸筒内に油
剤の供給部を設けたため、口金から吐出された糸条は、
シールガイド部に接触する時点では、すでに油剤の供給
を受けており、その結果、糸条のガイドとの摩擦による
劣化、損傷を減少させ、高品質の糸条が得られ、また単
糸切れを減少させるので操業性もよくなる。
口〉紡糸筒内が外部雰囲気よりも加圧状態に保持されて
いる場合、油剤タンク内も紡糸筒内と同等に加圧されて
いるので、油剤供給ポンプは低圧力仕様のもので油剤を
紡糸筒内に送り込むことができる。
ハ)紡糸筒内が真空状態に保持されている場合、油剤タ
ンク内も同等な真空状態にされるので、吸引作用による
油剤の紡糸筒内への多量な流れ込み過ぎを防止できる。
二)紡糸筒内が加圧状態にあるときも、真空状態におる
ときも、油剤タンク内の圧力は、紡糸筒内と同等にされ
るため、紡糸筒内の圧力変化に対して油剤供給量は油剤
供給ポンプの流量調整をせずとも精度の高い一定量を保
持される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る紡糸装置の代表的な実tM態様
を示す概略図である。 また、第2図は、紡糸筒内部に設けられた油剤供給部の
他の実施態様を示す概略図であり、第3図は、油剤供給
部の更に他の実施態様の詳細を示す概略図である。 さらに、第4図は、本発明に係る紡糸装置の他の実施態
様を示す概略図である。 図面の簡単な説明 1:紡糸機     2:ホッパー 3;溶融押出し機  4:メタリングポンプ5;変速機
付きのモータ 6:パック     7;口金 T;チップ     8;加熱筒 9;熱電対    10:温度コントローラ11;断熱
筒    12:環状チムニ−13:ポーラス状フィル
ター 14.46:圧力源 15.38,39,41 :バルブ 16.16’;シール部材 17:可動筒体   18;固定筒体く紡糸筒)19ニ
ジリンダ− 20;シリンダー昇降用案内棒 21:圧力計    21′ ;制御用圧力計22;O
リング 23:固定具    24:ボルト 25.26:シールガイド 27;スリット   28:第1ゴテ−ロール29:第
2ゴテ−ロール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 紡糸口金直下に外部雰囲気と異なる圧力状態に保持され
    た紡糸筒を設置した紡糸装置において、該紡糸筒内に油
    剤供給部を設けると共に、該油剤供給部に油剤を供給す
    る油剤タンクを前記紡糸筒内と実質的に同等の圧力配管
    に連通せしめたことを特徴とする紡糸装置。
JP14833985A 1985-07-08 1985-07-08 紡糸装置 Expired - Fee Related JPH0651924B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000008242A1 (de) * 1998-08-07 2000-02-17 Barmag Ag Fadenpräparierung
JP2008093119A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 J Morita Tokyo Mfg Corp 歯科用インスツルメントホルダ

Cited By (2)

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WO2000008242A1 (de) * 1998-08-07 2000-02-17 Barmag Ag Fadenpräparierung
JP2008093119A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 J Morita Tokyo Mfg Corp 歯科用インスツルメントホルダ

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