JPS6215293A - 粉状固体燃料の固形化方法 - Google Patents
粉状固体燃料の固形化方法Info
- Publication number
- JPS6215293A JPS6215293A JP15499785A JP15499785A JPS6215293A JP S6215293 A JPS6215293 A JP S6215293A JP 15499785 A JP15499785 A JP 15499785A JP 15499785 A JP15499785 A JP 15499785A JP S6215293 A JPS6215293 A JP S6215293A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solid fuel
- weight
- parts
- drying
- starch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、粉状石油コークス、粉状石炭コークス、粉状
石炭等の粉状固体燃料を、とうもろこし澱粉、馬鈴薯澱
粉等の澱粉を結合剤にして固形化するのに好適な方法に
関する。
石炭等の粉状固体燃料を、とうもろこし澱粉、馬鈴薯澱
粉等の澱粉を結合剤にして固形化するのに好適な方法に
関する。
(従来の技術)
従来、湯で調製糊化した澱粉を結合剤にして、粉状固体
燃料を圧縮造粒機にかけ粒状化した後、乾燥機で乾燥し
て固形化する方法はすでに行われている。しかし、この
従来の方法で固形化した固形燃料は、燃焼時の強度が小
さいため、例えば燃焼炉やストーブでの燃焼中に形が崩
れて通気性が悪くなったり、未燃焼のまま火格子から落
下し、燃焼効率が悪いなどの問題があった。
燃料を圧縮造粒機にかけ粒状化した後、乾燥機で乾燥し
て固形化する方法はすでに行われている。しかし、この
従来の方法で固形化した固形燃料は、燃焼時の強度が小
さいため、例えば燃焼炉やストーブでの燃焼中に形が崩
れて通気性が悪くなったり、未燃焼のまま火格子から落
下し、燃焼効率が悪いなどの問題があった。
(発明の目的)
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、固形燃料
の燃焼量強度を向上させることができる粉状固体燃料の
固形化方法を提供することを目的とする。
の燃焼量強度を向上させることができる粉状固体燃料の
固形化方法を提供することを目的とする。
(問題点を解消するための手段)
本発明の粉状固体燃料の固形化方法は、粉状固体燃料、
糊化澱粉およびベントナイトを混練機により混練した後
ロール式圧縮造粒機にかけて粒状化し、粒状化された混
練物を自然乾燥または強制乾燥により乾燥せしめること
を特徴とするものである。
糊化澱粉およびベントナイトを混練機により混練した後
ロール式圧縮造粒機にかけて粒状化し、粒状化された混
練物を自然乾燥または強制乾燥により乾燥せしめること
を特徴とするものである。
本願の発明者等は固形燃料の燃焼時の強度の向上につい
て種々研究した結果、糊化澱粉と共にベントナイトを結
合剤として使用するとその燃焼量強度が大巾に向上する
ことを見出し、本発明はこの現象に着目して行ったもの
である。
て種々研究した結果、糊化澱粉と共にベントナイトを結
合剤として使用するとその燃焼量強度が大巾に向上する
ことを見出し、本発明はこの現象に着目して行ったもの
である。
なお、澱粉濃度30%の糊化澱粉の添加量は、粉状固体
燃料100重量部に対して10〜17重量部が好ましく
、10重量部未満になると、固形化された固形燃料の圧
壊強度が小さくなってその形を維持できなくなり、また
17重量部を越えるとコスト高になる。又ベンl、ナイ
トの添加量は、粉状固体燃料100重量部に対して2〜
5重量部が好ましく、2重量部未満になると燃焼時の強
度が低下してベントナイトの効果が小さくなり、5重量
部を越えると固体燃料の燃焼が阻害される。
燃料100重量部に対して10〜17重量部が好ましく
、10重量部未満になると、固形化された固形燃料の圧
壊強度が小さくなってその形を維持できなくなり、また
17重量部を越えるとコスト高になる。又ベンl、ナイ
トの添加量は、粉状固体燃料100重量部に対して2〜
5重量部が好ましく、2重量部未満になると燃焼時の強
度が低下してベントナイトの効果が小さくなり、5重量
部を越えると固体燃料の燃焼が阻害される。
(実施例)
石油コークス粉100重量部、澱粉濃度30%の糊化澱
粉17重量部およびベントナイト3重量部を混練機によ
り混練した後ロール式圧縮造粒機にかけて大きさ45m
Mx 35mm×21yxytのブリケットに成形し、
その後養生湯で1〜2日間自然乾燥した。このようにし
て製造した固形燃料をストーブで燃焼させ、鎮火後、そ
の残骸重量を測定すると、火格子から自然落下した量は
約3.5重量部、火格子上に残った量は約9.5重量部
であった。すなわち、ベントナイト3重量部は元来不燃
物であるから\未燃焼量13重量部(火格子から落下の
3,5重量部子火格子上に残った9、5重量部)から3
重量部を差し引いた゛10重量部の石油コークス粉が燃
焼しなかった。
粉17重量部およびベントナイト3重量部を混練機によ
り混練した後ロール式圧縮造粒機にかけて大きさ45m
Mx 35mm×21yxytのブリケットに成形し、
その後養生湯で1〜2日間自然乾燥した。このようにし
て製造した固形燃料をストーブで燃焼させ、鎮火後、そ
の残骸重量を測定すると、火格子から自然落下した量は
約3.5重量部、火格子上に残った量は約9.5重量部
であった。すなわち、ベントナイト3重量部は元来不燃
物であるから\未燃焼量13重量部(火格子から落下の
3,5重量部子火格子上に残った9、5重量部)から3
重量部を差し引いた゛10重量部の石油コークス粉が燃
焼しなかった。
一方、これと比較するために、ベントナイトの添加を除
き上記実施例と同じ条件でテストしたところ、火格子か
ら自然落下した量は、約11重量部、火格子上に残った
量は約24重量部であり、したがって約35重量部の石
油コークス粉が燃焼しなかったことになる。
き上記実施例と同じ条件でテストしたところ、火格子か
ら自然落下した量は、約11重量部、火格子上に残った
量は約24重量部であり、したがって約35重量部の石
油コークス粉が燃焼しなかったことになる。
なお、上記の実施例では石油コークスについて行ってい
るが、石炭コークス、石炭粉等の他の粉状固体燃料につ
いて行っても同様の結果を得ることができる。
るが、石炭コークス、石炭粉等の他の粉状固体燃料につ
いて行っても同様の結果を得ることができる。
(発明の効果)
以上の説明からも明らかなように本発明によれば、固形
燃料の燃焼量強度を大巾に向上させることができるため
、燃焼中に早期に形が崩れて通気性が悪くなったり、未
燃焼のまま火格子から落下することが減少し、燃焼効率
が高くなるなどの優れた効果を奏する。
燃料の燃焼量強度を大巾に向上させることができるため
、燃焼中に早期に形が崩れて通気性が悪くなったり、未
燃焼のまま火格子から落下することが減少し、燃焼効率
が高くなるなどの優れた効果を奏する。
Claims (1)
- 粉状固体燃料、糊化澱粉およびベントナイトを混練機に
より混練した後ロール式圧縮造粒機にかけて粒状化し、
粒状化された混練物を自然乾燥または強制乾燥により乾
燥せしめることを特徴とする粉状固体燃料の固形化方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15499785A JPS6215293A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 粉状固体燃料の固形化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15499785A JPS6215293A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 粉状固体燃料の固形化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6215293A true JPS6215293A (ja) | 1987-01-23 |
Family
ID=15596444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15499785A Pending JPS6215293A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 粉状固体燃料の固形化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6215293A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2723367A1 (fr) * | 1994-08-03 | 1996-02-09 | Lafarge Fondu Int | Liant pour agglomeration a froid de fines de combustible, agglomere de tels produits et procede de fabrication de tels agglomeres |
JP2006265355A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Nisshin Steel Co Ltd | コークスブリケットの製造方法および該方法によって製造されるコークスブリケット |
-
1985
- 1985-07-12 JP JP15499785A patent/JPS6215293A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2723367A1 (fr) * | 1994-08-03 | 1996-02-09 | Lafarge Fondu Int | Liant pour agglomeration a froid de fines de combustible, agglomere de tels produits et procede de fabrication de tels agglomeres |
EP0699736A1 (fr) * | 1994-08-03 | 1996-03-06 | Lafarge Fondu International | Liant pour agglomération à froid de fines de combustible, aggloméré de tels produits et procédé de fabrication de tels agglomérés |
JP2006265355A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Nisshin Steel Co Ltd | コークスブリケットの製造方法および該方法によって製造されるコークスブリケット |
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