JPH0651924B2 - 紡糸装置 - Google Patents
紡糸装置Info
- Publication number
- JPH0651924B2 JPH0651924B2 JP14833985A JP14833985A JPH0651924B2 JP H0651924 B2 JPH0651924 B2 JP H0651924B2 JP 14833985 A JP14833985 A JP 14833985A JP 14833985 A JP14833985 A JP 14833985A JP H0651924 B2 JPH0651924 B2 JP H0651924B2
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- JP
- Japan
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- oil agent
- spinning
- pressure
- oil
- cylinder
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- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 {産業上の利用分野} 本発明は、口金直下に設置された紡糸筒を有する紡糸装
置の改良に関する。
置の改良に関する。
{従来の技術} 紡糸口金直下に設けられ、かつ外部雰囲気と異なる圧力
状態に保持された紡糸筒内内に熱可塑性重合体を吐出さ
せ、該紡糸筒内の下部に設けられたシールガイドされた
糸条出口部より糸条を導き出す装置は、例えば、特公昭
57−8206号公報や、特公昭47−31362号公
報、あるいは特公昭57−30162号公報などにより
知られている。
状態に保持された紡糸筒内内に熱可塑性重合体を吐出さ
せ、該紡糸筒内の下部に設けられたシールガイドされた
糸条出口部より糸条を導き出す装置は、例えば、特公昭
57−8206号公報や、特公昭47−31362号公
報、あるいは特公昭57−30162号公報などにより
知られている。
{発明が解決しようとする問題点} しかしながら、上記従来の装置には、紡糸筒内に、糸条
に油剤を供給する装置が示されていないため、紡糸口金
から吐出された糸条が油剤の供給を受けていない状態で
該紡糸筒下部のシールガイド部に接触することとなる。
そのため、糸条がガイドとの摩擦によって劣化損傷し、
また単糸切れを引き起すなど操業性を悪くする原因とな
っていた。
に油剤を供給する装置が示されていないため、紡糸口金
から吐出された糸条が油剤の供給を受けていない状態で
該紡糸筒下部のシールガイド部に接触することとなる。
そのため、糸条がガイドとの摩擦によって劣化損傷し、
また単糸切れを引き起すなど操業性を悪くする原因とな
っていた。
本発明の目的は、紡糸筒内に油剤供給部を設け、低い圧
力仕様の油剤供給ポンプで油剤の供給を行ない、しかも
紡糸筒内の圧力変化に対しても精度の高い油剤供給量と
することができる紡糸装置を提供せんとするものであ
る。
力仕様の油剤供給ポンプで油剤の供給を行ない、しかも
紡糸筒内の圧力変化に対しても精度の高い油剤供給量と
することができる紡糸装置を提供せんとするものであ
る。
(問題点を解決するための手段} 上記の目的を達成する本発明の構成は、次の通りであ
る。すなわち、 紡糸口金直下に外部雰囲気と異なる圧力状態に保持され
た紡糸筒を設置した紡糸装置において、該紡糸筒内に油
剤供給部を設けると共に、該油剤供給部に油剤を供給す
る油剤タンクを前記紡糸筒内と実質的に同等の圧力配管
に連通せしめたことを特徴とする紡糸装置である。
る。すなわち、 紡糸口金直下に外部雰囲気と異なる圧力状態に保持され
た紡糸筒を設置した紡糸装置において、該紡糸筒内に油
剤供給部を設けると共に、該油剤供給部に油剤を供給す
る油剤タンクを前記紡糸筒内と実質的に同等の圧力配管
に連通せしめたことを特徴とする紡糸装置である。
以下、本発明を図面を参照しながら更に詳しく説明す
る。
る。
第1図は、本発明に係る紡糸装置の代表的な実施態様を
示す概略図である。
示す概略図である。
また、第2図は、紡糸筒内部に設けられた油剤供給部の
他の実施態様を示す概略図であり、第3図は、油剤供給
部の更に他の実施態様の詳細を示す概略図である。
他の実施態様を示す概略図であり、第3図は、油剤供給
部の更に他の実施態様の詳細を示す概略図である。
さらに、第4図は、本発明に係る紡糸装置の他の実施態
様を示す概略図である。
様を示す概略図である。
第1図において、1は紡糸機であり、チップTが投入さ
れた原料ホッパー2、溶融押出し機3、メタリングポン
プ4、変速機付きモータ5、パック6、および口金7か
ら成る。
れた原料ホッパー2、溶融押出し機3、メタリングポン
プ4、変速機付きモータ5、パック6、および口金7か
ら成る。
原料ホッパー2からのチップTは、紡糸機1内の溶融押
出し機3によりポリマー状態にされる。該ポリマーはメ
タリングポンプ4を通過せられた後、パック6内のフイ
ルター(図示せず)で過され、口金7から糸条Yとし
て溶融紡糸される。メタリングポンプ4は、変速機付き
のモータ5に連結されており、該モータ5の回転数を制
御することにより、糸条Yの吐出量を決定することがで
きる。
出し機3によりポリマー状態にされる。該ポリマーはメ
タリングポンプ4を通過せられた後、パック6内のフイ
ルター(図示せず)で過され、口金7から糸条Yとし
て溶融紡糸される。メタリングポンプ4は、変速機付き
のモータ5に連結されており、該モータ5の回転数を制
御することにより、糸条Yの吐出量を決定することがで
きる。
口金7を装着したパック6の下方には、加熱筒8が紡糸
機1に取付けられ、該加熱筒8の下方には、断熱筒11
を介して空気出入部の環状チムニー12が取付けられて
いる。
機1に取付けられ、該加熱筒8の下方には、断熱筒11
を介して空気出入部の環状チムニー12が取付けられて
いる。
加熱筒8には熱電対9が設けられており、該熱電対9
は、温度コントローラ10により加熱筒8内に内蔵され
たヒータ(図示せず)を制御し、加熱筒8内の雰囲気温
度を設定値にすることが可能な構造となっている。
は、温度コントローラ10により加熱筒8内に内蔵され
たヒータ(図示せず)を制御し、加熱筒8内の雰囲気温
度を設定値にすることが可能な構造となっている。
上記の環状チムニー12には、円筒形のポーラス状フイ
ルター13が設置されており、該環状チムニー12に圧
力源14からの空気が出入りし、フイルター13の長手
方向および円筒方向にほぼ均一に空気が出入りする構造
となっている。また、該環状チムニー12と圧力源14
の間には、流量調節のためのバルブ15が設けられてい
る。
ルター13が設置されており、該環状チムニー12に圧
力源14からの空気が出入りし、フイルター13の長手
方向および円筒方向にほぼ均一に空気が出入りする構造
となっている。また、該環状チムニー12と圧力源14
の間には、流量調節のためのバルブ15が設けられてい
る。
環状チムニー12の下方には、可動筒体17が固定筒体
18内に収められ、該可動筒体17は、該可動筒体17
に取付けられたシリンダ19と連動し、該シリンダ19
の作動により固定筒体18内を上下に昇降し得るように
なっている。なお、可動筒体17と固定筒体18との摺
動部、可動筒体17と環状チムニー12との接圧部に
は、Oリングなどのシール部材16,16′を設けて漏
れのない構造にされている。
18内に収められ、該可動筒体17は、該可動筒体17
に取付けられたシリンダ19と連動し、該シリンダ19
の作動により固定筒体18内を上下に昇降し得るように
なっている。なお、可動筒体17と固定筒体18との摺
動部、可動筒体17と環状チムニー12との接圧部に
は、Oリングなどのシール部材16,16′を設けて漏
れのない構造にされている。
固定筒体18の下端には、糸条が通過し得る程度の微小
なスリット27を有し、該スリット部のラビリンス効果
で実質的に流体的に充分にシールされた状態に確保され
る1組のシールガイド25,26が固定具23およびボ
ルト24によって紡糸筒18に固定されている。
なスリット27を有し、該スリット部のラビリンス効果
で実質的に流体的に充分にシールされた状態に確保され
る1組のシールガイド25,26が固定具23およびボ
ルト24によって紡糸筒18に固定されている。
糸通しを行なう場合は、まず、シールガイド25を抜き
取っておき、吐出された糸条をシールガイド26のスリ
ット27に集束し、糸条がスリット27から外れること
のないように糸条を保持しながら、シールガイド26に
はめ合せ、固定具23およびボルト24でシールガイド
25を固定する。なお、シールガイド26は、シールガ
イド25および固定具23を取り去っても、Oリング2
2との摩擦で抜け落ちないようになっている。
取っておき、吐出された糸条をシールガイド26のスリ
ット27に集束し、糸条がスリット27から外れること
のないように糸条を保持しながら、シールガイド26に
はめ合せ、固定具23およびボルト24でシールガイド
25を固定する。なお、シールガイド26は、シールガ
イド25および固定具23を取り去っても、Oリング2
2との摩擦で抜け落ちないようになっている。
シールガイド26のスリット27部の上方には、油剤ポ
ンプ35からの油剤供給のための穴34が連通されてお
り、油剤ンク37に貯められた油剤44が油剤供給ポン
プ35で送り出され、穴34を通って糸条Yに供給され
る。
ンプ35からの油剤供給のための穴34が連通されてお
り、油剤ンク37に貯められた油剤44が油剤供給ポン
プ35で送り出され、穴34を通って糸条Yに供給され
る。
油剤供給タンク37は、連通管36により紡糸筒18内
と連通されており、油剤タンク37内は紡糸筒18内と
同等に加圧されている。補助油剤タンク40は、バルブ
38,39を介して紡糸筒18および油剤タンク37と
連通されている。補助油剤タンク40には、バルブ41
を介して油剤受け42が設けられている。
と連通されており、油剤タンク37内は紡糸筒18内と
同等に加圧されている。補助油剤タンク40は、バルブ
38,39を介して紡糸筒18および油剤タンク37と
連通されている。補助油剤タンク40には、バルブ41
を介して油剤受け42が設けられている。
口金7から溶融紡糸された糸条Yは、外部雰囲気よりも
異なる圧力状態に保持された紡糸筒18で冷却固化され
ながら下方に進み、油剤の供給を受けてシールガイド部
25,26のスリット27より紡糸筒18の外に導き出
され、一定周速で回転する第1ゴデーロール28、更に
は第2ゴデーロール29を経て捲取機31のボビン32
上に巻き上げられる。
異なる圧力状態に保持された紡糸筒18で冷却固化され
ながら下方に進み、油剤の供給を受けてシールガイド部
25,26のスリット27より紡糸筒18の外に導き出
され、一定周速で回転する第1ゴデーロール28、更に
は第2ゴデーロール29を経て捲取機31のボビン32
上に巻き上げられる。
該捲取機31のボビン32の回転は、第2ゴデーロール
29と捲取機31の間に設けられた張力検出機30によ
り、糸条Yの巻取張力を検出し、該張力がほぼ一定にな
るようにコントローラ33により制御される。
29と捲取機31の間に設けられた張力検出機30によ
り、糸条Yの巻取張力を検出し、該張力がほぼ一定にな
るようにコントローラ33により制御される。
紡糸筒18内が加圧状態にあると、紡糸筒18内で糸条
Yに油剤を供給するためには、紡糸筒18内の圧力より
も高い圧力で油剤を送り込まなければならない。本発明
の第1図で示す実施例では、油剤タンク37内を連通管
36によって紡糸筒18内と連通し、油剤タンク37内
の圧力を紡糸筒18内と同等に加圧してあるため、油剤
供給ポンプ35は、低圧力仕様のもので油剤を紡糸筒1
8内に送り込むことが可能となり、また、紡糸筒18内
の圧力変化に対しても油剤タンク内の圧力が紡糸筒18
内の圧力と同等に変化するので油剤供給量は高い精度で
一定量を保持される。
Yに油剤を供給するためには、紡糸筒18内の圧力より
も高い圧力で油剤を送り込まなければならない。本発明
の第1図で示す実施例では、油剤タンク37内を連通管
36によって紡糸筒18内と連通し、油剤タンク37内
の圧力を紡糸筒18内と同等に加圧してあるため、油剤
供給ポンプ35は、低圧力仕様のもので油剤を紡糸筒1
8内に送り込むことが可能となり、また、紡糸筒18内
の圧力変化に対しても油剤タンク内の圧力が紡糸筒18
内の圧力と同等に変化するので油剤供給量は高い精度で
一定量を保持される。
第1図において、通常はバルブ38,39は閉じられて
いるが、油剤タンク37内が外部雰囲気と異なる圧力状
態にあるときに、油剤タンク37内に油剤を補給する必
要がある場合には、次の手順で油剤の補給を行なう。
いるが、油剤タンク37内が外部雰囲気と異なる圧力状
態にあるときに、油剤タンク37内に油剤を補給する必
要がある場合には、次の手順で油剤の補給を行なう。
まず、バルブ38,39を閉じたままバルブ41を開
き、油剤受け42に貯められた油剤を補助タンク40内
に移す。次に、バルブ41を閉じ、バルブ38を開けて
補助タンク40内を油剤タンク37内と同等の圧力状態
にする。次に、バルブ39を開けると補助タンク40内
の油剤45が油剤タンク37内に移る。油剤が油剤タン
ク37内に移り終ると、バルブ38,39を閉じる。
き、油剤受け42に貯められた油剤を補助タンク40内
に移す。次に、バルブ41を閉じ、バルブ38を開けて
補助タンク40内を油剤タンク37内と同等の圧力状態
にする。次に、バルブ39を開けると補助タンク40内
の油剤45が油剤タンク37内に移る。油剤が油剤タン
ク37内に移り終ると、バルブ38,39を閉じる。
以上の操作で油剤タンク37に油剤が補給できる。
第1図において、紡糸筒18の圧力と油剤タンク37の
圧力とが一致すれば、油剤タンク37の連通管36は、
紡糸筒18内、あるいはシールガイド26などのどの位
置に開口せしめてもよい。また、第1図においては、連
通管36により油剤タンク37と紡糸筒18を連通せし
めたが、該連通管36は、圧力源14の配管であっても
よく、また、圧力源14と別個に設けた上記圧力源14
と実質的に同一の圧力を供給する他の圧力源に連通せし
めてもよい。
圧力とが一致すれば、油剤タンク37の連通管36は、
紡糸筒18内、あるいはシールガイド26などのどの位
置に開口せしめてもよい。また、第1図においては、連
通管36により油剤タンク37と紡糸筒18を連通せし
めたが、該連通管36は、圧力源14の配管であっても
よく、また、圧力源14と別個に設けた上記圧力源14
と実質的に同一の圧力を供給する他の圧力源に連通せし
めてもよい。
第2図は、本発明による油剤供給部の他の実施態様を示
したものである。第1図では、油剤供給のための穴34
は、紡糸筒18とシールガイド26の双方に貫通してあ
ったが、第2図では、油剤供給のための穴34は紡糸筒
18のみに開けられ、スリット27と角度的に位相を合
せてある。
したものである。第1図では、油剤供給のための穴34
は、紡糸筒18とシールガイド26の双方に貫通してあ
ったが、第2図では、油剤供給のための穴34は紡糸筒
18のみに開けられ、スリット27と角度的に位相を合
せてある。
第3図は、本発明による油剤供給部のさらに他の実施例
を示したものである。これは紡糸筒18内に油剤供給の
ための専用ガイド3が設けられたものである。
を示したものである。これは紡糸筒18内に油剤供給の
ための専用ガイド3が設けられたものである。
第4図は、本発明に係る紡糸装置の他の実施態様を示し
たものであるが、この場合、油剤タンク37は、紡糸筒
18を外部雰囲気と異なる圧力状態に保持する圧力源1
4とは別の圧力源46に連通したものである。そして、
第4図に示す実施例では、油剤タンク37内の紡糸筒
は、紡糸筒18内の圧力と同等になるようにコントロー
ラ47によって制御される。なお、21′は制御用圧力
計である。
たものであるが、この場合、油剤タンク37は、紡糸筒
18を外部雰囲気と異なる圧力状態に保持する圧力源1
4とは別の圧力源46に連通したものである。そして、
第4図に示す実施例では、油剤タンク37内の紡糸筒
は、紡糸筒18内の圧力と同等になるようにコントロー
ラ47によって制御される。なお、21′は制御用圧力
計である。
すなわち、第4図の実施態様においても、紡糸筒18内
の圧力変化に応じて油剤タンク内の圧力を実質的に同等
に変化させるので、油剤供給量は一定量を保持される。
の圧力変化に応じて油剤タンク内の圧力を実質的に同等
に変化させるので、油剤供給量は一定量を保持される。
なお、第1図から第4図までに示した装置においては、
紡糸筒18内の加圧状態にした実施例を示したが、加圧
状態に限定されるものではなく、紡糸筒内内を真空の減
圧状態とするときにも本発明装置が適用される。この場
合、圧力源14あるいは46を真空ポンプなどの吸引源
とすれば、第1図乃至第4図の装置がそのまま適用でき
る。
紡糸筒18内の加圧状態にした実施例を示したが、加圧
状態に限定されるものではなく、紡糸筒内内を真空の減
圧状態とするときにも本発明装置が適用される。この場
合、圧力源14あるいは46を真空ポンプなどの吸引源
とすれば、第1図乃至第4図の装置がそのまま適用でき
る。
紡糸筒18内が真空状態にある場合にも、油剤タンク3
7内を紡糸筒18内と同等の圧力にすることによって、
吸引作用による紡糸筒18内への油剤の流れ込み過ぎを
防止でき、高い精度の油剤供給量を確保できる。
7内を紡糸筒18内と同等の圧力にすることによって、
吸引作用による紡糸筒18内への油剤の流れ込み過ぎを
防止でき、高い精度の油剤供給量を確保できる。
{発明の効果} 本発明は、以上述べた構成とすることにより、次の如き
優れた作用効果を奏する。すなわち、 イ)紡糸筒内に油剤の供給部を設けたため、口金から吐
出された糸条は、シールガイド部に接触する時点では、
すでに油剤の供給を受けており、その結果、糸条のガイ
ドとの摩擦による劣化、損傷を減少させ、高品質の糸条
が得られ、また単糸切れを減少させるので操業性もよく
なる。
優れた作用効果を奏する。すなわち、 イ)紡糸筒内に油剤の供給部を設けたため、口金から吐
出された糸条は、シールガイド部に接触する時点では、
すでに油剤の供給を受けており、その結果、糸条のガイ
ドとの摩擦による劣化、損傷を減少させ、高品質の糸条
が得られ、また単糸切れを減少させるので操業性もよく
なる。
ロ)紡糸筒内が外部雰囲気よりも加圧状態に保持されて
いる場合、油剤タンク内も紡糸筒内と同等に加圧されて
いるので、油剤供給ポンプは低圧力仕様のもので油剤を
紡糸筒内に送り込むことができる。
いる場合、油剤タンク内も紡糸筒内と同等に加圧されて
いるので、油剤供給ポンプは低圧力仕様のもので油剤を
紡糸筒内に送り込むことができる。
ハ)紡糸筒内が真空状態に保持されている場合、油剤タ
ンク内も同等な真空状態にされるので、吸引作用による
油剤の紡糸筒内への多量な流れ込み過ぎを防止できる。
ンク内も同等な真空状態にされるので、吸引作用による
油剤の紡糸筒内への多量な流れ込み過ぎを防止できる。
ニ)紡糸筒内が加圧状態にあるときにも、真空状態にあ
るときも、油剤タンク内の圧力は、紡糸筒内と同等とさ
れるため、紡糸筒内の圧力変化に対して油剤供給量は油
剤供給ポンプの流量調整をせずとも精度の高い一定量を
保持される。
るときも、油剤タンク内の圧力は、紡糸筒内と同等とさ
れるため、紡糸筒内の圧力変化に対して油剤供給量は油
剤供給ポンプの流量調整をせずとも精度の高い一定量を
保持される。
第1図は、本発明に係る紡糸装置の代表的な実施態様を
示す概略図である。 また、第2図は、紡糸筒内部に設けられた油剤供給部の
他の実施態様を示す概略図であり、第3図は、油剤供給
部の更に他の実施態様の詳細を示す概略図である。 さらに、第4図は、本発明に係る紡糸装置の他の実施態
様を示す概略図である。 図面中の符号の説明 1;紡糸機、2;ホッパー 3;溶融押出し機、4;メタリングポンプ 5;変速機付きのモータ 6;パック、7;口金 T;チップ、8;加熱筒 9;熱電対、10;温度コントローラ 11;断熱筒、12;環状チムニー 13;ポーラス状フイルター 14,46;圧力源 15,38,39,41;バルブ 16,16′;シール部材 17;可動筒体、18;固定筒体(紡糸筒) 19;シリンダー 27;シリンダー昇降用案内棒 21;圧力計、21′;制御用圧力計 22;Oリング 23;固定具、24;ボルト 25,26;シールガイド 27;スリット、28;第1ゴテーロール 29;第2ゴテーロール 37;張力検出機、31;捲取機 32;ボビン、33;コントローラ 34;油剤供給穴、35;油剤供給ポンプ 36;連通管、37;油剤タンク 40;補助油剤タンク、42;油剤受け 43;油剤供給ガイド、44,45;油剤 46;圧力源、47;コントローラ
示す概略図である。 また、第2図は、紡糸筒内部に設けられた油剤供給部の
他の実施態様を示す概略図であり、第3図は、油剤供給
部の更に他の実施態様の詳細を示す概略図である。 さらに、第4図は、本発明に係る紡糸装置の他の実施態
様を示す概略図である。 図面中の符号の説明 1;紡糸機、2;ホッパー 3;溶融押出し機、4;メタリングポンプ 5;変速機付きのモータ 6;パック、7;口金 T;チップ、8;加熱筒 9;熱電対、10;温度コントローラ 11;断熱筒、12;環状チムニー 13;ポーラス状フイルター 14,46;圧力源 15,38,39,41;バルブ 16,16′;シール部材 17;可動筒体、18;固定筒体(紡糸筒) 19;シリンダー 27;シリンダー昇降用案内棒 21;圧力計、21′;制御用圧力計 22;Oリング 23;固定具、24;ボルト 25,26;シールガイド 27;スリット、28;第1ゴテーロール 29;第2ゴテーロール 37;張力検出機、31;捲取機 32;ボビン、33;コントローラ 34;油剤供給穴、35;油剤供給ポンプ 36;連通管、37;油剤タンク 40;補助油剤タンク、42;油剤受け 43;油剤供給ガイド、44,45;油剤 46;圧力源、47;コントローラ
Claims (1)
- 【請求項1】紡糸口金直下に外部雰囲気と異なる圧力状
態に保持された紡糸筒を設置した紡糸装置において、該
紡糸筒内に油剤供給部を設けると共に、該油剤供給部に
油剤を供給する油剤タンクを前記紡糸筒内と実質的に同
等の圧力配管を連通せしめたことを特徴とする紡糸装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14833985A JPH0651924B2 (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 | 紡糸装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14833985A JPH0651924B2 (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 | 紡糸装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6215315A JPS6215315A (ja) | 1987-01-23 |
JPH0651924B2 true JPH0651924B2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=15450557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14833985A Expired - Fee Related JPH0651924B2 (ja) | 1985-07-08 | 1985-07-08 | 紡糸装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0651924B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000008242A1 (de) * | 1998-08-07 | 2000-02-17 | Barmag Ag | Fadenpräparierung |
JP4835993B2 (ja) * | 2006-10-10 | 2011-12-14 | 株式会社モリタ東京製作所 | 歯科用インスツルメントホルダ |
-
1985
- 1985-07-08 JP JP14833985A patent/JPH0651924B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6215315A (ja) | 1987-01-23 |
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